JP4764420B2 - イーサネット(登録商標)oamネットワークにおけるアラーム指示および抑制(ais)機構 - Google Patents

イーサネット(登録商標)oamネットワークにおけるアラーム指示および抑制(ais)機構 Download PDF

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Description

本PCT出願は、それぞれが参照により本明細書に組み込まれる、(i)David Elie−Dit−Cosaque、Kamakshi Sridhar、Maarten Petrus Joseph VissersおよびTony Van Kerckhoveの名前で、2004年5月10日に出願された米国特許仮出願第60/569722号、「ETHERNET(登録商標) ALARM INDICATION SIGNAL(EthAIS)」、(ii)David EIie−Dit−Cosaque、Kamakshi Sridhar、Maarten Petrus Joseph VissersおよびTony Van Kerckhoveの名前で、2004年7月8日に出願された米国特許仮出願第60/586254号、「ENHANCEMENTS TO ETHERNET(登録商標) AIS」、ならびに(iii)David Elie−Dit−Cosaque、Kamakshi Sridhar、Maarten Petrus Joseph VissersおよびTony Van Kerckhoveの名前で、2004年12月28日に出願された米国実用新案出願第11/023784号、「ALARM INDICATION AND SUPPRESSION(AIS) MECHANISM IN AN ETHERNET(登録商標) OAM NETWORK」の先行米国出願に基づく優先権を請求する。
本発明は、概して、イーサネット(登録商標)OAMネットワークに関する。より詳細には、また、いかなる限定のためでもなく、本発明は、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク内で故障情報を伝播し、かつアラーム指示信号伝達を抑制するシステムおよび方法を対象とする。
エンドユーザと公衆網との間のリンクは、家庭および事業加入者へのブロードバンドアプリケーションの配信のための欠かせない手がかりであり、例えば、ファーストマイル、ラストマイル、ローカルループ、メトロアクセス、加入者アクセスネットワークなど、多くの名称で知られており、種々の物理接続にわたる、異なる様々な移送技術およびプロトコルを用いて実装される。例えば、今日ではほとんどのユーザが、同期光ネットワークおよびそれと対になる同期デジタル階層(SONET/SDH)、フレームリレーならびに非同期転送モード(ATM)を用いる、デジタル加入者線(DSL)、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)、ケーブルTV、T1/E1またはT3/E3ラインで公衆網に接続する。用語にも実際の実装にも関わらず、全アクセスネットワークが、ブロードバンドサービスを提供するのに必要とされる保守性および使用可能時間を確実にするために、運用、管理、および保守(OAM)サポート特徴を必要とする。
現在のファースト/ラストマイルソリューションは、顧客の視点からは、性能ボトルネック、固定帯域幅供給、限られたスケーラビリティ、柔軟性の欠如および供給の複雑さから、エンドツーエンドのサービス品質(QoS)問題および高コスト構造におよぶ、重大な短所を有している。ファーストマイルにおける、堅牢で単純なイーサネット(登録商標)技術の使用は、企業ネットワークを改革したように、アクセスネットワークを改革することを確約する。イーサネット(登録商標)は、家庭内、およびビジネスにおいて、コンピュータとネットワークとの間で通信するのにユビキタスに用いられるローカルエリアネットワーク(LAN)移送技術である。アクセス技術として、イーサネット(登録商標)は、昔からのファーストマイル技術に勝る、重大な3つの利点をもたらす。すなわち、(i)データ、映像、および音声アプリケーション用の将来も有効な移送、(ii)データサービス用の費用効果が高いインフラストラクチャ、ならびに(iii)相互運用性を確実にする、単純で世界的に認められる標準である。
イーサネット(登録商標)技術をキャリアグレードなサービス環境において適合させるために、ある終端から他の終端までのネットワーク全体に渡って、高度なOAM機能(イーサネット(登録商標)接続性および故障管理、すなわちイーサネット(登録商標)CFMとも呼ばれる)を提供することを目指す、様々な標準が開発されているところである。エンドツーエンドのサービスネットワーク環境は、通常、異なる組織、ネットワークオペレータ、およびサービスプロバイダに属し得る、種々の構成要素ネットワーク(例えば、様々な技術を用いるメトロアクセスネットワークおよびコアネットワーク)の寄集めから構成されるので、イーサネット(登録商標)OAM面は、構成ネットワークインフラストラクチャおよび供給に対応する特定のOAMドメインが規定される、階層レイヤドメイン空間と想像される。具体的には、エンドツーエンドのイーサネット(登録商標)OAMに特に関する、参照によって本明細書に組み込まれている2つの標準、すなわちIEEE802.1agおよびITU−T(第13研究会の課題3)が、顧客レベルのドメインを最高レベルの階層に規定し、このドメインは、1つまたは複数のプロバイダドメイン(中間レベルを占める)を含み、プロバイダドメインは、それぞれ、より低い階層レベルに配置された1つまたは複数のオペレータドメインを含む。標準化として、OAMドメイン空間は、最大でいくつかのレベル、例えば8レベルに分割されることができ、各ドメインは、特定のレベルに対応し、ドメインは、フローポイントと呼ばれるものによって規定される。