JP2011221151A - 情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 偏光分割多重、波長分割多重、時分割多重等により多重化されて表示された映像から、いずれかの映像を分離して視聴することができ、視聴したい情報を簡易かつ安価に選択することができる情報表示装置を提供する。
【解決手段】 情報を複数のチャネルに振り分け、これに応じた映像を偏光分割多重、波長分割多重、時分割多重等により多重化して表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報を複数のチャネルに振り分け、これに応じた映像を偏光分割多重、波長分割多重、時分割多重等により多重化して表示する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、複数チャネルに振り分けた情報に応じた各チャネルの映像を多重化して表示し、いずれかのチャネルの映像を選択して見ることができる情報表示装置に関する。
1つのスクリーンに偏光方向が異なる右目用の画像と左眼用の映像を投影し、左右の眼に異なる偏光版を通してスクリーンに投影された映像を見せることにより、立体表示を可能にした立体映像表示システムが知られている(例えば特許文献1)。
また、予め位置情報に対応させた情報を準備しておき、カメラと、GPS等の位置検出手段と、姿勢検出手段等を有する携帯電話端末において、カメラで撮影した映像中に、位置情報に対応させた情報に応じた画像を合成して表示するサービスが知られている(例えば非特許文献1)。
Tonchidot Corporation、"Sekai Camera v2.2.0 Released in App Store"、[online]、平成22年3月13日、Tonchidot Corporation、[平成22年4月5日検索]インターネット<URL:http://sekaicamera.com/>
しかしながら、上述のサービスでは、表示すべき情報が多いと、表示が重なって視認性が低下したり、視聴者には必要ない情報が多数表示されるため、目的の情報を得るためには効率が悪かったりする問題があった。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、例えば偏光分割多重、波長分割多重、時分割多重等により多重化されて表示された映像から、いずれかの映像を分離して視聴することができ、視聴したい情報を簡易かつ安価に選択することができる情報表示装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明に係る情報表示装置では、ネットワークで接続された情報提供手段から情報を取得する取得手段と、取得手段が取得した情報を複数のチャネルに振り分ける振り分け手段と、振り分け手段によって振り分けられた各々のチャネル毎の情報に応じた映像を、生成する生成手段と、生成された各チャネルの映像を,同一の表示部(スクリーンより広い)に偏光分割多重・波長分割多重・時分割多重のいずれかにより多重化して表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、取得手段が、ネットワークで接続された情報提供手段から情報を取得し、振り分け手段が、取得手段が取得した情報を複数のチャネルに振り分け、生成手段が、各振り分け手段によって振り分けられた各々のチャネル毎の情報に応じた映像を生成し、表示手段が、生成された各チャネルの映像を,同一の表示部に偏光分割多重・波長分割多重・時分割多重のいずれかにより多重化して表示することにより、多重化された表示された各チャネルの映像を分離するメガネを介して表示部を見ることにより、各チャネルの映像を選択して視聴することができる。
本発明は、例えば多人数で視聴可能な屋外設置ディスプレイ、家庭用テレビジョン、ゲーム装置等の多重化した情報(に応じた画像)を表示する情報表示システム等に適用することができる。
(時分割多重の例:全体構成)
図1は、本発明を適用した一実施形態に係る情報表示システムの構成を概念的に示すブロック図である。この情報提供システムは、例えばインターネット等のネットワーク1経由で接続された情報提供システム10との通信を行う通信処理部20と、情報提供システム10から取得した情報等についての処理を行う情報処理部30と、情報処理部30による情報処理結果に応じた各々の情報に基づく画像を時分割多重により多重化して表示させる表示部40と、表示部40によって表示する画像を見る際にユーザが使用するメガネ50とを備えている。
図1は、本発明を適用した一実施形態に係る情報表示システムの構成を概念的に示すブロック図である。この情報提供システムは、例えばインターネット等のネットワーク1経由で接続された情報提供システム10との通信を行う通信処理部20と、情報提供システム10から取得した情報等についての処理を行う情報処理部30と、情報処理部30による情報処理結果に応じた各々の情報に基づく画像を時分割多重により多重化して表示させる表示部40と、表示部40によって表示する画像を見る際にユーザが使用するメガネ50とを備えている。
情報提供システム10は、例えばネットワーク1経由で接続され投稿側ユーザから投稿されたメッセージ(情報)を受信側ユーザに配信するサービスを提供するシステムであり、投稿側ユーザからのメッセージ送信・コマンド等の要求を受信する受信部11と、メッセージ・コマンドに対する応答等の配信を管理する配信管理部12と、配信管理部12からの制御に応じてメッセージの配信(受信側ユーザに対する送信)を行う送信部13と、メッセージの配信履歴を保持するデータベース(DB)14とを備えている。なお、以下、この情報提供システム10が提供するサービスを、例えばtwitter「登録商標」(http://twitter.com)やfacebook「商標」(http://www.facebook.com)のようなサービス、あるいはSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)等におけるメッセージのようなサービス等の動作を参考に説明するが、メッセージの配信を行うシステムであれば、例えばIMAP等の電子メールシステム等にも適用することができる。
通信処理部20、情報処理部30、表示部40は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置において、OS、アプリケーションソフトウェアを実行することによって実現されている。この場合、通信処理部20は、例えばOSに実装されているTCP/IP等の通信を行う機能により実現することができる。
情報処理部30は、例えばnチャネル分の表示用の情報を生成するn個の情報生成部311〜31nを備えている。
表示部40は、各々の情報生成部311〜31nに対応する複数(n個:nチャネル分)の表示映像を生成する表示処理部411〜41nと、各々の表示処理部411〜41nによって生成された表示映像の合成を制御する制御部421〜42nと、各制御部421〜42nを介して供給される各表示処理部411〜41nからの映像を投影するプロジェクタ441〜44nと、各プロジェクタ441〜44nの投影光の透過・遮断を行うシャッタ451〜45nとを備えている。なお、制御部421〜42nは、例えばゲームの画像を表示するような場合に、ゲームの状況等に応じて、各々のチャネルの映像をブレンディング(混合)する等の目的で用いることができる。
また、この表示部40は、各プロジェクタ441〜44nからの映像が投影される1つのスクリーン43と、各シャッタ451〜45nのタイミングの制御を行うタイミング制御部46と、タイミング信号を送信するタイミング送信部47とを備えており、各プロジェクタ441〜44nからの映像を時分割多重化してスクリーン43に投影するようになっている。
図2は、表示部40のスクリーン43と各プロジェクタ441〜442の配置を概念的に示す図である。なお、この図2では、2個のプロジェクタ441〜442のみ図示しているが、実際には、上述のように、同一のスクリーン43に時分割多重により投影を行うn個のプロジェクタ441〜44nを有している。
(動作概要:多重化映像の分離)
図3は、タイミング送信部47による各シャッタ451〜45nの透過・遮断制御を行うタイミング信号の例を示している。各シャッタ451〜45nは、このタイミング信号[同図(A)〜(C)]に応じて、各々対応するプロジェクタ441〜44nからの投影光の透過・遮断を行う。また、同図(D)は、タイミング送信部47が送信する送信信号の例を示している。この送信信号は、上述の各チャネル[同図(A)〜(C)]のタイミング信号の信号を加算し、さらに、n番目のタイミング信号と1番目のタイミング信号の期間は、常にハイレベルとなっており、メガネ50側が1番目のチャネル(CH.1)のタイミングを検出することができるようになっている。
図3は、タイミング送信部47による各シャッタ451〜45nの透過・遮断制御を行うタイミング信号の例を示している。各シャッタ451〜45nは、このタイミング信号[同図(A)〜(C)]に応じて、各々対応するプロジェクタ441〜44nからの投影光の透過・遮断を行う。また、同図(D)は、タイミング送信部47が送信する送信信号の例を示している。この送信信号は、上述の各チャネル[同図(A)〜(C)]のタイミング信号の信号を加算し、さらに、n番目のタイミング信号と1番目のタイミング信号の期間は、常にハイレベルとなっており、メガネ50側が1番目のチャネル(CH.1)のタイミングを検出することができるようになっている。
また、メガネ50は、上述のタイミング送信部47からの信号を受信するタイミング受信部51と、ユーザからのチャネル選択指示を入力する選択部52と、シャッタ53と、これらの動作を制御する制御部54とを備えている。制御部54は、タイミング受信部51が受信した受信信号からシャッタ53の開閉タイミングを制御し、時分割多重化しスクリーン43に投影された映像中の各チャネルの映像の選択を行うことができるようになっている。
また、制御部54は、例えば図4(B)に示すように、上述のタイミング送信部47が送信する送信信号と同じ程度の周期の内部クロックを生成するクロック生成部、タイミング受信部51が受信した受信信号(同図(A))と内部クロックを比較する比較部、比較結果に応じて1番目のチャネル(CH.1)のタイミングを検出する検出部等を備えている。この制御部54は、ユーザからのチャネル選択指示に応じて、タイミング受信部51の受信信号と1番目のチャネル(CH.1)のタイミングに応じて、シャッタ53の制御信号(同図(E)〜(G)のいずれか)を生成し、各チャネルに対応する映像のみをシャッタ53から透過させるようになっている。
(動作概要:多重化映像の生成)
例えば各チャネル(CH.1〜CH.n)の各表示処理部411〜41nに対応する情報生成部311〜31nの出力が、図5に示すようなデータであった場合、各プロジェクタ441〜44nの出力映像は、例えば図6(A)〜(C)に示すようになり、時分割多重化されてスクリーン43に投影される映像は、同図(D)に示すようになる。
例えば各チャネル(CH.1〜CH.n)の各表示処理部411〜41nに対応する情報生成部311〜31nの出力が、図5に示すようなデータであった場合、各プロジェクタ441〜44nの出力映像は、例えば図6(A)〜(C)に示すようになり、時分割多重化されてスクリーン43に投影される映像は、同図(D)に示すようになる。
このように時分割多重化されてスクリーン43に投影された映像を、上述のメガネ50を通して見た場合、各チャネルを選択した際に、例えば図7(A)〜(C)のように、ユーザには各チャネルの映像のみ見えるようになる。
これにより、ユーザは、選択部52を操作することにより、時分割多重化されてスクリーン43に表示された映像から、所望のチャネルの映像を選択して見ることができるようになっている。
(動作詳細:各チャネルCHの映像(=各CHの情報・処理)の具体例)
各チャネルに表示する映像の振り分け(生成)処理は、種々考えられるが、例えば上述の情報提供システム10におけるメッセージの送受信の履歴情報(DB14)を参照し、当該ユーザとのメッセージの送受信の頻度に応じて、相手側のユーザを各チャネルに振り分け、各チャネルに対応する相手側のユーザのメッセージを各チャネルの映像として表示する場合の動作について、動作の具体例を説明する。
各チャネルに表示する映像の振り分け(生成)処理は、種々考えられるが、例えば上述の情報提供システム10におけるメッセージの送受信の履歴情報(DB14)を参照し、当該ユーザとのメッセージの送受信の頻度に応じて、相手側のユーザを各チャネルに振り分け、各チャネルに対応する相手側のユーザのメッセージを各チャネルの映像として表示する場合の動作について、動作の具体例を説明する。
上述の情報提供システム10において配信されるメッセージは、例えば図8に示すように、個々の属性の値がタグで囲まれたXML形式のデータになっている。個々のメッセージは、同図中に示すように、<mes>タグで囲まれており、メッセージの属性の値には、<uid>タグで囲まれたユーザID、<name>タグで囲まれたユーザ名、<toid>タグで囲まれたメッセージの送信先のユーザのユーザID、<mid>タグで囲まれた個々のメッセージ毎に固有のメッセージID、<time>タグで囲まれた送信時刻、<lang>タグで囲まれた言語ID、<content>タグで囲まれたメッセージ内容等が含まれる。情報提供システム10は、上述のように、メッセージの配信履歴を保持するデータベース(DB)14に保持している。この配信履歴は、例えば図9に示すように、送信元のユーザを示す”uid”と、送信先のユーザを示す”toid”と、送信時刻”time”の組になっている。
