JP4775038B2 - 医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット - Google Patents

医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット Download PDF

Info

Publication number
JP4775038B2
JP4775038B2 JP2006056885A JP2006056885A JP4775038B2 JP 4775038 B2 JP4775038 B2 JP 4775038B2 JP 2006056885 A JP2006056885 A JP 2006056885A JP 2006056885 A JP2006056885 A JP 2006056885A JP 4775038 B2 JP4775038 B2 JP 4775038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
medical
holding member
tube
coupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006056885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007229311A (ja
Inventor
克教 河合
晃伸 山口
正人 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nipro Corp filed Critical Nipro Corp
Priority to JP2006056885A priority Critical patent/JP4775038B2/ja
Publication of JP2007229311A publication Critical patent/JP2007229311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4775038B2 publication Critical patent/JP4775038B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、輸液や透析などのチューブを含む医療セットの接続部位の接続状態を保持する接続保持部材、その接続保持部材を対象物に固定する接続固定補助部品、並びにチューブ間の接続部位と前記固定補助部品とを含む接続部材セットに関する。具体的には、本発明は、輸液や透析の際に、接続部位のロックカプラーの皮膚への圧迫による患者への痛みや負担を軽減すると共に、ロックカプラーへの直接のテープの張り付け等の作業の医療従事者への負担を軽減し、さらに、患者の体動などによりカプラーのカプラーゆるみを無くし治療の安全性を向上させる固定補助部品とそれを含む医療用具に関する。
医療器具のジョイント部位の接続で多く用いられている技術として、雌ネジと雄ネジが螺合するネジ型コネクターが多く使用されている。これらネジ型コネクターは、従来、スリップ嵌合のみの接続であったジョイント部位について、安全性向上のために設けられたロック機構である。この様なロック機構としては、例えば、図3に示すよう構成の接続構造を用いることができる。この接続構造においては、雄テーパ部7と雌テーパー部8とが嵌合し、さらに内側に雌ネジを有するカプラーと雌テーパー部の外周に形成された雄ネジとが螺合して、ロック機構が構成されている。
しかし、上記のような接続構造において、カプラーを直接患者に接触させた時に患者の体動等によってネジ螺合が逆回転、または不意にネジ螺合が逆回転し、カプラーが緩むことで、本来のロック機構の役割を果たせていないことが問題とされている。この問題の解決については、ネジ構造を含むロック機構を覆い、ネジと患者との接触を回避する接続補助部材が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004-329860号公報
上記特許文献1に記載の接続補助部材は、接続部材の抜けや位置ずれを防止し、さらに作業の実施はしやすい構成となっている。しかしながら、前記接続補助部材は、雄ネジをテープで固定出来る収納部によって覆い被せることで、雄ネジと患者や医療従事者との直接の接触を防ぐのみであり、雄ネジについて確実に固定されていない。よって、患者の体動によって収納部に納まっている雄ネジの位置ずれを確実に防止することは出来ない。そのため、ネジの位置ずれが生じること起因して、患者の体動によりネジの逆回転が生じ、螺合にゆるみが生じることも懸念される。さらに、雄ネジが完全に収納されている為に、接続部位について治療中に観察することは困難であり、接続が不十分で液漏れが生じた場合の発見が遅れる可能性がある。