IEEE802仕様書のコンテキストにおいて、フローポイントは、関連する標準文書において規定される、メディアアクセス制御(MAC)「インターフェース」および「ポート」に含まれる新たなエンティティである。OAMドメインのエッジの所のフローポイントは、「保守終了点」、すなわちMEPと呼ばれる。ドメインの内側にあり、MEPに見えるフローポイントは、「保守中間点」、すなわちMIPと呼ばれる。MEPノードは、システム管理者によって、(適切なOAMフレームを発行することによって)OAM活動を開始しかつ監視するのに使われ、MIPノードは、MEPノードによって開始されたOAMフローをそのまま受信し、それに応答する。1つまたは複数のMIPノードを有するOAMドメインが、2つ以上のMEPノードによって境界を定められ、あるMEPノードと別のMEPノードとの間に配置された1組のMIPノードを含むように、「保守エンティティ」(ME)が規定される。したがって、特定の1つのOAMドメイン内で、複数のMEをもつことが可能である。
現在標準化されているイーサネット(登録商標)OAMアーキテクチャは、OAM階層のどのレベルでのエンドツーエンドのイーサネット(登録商標)接続性および故障管理にも対処するすばらしいフレームワークを提供するが、これ以降で詳しく説明されるように、いくつかの問題が、解決されないまま残っている。
一実施形態では、多数のレベルのOAMドメインを有するイーサネット(登録商標)OAMネットワーク内で故障情報を伝播する方式が開示される。アラーム指示および抑制(AIS)フレームが、第1のOAMドメイン内で故障状態を検出すると、MIPノードによって生成され、このフレームは、第1のOAMドメインの1つまたは複数のMEPに伝送される。AISフレームを受信すると、MEPノードは、隣接するより高いレベルの第2のOAMドメインに伝播する別のAISフレームを生成する。より低いレベルの第1のOAMドメインからのAISフレームに応答して、第1のOAMドメイン内の故障状態に起因して、第2のOAMドメイン内で引き起こされるどのアラームも抑制される。
それ以外の実施形態において、本発明は、多数のレベルのOAMドメインを有するイーサネット(登録商標)ネットワーク内で動作可能なイーサネット(登録商標)AISフレーム伝播方式を対象とし、各OAMドメインは、複数のMIPノードの境界となるMEPノードによって境界を定められる。第1のイーサネット(登録商標)AISフレームが、特定のレベルのOAMドメイン内に配置されたMEPノードによって受信され、第1のイーサネット(登録商標)AISフレームは、その特定のレベルのドメイン内で検出された第1の故障状態に応答して伝送される。MEPノードは、第2のイーサネット(登録商標)AISフレームも受信し、第2のイーサネット(登録商標)AISフレームは、特定のレベルのドメイン内で検出された第2の故障状態に応答して伝送される。特定のレベルのOAMドメイン内に、第1および第2の故障状態の少なくとも一方に起因する導通試験(CC)フレームの損失があるという判断が、MEPノードによって行われ、この判断に応答して、MEPノードは、特定のレベルのOAMドメインに比べてより高い階層レベルに配置されているOAMドメインへの伝播用の1つのイーサネット(登録商標)AISフレームを生成する。
別の実施形態では、本発明は、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク内でのアラーム抑制のための方式を対象とする。第1のOAMドメインのMEPノードが、第1のドメインに比べて、隣接するより高い階層レベルに配置されている第2のOAMドメインのMEPノードのトポロジを学習するように動作可能である。第1のOAMドメイン内でフレーム損失(例えば、CCフレームの損失)を検出すると、イーサネット(登録商標)AISフレームが生成され、第2のOAMドメインに向けて伝送され、イーサネット(登録商標)AISフレームは、第1のOAMドメイン内のMEPノードによって学習されたトポロジに基づいて判定される、第2のOAMドメインの到達不可能なMEPノードの識別を投入される。第1のOAMドメインからのイーサネット(登録商標)AISフレームの受信に応答して、第2のOAMドメイン内でのアラーム信号伝達が抑制され、アラームは、第1のOAMドメインから受信されたイーサネット(登録商標)AISフレーム中で識別される、第2のOAMドメインの到達不可能なMEPノードによって受信されることを意図されているフレームの損失に起因する。
添付の図面は、本明細書の一部に組み込まれるとともにその一部をなし、現時点で好まれる本発明の例示的な1つまたは複数の実施形態を示す。本発明の様々な利点および特徴は、添付の特許請求の範囲と関連する以下の詳細な説明を読み、添付の図面を参照することによって理解されよう。
ここで、本発明がどのようにして最もよく行われ、利用されることができるかという様々な例を参照して、本発明の実施形態が記述される。同じ参照符号が、記述およびいくつかの図面を通して、類似または対応する部分を示すのに使われ、様々な要素は、必ずしも縮尺通りに描かれているわけではない。ここで図面、より詳細には図1を参照すると、複数のOAMドメインを有するエンドツーエンドのイーサネット(登録商標)OAMネットワーク100の実施形態が示されており、イーサネット(登録商標)AISフレーム生成および伝播方式は、本発明の態様によって提供されることができる。図示されるように、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク100は、ネットワーク環境の端末部分を形成する第1の顧客宅内ネットワーク102Aおよび第2の顧客宅内ネットワーク102Bを含む、階層レイヤネットワーク環境から構成され、こうした顧客宅内ネットワークは、それぞれのアクセスネットワーク106A、106Bを用いて、コア移送ネットワーク108に接続される。