JP4769846B2 - 餃子の帯皮の送り装置 - Google Patents

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本発明は、味の良い餃子を製造するため、帯状に巻回された水分の多い皮の材料を比較的厚く展伸して帯皮をつくり、そこから円形をした餃子の皮を打ち抜いて一枚ずつ自動製造機に供給する餃子の帯皮の送り装置に関する。
従来、餃子の帯皮の送り装置は、水分をおよそ35%含んだ材料ロールから解き出される厚さが6mm程度の材料Mを第1展伸ロールによって略半分の3mm程度の厚さに、かつ、長手方向へ長く展伸させ、引き続いて第2展伸ロールによって、最終的には0.7〜0.8mm程度に一層薄くし同時に幅方向の寸法を整える材料供給部を有するもので、味のことよりも帯皮の強度を重視して、製造の容易化に専念するものであった(特許文献1参照)。
一方餃子の味からは、手造り餃子の最良味の皮は加水43%、皮厚1.5mmであるとされ、水分が多く皮厚のものを高速で、しかも完全自動供給する機械が求められていた。
帯状の餃子皮を連続的に送り出す帯皮供給手段を備え、帯皮供給手段から送り出される帯状の餃子皮を下方の打抜き手段へ重力で降下させる餃子製造機は、最も多く用いられている方式であり、この餃子の完全自動製造機の性能は1時間に10000個の餃子造りが可能である。この性能を落とすことなく、柔らかく、厚く重く、曲げられると割れたり切れたりする帯皮から円形の餃子の皮を打ち抜くことは、至難とされてきた。
難しいとされる点をさらに分析すると、
1. 帯皮端部の初通しが困難である。
2.間欠送りベルトの同期が悪くなり、パンチが噛んでしまうことがある。
3.打ち抜かれた帯皮が弱く、垂れたり、ひっかかったりして切れてしまう。
の3点がある。
そこで、発明者はそのような3つの不具合を解消すべく、トライアルアンドエラーの技術開発を行った。
特開2006−333793号公報
解決しようとする問題点は、従来の餃子の帯皮と比較して、本件の味の良い帯皮の引っ張り強度、曲げ強度の低下と質量の増加を如何にして送り装置の改良をもって補う事ができるかであった。
本発明は、帯状の餃子皮を連続的に送り出す帯皮供給手段を備え、帯皮供給手段から送り出される帯状の餃子皮を下方の打抜き手段へ重力で降下させる餃子製造機において、帯皮端部を通すときのみ略水平方向の強い上気流を発生させると同時に、後押し流ノズルと吹上げノズルによって強い下気流を発生 させ、その間に帯皮端部を浮揚させて送り、帯皮端部が巻き取り装置に到達するまでそれを維持する手段を有する餃子の帯皮の送り装置であることを特徴とする。
本発明によれば、帯皮端部を通すときのみ略水平方向の強い上記流と強い下気流を発生させ、その間に帯皮端部を浮揚させて送り、帯皮端部が巻き取り装置に到達するまでそれを維持する手段を有することによって、帯皮端部の初通しが困難であったものが完全に解決され容易になった。
かくして、加水43%、皮厚1.5mmで、水分が多く柔らかく味の良い餃子の皮を高速で、しかも完全自動供給することが可能となった。
以下、本願発明の実施例を図面によって説明する。図1から図3は、餃子の帯皮であり、図1は正常に流れているときの餃子の皮を打ち抜いた後の状態を示したものである。
帯状の餃子皮10は、後述するパンチによって餃子の皮が打ち抜かれ、普通2連の打抜き孔11を残して、送り13の間隔で連続した帯皮となる。図1と図2で示された状態は餃子の皮の残さい物であるが、即座に巻き取られてホッパー(図示していない)に戻されると再び帯状の餃子皮10として供給されるのでロスは生じない。
図3は、帯皮端部12を示したもので、帯状の餃子皮10には打抜き孔11は明いていない。
図4を用いて、本願発明の基本構成を説明する。ホッパーを出て、帯状の餃子皮10は数段のローラーによって所望する幅と厚さに加工され、下方の打抜き手段40へ重力で降下させるのは、従来の装置と同様である。打抜き手段40はパンチ31とダイス32とからなり、間欠運動する送りベルト30、打ち抜かれた帯状の餃子皮10の淵部を強く押さえる歯付きローラ36も従来の装置と同様である。
打抜き手段40が作用するときは、帯状の餃子皮10が停止するから、帯状の餃子皮10はたるみ20とはり21を繰り返して作業は進行する。
図4において、帯状の餃子皮10の表面側に、上気流ノズル35が設けられている。また、帯状の餃子皮10の裏面側に、後押し流ノズル33と吹上げノズル34を設けた。ノズルはパイプ材の一端を閉じ、他端から高圧の空気を送り込み、パイプ材の壁に明けた複数の小孔から噴射するもので、流量は調整可能にしてある。
図5は、本願発明の要部を示す図4相当の正面図である。まず、帯皮端部を狭く複雑な機構の間を初通しすることを説明する。
帯状の餃子皮10の帯皮端部12は、たるみ20の状態で垂れ下がってきて、上気流ノズル35と後押し流ノズル33の間に降りてくると、表面と裏面を強い左向きの気流で曲げられ、帯皮端部12は波打ちながらフォーク39の上面へ載せられ、パンチ31とダイス32の間を通過し、スロープ体37の上面へとたどり着く、狭く複雑な機構の間を通り抜ける。
やがて、吹上げノズル34からの弱い気流によって、帯皮端部12はスロープを登り、間欠運動する送りベルト30、帯状の餃子皮10の淵部を強く押さえる歯付きローラ36に捕らえられると、確実に巻き取られていく。
帯状の餃子皮10の帯皮端部12はかなり長く打抜き孔11も明いていない無駄の帯のように思えるが、前述したようにホッパーに返して最終的には全てを有効使用する。初通しに要する時間は数秒であって、初通しが済むと上気流ノズル35と後押し流ノズル33からの気流は停止する。
次に、フォーク状の帯皮間欠押し出し手段38について説明する。図5、図6において、フォーク状の帯皮間欠押し出し手段38は、垂れ下がった帯状の餃子皮10を乗せ、図6で見るように、板状のフォーク39が出入りして間欠送りをつかさどる。フォーク39には帯状の餃子皮10が粘りつきやすいので、撥水性のある樹脂をコートしている。
次に、中央に溝を有するスロープ体37について説明する。図5、図7、図8において、中央に溝を有するスロープ体37はパンチ31の直ぐ下流に位置し、帯状の餃子皮10をゆるい勾配で引き上げる役目を持つ。パンチング時にダイス32への粘りつく帯状の餃子皮10を上方へ引っ張り揚げつつ送ることによってスムースに帯状の餃子皮10を送ることができる。
しかも、打抜き孔11の後端は垂れ下がりを防止するため、常に、吹上げノズル34で持上げている。スロープ体37の中央には溝を設けて帯状の餃子皮10のひっかかりを避けるとともに、空気通路とすることで吹上げノズル34からの空気を逃がしている。
本願発明の帯状の餃子皮を示す平面図相当の説明図である。 図1のII―II断面を示す説明図である。 本願発明の帯皮端部を示す平面図相当の説明図である。 本願発明の実施例構成を示す正面図相当の説明図である。 図4で帯皮端部を通す状態を示す説明図である。 本願発明の実施例でフォーク状の帯皮間欠押し出し手段を示す平面図相当の説明図である。 本願発明の実施例でスロープ体を示す平面図相当の説明図である。 図7のVIII―VIII断面を示す説明図である。
符号の説明
10 帯状の餃子皮
11 打抜き孔
12 帯皮端部
13 送り
20 たるみ
21 はり
30 送りベルト
31 パンチ
32 ダイス
33 後押し流ノズル
34 吹上げノズル
35 上気流ノズル
36 歯付きローラ
37 スロープ体
38 間欠押し出し手段
39 フォーク
40 打抜き手段
41 ゆるい勾配
42 溝

Claims (1)

  1. 帯状の餃子皮を連続的に送り出す帯皮供給手段を備え、帯皮供給手段から送り出される帯状の餃子皮を下方の打抜き手段へ重力で降下させる餃子製造機において、帯皮端部を通すときのみ略水平方向の強い上気流を発生させると同時に、後押し流ノズルと吹上げノズルによって強い下気流を発生させ、その間に帯皮端部を浮揚させて送り、帯皮端部が巻き取り装置に到達するまでそれを維持する手段を有する餃子の帯皮の送り装置。
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