JP4770252B2 - 車両の故障診断方法及び装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の故障診断方法及び装置に関し、特に、ハイブリッド電気自動車における車両の故障診断方法及び装置に関する。
従来、ハイブリッド電気自動車(Hybrid Electric Vehicle:HEV)においては、変速制御を行うために設けられた複数個のクラッチの締結・開放を、油圧を媒介として行っている。その油圧は、低電圧(例えば、42V等)駆動された専用の電動ポンプによって供給しており、電動ポンプの電源は、HEVに搭載されている高電圧バッテリから直流(DC)低電圧に降圧するDC/DCコンバータにより、供給される。
DC/DCコンバータには、起動信号の入力や異常信号の出力等の入出力線が備えられているが、車両のコントロールユニットのような高機能のマイクロコンピュータは搭載されていない。従って、コンバータ本体が故障したとき、発せられる異常信号が間違いなく異常信号であるとの信頼性に欠けるため、故障を確実に検知することができない。
それを改善するため、主電源回路の高圧電源を低圧に変換するDC/DCコンバータの下流に、DC/DCコンバータの故障を検出する手段(センサ)を搭載する電源装置(特許文献1参照)が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−224709号公報
しかしながら、従来の電源装置は、DC/DCコンバータの故障時には故障が検知できなくなるため、フェールセーフ(Fail Safe)処理ができない。この結果、油圧ポンプへの電源供給が絶たれてしまうことが考えられ、油圧ポンプへの電源供給が絶たれてしまった場合、クラッチ制御不能となって、ユニット故障状態、更には、車両停止状態に陥ることも起こり得る。また、新たにセンサを搭載するので、コストアップに繋がってしまう。
この発明の目的は、新たに部品を追加せずコストアップに繋がらない、DC/DCコンバータの故障時にも故障を検知してフェールセーフ処理することができる車両の故障診断方法及び装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る車両の故障診断方法は、降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御するコントロールユニットにより、前記DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータの作動を制御し、且つ、前記アクチュエータの作動をモニタする処理と、前記アクチュエータへの作動指令値と前記アクチュエータの実作動検出値を比較する処理と、比較結果から、前記アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、前記アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、前記DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときの前記アクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅であれば、前記DC/DCコンバータが故障したと判定する処理とを有している。
また、この発明に係る車両の故障診断装置は、降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御する機能を有するコントロールユニットからなり、前記DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータを作動させる作動指令値をアクチュエータドライバに出力し、前記アクチュエータドライバから、作動させた前記アクチュエータの実作動検出値をフィードバックさせて、前記アクチュエータの作動を制御すると共に前記アクチュエータの作動をモニタし、前記アクチュエータへの作動指令値と前記アクチュエータの実作動検出値を比較して、前記アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、前記アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、前記DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときの前記アクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅であれば、前記DC/DCコンバータが故障したと判定する。
この発明によれば、降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御するコントロールユニットが、DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータの作動を制御し、且つ、アクチュエータの作動をモニタして、アクチュエータへの作動指令値とアクチュエータの実作動検出値を比較し、その比較結果から、アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときのアクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅であれば、DC/DCコンバータが故障したと判定する。このため、新たに部品を追加しないのでコストアップに繋がることなく、DC/DCコンバータの故障時にも故障を検知してフェールセーフ処理することができる。