1つのサービスプロバイダが、2人の顧客の間のエンドツーエンドのサービスの供給を管理することができ、1つまたは複数のオペレータが、実際に、基底ネットワークインフラストラクチャの提供および保守に従事することができる。したがって、アクセスおよびコアネットワークは、端末顧客ネットワーク102Aと102Bの間の、エンドツーエンドのキャリアグレードのイーサネット(登録商標)サービスを実現する、種々の様々なネットワークおよび移送の技術およびプロトコルを備えることができる。例えば、こうした多彩な技術は、SONET/SDH経由イーサネット(登録商標)、ATM経由イーサネット(登録商標)、復元パケットリング(RPR)経由イーサネット(登録商標)、マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)経由イーサネット(登録商標)、インターネットプロトコル(IP)経由イーサネット(登録商標)などを含み得る。
イーサネット(登録商標)OAMネットワーク100の様々なネットワーク部分およびその構成セグメントは、ブリッジおよびスイッチなど、適切な転送エンティティを用いて相互接続される。例示として、エンティティ111、110、および120、121は、それぞれの顧客ネットワーク102A、102B内に配置される顧客機器の代表例である。同様に、アクセスネットワーク106A、106Bのエンティティ112、118は、それぞれの顧客機器110、120とインターフェースをとるように動作可能である。アクセスネットワーク106A、106Bとコアネットワーク108との間のインターフェースは、それぞれ、エンティティ114、116を用いて実現される。インターフェースエンティティに加えて、ある特定のネットワークが、そのネットワーク内部でいくつかの追加エンティティを含み得る。例えば、エンティティ115、117、119は、ポイントツーマルチポイント運用が実現されることができる、コアネットワーク108内部の例示的な機器である。
本特許出願の背景技術セクションにおいて暗示されているように、イーサネット(登録商標)ネットワーク100など、階層レイヤ式エンドツーエンドのキャリアグレードのイーサネット(登録商標)サービスネットワークのイーサネット(登録商標)OAMアーキテクチャは、指定された階層のドメインレベルを有するいくつかのOAMドメインに論理的にセグメント化される。図1のイーサネット(登録商標)OAMネットワーク100に対して、顧客ドメイン103、プロバイダドメイン105、および1つまたは複数のオペレータドメイン107A〜107Cが例示され、これらは、それぞれ、多数のMEPノードによって境界を定められ、その間に配置された1つまたは複数のMIPノードを含む。MEPノードは、様々なOAMコマンドおよび関連づけられたフレーム、例えば、導通試験(CC)、TraceRoute、Pingなどを開始するように動作可能であり、MIPノードは、ドメインレベルの互換性に基づいて、着信OAMフレームを受動的に受信し、かつそれに応答する。
MEPおよびMIPの供給により、イーサネット(登録商標)OAMネットワークの静的分割が実現され、それによって、あるドメインから別のドメインへのOAMフレームの漏れが削減されるように、MEPノードが、非交差イーサネット(登録商標)ドメインの境界を定めることが、当業者には理解されるべきである。つまり、あるドメインに対して向けられるOAMフレームは、他の全OAMフレームがフィルタリングで除かれる間、処理のためにそのドメイン内部に留まることを必要とされる。さらに、ビジネスおよびサービスのモデルおよび配備シナリオに応じて、容易に管理可能ないくつかの保守エンティティ(ME)ドメインを規定することが可能なように、MEPおよびMIPノードが、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク内部で供給可能である。OAMドメインの階層状の配置により、顧客レベルのドメインが、サービスプロバイダドメインより高い階層レベルに配置され、サービスプロバイダドメインは、オペレータレベルのドメインより高いレベルに配置される。したがって、可視性および認識に関して、オペレータレベルのドメインは、サービスプロバイダレベルのドメインより高いOAM可視性を有し、サービスプロバイダレベルのドメインは、顧客レベルのドメインより高い可視性を有する。したがって、オペレータOAMドメインは、サービスプロバイダおよび顧客ドメイン両方についての知識があるが、その反対は成り立たない。同様に、サービスプロバイダドメインは、顧客ドメインについての知識があるが、逆は成り立たない。
上で参照されたIEEE802.1ag仕様文書で記載されているように、様々な規則が、イーサネット(登録商標)パケット/フレームがあるドメインレベルから別のレベルに移動する際、その取り扱いを支配する。MEPノードは、レベル/OAMドメインを越えて他の全MEPノードにOAMフレームを発行するように動作可能であるが、MIPノードは、そのドメインのMEPノードとのみ対話することができる。より高いドメインレベルにある各MIPノードは、1つ下の階層レイヤのためのMEPノードとしても動作可能である。したがって、1つの転送エンティティ機器(例えば、ブリッジ)が、異なるレベルのMIPおよびMEPノード両方を、1つ下のレイヤに有し得る。OAMフローの有界性のせいで、所与のレベルi(i=1,2,...,N)のフレームは、そのレベルに留まる。OAMフレームのレベルは、OAMフレームを発生させるMEPノードに割り当てられたドメインレベルに応じて、その中でエンコードされる。さらに、OAMフレームは、(i)OAMフレームは、インスタントOAMドメインの外側から発生されると、破棄される、(ii)OAMフレームは、インスタントOAMドメイン内部で発生されると、処理される、という条件に従って、同じレベルのMIP/MEPノードによって処理され、または破棄される。OAM可視性の階層性に起因して、より低い保守ドメインレベル(例えば、オペレータ)からのフレームは、より高いドメインレベル(例えば、顧客)に配置されたMEP/MIPノードによって透過的に中継される。一方、より高いドメインOAMフレーム(例えば、顧客レベルのMEPノードによって発生される)は、より低レベルのMEP/MIPノード(例えば、オペレータレベルノード)によって常に処理される。
