JP4773852B2 - 画像処理装置、情報処理端末及びネットワークシステム - Google Patents

画像処理装置、情報処理端末及びネットワークシステム Download PDF

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Description

本発明は、電子メールの送受信を行う画像処理装置、情報処理端末及びネットワークシステムに関する。
電話を用いて通話している時に、通話先の相手と即座に紙文書のやりとりを行う必要が生じることがある。電話を介しての通話では、音声の通話しかできないため、会話を補助するための手段として紙文書のやりとりが必要となるためである。この例としては、営業担当者が電話機を使って顧客と商談中に、手元にあるパンフレットをすぐに顧客へ渡し、同時にパンフレットを見ながら商談を続けたいといった要望がある。パンフレットの内容を電話を通じて読み上げるよりも、現物のコピーを渡した方が伝えたい情報を正確に理解してもらうことができるからである。
また電話会議を行っている最中に、通話先の会議室にいる参加者と会議資料を即座に交換し合い、その資料を同時に見ながら議論を続けたいといった要望がある。遠隔地の人と電話会議を行う場合は、事前に会議資料を配布しておくことが一般的であるが、質疑応答などで予定外の資料を公表することは多々あり、その場合、電話会議では音声で説明するしかないためである。さらに、主婦等が電話で雑談をしている時に、手元にある雑誌の記事や広告などを交換し合い、同時に見ながら会話を続けたいといった要望がある。旅行の宿泊先や、食事のためのレストランなどを参加者全員で決めないといけない場合は、雑誌の記事や広告に記載された情報をコピーして共有できた方が良いからである。
これらの要望を既存の公衆回線のみを使って解決するためには、以下の構成とする必要がある。公衆回線を2本用意し、1本は通話のために、もう1本はFAXの送受信を行うために使用する。そして、通話中に紙文書のやりとりが必要になったとき、FAXを使って紙文書を送受信する。この場合には、公衆回線が2本必要になるため、設備投資や通信コストが高騰する問題がある。また、FAXで紙文書を送受信する場合には、解像度や階調数といった画質の面で見劣りすることが多い。
一方、上記要望を既存の公衆回線とIPネットワークを使って解決するためには、以下の構成とする必要がある。音声の通話は公衆回線を使って行い、紙文書のやりとりはIPネットワークを使って行う。通話中に紙文書のやりとりが必要になったとき、まず、渡したい文書をスキャナーで読み取り、電子ファイルを作成する。次に、パソコンから電子メールを使って相手に電子ファイルを渡す。受け取った相手は、電子ファイルをディスプレイか紙面に再生して閲覧する。この場合には、通話中にスキャナーやパソコンを使った煩雑な操作が発生するため、会話が中断してしまい利便性が悪い問題がある。
以上のように、いずれの解決構成においては一長一短があり、簡単な操作で、通話先の相手と紙文書を交換するための技術としては、改善の余地が残っている。
最近では複写機の機能が高度化している。例えば、特許文献1には、スキャナーで読み取った画像が添付された画像付き電子メールをIPネットワークを介して送信する機能(スキャン&メール送信機能)を有した複写機が提案されている。特許文献2には、受信した画像付き電子メールから添付画像を抽出して紙面やディスプレイ上に再生する機能(メール受信&プリント機能)を備えたネットワーク複合機が提案されている。
そして、これらの2つの機能を併用することにより、ネットワーク複合機同士で紙文書の送受信が可能になるため、ファクシミリの代替技術としての用途に用いることできる(特許文献3)。特に、複写機は、オフィスや学校、図書館さらにはコンビニエンスストアなどの多くの場所に設置されており、有料で不特定多数の人に開放されていることが多いので、これらの複写機がネットワーク複合機に置き換わることにより、自分や相手がどこに居ても、最寄のネットワーク複合機を使って紙文書の送受信をすることが可能になると考えられる。
図12は、電話通話をしている時に、通話先の相手と即座に紙文書のやりとりが要求された場合に、ネットワーク複合機を使ってこれを解決するネットワークシステムを示す。図12においては、複数のネットワーク複合機A,B,C,DがIPネットワークに接続され、画像付き電子メールの送受信が可能なネットワークシステムとなっている。各ネットワーク複合機には専用の電子メールアドレスが与えられ、電子メールサーバーには各メールアドレスに対応するメールボックスが設けられている。
例えば、オフィスAに勤務中の人物甲と外出中の人物乙が通話しており、この通話中に紙文書のやりとりが必要になった場面、まず甲と乙は、最寄のネットワーク複合機に赴き、それぞれのネットワーク複合機に与えられた電子メールアドレスを通話の中で教え合う。図12の場合において、甲はオフィスAに設置されているネットワーク複合機Aを選び、乙は最寄のコンビニエンスストアDに設置されているネットワーク複合機Dを選んだと仮定する。その場合、甲は乙に「Office−A@copy.ne.jp」という電子メールアドレスを教え、乙は甲に「Store−D@copy.ne.jp」という電子メールアドレスを教える。そして、紙文書を送信する時は、通話相手が利用するネットワーク複合機に与えられた電子メールアドレスを宛先とする画像付き電子メールを送信し、紙文書を受信する時は、自分の利用するネットワーク複合機宛てに送られてきた画像付き電子メールの添付画像を紙面に印刷する。
