JP4768138B2 - オブジェクトの多次元表示のための方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の観察者に対するオブジェクトの多次元表示、とりわけ発生された仮想オブジェクトの3D表示のための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常はコンピュータにおいて発生された仮想オブジェクトの多次元表示、とりわけ3次元表示のためには3D画像(3D=3次元)の形式でオブジェクトをプロジェクション乃至は表示するためのプロジェクション装置又は表示装置が使用される。例えば、このためにはメガネが使用され、これらのメガネにおいて各観察者の目の位置が十分に現実に近いパースペクティブ視野のために考慮され、各々の目に対してこれらのメガネによって所属の画像が発生される。これは、例えば右側の画像表示乃至は左側の画像表示に対して異なって方向付けられた偏光を有するプロジェクションによって行われる。この偏光フィルタ技術以外のさらに別の方法は、液晶シャッタメガネ(LCシャッタメガネ又は単にシャッタメガネと呼ぶ)である。この場合、プロジェクタ又はメガネに配置されているいわゆるLCシャッタによって右側及び左側の画像が同期してクロック制御されて投影面に表示される。同じクロック(Wechseltakt)においてこのシャッタメガネは観察者側で適切な画像に対する視野をイネーブルする。このシャッタメガネの右側のガラスと左側のガラス(=観察者の目)との間の切り換えのクロック周波数は、主にいわゆるフリッカ効果の回避によって決定される。いわゆる立体像のフリッカなしの知覚に対してこの交流周波数はほぼ50Hzである。
【0003】
ここで記述された2つのシステム(偏光フィルタ又はシャッタメガネ)は、観察者だけに対する、つまり空間における1つの位置だけに対する仮想オブジェクトの3D表示のみを可能にする。観察者の位置変化がある場合乃至は空間において複数の観察者がいる場合、一人の観察者乃至は複数の観察者のそれぞれの視野はこの仮想オブジェクトに対して変化し、この結果、この仮想オブジェクトは固定的にこの空間において現れない。これによって、位置に依存して、この表示される仮想オブジェクトの歪化又は圧縮が起こる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、異なる位置における複数の観察者に対して十分に現実に近いオブジェクトを表示することを可能にする、多数の観察者に対するオブジェクトの多次元表示のための方法及び特別な装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、方法において、それぞれの観察者に対して空間における所属の位置が決定され、これらの位置に基づいて所属の観察者のパースペクティブ視野を表すオブジェクトに対する画像が発生され、それぞれの観察者に所属する画像の発生のために、画像表示装置のビームスペクトルから多数のスペクトル領域がフィルタリングされて取り出される、多数の観察者に対するオブジェクトの多次元表示のための方法によって解決される。
【0006】
さらに、上記課題は、装置において、各観察者に所属の画像ピックアップ装置ならびに空間における観察者の位置を決定するための各観察者に所属の測定装置を有し、さらに観察者の位置に基づいて所属の観察者のパースペクティブ視野を表すオブジェクトに対する画像を表示するための多数の画像表示装置を有しており、それぞれの観察者に所属する画像の発生のために、画像表示装置のビームスペクトルから多数のスペクトル領域がフィルタリングされて取り出される多数の観察者に対するオブジェクトの多次元表示のための特別な装置によって解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】
上記の第1の課題は、本発明において、それぞれの観察者に対して空間における所属の位置が決定され、これらの位置に基づいて所属の観察者のパースペクティブ視野を表すオブジェクトに対する画像が発生される、多数の観察者のためのオブジェクトの多次元表示のための方法によって解決される。各々一人の観察者に対するこのような位置に依存する画像表示によって次のことが可能になる。すなわち、複数の観察者が同時に周囲環境、例えば空間において移動することができ、さらに、複数の観察者がこの際にそれぞれ自分の位置から知覚されるこのオブジェクトに対する視野を観察することが可能になる。従って、この方法はとりわけマルチユーザに適しており、従って、チーム作業のために使用できる。このチーム作業においては複数の人が同時に1つのオブジェクトにおいてできる限り現実に近い状態で作業することができる。さらに、このオブジェクトのマルチサイドプロジェクション(Mehrseitenprojektion)が提供される。
【0008】
有利には、それぞれの観察者に所属する画像の発生のために、画像表示装置のビームスペクトルから多数のスペクトル領域がフィルタリングされて取り出される。この場合、当該位置パースペクティブを記述する様々な画像を発生するために、この画像表示装置の異なるビームスペクトル又は放射スペクトルが出力結合される。有利には、スペクトル領域として狭帯域の周波数バンド、とりわけ3つの色受容体を表すスペクトル領域が出力結合される。人間の眼が知覚する三原色、赤、緑及び青であるこれら3つの色受容体は特に高いスペクトル純度を有する。
【0009】
これらの原色、赤、緑及び青の高いスペクトル純度に起因して、有利には、各観察者に対して、約5〜20nmのとりわけ狭帯域の隣接する周波数バンドが、フィルタリングされて取り出される。各々一人の観察者に対して出力結合され周波数トリプレット(frequency triplet)とも呼ばれるこれら三原色に対する周波数バンドは、有利には人間の眼の個々の色受容体の放射スペクトル内にある。例えば、赤、緑及び青の色に対してはこれらを表す周波数バンド445〜455nm、515〜525nm乃至は605〜615nmが一人の観察者に対して出力結合される。
【0010】
オブジェクトの十分に現実に近い仮想表示のために、各観察者毎に2つの画像(以下では特に立体像のための対画像(Halbbilder)と呼ぶ)が発生される。これらの2つの対画像は左眼乃至は右眼を表す画像情報を含む。これによって、両目の間隔によって起因する一人の観察者の2つの異なるパースペクティブが考慮される。
【0011】
3次元知覚のために必要な、観察者の眼にそれぞれ所属する対画像の分離のために、有利には、画像表示装置の放射スペクトル乃至はビームスペクトルから隣接する異なるスペクトル領域が出力結合される。システムの設定に応じて、第1の観察者に対しては、両方の目に対してそれぞれ原色に所属のスペクトル線を中心として周波数バンドとして約5〜20nm(半値幅とも呼ばれる)が出力結合される。すなわち、左眼に対しては、原色、赤、緑及び青として例えば周波数445〜455nm、515〜525nm乃至は605〜615nm(周波数トリプレットFT1と呼ばれる)が出力結合され、右眼に対しては周波数460〜470nm、530〜540nm乃至は620〜630nmが出力結合される。第2の観察者に対しては、周波数バンドが相応にシフトされ、例えば480、550乃至は635nmのスペクトル線を中心とする周波数バンドが出力結合される。
【0012】
付加的に又は選択的に、各観察者の2つの対画像は所属のクロックシーケンスによって表示される。これによって、観察者の数は、干渉フィルタにだけ基づく複数の及び一人の観察者に対する画像乃至は対画像の分離に比べてオブジェクトの位置依存表示のために増大される。さらに、例えば50Hzよりも大きい、とりわけ約160〜180Hzのクロック周波数の相応な設定によって、いわゆるフリッカ効果が十分に回避乃至は抑圧される。
【0013】
同じクロックシーケンスにおいて異なるスペクトル領域又は周波数トリプレットが出力結合されることによって、とりわけ有利な実施形態が複数の観察者に対して提供される。代わりに、複数の観察者に対して異なるクロックシーケンスにおいて同じスペクトル領域又は周波数トリプレットが出力結合される。観察者の数及び同時に画像表示の個数をさらに増大するために、付加的に偏光フィルタが使用される。この偏光フィルタは様々に直線偏光又は円偏光される。
【0014】
上記第2の課題は、本発明において、各観察者に所属の画像ピックアップ装置ならびに空間における観察者の位置を決定するための各観察者に所属の測定装置を有し、さらに観察者の位置に基づいて所属の観察者のパースペクティブ視野を表すオブジェクトに対する画像を表示するための多数の画像表示装置を有する、多数の観察者に対するオブジェクトの多次元表示のための特別な装置によって解決される。これによって、同時に複数の観察者によって、同一のオブジェクトが、それぞれの観察者に所属のパースペクティブ視野からとりわけ現実に近い状態でかつ十分に歪み少なく知覚されることが可能になる。画像表示装置としては例えばいわゆるCRTモニタ、LCDパネル、プロジェクションディスプレイ、レーザプロジェクタ又はプラズマディスプレイが使用される。それぞれの観察者に対する位置に依存したオブジェクトの表示のために、従って、各観察者に対する異なる画像情報の表示のために、各観察者のための画像ピックアップ装置として有利にはメガネが設けられる。
【0015】
各々一人の観察者を特徴づける、表示すべきオブジェクトの対画像の分離のために、少なくとも2つの予め設定可能な干渉フィルタが設けられる。すなわち、観察者の各々の目に対して対画像として原色、赤、緑及び青に所属のスペクトル領域(=周波数トリプレット)がフィルタリングされて取り出され、左眼に対するスペクトル領域として乃至は右眼に対するスペクトル領域としてきわめて隣接した異なるスペクトル領域が出力結合される。このために、干渉フィルタはとりわけ狭帯域に構成され、それぞれの原色に対して狭い透過領域を有する。
【0016】
干渉フィルタとしては有利には誘電フィルタが設けられる。これによって、とりわけ簡単なやり方でオブジェクトの3D表示が一方で各々の目に対して及び/又は各観察者に対して別個にそれぞれの観察者の位置に対する所属の異なる画像情報によって可能になる。
【0017】
観察者の数を増大するためには、付加的に液晶シャッタが設けられる。例えば画像ピックアップ装置、例えばメガネに配置されている乃至は画像表示装置、例えばプロジェクタに配置されているLCシャッタの使用の際には、クロック周波数を高めることによっていわゆるフリッカ効果が十分に回避される。
【0018】
例として以下の記述によって二人の観察者に対するこの装置の様々な選択的な実施形態をより良く説明する:
装置Aは例えば周波数トリプレットあたり1つの画像表示ユニット、観察者あたり1つの画像ピックアップユニット、さらに観察者の位置を決定するための測定装置を含み、この結果、オブジェクトの位置に依存した3D表示は次のように可能になる:
又は、
装置Bは例えば周波数トリプレットあたり1つの画像表示ユニット、観察者あたり1つの画像ピックアップユニット、シャッタ、さらに観察者の位置を決定するための測定装置を含み、この結果、オブジェクトの位置に依存した表示は次のように可能になる:
又は、
装置Cは例えば周波数トリプレットあたり1つの画像表示ユニット、観察者あたり1つの画像ピックアップユニット、シャッタ、さらに観察者の位置を決定するための測定装置を含み、この結果、オブジェクトの位置に依存した表示は次のように可能になる:
(ただし、パースペクティブ1及び2乃至は3及び4=それぞれの観察者1又は2の眼のパースペクティブ、周波数トリプレット1〜4=原色、赤、緑及び青に対するそれぞれ3つの周波数バンド、シャッタ=LCシャッタ)
複数の壁面を有する空間における表示(=マルチサイドプロジェクション)ならびにこの装置の構成のやり方に依存して、例えば、各壁面に対して観察者あたり2つの画像表示装置及び観察者あたり1つの画像ピックアップ装置、又は、各壁面に対して観察者あたり1つの所属の画像表示及び画像ピックアップ装置が設けられる。言い換えれば、各周波数トリプレットに対してそれぞれ所属の画像表示装置が設けられる。干渉フィルタリングとLCシャッタ技術との組み合わせによって、画像表示装置の数が低減できる。干渉フィルタリングだけに基づく装置では、周波数トリプレットあたり1つの画像表示装置が設けられる。従って、LCシャッタ、干渉フィルタ及び/又は画像表示手段の個数はこの装置の実施形態に応じてならびに閉じた又は開かれた周囲環境の空間の構成に応じて変化しうる。画像ピックアップ装置、例えばメガネの個数は有利には予め設定される観察者の数に相応する。
【0019】
この装置のオンラインモード、例えば観察者の運動を、従ってパースペクティブ視野の変化を考慮するオブジェクトの表示に対して、測定装置としては位置決定のためのセンサが設けられる。このセンサはワイヤレス伝送によって位置のためのデータがコンピュータユニット、例えばグラフィックコンピュータに伝送される。これらのデータに基づいて、コンピュータによってオブジェクトに対する観察者のその都度のパースペクティブ視野がもとめられ、画像表示装置に基づいて相応のパースペクティブ画像が発生される。
【0020】
構成に応じて、全ての画像表示装置に対して共通の中央コンピュータを設けることができる。代わりに各画像表示装置が所属のコンピュータを有することもできる。構成に応じて、この場合、コンピュータを用いて画像表示装置に基づいて各観察者に対する2つの対画像又は各観察者に対する画像が発生され、後者の場合には2つの対画像の分離がLCシャッタを用いて行われる。
【0021】
本発明によって得られる利点は、とりわけ、位置に依存するオブジェクトの3D表示によって複数の観察者が同時に及び共通にこのオブジェクトを異なるパースペクティブから観察することができることにある。とりわけこの方法によって次のことが可能になる。すなわち、複数の人の共同作業において、観察者のそれぞれの位置を十分に現実に即して表わす、オブジェクトに対する視野が所属の画像において表示され、これによってこれまでのシステムに比べて改善された視覚化、とりわけできるだけ歪みの少ない視覚化が仮想的に発生されるオブジェクトによって可能になる。さらに、ここに記述される方法及びここで使用される装置によって、一人の観察者の眼のパースペクティブ及び/又は複数の観察者の位置に依存するパースペクティブに対する特に厳密な画像分離が可能となる。横方向の頭部の運動に起因するいわゆるゴースト像が確実に回避される。3D画像の形式におけるオブジェクトのプロジェクションはこの場合投影面には依存せず、任意の壁面に投影されうる。とりわけ投影面に対して横方向の観察者位置において特に厳密な画像分離が可能となる。
【0022】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0023】
全ての図面において互いに相応する部分には同一の参照符号が付けられている。
【0024】
図1は多数の観察者B1〜Bnに対して面2においてオブジェクトOに対する画像を多次元表示するための装置1を示す。面2は例えば空間4における投影面である。代わりに、面2を開かれた周囲環境に配置することもできる。
【0025】
観察者B1〜Bnは面2におけるオブジェクトOの観察に関して異なる位置P1〜Pnを有し、従ってオブジェクトOに対する異なるパースペクティブ視野S2n−1からS2nを有する。各観察者B1〜Bnの両眼の間隔に起因して、各観察者B1〜Bnは2つのパースペクティブS1及びS2乃至はS2n−1及びS2nを有する。
【0026】
空間4の複数の面2のうちの1つの面へ画像の形式でオブジェクトOをプロジェクションするために多数の画像表示装置6が設けられる。画像表示装置6の構成に応じて、これらの画像表示装置6は面2の前面に又は裏面に設けることができる。画像表示装置6としては例えばLCDディスプレイ、プラズマディスプレイ、レーザプロジェクタ又はチューブプロジェクタが設けられる。
【0027】
図2には概略的にこのような画像表示装置6が図示されている。この画像表示装置6はオブジェクトOに対する画像の発生のために2つの異なるパースペクティブS1及びS2又はS3及びS4に対して2つのビーム発生器8を有し、これらの2つのビーム発生器8には異なるパースペクティブS1及びS2に対する2つの画像を分離するためにそれぞれ干渉フィルタ10が割り当てられている。各干渉フィルタ10を用いて、オブジェクトOの発生すべき画像に対して画像表示装置6のビームスペクトルからパースペクティブS1のための多数の所定のスペクトル領域λ1〜λ3乃至はパースペクティブS2のための多数の所定のスペクトル領域λ4〜λ6がフィルタリングされて取り出される。この場合、各パースペクティブS1及びS2に対して異なるスペクトル領域λ1〜λ3乃至はλ4〜λ6が出力結合される。これらの異なるスペクトル領域はきわめて隣接している。
【0028】
各パースペクティブに対するスペクトル領域λ1〜λ3乃至はλ4〜λ6としては、画像表示装置6のビームスペクトル又は放射スペクトルからほぼ5〜20nmの狭帯域の周波数バンドが出力結合される。有利には、これらの周波数バンドは人間の眼によって知覚される原色、赤、緑及び青に対するスペクトル領域に存在するスペクトル領域λ1〜λ6を含む。2つのパースペクティブS1及びS2は一方で一人の観察者B1の異なる眼のパースペクティブであってもよい。しかし、代わりに、異なる観察者B1乃至はB2の2つの異なるパースペクティブS1及びS3であってもよい。
【0029】
一人の観察者B1〜Bnに必要な2つの対画像の分離のために乃至は複数の観察者B1〜Bnに必要な画像の分離のために、画像表示装置6は干渉フィルタ10に加えてLCシャッタ12を有する。この場合、同期信号によって、2つのパースペクティブS1及びS2に対して画像を分離するためにそれぞれのLCシャッタ12が交互にクロックシーケンスによって開閉される。
【0030】
干渉フィルタ10及び/又はLCシャッタ12を有する画像表示装置6の構成の代わりに、図3には画像ピックアップ装置14が図示されている。画像ピックアップ装置14として、例えばそれぞれの観察者B1〜Bnに所属するメガネが設けられる。この画像ピックアップ装置14は一人の観察者B1〜Bnの対画像の分離のために干渉フィルタ10を含む。加えて、対画像を分離するためにLCシャッタ12を設けることができる。種類及び設定に応じて、装置1は様々な形式に構成できる。すなわち、画像ピックアップ装置14及び/又は画像表示装置6が干渉フィルタ10だけを有するか、又は、干渉フィルタ10とLCシャッタ12の組み合わせを有するか、又は、干渉フィルタ10及びLCシャッタ12及び偏光フィルタ(図示せず)の組み合わせを含むことができる。例えば画像表示装置6としてレーザプロジェクタが設けられている場合には、干渉フィルタ10だけが各観察者B1〜Bnの画像ピックアップ装置14に割り当てられる。すなわち画像表示装置6における干渉フィルタ10は無くてもよい。
【0031】
それぞれの観察者B1〜Bnの位置決定のために、所属の画像ピックアップ装置14は測定装置16を有し、この測定装置16は観察者B1〜Bnの位置のためのデータをここには図示されていないコンピュータに例えばワイヤレスで伝送する。
【0032】
図4〜6には、複数の観察者B1〜Bnの画像ならびにそれぞれ一人の観察者B1〜Bnの対画像のそれぞれの出力結合及び分離のための様々な方法が図示されている。
【0033】
図4は、異なる位置P1〜Pn及びこれから結果的に生じる異なるパースペクティブS1〜S2nを有する複数の観察者B1〜Bnに対して装置1が有利には個々の画像の分離のための干渉フィルタ10だけを含むケースを表している。干渉フィルタ10ではそれぞれ異なるスペクトル領域λ1〜λ3n*がフィルタリングされて取り出される。この場合、各々一人の観察者B1、B2〜Bnに対してそれぞれ2つのパースペクティブS1及びS2、S3及びS4乃至はS2n−1及びS2nは、観察者の両眼の間隔に起因して所属の周波数トリプレットFT1及びFT2、FT3及びFT4乃至はFT2n−1及びFT2nの出力結合を用いて記述され、さらに画像表示装置6に基づいて面2におけるオブジェクトOに対する所属の画像の形式において図示される。
【0034】
周波数トリプレットFT1〜FT2として、それぞれ原色、赤、緑及び青に対するスペクトル線を含む3つの周波数バンドが画像表示装置6のビームスペクトルから出力結合される。観察者B1において、例えば左眼、すなわちパースペクティブS1に対しては、周波数トリプレットFT1として周波数バンド445〜455nm(=青色)、515〜525nm(=緑色)及び605〜615nm(=赤色)が出力結合される。右眼に対しては、相応に隣接した又はシフトされたスペクトル領域λ1*〜λ3*が、すなわち周波数バンド460〜470nm(=青色)、530〜540nm(=緑色)及び620〜630nm(=赤色)を有する周波数トリプレットFT2が出力結合される。観察者2においては、同様に僅かに周波数領域だけシフトされた周波数トリプレットFT3及びFT4が使用される。狭帯域性に基づいてこれらの周波数トリプレットFT1〜FT4の個々の周波数バンドをこのようにほんの僅かだけシフトすることによって、全ての観察者B1〜Bnに対してそれぞれの原色がフィルタリングされて取り出されることが保証される。干渉フィルタ10によってフィルタリングされたスペクトル領域λ1〜λ3n*によって、それぞれの観察者B1〜Bnは各々の目に対する所属の対画像を立体像として及びその両目によってオブジェクトOに対する位置関連画像を受け取る。
【0035】
図5は、異なる位置P1〜Pn及びこれから結果的に生じる異なるパースペクティブS1〜S2nを有する複数の観察者B1〜Bn(例として二人の観察者に対して図示されている)に対して、装置1が有利には個々の画像及び/又は対画像を分離するための干渉フィルタ10及びLCシャッタ12を含む選択的なケースを表す。この場合、二人の観察者B1及びB2に対して、それぞれ所属の2つの眼のパースペクティブS1及びS2乃至はS3及びS4に対して異なる周波数トリプレットFT1及びFT2がスペクトル領域λ1〜λ3乃至はλ1*〜λ3*としてフィルタリングして取り出される。それぞれの眼のパースペクティブS1及びS2乃至はS3及びS4の対画像の分離のために観察者B1及びB2毎に異なる周波数FT1及びFT2が干渉フィルタ10によって出力結合される。これら二人の観察者B1及びB2の画像の分離のためにLCシャッタが設けられており、このLCシャッタ12はそれぞれの観察者B1及びB2に対して異なって同期化される。すなわち、LCシャッタ12が観察者B1に対して開かれている場合には、このLCシャッタ12は観察者B2に対しては閉じられている。
【0036】
図6は、異なる位置P1〜Pn及びこれから結果的に生じる異なるパースペクティブS1〜S2nを有する複数の観察者B1〜Bn(例として二人の観察者B1及びB2に対して図示されている)に対して、装置1が有利には個々の画像及び/又は対画像を分離するための干渉フィルタ10及びLCシャッタ12を含むさらに別の選択的なケースを表す。この場合、これら二人の観察者B1及びB2に対して、それぞれ所属する2つの眼のパースペクティブS1及びS2乃至はS3及びS4に対して同一の周波数トリプレットFT1乃至はFT2が干渉フィルタ10によるスペクトル領域λ1〜λ3乃至はλ1*〜λ3*の出力結合によって使用される。それぞれの眼のパースペクティブS1及びS2乃至はS3及びS4の分離のために、観察者B1及びB2毎にLCシャッタ12が設けられ、これらのLCシャッタ12はそれぞれの眼のパースペクティブS1及びS2乃至はS3及びS4に対して異なって同期化される。すなわち、LCシャッタ12が観察者B1に対してパースペクティブS1に対して開かれている場合には、LCシャッタ12は観察者B1のパースペクティブS2に対して閉じられている。二人の観察者B1及びB2の画像の分離のために、きわめて隣接した異なるスペクトル領域λ1〜λ3乃至はλ4〜λ6が干渉フィルタ10によって出力結合される。
【0037】
観察者B1〜Bnの種類及び数に応じて、装置1は付加的に異なる画像の分離のために偏光フィルタを含むことができる。
【0038】
装置1の動作においてぞれぞれの測定装置16を用いてもとめられた観察者B1〜Bnの位置P1〜Pnは異なるパースペクティブS1〜S2nを決定するために使用される。もとめられたパースペクティブS1〜S2nに基づいて、この場合、画像表示装置6を用いてそれぞれのパースペクティブS1〜S2nを表すオブジェクトOの画像が面2において発生される。これらの異なる画像を分離するために、相応の個数の干渉フィルタ10及び画像ピックアップ装置14ならびに画像表示装置6が設けられている。
【0039】
付加的に、観察者B1〜Bnの数を増大するために、すなわち異なるパースペクティブ画像の個数を増大するために、LCシャッタ12が設けられうる。LCシャッタ12の同期化のためには、有利にはここには図示されていない中央コンピュータユニット又は分散コンピュータユニットが設けられている。観察者B1〜Bnの数をさらに増大することは、画像を分離するために偏光フィルタを使用することによって行われる。
【0040】
画像を分離するために干渉フィルタ10を使用することによって、特に非常に厳密な分離が実現される。原色の波長における特に狭帯域の透過性によって、観察者B1〜Bnにおけるセレクティブな知覚が達成される。連続スペクトルを有する自然光は十分にフィルタリングされ、従って抑圧される。なぜなら、干渉フィルタ10は三原色の狭いスペクトル領域λ1〜λ2nに対してのみ透過的だからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の観察者に対するオブジェクトの多次元表示のための装置の概略図である。
【図2】図1の画像表示装置の概略図である。
【図3】図1の画像ピックアップ装置の概略図である。
【図4】図1の装置に対する様々なスペクトル領域の出力結合を示すための線図である。
【図5】図1の装置に対する様々なスペクトル領域の出力結合を示すための線図である。
【図6】図1の装置に対する様々なスペクトル領域の出力結合を示すための線図である。
【符号の説明】
O オブジェクト
1 多次元表示のための装置
2 面
4 空間
B1〜Bn 観察者
P1〜Pn 観察者の位置
S1〜S2n パースペクティブ
6 画像表示装置
λ1〜λ3n* スペクトル領域
8 ビーム発生器
10 干渉フィルタ
12 LCシャッタ
14 画像ピックアップ装置
16 測定装置
Claims (12)
- 多数の観察者(B1〜Bn)に対するオブジェクト(O)の多次元表示のための方法において、
それぞれの観察者(B1〜Bn)に対して空間における所属の位置(P1〜Pn)が決定され、該位置(P1〜Pn)に基づいて所属の観察者(B1〜Bn)のパースペクティブ視野(S1〜S2n)を表す前記オブジェクト(O)に対する画像が発生され、
それぞれの観察者(B1〜Bn)に所属する画像の発生のために、画像表示装置(6)のビームスペクトルから多数のスペクトル領域(λ1〜λ3*n)がフィルタリングされて取り出される
多数の観察者(B1〜Bn)に対するオブジェクト(O)の多次元表示のための方法。 - スペクトル領域(λ1〜λ3*n)として狭帯域の周波数バンドが出力結合される、請求項1記載の方法。
- 約5〜20nmの狭い周波数バンドが出力結合される、請求項2記載の方法。
- それぞれの観察者(B1〜Bn)毎に2つの画像が発生される、請求項1〜3のうちの1項記載の方法。
- それぞれの観察者(B1〜Bn)の2つの画像に対して隣接する異なるスペクトル領域(λ1〜λ3、λ1*〜λ3*)が出力結合される、請求項4記載の方法。
- それぞれの観察者(B1〜Bn)の2つの画像は所属のクロックシーケンスによって表示される、請求項4又は5記載の方法。
- 複数の観察者(B1〜Bn)に対して同じクロックシーケンスにおいて異なるスペクトル領域(λ1〜λ3、λ4〜λ6)が出力結合される、請求項6記載の方法。
- 複数の観察者(B1〜Bn)に対して異なるクロックシーケンスにおいて同じスペクトル領域(λ1〜λ3、λ1*〜λ3*)が出力結合される、請求項6記載の方法。
- 多数の観察者(B1〜Bn)に対するオブジェクト(O)の多次元表示のための装置において、
各観察者(B1〜Bn)に所属の画像ピックアップ装置(14)ならびに空間(4)における前記観察者(B1〜Bn)の位置(P1〜Pn)を決定するための各観察者(B1〜Bn)に所属の測定装置(16)を有し、さらに前記観察者(B1〜Bn)の前記位置(P1〜Pn)に基づいて所属の前記観察者(B1〜Bn)のパースペクティブ視野(S1〜S2n)を表す前記オブジェクト(O)に対する画像を表示するための多数の画像表示装置(6)を有しており、
それぞれの観察者(B1〜Bn)に所属する画像の発生のために、画像表示装置(6)のビームスペクトルから多数のスペクトル領域(λ1〜λ3*n)がフィルタリングされて取り出される
多数の観察者(B1〜Bn)に対するオブジェクト(O)の多次元表示のための装置。 - それぞれの観察者(B1〜Bn)の画像ピックアップ装置(14)としてメガネが設けられている、請求項9記載の装置。
- それぞれの観察者(B1〜Bn)に対する画像の発生のために予め設定可能な少なくとも1つの干渉フィルタ(10)が設けられている、請求項9又は10記載の装置。
- それぞれの観察者(B1〜Bn)に対して液晶シャッタ(12)が設けられている、請求項9〜11のうちの1項記載の装置。
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