図2は、例えば、図1に示されるネットワーク100など、エンドツーエンドのイーサネット(登録商標)ネットワークに対して動作可能な、例示的な階層状OAMレイヤ化方式200を示し、ネットワーク100において、複数のイーサネット(登録商標)ブリッジは、異なるドメインレベルにあるMIP/MEPノードを有する転送エンティティの代表例である。参照符号202−1、202−9は、ネットワークの2つの終端に配置された顧客ブリッジ機器を指す。2つのオペレータネットワーク、すなわちオペレータAおよびオペレータBは、顧客機器202−1と202−9との間に配備され、オペレータAのネットワークは、ブリッジ202−2〜202−4を備え、オペレータBのネットワークは、ブリッジ202−5〜202−9を備える。顧客レベルで、OAMドメインは、それぞれ、顧客ブリッジ機器202−1、202−9の所で実現されるMEPノード204−1、204−2によって境界を定められ、顧客ブリッジ機器は、オペレータAブリッジ202−2およびオペレータBブリッジ202−8の所でそれぞれ実現される、2つのMIPノード206−1、206−2を含む。顧客レベルのMIPノード206−1、206−2の下には、やはり、それぞれオペレータAのブリッジ202−2およびオペレータBのブリッジ202−8の所で実現される2つのMEPノード208−1、208−2が配置され、こうしたノードは、サービスプロバイダレベルのOAMドメインの境界となる。このドメイン内部で、オペレータAのブリッジ202−4で実現されるMIPノード210−1が、オペレータBのブリッジ202−5で実現される別のMIPノード210−2とインターフェースをとられる。2つのオペレータネットワークに対応する2つのオペレータレベルのドメインが規定され、オペレータレベルのMEPノード212−1(オペレータAのブリッジ202−2で実現される)および212−2(オペレータAのブリッジ202−4で実現される)は、あるオペレータドメインの境界となり、オペレータレベルのMEPノード216−1(オペレータBのブリッジ202−5で実現される)および216−2(オペレータBのブリッジ202−8で実現される)は、他のオペレータドメインの境界となる。さらに、MIPノード214−1〜214−4が、MEPノード212−1、212−2によって規定されるオペレータレベルのドメインに配置され、ブリッジ202−2は、MIPノード214−1を実現し、ブリッジ202−3は、MIPノード214−2、214−3を実現し、ブリッジ202−4は、MIPノード214−4を実現する。同様に、MIPノード218−1〜218−6が、MEPノード216−1、216−2によって規定されるオペレータレベルのドメインに配置され、ブリッジ202−5は、MIPノード218−1を実現し、ブリッジ202−6は、MIPノード218−2、218−3を実現し、ブリッジ202−7は、MIPノード218−4、218−5を実現し、最後に、ブリッジ202−8は、MIPノード218−6を実現する。
上述の説明に基づいて、1つのネットワークエンティティが、その配備およびOAMサービス供給に応じて、異なるレベルにある1つまたは複数のMIP/MEPノードを実現するように動作可能であり得ることが明らかなはずである。例示として、ブリッジエンティティ202−2は、顧客レベルのMIPノード206−1、サービスプロバイダレベルのMEP 208−1、オペレータレベルのMEP 212−1、ならびにオペレータレベルのMIP 214−2の処理および論理を実現することが理解されよう。したがって、イーサネット(登録商標)ネットワークの物理機器は、いくつかの階層レベルに論理的に拡張可能である、平らな「垂直方向に圧縮された」層を表し、どの1つのレベルでも、OAMドメインが、多数のMEPノードによって境界を定められる複数のMIPノードの連結として抽象化されることができる。本質的に、図3は、1対のMEPノード302−1、302−2によって境界を定められるMIPノード304−1〜304−Nを含む、OAMドメイン300のこのような例示的な実施形態を示し、この実施形態は、特定のケースのポイントツーポイント動作を表す。ポイントツーマルチポイントケースにおいて、2つより多いMEPが、(例えば、図1のコアネットワーク部分108に見られるように)OAMドメインの境界となるように提供されることが理解されよう。
上で暗示されたように、MEPノードは、エンドツーエンドのイーサネット(登録商標)ネットワーク内部での、発見、接続性検証、待ち時間/損失測定、遅延変化測定などのようなOAMサービス機能の実現に使われることができる、様々なOAMフレームを発生させるように動作可能である。概して、OAMフレームは、イーサネット(登録商標)仮想接続単位(EVC単位)基準で発行され、ユーザデータフレームのように見えるが、(i)OAM発見のための所定のあるマルチキャストアドレス、および(ii)OAM用の所定のあるEtherTypeを使うことによって区別される。また、無接続移送技術としてのイーサネット(登録商標)は、パケットを受信する必要がない、またはそうすべきでない、ネットワーク内の異なるエンティティに、パケットが送信されることができる(例えば、MACアドレスが知られていないとき)という特徴をもつので、ドメインに基づくOAMバリアまたはフィルタも、その中でエンコードされる。
図4Aは、本発明の一実施形態による、障害指示情報フィールドを有するイーサネット(登録商標)アラーム指示および抑制(EthAISまたはAIS)フレーム400を示す。宛先および発信元MACアドレス402、404、仮想LAN(VLAN)イーサタイプ406、VLANタグ408、OAMイーサタイプ410、およびOAMレベルフィールド412など、いくつかのフィールドが、バージョン414および予約済み416フィールドとともに与えられる。さらに、図4Aには示されていないが、例えばプリアンブル、ポストアンブル、巡回冗長検査(CRC)などのフィールドも、AISフレーム400に含まれ得る。命令コード418およびいくつかの命令コード固有の任意選択のタイプ長さ値(TLV)フィールド420が、故障情報を提供するAISフレーム400に含まれる。後でより詳細に見られるように、AISフレーム中で故障場所および原因タイプを提供すると、AISフレームが、イーサネット(登録商標)階層中のOAMドメインを越えて伝搬されるとき、あるOAMレベルにある故障を、別のOAMレベルにある故障から見分ける革新的方式が容易になる。
図示されるように、任意選択のTLVフィールド420は、いくつかのサブフィールド、すなわちAIS固定フィールド422、AISフラグ424、ポートID TLV 426、シャーシID TLV 428、および追加の任意選択TLV用のサブフィールド430から構成され得る。「故障場所」は、したがって、ポートID TLV 426およびシャーシID TLV 428の内容により識別され、こうしたTLVは、それぞれ図4B、4Cでさらに詳しく示される。一実装形態では、こうしたフィールドは、ポートIDおよびシャーシIDを含む、IEEE801.1ab MACサービスアクセスポイント(MSAP)TLVを投入される。本発明のAIS伝播機構の一部として、受信MEPは、着信AISフレームのMSAPを、それ自体のMSAPで置き換える。
AIS固定フィールド422およびAISフラグ424をさらに区別すると、シーケンス番号フィールド432、時間カウントAISフィールド434、時間カウントAISクリアフィールド436、オペレータIDフィールド438、故障原因タイプフィールド440、AISレベル指示フィールド442、および修復時間フィールド444が生じる。シーケンス番号フィールド432の内容は、所与の故障場所に起因して伝送されるAISフレームを一意に識別する。故障原因タイプ440は、異なるタイプの故障、例えば、リンク障害指示、輻輳指示、CCフレーム損失、故障クリアなどを符号化するための機構を提供する。オペレータID 438は、どのオペレータエンティティが、引き起こされた障害の処置を担当するかを示すように、動作可能である。AISレベル指示442は、AISフレームが、現在のOAMドメインレベルからのものであるかどうかを識別するための機構を提供し、この識別は、アラームを抑制する(AISフレームが、より低いOAMレベルのものである場合)か、それとも抑制しない(AISフレームが、現在のレベルからのものである)かの判定に用いられる。
AISフレームの信頼性を確実にするために、付加情報が、時間カウントAISフィールド434、時間カウントAISクリアフィールド436、および修復時間フィールド444などのフィールドを介して提供される。時間カウントAISフィールド434の内容は、故障がどの程度長く存在しているか(すなわち、故障の検出からの持続時間)を示す。一実装形態では、1つのシーケンス番号に対して、このフィールドは、AISフレームが生成される度に1だけ増分される。時間カウントAISクリアフィールド436は、特定の故障がクリアされてから経過した時間の量を示すように動作可能である。1つのシーケンス番号に対して、このフィールドは、AIS故障クリアフレームが生成される度に1だけ増分される。したがって、一部のAISフレームが、イーサネット(登録商標)OAM階層を介して伝搬されるとき、輸送中に失われたとしても、時間カウントAISフィールド434および時間カウントAISクリアフィールド436は、それぞれいつ障害が始まり、または終わったかに関して、過去の正確な時間を示すはずである。例えば、100という時間カウントAIS値は、より低レベルでの故障が、100秒前に検出されたことを示す(毎秒1つのAISフレームの周期的生成に基づく)。
一般的な運用において、イーサネット(登録商標)AISフレームは、リンク障害に隣接するMIPノードによって周期的に生成され、上位(すなわち、より高い)レベルのイーサネット(登録商標)OAMネットワークに伝搬される。より低レベルからのAISフレームを受信するMEPノードは、単にAISフレーム中のレベルインジケータ情報を調べることによって、故障が、より低いドメインにあると認識することができる。その後、MEPノードは、より低レベルの故障によって引き起こされる(そのレベルでの)CCフレーム損失に起因して生成されることになる、現在のレベルにあるそのネットワーク管理システム(NMS)へのアラームを抑制することができる。ただし、現在のOAMレベルにおいて識別されるリンク障害は、(現在のレベル指示を有する)AISフレームを使っても示され、このようなリンク障害に起因するアラームは、抑制されず、NMSに送信されることが留意されるべきである。
図5は、本発明の一実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層中でEthAISフレームを伝播する一般化方式500を示す。3レベル階層は、レベル(i−1)にあるOAMドメイン502、レベル(i)にあるOAMドメイン504、およびレベル(i+1)にあるOAMドメイン506を含む。各OAMドメインに関連づけられるのは、そのドメインによって生成されるどのアラームにも応答するように動作可能な、対応するNMSエンティティである。したがって、参照符号508(i−1)、508(i)、508(i+1)は、それぞれOAMドメイン502、504、506に関連づけられたNMSエンティティを指す。正常な動作において、各OAMドメインは、その中のMEPノードによって伝送されるレベル固有のCCフレームによって監視される。図示される3レベル階層の下のレベルに故障がある場合、各OAMドメインにおけるCCフレームの流れが中断され、そうすることによって、その中でCC損失障害を作成し、故障は他の所で起こったのだが、この障害は、通常対応するNMSに報告される。しかし、階層を通って伝搬される、故障の場所およびレベル情報を含むAISフレームのせいで、各OAMドメインは、故障がどこか他の所にあることに気づく。したがって、それぞれのOAMドメイン中のCC損失に起因するアラームが抑制される。
