JP4770617B2 - 通信同期方法および通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、時分割多元接続方式により複数の通信端末が通信を行う通信システムにおいて、通信の同期の基準となる基地局を持たずとも複数の通信端末間の通信を同期させることができる通信同期方法に関するものである。
基地局のような基準となる局を持たずに複数の通信端末が通信を行っている場合に、通信端末間において送信タイミングの同期を取る方法として、特許文献1の方法が知られている。
特許文献1の方法では、通信端末にID番号とグループ番号を付し、そのID番号固有のタイミングで送信し、そのID番号の順に送信の順を決めている。そして、通信端末が他の通信端末の送信データを受信したときに、そのデータに含まれる端末データをもとに、受信の終了後随時、自己の受信タイミングを調整することで、同一のグループ番号が付された通信端末で構成されるグループ内の通信の同期を取っている。
特開2003−143056
しかし、特許文献1の方法では、各通信端末が自律的に動作しているため、互いの動作を考慮せずに動作をしてしまい、通信が衝突してしまう可能性がある。また、グループ番号が異なるグループ同士では通信を同期することができない。
そこで本発明の目的は、基準局を持たない通信システムにおいて、衝突が起こらないように通信を同期させる通信同期方法である。
時分割多元接続方式により通信を行う複数の第1の通信端末で構成された通信システムを同期させる通信同期方法において、第1の通信端末が送信するデータには、次回のデータ送信時に送信タイミングをずらす量(以下、本明細書では、「送信タイミングをずらす量」を「ずらし量」と呼ぶ)の情報が含まれていて、自己の第1の通信端末のずらし量は、前回のデータ送信時の自己の第1の通信端末のずらし量と、他の第1の通信端末の送信データを1フレームの間受信することで測定した他の第1の通信端末の送信タイミングおよび他の第1の通信端末のずらし量により求め、第1の通信端末がデータ送信する際、前回のデータ送信時に求めたずらし量に基づき送信タイミングを変更すること、を特徴とする通信同期方法である。
このように、送信データに次回のデータ送信時のずらし量を含ませ、各通信端末間でずらし量をやりとりすることにより、この送信データを受信した通信端末は、あらかじめそのデータを送信した端末の次回の送信タイミングを予測することができ、衝突を起こすことなく自己の送信タイミングをどれだけずらせばよいかを推定できる。このようなずらし量のやりとりを数回繰り返すことで、各通信端末のずらし量はゼロになる。つまり、この通信システムにおいて通信が同期される。
また、この通信方法からいくつかの通信端末が脱退したとしても、残った通信端末間でずらし量のやりとりは継続されているので、残った通信端末において構成される通信システムにおいて通信は同期される。
また、第1の発明による通信同期システムでは、複数の通信端末で構成され互いに通信しているグループ内での通信の同期だけでなく、複数のグループ間においても通信を同期することができる。複数のグループに共通に所属する通信端末が一つでもあれば、その共通に所属する通信端末のずらし量を介して複数のグループ全部の通信端末とずらし量のやりとりができるからである。
第2の発明は、第1の発明において、通信システムに第2の通信端末が加入するとき、第2の通信端末は、第1の通信端末の送信データを1フレームの間受信することで測定した、第1の通信端末の送信タイミングおよび第1の通信端末のずらし量から、第2の通信端末のずらし量を求め、第2の通信端末のずらし量だけ送信タイミングをずらしてデータを送信して通信システムに加入し、第2の通信端末加入時の送信データには、ずらし量は0であるという情報を含むことを特徴とする通信同期方法である。