特許第3384139号公報 特開2001−306446号公報 特開2001−216104号公報
ネットワーク複合機を用い、図12の操作を行うことにより、通話中に紙文書のやりとりをすることが可能となる。しかしながら、この場合には、操作性が悪いと共に、セキュリティー面での問題を有している。
まず、送信側のネットワーク複合機について操作性の課題を説明すると、近年、携帯電話が普及したことにより自分や相手がどこに居ても通話を行うことが可能となっている。そのため、通話相手と紙文書のやりとりが必要な場面において、自分や通話相手は様々な場所に居ることが予想される。図12の事例においても、甲と乙が通話を開始する時間が少しでも前後していれば、甲はオフィスA以外の場所に居たかもしれないし、乙もコンビニエンスストアDから遠く離れた場所に居たかもしれない。その場合は、ネットワーク複合機AやD以外の装置を利用して紙文書の送受信を行っていた可能性がある。すなわち、自分や通話相手が利用するネットワーク複合機は通話の都度に変わるものである。従って、画像付き電子メールを送信する宛先(相手の利用するネットワーク複合機に与えられた電子メールアドレス)も、通話の都度に変わるものと考えなくてはならない。
一般に電子メールアドレスは、「Office−A@copy.ne.jp」のように英数字や特殊記号が混ざった文字数列で形成されていることが多く、操作に慣れていないと正確かつ迅速にタイプインすることは難しい。もちろんネットワーク複合機に付属するアドレス帳機能を使って電子メールアドレスを登録しておけば、次回から入力操作を簡略化できることは周知の事実であるが、自分達の利用するネットワーク複合機が常に同じでない状況では役に立たない。結局のところ、初めて聞くに等しい電子メールアドレスの綴りを、初めて触れるに等しいネットワーク複合機に向かって、1文字ずつタイプインする必要がある。利用者達が行っている主たる動作は通話であって、ネットワーク複合機の操作は付随的であるため、通話の妨げにならない程度の簡単な操作で、宛先を指定するための手段が必要となる。
次に、受信側のネットワーク複合機について操作性の課題を説明すると、自分が利用しているネットワーク複合機には、必ずしも通話相手のみから画像付き電子メールが送られてくるとは限らない。手持ちの画像ファイルを印刷したいと考えている他の種々の利用者からも画像付き電子メールが送られてくるはずである。その結果、メールボックスの中は通話相手から送られてきたメールと、そうでないメールとが混在した状態になる。そのため、通話相手から送られてきた紙文書を印刷する時は、メールボックスから該当するメールを正しく選び出さなくてはならない。
このような場合の方法の1つとして「親展プリント」と呼ばれる方法がある。この方法は、送信側のネットワーク複合機から画像付き電子メールを送信する際に、送信者が決めたメール識別番号とパスワードを併せて送信し、受信側のネットワーク複合機から添付画像の印刷を開始する際には、開始条件として同一のメール識別番号とパスワードの入力を受信者に求める方法である。ところが、この方法においては、送信者、受信者の双方に対して、メール識別番号やパスワードといった文字数列の入力が必要になるため、余計な手間が増える問題がある。特に、初めて触れるネットワーク複合機を使用する場合、僅かな操作の追加も利用者には大きな負担となる。このように受信する場合にも、通話の妨げにならない程度の簡単な操作で、通話相手から送られてきたメールだけを正確に抜き出し、添付画像の印刷を指示するための手段が必要となる。
送信側のネットワーク複合機についてのセキュリティー面での課題を説明すると、利用者がタイプミスなどによって画像付き電子メールの宛先を間違えて入力した場合、その宛先が実在すると、見知らぬ相手に画像付き電子メールが届いてしまう。そして送信動作自体は正常に終了するため、利用者もミスに気づきにくい。もし送信した内容が秘密情報であったとすれば、送信側と受信側の双方に多大な被害が発生することも予想されるため、ネットワーク複合機から画像付き電子メールが送信される前に、指定された宛先が利用者の意図したものであるか否かを確認する手段が必要となる。
受信側のネットワーク複合機についてのセキュリティー面の課題を説明すると、メールサーバーの多くは、スパムメールやDOS攻撃などから身を守るために、予め登録されたメールアドレスを差出人とする電子メールのみを受信対象としていることがある。その場合、通話相手が利用しているネットワーク複合機のメールアドレスが登録されていないと、通話相手から送られた画像付き電子メールの受信が拒否される。自分達の利用するネットワーク複合機が常に同じでない状況において、偶然にも、通話相手の利用しているネットワーク複合機のメールアドレスが登録済みであることは期待できない。もちろん通話中に、相手が利用するネットワーク複合機の電子メールアドレスを教えてもらって、受信対象として新規登録すれば解決するが、登録作業という余計な手間が発生するし、通話が終了した時点で登録を抹消しておかないと、第3者が同一のネットワーク複合機を使用している場合でも、画像付き電子メールの受信を許容してセキュリティーホールができる結果となる。従って、利用者同士が通話を行っている期間に限り、通話相手から送られてきた画像付き電子メールを受信対象とするための手段が必要である。