このような配信履歴から上述のような動作を行うために、情報処理部30は、例えば図10に示すように、情報提供システム10から当該ユーザに関する配信履歴を取得する履歴取得部35と、取得した当該ユーザに関する配信履歴を保持するデータベース(DB)36とを備えており、各情報生成部311〜31nは、各々予め設定された頻度の範囲にある相手側のユーザを判定する判定部37と、判定部が判定した相手側のユーザからのメッセージを情報提供システム10から取得するメッセージ取得部38と、取得したメッセージを対応する表示処理部411〜41nに提供するメッセージ提供部39とを備えている。
情報提供システム10は、ネットワーク1を介して供給されたコマンドに応じて、DB14に格納された送信履歴(の一部)を取得し、送信部13を介して送信するようになっている。このコマンドは、要求する動作(例えば送信履歴の要求等)し示す文字列と要求するメッセージのクエリ(キー)とを含むものであり、配信管理部12は、このようなコマンドからクエリを抽出し、抽出したクエリに対応するメッセージをDB14から抽出し、応答(レスポンスデータ)を生成し、送信部13を介して送信する。
例えば、情報処理部30の履歴取得部35から、送信履歴の要求を示す文字列と当該情報表示システムを利用するユーザのユーザID”uid”とパスワードを含むコマンドが供給されると、配信管理部12は、コマンド中のユーザID”uid”とパスワードにより、当該コマンドの送信元のユーザの正当性を検証した後、当該”uid”を上述の図9に示す送信履歴中の”uid”又は”toid”に含むものを抽出し、”uid”と”toid”と送信時刻”time”を有するレスポンスデータとして送信部13を介して送信する。情報処理部30の履歴取得部35は、このようなレスポンスデータを取得すると、上述の図9に示すように、DB14に格納する。
例えば当該情報表示システムのユーザからメッセージの表示が指示されると、各情報生成部311〜31nの判定部37は、DB14を参照し、情報提供システム10を介してメッセージの送受信を行う他のユーザとの関連度(θ)を求め、各情報生成部311〜31nが対象とするメッセージのみを選択し、各々対応する表示処理部411〜41nに供給する。関連度(θ)は、判定部37からDB14に対し、例えば図11に示すように、当該情報表示システムのユーザのユーザID(uid)を送信先”toid”に持つレコードの頻度を出力させるSQL文を送信し、これに対するDB14の応答(例えば図12)に応じて行う。例えば情報生成部311は、関連度θが0.4以上のユーザID”uid”を持つメッセージを対象とし、情報生成部312は、関連度θが0.2以上0.4未満のユーザID”uid”を持つメッセージを対象とし、情報生成部31nは、関連度θが0.2未満のユーザID”uid”を持つメッセージを対象とする。
対象となるメッセージを決定すると、各々の情報生成部311〜31nのメッセージ取得部38は、メッセージの要求を示す文字列と対象となるメッセージのユーザID”uid”をクエリとするコマンドを情報提供システム10に送信し、これに対する応答(メッセージ)を取得し、メッセージ提供部39を介して対応する表示処理部411〜41nに供給する。各表示処理部411〜41nは、供給されたメッセージ中のユーザ名と送信時刻とメッセージ内容を含む映像を生成する。これにより、具体的には、関連度θが上述の図12に示すような状態である場合には、表示処理部411は、例えば図13に示すような映像を生成し、表示処理部412は、例えば図14に示すような映像を生成する。従って、これらの映像に基づいて、時分割多重によりスクリーン43に表示される映像は、メガネ50なしで見ると、例えば図15に示すようになる。
ユーザはメガネ50を使用してスクリーン43を見ながら、選択部52を操作して、希望のチャネルを選択することにより、図13に示すCH.1の映像と図14に示すCH.2の映像のいずれかのみを選択的に視聴することができる。
(効果)
これにより、1つのスクリーン43に複数のチャネルの情報(に応じた映像)を(時分割)多重化して表示することができ、ユーザはメガネ50を介してスクリーン43を見ながら、所望のチャネルを選択して、当該チャネルの情報(に応じた映像)のみを視聴することができる。従って、この情報表示システムでは、多重化されて表示された映像から、いずれかの映像を分離して視聴することができ、視聴したい情報を簡易に選択することができる。
これにより、1つのスクリーン43に複数のチャネルの情報(に応じた映像)を(時分割)多重化して表示することができ、ユーザはメガネ50を介してスクリーン43を見ながら、所望のチャネルを選択して、当該チャネルの情報(に応じた映像)のみを視聴することができる。従って、この情報表示システムでは、多重化されて表示された映像から、いずれかの映像を分離して視聴することができ、視聴したい情報を簡易に選択することができる。
(動作詳細:メッセージの言語毎の振り分け)
以上、メッセージの送受信を行う他のユーザとの関連度θに応じてメッセージを各チャネルに振り分けて表示する例について説明したが、各チャネルに対するメッセージの振り分けは、他にも種々考えられる。以下、例えば情報提供システム10から当該情報表示システムを利用するユーザ宛のメッセージを取得し、言語IDに基づいて、日本語とそれ以外の言語に振り分ける例について説明する。なお、上述のメッセージ中の<lang>タグで囲まれた言語IDの値には、日本語であることを示す”ja”、英語であることを示す”en”、簡体字中国語であることを示す”gb”等の種類がある。
以上、メッセージの送受信を行う他のユーザとの関連度θに応じてメッセージを各チャネルに振り分けて表示する例について説明したが、各チャネルに対するメッセージの振り分けは、他にも種々考えられる。以下、例えば情報提供システム10から当該情報表示システムを利用するユーザ宛のメッセージを取得し、言語IDに基づいて、日本語とそれ以外の言語に振り分ける例について説明する。なお、上述のメッセージ中の<lang>タグで囲まれた言語IDの値には、日本語であることを示す”ja”、英語であることを示す”en”、簡体字中国語であることを示す”gb”等の種類がある。
図16は、このような動作を可能にするための情報処理部30の構成例を示しており、情報処理部30は、情報提供システム10からメッセージを取得するメッセージ取得部35’を備えており、情報生成部311は、メッセージ取得部35’が取得したメッセージが日本語か否かを判定し、日本語のメッセージを情報生成部311のメッセージ提供部39に、日本語以外のメッセージを情報生成部312のメッセージ提供部39に提供する判定部37’を備えている。