例示として、OAMドメイン502が、より低いレベルからAIS 510を受信する。その結果、(そのMEPからの)OAMドメイン502中のCCフレーム損失512(i−1)に起因する、NMS 508(i−1)へのアラーム信号伝達514(i−1)が抑制される。さらに、故障の場所およびレベル情報は、OAMドメイン502の1つまたは複数のMEPノードによって、新規AISフレーム、AIS(i−1)516を介して、その上位レベルのドメイン、すなわち、OAMドメイン504に伝搬される。AIS(i−1)516を受信すると、OAMドメイン504は、同様に、そのCC損失512(i)が、対応するNMS 508(i)に報告されるべきでないと判断する。したがって、そこでのアラーム信号伝達514(i)が抑制される。さらに、OAMドメイン502の挙動とほぼ同様に、新規AIS(i)518が、次に高いレベル、すなわちレベル(i+1)に伝搬される。AIS(i)518の内容に応答して、OAMドメイン506も、そのCC損失512(i+1)が、対応するNMS 508(i+1)に報告される必要がないと判断し、そのように判断されると、アラーム信号伝達514(i+1)が抑制される。
同様の扱いは、初期故障指示が、AISフレーム生成ではなく、技術固有のサーバレベルメッセージ通信を介して、その上位レベルのドメイン、例えばオペレータレベルのドメインに伝搬されるとき以外、故障が、イーサネット(登録商標)OAMネットワークのサーバレベルで最初に検出される場合にも利用可能であることを、当業者は認識するべきである。その後、オペレータレベルのドメインのMIPノードは、それに従ってイーサネット(登録商標)AISフレームを生成し、こうしたフレームは、上述したように、イーサネット(登録商標)OAMネットワークの階層まで伝搬される。
ここで図6を参照すると、本発明の一実施形態による、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク内で動作可能なEthAISフレーム伝播方法のフローチャートが示されている。故障を検出すると、より低レベルのOAMドメイン、すなわち第1のOAMドメイン内に配置されたMIPノードによって、第1のシーケンス番号を有するイーサネット(登録商標)AISフレームが生成される(ブロック602)。一実装形態では、故障の場所に隣接する1つまたは複数のMIPが、このようなフレームを生成し、ドメインを通して独自に伝送するように動作可能である。好ましくは、MIPノードは、第1のシーケンス番号をもつ、生成されたAISフレームを、そのドメインのMEPノードにマルチキャストする(ブロック604)。第1のOAMドメインの1つまたは複数のMEPノードによってAISフレームを受信すると、受信MEPノードによって、第2のシーケンス番号を有する別のイーサネット(登録商標)AISフレームが生成され、第2のイーサネット(登録商標)AISフレームは、より低レベルのOAMドメインで故障が起こったという指示を含む(ブロック606)。第2のイーサネット(登録商標)AISフレームは、次いで、第1のOAMドメインに比べて1つ高い階層レベルに配置されている第2のOAMドメインに伝送される(ブロック608)。さらに、受信MEPノードは、より低レベルで検出された故障に起因する、そこでのCCフレームの損失によって引き起こされていたはずの、第2のOAMドメインに関連づけられたNMSエンティティへのアラーム信号の生成を抑制する。
図7は、リンク障害に応答した、イーサネット(登録商標)OAM階層中でのEthAISフレーム伝播方式700の実施形態を示し、図2を参照して上述された複数のブリッジ202−1〜202−9が例示される。隣接するサーバノード702と704との間のサーバレベルに位置するリンク障害が、サーバノードによって検出され、その後、各サーバノードが、それぞれ、サーバレベル固有の障害メッセージ706、708を、次に高いレベルのドメイン、すなわちオペレータレベルのドメインに配置された、その対応するMIPノード214−1、214−2に伝送する。故障のせいで、ブリッジ202−2と202−3との間に実現されるサーバリンクは、もはや動作せず、OAMドメインは、したがって、ドメインを2つのサイドに分ける垂直ブリーチを経験する。図示されるように、オペレータレベルMIPノード214−1、214−2は、ブリーチの異なるサイドに属し、各々が、オペレータレベルのドメインのそれぞれのサイドへの伝送のための故障情報をもつAISフレーム710、712を生成するように動作可能である。一実装形態では、AISフレーム710、712は、故障状態の間、MIPによって周期的にマルチキャストされる(例えば、毎秒1フレーム)。AISフレーム710、712を受信すると、オペレータレベルのドメインのMEPノード212−1、212−2は、それぞれ、受信されたAISフレームのシーケンス番号とは異なるシーケンス番号を有する新規AISフレームを生成する。例示的な実施形態では、MEPノード212−1、212−2は、現在のレベル(すなわち、オペレータレベルのドメイン)からの、受信されたAISフレームをすべて合体させた後、新規AISフレームを生成する。より高いレベルのドメイン(例えば、顧客レベルのドメイン)のみが、故障が、より低レベル(例えば、プロバイダレベル)にあることを知る必要があるが、どれだけ多くの故障が、より低レベルにあるかも、より低レベルにあるどのブリッジが故障しているかも知る必要がないので、AISフレームの合体が好まれる場合がある。したがって、より低レベルにある故障の数に関わらず、上位レベルのOAMドメインが、より低レベルのOAMドメインから、ある1つのAIS故障指示を受信するだけで十分である。したがって、AISフレームを合体すると、不必要なフレームを有するOAMドメインのフラッディングが回避されることが理解されるべきである。
オペレータレベルのMEP212−1、212−2は、新規AISフレームをプロバイダレベルのドメインに向けて伝播し、このドメインで、ドメインの残りの部分に、同様にマルチキャストされる。参照符号714は、プロバイダレベルのMIP 210−1によって、オペレータレベルのMEP 212−2から受信されるAISフレームを指し、このフレームは、プロバイダレベルのMEP 208−2に伝送され、このMEPは、そこで受信されたAISフレームを合体させ、さらに別の新規AISフレームを、顧客レベルのドメインに向けて伝搬する。図示されるように、顧客レベルのMIPノード206−2は、プロバイダレベルのドメインから新規AISフレームを受信するように動作可能であり、フレームは、次いで、顧客レベルのMEPノード(例えば、MEP 204−2)にマルチキャストされる。OAM階層を介したAIS伝播の結果、各レベルのMEPノードは、ネットワークにおける障害状態が、サーバレベルにおけるリンク故障に起因すると判断するように動作可能であり、したがって、各レベルに関連づけられたNMSエンティティへのアラーム信号伝達(そのレベルにおけるCCフレームの損失に起因する)が抑制される。
図8は、CC損失に応答した、イーサネット(登録商標)OAM階層中でのEthAISフレーム伝播方式800の実施形態を示す。図7に示されるシナリオと同様に、複数のブリッジ202−1〜202−9が例示されており、ここで、MEP 212−1およびMEP 212−2によって規定されるオペレータレベルのMEにおいて、輻輳またはファブリック障害状態が遭遇される。しかし、基底リンクは、故障状態を経験しない。ファブリック障害または輻輳は、CCフレームがオペレータレベルのMEを通り過ぎるのを妨げ、これは、MEのエンドポイント、すなわちMEP 212−1、212−2によってのみ検出される。しかし、ファブリック障害に隣接するMIPノードは、これを検出することができない。CCフレーム損失状態を検出すると、MEPノード212−1、212−2は、それぞれ、イーサネット(登録商標)AISフレームを、より高いレベルのドメイン(すなわち、プロバイダレベルのドメイン)内のそれらの対応するノードに伝播する。プロバイダレベルのドメイン内の受信MIPノード、例えばMIP 210−1は、フレーム714を、その中の(そのレベルでの)アラーム抑制を実現するMEPに、また、AIS伝播を次のレベル(すなわち、顧客レベル)にマルチキャストする。
図9は、故障の除去を示すための、イーサネット(登録商標)OAM階層中でのEthAISフレーム伝播方式900の実施形態を示す。ブリッジ202−2と202−3との間のサーバレベルでの故障状態を修復すると、適切な信号902、904が、サーバノードによって、オペレータレベルのドメイン内のMIPノード214−1、214−2に与えられる。リンク障害が起こった際のAISフレーム生成と同様にして、AISクリアフレーム906、908が、修復されたリンクに隣接するMIPによって生成され、こうしたフレームは、それぞれのMEPノード212−1、212−2に伝搬される。その後、新規AISクリアフレーム(例えば、AISクリア912およびAISクリア910)が、MEPノード212−1、212−2によって、OAM階層までの伝播用に生成される。これを参照して、AISクリアフレームを介した故障除去指示方式なしでは、所与のレベルでのMIPまたはMEPノードは、障害がクリアされたことを示し、またはそのように見なすためのAIS指示がその間受信されない、任意の数のAIS期間、待機しなければならないことを、当業者は理解するべきである。AISクリアフレームを実装することによって、障害が実際にクリアされたという能動的確認が、OAM階層全体に与えられ得る。
上述の説明に基づいて、AISフレームの生成および伝播は、マルチレベルイーサネット(登録商標)OAM階層内での故障の場所情報を伝送する有利な方式を提供し、この情報によって、様々なドメインレベルでの故障が区別されることができることが明らかなはずである。また、故障は、より低レベルに固定されるはずなので、より低レベルのでの故障に起因する、特定のレベルでのアラームが抑制される(すなわち、特定のレベルに関連づけられたNMSエンティティに報告されない)。さらに、イーサネット(登録商標)AISを用いると、特定のOAMドメイン(例えば、顧客レベルのドメイン)によって、サービス利用不可能状態がより低レベルのOAMドメインからの障害に起因して起こる、より低レベルのOAMドメイン(例えば、プロバイダレベルのドメイン)に対してペナルティが課され得る。したがって、顧客は、次いで、より低レベルのドメインのせいであるサービス利用不可能状態に基づいて、払戻しを得ることができる。
しかし、例示的なイーサネット(登録商標)OAMネットワークにおけるAIS方式の実装において、ある技術的な問題が生じる。最初に、イーサネット(登録商標)OAMドメイン内の同時故障が、多数のAISフレームの、上位ドメインへのカスケードをトリガし、この結果、上位レベルでの、不必要な超過アラームトラフィックを生じる。さらに、イーサネット(登録商標)AISを用いると、時として、そのレベルでのNMSに報告されるべきである、特定のレベルでの故障に起因するアラームを間違って抑制することがあり得る。例えば、このようなシナリオは、AISフレームが、そのより低レベルでの故障に起因して、より低レベルのドメインから伝搬されている場合に生じる可能性があり、これは、より高いレベルでのアラーム信号伝達の無差別抑制を引き起こす。本特許開示の残りの部分は、こうした問題に具体的に対処する、様々な方式のための実施形態を説明する。