以上のように、ネットワークシステムを用いた電子メールには、送信側及び受信側の双方で、操作性やセキュリティーに問題を有している。本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、電子メールをネットワークを用いて送受信する問題を解決することが可能な画像処理装置、情報処理端末及びネットワークシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のネットワークシステムは、電子メールの送信側となる第1情報処理装置と、電子メールを中継するメールサーバーと、メールサーバーからメールを受信する第2情報処理装置と、を備えたネットワークシステムにおいて、第1情報処理装置及び第2情報処理装置と通信を行う管理サーバーをさらに備え、管理サーバーは、第1情報処理装置及び第2情報処理装置のそれぞれから各装置のメールアドレスを受信すると、各メールアドレスを識別可能な識別情報として、各メールアドレスよりも簡易な文字列で構成された第1エイリアスと第2エイリアスを生成し、第1エイリアスを第1情報処理装置のメールアドレスと対応付けて記録し、第2エイリアスを第2情報処理装置のメールアドレスと対応付けて記録し、第1エイリアスを第1情報処理装置へ、第2エイリアスを第2情報処理装置へそれぞれ送信し、第1情報処理装置は、第2エイリアスの入力を受け付けると、第2エイリアスを管理サーバーへ送信し、第2情報処理装置は、第1エイリアスの入力を受け付けると、第1エイリアスを管理サーバーへ送信し、管理サーバーは、第1情報処理装置から受信したエイリアスが第2エイリアスであり、かつ、第2情報処理装置から受信したエイリアスが第1エイリアスである場合、記録に基づいて、第2エイリアスに対応付けられている第2情報処理装置のメールアドレスを第1情報処理装置へ、第1エイリアスに対応付けられている第1情報処理装置のメールアドレスを第2情報処理装置へ、それぞれ送信し、第1情報処理装置は、管理サーバーから第2情報処理装置のメールアドレスを受信すると、メールサーバーに対して、第2情報処理装置のメールアドレスのみを受信対象とするように要求し、第2情報処理装置は、管理サーバーから第1情報処理装置のメールアドレスを受信すると、メールサーバーに対して、第1情報処理装置のメールアドレスのみを受信対象とするように要求し、メールサーバーは、第1情報処理装置及び第2情報処理装置から要求を受けると、第1情報処理装置は第2情報処理装置からの電子メールのみを受信するように制御し、かつ、第2情報処理装置は第1情報処理装置からの電子メールのみを受信するように制御することを特徴とする。
本発明の画像処理装置は、本発明のネットワークシステムにおいて、第1情報処理装置又は第2情報処理装置として機能することを特徴とする。
本発明の情報処理端末は、本発明のネットワークシステムにおいて、管理サーバーとして機能することを特徴とする。
本発明によれば、エイリアスの借用期間中に所望の相手から送信された電子メールのみを受信することができる。
図1は本発明の画像処理装置の一実施形態の構成を示す。SBU(センサーボードユニット)1は、原稿を光学的に読み取るユニットである。光源から照射した光は原稿に反射し、その反射光は受光素子へ集光される。受光素子は集光された光の強度をアナログの電気信号に変換するためのデバイスであり、本実施形態ではCCD(電化結合素子)を使用している。CCDから出力されるアナログの電気信号は量子化された後に、デジタル画像データとしてSBU1から出力される。
IPU(画像処理ユニット)2はデジタル画像データに対して画像処理を行うユニットである。ユーザーの嗜好や、自機の特徴に合わせてデジタル画像データの周波数特性や階調特性などを最適化する。
CDIC(通信コントローラ)3は、各ユニット間で行われるデジタル画像データの送受信を円滑に行うユニットであり、SBU1、IPU2がデジタル画像データの送受信を行う場合、必ずCDIC3を中継する。
NCU(ネットワークコントローラ)4は、IPネットワーク18に接続された自機以外の端末と、デジタルデータの送受信を行うためのユニットである。送信時は、IPネットワークの通信プロトコルに従ってデータを加工し、IPネットワーク18へ出力する。また受信時は、IPネットワーク18の通信プロトコルに従って加工されたデータから、本来の受信データを再生する。NCU4はパラレルバス19を介してCDIC3及びIMAC6と接続されている。
MEM(メモリ)5は、デジタル画像データを保存するためのユニットであり、SBU1で読み取った画像や、NCU4で受信した画像は、一旦ここに蓄積される。