また、この発明に係る車両の故障診断装置により、上記車両の故障診断方法を実現することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る車両の故障診断装置の概略構成を示すブロック説明図である。図1に示すように、車両の故障診断装置であるコントロールユニット10は、降圧用のDC/DCコンバータ11を有する車両、例えば、ハイブリッド電気自動車(HEV)等に搭載されており、車両を統合制御する機能を有している。
このようなコントロールユニット10としては、例えば、ハイブリッドコントローラモジュール(Hybrid Controller Module:HCM)がある。ここで、故障診断の対象となる車両は、例えば、無段変速機(Electronic−Infinitely Variable Transmission:E−IVT)を備えたハイブリッド電気自動車(HEV)等、DC/DCコンバータを有するものである。
DC/DCコンバータ11は、強電バッテリ12に接続された強電リレー13の下流である、強電リレー13とインバータ(Inverter:INV)14の間に接続されている。インバータ14は、強電バッテリ12からの駆動電力を、3相のモータジェネレータ(Motor Generator:MG)15に供給する。DC/DCコンバータ11は、低電圧(例えば、42V等)駆動され、ポンプドライバ16を介して、油圧ポンプ17に駆動電力を供給する。
ポンプドライバ16は、油圧ポンプ17に搭載された、油圧ポンプ17専用のドライバであり、このドライバから出力したポンプ回転数により油圧ポンプ17の作動を制御する。油圧ポンプ17からのポンプ出力は油圧回路(図示しない)へ送られる。この油圧ポンプ17としては、例えば、電動ポンプ等の電動アクチュエータが用いられ、アクチュエータドライバ(ポンプドライバ16)を介して、電動アクチュエータの作動が制御される。
コントロールユニット10は、ポンプドライバ16へポンプ回転数指令値aを出力する。ポンプ回転数指令値aが入力したポンプドライバ16は、モニタした油圧ポンプ17の実回転数bをコントロールユニット10へフィードバックする。また、コントロールユニット10は、DC/DCコンバータ11への起動信号cを出力し、DC/DCコンバータ11からの異常信号dが入力する。
図2は、コンバータの故障判定を説明し、(a)は正常時のポンプ回転数の時間変化をグラフで示す説明図、(b)は故障時のポンプ回転数の時間変化をグラフで示す説明図である。図2(a)に示すように、DC/DCコンバータ11及び油圧ポンプ17が正常に動作しているときは、ポンプ回転数指令値(即ち、ポンプ指令値)aの変化に追従して実回転数も変化するので、ポンプ実回転数(即ち、モニタ値)bも、回転数変更時に若干の遅れを伴うが、追従して変化する。
これに対し、図2(b)に示すように、例えば、DC/DCコンバータ11が故障して正常に動作していないときは、電源供給が絶たれるので、ポンプ指令値aがあるにも拘らず油圧ポンプ17の回転数が減少する(図中、二点鎖線は、電源断時のポンプ回転数の変化の傾きを示す)。
油圧ポンプ17の回転数減少により、ポンプ指令値aとモニタ値bの差(図中、P参照)が閾値より大きくなった場合、油圧ポンプ17の回転数変化の診断を開始する。油圧ポンプ17の回転数変化を診断して、モニタ値bの変化量(図中、Q参照)が故障判定閾値に近似していれば、DC/DCコンバータ11の異常と判定する。ここで、故障判定閾値とは、DC/DCコンバータ11からの電源供給が絶たれたときの油圧ポンプ17の回転変化量である。
つまり、油圧ポンプ17の負荷の大小(ポンプ指令値aの大小)に拘わらず、電源供給が絶たれたときの回転数減少は一定であり、0回転になるまでの時間が異なってくる。よって、故障判定閾値と比較することで、全ての負荷状態を見ることができる。
図3は、油圧ポンプの故障時のポンプ回転数の時間変化をグラフで示す説明図である。図3に示すように、例えば、油圧ポンプ17が故障して正常に動作していないときは、電源供給は継続されるが、ポンプ指令値aに対しモニタ値bが追従しない可能性がある(図中、二点鎖線は、油圧ポンプ故障時のポンプ回転数の変化の傾きを示す)。ポンプ指令値aとモニタ値bの差(図中、P参照)が閾値より大きければ、油圧ポンプ17の回転数変化の診断を開始する。油圧ポンプ17の回転数変化を診断して、モニタ値bの変化量(図中、Q参照)が故障判定閾値に近似していなければ(即ち、変化が一定でなければ)、油圧ポンプ17の異常と判定する。
図4は、図1の車両の故障診断装置によるフェールセーフ処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、車両の故障診断装置10によるフェールセーフ処理を行う場合、先ず、ハイブリッド電気自動車(HEV)に対する各種制御を実施する(ステップS101)。次に、油圧ポンプ17の回転数を指示するポンプ指令値aを出力し(ステップS102)、ポンプ指令値aに基づき回転する油圧ポンプ17の実回転数をモニタする(ステップS103)。
続いて、油圧ポンプ17に対するポンプ指令値aとモニタ値bから、回転変化量、即ち、ポンプ指令値aとモニタ値bの差の絶対値が診断開始閾値より大きいか否か(|指令値a−モニタ値b|>診断開始閾値?)を判断する(ステップS104)。判断の結果、回転変化量が診断開始閾値より大きい(yes)場合、更に、回転変化量が故障判定値に近似しているか否かを判断し(ステップS105)、回転変化量が診断開始閾値より大きくない(no)場合、ステップS101に戻る。
回転変化量が故障判定値に近似しているか否かの判断(ステップS105)の結果、回転変化量が故障判定値に近似している(yes)場合、DC/DCコンバータ11が故障していると判定し(ステップS106)、車両を安全な状態に制御(フェールセーフ処理)する(ステップS107)。その後、処理を終了する。一方、ステップS105で、回転変化量が故障判定値に近似していない(no)場合、油圧ポンプ17が故障していると判定し(ステップS108)、車両を安全な状態に制御(フェールセーフ処理)する(ステップS107)。その後、処理を終了する。
上述したように、車両の故障診断装置である、DC/DCコンバータ11を有する車両を統合制御するコントロールユニット(HCM)10が、例えば、電動ポンプ等のアクチュエータ(油圧ポンプ17)の作動(回転)を制御し、且つ、アクチュエータの作動状態(回転数)をモニタすることにより、アクチュエータへの作動指令値(ポンプ指令値a)とアクチュエータの実作動検出値(モニタ値b)を比較する。
そして、|作動指令値−実作動検出値|(指令値と検出値の偏差)と診断開始閾値を比較して、
|作動指令値−実作動検出値|(指令値と検出値の偏差)>診断開始閾値
であれば、アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、故障判定閾値と回転変化量を比較して、
故障判定閾値−許容幅<作動変化量<故障判定閾値+許容幅
であれば、DC/DCコンバータ11が故障したと判定する。即ち、DC/DCコンバータ11を使用して作動するアクチュエータ(油圧ポンプ17)が指令通り動いていないときに、DC/DCコンバータ11が故障したと判断する。
これにより、DC/DCコンバータ11が故障したのを検知できるため、ユニットの故障、車両の故障が発生したまま知らずに走行してしまうのを回避することができる。また、DC/DCコンバータ11の故障を検出するセンサ等を新たに設置する必要が無いため、コストアップ無しに故障診断を実現することができる。
また、コントロールユニット(HCM)10は、アクチュエータの診断結果から、アクチュエータの回転変化量が、
故障判定閾値−許容幅<作動変化量<故障判定閾値+許容幅
でなければ、アクチュエータ(油圧ポンプ17)が故障したと判定する。
これにより、アクチュエータ(油圧ポンプ17)の故障を事前に検知できるため、ユニットの故障、車両の故障が発生したまま知らずに走行してしまうのを回避することができる。また、アクチュエータ(油圧ポンプ17)の故障を検出するセンサ等を新たに設置する必要が無いため、コストアップ無しに故障診断機能を実現することができる。また、DC/DCコンバータ11の故障か、アクチュエータ(油圧ポンプ17)の故障かを区別することができるので、故障の部位を特定する検査工数を削減することができる。
また、コントロールユニット(HCM)10は、DC/DCコンバータ11の故障或いはアクチュエータ(油圧ポンプ17)の故障を判定した後に、車両を安全な状態に制御(フェールセーフ処理の実施)する。これにより、ユニットの故障、車両の故障が発生したことを知らずに走行してしまうのを回避することができる。
なお、診断開始閾値、故障判定閾値は、コントロールユニット(HCM)10による実験結果等に基づいて設定し、更に、本パラメータを基にイグニッションオフ(IGNOFF)時のDC/DCコンバータ停止時後における、アクチュエータ(油圧ポンプ17)の作動変化(回転数減少)をモニタし反映させることとする。これにより、実験結果等に基づいて得られたパラメータ値を反映させるため、信頼性を著しく向上させることができる。
このように、この発明によれば、降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御するコントロールユニットが、DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータの作動を制御し、且つ、アクチュエータの作動をモニタして、アクチュエータへの作動指令値とアクチュエータの実作動検出値を比較し、その比較結果から、アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときのアクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅であれば、DC/DCコンバータが故障したと判定するので、新たに部品を追加しないのでコストアップに繋がることなく、DC/DCコンバータの故障時にも故障を検知してフェールセーフ処理することができる。
また、この発明に係る車両の故障診断装置により、上記車両の故障診断方法を実現することができる。
この発明の一実施の形態に係る車両の故障診断装置の概略構成を示すブロック説明図である。 DC/DCコンバータの故障判定を説明し、(a)は正常時のポンプ回転数の時間変化をグラフで示す説明図、(b)は故障時のポンプ回転数の時間変化をグラフで示す説明図である。 油圧ポンプの故障時のポンプ回転数の時間変化をグラフで示す説明図である。 図1の車両の故障診断装置によるフェールセーフ処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 コントロールユニット
11 DC/DCコンバータ
12 強電バッテリ
13 強電リレー
14 インバータ
15 モータジェネレータ
16 ポンプドライバ
17 油圧ポンプ
a ポンプ回転数指令値
b ポンプ回転数
c 起動信号
d 異常信号

Claims (8)

  1. 降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御するコントロールユニットにより、前記DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータの作動を制御し、且つ、前記アクチュエータの作動をモニタする処理と、
    前記アクチュエータへの作動指令値と前記アクチュエータの実作動検出値を比較する処理と、
    比較結果から、前記アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、前記アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、前記DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときの前記アクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅であれば、前記DC/DCコンバータが故障したと判定する処理と
    を有する車両の故障診断方法。
  2. 降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御するコントロールユニットにより、前記DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータの作動を制御し、且つ、前記アクチュエータの作動をモニタする処理と、
    前記アクチュエータへの作動指令値と前記アクチュエータの実作動検出値を比較する処理と、
    比較結果から、前記アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、前記アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、前記DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときの前記アクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅でなければ、前記アクチュエータが故障したと判定する処理と
    を有する車両の故障診断方法。
  3. 前記DC/DCコンバータの故障を判定した後に、前記車両を安全な状態に制御する処理を有する請求項1に記載の車両の故障診断方法。
  4. 前記アクチュエータの故障を判定した後、前記車両を安全な状態に制御する処理を有する請求項2に記載の車両の故障診断方法。
  5. 降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御する機能を有するコントロールユニットからなり、
    前記DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータを作動させる作動指令値をアクチュエータドライバに出力し、前記アクチュエータドライバから、作動させた前記アクチュエータの実作動検出値をフィードバックさせて、前記アクチュエータの作動を制御すると共に前記アクチュエータの作動をモニタし、
    前記アクチュエータへの作動指令値と前記アクチュエータの実作動検出値を比較して、前記アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、前記アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、前記DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときの前記アクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅であれば、前記DC/DCコンバータが故障したと判定する車両の故障診断装置。
  6. 降圧用のDC/DCコンバータを備えた車両を統合制御する機能を有するコントロールユニットからなり、
    前記DC/DCコンバータに接続されたアクチュエータを作動させる作動指令値をアクチュエータドライバに出力し、前記アクチュエータドライバから、作動させた前記アクチュエータの実作動検出値をフィードバックさせて、前記アクチュエータの作動を制御すると共に前記アクチュエータの作動をモニタし、
    前記アクチュエータへの作動指令値と前記アクチュエータの実作動検出値を比較して、前記アクチュエータが指令通り動いていない場合、|作動指令値−実作動検出値|>診断開始閾値であれば、前記アクチュエータの作動変化を診断し、診断結果から、前記DC/DCコンバータからの電源供給が絶たれたときの前記アクチュエータの時間に対する作動変化量に相当する大きさの故障判定閾値に基づき、故障判定閾値−許容幅<アクチュエータ作動変化量<故障判定閾値+許容幅でなければ、前記アクチュエータが故障したと判定する車両の故障診断装置。
  7. 前記DC/DCコンバータの故障を判定した後に、前記車両を安全な状態に制御する請求項5に記載の車両の故障診断装置。
  8. 前記アクチュエータの故障を判定した後に、前記車両を安全な状態に制御する請求項6に記載の車両の故障診断装置。
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