JP4765899B2 - ガラス基板の移載装置 - Google Patents

ガラス基板の移載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4765899B2
JP4765899B2 JP2006301364A JP2006301364A JP4765899B2 JP 4765899 B2 JP4765899 B2 JP 4765899B2 JP 2006301364 A JP2006301364 A JP 2006301364A JP 2006301364 A JP2006301364 A JP 2006301364A JP 4765899 B2 JP4765899 B2 JP 4765899B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
type
glass substrate
port
ports
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006301364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008118009A (ja
Inventor
拓也 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2006301364A priority Critical patent/JP4765899B2/ja
Publication of JP2008118009A publication Critical patent/JP2008118009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4765899B2 publication Critical patent/JP4765899B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、製造ラインにおける基板の移載装置に関するものであり、特に、液晶表示装置用カラーフィルタの製造ラインにて、ガラス基板の種別毎にカセットを区別して収納する移載装置であっても、カセットポート個数を低減して移載装置の大型化を抑え、初期設備コスト、設置スペース、及び運用コストの増大を抑制する移載装置に関する。
図7は、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの一例を模式的に示した平面図である。また、図8は、図7に示すカラーフィルタのX−X’線における断面図である。
図7、及び図8に示すように、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタ(4)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)が順次に形成されたものである。
図7、及び図8はカラーフィルタを模式的に示したもので、着色画素(42)は12個表されているが、実際のカラーフィルタにおいては、例えば、対角17インチの画面に数百μm程度の着色画素が多数個配列されている。
液晶表示装置の多くに用いられている、上記構造のカラーフィルタの製造方法としては、先ず、ガラス基板上にブラックマトリックスを形成し、次に、ブラックマトリックスが形成されたガラス基板上のブラックマトリックスのパターンに位置合わせして着色画素を形成し、更に透明導電膜を位置合わせして形成するといった方法が広く用いられている。ブラックマトリックス(41)は、遮光性を有するマトリックス状のものであり、着色画素(42)は、例えば、赤色、緑色、青色のフィルタ機能を有するものであり、透明導電膜(43)は、透明な電極として設けられたものである。
ブラックマトリックス(41)は、着色画素(42)間のマトリックス部(41A)と、着色画素(42)が形成された領域(表示部)の周辺部を囲む額縁部(41B)とで構成されている。
ブラックマトリックスは、カラーフィルタの着色画素の位置を定め、大きさを均一なものとし、また、表示装置に用いられた際に、好ましくない光を遮蔽し、表示装置の画像をムラのない均一な、且つコントラストを向上させた画像にする機能を有している。
このブラックマトリックスの形成は、クロム成膜の処理ラインを用いてガラス基板(40)上にブラックマトリックスの材料としてのクロム(Cr)、酸化クロム(CrOX )などの金属、もしくは金属化合物を薄膜状に成膜し、成膜された薄膜上に、ブラックマトリックスの処理ラインを用いて、例えば、ポジ型のフォトレジストのエッチングレジストパターンを形成し、次に、成膜された金属薄膜の露出部分のエッチング及びエッチングレジストパターンの剥膜を行い、Cr、CrOX などの金属薄膜からなるブラックマトリックス(41)を形成するといった方法がとられている。
或いは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス形成用の黒色感光性樹脂を用いてフォトリソグラフィ法によってブラックマトリックス(41)を形成するといった方法がとられている。
また、着色画素(42)の形成は、このブラックマトリックスが形成されたガラス基板上に、着色画素の処理ラインを用いて、例えば、顔料などの色素を分散させたネガ型のフォトレジストの塗布膜を設け、この塗布膜への露光、現像によって着色画素を形成するといった方法がとられている。
また、透明導電膜(43)の形成は、透明導電膜の処理ラインを用いて、着色画素が形成
されたガラス基板上に、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)を用いスパッタ法によって透明導電膜を形成するといった方法がとられている。