IMAC(メモリコントローラ)6は、デジタル画像データのフォーマットを変換し、MEMとのアクセスを行う。VCU(ビデオ制御ユニット)7は、紙面に画像を再生するためのユニットである。デジタル画像データから、紙面に印刷すべきドットの位置と大きさと色を判断し、それらのドットを印刷していくことで紙面に画像が再生される。操作部8は、ユーザーが本画像処理装置を使用する際に必要となる情報を表示し、またユーザーが表示画面に触れることにより種々の設定を行う。
プロセスコントローラ9は、シリアルパス11によってSBU1、CDIC3、IPU2、VCU7と接続されており、これによりこれらの素子の動作を制御する。すなわち、それぞれに必要な設定を行ったり、起動、終了、処理経過などを監視する。また、システムコントローラ10は、IMAC6やNCU4、MEM5、操作部8の動作を制御するものであり、それぞれに必要な設定を行ったり、起動、終了、処理の経過を監視する。
ローカルバス12によってIMAC6と接続されているRAM13及びROM14には、システムコントローラ10やIMAC6、操作部8、MEM5、NCU4が処理を行う際に必要となる情報が保存されている。例えば操作部8に文字や図柄を表示するための文字情報やビットマップ情報、またMEM5に蓄積可能なデジタル画像データの総量や残量、NCU4が外部端末へアクセスするためのプロトコル情報やアドレス情報、ユーザーが操作部から入力した情報などが保存されている。IMAC6やMEM5、NCU4、操作部8、システムコントローラ10の中にプロセッサが搭載されている場合には、その動作を記述したプログラムもここに蓄積される。
シリアルバスに接続されているRAM15及びROM16には、SBU1、CDIC3、IPU2、VCU7、プロセスコントローラ9が処理を行う際に必要となる情報が蓄積される。例えば、SBU1で読み取る画像の大きさやCCDの光学特性、IPU2で実行する画像処理のパラメータなどが蓄積されている。SBU1、CDIC3、IPU2、VCU7、プロセスコントローラ9の中にプロセッサが搭載されている場合には、その動作を記述したプログラムもここに蓄積される。
次に、以上の構成に基づいて行われる基本動作であるScan to Memory動作、Memory to Print動作、Memory to Network動作、Network to Memory動作、Apply動作、Find動作、Connect動作、Disconnect動作のそれぞれについて説明する。
Scan to Memory動作は、SBU1で原稿を読み取り、そのデジタル画像データをMEM5へ蓄積する動作である。ユーザーは、SBU1内に設置された原稿台に文書を置き、操作部8から種々の読み取り条件を設定する。図2は操作部8の操作パネルの表示を示す。操作パネルの確定ボタンが押されると、ユーザーが設定した読み取り条件は、プロセスコントローラ9とシステムコントローラ10へ転送される。プロセスコントローラ9は、転送された読み取り条件をRAM15へ保存し、また読み取り条件に従った動作をSBU1とCDIC3とIPU2へ指示する。システムコントローラ10は、転送された読み取り条件をRAM13へ保存し、また読み取り条件に従った動作を、IMAC6とMEM5へ指示する。
各ユニットへの指示が完了すると、SBU1は原稿台に置かれた文書を読み取り、そのデジタル画像データをCDIC3へ転送する。CDIC3はSBU1から転送されたデジタル画像データをIPU2へ転送する。IPU2はSBU1の光学特性を補償するための画像処理を行い、画像処理されたデジタル画像データはCDIC3へ転送される。CDIC3はIPU2から転送されたデジタル画像データをパラレルバス19を経由してIMAC6へ転送する。IMAC6はデジタル画像データをMEM5での蓄積可能な保存形式へ変換してMEM5へ保存する。
以上の動作中、SBU1とIPU2とCDIC3の状態は、逐次プロセスコントローラ9へ通知され、またIMAC6とMEM5の状態は、逐次プロセスコントローラ9へ通知される。デジタル画像データの保存が終了すると、プロセスコントローラ9は操作部8にその旨を表示し、Scan to Memory動作を終了する。
Memory to Print動作は、MEM5に蓄積されたデジタル画像データを再生画像として紙面に出力する動作である。図3はこの動作における操作部8の操作パネルの表示を示す。ユーザーは操作部8の操作パネルから種々の印刷条件を設定する。確定ボタンが押されると、ユーザーが設定した印刷条件は、プロセスコントローラ9とシステムコントローラ10へ転送される。プロセスコントローラ9は、転送された印刷条件をRAM15へ保存し、また印刷条件に従った動作をCDIC3とIPU2とVCU7へ指示する。
一方、システムコントローラ10は、転送された印刷条件をRAM13へ保存し、また印刷条件に従った動作をIMAC6とMEM5へ指示する。各ユニットへの指示が完了すると、IMAC6は紙面に出力する画像の元となるデジタル画像データをMEM5から読み出して、保存する前の画像形式へ戻す。その後、パラレルバス19を経由してCDIC3へ転送する。CDIC3はIMAC6から転送されたデジタル画像データをIPU2へ転送する。IPU2はユーザーが設定した印刷条件やVCU7の印刷特性を補償するための画像処理を行い、画像処理されたデジタル画像データはVCU7へ転送される。VCU7はIPU2から転送されたデジタル画像データを紙面上に再生する。動作中、CDIC3とIPU2とVCU7の状態は、逐次プロセスコントローラ9へ通知され、またIMAC6とMEM5の状態は、逐次プロセスコントローラ9へ通知される。VCU7による画像の再生が終了すると、プロセスコントローラ9は操作部8にその旨を表示し、Memory to Print動作を終了する。
Memory to Network動作は、MEM5に蓄積されたデジタル画像データを電子メールに添付して、IPネットワーク18に接続されているメールサーバーへ送信する動作である。IMAC6はMEM5からデジタル画像データを読み出して保存する前の画像形式へ戻す。その後、パラレルバス19を経由してCDIC3へデジタル画像データを転送する。CDIC3はIMAC6から転送されたデジタル画像データをIPU2へ転送する。IPU2ではデジタル画像データを電子メールに添付可能な画像形式へ変換するための画像処理を行う。IPU2で画像処理されたデジタル画像データは再びCDIC3へ転送される。CDIC3はIPU2から転送されたデジタル画像データをパラレルバス19を経由してNCU4へ転送する。NCU4は電子メールを新規作成し、CDIC3から送られてきたデジタル画像データをMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)などの規約に従って添付する。
そして、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などの規約に従って、電子メールを送信する。動作中、IMAC6とMEM5とNCU4の状態は、逐次システムコントローラ10へ通知され、NCU4による電子メールの送信が完了すると、システムコントローラ10は操作部8にその旨を表示して、Memory to Network動作を終了する。なお、送信された電子メールは、宛先として記載された電子メールアドレスを頼りに所望のメールサーバーのメールボックスへ到着する。
Network to Memory動作は、IPネットワーク18に接続されているメールサーバーから電子メールを受信して電子メールに添付されているデジタル画像データをMEM5に蓄積する動作である。NCU4はPOP(Post Office Protocol)などの規約に従って、メールサーバーのメールボックスから電子メールを受信し、MIMEなどの規約に従って、電子メールに添付されているデジタル画像データを抽出する。次に、NCU4は抽出したデジタル画像データをパラレルバス19を経由してCDIC3へ転送する。CDIC3はNCU4から転送されたデジタル画像データをIPU2へ転送する。
IPU2はCDIC3から転送されたデジタル画像データを、自機に都合の良い画像形式へ変換するための画像処理を行う。IPU2は画像処理されたデジタル画像データを再びCDIC3へ転送する。CDIC3はIPU2から転送されたデジタル画像データをパラレルバス19を経由してIMAC6へ転送する。
IMAC6はデジタル画像データをMEM5が指定する保存形式へ変換してMEM5へ保存する。動作中、IMAC6とMEMとNCU4の状態は、逐次システムコントローラ10へ通知される。デジタル画像の保存が終了すると、システムコントローラ10は操作部8にその旨を表示し、MemorytoNetwork動作を終了する。
Connect動作は、エイリアスを管理する情報処理端末(管理サーバー)との接続を確立させる動作である。図4はこの動作における操作部8の操作パネルの表示を示し、操作部8には接続可能な複数の管理サーバーが列挙され、ユーザーは任意の1つを選択する。操作部8の確定ボタンが押されると、システムコントローラ10は、選択された管理サーバーのIPアドレスをRAM13から読み出し、NCU4使って管理サーバーとの接続を開始する。接続の開始から能力交換、接続確立までの手順は、Chat−to−Connect独自の規約であっても構わないし、例えば、SIP(Session Initial Protocol)など既存の規約であっても構わない。管理サーバーとの接続が確立したら、システムコントローラ10は操作部8にその旨を表示し、Connect動作を終了する。
Apply動作は、管理サーバーに自機の電子メールアドレスを伝えて、その代わりにエイリアスを借り受ける動作である。管理サーバーは、図5に示すようにIPネットワーク18を経由して本実施形態の画像処理装置(この実施形態では3台)と情報交換が可能で、本実施形態の画像処理装置から電子メールアドレスを受け取ると、エイリアス(例えば、4桁の整数)を生成し、両者を関連づけてデータベースに記録する。そして、関連付けしたエイリアスを本実施形態の画像処理装置へ送る役目を果たす。
まず、システムコントローラ10は、NCU4を使ってエイリアス管理サーバーに自機の電子メールアドレスを送る。次に、管理サーバーからエイリアスが送られて来るので、それをNCU4で受信し、システムコントローラ10を経由してRAM13に保存する。エイリアスの保存までが終了すると、管理サーバーから借り受けたエイリアスの内容(図7参照)を操作部8に表示してApply動作を終了する。
Find動作は、利用者にエイリアスを入力してもらい、同一のエイリアスが貸与されている画像処理装置の電子メールアドレスを調べる動作である。まず利用者は、画像付き電子メールの送受信を行いたいネットワーク複合機のエイリアスを操作部8から入力する。入力が完了すると、その内容はシステムコントローラ10を経由してRAM13へ保存される。そしてシステムコントローラ10は、NCU4を使って管理サーバーにエイリアスの内容を送信し、同一のエイリアスが貸与されている画像処理装置を検索するように要求する。次に、エイリアス管理サーバーは画像処理装置の検索を行い、検索結果として見つかった画像処理装置の電子メールアドレスを送って来るので、それをNCU4で受信してRAM13へ保存する。電子メールアドレスの保存までが終了するとシステムコントローラ10は操作部8にその旨を表示し(図6参照)、Find動作を終了する。
Disconnect動作は、管理サーバーにエイリアスを返却して管理サーバーとの接続を断つ動作である。まず、システムコントローラ10はNCU4を使って管理サーバーにエイリアスの返却を要求する。管理サーバーからの承諾が得られると、続いて管理サーバーとの切断を開始する。切断の手順は、Chat−to−Connect独自の規約であっても構わないし、既存の規約であっても構わない。なお、この動作においては、利用者の指示によって実行される場合と、利用者の指示とは無関係に実行される場合とがある。前者の場合は、自機の利用者が操作部8から指示をすることにより実行が開始される。また後者の場合は、ある一定期間、画像付き電子メールの送受信が行われないと、操作部8上に予告メッセージ(図7参照)が表示され、それにも関わらず、利用者からの応答がなかった場合に実行開始される。
これらの基本動作は1つだけを実行しても、複数の基本動作を組み合わせて実行しても良い。後者の場合、ユーザーが操作部8から種々の設定を行うタイミングは、必ずしも各基本動作の間である必要はない。任意のタイミングにおいて、まとめて設定を済ませても構わない。なぜなら、設定内容はRAM13かRAM15のいずれかに保存されており、システムコントローラ10は随時、設定内容を読み出すことができるからである。
以上が、本実施形態の画像処理装置の基本動作である。続いて、基本動作を組み合わせて実現可能なアプリケーションの一例として、通話相手と紙文書の送受信を行うためのアプリケーション(Chat−to−Connect)の動作手順を説明する。
図8はChat−to−Connectの動作を示す。IPネットワーク18上には、本来であれば無数の画像処理装置及び情報処理端末が接続されているが、図8においては、説明を簡略化するために2台の画像処理装置と、1台のメールサーバーと、3台の管理サーバーのみが接続されているとする。それぞれの画像処理装置を「装置A」、「装置B」とし、各画像処理装置の利用者名を「甲」、「乙」とする。また、「装置A」、「装置B」の各電子メールアドレスを「Machine−A@copy.ne.jp」、「Machine−B@copy.ne.jp」とする。また、それぞれの管理サーバーを「管理サーバー1」、「管理サーバー2」、「管理サーバー3」とする。図10及び図11は、このアプリケーションのシーケンスを示す。
「甲」は「乙」に紙文書のコピーを渡さなくてはいけない状況にあり、「甲」は「乙」に電話で連絡をとり、紙文書を渡したいことを伝える。そして「甲」は装置Aに、「乙」は装置Bに赴き、Chat−to−Connectを起動させる。
これにより、装置Aと装置BはConnect動作を開始して、接続可能な管理サーバーを操作部8に表示し、利用者からの指示を待つ。本実施形態場合、装置Aは管理サーバー1、2に接続可能で、装置Bは管理サーバー2、3に接続可能であったとする。
接続可能な管理サーバーが表示されたら、「甲」と「乙」は通話の中で共通の管理サーバーを1つ決める。本実施形態の場合、装置Aと装置Bが共に接続できる物は管理サーバー2のみであるので、それが選ばれる(もし、装置Aと装置Bが共に接続できる管理サーバーが複数あった場合は任意の1つを選ぶ)。「甲」と「乙」が管理サーバー2への接続を指示すると、装置Aと装置Bは管理サーバー2との接続を確立させる。
次に、装置AとBは、Apply動作によって管理サーバー2へ自機の電子メールアドレスを送り、その見返りとしてエイリアスを借り受ける。本実施形態の場合、装置Aは「Machine−A@copy.ne.jp」を送って「1111」というエイリアスを借り受け、装置Bは「Machine−B@copy.ne.jp」を送って「2222」というエイリアスを借り受ける。
Apply動作が終了したら、「甲」と「乙」は自分達が利用している装置に貸与されたエイリアスを通話の中で教え合う。これにより、「甲」は装置Bに「2222」というエイリアスが貸与されたことを知り、「乙」は装置Aに「1111」というエイリアスが貸与されたことを知る。
これに続いて、「甲」と「乙」は、画像付き電子メールの送受信先として、相手の画像処理装置に貸与されたエイリアスを入力する。本実施形態の場合、「甲」は装置Aに「2222」を入力し、「乙」は装置Bに「1111」を入力する。すると、装置Aと装置BはFind動作によってアドレス管理サーバー2にそれぞれのエイリアスを送信して検索を依頼する。管理サーバー2は、装置AのFind動作による検索結果が装置Bで、装置BのFind動作による検索結果が装置A(検索要求元と検索結果とが互いに逆さまになっていること)であることを確認した後で、装置Aに「Machine−B@copy.ne.jp」を送り、装置Bに「Machine−A@copy.ne.jp」を送る。この送信により装置Aと装置Bは共に通話相手の電子メールアドレスを知ることができた。そして、メールサーバーが受信規制(登録済みの電子メールアドレスを差出人とする電子メールのみを受信対象とする)を行っている場合には、本動作によって得られた電子メールアドレス(通話相手の利用する画像処理装置のメールアドレス)が差出人である画像付き電子メールを受信対象とするように、メールサーバーへ要求する。
ここで、仮に「乙」が装置Aに「1111」と入力すべきところを間違えて「1001」と入力した場合の動作例を説明する。管理サーバー2は「1001」を貸与している別の画像処理装置のメールアドレスを検索するが、装置AのFind動作による検索結果は装置Bであるのにも関わらず、装置BのFind動作による検索結果が装置A以外となる(検索要求元と検索結果が逆さまにならない)ため、管理サーバーは、装置Aと装置Bに対して検索結果を提供しない。その結果、装置AとBのFind動作は正常に終了せず、以降の動作には進まない。このような不具合は、接続する管理サーバーの指定を間違えた場合と、画像付き電子メールの送受信先の指定を間違えた場合とが考えられるため、これらの確認を促すメッセージを操作部8に表示して、これまでの操作の修正を促す。図9はこのときの操作部8における操作パネルの表示例である。
本実施形態では、「甲」と「乙」の操作に間違いがないため、これ以降、各装置が画像付き電子メールを送信する時は、Find動作によって得られた電子メールアドレスが宛先となり、また各装置が画像付き電子メールを受信する時は、同アドレスが差出人であるものに限定して受信を行う。その結果、装置Aは、特に「甲」が指示しなくとも、「Machine−B@copy.ne.jp」を画像付き電子メールの送信先とし、同アドレスが差出人である画像付き電子メールのみを受信する。また装置Bは、特に「乙」が指示しなくとも、「Machine−A@copy.ne.jp」を画像付き電子メールの送信先とし、同アドレスが差出人である画像付き電子メールのみを受信する。
次に、「甲」は紙文書を装置Aの原稿台に置いて文書の読み取りを指示する。これにより、Scan to Memory動作とMemory to Network動作とが順番に実行され、読み取った紙文書は、「Machine−B@copy.ne.jp」宛ての画像付き電子メールとしてメールサーバーに届けられる。
次に、「甲」は通話の中で紙文書を送信したことを告げ、「乙」は装置Bに対して画像付き電子メールの受信及び添付画像の印刷を指示する。これにより、装置Bはメールサーバーのメールボックスに保管されている自機宛ての画像付き電子メールのうち、差出人が「Machine−A@copy.ne.jp」で、エイリアスの借用期間中に送信された物に限定して、Netowork to Memory動作と、Memory to Print動作とを行う。
本実施形態の場合、「甲」が送信した画像付き電子メールのみNetowork to Memory動作と、Memory to Print動作とが行われ、先ほど「甲」が装置Aで読み取った文書のコピーが装置Bから出力される。なお、装置BのNetowork to Memory動作によってメールボックスから受信した画像付き電子メールは、受信完了時にメールボックスから削除しても構わない。
以上により、「甲」と「乙」は同じ内容の文書を入手にすることができた。その後、2人は手元にある紙文書を見ながら会話を続ける。これに伴って装置Aと装置Bは長時間放置される。すると、各装置A及びBはDisconnect動作を自発的に開始して、エイリアスの返却及び管理サーバー2との切断を予告するメッセージを操作部8に表示する(図7参照)。ここで、「甲」「乙」はメッセージに気づき、エイリアスの保持と管理サーバー2との接続維持を指示する。仮に、「甲」「乙」からの指示がなかった場合は、エイリアスの返却及び管理サーバー2との切断処理を実行した後に、Chat−to−Connectを終了する。
その後、先に説明した手順で画像付き電子メールの送受信が複数回行われ、「甲」と「乙」との間で会話に結論が出たため、2人は各装置に対してChat−to−Connectの終了を指示する。これにより、各装置A及びBはDisconnect動作を開始して、エイリアスの返却及び管理サーバー2との切断処理を実行して、Chat−to−Connectを終了する。
本発明の一実施形態における画像処理装置のブロック図である。 Scan to Memory動作における操作部の表示例を示す正面図である。 Memory to Print動作における操作部の表示例を示す正面図である。 Connect動作における操作部の表示例を示す正面図である。 Apply動作における操作部の表示例を示す正面図である。 管理サーバーから借り受けたエイリアスの表示例を示す正面図である。 Disconnect動作における操作部の予告メッセージを例示する正面図である。 Chat−to−Connectの動作を示す概念図である。 送受信先の指定を間違えた場合における操作部の表示例を示す正面図である。 一実施形態におけるアプリケーションのシーケンスを示すシーケンス図である。 一実施形態におけるアプリケーションのシーケンスを示すシーケンス図である。 ネットワーク複合機によって紙文書のやりとりをする場合の概念図である。
符号の説明
1 センターボードユニット(SBU)
2 画像処理ユニット(IPU)
3 通信コントローラ(CDIC)
4 ネットワークコントローラ(NCU)
5 メモリ(MEM)
6 メモリコントローラ(IMAC)
7 ビデオ制御ユニット(VCU)
9 プロセスコントローラ
10 システムコントローラ
11 シリアスバス
12 ローカルバス
13 RAM
14 ROM
15 RAM
16 ROM
18 IPネットワーク
19 パラレルバス

Claims (5)

  1. 電子メールの送信側となる第1情報処理装置と、前記電子メールを中継するメールサーバーと、前記メールサーバーから前記メールを受信する第2情報処理装置と、を備えたネットワークシステムにおいて、
    前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置と通信を行う管理サーバーをさらに備え、
    前記管理サーバーは、
    前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置のそれぞれから各装置のメールアドレスを受信すると、当該各メールアドレスを識別可能な識別情報として、当該各メールアドレスよりも簡易な文字列で構成された第1エイリアスと第2エイリアスを生成し、
    前記第1エイリアスを前記第1情報処理装置のメールアドレスと対応付けて記録し、前記第2エイリアスを前記第2情報処理装置のメールアドレスと対応付けて記録し、
    前記第1エイリアスを前記第1情報処理装置へ、前記第2エイリアスを前記第2情報処理装置へそれぞれ送信し、
    前記第1情報処理装置は、
    前記第2エイリアスの入力を受け付けると、当該第2エイリアスを前記管理サーバーへ送信し、
    前記第2情報処理装置は、
    前記第1エイリアスの入力を受け付けると、当該第1エイリアスを前記管理サーバーへ送信し、
    前記管理サーバーは、
    前記第1情報処理装置から受信したエイリアスが前記第2エイリアスであり、かつ、前記第2情報処理装置から受信したエイリアスが前記第1エイリアスである場合、前記記録に基づいて、前記第2エイリアスに対応付けられている前記第2情報処理装置のメールアドレスを前記第1情報処理装置へ、前記第1エイリアスに対応付けられている前記第1情報処理装置のメールアドレスを前記第2情報処理装置へ、それぞれ送信し、
    前記第1情報処理装置は、
    前記管理サーバーから前記第2情報処理装置のメールアドレスを受信すると、前記メールサーバーに対して、前記第2情報処理装置のメールアドレスのみを受信対象とするように要求し、
    前記第2情報処理装置は、
    前記管理サーバーから前記第1情報処理装置のメールアドレスを受信すると、前記メールサーバーに対して、前記第1情報処理装置のメールアドレスのみを受信対象とするように要求し、
    前記メールサーバーは、
    前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置から前記要求を受けると、前記第1情報処理装置は前記第2情報処理装置からの電子メールのみを受信するように制御し、かつ、前記第2情報処理装置は前記第1情報処理装置からの電子メールのみを受信するように制御することを特徴とするネットワークシステム
  2. 前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置は、
    前記管理サーバーが複数ある場合、複数の中から1つの管理サーバーを選択し、選択た管理サーバーと接続することを特徴とする請求項記載のネットワークシステム
  3. 前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置は、
    前記第1情報処理装置が前記第2情報処理装置のメールアドレスを前記管理サーバーから受信し、かつ、前記第2情報処理装置が前記第1情報処理装置のメールアドレスを前記管理サーバーから受信した後で、前記第1情報処理装置と前記第2情報処理装置との間で電子メールの送受信が一定期間以上行われなかった場合に、前記管理サーバーから受信したエイリアスを前記管理サーバーに返却することを特徴とする請求項1または2記載のネットワークシステム
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステムにおいて、第1情報処理装置又は第2情報処理装置として機能することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステムにおいて、管理サーバーとして機能することを特徴とする情報処理端末。
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