また、ジョイント部位の接続をネジ型コネクターにすることで、雌ネジ機構を有するカプラーを設ける必要がある。そのため、ジョイント部位は、従来のスリップ部品のみと比較して、少なくともカプラーの大きさ分だけ大きくなる。したがって、透析等で長時間治療を行う場合、カプラーを有するこのジョイント部位を患者に固定するにあたり、カプラーが患者に直接接触した場合には、圧迫による痛みを生じることも考えられる。そのため、上述のネジの位置ずれや「ゆるみ」の防止に加えてカプラーの直接的な接触も防止できることが望ましい。
すなわち、本発明では、患者の体動によって不意にネジが逆回転する事による螺合のゆるみを確実に防ぐことができ、固定補助部材を覆って治療中の接続部の観察が困難となる事を防ぐことを目的とする。
そこで本発明者らは、上記課題を解決するため種々鋭意検討を行った結果、メスネジを有するカプラーと雌テーパー部の外側に設けられた雄ネジ部とが螺合された接続部位を、外側から接続状態を保持する接続保持部材であって、該カプラーが圧入される圧入部とチューブ接続部を嵌め込むことが可能な嵌め込み部とを備え、該接続保持部材が前方と後方とにそれぞれ開口部を有し、かつ前方の開口部から後方の開口部にかけてスリットが、開口部が連通するように設けられたことを特徴とする接続保持部材を用いることにより、螺合のゆるみを確実に防ぐことができ、しかも、接続が不十分で液漏れが生じた場合の発見が容易であって漏れの生じた部位を容易に特定できることを見出し、本発明に至った。すなわち、医療用のセットとしては、一方のチューブと他方のチューブとを接続する接続部と、前記接続部の接続状態を保持する接続保持部材と、前記接続保持部材を対象物に取り付けるために固定部材とを備えた接続部材セットであって、上記の接続保持部材を用いた接続部材セットとすることで、上記課題を解決することができる。
また、本発明者らは、前記接続保持部材と固定部材とを備えた固定補助部品であって、前記接続部材が外周に接続溝を有し、該固定部材が該接続溝と嵌合するリング部を有することを特徴とする固定補助部品をもちいることにより、患者等の固定の対象物に容易に固定することができるために、カプラーの直接的な接触も防止できることをも見出した。
本発明の接続保持部材は、螺合のゆるみを確実に防ぐことができ、しかも、接続が不十分で液漏れが生じた場合の発見が容易であって漏れの生じた部位を容易に特定できるので、接続部位を有する医療用セットに好適用いることができる。
さらに、本発明の固定補助部品は、ロックカプラーの取り外しが容易な固定補助部品であり、カプラーが直接患者の皮膚に接触する事を防ぐことができるので、医療現場における作業が簡単で、しかも、患者に対しても痛みを与えることがない。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施態様例について詳述するが、本発明はこれらの図面に記載された、実施態様例に限定されるものではない。
図1は、本発明である接続保持部材についての実施態様例についてであり、図1(a)は前記接続保持部材の斜視図である。図1(b)は前方開口部方向から見た場合の正面図である。また、図1(c)は、図1(b)についてのA−A断面図である。本発明の接続保持部材は、図2に示すような接続部位の接続状態の保持に好適に用いることができる。
前記接続部位は、例えば、図3に示す様な接続構造を有している。この接続構造は、一方のチューブ71の先端に設けられたチューブ接続部72を介して雄テーパ部73を備えた雄側接続部74と、他方のチューブ81の先端に雌側チューブ接続部82を介して雌テーパー部83を備えた雌側接続部位84とが、嵌合された接続部位7を用いることができる。雄側接続部74において、チューブ接続部72は、直接チューブと接続され、チューブとの接続が形成されている。雄側接続部74においては、雄テーパー部の基端に遊嵌状態で係合するカプラー75が設けられ、カプラー内側には雌ネジ76が設けられている。前記遊嵌状態はカプラー基端の環状凸部を雄側接続部の周方向に形成された凹部に嵌合させるなど、公知の方法で構成することができる。また雌側接続部84において、雌テーパー部83の内側には雌テーパーが設けられ、雌テーパー部83の外側には雄ネジが設けられている。雄テーパー部73と雌テーパー部83とは、液密に嵌合可能なようにテーパーが形成されている。雄テーパー部73と雌テーパー部83とが勘合され、さらにカプラー75の雌ネジと雌テーパ部83の雄ネジとが螺合することにより、雄テーパー部と雌テーパー部との嵌合がロックされることとなる。なお、雄側接続部74の雄テーパー部の開口部とチューブ71の内腔とが連通しており、雌側接続部84の雌テーパー部の開口部とチューブ81の内空とが連通しているので、前記接続構造となることで、チューブ71の内腔とチューブ81の内腔とは、当然、連通することとなる。なお、テーパーとしては、ルアーテーパーを用いることができる。なお、図3において、雌側接続部84には取っ手86が設けられ、雄テーパー部と雌テーパー部とのテーパー接続の解除が容易となっている。
