JP4764812B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は撮像装置に関し、特に、光学ディスクをはじめとするフォーマットを必要とする記録媒体に対して映像信号、音声信号を記録するために用いて好適な技術に関する。
従来、映像と音声を記録するカムコーダの記録媒体として、光学ディスク(ディスク)を利用したビデオカムコーダ(以下、ディスクカムコーダ)が知られている。こうしたディスクカムコーダでは、物理フォーマットの違いを検出し、その種類に応じて異なる記録方式で記録するためのディスクフォーマット処理を行う技術がある(例えば、特許文献1を参照)。
ディスクカムコーダのディスクとしては、DVD−R、DVD−RWなど様々な種類がある。例えば、DVD−Rではディスクフォーマットとしてビデオフォーマット(以下、Videoフォーマット)、DVD−RWであれば、Videoフォーマットもしくはビデオレコーディングフォーマット(以下、VRフォーマット)を選択可能である。
また、ディスクへ記録する際には、記録データをファイルとして扱うため、ファイルシステムが必要であり、フォーマットの際はファイルフォーマット処理も必要となる。光学ディスクは、UDF(Universal Disk Format)形式のファイルシステムを採用しており、DVD−R、DVD−RWはUDF2.0に対応している。
このように、ディスクカムコーダでは、映像や音声をメディアへ記録する前に、ディスクフォーマット処理とファイルフォーマット処理をあらかじめ行って、ディスクへのデータ書き込みを可能にしておく必要がある。
また、近年、アナログテレビ放送に代わる、デジタル放送が開始された。デジタル放送では、従来の標準解像度(SD)の画像だけでなく、高精細(HD)画像の番組が放送される。そのため、この様なHD画像を表示可能な高精細TV受信機が登場し、一般家庭に迅速に普及し始めている。
特開2003−78874号公報
前述のように、HD画像を表示可能なTVが普及した結果、テレビ放送だけでなく、ビデオカメラでHD画像が撮影できることが望まれている。
HD画像を前述の如きディスクメディアに記録する場合、ディスクカムコーダでは携帯性の良さや本体のさらなる小型化を考慮すると、従来の8cmサイズのディスクより大きなサイズのディスクの利用は難しい。
そのため、例えばMPEG4−AVC(H.264)規格のように、圧縮効率の高いコーデックを使い、HD画像を記録する為のAVCHD規格が提案された。これにより、データ量の増大を抑えること、及び従来サイズの記憶容量の小さいディスクにHD映像を記録できるようにすることの両方を可能にしている。
しかしながら、前述したAVCHD規格によるディスクフォーマット及びファイルフォーマットは、従来のDVDと互換性がなかった。このため、一枚のディスクにHD画像とSD画像を混在させて記録することができなかった。
また、現在では、DVDビデオプレーヤが広く普及しており、ビデオカメラでは、HD画像だけでなく、SD画像も撮影できることが望ましい。
したがって、ブランクディスクを装着した場合、フォーマット実行時にHD画像もしくはSD画像のいずれの画像を記録するかをユーザが選択する必要がある。
その際に、ユーザが選択した記録方式が現時点の記録方式と異なる場合は、選択された記録方式へ切り替えるための切替処理が発生する。前記のように切替処理が発生すると、その処理が終了するまでは記録を開始することができないので、速やかな記録を行う際の妨げになってしまう問題点があった。
本発明は以上のことを鑑みてなされたものであって、撮像装置が生成した映像信号をSD規格またはHD規格のように解像度の異なったいずれかの規格で記録媒体に記録する際の操作性を向上できるようにすることを目的としている。
本発明の撮像装置は、映像信号を記録する撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像手段から出力された映像信号を装着された記録媒体に記録する記録手段と、前記撮像手段が第1の映像信号を出力し、前記記録手段が前記第1の映像信号を記録する第1の記録モードと、前記撮像手段が前記第1の解像度よりも高精細な第2の映像信号を出力し、前記記録手段が前記第2の映像信号を記録する第2の記録モードのうちの何れか一方を選択する選択手段と、前記記録媒体が取り出されたことに応じて、前記撮像装置の記録モードを前記選択手段により選択された記録モードに設定するモード設定手段と、前記記録媒体が装着されると前記装着された前記記録媒体に前記第1の記録モードと前記第2の記録モードの何れの記録モードで映像信号が記録されているかを検出する検出手段とを備え、前記モード設定手段は、前記検出手段により検出された記録モードと前記選択手段により選択された記録モードが異なっていた場合には、前記撮像装置のモードを前記検出された記録モードに切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、HD記録モードまたはSD記録モードの何れを基本解像度の記録モードとして選択するのかユーザに選択させるようにした。これにより、複数のフォーマットで記録可能な記録媒体を装着する毎に、ユーザがフォーマットの選択やカメラモードの切替を行う必要を大幅に減少させることができ、ディスク交換時に、ユーザが不用意に切替操作を行うことを防止することができる。また、ユーザが基本の解像度として設定している解像度の記録モードでの撮像及び記録を速やかに再開することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態を用いて説明する。
図1は、光学ディスクを記録媒体とするディスクカムコーダの構成例を表したブロック図である。
図1において、101はレンズ、102は固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)、103は撮像信号を映像信号にする映像信号処理回路である。
104は映像信号を表示装置あるいは出力端子へ出力する映像表示出力回路、105は映像出力端子、106は映像表示装置であるLCD(Liquid Crystal Display)である。107は映像信号の圧縮方式(映像圧縮方式)を切り替える切替回路である。
108は第1の映像信号圧縮回路、109は第2の映像信号圧縮回路である。すなわち、本実施形態においては複数の映像圧縮手段を有している。そして、前記切替回路107は、複数の映像圧縮手段の中から一つの映像圧縮手段を選択する選択手段として機能している。110は前記映像圧縮手段により圧縮された映像信号を記録媒体へ記録する記録回路、111は本実施形態で使用する記録媒体である光学ディスク、112はメニュー画面操作キーである。113はディスクカムコーダのシステム制御を行うマイクロコンピュータ(マイコン)、114は光学ディスク111を所定のフォーマットで初期化する初期化回路、115は光学ディスク111の検出、情報を取得する記録媒体検出回路である。
前述のように構成された本実施形態のディスクカムコーダにおいて、レンズ101で結像した光はCCD102で光電変換されて撮像信号となる。この撮像信号は、映像信号処理回路103で種々の映像処理が施されて映像信号に変換される。すなわち、映像信号処理回路103が本実施形態のディスクカムコーダにおける映像信号生成手段として機能する。
また、前記映像信号生成手段として機能する映像信号処理回路103は、マイクロコンピュータ113からの指示に従い、ディスクカムコーダの状態表示や各種設定を行うための信号生成を行う。例えば、メニュー画面及び警告画面の表示用にOSD(On Screen Display)の信号生成を行う。映像信号処理回路103により生成された映像信号は、映像表示出力回路104及び切替回路107にも出力される。
映像表示出力回路104に入力された映像信号は、外部出力信号として映像表示出力回路104から映像出力端子105に与えられ、映像出力端子105を介して外部出力される。さらに、映像表示出力回路104はLCD106で映像表示を行うための制御も行う。
一方で、映像信号は切替回路107にも入力される。切替回路107はマイクロコンピュータ113からの指示に従い、入力した映像信号を第1の映像信号圧縮回路108と第2の映像信号圧縮回路109のいずれか一方に出力するように切替を行う。
第1の映像信号圧縮回路108と第2の映像信号圧縮回路109は異なる圧縮方式(映像圧縮方式)で映像信号を圧縮する処理を行うための回路である。第1の映像信号圧縮回路108の圧縮方式(映像圧縮方式)はMPEG4−AVC(H.264)方式であり、高精細(HD)映像信号の圧縮を行う。
それに対して、第2の映像信号圧縮回路109の圧縮方式(映像圧縮方式)はMPEG2方式であり、標準解像度(SD)映像信号の圧縮を行う。本実施形態のディスクカムコーダにおいて、映像信号処理回路103から出力される映像信号はHD映像信号に対応した信号である。また、第2の映像信号圧縮回路109は、信号の圧縮前にこのHD映像信号の解像度を低下させ、SD映像信号へ変換(ダウンコンバート)するダウンコンバート回路109a、及び圧縮回路109bを含んでいる。
第1の映像信号圧縮回路108または第2の映像信号圧縮回路109により圧縮された映像信号は、記録回路110で光学ディスク111に記録される。記録回路110は、映像信号を所定の記録用データに変換する機能を有している。記録回路110において記録用データに変換された映像信号は、ピックアップ部(不図示)を介してレーザー光で光学ディスク111に記録される。
その際に、光学ディスク111を回転するスピンドルモーターとピックアップ部を駆動するトラッキングモーターの駆動制御を行うモータードライバ制御も記録回路110が行う。なお、スピンドルモーター、トラッキングモーター、モータードライバはいずれも不図示としている。
光学ディスク111は、記録時には光学ディスク111の記録層に照射されたレーザー光に応じた情報を記録する。一方、再生時には光学ディスク111の記録層へレーザー光を照射し、その反射光をピックアップ部で検出して情報を取り出す(光学ディスク111の構造は不図示)。
記録媒体検出回路115は、光学ディスク111のディスク情報を読み取り、マイクロコンピュータ113へ出力する。マイクロコンピュータ113は、その結果から光学ディスク111が装着されているか否かを判断する。また、光学ディスク111が装着されている場合にはフォーマット済みか否かを判断する。さらに、装着された光学ディスク111がフォーマット済みであれば、フォーマットの種類は何かを判断し、これら各種のディスク情報を取得する。
初期化回路114は、光学ディスク111をフォーマットする所定の初期化データを記録回路110に出力する。記録回路110は、初期化データを光学ディスク111に記録し、フォーマットを行う。フォーマットの種別の指示はマイクロコンピュータ113から初期化回路114に対して行われ、種別に応じて異なるフォーマットがなされる。
メニュー画面操作キー112は、映像出力端子105あるいはLCD106にOSD表示されたメニュー画面を操作し、項目の選択、決定を行うための入力キーである。キーの操作情報はマイクロコンピュータ113へ入力される。メニュー画面はGUI(Graphical User Interface)で構成され、キー操作だけでユーザが容易に操作できるようになっている。
マイクロコンピュータ113は、ディスクカムコーダのシステム制御を行うためのコンピュータであり、制御コードや制御データからなるROMと各種情報を一時的に記憶するためのRAMを備えている(ROM、RAMの構成は不図示)。そして、メニュー画面操作キー112の操作に応じてメニュー画面の表示制御を行い、OSDデータを生成する。
マイクロコンピュータ113により生成されたOSBデータは、映像信号処理回路103へ送られ、メニュー画面が描画される。また、マイクロコンピュータ113は、操作キー112の操作により、SD信号の記録モードと、HD信号の記録モードのいずれかに切り替える指示を切替回路107へ出力する。さらには、初期化回路114を制御して光学ディスク111のフォーマット処理の制御も行う。
本実施形態では、光学ディスク111をイジェクトした際に、HD信号とSD信号の何れかの撮像モードに自動的に切り替えるように構成している。そして、ユーザは、HD信号とSD信号の何れの撮像モードに切り替えるかを任意に選択することができる。以下、自動的に切り替える撮像モードにおける信号の解像度を基本解像度という。
そして、記録媒体が取り出された場合に、前記映像信号を前記記録媒体に記録する記録モードとして、HD記録モード(最大解像度の記録モード)またはSD記録モード(標準解像度の記録モード)の何れを基本解像度の記録モードとして選択するかユーザに選択させるようにしている。この選択を行うための基本解像度選択手段として、前記メニュー画面操作キー112及びマイクロコンピュータ113が機能している。
また、マイクロコンピュータ113、切替回路107、第1の映像信号圧縮回路108及び第2の映像信号圧縮回路109により基本解像度設定手段が構成されている。この基本解像度設定手段により、前記記録媒体が取り出された場合に、前記基本解像度選択手段により選択された基本解像度に記録モードが設定されるようになされている。
前述のように構成された本実施形態のディスクカムコーダにおいて、光学ディスク111が取り出された場合の動作について、最初に説明する。本実施形態において、光ディスク111は、不図示の装着、排出用の機構により、ユーザが容易に、装着、排出可能である。図2は、光学ディスク111を取り出した時のマイクロコンピュータ113の動作例を示すフローチャートである。
図2は、光学ディスク111を取り出した時のマイクロコンピュータ113の動作例を示すフローチャートである。
ステップS201では、動画記録か静止画記録のどちらの動作モードかを判断して、記録動作モードが動画記録モードであるか否かの情報を取得する。この判断の結果、静止画記録の動作モードであれば、そのまま終了する。また、動画記録の動作モードであればステップS202に進む。
ステップS202では、記録媒体検出回路115から得られたディスク情報から光学ディスク111が取り出されたか否かを検出する。すなわち、記録媒体検出回路115により、本実施形態における光学ディスク111(記録媒体)の状態取得手段が構成されている。前記状態取得手段の検出の結果、光学ディスク111が取り出されていなければそのまま終了する。また、前記状態取得手段が光学ディスク111の取り出しを検出すればステップS203へ進む。
ステップS203では、現在の記録モードの解像度がユーザの設定した基本解像度か否かの情報を取得して判断する。この判断の結果、現在の記録モードが基本解像度であれば、記録モードの切替は行わないためそのまま終了する。一方、現在の記録モードが基本解像度と異なる記録モードであれば、記録モードの切替を行うためにステップS204へ進む。
ステップS204では、記録モードをユーザの設定した基本解像度への切り替える処理を行う。基本解像度への切り替え処理は、マイクロコンピュータ113から切替回路107に対して指示して行う。例えば、ユーザの選択した基本解像度がHD記録の場合、HD映像信号の圧縮回路として第1の映像信号圧縮回路108を選択する指示を出力して行う。
前述の処理を行うことにより、光学ディスク111の取り出し時にユーザの選択した基本解像度の記録モードであれば、その記録モードを維持する。一方、基本解像度と異なる解像度の記録モードであった場合は、ディスクカムコーダの動作を基本解像度の記録モードに自動的に切り替える処理が実行される。
次に、未フォーマットの光学ディスク(ブランクディスク)、HD用フォーマット済み光学ディスク(HD追記ディスク)、SD用フォーマット済み光学ディスク(SD追記ディスク)が本実施形態のディスクカムコーダに装着された場合について説明する。この場合、基本解像度をHD記録と設定していた場合に、マイクロコンピュータ113が行う動作について、図3のフローチャートと図4に示すメニュー及び警告画面を用い説明する。
ブランクディスクを本実施形態のディスクカムコーダに装着すると、まず、ステップS301において、記録媒体検出回路115から得られたディスク情報から光学ディスク111が取り付けられたか否かを検出する。この検出の結果、光学ディスク111が取り付けられていれば、ステップS302へ進む。
ステップS302では、記録媒体検出回路115から取得したディスク情報から、取り付けられた光学ディスク111の種類を判断する。この判断は、マイクロコンピュータ113により構成される媒体種類判断手段により行われる。前記媒体種類判断手段は、記録媒体が装着された際に、前記装着された記録媒体が未フォーマットの光学ディスク、HD用フォーマット済み光学ディスク、SD用フォーマット済み光学ディスクの何れであるのか判断する。媒体種類判断手段の判断の結果、HD追記ディスクが取り付けられた場合は、何も処理を行う必要が無いのでステップS304へ進む。また、SD追記ディスクであれば、ステップS305へ進み、ブランクディスクであれば、ステップS303へ進む。
ステップS303では、取り付けられたブランクディスクに対して、HD記録用のフォーマット処理を行う。その際に、マイクロコンピュータ113からの指示で初期化回路114からHD記録用フォーマットデータが記録回路110を介してブランクディスクに書き込まれる。ブランクディスクのフォーマット処理が終了すると、ステップS303からステップS304へ進む。
一方、ステップS302からステップS305に進んだ場合、マイクロコンピュータ113は、映像信号処理回路103を介して映像出力端子105、LCD106に対し、記録モードをSDへ切り替えるための画面の表示を行う(図4a)。
この表示が行われると、ユーザはメニュー画面操作キー112の操作により、SD記録に切り替えるか否かを選択する。ユーザの選択結果に応じて選択情報が生成される。選択情報が生成されればステップS306へ進む。
ステップS306では、ステップS305で生成されたユーザの選択結果である選択情報から、記録モードとしてHD記録モードを維持するか、SD記録モードへの切替を行うかを判断する。この判断の結果、HD記録モードを維持する場合は、ステップS307へ進む。また、SD記録モードへ切り替わる場合は、ステップS309へ進む。
ステップS307では、映像信号処理回路103を介して映像出力端子105、LCD106に対し、SD追記ディスクへはHD記録ができない旨を報知してユーザに警告するための警告表示処理を行う(図4b)。ユーザの操作あるいは一定時間表示を行った後は警告表示(報知表示)を終了し、ステップS308へ進む。
ステップS308では、ステップS307で生成されたユーザの選択結果である選択情報から、HD記録用の初期化を行うか、そのまま待機状態に移行するかの判断を行う。この判断の結果、HD記録用の初期化を行う場合は、ステップS303に進む。そのまま待機の場合は、ステップS304に進む。
ステップS306においてSD記録モードのままと選択されたために、ステップS309に進んだ場合には、記録モードをHD記録モードからSD記録モードへ切り替える、SD記録モード切替処理を行う。SD記録モード切替処理は、マイクロコンピュータ113から切替回路107に対して、SD規格の映像信号を出力するために、第2の映像信号圧縮回路109を選択する指示を出す。切替回路107による切替処理が終了するとステップS304へ進む。
ステップS304は、録画動作の待機処理である。ユーザが記録開始キー(不図示)を操作すると、選択所定の記録モードで光学ディスク111への映像、音声記録を開始する。ただし、本体の記録モードとディスクのフォーマットから判断される記録モードが異なる場合は記録を禁止する。
図5は、基本記録モードをユーザに選択させる際の選択画面の一例を示す図である。図5に示したように、メニューの一項目としてユーザに選択させ、設定値をRAMあるいはROMに記録する。
前述の処理により、基本解像度をHD記録モードと設定していた場合に、ディスク取り出しでHD記録モードとなった後、HD追記ディスクが装着された場合は、そのままHD記録モードの記録待機状態となる。また、ブランクディスクが装着された場合は自動的にHD記録のディスクフォーマットを実行し、記録待機状態となる。これらの種類のディスクの装着に関しては、ユーザが記録モードやフォーマット実行のためになんら操作することなく待機状態まで自動的に処理が実行される。
一方、SD追記ディスクが装着された場合は、ユーザに対してディスクフォーマットと記録モードの不一致を報知するための警告表示や、モード切替を促すメニュー表示が実行される。その結果、光学ディスク111の入れ替えの際、基本解像度の記録モードで記録の可能なディスクであれば、ユーザが設定操作を行わなくても済む。
これにより、光学ディスク111を交換した場合においても、記録の再開を迅速に行うことが可能である上に、不要なモード切替操作による誤動作や不適切な動作設定となることを防止することができる。
なお、本実施形態では、記録する画像信号として、高精細画像信号と標準解像度画像信号の二つの画像信号のうちの一方を選択する構成について説明した。
これ以外にも、三種類以上の解像度の画像信号を選択的に記録可能な装置に対しても本発明を適用可能である。その場合、記録媒体の取り出し指示に応じて、最も解像度が高い画像信号の記録モードに設定するよう構成する。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2、図3に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接されてもよい。あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどである。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)なども含む。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものをダウンロードすることによっても供給できる。もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態を示し、ディスクカムコーダの構成を表す図である。 本発明の実施形態を示し、ディスクの取り出し時の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、ディスクの装着時の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、SD追記ディスク装着時の警告画面を示す図である。 本発明の実施形態を示し、基本記録モード選択画面の一例を示す図である。
符号の説明
101 レンズ
102 CCD
103 映像信号処理回路
104 映像表示出力回路
105 映像出力端子
106 LCD
107 切替回路
108 第1の映像信号圧縮回路
109 第2の映像信号圧縮回路
109a ダウンコンバート回路
109b 圧縮回路
110 記録回路
111 光学ディスク
112 メニュー画面操作キー
113 マイクロコンピュータ
114 初期化回路
115 記録媒体検出回路

Claims (4)

  1. 映像信号を記録する撮像装置であって、
    撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された映像信号を装着された記録媒体に記録する記録手段と、
    前記撮像手段が第1の映像信号を出力し、前記記録手段が前記第1の映像信号を記録する第1の記録モードと、前記撮像手段が前記第1の解像度よりも高精細な第2の映像信号を出力し、前記記録手段が前記第2の映像信号を記録する第2の記録モードのうちの何れか一方を選択する選択手段と、
    前記記録媒体が取り出されたことに応じて、前記撮像装置の記録モードを前記選択手段により選択された記録モードに設定するモード設定手段と、
    前記記録媒体が装着されると前記装着された前記記録媒体に前記第1の記録モードと前記第2の記録モードの何れの記録モードで映像信号が記録されているかを検出する検出手段とを備え、
    前記モード設定手段は、前記検出手段により検出された記録モードと前記選択手段により選択された記録モードが異なっていた場合には、前記撮像装置のモードを前記検出された記録モードに切り替えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出された記録モードと前記選択手段により選択された記録モードが異なっていた場合に、前記撮像装置のモードを前記検出された記録モードに切り替えるかどうかを問い合わせる画面を表示する表示手段を備え、前記モード設定手段は、前記問い合わせの画面を表示した後に前記検出された記録モードへの切り替えが指示されると、前記撮像装置のモードを前記検出された記録モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は更に、前記問い合わせの画面を表示した後に前記検出した記録モードへの切り替えが指示されない場合には、前記記録媒体に対する映像信号の記録ができない旨の警告情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記検出手段が前記記録媒体に前記第1の記録モードと前記第2の記録モードの何れの記録モードの映像信号も記録されていないことを検出した場合に、前記記録媒体に対して前記選択手段により選択された記録モードのための初期化処理を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の撮像装置。
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