このように、ある通信システムに第2の通信端末が加入する場合であっても、第1の通信端末がずらし量をやりとりしているため、第2の通信端末はそれらのずらし量から複数の第1の通信端末の次回の送信タイミングを予測できる。よって第2の通信端末は衝突することなく通信に加入できる。第2の通信端末加入後は、第1の発明のように、第1の通信端末と第2の通信端末間でずらし量をやりとりするので、第2の通信端末を含めた通信システムは通信が同期される。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、ずらし量は、送信タイミングおよびずらし量から1フレーム後の送信タイミングを予測し、予測される送信タイミングを自己の通信端末の1スロット長を基準に見た場合に最多頻度である送信タイミングに合わせるような量であり、ずらし量が1/2スロット長以下であれば、ずらし量だけ送信タイミングを遅らせ、ずらし量が1/2スロット長より大きければ、1スロット長からずらし量を引いた値だけ送信タイミングを早めることを特徴とする通信同期方法である。
以下、ずらし量の求め方についてさらに詳しく説明する。
まず、ずらし量を求めようとしている通信端末の分割タイミングから見て、他の通信端末の予測される送信タイミングが、そのずらし量を求めようとしている通信端末の1スロット長に対してどれだけずれているかを測定する。したがって、測定したずれは、0から1スロット長の間の値となる。そして、そのずれの分布(たとえば、横軸を時間、縦軸を頻度としてヒストグラム化する)を調べる。その結果から、最も頻度の大きいずれを、ずらし量とする。
最も頻度の大きいずれが複数ある場合には、第4の発明のように、最もずれの小さいものをずらし量としておけばよい。
また、第5の発明のように、最も頻度の大きいずれをずらし量とするのではなく、ずれの平均をずらし量としてもよい。ほかに中央値をずらし量としてもよい。また、平均は、第6の発明のように相加平均とするのが単純でよいが、加重平均であってもよい。また、分散を考慮してずらし量を求めてもよい。
第7の発明は、時分割多元接続方式により通信を行う通信端末において、通信端末は、次回のデータ送信時のずらし量の情報が含まれた送信データを送信するデータ送信手段と、他の通信端末の送信データを1フレームの間受信するデータ受信手段と、データ受信手段により受信した他の通信端末の送信データの受信タイミングから各通信端末の送信タイミングを決定する送信タイミング決定手段と、送信タイミング決定手段により求めた各通信端末の送信タイミングと、他の通信端末の送信データに含まれた各通信端末のずらし量から、自己の通信端末のずらし量を決定するずらし量決定手段と、ずらし量決定手段により求めたずらし量に基づき自己の通信端末の送信タイミングを変更する送信タイミング変更手段と、を有することを特徴とする通信端末である。
ずらし量決定手段は、各通信端末の送信タイミングと各通信端末のずらし量から、各通信端末の送信タイミングを補正する送信タイミング補正手段と、その補正された送信タイミングからずらし量を求めるずらし量決定手段の2つの手段から構成されていてもよい。
本発明によると、通信端末が互いにずらし量の情報を交換し合うことで、基地局のような時刻の基準となる外部システムからの信号を用いることなく、端末間で通信衝突を起こさず、完全自律で時間分割タイミングを同期することが可能となる。特に第2の発明では、通信システムに新たに通信端末が加入する場合であっても、その加入したい通信端末がデータを受信することで送信タイミングとずらし量を知ることができるので、衝突することなく通信に加入できる。
本発明は、通信の同期の際に基準となるような基地局を持たずに、複数の通信端末が時分割多元接続方式により通信している場合に、その通信を同期させる方法である。通信端末がデータを送信していない間は、受信状態にあるものとする。また、フレーム長およびスロット長は特定の値に固定されているものとする。
本発明の基本的な考え方は、通信端末が次回の送信時にどれだけ送信タイミングをずらすか(以下では、送信のタイミングを早くする、または、遅らせる時間量を”ずらし量”という)、という情報を送信データに含めることにある。他の通信端末がずらし量の情報を受信することで、将来の送信タイミングの分布を予測して通信の衝突を防止し、送信タイミングを調整することができる。
