JP4766344B2 - 情報処理装置及びフレーム中継方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク層でIPアドレスを変換するフレーム(パケット)変換装置及び変換方法に関する。
ネットワークを介し送信されてくるフレーム(パケット)を受信し、中継(転送、送信)する情報処理装置では、EtherフレームやPPP(Point to Point Protocol)フレーム等のフレームをデータリンク層で中継処理するブリッジや、ネットワーク層で中継処理するルータ等がある。
フレームには、固定長のフレームと、EtherフレームやPPPフレーム等の様に可変長のフレームがあり、規格やプロトコルによって定められている。
Etherフレームに代表される可変長フレームは、ショートフレームほどヘッター領域が占める割合が大きくなり、所謂オーバーヘッドが大きくなる。また、ショートフレームほどフレームの転送処理(中継処理)の速度を求められる(特許文献1及び2の課題欄参照)。
ショートパケットの転送レートを挙げる方法には、高速なメモリを用いて行なう方法がある。一方、一般的には、通常のある程度の大きさのEtherフレーム(ロングパケット)は、高速なメモリを使用せずとも所望の速度を維持しつつ転送処理を行える。この為、全てのフレームを高速なメモリで処理することは、高速メモリの容量の増大を招き、設計上不経済である。
即ち、ショートパケットの適切な処理が行え、且つ、高速メモリの低減が図れる安価なシステムが望まれる。
特許文献1には、転送先のルータのパケット処理能力を考慮し、ショートパケットの送信数に制限を加えることによって総送信パケット数を調整し、転送先でのパケット損失を低減するパケット処理装置が記載されている。また、ショートパケットを制限し、ロングパケット優先して転送することで、メモリの少容量化(メモリ資源の有効活用)を図ることも記載されている。
特許文献2には、ネットワークインターフェース層(データリンク層)で動作するネットワークIC(LSI)にパケット長検出器を設け、当該パケット長検出器で流入するパケット長を測定し、ロングパケットとショートパケットのキャッシュ位置をLSI上に設けられるキャッシュか、当該LSIを使用する情報処理装置のメインメモリにするかを定め、LSIのCPUの処理の効率化とLSI上に設けられるキャッシュの低減をはかるシステムLSIが記載されている。
尚、本明細書では、ショートパケットに対し、ある程度のフレーム長(レングス長)のパケットを形式的にロングパケットと記載する。
特開2001−326687号公報 特開2006−174265号公報
ショートフレームの高速処理(転送レートの向上)には、処理速度の高い高速メモリを使用する必要がある。
しかしながら、全てのロングフレームの処理には、多大なメモリ容量を必要とするため、高容量高速メモリが必要となる。即ち、高速メモリの使用量を削減する為に、ロングフレームの処理に使用する高速メモリの使用量を削減する必要がある。
また、特許文献1で開示されているパケット処理装置は、ロングパケットを優先して送信することで、メモリ容量の削減を図っており、ショートパケットのオーバーヘッドを何ら考慮していない。また、当該パケット処理装置では、流入する多量のショートパケットを処理することが困難となり、ショートパケットを破棄することにつながる。
同じく、特許文献2で開示されているストリームパケット受信装置(LSI)を使用した情報処理装置は、システムLSI上にSRAM(Static Random Access Memory)を設け、ネットワークインターフェース層で処理するために、IPアドレス変換が出来ない。また、LSI上にSRAMを構築する為、大容量のSRAMが使用できない。同じく、ネットワーク速度が異なるネットワークを中継する時に重要となるバッファ制御に柔軟に対応できない。更に、一般的に成りつつある、チップセットにアドオンされたNIC(Network Interface Card)には適応できない。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、高価なメモリの使用量を削減しつつ、ショートフレームを高速処理できるフレーム中継方法の提供にある。
更に別の目的は、設計上自由度の高い、高価なメモリの使用量を削減して、ショートフレームを高速処理可能な情報処理装置を提供することにある。