図7、及び図8に示すカラーフィルタ(4)は、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタとして基本的な機能を備えたものである。液晶表示装置は、このようなカラーフィルタを内蔵することにより、フルカラー表示が実現し、その応用範囲が飛躍的に広がり、液晶カラーTV、ノート型PCなど液晶表示装置を用いた多くの商品が創出された。
多様な液晶表示装置の開発、実用に伴い、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタには、上記基本的な機能に付随して下記のような、種々な機能が付加されるようになった。
図7に示すカラーフィルタに追加される機能としては、例えば、保護層、フォトスペーサー、配向制御用突起、光路調整層、光散乱層などがあげられる。これら諸機能の内、そのカラーフィルタの用途、仕様にもとづき1機能或いは複数の機能が図7に示すカラーフィルタに追加される。
図9は、前記各種の処理ラインの内、着色画素の処理ラインの一例を示す説明図である。図9に例示する着色画素の処理ライン(10)は、洗浄装置(12)、塗布装置(13)、膜厚/ムラ検査装置(14)、露光装置(15)、現像装置(16)、ポストベーク装置(17)、検査装置(18)などの加工装置(K)と、搬入装置(LD)及び搬出装置(移載装置)(ULD)で構成されている。
尚、ガラス基板は図示していないが、ガラス基板の動線を実線矢印で表している。
図9に示すように、ガラス基板は、搬入装置(LD)から洗浄装置(12)へ搬入され、洗浄装置(12)にて洗浄処理が施される。次に、洗浄装置(12)から塗布装置(13)へ搬送され、塗布装置(13)にてフォトレジストが塗布される。塗布後に膜厚/ムラ検査装置(14)へ搬送され、フォトレジストの塗膜の検査が行われる。
続いて、露光装置(15)での露光、現像装置(16)での現像、ポストベーク装置(17)でのポストベーク、検査装置(18)での検査が施され、パターンが形成されたガラス基板は、検査装置(18)から搬出装置(移載装置)(ULD)へと搬出される。
フォトレジストの塗布後に行われる膜厚/ムラ検査装置(14)は、例えば、光学式非接触の膜厚検査と、マクロ画像を撮像するムラ検査を行うものであり、着色画素の処理ライン内に組み込まれた、所謂、インラインの検査装置である。また、検査装置(18)は、例えば、外観検査装置であり、形成されたパターンの検査を行う。
図10は、図9に示すガラス基板の搬出装置(移載装置)(ULD)を拡大して示す平面図である。図10に示すように、ガラス基板の移載装置(ULD)は、ガラス基板を収納するカセット(CS)を載置するカセットポート(CSP)と、処理が施されたガラス基板をカセット(CS)に収納する搬送ロボット(R)で構成されている。カセットポート(CSP)は3個の例であり、各々にはカセット(CS)が載置されている状態が示されている。
搬送ロボット(R)は、例えば、上下移動軸に旋回軸、及び水平アームを取り付けた構造であり、搬送ロボット(R)は、走行装置(図示せず)に搭載され図10中、点線矢印で示すように、3個のカセットポート(CSP)間を移動できるようになっている。
加工装置(K)により処理が施され、検査装置(18)による外観検査が終了したガラス基板は、搬送ロボット(R)によって順次にカセット(CS)に収納される。
カセット(CS)へのガラス基板の収納は、例えば、図10中、上方のカセットポート(CSP)上に載置されたカセット(CS)から、下方のカセットポート(CSP)上に載
置されたカセット(CS)への順序とし、上方のカセット(CS)がガラス基板で充填されると下方のカセット(CS)への収納が開始される。
ガラス基板で充填された上方のカセット(CS)は、移載装置(ULD)外へ回収され、空のカセット(CS)が上方のカセットポート(CSP)上に供給される。
さて、近年、前記検査装置(18)によるガラス基板の外観検査の結果を、例えば、A、B、Cの3水準に種別し、この種別(種別A、種別B、種別C)毎に収納するカセットを区別してガラス基板を収納するといった移載方法が採用されるようになってきた。
図11は、ガラス基板の種別毎に収納するカセットを区別して収納する移載装置(ULD)の一例を示す平面図である。この移載装置(ULD)は、ガラス基板の種別が3種別である場合に対応した移載装置の例である。
図11に示すように、この移載装置(ULD)は、ガラス基板を収納するカセット(CS)を載置する6個のカセットポート(CSP1〜CSP6)と、処理が施されたガラス基板をカセット(CS)に収納する搬送ロボット(R)で構成されている。搬送ロボット(R)は、図11中、点線矢印で示すように、6個のカセットポート(CSP)間を移動できるようになっている。
6個のカセットポート(CSP1〜CSP6)の内、2個のカセットポート(CSP1〜CSP2)は、予め、種別Aに対応したカセットポートとして設定されている。他の2個のカセットポート(CSP3〜CSP4)は、種別Bに対応したカセットポートとして、また残る2個のカセットポート(CSP5〜CSP6)は、種別Cに対応したカセットポートとして設定されている。
加工装置(K)により処理が施され、検査装置(18)による外観検査が終了したガラス基板は、搬送ロボット(R)によってカセット(CS)に収納されるのであるが、外観検査の結果がA水準である種別Aのガラス基板は、種別Aのカセットポートとして設定されたカセットポート(CSP1〜CSP2)上に載置されている、例えば、カセットポート(CSP1)上のカセット(CS)に収納されるようになっている。
同様に、外観検査の結果が種別Bのガラス基板は、種別Bのカセットポートとして設定されたカセットポート(CSP3〜CSP4)上に載置されている、例えば、カセットポート(CSP3)上のカセット(CS)に収納され、また、種別Cのガラス基板は、種別Cのカセットポートとして設定されたカセットポート(CSP5〜CSP6)上に載置されている、例えば、カセットポート(CSP5)上のカセット(CS)に収納されるようになっている。