上述の図8に示すように、情報提供システム10が送受信するメッセージには、言語IDが含まれている。また、情報提供システム10は、当該情報表示システムを利用するユーザのユーザID”uid”を”toid”に持つメッセージを要求するコマンドにも対応している。メッセージ取得部35’が、このようなコマンドを供給すると、情報提供システム10の配信管理部12は、コマンド中で指示されたユーザID”uid”を”toid”に持つメッセージを抽出し、例えば図17に示すように、抽出したメッセージのデータを含むXML形式のデータとしてメッセージ取得部35’に供給する。
このようなデータを受信すると、メッセージ取得部35’は、受信したデータを判定部37’に供給する。判定部37’は、例えば図18に示す処理により、供給されたデータからメッセージを1件づつ抽出し(S31)、抽出したメッセージ中の言語ID”lang”の値が日本語であることを示す”ja”であるか否かを判定し(S32)、”ja”であれば当該メッセージを情報生成部311のメッセージ提供部39を介して表示処理部411に供給し(S33)、それ以外の値であれば当該メッセージを情報生成部312のメッセージ提供部39を介して表示処理部412に供給する(S34)。この後、全てのメッセージに対する処理が終了したか否を判定し(S35)、終了していなければ次のメッセージを抽出する(S31)。
このような処理により、例えば上述の図17に示すデータに基づいて、表示処理部411に供給されたメッセージから、例えば図19に示す映像(CH.1)が生成され、表示処理部412に供給されたメッセージから、例えば図20に示す映像(CH.2)が生成され、これらが時分割多重化されて、スクリーン43には、図21に示すような映像が表示される。
このような映像を、ユーザはメガネ50を通して見ながら、選択部52を操作して、希望のチャネルを選択することにより、図19に示すCH.1の映像と図20に示すCH.2の映像のいずれかのみを選択的に視聴することができる。これにより、日本語とそれ以外の言語の映像を容易に選択することができる。
同様に、映画の字幕等を各チャネルの映像に振り分けて時分割多重化して表示することにより、ユーザがメガネ50を通して見ながら、選択部52を操作して、希望のチャネルを選択することにより、容易に言語の選択を行うことができる。
(応用例)
また、以下のような用途に、この情報表示システムを使用することにより、スクリーン43に時分割多重化して表示した情報(映像)から視聴を希望する情報の選択を容易に行うことができる。
(多数の住所のデータの分類表示)
例えば神奈川県内の多数の住所がある場合、人口分布に従って住所が分布しているとすると、県庁所在地である横浜市内の住所が最も多いことが予想される。このような場合、郵便番号DB等を参照して、住所のデータを、横浜市内とそれ以外の住所に分類し、各々を異なるチャネルに振り分けてスクリーン43に時分割表示すると、ユーザがメガネ50を通して見ながら、選択部52を操作して、横浜市内とそれ以外の住所の視聴を容易に切り替えることができる。
また、以下のような用途に、この情報表示システムを使用することにより、スクリーン43に時分割多重化して表示した情報(映像)から視聴を希望する情報の選択を容易に行うことができる。
(多数の住所のデータの分類表示)
例えば神奈川県内の多数の住所がある場合、人口分布に従って住所が分布しているとすると、県庁所在地である横浜市内の住所が最も多いことが予想される。このような場合、郵便番号DB等を参照して、住所のデータを、横浜市内とそれ以外の住所に分類し、各々を異なるチャネルに振り分けてスクリーン43に時分割表示すると、ユーザがメガネ50を通して見ながら、選択部52を操作して、横浜市内とそれ以外の住所の視聴を容易に切り替えることができる。
(ふりがな表示の切り替え)
例えば映画の字幕データがあった場合、小学校の学年毎の学習漢字と比較してふりがなの要否を判断し、学年毎のふりがな情報を生成し、各チャネルに振り分けてスクリーン43に時分割表示する。具体的には、学年毎に対応したふりがなデータは、情報処理部30が、例えば「ルビ振り」サービス(http://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/furigana/v1/furigana.html)等の情報提供システム10に対して、字幕の文字データと学年を示す情報を送信することによって得ることができる。情報処理部30は、学年を示す情報を順次変更して、学年毎のふりがなデータを取得し、各チャネルの表示処理部411〜41nに供給し、各プロジェクタ441〜44nにより生成された学年毎のふりがなの映像をスクリーン43に時分割多重化して表示させる。ユーザは、メガネ50を通して自分の学年にあったチャネルを選択することにより、自分の学年にあったふりがなを有する字幕を視聴することができる。これにより、共通のスクリーン43を用いて、学年の違う学生に対して、学年にあったふりがなを有する字幕を提示することができる。
例えば映画の字幕データがあった場合、小学校の学年毎の学習漢字と比較してふりがなの要否を判断し、学年毎のふりがな情報を生成し、各チャネルに振り分けてスクリーン43に時分割表示する。具体的には、学年毎に対応したふりがなデータは、情報処理部30が、例えば「ルビ振り」サービス(http://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/furigana/v1/furigana.html)等の情報提供システム10に対して、字幕の文字データと学年を示す情報を送信することによって得ることができる。情報処理部30は、学年を示す情報を順次変更して、学年毎のふりがなデータを取得し、各チャネルの表示処理部411〜41nに供給し、各プロジェクタ441〜44nにより生成された学年毎のふりがなの映像をスクリーン43に時分割多重化して表示させる。ユーザは、メガネ50を通して自分の学年にあったチャネルを選択することにより、自分の学年にあったふりがなを有する字幕を視聴することができる。これにより、共通のスクリーン43を用いて、学年の違う学生に対して、学年にあったふりがなを有する字幕を提示することができる。
(検索結果の上位、下位の振り分け)
例えば、上述の情報提供システム10がtwitter「登録商標」(http://twitter.com)サービスであると想定して、当該情報提供システム10に対するメッセージ(つぶやき)の検索機能を用いて、あるキーワードを含むメッセージの検索結果を取得し、取得したメッセージを当該メッセージ中のキーワードの頻度順にソートし、所定件数毎にチャネルに振り分け、各チャネル毎に振り分けられたメッセージに応じた映像を生成し、時分割多重化により各チャネルの映像を多重化してスクリーン43に投影する。このように投影された映像をメガネ50によってチャネル毎に選択して視聴することにより、あるキーワードを含むメッセージについて、メッセージの出現頻度毎に振り分けられたメッセージ群を選択して視聴することができる。
例えば、上述の情報提供システム10がtwitter「登録商標」(http://twitter.com)サービスであると想定して、当該情報提供システム10に対するメッセージ(つぶやき)の検索機能を用いて、あるキーワードを含むメッセージの検索結果を取得し、取得したメッセージを当該メッセージ中のキーワードの頻度順にソートし、所定件数毎にチャネルに振り分け、各チャネル毎に振り分けられたメッセージに応じた映像を生成し、時分割多重化により各チャネルの映像を多重化してスクリーン43に投影する。このように投影された映像をメガネ50によってチャネル毎に選択して視聴することにより、あるキーワードを含むメッセージについて、メッセージの出現頻度毎に振り分けられたメッセージ群を選択して視聴することができる。
(キーワードによる検索結果 )
例えば複数のキーワードを設定し、いずれかのキーワードに該当するメッセージを取得する場合には、各々のキーワードを含むメッセージを各チャネルに振り分けて表示するようにしてもよい。
例えば複数のキーワードを設定し、いずれかのキーワードに該当するメッセージを取得する場合には、各々のキーワードを含むメッセージを各チャネルに振り分けて表示するようにしてもよい。
(時刻による振り分け)
情報提供システム10から取得したメッセージを、発信時刻が一定の範囲にあるメッセージにグループ化し、各チャネルに振り分けて表示するようにしてもよい。
情報提供システム10から取得したメッセージを、発信時刻が一定の範囲にあるメッセージにグループ化し、各チャネルに振り分けて表示するようにしてもよい。
また、一定の閾値より長いメッセージについては、最初の数文字と、全文とを各チャネルに振り分けて表示してもよい。
以上のように、多数のデータを複数のチャネルに振り分け、各チャネルの映像を時分割多重化してスクリーン43に表示し、多数のユーザが、メガネ50を通してスクリーン43を見ながら、自分の求めるチャネルを選択することにより、スクリーン43を共有することができると共に、各ユーザが求める映像の視聴を選択することができる。
(実施例1の変形例)
上述の実施例1では、複数のプロジェクタ44を用いて、時分割多重化により、スクリーン43に映像を表示する例について説明したが、フレームレートが高い(例えば200Hz程度であれば4チャネルの時分割多重化を行っても各チャネルのフレームレートは50Hzとなる。この場合、若干のちらつきを許容すれば、フレームを40Hzとし、5チャネル分の表示も可能である。)モニタ43’を使用すれば、時分割多重化によって1つのモニタ43’に複数のチャネルの映像を投影することも可能である。図22は、このような動作を実現するための情報表示システムの構成を示しており、上述の図1中のプロジェクタ44の代わりに、各チャネル毎のフレームバッファ491〜49nと、各フレームバッファ491〜49nの映像を時分割多重化してモニタ43’に供給する時分割多重化部48とを備えている。
上述の実施例1では、複数のプロジェクタ44を用いて、時分割多重化により、スクリーン43に映像を表示する例について説明したが、フレームレートが高い(例えば200Hz程度であれば4チャネルの時分割多重化を行っても各チャネルのフレームレートは50Hzとなる。この場合、若干のちらつきを許容すれば、フレームを40Hzとし、5チャネル分の表示も可能である。)モニタ43’を使用すれば、時分割多重化によって1つのモニタ43’に複数のチャネルの映像を投影することも可能である。図22は、このような動作を実現するための情報表示システムの構成を示しており、上述の図1中のプロジェクタ44の代わりに、各チャネル毎のフレームバッファ491〜49nと、各フレームバッファ491〜49nの映像を時分割多重化してモニタ43’に供給する時分割多重化部48とを備えている。
このような構成のモニタ43’を視聴する際には、上述の実施例1と同様の構成のメガネ50を用いることにより、所望のチャネルの映像のみを視聴することができ、各チャネルの情報を容易に選択することができる。
また、上述のように選択部52からの入力に応じてシャッタ53の開閉タイミングを制御する代わりに、メガネ50に傾きセンサを設け、メガネ50の傾きに応じてシャッタ53の開閉タイミングを制御するようにしてもよい。これにより、ユーザが視聴したいチャネルを選択する際に、首を上下に傾けるだけで視聴するチャネルを選択することができるようになり、遠近両用メガネのような操作感を得ることができる。
(偏光分割多重の例)
上述の実施例1では、時分割多重の例について説明したが、偏光方向によって各チャネルの映像を多重化(偏光分割多重化)してスクリーン43に表示するようにしてもよい。図23は、このように偏光分割多重化を行う場合の情報表示システムの構成例を示しており、実施例1におけるシャッタ45、タイミング制御部46、タイミング送信部47等の代わりに、各プロジェクタ441〜444の前に取り付けられた偏光フィルタ541〜544を備えている。
上述の実施例1では、時分割多重の例について説明したが、偏光方向によって各チャネルの映像を多重化(偏光分割多重化)してスクリーン43に表示するようにしてもよい。図23は、このように偏光分割多重化を行う場合の情報表示システムの構成例を示しており、実施例1におけるシャッタ45、タイミング制御部46、タイミング送信部47等の代わりに、各プロジェクタ441〜444の前に取り付けられた偏光フィルタ541〜544を備えている。
このような構成の情報表示装置によって多重化されて表示された映像から各々のチャネルの映像を選択して視聴するためは、例えば図24(A)〜(D)に示すように、各チャネルのプロジェクタ441〜444の前に取り付けられた偏光フィルタ541〜544と同じ偏光方向の偏光フィルタ541〜544を持つ4種類のメガネ(偏光メガネ)50のいずれかを用いる。
このような情報表示システムでは、各々のチャネルの表示処理部411〜414が生成する映像は、例えば図25(A)〜(D)に示すようになり、これらを多重化してスクリーン43に表示される映像は、同図(E)に示すようになる。
ユーザがこのように表示されたスクリーン43を、偏光フィルタ541〜544を持つ4種類のメガネ(偏光メガネ)50のいずれかを通して見た映像は、例えば図26(A)〜(D)に示すようになり、各々のチャネルの映像を選択して視聴することができる。このように、この実施例2では、上述の実施例1と同様に、各チャネルに振り分けた映像を選択的に視聴することができる。さらに、この実施例では、偏光フィルタの偏光方向で各チャネルの映像を選択することができるため、コスト的には、タイミング受信部51〜シャッタ53を備える実施例1のメガネ50に比較して有利である。これにより、特に多数のユーザがスクリーン43に投影されている映像を見て、各自が視聴したい情報を選択するような場合に適している。
(変形例1)
上述の図24に示す各メガネ50を用いる代わりに、例えば図27に示すように、2種類の偏光フィルタ54A(541)〜54B(542)を上下に配置したメガネ50をもちいても良い。このようなメガネ50でスクリーン43’を見ることにより、メガネ50をかけた首を上下に動かすことにより、2種類の偏光フィルタ541と542を切り替えて使用することができ、視聴する映像(チャネル)を選択することができる。これにより、上述の実施例1の変形例と同様に、首を上下に傾けるだけで視聴するチャネルを選択することができるようになり、遠近両用メガネのような操作感を得ることができる。
上述の図24に示す各メガネ50を用いる代わりに、例えば図27に示すように、2種類の偏光フィルタ54A(541)〜54B(542)を上下に配置したメガネ50をもちいても良い。このようなメガネ50でスクリーン43’を見ることにより、メガネ50をかけた首を上下に動かすことにより、2種類の偏光フィルタ541と542を切り替えて使用することができ、視聴する映像(チャネル)を選択することができる。これにより、上述の実施例1の変形例と同様に、首を上下に傾けるだけで視聴するチャネルを選択することができるようになり、遠近両用メガネのような操作感を得ることができる。
また、この実施例2では、上述の実施例1と同様に、各チャネルの制御部421〜42nにより、各々のチャネルの映像をブレンディング(混合)する等の目的で用いることができるようになっている。例えば図28に示すように、チャネル1(CH.1)とチャネル2(CH.2)の2つのチャネルを用い、各チャネルの出力ゲインを0%、50%、100%とした場合、スクリーン43に投影される多重化された映像は、例えば図29に示すようになる。このような複数のチャネルのブレンディングの制御は、例えば図30に示すように、ゲームの処理結果等に応じて切り替えることができる。一例として、例えば回答時間の制約があるクイズの出題等において、メガネなしでは回答が常に見えるように表示しておき、回答者(が視聴しているチャネル)の出力ゲインを回答時間が迫るに従って100%に近づけることにより、最初は回答が見えないが、時間切れが近づくに連れて回答が見えるようになる、といった使用方法も可能である。
(波長分割多重の例)
上述の実施例2では、各チャネルの映像を偏光分割多重化する例について説明したが、各チャネルの映像を波長分割多重化するようにしてもよい。具体的には、例えば図31に示すように、上述の実施例2におけるプロジェクタ44の前の偏光フィルタ541〜544の代わりに、色フィルタ551〜554を設けている。
上述の実施例2では、各チャネルの映像を偏光分割多重化する例について説明したが、各チャネルの映像を波長分割多重化するようにしてもよい。具体的には、例えば図31に示すように、上述の実施例2におけるプロジェクタ44の前の偏光フィルタ541〜544の代わりに、色フィルタ551〜554を設けている。
このような構成の情報表示システムにより多重化して表示された映像を見る際には、例えば図32(A)〜(D)に示すように、各チャネルのプロジェクタ441〜444の前に取り付けられた色フィルタ551〜554と同じ色フィルタ551〜554を持つ4種類のメガネ(色メガネ)50のいずれかを用いる。
例えば図33に示すように、各チャネルの映像(同図(A)〜(D))を多重化されて表示された映像(同図(E))を見る際に、色フィルタ551〜554を有するメガネ50により、スクリーン43を見ると、例えば図34(A)〜(D)に示すように、同じ色フィルタ551〜554を介して投影された特定のチャネルの映像のみが消える、という動作になる。
これにより、この実施例3の情報表示システムでは、特定のチャネルの映像を選択的に消去、すなわち特定のチャネル以外の映像を選択して視聴することができる。
(変形例)
上述の例では、各プロジェクタ441〜444の前に波長依存性のある色フィルタ551〜554を設けたが、例えば1つのプロジェクタ44を用い、各チャネルの表示色を制御して1つのスクリーン43’に投影するようにしても、上述と同様の作用効果を奏することができる。
上述の例では、各プロジェクタ441〜444の前に波長依存性のある色フィルタ551〜554を設けたが、例えば1つのプロジェクタ44を用い、各チャネルの表示色を制御して1つのスクリーン43’に投影するようにしても、上述と同様の作用効果を奏することができる。
(アプリケーション[応用]:ゲームの例)
上述の各情報表示システムは、例えば図35に示すように、「リバーシ」等のゲームに対するヒントの表示等に用いることができる。なお、以下、上述の図22に示す構成の情報表示システム(実施例1の変形例時分割多重)を前提に説明するが、上述の他の構成の情報表示システムを用いてもよい。
上述の各情報表示システムは、例えば図35に示すように、「リバーシ」等のゲームに対するヒントの表示等に用いることができる。なお、以下、上述の図22に示す構成の情報表示システム(実施例1の変形例時分割多重)を前提に説明するが、上述の他の構成の情報表示システムを用いてもよい。
この応用例では、この図35に示すように、ユーザ(プレイヤーA、プレイヤーB)は、物理的なゲームボード70の上に、物理的なコマをおいてゲームを行うようになっている。ゲームボード70の映像は、カメラ300によって撮像され、情報処理部30において、ゲームの状態が判定され、判定結果に応じて、プレイヤーAに対するヒントをチャネル1の映像とし、プレイヤーBに対するヒントをチャネル2の映像とし、時分割多重により、モニタ43’に表示する。プレイヤーAは、チャネル1のタイミングでシャッタが開かれるメガネ50Aを用い、プレイヤーBは、チャネル2のタイミングでシャッタが開かれるメガネ50Bを用い、各々自分に対するヒントの映像を見るようになっている。
このような動作を可能にするため、この情報表示システムでは、情報処理部30は、例えば図36に示すように、カメラ300からの映像を取得する映像取得部301と、カメラ300からの映像から各コマの位置を検出する位置認識部302と、検出した各コマの位置からゲームの状態を判定する判定部303と、ゲームの状態に応じて各プレイヤーに対するヒント情報(サポート情報)を生成するサポート情報性西部305が設けられている。
ゲーム「リバーシ」の場合、カメラ300からの映像は、例えば図37に示すようになり、ゲームボード70との位置関係を調整しておけば、ゲームボード上のコマの位置は、位置認識部302が、映像中の画素を所定領域毎に分割し、領域内の画素の色等から検出することができる。
状態判定部303によるゲームの状態の検出は、特に「リバーシ」であれば、周知のアルゴリズムが幾つも知られているので、それを用いることにより、容易に検出することができる。また、状態判定部303は、各プレイヤーに対するヒント情報を求め、各サポート情報生成部305に供給する。このヒント情報は、例えばコンピュータとの対戦が可能なゲームソフトウェア内においてコンピュータ側のプレイヤーの判断アルゴリズム(特に、「リバーシ」については、ゲームソフトウェアが多数市販されているので、公知の判断アルゴリズムである。)によって、例えば、次にコマを打つことによりゲームの状態が有利になるポイント[ゲームボード上70の位置を示す情報]等として求めることができる。
各サポート情報305は、このようなヒント情報[ゲームボード上70の位置を示す情報]に応じた映像を生成するための情報を生成し、各々対応する表示処理部411、412にカメラ300からの映像と共に供給する。これに応じて、チャネル1(CH.1)側の表示処理部411は、例えば図38に示すように、自分(プレイヤーA)が次にコマを打てるポイントと、当該ポイントにコマを打った場合にゲームの状態が有利になることを示す映像を生成し、カメラ300からの映像に合成させる(図39)。また、チャネル2(CH.2)側の表示処理部412は、例えば図40に示すように、相手(プレイヤーA)が次にコマを打てるポイントと、当該ポイントにコマを打たれた場合にゲームの状態が不利になることを示す映像を生成し、カメラ300からの映像に合成させる(図41)。各チャネルの映像は、時分割多重化されてモニタ43’には。例えば図42に示すような画像が表示されるが、各プレイヤーは、各々メガネ50A、50Bを用いて、自分宛のチャネルの映像のみを選択して視聴することができる。
このように、この応用例では、各プレイヤーに対するヒント情報を示す映像をモニタ43’に時分割多重化して表示させることにより、複数のプレイヤーでモニタを共有することができ、各プレイヤーがメガネ50を用いて自分に対するヒント情報の映像のみを視聴することができる。同様の応用は、例えばドラマ等の映像とゲーム等の映像、あるいはテレビの映像とメッセージ配信システムの映像、対戦ゲームにおける複数プレイヤー用の映像等の複数のコンテンツを多重化させて表示させる場合にも適用することができ、モニタスペースの節約等の効果を得ることができる。あるいは、教育分野における応用例として、理解力・レベルに応じた複数の出題・解説・解答の映像の多重化等にも適用することができる。
(アプリケーション:ARの例)
上述の各情報表示システムは、例えば図43に示すように、実写映像に仮想物体の映像を合成するAR技術における表示等にも用いることができる。なお、以下、上述の実施例4と同様に、上述の図22に示す構成の情報表示システムを前提に説明するが、上述の他の構成の情報表示システムを用いてもよい。
上述の各情報表示システムは、例えば図43に示すように、実写映像に仮想物体の映像を合成するAR技術における表示等にも用いることができる。なお、以下、上述の実施例4と同様に、上述の図22に示す構成の情報表示システムを前提に説明するが、上述の他の構成の情報表示システムを用いてもよい。
(構成)
この情報表示システムでは、情報提供システム10は、位置情報とカメラの向き・画角等の情報が供給されるとこれらに応じた位置情報に対応付けられた文字・画像等のタグ情報を提供する情報サービスを提供するようになっている。また、情報処理部30は、この図43に示すように、風景の撮像等に用いるカメラ310と、当該情報表示システムの位置を検出するGPS受信機311と、方位・傾きを検出する方位・傾きセンサ312と、GPS受信機311と方位・傾きセンサ312の検出出力に応じて、当該情報処理システムの位置と向き(方位・傾き)を算出する位置・向き算出部313と、位置情報とカメラ310の向き・画角等の情報を情報提供システム10に供給してタグ情報を取得するタグ情報取得部34とを備えている。
この情報表示システムでは、情報提供システム10は、位置情報とカメラの向き・画角等の情報が供給されるとこれらに応じた位置情報に対応付けられた文字・画像等のタグ情報を提供する情報サービスを提供するようになっている。また、情報処理部30は、この図43に示すように、風景の撮像等に用いるカメラ310と、当該情報表示システムの位置を検出するGPS受信機311と、方位・傾きを検出する方位・傾きセンサ312と、GPS受信機311と方位・傾きセンサ312の検出出力に応じて、当該情報処理システムの位置と向き(方位・傾き)を算出する位置・向き算出部313と、位置情報とカメラ310の向き・画角等の情報を情報提供システム10に供給してタグ情報を取得するタグ情報取得部34とを備えている。
この情報表示システムは、例えば図44に示すように、携帯情報端末装置として構成されており、この情報処理端末装置の表示画面は、複数のチャネルの映像を時分割多重化して表示できるモニタ43’となっている。この携帯情報端末装置の表示画面の反対側の面には、例えば図45に示すように、カメラ310が取り付けられている。
この情報表示システム(携帯情報端末装置)は、例えば図46に概要を示すように、街頭等の風景を撮像し、携帯情報端末装置(カメラ310)の位置及びカメラ310の向き・画角等の情報を情報提供システム10に送信し、情報提供システム10から得られたタグ情報に応じた映像を、例えば図47に示すように、例えばカメラ310の位置から半径δ以内にあるか否かによってチャネル1とチャネル2に振り分け、これらのチャネルの映像を時分割多重化してモニタ43’に表示するようになっている。
(動作詳細)
このような動作は、例えば図48に示す処理によって実行される。
まず、カメラ310で撮像を行う際に、位置・向き算出部313は、GPS受信機311の出力から当該情報表示システムの位置[図47中のP0(x0、y0、z0)]を検出し(S41)、方位・傾きセンサ312の出力からカメラ310の向き(方位・傾き)を検出する(S42)。また、カメラ310の画角は予め解っているため、タグ情報取得部34は、当該情報表示システムの位置を示す情報とカメラ310の向きを示す情報を情報提供システム10に送信し、タグ情報を取得する(S43)。
このような動作は、例えば図48に示す処理によって実行される。
まず、カメラ310で撮像を行う際に、位置・向き算出部313は、GPS受信機311の出力から当該情報表示システムの位置[図47中のP0(x0、y0、z0)]を検出し(S41)、方位・傾きセンサ312の出力からカメラ310の向き(方位・傾き)を検出する(S42)。また、カメラ310の画角は予め解っているため、タグ情報取得部34は、当該情報表示システムの位置を示す情報とカメラ310の向きを示す情報を情報提供システム10に送信し、タグ情報を取得する(S43)。
情報提供システム10から提供されるタグ情報は、当該タグ情報が対応付けられている位置を示す情報[図47中のP1(x1、y1、z1)〜P3(x3、y3、z2)]と、文字・画像等の情報とを含んでいる。タグ情報取得部34は、上述の当該情報表示システムの位置P0(x0、y0、z0)と各タグ情報に対応付けられた位置情報P1(x1、y1、z1)〜P3(x3、y3、z2)を比較し、当該情報表示システムとの距離を求めて上述の距離δと比較する(S44)。当該情報表示システムとの距離が上述のδより小さければ、タグ情報取得部34は、当該タグ情報をチャネル1(CH.1)の情報生成部311に供給し(S45)、距離が上述のδ以上であれば、タグ情報取得部34は、当該タグ情報をチャネル2(CH.2)の情報生成部312に供給する(S46)。このような動作(S41〜S47)を繰り返して、情報提供システム10からのタグ情報を各チャネルに振り分ける。
カメラ310によって撮像される映像は、例えば図49に示すようになる。各チャネルの情報生成部311、312は、この映像と、タグ情報取得部34から供給されたタグ情報を、対応するチャネルの表示処理部411、412に供給する。これにより、チャネル1の表示処理部411は、タグ情報に応じて例えば図50に示す画像を生成し、カメラ310の映像に合成して、例えば図51に示すような映像を生成する。また、チャネル2の表示処理部412は、タグ情報に応じて例えば図52に示す画像を生成し、カメラ310の映像に合成して、例えば図53に示すような映像を生成する。なお、各タグ情報の位置情報から、カメラの画角内のどこに、タグ情報の文字・画像等に応じた表示を行うべきかは、計算によって求めることができるが、既存のMRないしAR技術や「セカイカメラ」(商標、http://sekaicamera.com/)等で実現されている処理であり、周知の技術であるため、詳細な処理については省略する。このように生成された各チャネルの映像は、時分割多重化部48によって多重化され、モニタ43’には、例えば図54に示すような映像が表示される。
このような映像を見るユーザは、上述の実施例1と同様に、メガネ50の選択部52を操作してチャネルを選択することにより、希望のチャネルの映像のみを視聴することができる。これにより、例えば情報表示装置との距離に応じて、距離δより近くの位置に対応付けられたタグ情報に応じた映像と、距離δより遠くの位置に対応付けられたタグ情報に応じた映像とを選択して視聴することができる。これにより、タグ情報が多すぎて、画面表示が煩雑になるような場合でも、距離に応じてタグ情報を各チャネルの映像に振り分け、各チャネルを選択的に視聴することができるため、視聴したい情報を容易に選択することができる。
(変形例)
以上の説明では、当該情報表示システム(携帯端末装置)とタグ情報に対応付けられた位置との距離がδより小さいか、それ以上かによって、タグ情報に応じた映像を2つのチャネルに振り分ける例について説明したが、モニタ43’の表示能力(フレームレート)によっては、距離を複数の閾値と比較し、さらに多くのチャネルにタグ情報に応じた映像を振り分けることも可能である。この場合、さらに、距離が遠いタグ情報については、表示が煩雑になることも想定されるため、表示をボケ像として表示する等、破綻しない映像として表現すると視認性の向上に寄与することができる。
以上の説明では、当該情報表示システム(携帯端末装置)とタグ情報に対応付けられた位置との距離がδより小さいか、それ以上かによって、タグ情報に応じた映像を2つのチャネルに振り分ける例について説明したが、モニタ43’の表示能力(フレームレート)によっては、距離を複数の閾値と比較し、さらに多くのチャネルにタグ情報に応じた映像を振り分けることも可能である。この場合、さらに、距離が遠いタグ情報については、表示が煩雑になることも想定されるため、表示をボケ像として表示する等、破綻しない映像として表現すると視認性の向上に寄与することができる。
(総括)
以上、いくつかの実施例を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的特徴は、
1.情報をクラスタ化(分類)し、
2.クラスタ化(分類)した情報に応じた映像を、複数のチャネルに振り分け、これらを多重化して表示し、
3.ユーザが視聴したいチャネルの映像を選択する
ことにより、
情報に応じた映像を表示するスクリーン・モニタ等の表示を多数のユーザで共有すると共に、個々のユーザがメガネによって視聴したいチャネルの映像を選択することにより、ユーザが視聴したい情報を選択することができる点にある。
この技術的思想の範囲内で、各実施形態及び変形例の組み合わせ、公知技術の付加、公知技術との置換等が可能であることは言うまでもない。
以上、いくつかの実施例を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的特徴は、
1.情報をクラスタ化(分類)し、
2.クラスタ化(分類)した情報に応じた映像を、複数のチャネルに振り分け、これらを多重化して表示し、
3.ユーザが視聴したいチャネルの映像を選択する
ことにより、
情報に応じた映像を表示するスクリーン・モニタ等の表示を多数のユーザで共有すると共に、個々のユーザがメガネによって視聴したいチャネルの映像を選択することにより、ユーザが視聴したい情報を選択することができる点にある。
この技術的思想の範囲内で、各実施形態及び変形例の組み合わせ、公知技術の付加、公知技術との置換等が可能であることは言うまでもない。
例えば、実施例1の時分割多重化と実施例2の偏光による多重化を組み合わせることにより、チャネル数を増加させることができる。あるいは、偏光で左右の眼の画像を分離して立体画像を表示する公知の立体画像表示装置と実施例1の時分割多重化あるいは実施例2における他の偏光フィルタ等を組み合わせ、左右の映像各々に複数のチャネルの映像を生成するようにすれば、立体画像表示において、クラスタ化され、チャネル毎に振り分けられた情報に応じて表示される映像のチャネルを選択することが可能になる。
複数チャネルに振り分けた情報に応じた各チャネルの映像を多重化して表示し、いずれかのチャネルの映像を選択して見ることにより、視聴する情報の選択を容易に行うことができる。
1…ネットワーク、10…情報提供システム、20…通信処理部、30…情報処理部、31…情報生成部、40…表示部、41…表示処理部、42…制御部、43,43’…スクリーン、44…プロジェクタ、45…シャッタ、46…タイミング制御部、47…タイミング送信部、50…メガネ、51…タイミング受信部、52…選択部、53…シャッタ
Claims (1)
- ネットワークで接続された情報提供手段から情報を取得する取得手段と、
該取得手段が取得した情報を複数のチャネルに振り分ける振り分け手段と、
振り分け手段によって振り分けられた各々のチャネル毎の情報に応じた映像を、生成する生成手段と、
生成された各チャネルの映像を,同一の表示部に偏光分割多重・波長分割多重・時分割多重のいずれかにより多重化して表示する表示手段と
を備えることを特徴とする情報表示装置。
Priority Applications (1)
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- 2010-04-06 JP JP2010088213A patent/JP2011221151A/ja active Pending
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