この基本的な考え方をもとにした本発明の通信同期の仕組みについて、図1、図2のフローチャートをもとに説明する。図1は、複数の通信端末が通信しているグループに、まだ他の通信端末と通信を開始していないある通信端末(以下通信端末X)が新規に加入する方法に関するフローチャートであり、図2は、すでに他の複数の通信端末の通信に通信端末Xが参加している場合に、通信を同期させる方法に関するフローチャートである。
まず、図1のフローチャートから説明する。
通信に参加したい通信端末Xは、ある時点から1フレームの間、他の複数の受信しうるすべての通信端末の送信データを受信し、それらの送信タイミングとずらし量Δを測定する(ステップ10)。ずらし量Δを用いて送信タイミングを補正し、1フレーム後の他の受信しうるすべての通信端末の送信タイミングを予測する(ステップ12)。予測される送信タイミングから、空きスロット(送信間隔が1スロット長よりも長い区間)の特定と、通信端末X自身のずらし量Δを求める(ステップ14)。空きスロットにずらし量Δ分ずらしてデータを送信、つまり、通信に参加する。このとき、送信データにずらし量Δ0 =0という情報を含ませる(ステップ16)。その後、図2のステップ20へ移行する。
次に、図2のフローチャートについて、説明する。
まず、通信端末Xは、データの送信後、1フレームの間、他の複数の受信しうるすべての通信端末の送信データを受信し、それらの送信タイミングとずらし量Δを測定する(ステップ20)。ずらし量Δと、通信端末X自身のずらし量Δi を用いてそれらの送信タイミングを補正し、1フレーム後の他の複数の受信しうるすべての通信端末の送信タイミングを予測する(ステップ22)。予測される送信タイミングから、通信端末X自身のずらし量Δi+1 を求める(ステップ24)。ずらし量Δi 分ずらしてデータを送信する。このとき、送信データにずらし量Δi+1 の情報を含ませる(ステップ26)。Δi にΔi+1 の値を代入し、iにi+1を代入する(ステップ28)。ステップ20へ戻る。
次に、ステップ12およびステップ22での送信タイミングの補正と、ステップ14およびステップ24でのずらし量の求め方について、詳しく説明する。まず、ステップ10、20での送信タイミング測定データから、ずらし量を求める通信端末の1スロット長を基準として、他の通信端末が1スロット長のどのタイミングで送信したかについて分布を調べ、自己のずらし量と、他の通信端末のずらし量から送信タイミングを補正する。たとえば、ある通信端末Yの送信タイミングが0.4スロット長で、通信端末Yのずらし量が0.1スロット長であれば、補正された送信タイミングは0.5スロット長となる。次に、補正後の送信タイミングから、横軸を時間、縦軸を頻度としてヒストグラムを作成する。このヒストグラムの最も頻度の大きいタイミングをずらし量とする。このようにずらし量を選ぶと、各通信端末のずらし量の和が小さくなるため効率よく同期することができる。最も頻度の大きいタイミングが複数ある場合には、そのなかで最もずらし量の短くなるものを選ぶ。また、ずらし量が1/2スロット長以下であれば、ずらし量だけ送信タイミングを遅らせ、ずらし量が1/2スロット長より大きければ、1スロット長からずらし量を引いた値だけ送信タイミングを早めるものとする。
たとえば、図3のヒストグラムに示すような送信タイミング分布であった場合に、上記のずらし量の求め方を適用すると、図3aの例では、ずらし量は1/2スロット長(1/2スロット長遅らせる)、図3bの例では、ずらし量は3/4スロット長(1/4スロット長早める)、図3cの例では、ずらし量は1/4スロット長(1/4スロット長遅くする)となる。
上で述べたずらし量の求め方はあくまで1例であり、ヒストグラムの単純平均や加重平均からずらし量を求めたり、分散を考慮したりしてもいい。
図1および図2のフローチャートに示す方法によると、衝突を起こすことなく通信に加入でき、また、通信の同期をとることができる。
以下、本発明の具体的な実施例を図を参照にしながら説明するが、本発明はそれらの実施例に限定されるものではない。
まず、実施例1では、通信端末Aと通信端末Bの2つの端末があり、2者間では通信をしておらず、それぞれが独立して図2のフローチャートに示す処理を行っている場合について、通信が同期される様子を説明する。
実施例1では、通信端末Aと通信端末Bはそれぞれ図4aのような通信タイミングであり、1スロット長ごとに実線で区切ってタイミングを示している。通信端末Aおよび通信端末Bの送信間隔T1(1フレーム長)は100ms、送信時間T2(1スロット長)は1ms、通信端末Aの送信と通信端末Bの送信の間隔T3は0.1msである。また、データを送信していない時は、通信端末Aと通信端末Bともに受信状態にあり、送信間隔、送信時間は変化しないものとする。また、通信端末Aと通信端末Bはそれぞれ単独で図2のフローチャートに示す処理を行っているので、通信端末Aのずらし量ΔA (0)=0、通信端末Bのずらし量ΔB (0)=0である。
このような状態で、先に通信端末Bが通信端末Aの存在に気づいたとする。つまり、通信端末Bの送信終了後から通信端末Aの送信開始前までの間に、通信端末Bが通信端末Aの送信データを受信することが可能な状態(たとえば、通信端末Aの移動により通信端末Bの受信可能な範囲に通信端末Aが入った等)になり、通信端末Bがステップ20の処理において、通信端末Aの送信データを観測した場合である。通信端末Aは通信端末Bの送信データを受信していないので、通信端末Bの存在にはまだ気づいていない。
このとき、通信端末Bは他の通信端末と通信していないので、新たな通信端末Aと通信をするべくステップ10へ移行する。ステップ10での観測の結果、通信端末Aの送信タイミングは図4aに示す送信タイミングであり、通信端末Bの1スロット長から見た通信端末Aの1スロット長のタイミング(言い換えれば、通信端末Bのスロット区切り線からその後の通信端末Aのスロット区切り線までの時間間隔)T4は0.9msであり、通信端末Aのずらし量ΔA (0)=0であることを測定した。したがって、ステップ12の処理では、通信端末Aのずらし量ΔA (0)から補正しても通信端末Aの送信タイミングは変わらず、0.9msのタイミングである。
次に、ステップ14の処理により空きスロットとずらし量を求めるが、2者間の通信であるから他の通信端末は通信端末Aしか存在せず、当然に頻度の最も大きいタイミングは通信端末Aの送信タイミングであり、ずらし量ΔB =0.9msとなる。なお、ずらし量が1/2スロット長より短い場合は、ずらし量分送信タイミングを遅らせ、ずらし量が1/2スロット長より長い場合は、1スロット長からずらし量引いた値の分送信タイミングを早くするものとする。よってこの場合は0.1ms送信タイミングを早くすることとなる。また、スロット100、101以外は空きスロットであることがわかる。ここでは、通信端末Aの送信タイミングに最も近いスロット102を選ぶとする。
次に、ステップ16の処理により、通信端末Bは、スロット102に0.1ms送信タイミングを早くして、「ずらし量ΔB (0)=0」という情報を含むデータを送信し、通信端末Aとの通信に参加する。その後、図2のステップ20へ移行する。
一方、通信端末Aは、ステップ20の処理により通信端末Bのデータを受信することで、通信端末Bの1スロット長のタイミングは0msでずらし量ΔB (0)=0であることを観測する。ステップ22での補正後のタイミングは0msであるからステップ24でΔA (1)=0と求まる。ステップ26では、ΔA (0)=0だから送信タイミングを変えずΔA (1)=0の情報とともにデータを送信する。そして、ステップ28の処理後ステップ20へ戻る。
図4bは、通信端末Bがステップ26の処理により送信タイミングを0.1ms早くデータを送信し、通信に加入したあとの状態である。このように通信端末Aと通信端末Bの通信は同期されている。その後、通信端末Aと通信端末Bは、新たに通信端末が検出されるなどの環境の変化がない限り、図2のフローチャートの処理を繰り返す。
以上のように、送信データにずらし量を含め、送信をずらすのが次回の送信時であるという方法により、通信端末Aも通信端末Bも送信タイミングをずらしたために、通信端末Aの送信と通信端末Bの送信が衝突してしまう、という問題を回避しつつ、基準局との通信によらずに同期をとることができる。
実施例2は、互いに同期がとれた通信をしている通信端末A、B、Cのグループと、そのグループとは独立して通信をしている通信端末Dがある場合である。ここで、グループ間の通信は同期していて、通信端末Dが先に通信端末A、B、Cのグループの存在に気づいたものとする。また、1フレーム長、1スロット長は実施例1と同様とする。
通信端末Dは、ステップ10の処理により、通信端末A、B、Cの通信タイミングおよびずらし量を測定したところ、通信タイミングは図5aに示すタイミングであり、ずらし量はいずれも0であった。通信端末Dの1スロット長を基準として、通信端末A、B、Cの送信タイミングT6はいずれも0.5msである。ずらし量0であるからステップ12での補正をしても変わらず0.5msのタイミングであり、ステップ14で通信端末Dのずらし量は0.5msとなる。したがって、ステップ16により、送信を0.5ms遅らせてデータを送信すると、図5bのように通信端末A、B、C、D間で同期が取れる。同期がとれている通信端末が3以上、多数存在しても、同様な処理により、新たな通信端末は、同期がとれている通信端末群に対して同期をとって加入することができる。
実施例3は、通信端末A、B、C間で通信を行っているグループに、新たにまだ通信を行っていない通信端末Dが加わり、通信端末A、B、C、D間で通信をする場合である。1フレーム長、1スロット長は実施例1と同様である。以下、図1のフローチャートに示す処理により衝突することなく通信端末Dが通信に加入する様子を説明する。
通信端末A、B、Cは、それぞれ図2のフローチャートに従い通信をしていて、通信端末A、B、C間での通信の同期をとろうとしている。通信端末Dはまだデータを送信していないので通信端末A、B、Cは通信端末Dの存在を検出していない。
まだ通信を開始していない通信端末Dは、ステップ10の処理により、通信端末Aの送信終了後のタイミングt1 から1フレームの間、通信端末B、C、Aの順に受信データを測定することで、通信端末B、C、Aの送信タイミングおよびずらし量を測定した。通信端末Aの送信終了後のタイミングとしたのは、説明の容易さからそのように選んだのであって、実際には通信端末Dは、任意のタイミングで1フレームの間測定すればよい。その結果、通信端末A、B、Cの送信タイミングは、図6aのようであった。通信端末Dを基準とする1スロット長においての送信タイミングは、通信端末AがT7(0ms)、通信端末BがT8(0.9ms)、通信端末CがT9(0.6ms)である。また、ずらし量は、ΔA (0)=0.5ms、ΔB (0)=0.6ms、ΔC (0)=0msであった。
次に、ステップ12の処理によりずらし量から送信タイミングを補正する。すると、通信端末AがT7−ΔA (0)で0.5ms、通信端末BがT8−(1−ΔB (0))で0.5ms、通信端末CがT9−ΔC (0)で0.6msとなり、これをヒストグラムとしてあらわすと図7のようになる。横軸は時間、縦軸は頻度である。次にステップ14であるが、図7から頻度が最も高い0.5msが通信端末Dのずらし量ΔD と求まる。また、ΔB (0)=0.6ms、ΔC (0)=0msであることから、通信端末Bの送信タイミングは0.4ms早くなり、通信端末Bの送信と通信端末Cの送信の間隔は1.1ms、つまり1スロット長以上になると予測できる。
次に、ステップ16の処理では、ずらし量ΔD =0.5msのタイミングで、「ずらし量ΔD (0)=0ms」という情報を含ませたデータを空きスロットに送信する。通信端末Bの送信と通信端末Cの送信の間に予測される空きスロット100に対して、0.5ms遅らせてデータを送信する。このステップ16の処理は、ΔB (0)=0.6msに基づき通信端末Bの送信タイミングが0.4ms早くなった後に行われる。そして、ステップ16の処理後、ΔC (0)=0msから通信端末Cの送信タイミングは変更されず、次に、ΔA (0)=0.5msより、通信端末Aの送信タイミングが0.5ms遅くなる。すると、図6bの状態となる。このように、図1のフローチャートの処理に従ったことで、衝突を起こさずに通信端末Dが通信に加入できた。その後通信端末Dはステップ20へ移行し、通信端末A、B、C、Dがそれぞれ図2のフローチャートの処理に従い通信することで、通信端末A、B、C、Dの通信はやがて同期される。同期をとりつつある通信端末の集団が、3以上、多数、存在しても、各通信端末において、自己の通信端末におけるスロットを基準とした他の通信端末のスロットのずれ量の度数分布を各通信端末毎に求めることになる。ある通信端末において観測される他の通信端末のスロットのずれ量とその度数との関係は、図3a−3bに示すようになる。この度数分布から、前述したような方法によ、自己の通信端末の送信タイミングと、次回の送信タイミングのずれ量が決定されることになる。
実施例4は、通信端末A、Bがあり、新たに通信端末Cが加入することで、通信端末A、B間では通信をしないが、通信端末A、C間と通信端末B、C間では通信をする場合である。1フレーム長、1スロット長は実施例1と同様である。また、通信端末A、Bはそれぞれ図2のフローチャートに従い動作をしていて、通信端末Cはまだデータを送信していないので通信端末A、Bは通信端末Cの存在を検出していない状態である。このような場合において、図1、2のフローチャートに従うことで通信の同期がなされる様子を説明する。
通信端末Cは、ステップ10の処理により、通信端末Bの送信終了から0.2ms遅れたタイミングであるt2 から1フレーム長の間、通信端末A、B、Cの通信タイミングおよびずらし量を測定したところ、通信タイミングは図8aに示すタイミングであり、ずらし量はいずれも0であった。通信端末Cの1スロット長を基準として、通信端末Aの送信タイミングT10は0.3ms、通信端末Bの送信タイミングT11は0.8msである。ずらし量0であるからステップ12での補正をしても送信タイミングは変わらず、ステップ14で通信端末Dのずらし量は、送信タイミングT10、送信タイミングT11のうちずらし量の小さい0.3msとなる。
次に、ステップ16において、空きスロットに0.3ms遅らせてΔC (0)=0の情報とともに送信すると、図8bの状態となる。このように、通信端末AとCの通信は同期がとれている。その後、通信端末Cはステップ20へ移行する。
次に、通信端末Aの動作について説明する。通信端末Aは、ステップ20の処理により、新たに加入した通信端末Cの送信タイミングT12は0ms、ずらし量は0であることを測定する。通信端末Aのずらし量は0で、通信端末Cのずらし量は0であるから、ステップ22による送信タイミングの補正はなく、ステップ24においてΔA (1)=0となり、ステップ26で送信タイミングをずらさずΔA (1)=0の情報とともにデータを送信する。そして、ステップ28の処理後ステップ20へ戻る。
次に、通信端末Bの動作について説明する。通信端末Bは、ステップ20の処理により、新たに加入した通信端末Cの送信タイミングT13は0.5ms、ずらし量は0であることを測定する。通信端末Bのずらし量は0で、通信端末Cのずらし量は0であるから、ステップ22による送信タイミングの補正はなく、ステップ24においてΔB (1)=0.5msとなり、ステップ26で送信タイミングをずらさずΔB (1)=0.5msの情報とともにデータを送信する。そして、ステップ28の処理後ステップ20へ戻る。
次に、ステップ20へ移行した通信端末Cの動作について説明する。通信端末Cは、ステップ20の処理により、通信端末Aの送信タイミングT14は0ms、通信端末Bの送信タイミングT15は0.5ms、ずらし量ΔA (1)=0、ΔB (1)=0.5msであることを測定する。通信端末Cのずらし量は0で、ずらし量ΔA (1)=0、ΔB (1)=0.5msであるから、ステップ22により通信端末Aの送信タイミングは補正がなく、通信端末Bの送信タイミングは0msに補正される。よって、ステップ24においてΔC (1)=0となり、ステップ26で送信タイミングをずらさずΔC (1)=0の情報とともにデータを送信する。そして、ステップ28の処理後ステップ20へ戻る。
その後、通信端末Bがステップ26の処理により送信タイミングをΔB (1)=0.5ms遅らせると、図8cのようになる。このように、通信端末Aと通信端末Bの間で通信をしていなくても、双方と通信する通信端末Cを介することで、通信端末A、B、C間で同期が取れる。
この場合において、通信端末Aに代えて、相互に通信を行っている多数の通信端末群Aと、その通信端末群とは通信を行っていないが、相互に通信を行っている多数の通信端末群Bが存在する時に、新たに通信端末Cが、その両群に通信加入する場合も同様である。通信端末Cが通信端末群Aに加入する場合には、実施例3で述べたように、他の通信端末のずれ量の同数分布から自己の送信タイミングと次回のずれ量とを決定する、多数の通信端末群に加入する同期手順が実行される。同様に、通信端末群Bに加入する場合には、実施例3で述べたように、他の通信端末のずれ量の同数分布から自己の送信タイミングと次回のずれ量とを決定する、多数の通信端末群に加入する同期手順が実行される。この手順が交互に実行されるが、通信端末群Aに属する各通信端末、通信端末群Bに属する各通信端末も、他の通信端末のスロットのずれ量の度数分布を求めて、前述したようにその度数分布から自己の通信端末の送信タイミングと次回のずれ量を決定する。このような同期手順が各通信端末で繰り替えされることにより、通信端末群Aの各通信端末、通信端末C、通信端末群への各通信端末は、最終的には、すべての通信端末のずれ量が零となる状態に収束することになる。すなわち、通信端末群Aと通信端末群Bとは、通信端末Cを介して、同期をとることになる。
このような、同期手順が進行するにつれて、通信環境が変化して、通信端末群Aからある通信端末が脱退したり、新たな通信端末が加入したり、また、通信端末群Aの一部の通信端末が通信端末群Bの一部の通信端末と通信を行うように変化したり、さらに、さらに別の通信端末群Dが、これらの群に加入するような場合であっても、上記の処理により、完全同期に向けて処理が実行される。全系が完全同期になる前に、通信環境が変化したとしても、本発明では、常に、ある通信端末から見て通信可能な全ての通信端末が完全に同期をとる方向に作用することになるので、その時点の最も効率の良い通信環境が実現することになる。
実施例5は、本発明による通信端末であり、図7はその通信端末の構成を示すブロック図である。受信装置200、CPU201、記憶装置202、送信装置203により構成され、記憶装置202には、制御プログラムが記憶されている。データ送信手段は、送信装置203およびステップ16、26の処理手順、データ受信手段は受信装置200、送信タイミング決定手段は、ステップ10、20の処理手順、ずらし量決定手段は、ステップ12、22、14、24、の処理手順、送信タイミング変更手段は、ステップ16、26で実現される。
この通信端末の動作について以下で説明する。
通信端末は記憶装置202に記憶された1フレーム長、1スロット長で時分割多元接続方式により通信を行う。また、データを送信していないときは、データを受信する。ステップ10、20の処理は、受信装置200により受信したデータを制御プログラムに基づきCPU201で処理する。また、ステップ12、22の処理は、制御プログラムに基づきCPU201で処理する。同じく、ステップ14、24の処理は、制御プログラムに基づきCPU201で処理する。ステップ16、26の処理は、制御プログラムに基づくCPU201での処理と、送信装置203により処理される。ステップ28の処理もまた、制御プログラムに基づきCPU201で処理する。また、記憶装置202は、各ステップにおいて使用される送信タイミング、ずらし量、および補正された送信タイミングを記憶しておくためにも用いる。
本発明は、たとえば複数の自動車間で位置や速度といった情報を共有するための通信システムに応用することが考えられる。
フローチャート。 フローチャート。 タイミング分布を示すヒストグラム図。 実施例1の通信タイミングを示す図。 実施例2の通信タイミングを示す図。 実施例3の通信タイミングを示す図。 実施例3でのタイミング分布を示すヒストグラム図。 実施例4の通信タイミングを示す図。 実施例5の通信端末の構成を示すブロック図。
符号の説明
A、B、C、D:通信端末
T2:1スロット長
100、101、102:スロット

Claims (7)

  1. 時分割多元接続方式により通信を行う複数の第1の通信端末で構成された通信システムを同期させる通信同期方法において、
    前記第1の通信端末が送信するデータには、次回のデータ送信時に、送信タイミングをずらす量であるずらし量の情報が含まれていて、
    自己の前記第1の通信端末の前記ずらし量は、前回のデータ送信時の自己の前記第1の通信端末の前記ずらし量と、他の前記第1の通信端末の送信データを1フレームの間受信することで測定した他の前記第1の通信端末の送信タイミングおよび他の前記第1の通信端末の前記ずらし量により求め、
    前記第1の通信端末がデータ送信する際、前回のデータ送信時に求めた前記ずらし量に基づき送信タイミングを変更すること、
    を特徴とする通信同期方法。
  2. 前記通信システムに第2の通信端末が加入するとき、
    前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末の送信データを1フレームの間受信することで測定した、前記第1の通信端末の送信タイミングおよび前記第1の通信端末の前記ずらし量から、前記第2の通信端末の前記ずらし量を求め、
    前記第2の通信端末は、前記第2の通信端末の前記ずらし量だけ送信タイミングをずらしてデータを送信して前記通信システムに加入し、
    前記第2の通信端末加入時の送信データには、前記ずらし量は0であるという情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信同期方法。
  3. 前記ずらし量は、送信タイミングおよびずらし量から1フレーム後の送信タイミングを予測し、予測される送信タイミングを自己の通信端末の1スロット長を基準に見た場合に最多頻度である送信タイミングに合わせるような量であり、
    前記ずらし量が1/2スロット長以下であれば、前記ずらし量だけ送信タイミングを遅らせ、
    前記ずらし量が1/2スロット長より大きければ、1スロット長から前記ずらし量を引いた値だけ送信タイミングを早める、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信同期方法。
  4. 前記最多頻度である送信タイミングが複数ある場合には、複数の前記最多頻度である送信タイミングのうちずらし量が最小の量となるものを前記ずらし量とすることを特徴とする請求項3に記載の通信同期方法。
  5. 前記ずらし量は、送信タイミングおよびずらし量から1フレーム後の送信タイミングを予測し、予測される送信タイミングを1スロット長を基準に見た場合の、送信タイミングの平均値に合わせるような量であり、
    前記ずらし量が1/2スロット長以下であれば、前記ずらし量だけ送信タイミングを遅らせ、
    前記ずらし量が1/2スロット長より大きければ、1スロット長から前記ずらし量を引いた値だけ送信タイミングを早める、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信同期方法。
  6. 前記平均値は、相加平均による値であることを特徴とする請求項5に記載の通信同期方法。
  7. 時分割多元接続方式により通信を行う通信端末において、
    前記通信端末は、次回のデータ送信時の、送信タイミングをずらす量であるずらし量の情報が含まれた送信データを送信するデータ送信手段と、
    他の前記通信端末の送信データを1フレームの間受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段により受信した他の前記通信端末の送信データの受信タイミングから各前記通信端末の送信タイミングを決定する送信タイミング決定手段と、
    前記送信タイミング決定手段により求めた各前記通信端末の送信タイミングと、他の前記通信端末の送信データに含まれた各前記通信端末のずらし量から、自己の前記通信端末のずらし量を決定するずらし量決定手段と、
    前記ずらし量決定手段により求めたずらし量に基づき自己の前記通信端末の送信タイミングを変更する送信タイミング変更手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
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