JP4766861B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ重量を増加させずに、耐摩耗性を向上させる、特に、ショルダー摩耗を抑制することができる空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤの一種に含まれる航空機用タイヤは、航空機が滑走路に着陸する際の衝撃を緩和し、かつ航空機を安全に停止させる機能を持つことが重要である。そのため、航空機用タイヤは、大きな負荷に耐えられる負荷性能、航空機の離着陸速度に耐えられる高速性能、滑走路面との摩擦に耐えられる摩擦性能を持つものでなければならない。
このような航空機用タイヤでは、上述した各種性能を高いレベルで保持させるため、ベルト枚数を多くする手法が用いられている。しかしながら、ベルト枚数が多くなると、タイヤ重量が増大してしまい、転動する際に大きな遠心力が掛かることから、ベルト枚数を増やす構成は避けて、タイヤのトレッド部を軽くしたい要求がある。
例えば、ナイロンのような低弾性のコードをベルトに用いた場合、径方向拡張率を抑えるためにベルト枚数を多くする必要があり、タイヤのトレッド部の重量が増大するため、ベルト枚数を多くせずに、少なくとも2枚のベルトに高弾性の有機繊維を含むコードを用いることによって、ベルトに係る負荷性能を向上させ、タイヤトレッド部の重量を軽くさせる空気入りタイヤが開示されている(例えば、特許文献1)。
WO 03/061991 A1公報(第28頁−第29頁、第5図)
しかしながら、上述した空気入りタイヤは、ベルト枚数を多くせずに、タイヤのトレッド部を軽くしているものの、トレッド面において、タイヤショルダー側とタイヤ赤道線側とにおける路面との接地圧が異なるため、タイヤショルダー側がタイヤ赤道線近傍よりも早く摩耗してタイヤ寿命を縮めさせてしまう、いわゆる偏摩耗が発生してしまうことがあった。これを改善するために、タイヤ赤道線近傍におけるトレッドの厚さを厚くする(タイヤ赤道線近傍における剛性を高くする)ことも考えられるが、タイヤの重量が増大してしまうとともに、トレッド面においての発熱量が増大してしまう。
そこで、上述の状況を鑑みてなされたものであり、タイヤ重量を増加させずに、耐摩耗性を向上させる、特に、ショルダー摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
まず、発明者らは、従来の空気入りタイヤの状況について分析した。この結果、正規内圧が充填され、かつ正規荷重が掛けられた空気入りタイヤにおいて得られるトレッド面と路面との接地面であるトレッド接地面において、タイヤショルダー側に位置するショルダー側主溝等のトレッドパターンを調節することによって、タイヤ重量を増加させずに、耐摩耗性を向上させる、特に、ショルダー摩耗を抑制することが判明した。
そこで、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、トレッド面(トレッド面10)において、タイヤ周方向に設けられた複数の周方向主溝(周方向主溝11a〜周方向主溝11d)と、引張り強度が1500MPa以上の非伸張性の高弾性コードによりタイヤ周方向に沿って螺旋状に形成され、タイヤ幅方向断面において凸レンズ状であるスパイラルベルト層(スパイラルベルト層24)とを有し、正規内圧で充填され、12時間以上放置した後の、径方向拡張率が0〜4%であり、複数の周方向主溝のうち、最もタイヤショルダー端部(ショルダー端部SD)に位置するショルダー側主溝(周方向主溝11a,11b)が、正規内圧を充填して、かつ正規荷重を負荷した際に得られるトレッド面と路面との接地面であるトレッド接地面において、タイヤ赤道線(タイヤ赤道線CL)からショルダー端部までのタイヤ幅方向の接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線から65〜75%の位置に配置され、トレッド接地面において、タイヤ赤道線からショルダー端部までの接地幅(Wf/2)の83〜85%の位置におけるタイヤ周方向の長さであるショルダー接地長(Lfs)が、タイヤ赤道線上のタイヤ周方向の長さであるセンター接地長(Lf)の93〜95%であり、トレッド接地面において、ショルダー接地長(Lfs)上においてタイヤ赤道線と平行に延びる赤道平行線(SS)と、赤道平行線とトレッド接地面との交差点(K)における接線(ST)との交わる角度(α)は、75〜90度であり、タイヤ幅方向断面において、前記タイヤ赤道線から前記ショルダー側主溝の前記タイヤ赤道線側に位置する主溝接地点(P2)までのクラウン形状は、第1円弧(E1)によって構成されており、前記主溝接地点(P2)からショルダー接地点(P1)までのクラウン形状は、第2円弧(E2)によって構成されることを要旨とする。
なお、正規内圧正規荷重及び正規リムとは、空気入りタイヤが生産又は使用されている地域毎の産業規格(例えば、TRA(TIRE AND RIM ASSOSIATION INC)が発行するAIRCRAFT YEAR BOOKなど)に準拠するものとする。
かかる特徴によれば、スパイラルベルト層に非伸張性の高弾性コードが用いられることによって、タイヤの径方向拡張率を低く抑えることができるため、トレッドに掛かる張力が抑制されるとともに、耐摩耗性を向上させることができる。
また、スパイラルベルト層が、タイヤ幅方向断面において凸レンズ状に形成されていることによって、内圧の充填等が行われる際に、従来の空気入りタイヤのベルト構造においての膨出量が最も大きかったトレッド面のタイヤ赤道線近傍が補強され、トレッド面と路面との接地圧をトレッド面の全幅にわたって均等に膨出される。したがって、トレッド面の赤道線近傍に位置するセンターリブの幅が広くなることによって発生する早期のセンター摩耗、ショルダー端部側に位置するショルダーリブにおける引きずりによって発生する肩落ち摩耗(いわゆる、ショルダー摩耗)等を有効に抑制することができ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、ショルダー側主溝が、トレッド接地面において、タイヤ赤道線からショルダー端部までの接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線から65〜75%配置されることによって、ショルダーリブの剛性を確保することができるため、ショルダーリブにおける肩落ち摩耗を抑制することができ、トレッド面に均等な摩耗形状を得ることができる。
また、ショルダー接地長(Lfs)が、センター接地長(Lf)の93〜95%であることによって、ショルダー端部側に位置するショルダーリブにおける引きずりによって発生する肩落ち摩耗等を抑制することができ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、赤道平行線(SS)と接線(ST)との交わる角度(α)が、75〜90度であることによって、ショルダーリブ内での周差による引きずりによって発生する肩落ち摩耗等を抑制することができ、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、正規リムに組み合わせた内圧が100〜200kPaで充填された状態のタイヤ幅方向断面において、空気入りタイヤのセクションハイトをHとした際、赤道平行線(SS)に位置するショルダー接地点(P1)におけるクラウン落ち高(Hc)が、0.09〜0.12×Hであることを要旨とする。
かかる特徴によれば、ショルダー接地点(P1)におけるクラウン落ち高(Hc)が、0.09〜0.12×Hであることによって、肩落ち摩耗を抑制することができるため、滑らかな摩耗形状が得られ、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴又は第2の特徴に係り、正規リムに組み合わせた内圧が100〜200kPaで充填された状態のタイヤ幅方向断面において、空気入りタイヤのセクションハイトをHとした際、ショルダー側主溝のタイヤ赤道線側に位置する主溝接地点(P2)におけるクラウン落ち高(Hb)が、0.05〜0.08×Hであることを要旨とする。
かかる特徴によれば、主溝接地点(P2)におけるクラウン落ち高(Hb)が、0.05〜0.08×Hであることによって、肩落ち摩耗を抑制することができるため、滑らかな摩耗形状が得られ、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴乃至第3の特徴に係り、第1円弧(E1)と、タイヤ幅方向断面において、主溝接地点から赤道平行線(SS)に位置するショルダー接地点(P1)まで第2円弧(E2)とを含み、第1円弧(E1)及び第2円弧(E2)が、ショルダー接地点(P2)において交差することを要旨とする。
かかる特徴によれば、トレッド面は、第1円弧と第2円弧とを含むことによって、センターリブ、ショルダーリブと路面との接地圧を均等に保つことできるため、滑らかな摩耗形状を得ることができる。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1の特徴乃至第4の特徴に係り、タイヤ幅方向断面において、タイヤ赤道線に位置するトレッドの厚さをGaとし、主溝接地点(P2)に位置するトレッド厚さをGbとした場合、Gb/Gaが、0.85〜0.95であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、Gb/Gaが0.85〜0.95であることによって、適切なトレッド面のクラウン落ち高をとることができ、センターリブ、ショルダーリブと路面との接地圧を均等に保つことできるため、滑らかな摩耗形状が得られ、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明によれば、タイヤ重量を増加させずに、耐摩耗性を向上させる、特に、ショルダー摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供することができる。
次に、本発明に係る航空機用ラジアルタイヤ1の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(航空機用ラジアルタイヤの構成)
図1は、本実施形態に係る航空機用ラジアルタイヤ1のタイヤ幅方向断面図である。図1に示すように、航空機用ラジアルタイヤ1は、ホイールの正規リム(以下、リム30に接触するビードコア21a及びビードフィラ21bを含む1対のビード部21を有している。具体的には、ビード部21を構成するビードコア21aには、アラミド繊維コード(ケブラーなど)やスチールコードなどが用いられる。
航空機用ラジアルタイヤ1は、当該航空機用ラジアルタイヤ1の骨格となるカーカス層22を有している。また、航空機用ラジアルタイヤ1は、カーカス層22がリム30に直接触れないように、カーカス層22を保護するチェーファー23を有している。
カーカス層22のタイヤ半径方向外側には、引っ張り強度が1500MPa以上の非伸張性の高剛性コード(例えば、アラミドコード)によりタイヤ周方向に向かって螺旋状に形成され、タイヤ幅方向断面において凸レンズ状であるスパイラルベルト層24(第1ベルト層24a、第2ベルト層24b、第3ベルト層24c、第4ベルト層24d、第5ベルト層24e及び第6ベルト層24f)が配置されている。また、スパイラルベルト層24のタイヤ半径方向外側には、路面と接地するトレッド面10が配置されている。
次に、図2を参照して、上述したトレッド面10について簡単に説明する。図2は、航空機用ラジアルタイヤ1のトレッド面10と路面との接地面であるトレッド接地面を示す図である。なお、当該航空機用ラジアルタイヤ1では、正規内圧で充填され、12時間以上放置した後、径方向拡張率が0〜4%である。
ここで、径方向拡張率とは、初期の状態において航空機用ラジアルタイヤに正規内圧が加えられた際に拡張する割合のことである。
図2に示すように、トレッド面10には、周方向主溝11a〜周方向主溝11dが設けられ、リブ12a〜リブ12eが形成されている。
また、最もタイヤショルダー端部SD側に位置する周方向主溝11a及び周方向主溝11d(ショルダー側主溝)は、TRA(TIRE AND RIM ASSOSIATION INC)に定められた正規内圧を充填して、かつTRAに定められた正規荷重を負荷した際に得られるトレッド面10と路面(不図示)とのトレッド接地面において、タイヤ赤道線CLからショルダー端部SDまでのタイヤ幅方向の接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線CLから65〜75%の位置に配置されている。
なお、周方向主溝11a及び周方向主溝11d(ショルダー側主溝)が、接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線から75%を越える場合、リブ12a,12e(ショルダーリブ)の剛性が低下し、リブ12a,12eに肩落ち摩耗が発生することによって、タイヤ赤道線近傍に位置するリブ12c(センターリブ)とにおいて発生するセンター摩耗との段差が生じてしまうとともに、排水性も低下してしまう。また、周方向主溝11a及び周方向主溝11dが、接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線から65%未満である場合、リブ12a,12eにおける路面との接地圧が増加するため、肩落ち摩耗が発生してしまうとともに、発熱量が増大してしまう。
また、トレッド接地面において、タイヤ赤道線CLからショルダー端部SDまでの接地幅(Wf/2)の83〜85%(84%がより好ましい)の位置におけるタイヤ周方向の長さであるショルダー接地長(Lfs)は、タイヤ赤道線CL上のタイヤ周方向の長さであるセンター接地長(Lf)の93〜95%である。
なお、ショルダー接地長(Lfs)がセンター接地長(Lf)の93%未満である場合、ショルダー接地長(Lfs)とセンター接地長(Lf)との差による引きずりによって、肩落ち摩耗が発生してしまう。また、ショルダー接地長(Lfs)がセンター接地長(Lf)の95%を越える場合、リブ12a,12e(ショルダーリブ)における路面との接地圧が増加するため、肩落ち摩耗が発生してしまう。
また、トレッド接地面において、ショルダー接地長(Lfs)上においてタイヤ赤道線CLと平行に延びる赤道平行線(SS)と、赤道平行線(SS)とトレッド接地面との交差点(K)における接線(ST)との交わる接地端線角度(α)は、75〜90度である。
なお、接地端線角度(α)が、75度未満である場合、周方向主溝11a及び周方向主溝11d(ショルダー側主溝)からショルダー端部SDにかけて接地長の変化が大きく、リブ12a,12e(ショルダーリブ)内での周差による引きずりによって、肩落ち摩耗が発生してしまう。また、接地端線角度(α)が、90度を超える場合、リブ12a,12eにおける路面との接地圧が増加するため、肩落ち摩耗が発生してしまう。
次に、図3を参照して、上述した航空機用ラジアルタイヤ1のトレッドの詳細について説明する。図3は、航空機用ラジアルタイヤ1の幅方向の拡大断面図である。なお、航空機用ラジアルタイヤ1をリム30(正規リム)に組み合わせた内圧が100〜200kPaで充填された状態のタイヤ幅方向断面において、航空機用ラジアルタイヤ1のセクションハイトをHとする。
ここで、セクションハイトHとは、タイヤ幅方向断面において、タイヤ回転軸に垂直なリム30のフランジ内壁面の延長線とタイヤ赤道線CLとの交点をから、タイヤ赤道線CLに沿って計測されたタイヤ径方向の最外位置までの距離である。
また、後述するクラウン落ち高とは、タイヤ幅方向断面において、セクションハイトHを基準に、計測地点(例えば、後述するショルダー接地点(P1)、主溝接地点(P2))の延長線とタイヤ赤道線CLとの交点をから、タイヤ赤道線CLに沿って計測されたタイヤ径方向の最外位置までの距離である。
図3に示すように、赤道平行線(SS)に位置するショルダー接地点(P1)におけるクラウン落ち高(Hc)は、0.09〜0.12×Hである。
なお、ショルダー接地点(P1)におけるクラウン落ち高(Hc)が、0.09×H未満である場合、リブ12a,12e(ショルダーリブ)における路面との接地圧が増加するため、肩落ち摩耗が発生してしまう。また、ショルダー接地点(P1)におけるクラウン落ち高が、0.12×Hを越える場合、ショルダー接地線(SS)近傍における路面との接地圧が増加するため、センター摩耗が発生しやすい。
また、ショルダー側主溝12a,12cのタイヤ赤道線CL側に位置する主溝接地点(P2)におけるクラウン落ち高(Hb)は、0.05〜0.08×Hである。
なお、主溝接地点(P2)におけるクラウン落ち高(Hb)が、0.05×H未満である場合、ショルダー接地長(Lfs)/センター接地長(Lf)が95%を越えるため、リブ12a,12e(ショルダーリブ)における路面との接地圧が増加するするとともに、肩落ち摩耗が発生してしまう。また、主溝接地点(P2)におけるクラウン落ち高が、0.08×Hを越える場合、ショルダー接地長(Lfs)/センター接地長(Lf)が93%未満となるため、リブ12a,12e近傍においての剛性が低下することによって、センター摩耗が発生しやすい。
また、トレッド面10は、タイヤ幅方向断面において、タイヤ赤道線CLから主溝接地点(P2)まで第1円弧(E1)と、主溝接地点(P2)からショルダー接地点(P1)まで第2円弧(E2)とを含む。また、第1円弧(E1)及び第2円弧(E2)は、主溝接地点(P2)において交差することが好ましい。
なお、タイヤ赤道線CLから主溝接地点(P2)までにおける第1円弧が、2円弧(2つの円弧)以上の組合せにより形成された場合、タイヤ周方向の最大の長さであるセンター接地長(Lf)が必ずしもタイヤ赤道線CLの位置になるのではなく、タイヤ赤道線CL以外になってしまうため、均等な摩耗形状を得ることができない。
また、タイヤ幅方向断面において、タイヤ赤道線CLに位置するトレッドの厚さをGaとし、主溝接地点(P2)に位置する前記トレッド厚さをGbとした場合、Gb/Gaは、0.85〜0.95であることが好ましい。
なお、Gb/Gaが0.85未満である場合、滑らかな摩耗形状やトレッド面10(トレッド部を含む)の耐久性に必要なトレッドのクラウン落ち高がとれず、結果的にベルト径が大きくなってしまうため、内圧の充填等が行われる際に、張力が得られずに、高速耐久性が低下するとともに、スパイラルベルト層24の端部近傍の歪みが増加し、トレッド面10の耐摩耗性を向上させることができない。また、Gb/Gaが0.95越える場合、滑らかな摩耗形状に必要なトレッドのクラウン落ち高が余分に存在してしまい、リブ12a,12e(ショルダーリブ)の発熱の過多を招いたり、タイヤ重量が増大してしまう。
次に、本発明の効果をさらに明確にするために、本発明が適用された実施例、比較例1〜比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤを用いて行った試験結果について説明する。なお、実施例、比較例1〜比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤのサイズは、いずれも“1400X530 R23”である。すなわち、航空機用ラジアルタイヤのサイズの“1400X530 R23”における正規内圧は249psiであり、正規荷重は
74950lbsである。
各航空機用ラジアルタイヤ(実施例、比較例1〜比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤ)のタイヤ形状及びトレッド接地面形状を表1に示す。
Figure 0004766861
表1に示すように、本発明が適用された実施例に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“0.9”であり、Hb/Hが“0.065”であり、Hc/Hが“0.105”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が1円弧である。また、実施例に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.94”であり、接地端線角度(赤道平行線(SS)とトレッド接地面との交差点(K)における接線(ST)との交わる角度)が85度である。
比較例1に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“1.2”であり、Hb/Hが“0.065”であり、Hc/Hが“0.105”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が1円弧である。また、比較例1に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.98”であり、接地端線角度が85度である。
比較例2に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“0.6”であり、Hb/Hが“0.065”であり、Hc/Hが“0.105”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が1円弧である。また、比較例2に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.91”であり、接地端線角度が80度である。
比較例3に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“0.9”であり、Hb/Hが“0.09”であり、Hc/Hが“0.13”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が1円弧である。また、比較例3に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.91”であり、接地端線角度が55度である。
比較例4に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“0.9”であり、Hb/Hが“0.04”であり、Hc/Hが“0.08”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が1円弧である。また、比較例4に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.98”であり、接地端線角度が105度である。
比較例5に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“0.9”であり、Hb/Hが“0.065”であり、Hc/Hが“0.105”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が2円弧である。また、比較例5に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.95”であり、接地端線角度が85度である。
従来例に係る航空機用ラジアルタイヤは、タイヤ形状として、Gb/Gaが“1.10”であり、Hb/Hが“0.01”であり、Hc/Hが“0.03”であり、トレッドの第1円弧を構成する円弧が1円弧である。また、従来例に係る航空機用ラジアルタイヤは、トレッド接地面形状として、Lfs/Lfが“0.94”であり、接地端線角度が85度である。
次に、表2は、実施例、比較例1〜比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤについて、離陸試験、摩耗試験及び重量試験が以下のように行われた。
Figure 0004766861
<離陸試験>
TRAに定められた正規内圧を充填した上述の各航空機用ラジアルタイヤに正規荷重の187%を負荷し、航空機を一定の加速度にて235MPHまで加速して離陸が行われた。
この結果、比較例2に係る航空機用ラジアルタイヤは、ゴムチェーファークラック(チェーファー22が割れること)が発生したが、その他の航空機用ラジアルタイヤは完走した。
<摩耗試験>
TRAに定められた正規内圧を充填した実施例に係る航空機用ラジアルタイヤに正規荷重を負荷しショルダーリブ近傍の摩耗量の指数を“100”とし、比較例1〜比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤにおけるショルダーリブ近傍の摩耗量の指数を計測した。なお、指数が小さいほど、摩耗量が大きいことを示す。
この結果、実施例に係る航空機用ラジアルタイヤ1は、比較例1〜比較例5に係る航空機用ラジアルタイヤに比べ、ショルダーリブ近傍の耐摩耗性に優れていると評価した。
<重量試験>
実施例に係る航空機用ラジアルタイヤの重量の指数を“100”とし、比較例1〜比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤの重量の指数を計測した。なお、指数が大きいほど、重量が重いことを示す。
この結果、実施例に係る航空機用ラジアルタイヤ1は、比較例1、比較例4、比較例5及び従来例に係る航空機用ラジアルタイヤに比べ、タイヤの重量が軽いと評価した。
(空気入りタイヤの作用、及び、効果)
以上説明した本実施形態に係る空気入りタイヤ1によれば、スパイラルベルト層24に非伸張性の高弾性コードが用いられることによって、タイヤの径方向拡張率を低く抑えることができるため、トレッド面15(トレッド部を含む)に掛かる張力が抑制されるとともに、耐摩耗性を向上させることができる。
また、スパイラルベルト層24が、タイヤ幅方向断面において凸レンズ状に形成されていることによって、内圧の充填等が行われる際に、従来の空気入りタイヤのベルト構造においての膨出量が最も大きかったトレッド部のタイヤ赤道線CL近傍が補強され、トレッド面10と路面との接地圧をトレッドの全幅にわたって均等に膨出される。したがって、トレッド面10の赤道線CL近傍に位置するリブ12c(センターリブ)の幅が広くなることによって発生する早期のセンター摩耗、ショルダー端部SDに位置するリブ12a,12e(ショルダーリブ)における引きずりによって発生する肩落ち摩耗等を有効に抑制することができ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、周方向主溝11a,11d(ショルダー側主溝)が、トレッド接地面において、タイヤ赤道線CLからショルダー端部SDまでの接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線CLから65〜75%配置されることによって、リブ12a,12e(ショルダーリブ)の剛性を確保することができるため、リブ12a,12eにおける肩落ち摩耗を抑制することができ、トレッド面に均等な摩耗形状を得ることができる。
また、ショルダー接地長(Lfs)が、センター接地長(Lf)の93〜95%であることによって、ショルダー端部SD側に位置するリブ12a,12e(ショルダーリブ)における引きずりによって発生する肩落ち摩耗等を抑制することができ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、赤道平行線(SS)と接線(ST)との交わる角度(α)が、75〜90度であることによって、ショルダーリブ内での周差による引きずりによって発生する肩落ち摩耗等を抑制することができ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、ショルダー接地点(P1)におけるクラウン落ち高(Hc)が、0.09〜0.12×Hであることによって、肩落ち摩耗を抑制することができるため、滑らかな摩耗形状が得られ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、主溝接地点(P2)におけるクラウン落ち高(Hb)が、0.05〜0.08×Hであることによって、肩落ち摩耗を抑制することができるため、滑らかな摩耗形状が得られ、耐摩耗性を向上させることができる。
また、トレッド面15は、第1円弧と第2円弧とを含むことによって、リブ12c(センターリブ)、リブ12a,12e(ショルダーリブ)と路面との接地圧を均等に保つことできるため、滑らかな摩耗形状を得ることができる。
さらに、Gb/Gaが0.85〜0.95であることによって、適切なトレッド面のクラウン落ち高をとることができ、リブ12c(センターリブ)、リブ12a,12e(ショルダーリブ)と路面との接地圧を均等に保つことできるため、滑らかな摩耗形状が得られ、耐摩耗性を向上させることができる。
本実施形態に係る航空機用ラジアルタイヤ1の幅方向断面図である。 本発明の実施形態に係る航空機用ラジアルタイヤのトレッド接地面を示す図である。 本実施形態に係る空気入りタイヤ1の幅方向の拡大断面図である。
符号の説明
1…空気入りタイヤ、10…トレッド面、11a〜11d…周方向主溝、12〜リブ、21a…ビードコア、21b…ビードフィラ、21…ビード部、22…カーカス層、23…チェーファー、24…スパイラルベルト層、24a〜24f…ベルト層、30…リム

Claims (4)

  1. トレッド面において、タイヤ周方向に設けられた複数の周方向主溝と、
    引張り強度が1500MPa以上の非伸張性の高弾性コードにより前記タイヤ周方向に沿って螺旋状に形成され、タイヤ幅方向断面において凸レンズ状であるスパイラルベルト層とを有し、
    正規内圧で充填され、12時間以上放置した後の、径方向拡張率は、0〜4%であり、
    前記複数の周方向主溝のうち、最もタイヤショルダー端部に位置するショルダー側主溝は、正規内圧を充填して、かつ正規荷重を負荷した際に得られる前記トレッド面と路面との接地面であるトレッド接地面において、タイヤ赤道線から前記ショルダー端部までのタイヤ幅方向の接地幅(Wf/2)のタイヤ赤道線から65〜75%の位置に配置され、
    前記トレッド接地面において、前記タイヤ赤道線から前記ショルダー端部までの前記接地幅(Wf/2)の83〜85%の位置における前記タイヤ周方向の長さであるショルダー接地長(Lfs)は、前記タイヤ赤道線上の前記タイヤ周方向の長さであるセンター接地長(Lf)の93〜95%であり、
    前記トレッド接地面において、前記ショルダー接地長(Lfs)上において前記タイヤ赤道線と平行に延びる赤道平行線(SS)と、前記赤道平行線と前記トレッド接地面との交差点(K)における接線(ST)との交わる角度(α)は、75〜90度であり、
    前記タイヤ幅方向断面において、前記タイヤ赤道線から前記ショルダー側主溝の前記タイヤ赤道線側に位置する主溝接地点(P2)までのクラウン形状は、第1円弧(E1)によって構成されており、前記主溝接地点(P2)からショルダー接地点(P1)までのクラウン形状は、第2円弧(E2)によって構成されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 正規リムに組み合わせた内圧が100〜200kPaで充填された状態の前記タイヤ幅方向断面において、空気入りタイヤのセクションハイトをHとした際、前記赤道平行線(SS)から前記ショルダー接地点(P1)までのクラウン落ち高(Hc)は、0.09〜0.12×Hであることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記クラウン落ち高(Hb)は、0.05〜0.08×Hであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記タイヤ幅方向断面において、前記タイヤ赤道線に位置するトレッドの厚さをGaとし、前記タイヤ赤道線から前記ショルダー側主溝の前記タイヤ赤道線側に位置する主溝接地点(P2)に位置する前記トレッド厚さをGbとした場合、Gb/Gaは、0.85〜0.95であることを特徴とする請求項1乃至請求項に記載の空気入りタイヤ。
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