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して送信されてくるフレーム(パケット)を、フレーム変換情報に従いネットワーク層でルーティング処理する情報処理装置において、受信するフレームのフレーム長を予め定めた所定の設定値と対比し、前記フレームの長短を判定する判定手段と、主記憶装置として動作し、長判定のフレームの情報を格納する第1のメモリと、前記第1のメモリより高速に動作し、短判定のフレームの情報を格納する第2のメモリと、を備え、受信フレームを、前記判定手段で長短を判定処理し、当該判定処理結果が長判定の場合には、当該長判定のフレームを前記第1のメモリに一時格納して処理する第1の処理ルートを選択し、判定処理結果が短判定の場合には、当該短判定のフレームを前記第2のメモリに一時格納して前記第1の処理ルートよりも高速に転送処理する第2の処理ルートを選択し、選択した方の処理ルートで前記受信フレームの中継処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、第2のメモリに長判定の受信フレームを入れずに、短判定の受信フレームのみを第2のメモリを介して高速処理しつつ送出させる構成とすることによって、高価なメモリの使用量を削減しつつ、ショートフレームを高速処理可能なフレーム中継方法を提供できる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図3に基づいて説明する。本発明は、ハードウェア又はソフトウェアでのルーティング処理などでフレームの処理を行う場合に、高速なメモリと低速なメモリを使い分けることで、高価なメモリの使用を最小限にとどめ、更に、フレーム転送の高速化を行えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の一形態の情報処理装置10を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施の一形態の構成は、ネットワーク回線(LAN側またはWAN側)からフレームを送受信するデータ送受信部1及びデータ送受信部7、各種演算処理並びに情報処理装置全体を制御する制御部2、受信したフレームのレングスを判定するフレームレングス判定回路3、ハードウェアルーティング処理を行うハードウェアルーティング制御部4、主記憶装置として設けられ高速メモリより低速で動作する低速メモリ5、高速で動作する高速メモリ6、受信フレームのレングス値の設定を記憶するフレームレングス設定記憶部8、及びハードウェアルーティング用に使用するフレーム変換情報を記憶するハードウェアルーティング変換データ記憶部9で構成される。
データ送受信部1及び7は、情報処理装置10と外部の情報処理装置とのゲートウェアであって、物理層並びにデータリンク層の処理を行う。
フレームレングス判定回路3は、ネットワークから受信するフレームのフレーム長(レングス)を測定し、予め設定された設定値と対比し、受信したフレームが設定値より長いか短いかを判定する。尚、判定はハードウェアによって判定しても良いし、ソフトウェアを用いて制御部2が判定しても良い。
また、フレーム長の測定は、フレーム内の2層または3層のレングスフィールド(Ether フレームであればタイプフィールド、IPパケットであればデータグラムフィールド)を取得するか、フレーム全体の長さを実測することで得られる。
ハードウェアルーティング制御部4は、フレームとして送信されてきたIPパケットの送信元IPアドレスと宛先IPアドレスとを書き換える。
フレームレングス設定記憶部8には、フレームをSLOW PATHルートで転送するか、FAST PATHルートで転送するかの閾値をバイト(Byte)数で設定する。ここではフレームレングス設定値として64を設定した場合について記述する。尚、64バイト以下がショートフレームの目安となる値である。
図2は、フレームの通過ルートを模式的に示した図である。
実施の一形態の情報処理装置が、Ether1側からEtherフレームを受信してルーティング処理を施してEther2側に出力するルート(処理手段)を説明する。
フレームレングス設定記憶部8に予め、フレームのレングス設定値を設定しておき、受信フレームの判定要素とする。
受信したフレームのレングス値がフレームレングス設定記憶部8に設定したレングス設定値以下であった場合は、FAST PATHルート201でハードウェアルーティング処理が行われる。
FAST PATHルート201において、フレームは、ハードウェアルーティング変換記憶部9に記録されているフレーム変換情報に従い、ハードウェアルーティング制御部4によって、ハードウェアルーティング処理を施され、高速メモリ6にDMA(Direct Memory Access)転送され格納される。
フレームのデータはDMA転送され、データ送受信部7を通してフレームとしてEther2側に転送される。
尚、高速メモリ6はSRAMや制御部2に内蔵されるキャッシュメモリなどを利用しても良い。
受信したフレームのレングス値がフレームレングス設定記憶部8に設定したレングス設定値を超える場合は、SLOW PATHルート202でハードウェアルーティング処理が行われる。
SLOW PATHルート202において、フレームは、フレーム変換情報に従い、ハードウェアルーティング制御部4によって、ハードウェアルーティング処理を施され、低速メモリ5にDMA転送され格納される。
フレームのデータはDMA転送され、データ送受信部7を通してフレームとしてEther2側に転送される。
尚、低速メモリはDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの比較的低速のメモリでも良い。高速メモリに対して、安価なメモリであればそれで良い。
このような構成において、本発明の実施の一形態である情報処理装置は、高速メモリの使用量を削減しつつ、ショートフレームを高速処理できる。
次に、本発明の特徴となるルーティング処理の動作を説明する。
図3は、情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
フレームレングス設定記憶部8には、FAST PATHルート201もしくはSLOW PATHルート202の何れかでフレームを転送するか定める閾値として、フレームレングス設定値64バイトを設定した場合について記述する。
即ち、受信したフレームレングスが64バイト以下であれば、フレームを高速メモリ6にDMA転送するようにし、受信したフレームレングスが64バイトを超えれば、フレームを低速メモリ5にDMA転送するように制御部2が制御する。
Ether1の回線からEtherフレームを流入し、情報処理装置は、Etherフレームを、データ送受信部1を介して受信する(ステップS301)。
制御部2は、フレームレングス判定回路3を使用し、受信したフレームのレングスとフレームレングス設定値(64バイト)との比較し、フレームレングス設定値以下のフレームをFAST PATHルート201で処理し、フレームレングス設定値を超えるフレームをSLOW PATHルート202で処理する様に制御する(ステップS302)。
受信したフレームのレングスが64バイト以下であった場合は、制御部2は、ハードウェアルーティング制御部4を使用し、受信フレームのハードウェアルーティング変換処理を行う(ステップS303)。
制御部2は、ハードウェアルーティング制御部4を使用し、ハードウェアルーティング変換処理を行ったデータをFAST PATHルート201で高速メモリ6にDMA転送する(ステップS304)。
制御部2は、高速メモリ6に格納されたデータをフレームに構築し、データ送受信部7を介してEther2側に転送する(ステップS305)。
受信したフレームのレングスが64バイトを超える場合は、制御部2は、ハードウェアルーティング制御部4を使用し、受信フレームのハードウェアルーティング変換処理を行う(ステップS306)。
制御部2は、ハードウェアルーティング制御部4を使用し、ハードウェアルーティング変換処理を行ったデータをSLOW PATHルート202で低速メモリ5にDMA転送する(ステップS307)。
制御部2は、低速メモリ5に格納されたデータをフレームに構築し、データ送受信部7を介してEther2側に転送する(ステップS308)。
尚、Etherフレームは、ショートフレームほどオーバーヘッドが大きく、また多量に流通する為、フレームの高速処理を要求される。
以上説明したように、本実施の一形態によれば、64バイト以下のフレームを高速メモリ6で処理する場合は、64バイトのフレームを処理できる最低限の容量の高速メモリ6で情報処理装置を構成すれば、バス帯域を有効に利用することができ、安価に情報処理装置を構成できる。
本発明の第2の実施の一形態を図4ないし図5に基づいて説明する。尚、図1ないし図3に基づいて説明した実施の一形態と同一の部分は同一の符号で示し、説明も省略する。
図4は、第2の実施の一形態の情報処理装置20を示すブロック図である。
本実施の一形態は、第1の実施の一形態のハードウェアルーティング変換データ記憶部9に格納されるルーティング変換情報を、低速メモリ5と高速メモリ6とに分割して格納する点で第1の実施の一形態と異なる。
高速メモリ6には、FAST PATHルート501で処理されるフレーム用のルーティング変換データ9aが格納される。低速メモリ5には、SLOW PATHルート502で処理されるフレーム用のルーティング変換データ9bが格納される。
FAST PATHルート用501のルーティング変換データ9aは、頻繁に通信する情報処理装置間のルーティング情報である。当該ルーティング情報は、高速メモリ6の容量を勘案して設けられる。尚、ルーティング変換データ9aは、静的ルーティング情報を用いても良い。このときも、多量のショートフレームを送受信する情報処理装置のIP情報を当該ルーティング変換データ9aに記録することで、ショートフレームを効率的に処理できる。また、ネットワークを介して近傍の情報処理装置のIP情報でも良い。ここで、近傍とは、ネットワーク上での近傍であってデフォルトゲートウェイや同一ネットワーク内の情報処理装置等が近傍に当たる。
SLOW PATHルート502用のルーティング変換データ9bは、隣接するルータ等の情報処理器機と通信し合い、動的にルーティング情報を更新すればよいし、静的ルーティング情報を利用しても良い。
図5は、第2の実施の一形態のフレームの通過ルートを模式的に示した図である。
受信したフレームのレングス値が設定したレングス値以下であった場合は、FAST PATHルート501でルーティング処理が行われる。
FAST PATHルート501では、フレームはFAST PATHルート501用のルーティング変換データ9aに従い、ハードウェアルーティング制御部4によって、ハードウェアルーティング処理を施され、高速メモリ6にDMA転送され格納される。
フレームのデータはDMA転送され、データ送受信部7を通してフレームとしてEther2側に転送される。
受信したフレームのレングス値がフレームレングス設定記憶部8に設定したレングス値を超える場合は、SLOW PATHルート502でハードウェアルーティング処理が行われる。
SLOW PATHルート502では、フレームはSLOW PATHルート502用のルーティング変換データ9bに従い、ハードウェアルーティング制御部4によって、ハードウェアルーティング処理を施され、低速メモリ5にDMA転送され格納される。
フレームのデータはDMA転送され、データ送受信部7を通してフレームとしてEther2側に転送される。
一般的に多くのショートフレームは、特定の情報処理装置から同様の内容の通信に用いられることが多く、当該通信のショートフレームを優先的に効率良く高速に処理することで、フレーム(パケット)のオーバフローを防止できる。
また、高速メモリ6内にFAST PATHルート501用のルーティング変換データ9aを格納することで、ルーティング処理の高速化が図れる。
FAST PATHルート501用のルーティング変換データ9aに記載されないフレームは、SLOW PATHルート502用のルーティング変換データ9bを参照するか、又は静的ルーティング情報(デフォルトルート等)を参照し、フレームを中継する。
以上説明したように、情報処理装置20は、ルーティング変換データを低速メモリ5と高速メモリ6とに分割して格納することにより、高速メモリの使用量を削減しつつ、ショートフレームを効率良く高速処理できる。
前記の実施の一形態では、フレームレングスの判定値(閾値)をユーザが設定値を入力することとしたが、高速メモリ上で動作できるフレームのフレーム長を自動で設定するようにしても良い。この場合、例えば、最初のフレームレングス判定用のフレームレングス設定値を70(バイト)とし、実際に受信した70バイトのフレームを処理するにあたって、メモリ容量的に高速メモリ上で処理できなかったら(領域確保できなかったら)、自動で設定値を69、68とに減らす用にしても良い。処理できない70バイトのフレームは低速メモリ上で処理し、フレームレングス設定値を自動で可変させる様にも出来る。このようにすれば、高速メモリの現状を勘案して処理ルートを決定できる。また、ショートパケット(高速メモリ上で処理するパケット)と判断するレングス設定値が可変であるため、情報処理装置の設計後にもバス帯域を有効に利用できるように調整が可能となる。
即ち、上記のようにフレーム長の短いフレームの処理を高速メモリで処理することで、最低限の容量の高速メモリで、効率の良い情報処理装置を提供できる。換言すれば、実装する高速メモリの容量に適合する様、フレームレングス設定値を設定し、高速メモリを有効利用する情報処理装置が設計できる。
尚、高速メモリと低速メモリの関係については、高速メモリが低速メモリよりも処理速度の高く、又、高速メモリが低速メモリより高価であること以外は、特にどのようなメモリを使用するかに関して限定しない。例えば、高速メモリに、低速メモリとするDRAMより高速に動作する他種類のDRAMを用いることもできる。
また、フレーム変換情報は、一般的には経路表またはアドレス変換テーブル等の呼び名で表現されるが、フレーム(パケット)を変換する情報であれば特に限定しない。例えば、IPアドレスの変換と共にポート番号が記録されている変換情報でも良い。
また、情報処理装置は、一般にルータやレイヤ3スイッチ、ブルータ等の呼び名で表現されるが、ネットワーク層でパケットを変換処理する情報処理装置であればそれで良い。また、NAT(Network Address Translation)やNAPT(Network Address Port Translation)、IPマスカレードに用いられる情報処理装置も含まれる。
本発明の実施の一形態の情報処理装置を示すブロック図である。 フレームの通過ルートを模式的に示した図である。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の一形態の情報処理装置を示すブロック図である。 第2の実施の一形態のフレームの通過ルートを模式的に示した図である。
符号の説明
1 データ送受信部
2 制御部
3 フレームレングス判定回路(識別手段、判定手段)
4 ハードウェアルーティング制御部
5 低速メモリ(第1のメモリ)
6 高速メモリ(第2のメモリ)
7 データ送受信部
8 フレームレングス設定記憶部
9 ハードウェアルーティング変換データ記憶部
9a FAST PATH用ルーティング変換データ
9b SLOW PATH用ルーティング変換データ
10 情報処理装置
20 情報処理装置
201 FAST PATHルート(第2の処理ルート、第2の変換処理手段)
202 SLOW PATHルート(第1の処理ルート、第1の変換処理手段)
501 FAST PATHルート(第2の処理ルート、第2の変換処理手段)
502 SLOW PATHルート(第1の処理ルート、第1の変換処理手段)

Claims (24)

  1. ネットワークを介して送信されてくるフレーム(パケット)を、フレーム変換情報に従いネットワーク層でルーティング処理する情報処理装置において、
    受信するフレームのフレーム長を予め定めた所定の設定値と対比し、前記フレームの長短を判定する判定手段と、
    主記憶装置として動作し、長判定のフレームの情報を格納する第1のメモリと、
    前記第1のメモリより高速に動作し、短判定のフレームの情報を格納する第2のメモリと、
    を備え、
    受信フレームを、前記判定手段で長短を判定処理し、
    当該判定処理結果が長判定の場合には、当該長判定のフレームを前記第1のメモリにのみ一時格納して処理する前記第2のメモリを含まない第1の処理ルートを選択し、判定処理結果が短判定の場合には、当該短判定のフレームを前記第2のメモリのみに一時格納して前記第1の処理ルートよりも高速に転送処理する前記第1のメモリを含まない第2の処理ルートを選択し、
    選択した方の処理ルートで前記短判定のフレームが前記長判定のフレームに比べて高速に処理される形で前記受信フレームの中継処理を実行する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定処理の結果に基づく処理ルートを選択して行われる処理は、該装置の制御部に設けられたキャッシュメモリを前記第2のメモリとして使用して行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記フレーム変換情報は、前記第1の処理ルートと前記第2の処理ルートでそれぞれ使用される内容に分けて、前記第1のメモリと前記第2のメモリとに分けて格納されることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. ネットワークを介して送信されてくるフレーム(パケット)を、フレーム変換情報に従いネットワーク層で変換処理する情報処理装置において、
    主記憶装置として動作し、長フレームと判定されたフレームの情報を格納する第1のメモリと、
    前記第1のメモリより高速に情報を書き込み及び読み出し、短フレームと判定されたフレームの情報を格納する第2のメモリと、
    受信したフレームを、ルーティング処理して前記第1のメモリに記憶する第1の変換処理手段と、
    前記第1の変換処理手段で処理されるフレーム以外にあたる短フレームと判定されたフレームを、ルーティング処理して前記第2のメモリに記憶する第2の変換処理手段と
    を備え、
    前記第1の変換処理手段でルーティング処理に使用するフレーム変換情報を前記第1のメモリに記録し、
    前記第2の変換処理手段でルーティング処理に使用するフレーム変換情報を前記第2のメモリに記録する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 受信フレームの前記第1の変換処理手段又は前記第2の変換処理手段への振分けに、前記受信フレームのフレーム長を使用することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. ネットワークを介して送信されてくるフレーム(パケット)を、フレーム変換情報に従いネットワーク層で中継処理する情報処理装置において、
    主記憶装置よりも高速に動作するSRAMを使用し、ショートフレームを処理するショートフレーム中継処理手段と、
    前記主記憶装置を使用し、前記ショートフレーム中継処理手段で処理されるフレーム以外のフレームを処理する中継処理手段と、
    前記SRAMと前記主記憶装置に夫々格納されたフレーム変換情報と、
    フレーム長を識別するフレーム識別手段と、
    を備え、
    前記フレーム識別手段で受信したフレーム長を識別し、当該識別したフレーム長が一定値以下であった場合に、前記フレームの有する情報を前記SRAMに一時記録し、送信フレームとして構築してネットワークに送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記SRAMに記録される前記フレーム変換情報は、静的ルーティングに用いられるアドレス変換テーブルであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記SRAMに記録される前記フレーム変換情報は、デフォルトゲートウェイを示すアドレス変換テーブルであることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記SRAMに記録される前記フレーム変換情報は、同一ネットワーク内の情報処理装置を示すアドレス変換テーブルであることを特徴とする請求項6ないし8の何れか一記載の情報処理装置。
  10. 前記フレーム変換情報は、ポート番号の変換情報が含まれることを特徴とする請求項1ないし9の何れか一記載の情報処理装置。
  11. 前記フレーム変換情報は、NAT、NAPT又はIPマスカレードに用いるアドレス変換テーブルであることを特徴とする請求項1ないし10の何れか一記載の情報処理装置。
  12. 前記主記憶装置は、DRAMであることを特徴とする請求項1ないし11の何れか一記載の情報処理装置。
  13. 前記情報処理装置は、レイヤ3スイッチ又はルータ又はブルータであることを特徴とする請求項1ないし12の何れか一記載の情報処理装置。
  14. 前記フレームは、EtherフレームまたはPPPフレームであることを特徴とする請求項1ないし13の何れか一記載の情報処理装置。
  15. フレーム長の識別に用いられる閾値は、可変可能であることを特徴とする請求項1ないし14の何れか一記載の情報処理装置。
  16. フレーム長の識別に用いられる閾値は、前記高速に動作するメモリの空メモリ容量を識別し、当該識別した空メモリ容量と受信フレームのフレーム長とを対比し、前記空メモリ容量が前記受信フレームを処理可能であれば当該受信フレームを前記高速に動作するメモリに受け入れるように設定されることを特徴とする請求項1ないし14の何れか一記載の情報処理装置。
  17. ネットワークを介して送信されてくるフレーム(パケット)を、フレーム変換情報に従いネットワーク層でルーティング処理し中継処理するフレーム中継方法であって、
    情報処理装置に、
    主記憶装置として動作し長判定のフレームの情報を格納する第1のメモリと、前記第1のメモリより高速に動作し短判定のフレームの情報を格納する第2のメモリと、受信するフレームのフレーム長を予め定めた所定の設定値と対比し、前記フレームの長短を判定する判定手段と、を設け、
    受信したフレームのフレーム長の長短を判定し、当該判定処理結果が長判定の場合には、当該長判定のフレームを前記第1のメモリのみに一時格納して処理する前記第2のメモリを含まない第1の処理ルートを選択し、判定処理結果が短判定の場合には、当該短判定のフレームを前記第2のメモリのみに一時格納して前記第1の処理ルートよりも高速に転送処理する前記第1のメモリを含まない第2の処理ルートを選択し、
    選択した方の処理ルートで該受信したフレームの中継処理を実行し、
    前記フレーム変換情報を使用してルーティング処理し、
    フレームを中継処理する
    ことを特徴とするフレーム中継方法。
  18. 前記フレーム変換情報が、前記第1のメモリと前記第2のメモリとの両方に格納され、
    前記第2の処理ルートで行うルーティング処理に前記第2のメモリに格納された前記フレーム変換情報を使用することを特徴とする請求項17記載のフレーム中継方法。
  19. ネットワークを介して送信されてくるフレーム(パケット)を、フレーム変換情報に従いネットワーク層で中継処理するレイヤ3スイッチ又はルータ又はブルータである情報処理装置が行うフレーム中継方法であって、
    情報処理装置は、
    主記憶装置よりも高速に動作するSRAMを使用し、ショートフレームを処理するショートフレーム中継処理手段と、前記主記憶装置を使用し、前記ショートフレーム中継処理手段で処理されるフレーム以外のフレームを処理する中継処理手段と、前記SRAMと前記主記憶装置に夫々格納されたフレーム変換情報と、フレーム長を識別するフレーム識別手段とを備え、
    前記フレーム識別手段で受信したフレーム長を識別し、
    当該識別したフレーム長が一定値以下であった場合に、前記フレームの有する情報を前記SRAMに一時記録し、
    前記SRAMに記録された前記フレーム変換情報に示される所定のアドレス情報に従い、前記フレームの有する情報に記載されたIPアドレスを中継先のアドレスに変換し、
    送信フレームとして構築してネットワークに送信する
    ことを特徴とするフレーム中継方法。
  20. 前記フレーム変換情報は、アドレス変換テーブルであって、
    前記SRAMに記録される前記フレーム変換情報は、静的ルーティングに用いられるアドレス変換テーブルであるか、
    デフォルトゲートウェイを示すアドレス変換テーブルであるか、
    同一ネットワーク内の情報処理装置を示すアドレス変換テーブルである
    ことを特徴とする請求項19記載のフレーム中継方法。
  21. 前記主記憶装置は、DRAMであることを特徴とする請求項17ないし19の何れか一記載のフレーム中継方法。
  22. 前記フレームは、EtherフレームまたはPPPフレームであることを特徴とする請求項17ないし21の何れか一記載のフレーム中継方法。
  23. フレーム長の識別に用いられる閾値は、可変可能であることを特徴とする請求項17ないし22の何れか一記載のフレーム中継方法。
  24. フレーム長の識別に用いられる閾値は、前記高速に動作するメモリの空メモリ容量を勘案し、前記高速に動作するメモリに前記フレームの情報を格納できる値であれば当該フレームを前記高速に動作するメモリに受け入れるように設定されることを特徴とする請求項17ないし22の何れか一記載のフレーム中継方法。
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