図1の実施態様例においては、本発明の接続保持部材1は、略円筒状の形状をしている。接続保持部材1は、図3に示すカプラーが圧入される圧入部2を備え、チューブ接続部が嵌め込まれる嵌め込み部3を備えている。接続保持部材1は、前方の開口部4と後方の開口部5とを備えている。また、接続保持部材1には、スリット6が軸方向に延びて設けられ、スリット6が前方の開口部4と後方の開口部5とのそれぞれにつながっている。
接続保持部材1は、図2に示した接続部位7を、前方開口部4から接続保持部材1内部に入れて、チューブ接続部72を嵌め込み部3に嵌め込み、さらにカプラー75を圧入部2に圧入することにより、図3に示すように、カプラーの螺合が緩むことなく保持することができる。また、スリット6により接続部位7を、看護士や医師が直接目視により観察できるので、液漏れ等の状態や、漏れの発生部位を容易に特定することができる。また、接続保持部材1は、その内側から外側に向かう力によって外周が大きくなることが、スリット6があることにより容易に行うことができる。そのため、接続保持部材1の内径と接続部位7の外径とのサイズがほぼ同じ大きさであっても、接続保持部材が変形容易なために容易にガタつき無しに収納することができる。
また、図1において接続保持部材1は、嵌め込み部3に、複数の凸部を備えている。接続保持部材1が接続部位7を保持した際に、チューブ接続部72に設けられた突条部77を、凸部31と凸部32との間に納めることができる。チューブ接続部72が凸部間に納められることにより、接続部位7のチューブ接続部は、接続保持部材に安定して保持されることができる。これにより、接続部位は、チューブ接続部の周回り方向の回転がほとんど無いので、ガタつきも無く、接続保持部材に安定して保持されることができる。
図1の実施態様例においては、嵌め込み部3に複数設けられた凸部は、頂部31が曲面となっている。このように頂部が曲面を有することにより、チューブ接続部の突条部が頂部と接触しても、曲面により凸部−凸部間へ誘導されることとなるので、接続保持部材1と接続部位7とを組み合わせる際に、凸部間の位置と突条部の位置とを確認することなしに、チューブ接続部を嵌め込み部に嵌め込むことができる。
また、接続保持部材1における圧入部2は複数のリブ21を備え、カプラー75が圧入部2に圧入された際に、リブ21がカプラーと接して保持することができる。リブ21が液制されていることにより、圧入部へのカプラーの圧入が容易となり、ガタつき無く接続保持部材1が接続部位を保持することができ、リブによりカプラーの回転がより抑制されるので螺合の緩みも生じにくい。カプラーに螺合を容易とするための軸方向の溝又は突条が複数形成されている場合には、リブと溝又は突条とが接するので、カプラーの回転がさらに抑制される。さらに、圧入部内側のリブは、複数にリブの頂部により形成される接続保持部材内側空間の内径が前記カプラー外径よりも小さい事が好ましい。複数にリブの頂部をつないで、仮想の筒状空間を想定し、その筒状空間の径がカプラー外径よりも小さくすることで、カプラーは強固に保持され、しかもスリットを有することで接続保持部材が変形し易いために、接続保持部材の内側に接続部位を納めることも容易である。
また、本発明は、上述の接続保持部材と固定部材とを備えた固定補助部品であって、前記接続部材が外周に接続溝を有し、該固定部材が該接続溝と嵌合するリング部を有する固定補助部品でもある。図4は、本発明の固定補助部品の一実施態様例を示した図である。図4(a)は、図4(b)に示す固定補助部品200を構成する接続保持部材1と固定部材100との組立斜視図である。固定部材100は、翼部101上にリング部102を備えている。リング部102の孔についての開口方向の軸Xに沿って、接続保持部材1を嵌め込み、接続保持部材1の接続溝9とリング部102とを嵌合させている。リング部102と接続溝9とは、嵌合構造を形成することが可能な様に、溝の深さ、溝の幅、リング枠の幅やリング厚さが構成されており、互いに嵌め合わせることが可能であれば、特にサイズ等が限定されるものではない。また、固定部材100には、受け部103が形成されており、リング部102と接続溝9との嵌合のみならず、受け部103によっても接続保持部1が安定の保持されている。受け部103は、必ずしも設ける必要はないが、固定補助部品200を患者等の対象物に固定した際に、対象物に接続保持部材が安定して、固定されるために、設けることが好ましい。また、リング部と接続溝とが嵌合することにより、固定部材100に接続保持部材1が固定される共に、接続保持部材1のスリットに起因する変形も抑制される。そのため、接続部位を接続保持部に嵌め合わせた後に、リング部102と接続溝9とを嵌め合わせることで、接続部位の保持がより強固となる。さらに、接続保持部材の内側に凸となるように接続溝9を設けることで、接続溝の下部に位置する凸部がチューブ接続部の端部78と接触することとなり、チューブ接続部の外側から嵌め込み部で保持するのに加えて、接続溝による凸構造によってチューブ延設方向経に移動が抑制されるので、接続部位はより安定に保持されることとなる。なお、前記の接続溝の下部に位置する凸部は、チューブとの接続のために径の狭い空間とするために内側へ凸状となった凸部91であっても良い。
図4(b)は、接続保持部材1と固定部材100とが組み合わされた状態を示す固定補助部品の斜視図である。接続保持部材に、翼部を有する固定部材を組み合わせることで、単に接続保持部材を患者の皮膚などにテープ等により固定した場合には、接続保持部材の開口部の角や段差などが無いために、透析等で長時間治療を行う場合であっても、翼部の平面が患者に直接接触するので、圧迫による痛みを生じることがない。また、固定補助部品200は、接続溝が、前記接続保持部材の外周であって、該嵌め込み部に対して前記圧入部の反対側に設けられており、後方の開口部近傍の周方向に設けられているので、固定部材と組み合わせても、リングに着色等されてあった場合でも、スリットから固定部部位の状況を観察する妨げとはならず、接続が不十分で液漏れが生じた場合であっても容易に液漏れを発見することができる。
図5は、本発明の接続部材セットに関し、図1に示す接続保持部材を用いた実施態様例についての斜視図である。接続部材セット300は、上記接続部位である接続構造部7と、その接続状態を保持する接続保持部材1とが組合わされ、前記接続保持部材が固定部材と組み合わされた接続部材セットである。前記の接続部位、接続保持部材、及び固定部材については、上述の通りである。このような、セットとして用いることにより、本発明の接続部材セットは、接続部位について、患者等の固定の対象物に容易に固定することができるために、患者の体動によって不意にネジが逆回転する事による螺合のゆるみを確実に防ぐことができ、固定補助部材を覆って治療中の接続部の観察が容易である。
前記接続部材セットの使用方法としては、特に、限定されるものではないが、図5の実施態様においては、例えば次のような方法を行うことができる。前記接続部位が接続状態となる前に、チューブ71の外周上に接続保持部材の内側空間及び固定部材のリング部の孔にチューブ71を通しておいて、チューブ71の外周上に接続保持部材及び固定部材を配置しておく。ついで、接続部位を接続状態とした後に、嵌め込み部へのチューブ接続部の嵌め込み、及び/又はカプラーの圧入部への圧入を行って、接続保持部材による接続部位の保持状態を形成する。ついで、固定部のリング部の孔へ接続溝が嵌め込まれるように接続保持部材を挿入して、接続保持部材と固定部材とを組み合わせた状態とする。このようにして、この実施態様例においては、接続部位の保持状態を形成することができるが、上述の様に、スリットが接続保持部材に形成されているために、容易に接続部位を接続保持部材に組み合わせた状態とすることが可能であり、しかも、リング部により、接続保持部材がスリットに起因して、外側に開く状態となることが規制されるので、接続保持部材より強固に保持した状態とすることができる。そのため、接続部位の圧入部によりカプラーの位置が強固に固定され、さらに嵌め込み部によりチューブ接続部の位置も強固に固定されるので、接続部位の螺合状態は強固に固定されることとなる。上記の接続部位の接続構造を医療用器具として用いた場合において、上記の接続部材セットを用いた場合には、容易に組み合わせることができるにもかかわらず、接続状態を強固に保持することが可能であり、しかも接続部位における液漏れ等も容易に発見することができるので、安全性も高い。
本発明の接続保持部材、固定補助部品、及び接続部材セットは、患者の体動によって不意にネジが逆回転する事による螺合のゆるみを確実に防ぐことができ、しかも、固定補助部材を覆って治療中の接続部の観察が困難となる事を防ぐことができるので、輸液や透析などの接続部位が形成される医療用器具セットに良好に用いることができる。
(a) 本発明の接続保持部材における一実施態様例の斜視図。(b) 図1(a)の実施態様例における接続保持部材の正面図。(c) 図1(b)におけるA−A断面図。 図1の実施態様例における接続保持部材を用いた際の保持状態を示す斜視図。 (a) 図2の実施態様例における接続部位についての実施態様例についての斜視図。(b) 図3(a)の実施態様例における雄側接続部についての斜視図。(c) 図3(a)の実施態様例における雌側接続部についての斜視図。 (a) 図1の実施態様例の接続保持部材と、固定部材の一実施態様例とを組み合わせた場合における、本発明の固定補助部品の一実施態様例についての組み立て図。(b) 図4(a)の固定補助部品についての組立て状態の斜視図。 本発明の接続部材セットについての一実施態様例の斜視図。
符号の説明
1 接続保持部材
2 圧入部
21 リブ
3 嵌め込み部
31、32 凸部
4 前方の開口部
5 後方の開口部
6 スリット
7 接続部位
71 チューブ
72 チューブ接続部
73 雄テーパ部
74 雄側接続部
75 カプラー
76 雌ネジ
77 突条部
81 チューブ
82 雌側チューブ接続部
83 雌テーパー部
84 雌側接続部位
85 雄ネジ
9 接続溝
100 固定部材
101 翼部
102 リング部
103 受け部
200 固定補助部品
300 接続部材セット

Claims (8)

  1. カプラーを備える雄側接続部と該カプラーが螺合する雄ネジ部を備えた雌側接続部とが接続され、カプラーの螺合がなされた接続部位を、外側から接続状態を保持する医療用接続保持部材であって、
    複数のリブを備え、該カプラーが圧入された際に、該リブにより該カプラーが保持される圧入部と、該雄側接続部においてチューブとの接続を形成するチューブ接続部を嵌め込むことが可能な嵌め込み部とを備え、
    医療用接続保持部材が前方と後方とにそれぞれ開口部を有し、かつ
    前方の開口部から後方の開口部にかけてスリットが、開口部が連通するように設けられた
    ことを特徴とする医療用接続保持部材。
  2. 前記嵌め込み部が複数の凸部を備え、
    前記接続部位が前記医療用接続保持部材に保持された際に、前記チューブ接続部に設けられた突条部が前記凸部間に収められるように、前記凸部が前記嵌め込み部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用接続保持部材。
  3. 前記凸部の頂部が曲面であって、該曲面が、
    前記接続部位を前記医療用接続保持部材へ挿入する際に、前記頂部と前記突条部とが接触して、前記突条部を前記凸部間に誘導するように形成された曲面である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の医療用接続保持部材。
  4. 複数にリブの頂部により形成される医療用接続保持部材内側空間の内径が前記カプラー外径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の医療用接続保持部材。
  5. 前記接続部位が、
    一方のチューブの先端にチューブ接続部を介して設けられた雄テーパー部と、他方のチューブの先端に設けられた雌テーパー部とが嵌合して接続された接続部位であって、
    該雄テーパー部の外側に遊嵌状態で設けられたメスネジを有するカプラーと雌テーパー部の外側に設けられた雄ネジ部とが螺合された接続部位である請求項1〜のいずれかに記載の医療用接続保持部材。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の医療用接続保持部材と固定部材とを備えた医療用固定補助部品であって、
    前記医療用接続保持部材が外周に接続溝を有し、
    該固定部材が該接続溝と嵌合するリング部を有する
    ことを特徴とする医療用固定補助部品。
  7. 前記医療用接続保持部材が圧入部と嵌め込み部と接続溝とを備え、
    該接続溝が、前記医療用接続保持部材の外周であって、該嵌め込み部に対して、前記圧入部の反対側に設けられたことを特徴とする請求項に記載の医療用固定補助部品。
  8. 一方のチューブと他方のチューブとを接続する接続構造部と、前記接続部の接続状態を保持する医療用接続保持部材と、前記医療用接続保持部材を対象物に取り付けるために固定部材とを備えた医療用接続部材セットであって、前記医療用接続保持部材が請求項1〜のいずれかに記載の医療用接続部材セット。
JP2006056885A 2006-03-02 2006-03-02 医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット Expired - Fee Related JP4775038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006056885A JP4775038B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006056885A JP4775038B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007229311A JP2007229311A (ja) 2007-09-13
JP4775038B2 true JP4775038B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38550494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006056885A Expired - Fee Related JP4775038B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4775038B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010010870A1 (ja) * 2008-07-25 2012-01-05 株式会社根本杏林堂 医用コネクタ器具
EP2826519A1 (en) * 2013-07-15 2015-01-21 Becton Dickinson France Adaptor for a drug delivery device and method for mounting said adaptor thereon

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5810792A (en) * 1996-04-03 1998-09-22 Icu Medical, Inc. Locking blunt cannula
US6428515B1 (en) * 2000-06-01 2002-08-06 Venetec International, Inc. Anchoring system for leur lock connector
FR2845607B1 (fr) * 2002-10-10 2005-06-24 Vygon Connecteur de fluide a usage medical et ses applications
JP2004267323A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Nipro Corp 留置針組立体
JP2004329860A (ja) * 2003-08-19 2004-11-25 Kawasumi Lab Inc 接続補助部材及び接続補助部材付き医療用具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007229311A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10456067B2 (en) Blood collection assembly
US5478331A (en) Multi-function proximal end adapter for catheter
CA2328798C (en) Needle safety device
US20150314077A1 (en) Injection Needle Assembly
CA2137526A1 (en) Connectors
JP5372945B2 (ja) アクチュエータシステム
US7806836B2 (en) Guide wire and implantable electrode line
JP4775038B2 (ja) 医療用接続保持部材、医療用固定補助部品、及び医療用接続部材セット
US20210093168A1 (en) An adapter for a multi-stage console connector
US20140203555A1 (en) Proximal fitting for a catheter
KR20200022427A (ko) 시린지의 개봉 확인 구조
US11617892B2 (en) Toolless lead connector assembly
JP3114468U (ja) 医療用針
JP3134238U (ja) メスコネクター
JP5419515B2 (ja) カテーテル固定具およびそれを備えた薬液注入ポートセット
JP5188253B2 (ja) 留置カテーテルの抜去補助具
US10413323B2 (en) Minimally invasive surgical cannula
JP6516894B1 (ja) 医療器具用イントロデューサ
CN217401686U (zh) 用于摄像头手柄的密封结构及内窥镜设备
JP3125016U (ja) 医療用具の接続構造
JP2014117479A (ja) 雌コネクタ及び雄コネクタ
CN220002718U (zh) 猪尾巴引流管
JP2010233586A (ja) 補助具およびそれを備えた薬液注入ポートセット
JP2024002748A (ja) 薬液容器接続具
CN115702018A (zh) 插通构件的固定结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4775038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees