JP4770191B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、膜電極接合体をその両側からセパレータで挟んで構成された燃料電池に関し、詳しくは、反応ガスをセル毎に分配するためのマニホールド部とセル内に形成されたガス流路部とを連通するガス流路連通部の構造に関する。
一般に、燃料電池は、複数枚の燃料電池セルが積層された燃料電池スタックとして使用される。各セルは、膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)の両側を金属やカーボン等で形成されたセパレータで挟んで構成されている。各セルにおいて、セパレータと膜電極接合体との間には、反応ガス(水素、空気等)が流れるガス流路部が形成されている。また、セパレータの端部には、反応ガスをセル毎に分配するためのマニホールド部が形成されている。
マニホールド部からガス流路部に反応ガスを供給するためには、マニホールド部とガス流路部とを連通させるガス流路連通部が必要となる。特許文献1に記載された燃料電池では、セルと膜電極接合体との間にシール部材を挟み、このシール部材にガス流路連通部を形成している。また、特許文献2に記載された燃料電池では、セルを構成する二枚のセパレータの内側に樹脂フレームを挟み、この樹脂フレームにガス流路連通部を形成している。
特開平10−55813号公報 特開2003−77499号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術のようにシール部材にガス流路連通部を形成する場合、シール部材の変形によってガス流路連通部が閉塞されてしまう可能性がある。特許文献2に記載の従来技術のようにセパレータの内側に樹脂フレームを設ける場合には、ガス流路連通部を一定高さに保つことができるものの、部品点数が増える分、組み付けの作業時間がかかり、また、組付け誤差が生じる可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、部品点数の増大を招くことなく、マニホールド部とガス流路部とを連通するガス流路連通部の高さを一定に維持できるようにした燃料電池を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、膜電極接合体を一対のセパレータにより挟んでなるセルが複数枚積層されることによって構成される燃料電池において、
反応ガスをセル毎に分配するためのマニホールド部と
各セルのセパレータの内側に形成されたガス流路部と
前記マニホールド部に前記ガス流路部を連通させるガス流路連通部とを備え、
前記ガス流路連通部は、隣り合うセルのセパレータとセパレータとの間に形成され、その入口を前記マニホールド部に直接接続されていることを特徴としている。
また、第2の発明は、前記の第1の発明において、前記セパレータは片面の凹部に対応した反対面が凸部となる表裏一体構造であり、当該セパレータの前記膜電極接合体に接する側とは反対側の面に形成された凸部が隣接するセパレータに接触することによって、当該隣り合う二枚のセパレータ間に前記ガス流路連通部が形成されていることを特徴としている。
また、第3の発明は、前記の第2の発明において、前記セパレータは、当該セパレータの前記膜電極接合体に接する側の面に形成された凸部によって前記膜電極接合体を支持するように構成され、前記凸部の背面にある凹部であって密閉性が要求される部位には、シール材が埋め込まれていることを特徴としている。
また、第4の発明は、前記の第3の発明において、前記シール材は樹脂であることを特徴としている。
また、第5の発明は、前記の第3又は第4の発明において、前記燃料電池は、隣り合うセルのセパレータとセパレータとの間に形成された冷却水通路を備え、前記シール材の少なくとも一部は、前記冷却水通路と前記ガス流路連絡部との間をシールするガスケットとして用いられていることを特徴としている。
また、第6の発明は、前記の第3乃至第5の何れか1つの発明において、前記シール材内に当該シール材よりも剛性の高い物質が埋設されていることを特徴としている。
また、第7の発明は、前記の第3乃至第6の何れか1つの発明において、前記膜電極接合体と前記膜電極接合体の外周に設けられるガスケットとは一体構造であり、前記のガスケットが一体化された膜電極接合体を前記一対のセパレータによって直接挟むことによって前記セルが構成されていることを特徴としている。
また、第8の発明は、前記の第2乃至第7の何れか1つの発明において、前記セパレータはプレス成形により形成されていることを特徴としている。
第1の発明によれば、剛性の高いセパレータ間にガス流路連通部が形成されるので、ガス流路連通部に変形が生じることはなく、一定の流路高さを確保することができる。また、本発明によれば、既存の部品であるセパレータ間にガス流路連通部を形成することから、樹脂フレーム等の別部品を必要としない。
特に、第2の発明によれば、膜電極接合体に接する側とは反対側の面に形成された凸部によってガス流路連通部を簡単に形成することができる。しかも、セパレータは片面の凹部に対応した反対面が凸部となる表裏一体構造であるので、高い剛性を確保することができる。
また、第3乃至第5の発明によれば、凸部と表裏一体に形成される凹部にシール材が埋め込まれるので、接着剤を要することなくシール材を配置することができる。
また、第6の発明によれば、シール材内にシール材よりも剛性の高い物質が埋設されることにより、シール材の反力を高めてシール性を向上させることができる。
また、第7の発明によれば、膜電極接合体にガスケットが一体化されているので、接着剤を要することなく膜電極接合体をセパレータに組み付けることができ、組み付けの作業時間を短縮することができる。
また、第8の発明によれば、表裏一体の凸部及び凹部をプレス成形によって簡単に形成することができる。
以下、図1乃至図4を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態としての燃料電池を構成するセパレータ10の平面図である。図2及び図3は、本発明の実施の形態としての燃料電池の構造を示す図であり、図2は図1のA−A断面に相当する断面図、図3は図1のB−B断面に相当する断面図、図4は図1のC−C断面に相当する断面図である。
図2及び図3に示すように、燃料電池は、電解質膜2をアノード電極4とカソード電極6とにより挟んで構成された膜電極接合体8を備えている。膜電極接合体8の外周部には、膜電極接合体8を囲むようにガスケット40が一体的に取り付けられている。燃料電池は、膜電極接合体8とガスケット40の一体品をその両面から一対のセパレータ10,20で挟んだものを一つのセルとし、このセルが複数枚一方向に積層された燃料電池スタックとして使用される。なお、燃料電池スタックの端部に位置する端セルの外側には、端末プレート30が積層されている。
セパレータ10,20には、膜電極接合体8のアノード電極4側に接する第1セパレータ10と、カソード電極6側に接する第2セパレータ20の2種類が用意されている。本実施形態では、セパレータ10,20として金属プレートをプレス成形したメタルセパレータが用いられている。セパレータ10,20の成形に使用する金属プレートとしては、板厚が0.05〜0.3mm(好ましくは0.1mm以下)でヤング率が7×1010Pa以上のものが用いられている。金属プレートに使用可能な金属種類としては、アルミニウム、鉄、チタン、ステンレス等が挙げられる。
図1の平面図は第1セパレータ10の平面形状を示している。この図に示すように、第1セパレータ10の左右の端部には、それぞれ3つのマニホールドが並んで形成されている。図中、第1セパレータ10の左側の端部に形成されたマニホールドは、上から水素入口マニホールド80,空気出口マニホールド82,冷却水入口マニホールド84である。図1中、第1セパレータ10の右の端部に形成されたマニホールドは、上から冷却水出口マニホールド81,空気入口マニホールド83,水素出口マニホールド85である。
第1セパレータ10の左右のマニホールド列の間には、第1セパレータ10の内側(膜電極接合体8に接する側)に窪んでいる谷部15と第1セパレータ10の外側(膜電極接合体8の反対の側)に盛り上っている山部17が交互に形成されている。谷部15は、セパレータ10,20により膜電極接合体8を挟む際、図2に示すようにアノード電極4に接触して膜電極接合体8を支持する支持面となる。一方、山部17と膜電極接合体8との間には、図3に示すように通路54が形成される。この通路54はアノード電極4に水素を供給するためのガス流路(水素流路)となっている。
第2セパレータ20の平面形状についての図示は省略するが、第2セパレータ20も第1セパレータ10と同様の平面形状を有しており、左右の端部にはそれぞれ3つのマニホールドが並んで形成されている。第2セパレータ20に形成された各マニホールドの位置は、第1セパレータ10に形成された各マニホールドの位置にそれぞれ一致している。
第2セパレータ20の左右のマニホールド列の間には、図2或いは図3に示すように、第2セパレータ20の内側に窪んでいる谷部25と第2セパレータ20の外側に盛り上っている山部27が交互に形成されている。谷部25は、セパレータ10,20により膜電極接合体8を挟む際、カソード電極6に接触して膜電極接合体8を支持する支持面となる。一方、山部27と膜電極接合体8との間には通路64が形成される。この通路64はカソード電極6に空気を供給するためのガス流路(空気流路)となっている。
また、第2セパレータ20に形成される谷部25と山部27の位置は、第1セパレータ10に形成される谷部15と山部17の位置にそれぞれ一致している。その結果、第1セパレータ10の山部17と隣接セルの第2セパレータ20の山部27とは接触し、お互いのセルを支持する支持面となる。一方、第1セパレータ10の谷部15と隣接セルの第2セパレータ20の谷部25との間には通路74が形成される。この通路74は冷却水が流れる冷却水流路となっている。
上記の水素流路54、空気流路64及び冷却水流路74は、各セパレータ10,20の谷部15,25と山部17,27に対応してそれぞれ複数本形成されている。各流路は、それぞれ対応する各マニホールドに接続されている。図2及び図3の断面図では、水素流路54を水素入口マニホールド80に接続する接続部の構成が示されている。図3に示すように、水素入口マニホールド80から供給される水素は、当該セルのセパレータ10と隣接セルのセパレータ20との間に形成される水素流路連通部50を通り、さらにセパレータ10と膜電極接合体8との間に形成される水素分配部52を通って各水素流路54に供給されるようになっている。詳細な説明は省略するが、空気流路64を空気入口マニホールド83に接続する接続部の構成もこれと同様の構成になっている。
水素流路連通部50は、前述のように第1セパレータ10の外側に形成されている。図2に示すように、第1セパレータ10の水素流路連通部50にあたる部位には、第1セパレータ10の外側に突き出ているバックアップ部(外側バックアップ部)11が形成されている。また。隣接セルの第2セパレータ20の水素流路連通部50にあたる部位にも、第2セパレータ20の外側に突き出ているバックアップ部(外側バックアップ部)21が形成されている。これら外側バックアップ部11,21が互いに接触することで、隣り合うセパレータ10,20の間に空間ができ、この空間が水素流路連通部50となっている。水素流路連通部50と第1セパレータ10の内側とは、第1セパレータ10に形成された開口部16を介して連通している。なお、当該セルが端セルの場合には、水素流路連通部50は、第1セパレータ10とその外側に配置される端末プレート30との間に形成される。図2及び図3に示すように、端末プレート30は第2セパレータ20の形状に略等しい形状を有している。
水素分配部52は、水素流路54に直交する方向に延びており、各水素流路54の上流端が接続されている。本実施形態では、これら水素分配部52と水素流路54とを合わせた流路全体が、第1の発明の「ガス流路部」に相当している。図2に示すように、水素流路連通部50と水素分配部52との境界部には、第1セパレータ10の内側に突き出してバックアップ部(内側バックアップ部)12が形成されている。内側バックアップ部12は、図1に示すように第1セパレータ10の縦方向に等間隔で形成されている。内側バックアップ部12はアノード電極4に接触し、第2セパレータ20側の内側バックアップ部22とともに膜電極接合体8を支持している。
第1セパレータ10の水素分配部52内にあたる部位には、第1セパレータ10の内側に突き出ている凸部(内側凸部)14と外側に突き出ている凸部(外側凸部)13が形成されている。内側凸部14及び外側凸部13は、図1に示すように第1セパレータ10の縦方向に等間隔で形成されている。内側凸部14はアノード電極4に接触して膜電極接合体8を支持するとともに、水素分配部52内の水素の流れを整流している。これら内側凸部14の作用によって、水素流路連通部50から水素分配部52に供給された水素は、水素分配部52内で整流されて各水素流路54へ均等に分配される。一方、第1セパレータ10の外側凸部13は、隣接セルの第2セパレータ20に形成された外側凸部23に接触してお互いのセルを支持している。
第2セパレータ20側の内側バックアップ部22は、第2セパレータ20の縦方向に延びている。この内側バックアップ部22と各空気流路64の下流端との間に形成される空間が空気集合部62になっている。各空気流路64を通った空気は空気集合部62に集められ、空気集合部62から空気出口マニホールド82(図1参照)へ排出される。第2セパレータ20の空気集合部62にあたる部位には、第2セパレータ20の内側に突き出ている凸部(内側凸部)24と、外側に突き出ている凸部(外側凸部)23とが形成されている。これら内側凸部24及び外側凸部23は、第1セパレータ10の内側凸部14及び外側凸部13の位置に合わせて、第2セパレータ20の縦方向に等間隔で形成されている。内側凸部24はカソード電極6に接触して膜電極接合体8を支持しており、外側凸部23は前述のように隣接セルの第1セパレータ10に形成された外側凸部13に接触してお互いのセルを支持している。これら外側凸部13,23が互いに接触することで、隣り合うセパレータ10,20の間に空間ができ、この空間は冷却水分配部72となっている。冷却水分配部72は、冷却水流路74に直交する方向に延びており、各冷却水流路74の上流端が接続されている。
第1セパレータ10の水素分配部52にあたる部位の外側には、ガスケット43が配置されている。図4は、燃料電池をガスケット43の長手方向に沿って切断した断面図である。図2及び図4に示すように、ガスケット43の一部は、第1セパレータ10に形成された内側バックアップ部12の裏側(凹部)に埋設されている。第2セパレータ20に形成された内側バックアップ部22の裏側には、ガスケット43に対向するようにゴム44が埋設されている。ガスケット43の先端がゴム44に押し当てられることで、隣接する水素流路連通部50と冷却水分配部72との間が確実にシールされるようになっている。
また、水素流路連通部50を構成する各外側バックアップ部11,21の裏側(凹部)にもゴム41,45が埋設されている。ゴム41,45が埋設されることで、セパレータ10,20のガスケット40が接触する接触面はフラットになり、ガスケット40によるシール性が保たれている。なお、これらゴム製部材40,41,43,44,45の材料には、シリコーン系ゴム、フッ素系ゴム、EPDM等であって、使用環境(温度範囲が−30〜120℃であって、且つpH2程度の酸性雰囲気)に耐えられるものが用いられている。
以上説明した燃料電池の構成によれば、水素入口マニホールド80と水素流路54とを接続する水素流路連通部50をセル間に形成することにより、従来のようにセルの内側に形成する場合に比較して、水素流路連通部50の流路高さや流路面積を大きくとることができる。また、水素流路連通部50を設けるために樹脂フレーム等の別部品を必要としないという利点もある。また、水素流路連通部50の高さは、セパレータ10,20にプレス成形する凸部(外側バックアップ部)11,21の高さによって任意に設定することができる。なお、空気流路連通部の詳細な構成は省略したが、空気流路連通部についても水素流路連通部50と同様に構成することで、以上列挙したような顕著な効果を同様に得ることができる。
さらに、上記の構成によれば、ガスケット40は膜電極接合体8に最初から一体化されており、他のゴム製部材41,43,44,45はセパレータ10,20に形成された凹部内に埋め込まれている。したがって、セル化の際には、膜電極接合体8をセパレータ10,20で挟むだけでよく、接着剤を用いた接着工程を必要としない。一般に接着剤は熱硬化型であるため接着剤が固まるまでに時間を要するが、上記の構成によれば、接着工程を必要としない分、燃料電池の製造工程における工程時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、次のように変形して実施してもよい。
図5の断面図は、第1セパレータ10の内側バックアップ部12の裏側(凹部)に埋設されるガスケット43の変形例(第1変形例)を示している。この第1変形例では、ガスケット43の基部に別部材47を埋め込んでいる。この別部材47はガスケット43の本体よりも剛性の高い物質でできた部材であり、ステンレス等の金属材やフェノール樹脂等の樹脂材を用いることができる。別部材47の形状に限定はなく、小さいビーズ状でもよく、薄い平板状でもよく、或いは針状でもよい。このように本体よりも高剛性の別部材47を入れることで、ガスケット43の反力を高めてシール性を向上させることができる。
また、図6A,図6B及び図6Cの断面図も、ガスケット43の変形例(第2変形例)を示している。図6Aは図1のA−A断面に相当し、図6Bは図1のB−B断面に相当し、図6Cは図1のC−C断面に相当している。この第2変形例では、ガスケット43の基部43aの厚みに応じてガスケット部43bの高さを異ならせるようにしている。具体的には、図6A及び図6Cに示すように、基部43aの厚い部分は、ガスケット部43bの高さを高くし、図6B及び図6Cに示すように、基部43aの薄い部分は、ガスケット部43bの高さを低くしている。このような構成によれば、基部43aの厚さによらず面内の圧縮率を略一定にすることができ、ガスケット43の反力が場所によってばらつくのを防止することができる。
また、上記実施の形態では、ガス流路部の流路構造としてストレート型を採用しているが、櫛型、或いはサーペンタイン型等、その流路構造には限定がない。
本発明の実施の形態としての燃料電池を構成するセパレータの平面図である。 本発明の実施の形態としての燃料電池の構造を示す図であり、図1のA−A断面に相当する断面図である。 本発明の実施の形態としての燃料電池の構造を示す図であり、図1のB−B断面に相当する断面図である。 本発明の実施の形態としての燃料電池の構造を示す図であり、図1のC−C断面に相当する断面図である。 ガスケットの第1変形例の構造を示す断面図である。 ガスケットの第2変形例の構造を示す、図1のA−A断面にあたる部位の断面図である。 ガスケットの第2変形例の構造を示す、図1のB−B断面にあたる部位の断面図である。 ガスケットの第2変形例の構造を示す、図1のC−C断面にあたる部位の断面図である。
2 電解質膜
4 アノード電極
6 カソード電極
8 膜電極接合体
10 第1セパレータ
20 第2セパレータ
11,21 外側バックアップ部
12,22 内側バックアップ部
13,23 外側凸部
14,24 内側凸部
15,25 谷部
16 開口部
17,27 山部
30 端末プレート
40 ガスケット
41,45 ゴム
43 ガスケット
44 ゴム
50 水素流路連通部
52 水素分配部
54 水素流路
62 空気集合部
64 空気流路
72 冷却水分配部
74 冷却水流路
80 水素入口マニホールド
81 冷却水出口マニホールド
82 空気出口マニホールド
83 空気入口マニホールド
84 冷却水入口マニホールド
85 水素出口マニホールド

Claims (8)

  1. 膜電極接合体を一対のセパレータにより挟んでなるセルが複数枚積層されることによって構成される燃料電池において、
    反応ガスをセル毎に分配するためのマニホールド部と
    各セルのセパレータの内側に形成されたガス流路部と
    前記マニホールド部に前記ガス流路部を連通させるガス流路連通部とを備え、
    前記ガス流路連通部は、隣り合うセルのセパレータとセパレータとの間に形成され、その入口を前記マニホールド部に直接接続されていることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記セパレータは片面の凹部に対応した反対面が凸部となる表裏一体構造であり、当該セパレータの前記膜電極接合体に接する側とは反対側の面に形成された凸部が隣接するセパレータに接触することによって、当該隣り合う二枚のセパレータ間に前記ガス流路連通部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記セパレータは、当該セパレータの前記膜電極接合体に接する側の面に形成された凸部によって前記膜電極接合体を支持するように構成され、前記凸部の背面にある凹部であって密閉性が要求される部位には、シール材が埋め込まれていることを特徴とする請求項2記載の燃料電池。
  4. 前記シール材は樹脂であることを特徴とする請求項3記載の燃料電池。
  5. 前記燃料電池は、隣り合うセルのセパレータとセパレータとの間に形成された冷却水通路を備え、
    前記シール材の少なくとも一部は、前記冷却水通路と前記ガス流路連絡部との間をシールするガスケットとして用いられていることを特徴とする請求項3又は4記載の燃料電池。
  6. 前記シール材内に当該シール材よりも剛性の高い物質が埋設されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の燃料電池。
  7. 前記膜電極接合体と前記膜電極接合体の外周に設けられるガスケットとは一体構造であり、前記のガスケットが一体化された膜電極接合体を前記一対のセパレータによって直接挟むことによって前記セルが構成されていることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の燃料電池。
  8. 前記セパレータはプレス成形により形成されていることを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の燃料電池。
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