JP4771413B2 - テープカートリッジ - Google Patents

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

本発明は、テープカートリッジに関する。
図9は、上下フランジを有する単一リールが回転可能にケース内に収納された、従来のテープカートリッジの内部構造を示す平面概念図である。図10は、図9に示したテープカートリッジのF−F断面図である。尚、図9において、図10におけるケース101の第2容器101bは省略している。また、図10において、第1容器101aが第2容器101bの下に配置されているが、通常の使用では、第1容器101aが第2容器101bの上に配置される。
リール102は、軸127を介して作用する圧縮コイルバネ128により、図10において上方に押圧付勢されている。しかし、走行状態では、リール102はドライブの駆動軸108によって、第1容器101a側に持ち上げられ、第2容器101bから若干離れた位置で回転する。リール102が回転すると、テープ103はリール102に巻き取られ、またはリール102から繰り出される。テープの繰り出し端には、金属製の先導体106が固定されており、テープカートリッジがドライブに装填されると、先導体106は、ドライブの連結具によって捕捉される。このようにして、テープ103は、ドライブの走行系へ供給される。尚、図9において、104はドライブの走行系のガイドローラである。
ところで、上記従来のテープカートリッジでは、整巻性の向上のために、例えば下記の構造(1)〜(3)のいずれかが採用されていた。
(1)テープ巻回時にテープと伴に巻込まれたエア(以下「同伴エア」とも言う)を逃がすために、リールのフランジの一部に貫通穴を設け、または凹溝を設けた構造(例えば、特許文献1参照)。
(2)リールの上下フランジの間隔を狭くし、テープと上下フランジ間のクリアランスを詰めて、フランジによりテープの位置を規制する構造。
(3)ケースにガイドローラを取り付け、テープを所定の角度でリールに巻きつける構造(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−118355号公報 特開2003−45145号公報
しかし、従来のカートリッジでは、テープ自身が有する癖、例えば、テープの厚みムラや湾曲などが原因で、テープの走行位置が安定せず、巻き乱れが生じていた。そのため、テープとフランジとが密着することにより同伴エアを効果的に逃がす、上記貫通穴や凹溝は、その機能が十分に発揮されなかった。上下フランジ間隔を狭くした場合は、テープの走行位置の上下変動が原因でテープエッジがフランジに接触して、テープがダメージを受けるという問題があった。ガイドローラ等によりテープの走行位置等を規制する場合は、テープの走行安定性が幾らか向上するので整巻性が向上するが、その程度は下記の理由により不十分であった。
リール102は、上下左右にある程度移動可能である。これに対して、ガイドローラは、ケースの所定位置へ固定されているので、リールの傾きや左右への位置ずれ、上下動等に追従できない。そのため、ガイドローラによるテープの走行位置等の規制が安定して行えない。実際、ドライブの駆動軸に設けられた駆動ギアと、これに対応して設けられたリールの係合ギアとのかみ合い方がその都度異なるため、リールは任意の方向に傾き、または、ずれる場合があることが判っている。
そこで、本発明は、リールの傾きや位置ずれ等の影響を大きく受けることなく、テープの走行を安定化して整巻性が向上したテープカートリッジを提供する。
本発明のテープカートリッジは、ケースと、前記ケース内に回転可能に配置された、ハブ部を含むリールと、繰り出し自在に前記リールの前記ハブ部に巻回されうるテープと、軸受部と前記軸受部から延びるように設けられたアーム部とを含む支持部材と、前記ケース内に配置されたテープ案内用のガイド部材とを含み、前記軸受部は、前記ハブ部を軸として前記リールに支持されており、前記ガイド部材は、前記アーム部に支持されており、前記支持部材は、前記軸受部が前記ハブ部に支持されることによって前記リールの回転を妨げることなく前記リールに支持され且つ前記アーム部が前記ケースの内面に当接することにより前記リールの回転に同期して回転することが防止されていることを特徴とする。
本発明によれば、テープ案内用のガイド部材が支持部材のアーム部に支持され、支持部材は、ハブ部を軸とする軸受部と、軸受部から延びるように設けられたアーム部とを含み、支持部材は、軸受部がハブ部に支持されることによってリールの回転を妨げることなくリールに支持され且つアーム部がケースの内面に当接することによりリールの回転に同期して回転することが防止されているので、リールが、上下方向または左右方向に動いても、ガイド部材は、リールの動きに追従可能であり、よって、リールの傾きや位置ずれ等の影響を大きく受けることなく、ガイド部材によりテープの走行位置等の規制を安定して行える。これにより整巻性が向上したテープカートリッジを提供できる。
本発明のテープカートリッジの一例では、支持部材は軸受部を含み、この軸受部が、リールに接触配置されることにより、リールの回転を妨げることなく支持部材がリールに支持されている。ガイド部材は、例えば、その中心軸を中心に回転可能に支持部材に支持されたガイドローラである。
本発明のテープカートリッジの一例では、支持部材は、ケース内の所定のコーナーによって位置規制されていると好ましい。このように、ケース内の所定のコーナーを利用すれば、支持部材13の回転を防止するための手段を新たに設ける必要がなく、好ましい。
本発明のテープカートリッジの一例では、リールは、有底円筒状のハブ部を含んでおり、ハブ部の底部近傍の外周に形成された環状段差部を備え、この環状段差部に、軸受部が接触配置されている。この形態であれば、ケースの厚みを増すことなく、容易に、支持部材をリールに支持させることができ、好ましい。
本発明のテープカートリッジの一例では、支持部材は、軸受部に設けられたアーム部を含み、アーム部にガイド部材が取付けられている。アーム部は、ハブ部の高さ方向と直交する方向に、軸受部から延びるように設けられている。アーム部が、例えば、板状の台座部からなる場合、ガイド部材は台座部に取付けられる。
また、アーム部は、ガイド部材が取付けられた台座部と、テープのうちの巻回部分の径の変化に対応して、台座部をスライド可能とするレールとを含む。この場合、テープカートリッジは、テープのうちの未巻回部分と巻回部分との接触開始点において、未巻回部分を巻回部分に押し付け可能とする押圧部材をさらに含んでいると好ましい。押圧部材は、台座部に取付けられる。この形態では、ガイド部材によって走行位置等が安定化されたテープは、リールの位置ずれや傾き等に追従しながら、常に一定の進入角度でリール2に向かって進行する。そして、テープ3は、巻回部分に巻き付く瞬間に押圧部材16による押圧によって、巻回に伴うエアの取り込みが抑制されながら、リールに巻回される。そのため、より一層整巻性が向上したテープカートリッジを提供できる。
上記押圧部材としては、その中心軸を中心に回転可能に台座部に取付けられたタッチローラが好ましい。
支持部材が、ガイド部材と押圧部材とを備えている場合、ガイド部材と押圧部材との間を走行するテープの走行方向と、接触開始点を通る巻回部分の径方向とが直交するように、押圧部材とガイドローラとが台座部に取付けられていると好ましい。そして、レールに沿って摺動する台座部の進退方向は、接触開始点を通る巻回部分の径方向と平行であると好ましい。この場合、押圧部材とテープとの接触面積を最小にでき、押圧部材の形状等に起因する整巻性へおよぶ悪影響を、抑制できる。
本発明のテープカートリッジの一例では、支持部材の軸受部の外形はリング状である。支持部材は、軸受部の中心が、支持部材とガイド部材とからなる構造体の重心となるように、重心調整部を備えていると好ましい。また、台座に押圧部材が取付けられている場合は、軸受部の中心が、支持部材とガイド部材と押圧部材とからなる構造体の重心となるように、重心調整部を備えていると好ましい。軸受部の中心と上記重心がずれていると、リールが傾き、リールの回転が乱れ不安定となる。そのため、支持部材が上記重心調整部を備えていると好ましい。
以下、本発明の実施形態の一例を、図1〜図8を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のテープカートリッジの一例の内部構造を説明する平面概念図であり、図2は、図1に示したテープカートリッジのA−A断面図である。本実施形態のテープカートリッジは、例えば、コンピュータのデータのバックアップ用に供される単リール型テープカートリッジである。図3(A)は、本実施形態のテープカートリッジを構成するリールの平面図であり、図3(B)は、図3(A)のB−B断面図である。尚、説明の都合上、図1では、図2に示した第2容器1bは省略している。また、図2において、第1容器1aが第2容器1bの下に配置されているが、通常の使用では、第1容器1aが第2容器1bの上に配置される。
図1に示すように、本実施形態のテープカートリッジは、ケース1と、ケース1内に収納された磁気テープ3(以下、単に「テープ3」とも言う。)とを備えている。テープ3は、ケース1内に回動可能に収容されたリール2に巻き付けられている。リール2に巻回されたテープ3は、リール2から繰り出して、ケース1外へ引き出すことが可能である。テープ3の繰り出し端には、金属製の先導体6が固定されており、テープカートリッジをドライブに装填すると、先導体6は、ドライブの連結具によって捕捉される。尚、図1において、4はドライブの走行系のガイドローラである。
図2に示すようにケース1は、四角箱状であり、第1容器1aと第2容器1bとが内部に空間ができるように組み合わされ、ビス等により締結されて形成されている。ケース1は、テープ3をケース1外に引き出すための開口部と、開口部を開閉する扉(図示せず)を備えている。第1容器1aの底部には、後述する圧縮コイルバネ28の内径より小さい外径を有するガイド突起19が設けられている。このガイド突起部19が圧縮コイルバネ28(図1参照)内に挿入されることにより、圧縮コイルバネ28の位置ずれが抑制されている。
リール2は、テープ3が巻かれたハブ部2aと、ハブ部2aに一体化された円盤状のフランジ2bとを有している。ハブ部2aは内側に空洞を有した略有底円筒状をしている。空洞内には、軸27および圧縮コイルバネ28が配置されており、ケース1内において、リール2は、軸27を介して作用する圧縮コイルバネ28により、図2において上方に押圧付勢されている。これにより、不使用時にリール2が遊転することが防止されている。軸27は突起29を備え、突起29は、ハブ部2aの底部内面に設けられた凹部内に回転自在にはまっている。したがって、リール2は軸27を中心に回動できる。
図3(A)(B)に示すように、リール2は、ドライブの駆動ギア(図示せず)と係合可能な係合ギア21aをハブ部2aの底部の外表面に備えている。ハブ部2aの底部の外表面は、第2容器1b(図2参照)の底部の開口部からケース外に露出されている。その開口部からケース1内に挿入されるドライブの駆動軸の駆動ギアに、係合ギア21aが係合された状態で,リール2は回転する。リール2が回転すると、テープ3がリール2に巻き取られ、またはリール2から繰り出される。
図1および図2に示すように、本実施形態のテープカートリッジは、ケース1内に配置されたテープ案内用のガイド部材15として、例えば、ガイドローラ15を備えている。ガイドローラ15は、支持部材13によって支持されている。支持部材13は、例えば、外輪と内輪とその間に配置された転動体と、その転動体を分離するための保持器とからなる軸受部13aを備えている。この軸受部13aがリール2に固定されることにより、支持部材13は、リール2の回転を妨げることなくリール2に支持されている。図1および図2に示した例では、軸受部13aは、リング状であり、ハブ部2aの底部近傍の外周に形成された環状段差部21bに接触配置されている。
次に、図4(A)(B)を用いて、支持部材13と、支持部材13に支持されたガイド部材(ガイドローラ15)の一例について説明する。図4(A)は、支持部材13と、支持部材13に支持されたガイドローラ15の平面図であり、図4(B)は図4(A)のC―C断面図である。
図4(A)(B)に示すように、支持部材13は、リング状の軸受部13aと、ハブ部2aの高さ方向と直交した方向に、軸受部13aから延びるように設けられたアーム部13bとを備えている(図1参照)。図4(A)(B)に示した例では、アーム部13bは、板状の台座部131からなる。台座部131の一方の主面(テープ側の面)側には、ガイドローラ15が取付けられている。軸受部13aの第1容器1a側の面と台座部131の第1容器1a側の面は、同一平面内にあり、軸受部13aの第2容器1b側の面と台座部131の第2容器側の面も、同一平面内にある(図2参照)。すなわち、軸受部13aと台座部131とからなる支持部材13は、1つの孔を有する板状である。そして、板状の支持部材13は、フランジ2b(第1容器1aの底部)に対して平行に配置されている(図2参照)。
支持部材13の先端側、すなわち、台座部131の先端側は、その幅が狭くなっており、ケース内壁のコーナーに沿った形状をしている(図1参照)。そのため、台座部131は当該コーナーによって位置規制される。よって、リール2が回転しても、台座部131はケース1内の所定の位置に保持され、台座部131に取付けられたガイドローラ15もケース1内の所定の位置に保持される。このように、ケース内の所定のコーナーを利用して、支持部材13をケース内の所定の位置に保持すれば、支持部材13の回転を防止するための手段を新たに設ける必要がなく、好ましい。
台座部131は、例えば、その内部に設けられたベアリング13cを備えている。ガイドローラ15はその軸部15bが、ベアリング13cに圧入等されて台座部131に取付けられている。よって、ガイドローラ15は、その軸中心を中心に回転可能である。
図1に示すように、例えば、走行中のテープ3は、ガイドローラ15によって方向規制されてからリール2に巻き取られる。走行中のテープ3にはある程度のテンションがかかっているため、ガイドローラ15上を通るテープ3は、ガイドローラ15に押し付けられる。よって、ガイドローラ15上を通過したテープ3は、その走行が安定化する。また、ガイドローラ15は、本来の走行位置からずれたテープ3がケース1内に進入した場合に、テープ3の走行位置を正常な位置へと戻すよう作用する。このように走行位置が規制され走行が安定化されたテープ3は、ガイドローラ15上を通過した後、リール2へ巻回される。そのため、例えば、ドライブの走行系の精度等がおよぼす整巻性への悪影響を抑制できる。
また、本実施形態のテープカートリッジでは、ガイドローラ15が、ケース1ではなく、支持部材13を介してリール2に支持されている。そのため、リール2が、上下方向または左右方向に動いても、ガイドローラ15は、リール2の動きに追従可能である。よって、例えば、リール2が傾き、または、左右に位置ずれ等しても、リール動作に同期しながらガイドローラ15によってテープ3の走行位置を規制でき、テープ3の走行を安定化できる。
このように、本実施形態のテープカートリッジでは、リール2の位置ずれ等の影響を大きく受けることなく、ハブ部1aの任意の位置へ、安定的にテープ3を巻回できる。また、テープカートリッジから供給され、または巻き取られるテープ3の走行が安定化するので、データの書き込み・読み込み精度が向上し、データの書き込み・読み込みエラーが低減される。
リール2が、ハブ部2aの端部から延設されたフランジ2bを有する形態である場合、テープ3の整巻性が悪いと、従来、フランジ2bとテープ3のエッジが接触してテープ3が損傷するという問題があった。また、輸送中に落下などによってフランジ2bが変形することがあり、この場合、テープ3の整巻性が悪くテープ3のエッジの一部について他から飛び出た部分があると、その部分が折れることがあった。本実施形態のテープカートリッジでは、整巻性が優れているので、上記テープ3のエッジ損傷の問題や、テープ3折れの問題が、低減されている。
軸受部13aの軸受構造には、例えば、従来からよく知られた単列アンギュラ玉軸受、深溝玉軸受、円筒ころ軸受等が採用できる。軸受部13aの材料について特性に制限はなく、公知のベアリングと同様であってもよいが、図4(B)に示すように、軸受部13aを構成する外輪132と台座部13bとが、例えば、射出成形法などにより一体成形されていると好ましい。この場合、外輪132および台座部13bの材料は、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)、超高分子量ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂であると好ましい。内輪133および転動体134の材料についても特に制限はなく、例えば、スチール等の金属であってもよいし、外輪132と同様の樹脂であってもよい。
ガイドローラ15を台座部131に回転可能に取付けるためのベアリング13cも、その形態および材料について特に制限はなく、例えば、軸受部13aと同様の構造をしたベアリングであってもよい。
ガイドローラ15のテープと接する部分15aの形状は、特に制限なく、例えば、円筒状が適当であるが、部分15aの長手方向の長さL1を、テープ3の幅よりも長くすれば、ガイドローラ15により、テープ3を全幅に渡って均一に押圧でき、その結果として、整巻性をより一層高めることができる。
ガイドローラ15の材料について特に制限はないが、例えば、ステンレス、ポリアセタール(POM)、ウレタン等が適当である。
台座部131の材料についても特に制限はないが、例えば、ステンレス、アルミ合金、ポリカーボネート、POM、超高分子量ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等が好ましい。
ケース1およびリール2の材料についても特に制限はないが、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、ポリオキシメチレン(POM)樹脂等が好ましい(図1参照)。
(実施形態2)
図5は、本実施形態のテープカートリッジ一例の内部構造を説明する平面概念図であり、図6は、図5に示したテープカートリッジのD−D断面図である。図7は、支持部材と、支持部材によって支持されたガイドローラおよびタッチローラ(押圧部材)の分解平面図であり、図8は、図7のE―E拡大断面図である。尚、図5および図6において、実施形態1と同じ部材については同じ部材番号を付してその説明を省略する。
図5および図6に示すように、本実施形態のテープカートリッジでは、リール2が、ハブ部のみからなり、フランジレスである。また、図5に示すように、支持部材23が、軸受部23aと、アーム部231と、重心調整部23eとから構成されている。アーム部231は、レール23cと、レール23c上をスライド可能とする台座部23bと、レール23cと軸受部23aとを連結する連結部23dとから構成されている(図7参照)。台座部23bには、ガイドローラ15に加えてタッチローラ16(図8参照)が取付けられている。本実施形態のテープカートリッジは、以上のこと以外は実施形態1のテープカートリッジと同様の構成をしている。
図7に示すように、台座部23bは、レール23cに対応する貫通孔123を有しており、この貫通孔123にレール23cが挿通されて、台座部23bはレール23cによって支持されている。また、台座部23bは、レール23cに沿って摺動自在である。
図8に示すように、台座部23bの一方の主面側には、ガイドローラ15とタッチローラ16が配置されている。台座部23bは、その内部に設けられたベアリング124,125を備えており、ガイドローラ15およびタッチローラ16は、例えば、その軸部15b、16bがベアリング124,125内にそれぞれ圧入されて、台座部23bに取付けられている。
図5および図7に示すように、台座部23bは、レール23c、連結部23d、および軸受部23aを介してリール2に支持されているので、台座部23bに取付けられたガイドローラ15およびタッチローラ16は、リール2の上下動等に追従して、その位置を変化させることができる。台座部23bは、ガイドローラ15がテープ3から受ける力と、テープ3の巻回部分31の径の増大によってタッチローラ16へ伝わる反力との差によって動作する。
図5に示すように、タッチローラ16は、テープ3の未巻回部分32が巻回部分31に接すると同時に、テープ3の未巻回部分32を巻回部分31に押し当てるよう作用する。すなわち、タッチローラ16は、走行中のテープ3(未巻回部分32)と巻回部分31との接触開始点Pにおいて、テープ3を巻回部分31に押し付ける。そのため、テープ3が巻回される瞬間に、同伴エアが排除される。また、テープ3の振動やテープ3のバタツキも抑制できる。このように、ガイドローラ15によって走行が安定化されたテープ3は、リール2の位置ずれや傾き等に追従しながら、常に一定の進入角度でリール2に向かって進行する。そして、タッチローラ16による押圧によって同伴エアの巻込みが抑制されながら、テープ3は巻回される。そのため、より一層整巻性が向上したテープカートリッジを提供できる。尚、リール2にテープ3が全く巻き付けられていない状態では、タッチローラ16は、リール2に接することとなる。
図5に示した例では、ガイドローラ15とタッチローラ16との間を走行するテープ3(未巻回部分32)と、接触開始点Pを通る巻回部分31の径方向Yとが直交するように、タッチローラ16とガイドローラ15とが台座部23bに取付けられている。すなわち、ガイドローラ15とタッチローラ16との間を走行するテープ3aが、接触開始点Pを通る接線上を走行するように、タッチローラ16とガイドローラ15とが台座部23bに取付けられている。レール23cに沿って摺動する台座部23bの進退方向Zは、接触開始点Pを通る巻回部分31の径方向Yと平行である。したがって、ガイドローラ15とタッチローラ16との間におけるテープ3の進退方向Xは常に上記接線方向となる。この場合、タッチローラ16とテープ3との接触面積を最小にできる。
ガイドローラ15とタッチローラ16との間を走行するテープ3の進退方向Xと、接触開始点Pを通る接線方向とが成す角度が比較的大きい場合には、タッチローラ16とテープ3との接触面積が大きくなる。そのため、タッチローラ16の形状等が、整巻性へおよぼす悪影響が大きくなる。したがって、タッチローラ16とテープ3との接触面積を最小とすれば、タッチローラ16の形状等に起因する整巻性へおよぶ悪影響を、抑制できる。
尚、ここで、「直交する」とは、厳密に90度である場合に制限する趣旨ではなく、実質的に直交する場合、例えば、製造上の誤差範囲にある場合も含む。また、上記「平行」とは、厳密に平行である場合に制限する趣旨ではなく、実質的に平行である場合、例えば、製造上の誤差範囲にある場合も含む。
図5に示すように、レール23cの先端は、ケース1の内面に当接している。これにより、リール2の回動に同期して支持部材23が回転することが防止されている。しかしながら、支持部材23の回転防止手段が他に設けられている場合は、必ずしも、レール23cの先端がケース1の内面に当接する必要はない。
レール23cは、例えば、棒状であり、その断面は、例えば円である。しかし、レール23cの形状については、テープ3の巻回部分31の径の増大に応じて台座部23bをレール23cの長手方向に摺動させることができれば、特に制限はなく、例えば、その断面は矩形等であってもよい。レール23cの数についても、台座部23bを安定して保持できれば特に制限はなく、1本であってもよいし、2本以上であってもよい。レール23cの太さについても特に制限はない。
図7に示すように、支持部材23は、重量調節部23eを備えることによって、外形がリング状の軸受部23aの中心Oが、支持部材23とガイドローラ15とタッチローラ16とからなる構造体の重心となるように、重量バランスが改善されている。そのため、支持部材の重量はリールに均等に加わり、リールの傾きによるリールの回転乱れを防止できる。
軸受部23aの外輪232と連結部23dと重量調節部23eは、例えば、射出成形法などにより一体成形されていると好ましい。レール23cは、樹脂からなる連結部23dの成形の際に同時に成形されたものであってもよいし、連結部23dとは別に形成され、接着剤による接着や、嵌合等により連結部23dに固定されていてもよい。
ガイドローラ15を台座部23bに回転可能に固定するためのベアリング124の形態および材料について特に制限はなく、例えば、軸受部23aと同様の構造をしたベアリングを用いてもよい。タッチローラ16を台座部23bに回転可能に固定するためのベアリング125の形態および材料についても同様に、例えば、軸受部23aと同様の構造をしたベアリングを用いればよい(図8参照)。
図8に示すように、タッチローラ16のテープに接する部分16aの形状は、特に制限は無いが、例えば、円筒状が適当である。部分16aの長手方向の長さL2を、テープ3の幅よりも長くすれば、タッチローラ16により、テープ3を全幅に渡って均一に押圧することができ好ましい。その結果として、整巻性をより一層高めることができる。タッチローラ16の材料について特に制限はないが、テープ3と接する表面は、例えばゴム製が適当である。
台座部23bの形状については、ガイドローラ15とタッチローラ16とを支持できれば、特に制限は無いが、板状が適当である。台座部23bの材料についても特に制限はなく、例えば、ステンレス、ポリカーボネート等が適当である。
ガイドローラ15には、例えば、実施形態1のテープカートリッジを構成するガイドローラと同様のものを用いればよい。
尚、図5〜図8を用いて説明した例では、押圧部材の一例としてタッチローラ16を採用しているが、押圧部材はタッチローラに限定されない。押圧部材は、例えば、その一方の端部が台座部23bに固定されたシート状物であってもよい。シート状物は、小スペースに設置できる点においてタッチローラよりも好ましい。押圧部材が上記シート状物である場合、シート状物は、接触開始点Pと対応する位置において、湾曲していると好ましい。また、シート状物のテープに接する面は、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、および超高分子量ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種の低摩擦材料を含んでいると好ましい。
図4に示した例では、支持部材13は、重量調節部23e(図7参照)を備えていないが、支持部材13は、軸受部13aの中心が、支持部材13とガイド部材15とからなる構造体の重心となるように、重心調整部を備えていてもよい。
本発明のテープカートリッジは、リールの位置ずれの影響を受けることなく、テープの走行位置が安定化され、整巻性が優れているので、例えば、データバックアップ用のテープカートリッジとして有用である。
実施形態1のテープカートリッジの一例の内部構造を説明する平面概念図。 図1に示したテープカートリッジのA−A断面図 図3(A)は、リールの平面図、図3(B)は図3(A)のB―B断面図 図4(A)は、支持部材と支持部材によって支持されたガイドローラの平面図、図4(B)は図4(A)のC―C断面図 実施形態2のテープカートリッジ一例の内部構造を説明する平面概念図。 図5に示したテープカートリッジのD−D断面図 支持部材と、支持部材によって支持されたガイドローラおよびタッチローラの分解平面図 図7のE―E拡大断面図 従来のテープカートリッジの一例の内部構造を説明する平面概念図 図9のF―F断面図
符号の説明
1 ケース
2 リール
2a ハブ部
2b フランジ
21b 段差部
3 テープ
31 巻回部分
32 未巻回部分
4 ドライブの走行系のガイドローラ
8 ドライブの駆動軸
13 支持部材
13a 軸受部
13b アーム部
131 台座部
15 ガイド部材(ガイドローラ)
16 押圧部材(タッチローラ)
23 支持部材
231 アーム部
23a 軸受部
23b 台座部
23c レール
23d 連結部
23e 重量調節部

Claims (10)

  1. ケースと、
    前記ケース内に回転可能に配置された、ハブ部を含むリールと、
    繰り出し自在に前記リールの前記ハブ部に巻回されうるテープと、
    軸受部と前記軸受部から延びるように設けられたアーム部とを含む支持部材と、
    前記ケース内に配置されたテープ案内用のガイド部材とを含み、
    前記軸受部は、前記ハブ部を軸として前記リールに支持されており、
    前記ガイド部材は、前記アーム部に支持されており、
    前記支持部材は、前記軸受部が前記ハブ部に支持されることによって前記リールの回転を妨げることなく前記リールに支持され且つ前記アーム部が前記ケースの内面に当接することにより前記リールの回転に同期して回転することが防止されていることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記ガイド部材は、その中心軸を中心に回転可能に前記アーム部に支持されたガイドローラである請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 前記支持部材は、前記アーム部が前記ケース内の所定のコーナーによって位置規制されることにより、前記リールの回転に同期して回転することが防止されている請求項1に記載のテープカートリッジ。
  4. 前記ハブ部は、有底円筒状である請求項1に記載のテープカートリッジ。
  5. 前記リールは、前記ハブ部の底部近傍の外周に形成された環状段差部を備え、
    前記環状段差部に、前記軸受部が支持された請求項4に記載のテープカートリッジ。
  6. 前記アーム部は、前記ガイド部材が取付けられた板状の台座部からなる請求項1に記載のテープカートリッジ。
  7. 前記アーム部は、
    前記ガイド部材が取付けられた台座部と、
    前記テープのうちの巻回部分の径の変化に対応して、前記台座部をスライド可能とするレールとを含み、
    前記テープカートリッジは、前記テープのうちの未巻回部分と前記巻回部分との接触開始点において、前記未巻回部分を前記巻回部分に押し付け可能とし、前記台座部に取付けられた押圧部材をさらに含む請求項1に記載のテープカートリッジ。
  8. 前記押圧部材は、その中心軸を中心に回転可能に前記台座部に取付けられたタッチローラである請求項7に記載のテープカートリッジ。
  9. 前記ガイド部材と前記押圧部材との間を走行する前記テープの走行方向と、前記接触開始点を通る前記巻回部分の径方向とが直交するように、前記押圧部材と前記ガイド部材とが前記台座部に取付けられ、
    前記レールに沿って摺動する前記台座部の進退方向は、前記接触開始点を通る前記巻回部分の径方向と平行である請求項7に記載のテープカートリッジ。
  10. 前記軸受部の外形はリング状であり、
    前記軸受部の中心が、前記支持部材と前記ガイド部材と前記押圧部材とからなる構造体の重心となるように、前記支持部材は、前記軸受部に設けられた重心調整部をさらに含む請求項7に記載のテープカートリッジ。
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