移載装置(ULD)には、各種別毎に2個のカセットポート(CSP)が設けられている。これは、加工装置(K)のガラス基板の処理能力に対し、カセット(CS)を回収・供給する処理能力が小さいために設けられている。
ガラス基板が充填されたカセットは、あるタイミングでカセットポート(CSP)から回収され、空のカセットが当該カセットポート(CSP)に供給されるのであるが、加工装置(K)が1枚のガラス基板を処理する時間よりも、カセット(CS)にガラス基板が充填されてから、カセット(CS)を回収し次のカセット(CS)を供給するまでの時間の方が長いために、カセットの供給が間に合わず、加工装置(K)が一時停止してしまうのを回避するためである。
尚、前記膜厚/ムラ検査装置(14)による検査結果が不良のガラス基板は、露光装置(15)に搬送されずに、膜厚/ムラ検査装置(14)と露光装置(15)の間で加工装置(K)から排出されることが多い。
上述するように、ガラス基板の種別毎に収納するカセットを区別して収納する移載装置(ULD)は、種別数の増加に伴い、カセットポート(CSP)の個数が増加し、移載装置(ULD)の大型化を招くことになる。
移載装置(ULD)の大型化は、初期設備コスト、設置スペース、及び運用コストが増大するといった問題を引き起こしている。
また、カセットポート(CSP)の個数が増加により、搬送ロボット(R)の移動に要する所要時間が長くなり、搬送ロボット(R)の処理能力が低下することも懸念される。一方この所要時間を長くさせないために、例えば、搬送ロボット(R)の移動速度を高速にした際には、高速に伴う搬送ロボット(R)の安定性の低下が懸念されている。
特開平8−229518号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ガラス基板の種別毎に収納するカセットを区別して収納する移載装置(ULD)において、ガラス基板の種別数が増加しても、上記のように(種別数×2)個のカセットポート(CSP)を設けることのない、すなわち、ガラス基板の種別数が増加してもカセットポート(CSP)個数を(種別数×2)個よりも低減させ、移載装置の大型化を抑制したガラス基板の移載装置を提供することを課題とするものである。
これにより、ガラス基板の種別毎に収納するカセットを区別して収納する移載装置であっても、移載装置の大型化に伴う初期設備コスト、設置スペース、及び運用コストの増大を抑制することが可能となる。
また、搬送ロボット(R)の処理能力の低下、或いは搬送ロボット(R)の安定性の低下を回避することが可能となる。
本発明は、ガラス基板を加工装置からカセットに収納する際に、ガラス基板の種別毎に、当該種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納するガラス基板の移載装置において、
I)前記移載装置には、(種別数+1)の複数個のカセットポートが設けられており、II)前記移載装置は、A)前記複数個のカセットポートを種別が設定されていない状態にし、
B)ガラス基板が搬送されてきた際に、1)ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが未だない場合には、
a)該ガラス基板の種別に準じて、複数個のカセットポート内で未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定し、以後、ガラス基板の種別毎に未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定する処理を繰り返し、
b)搬送ロボットは、当該種別に設定された該カセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納し、
2)ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが既にある場合には、搬送ロボットは、該当する種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納し、
C)いずれかのカセットポート上に載置されたカセットがガラス基板で充填された際には、該カセットは回収され、該カセットポートの種別の設定を解除し、該カセットポート上に空のカセットが種別が設定されていない状態にて供給されるまでの間に、カセットポート上の未だ種別が設定されていないカセットを前記回収されたカセットの種別に設定する
機能を具備することを特徴とするガラス基板の移載装置である。
本発明は、移載装置には、(種別数+1)の複数個のカセットポートが設けられており、1)複数個のカセットポートを種別が設定されていない状態にし、
2)ガラス基板が搬送されてきた際に、a)ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが未だない場合には、ガラス基板の種別に準じて、複数個のカセットポート内で未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定し、以後、ガラス基板の種別毎に未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定する処理を繰り返し、搬送ロボットは、当該種別に設定された該カセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納し、
b)ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが既にある場合には、搬送ロボットは、該当する種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納し、3)いずれかのカセットポート上に載置されたカセットがガラス基板で充填された際には、該カセットは回収され、該カセットポートの種別の設定を解除し、該カセットポート上に空のカセットが種別が設定されていない状態にて供給されるまでの間に、カセットポート上の未だ種別が設定されていないカセットを前記回収されたカセットの種別に設定するガラス基板の移載装置であるので、ガラス基板の種別数が増加してもカセットポート個数を低減させ、移載装置の大型化を抑制したガラス基板の移載装置となる。
これにより、移載装置の大型化に伴う初期設備コスト、設置スペース、及び運用コストの増大を抑制することが可能となる。また、搬送ロボットの処理能力の低下、或いは搬送ロボットの安定性の低下を回避することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明によるガラス基板の移載装置の一実施例を示す平面図である。
図1に示すように、本発明によるガラス基板の移載装置(ULD−2)は、ガラス基板を収納するカセット(CS)を載置するカセットポート(CSP)と、処理が施されたガラス基板をカセット(CS)に収納する搬送ロボット(R)で構成されている。カセットポートは4個(CSP11〜CSP14)の例である。すなわち、この実施例は、ガラス基板の種別が3種別に対応した移載装置である。各々にはカセット(CS)が載置されている状態が示されている。
搬送ロボット(R)は、例えば、上下移動軸に旋回軸、及び水平アームを取り付けた構造であり、搬送ロボット(R)は、走行装置(図示せず)に搭載され図10中、点線矢印で示すように、4個のカセットポート(CSP11〜CSP14)間を移動できるようになっている。
また、本発明によるガラス基板の移載装置(ULD−2)は、4個のカセットポートを種別が設定されていない状態にする機能を有している。また、ガラス基板が搬送されてきた際に、ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが未だない場合には、ガラス基板の種別に準じて、4個のカセットポート内で未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定し、搬送ロボットは、当該種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納する機能を有している。
また、ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが既にある場合には、搬送ロボットは、該当する種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納する機能、及び、いずれかのカセットポート上に載置されたカセットがガラス基板で充填された際には、そのカセットはカセットポートから回収され、そのカセットポートの種別の設定を解除し、そのカセットポート上に空のカセットが供給される機能を有している。
本発明によるガラス基板の移載装置(ULD−2)の動作について、以下に、ガラス基板の種別が種別A、種別B、種別Cの3種別であり、加工装置から搬送されてくる1枚目のガラス基板が種別A、2枚目が種別B、3枚目が種別Cであり、4枚目以降のガラス基板の種別の順序は不規則であり、このロットの前段においては種別Aの占める割合が高い場合、をモデルにして説明をする。
図1に示すガラス基板の移載装置(ULD−2)は、4個のカセットポートの全てのカセットポートにおいて、その種別の設定は既に解除され、いずれのカセットポートも種別の設定がされていない状態を表している(符号CSP11〜CSP14)。
先ず、図2に示すように、1枚目のガラス基板(種別A)が、加工装置から搬送されてきた際に、1枚目のガラス基板の種別Aに該当する種別(種別A)に設定されたカセットポートはないので、移載装置は、4個のカセットポート内、例えば、カセットポート(CSP11)を種別Aに設定する。
搬送ロボット(R)は、1枚目のガラス基板(種別A)を種別Aに設定されたカセットポート(CSP11)上に載置されたカセット(CS11)に収納する。符号CSP11(A)は、種別Aに設定されたカセットポートを表し、符号CS11(A)は、種別Aのガラス基板が収納されたカセットを表している。
次に、図3に示すように、2枚目のガラス基板(種別B)が、加工装置から搬送されてきた際に、2枚目のガラス基板の種別Bに該当する種別(種別B)に設定されたカセットポートはないので、移載装置は、未だ種別が設定されていない3個のカセットポート内、例えば、カセットポート(CSP12)を種別Bに設定する。
搬送ロボット(R)は、2枚目のガラス基板(種別B)を種別Bに設定されたカセットポート(CSP12)上に載置されたカセット(CS12)に収納する。
符号CSP12(B)は、種別Bに設定されたカセットポートを表し、符号CS12(B)は、種別Bのガラス基板が収納されたカセットを表している。
次に、図4に示すように、3枚目のガラス基板(種別C)が、加工装置から搬送されてきた際に、3枚目のガラス基板の種別Cに該当する種別(種別C)に設定されたカセットポートはないので、移載装置は、未だ種別が設定されていない2個のカセットポート内、例えば、カセットポート(CSP13)を種別Cに設定する。
搬送ロボット(R)は、3枚目のガラス基板(種別C)を種別Cに設定されたカセットポート(CSP13)上に載置されたカセット(CS13)に収納する。
符号CSP13(C)は、種別Cに設定されたカセットポートを表し、符号CS13(C)は、種別Cのガラス基板が収納されたカセットを表している。
この段階で、ガラス基板の種別A、種別B、種別Cに対応した種別が設定されたカセットポート(CSP11(A)、CSP12(B)、CSP13(C))が揃い、各カセットポート上に載置された各カセットには該当するガラス基板が1枚づつ収納されている。尚、カセットポート(CSP14)は、未だ種別が設定されていない状態にある。
次に、図5に示すように、ある時間が経過すると、このロットの前段においては種別Aの占める割合が高いので、カセットポート(CSP11(A))上に載置されているカセット(CS11(A))は、ガラス基板が充填された状態になる。ガラス基板が充填されたカセット(CS11(A))は、カセットポート(CSP11(A))から移載装置(ULD)外へ回収される。
また、種別Aに設定されていたカセットポート(CSP11(A))の設定は解除され、種別が設定されていない状態のカセットポート(CSP11)に戻る。
次に、図6に示すように、このカセットポート(CSP11)には、空のカセット(CS21)が供給される。カセット(CS11(A))がガラス基板で充填された状態になってから、移載装置外へ回収され空のカセット(CS21)が供給されるまでの間に、このロットの前段においては種別Aの占める割合が高いために、加工装置から搬送されてくるガラス基板の種別は、種別Aである可能性が高く、カセットポート(CSP14)は種別Aに設定され(CSP14(A))、カセット(CS14)には種別Aのガラス基板が収納される(カセット(CS14(A))。

この段階で、カセットポート(CSP11)は、未だ種別が設定されていない状態であり、カセット(CS21)にはガラス基板は収納されていない。つまり、カセットポート(CSP11)は、次に回収されるカセットを載置しているカセットポートの種別に設定されることになる。
上記のように、本発明によるガラス基板の移載装置は、カセットポートが(種別数+1)の複数個であっても、ガラス基板の種別を区別したカセットへの収納を連続して行うことが可能となる。
本発明によるガラス基板の移載装置の一実施例を示す平面図である。 カセットポート(CSP11)が種別Aに設定され、カセット(CS11)に種別Aのガラス基板が収納された説明図である。 カセットポート(CSP12)が種別Bに設定され、カセット(CS12)に種別Bのガラス基板が収納された説明図である。 カセットポート(CSP13)が種別Cに設定され、カセット(CS13)に種別Cのガラス基板が収納された説明図である。 ガラス基板が充填されたカセット(CS11(A))が移載装置外へ回収される説明図である。 カセットポート(CSP11)に空のカセットが供給される説明図である。 液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの一例を模式的に示した平面図である。 図7に示すカラーフィルタのX−X’線における断面図である。 着色画素の処理ラインの一例を示す説明図である。 図9に示すガラス基板の搬出装置(移載装置)を拡大して示す平面図である。 ガラス基板の種別毎に収納するカセットを区別して収納する移載装置の一例を示す平面図である。
符号の説明
4・・・カラーフィルタ
10・・・着色画素の処理ライン
12・・・洗浄装置
13・・・塗布装置
14・・・膜厚/ムラ検査装置
15・・・露光装置
16・・・現像装置
17・・・ポストベーク装置
18・・・検査装置
40・・・ガラス基板
41・・・ブラックマトリックス
42・・・着色画素
43・・・透明導電膜
CS・・・カセット
CS11(A)・・・種別Aのガラス基板が収納されたカセット
CS12(B)・・・種別Bのガラス基板が収納されたカセット
CS13(C)・・・種別Cのガラス基板が収納されたカセット
CSP・・・カセットポート
CSP11(A)・・・種別Aに設定されたカセットポート
CSP12(B)・・・種別Bに設定されたカセットポート
CSP13(C)・・・種別Cに設定されたカセットポート
K・・・加工装置
LD・・・搬入装置
R・・・搬送ロボット
ULD・・・搬出装置(移載装置)
ULD−2・・・本発明による移載装置

Claims (1)

  1. ガラス基板を加工装置からカセットに収納する際に、ガラス基板の種別毎に、当該種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納するガラス基板の移載装置において、
    I)前記移載装置には、(種別数+1)の複数個のカセットポートが設けられており、II)前記移載装置は、A)前記複数個のカセットポートを種別が設定されていない状態にし、
    B)ガラス基板が搬送されてきた際に、1)ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが未だない場合には、
    a)該ガラス基板の種別に準じて、複数個のカセットポート内で未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定し、以後、ガラス基板の種別毎に未だ種別が設定されていないカセットポートの1個を当該種別のカセットポートに設定する処理を繰り返し、
    b)搬送ロボットは、当該種別に設定された該カセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納し、
    2)ガラス基板の種別に該当する種別に設定されたカセットポートが既にある場合には、搬送ロボットは、該当する種別に設定されたカセットポート上に載置されたカセットにガラス基板を収納し、
    C)いずれかのカセットポート上に載置されたカセットがガラス基板で充填された際には、該カセットは回収され、該カセットポートの種別の設定を解除し、該カセットポート上に空のカセットが種別が設定されていない状態にて供給されるまでの間に、カセットポート上の未だ種別が設定されていないカセットを前記回収されたカセットの種別に設定する
    機能を具備することを特徴とするガラス基板の移載装置。
JP2006301364A 2006-11-07 2006-11-07 ガラス基板の移載装置 Expired - Fee Related JP4765899B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301364A JP4765899B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 ガラス基板の移載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301364A JP4765899B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 ガラス基板の移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118009A JP2008118009A (ja) 2008-05-22
JP4765899B2 true JP4765899B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=39503701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006301364A Expired - Fee Related JP4765899B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 ガラス基板の移載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4765899B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114232B2 (ja) * 1993-01-05 1995-12-06 日本電気株式会社 半導体ウェーハ処理装置及びその処理方法
JPH0980410A (ja) * 1995-09-07 1997-03-28 Tokyo Electron Ltd 液晶表示体基板の検査装置
DE19921243C2 (de) * 1999-05-07 2002-12-05 Infineon Technologies Ag Anlage zur Bearbeitung von Wafern
JP2002270669A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板搬送方法及びその装置
JP2006019622A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008118009A (ja) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101064189B1 (ko) 컬러필터 기판, 표시패널 및 이의 제조방법
US8314911B2 (en) Liquid crystal panel and manufacturing method thereof
CN103323901A (zh) 偏振元件以及偏振元件的制造方法
US20190265544A1 (en) Mask plate, display substrate and method for manufacturing the same, display panel and display device
US10509254B2 (en) Method for manufacturing display substrate, display substrate, display panel and display apparatus
JP5067023B2 (ja) ガラス基板の移載装置
US20070148565A1 (en) Method for manufacturing a color filter
WO2014201714A1 (zh) Cf玻璃基板及其制作方法、液晶显示装置
KR20130037174A (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조 방법
CN104797086A (zh) 于基材上形成线路图形的方法
JP4765899B2 (ja) ガラス基板の移載装置
US7874748B2 (en) Photo development apparatus and method for fabricating a color filter substrate using the same
JP4858106B2 (ja) カラーフィルタの欠陥検査方法
JP2008108878A (ja) カラーフィルタ製造ラインシステム
JP4806961B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法及び製造装置
JP4857917B2 (ja) カラーフィルタの外観検査方法及び外観検査装置
JP4946410B2 (ja) カラーフィルタ製造ライン
US11537255B2 (en) Touch substrate, method for manufacturing the same, and touch display device
JP2008192678A (ja) 基板処理装置
JP5012415B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法
JP4696872B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造装置及び製造方法
JP2006284668A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置
JP2006221016A (ja) カラーフィルタ製造管理システム
JP2009282100A (ja) カラーフィルタ製造ラインシステム
JP5228272B2 (ja) 修正システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees