JP4770617B2 - 通信同期方法および通信端末 - Google Patents
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Description
まず、ずらし量を求めようとしている通信端末の分割タイミングから見て、他の通信端末の予測される送信タイミングが、そのずらし量を求めようとしている通信端末の1スロット長に対してどれだけずれているかを測定する。したがって、測定したずれは、0から1スロット長の間の値となる。そして、そのずれの分布(たとえば、横軸を時間、縦軸を頻度としてヒストグラム化する)を調べる。その結果から、最も頻度の大きいずれを、ずらし量とする。
通信に参加したい通信端末Xは、ある時点から1フレームの間、他の複数の受信しうるすべての通信端末の送信データを受信し、それらの送信タイミングとずらし量Δを測定する(ステップ10)。ずらし量Δを用いて送信タイミングを補正し、1フレーム後の他の受信しうるすべての通信端末の送信タイミングを予測する(ステップ12)。予測される送信タイミングから、空きスロット(送信間隔が1スロット長よりも長い区間)の特定と、通信端末X自身のずらし量Δを求める(ステップ14)。空きスロットにずらし量Δ分ずらしてデータを送信、つまり、通信に参加する。このとき、送信データにずらし量Δ0 =0という情報を含ませる(ステップ16)。その後、図2のステップ20へ移行する。
まず、通信端末Xは、データの送信後、1フレームの間、他の複数の受信しうるすべての通信端末の送信データを受信し、それらの送信タイミングとずらし量Δを測定する(ステップ20)。ずらし量Δと、通信端末X自身のずらし量Δi を用いてそれらの送信タイミングを補正し、1フレーム後の他の複数の受信しうるすべての通信端末の送信タイミングを予測する(ステップ22)。予測される送信タイミングから、通信端末X自身のずらし量Δi+1 を求める(ステップ24)。ずらし量Δi 分ずらしてデータを送信する。このとき、送信データにずらし量Δi+1 の情報を含ませる(ステップ26)。Δi にΔi+1 の値を代入し、iにi+1を代入する(ステップ28)。ステップ20へ戻る。
通信端末は記憶装置202に記憶された1フレーム長、1スロット長で時分割多元接続方式により通信を行う。また、データを送信していないときは、データを受信する。ステップ10、20の処理は、受信装置200により受信したデータを制御プログラムに基づきCPU201で処理する。また、ステップ12、22の処理は、制御プログラムに基づきCPU201で処理する。同じく、ステップ14、24の処理は、制御プログラムに基づきCPU201で処理する。ステップ16、26の処理は、制御プログラムに基づくCPU201での処理と、送信装置203により処理される。ステップ28の処理もまた、制御プログラムに基づきCPU201で処理する。また、記憶装置202は、各ステップにおいて使用される送信タイミング、ずらし量、および補正された送信タイミングを記憶しておくためにも用いる。
T2:1スロット長
100、101、102:スロット
Claims (7)
- 時分割多元接続方式により通信を行う複数の第1の通信端末で構成された通信システムを同期させる通信同期方法において、
前記第1の通信端末が送信するデータには、次回のデータ送信時に、送信タイミングをずらす量であるずらし量の情報が含まれていて、
自己の前記第1の通信端末の前記ずらし量は、前回のデータ送信時の自己の前記第1の通信端末の前記ずらし量と、他の前記第1の通信端末の送信データを1フレームの間受信することで測定した他の前記第1の通信端末の送信タイミングおよび他の前記第1の通信端末の前記ずらし量により求め、
前記第1の通信端末がデータ送信する際、前回のデータ送信時に求めた前記ずらし量に基づき送信タイミングを変更すること、
を特徴とする通信同期方法。 - 前記通信システムに第2の通信端末が加入するとき、
前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末の送信データを1フレームの間受信することで測定した、前記第1の通信端末の送信タイミングおよび前記第1の通信端末の前記ずらし量から、前記第2の通信端末の前記ずらし量を求め、
前記第2の通信端末は、前記第2の通信端末の前記ずらし量だけ送信タイミングをずらしてデータを送信して前記通信システムに加入し、
前記第2の通信端末加入時の送信データには、前記ずらし量は0であるという情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信同期方法。 - 前記ずらし量は、送信タイミングおよびずらし量から1フレーム後の送信タイミングを予測し、予測される送信タイミングを自己の通信端末の1スロット長を基準に見た場合に最多頻度である送信タイミングに合わせるような量であり、
前記ずらし量が1/2スロット長以下であれば、前記ずらし量だけ送信タイミングを遅らせ、
前記ずらし量が1/2スロット長より大きければ、1スロット長から前記ずらし量を引いた値だけ送信タイミングを早める、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信同期方法。 - 前記最多頻度である送信タイミングが複数ある場合には、複数の前記最多頻度である送信タイミングのうちずらし量が最小の量となるものを前記ずらし量とすることを特徴とする請求項3に記載の通信同期方法。
- 前記ずらし量は、送信タイミングおよびずらし量から1フレーム後の送信タイミングを予測し、予測される送信タイミングを1スロット長を基準に見た場合の、送信タイミングの平均値に合わせるような量であり、
前記ずらし量が1/2スロット長以下であれば、前記ずらし量だけ送信タイミングを遅らせ、
前記ずらし量が1/2スロット長より大きければ、1スロット長から前記ずらし量を引いた値だけ送信タイミングを早める、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信同期方法。 - 前記平均値は、相加平均による値であることを特徴とする請求項5に記載の通信同期方法。
- 時分割多元接続方式により通信を行う通信端末において、
前記通信端末は、次回のデータ送信時の、送信タイミングをずらす量であるずらし量の情報が含まれた送信データを送信するデータ送信手段と、
他の前記通信端末の送信データを1フレームの間受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段により受信した他の前記通信端末の送信データの受信タイミングから各前記通信端末の送信タイミングを決定する送信タイミング決定手段と、
前記送信タイミング決定手段により求めた各前記通信端末の送信タイミングと、他の前記通信端末の送信データに含まれた各前記通信端末のずらし量から、自己の前記通信端末のずらし量を決定するずらし量決定手段と、
前記ずらし量決定手段により求めたずらし量に基づき自己の前記通信端末の送信タイミングを変更する送信タイミング変更手段と、
を有することを特徴とする通信端末。
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JP2006192533A JP4770617B2 (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 通信同期方法および通信端末 |
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