図10Aは、多数のEthAISフレーム生成を例示するイーサネット(登録商標)OAMネットワーク1000の実施形態を示し、ここで、プロバイダドメイン1002は、顧客ドメイン部分1004A、1004Bに結合される。プロバイダブリッジ機器P1 1034、P2 1018、およびP3 1020は、プロバイダドメインの内部部分を形成し、この部分は、複数のプロバイダエッジ(PE)ブリッジを介して、顧客ドメインとインターフェースがとられる。例示として、PE1 1014、PE2 1016、PE3 1022、およびPE 1020が与えられる。顧客ドメイン部分1004A、1004Bは、同様に、顧客エッジ(CE)ブリッジを含む複数の顧客ブリッジから構成される。例示されるように、C1 1012およびC2 1010が、CE1 1006に結合され、CE1は、PE1 1014とインターフェースをとられる。同様に、CE2 1008、CE3 1028、およびCE4 1026は、それぞれPE2 1016、PE3 1022、およびPE4 1024とインターフェースをとられる。さらに、ネットワーク1000内の様々なブリッジはそれぞれ、例として4つのポートを有して示される。
図10Aの参照を続けると、2つの同時故障1030、1034が、プロバイダドメイン内に例示され、故障1030は、P1 1034とP2 1018との間で起こり、故障1032は、P3 1020とPE4 1024との間で起こる。上で詳しく説明されたように、各故障は、独自に、プロバイダドメイン内でイーサネット(登録商標)AISフレームを生じさせる。したがって、別個の2つのAISフレームが、顧客ドメイン内で受信され、このことは、より低レベル(すなわち、プロバイダドメイン)にある多数の故障を表す。プロバイダレベル内の故障の数が増えるのにつれて、顧客レベルにおけるAISフレームの数が、それに対応して増え、その結果、超過トラフィックを生じる。しかし、このような多数のAISフレームを上位レベルで受信しても、より低レベルにあるどの1つのAISフレームも、上位レベルにおけるアラーム信号伝達を抑制するように動作するので、いかなる有用な追加情報も提供されない。
図10Bは、本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク1000内の1つのレベルからの多数のEthAISフレームの流れを最適化する方式を示す。本質的に、このソリューションは、現在のレベルでのCCフレーム損失の検出後にのみ、上位レベルのドメインへのイーサネット(登録商標)AISフレームの生成を伴う。以前示されたように、故障1030、1032は、顧客ドメインに向けて伝搬される2つの独立AISフレームを生じさせる。最初に、PE1を伴う例示的なMEにおいて、対応するAISフロー1056、1058が、PE1 1014に到達し、ここで、(PE1のポート3で実現される)MEP 1054が、フローを終了させる。並行して、MEP 1054は、プロバイダドメイン内の他のMEPからのCCフレームの受信も絶えず監視する。MEPは、1つまたは複数のCCフレームを捕らえ損なった場合、プロバイダドメイン内の遠隔MEPがCCフレームを送っておらず、したがって到達不可能であることを示すCC損失アラームをトリガする。図10Bに示される例では、故障1030、1032は、プロバイダドメインの他のMEPノードから、CCフレームをMEPノード1054が受信するのを防止し、そうすることによって、CC損失アラームの生成をトリガする。したがって、1つのAISフレーム1060が再生され、MIP 1052を介して顧客ドメインに向けて伝送され、MIPは次いで、顧客ドメイン内でフレーム1060をマルチキャストする。
AISフレーム伝播方法の上記方式が、本発明の実施形態による、図11のフローチャートとして説明される。ブロック1102で規定されるように、特定のレベルのOAMドメイン内に配置されたMEPノードで、第1のイーサネット(登録商標)AISフレームが受信され、イーサネット(登録商標)AISフレームは、第1の故障状態に起因して伝搬される。やはり、第2のイーサネット(登録商標)AISフレームが、特定のレベルのOAMドメインのMEPノードによって受信され、第2のAISフレームは、第2の故障状態に応答して伝搬される(ブロック1104)。MEPノードに与えられる論理によって、現在のレベルのドメイン、すなわち、特定のレベルのドメインには、第1および第2の故障状態の少なくとも一方に起因するCCフレーム損失があるという判断が行われる。この判断に応答して、MEPノードは、第1および第2のAISフレームを終了させ、次に高いレベルのOAMドメインへの伝播用に、1つの新規イーサネット(登録商標)AISフレームを生成する(ブロック1106)。
図12Aは、アラームの無差別抑制が例示される、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク1200の実施形態を示す。上述されたイーサネット(登録商標)OAMネットワーク1000と同様に、複数のブリッジが、プロバイダドメイン1201および顧客ドメイン部分1203A、1203Bの中に編成される。図示されるように、PE1 1206、P1 1208、PE3 1210、およびPE4 1212が、プロバイダドメイン1201内に配置される。同様に、顧客ドメイン部分1203A、1203Bは、それぞれ、C2 1202およびCE1 1204と、CE3 1214、CE4 1216、およびC1 1218とを備える。例として、2つのMEシステム、すなわちME{MEP5、MEP1}およびME{MEP5、MEP4}が顧客ドメイン内に供給され、MEP5は、C2 1202のポート3の所に構成され、MEP1は、CE3 1214のポート2の所に構成され、MEP4は、C1のポート4の所に構成される。したがって、顧客レベルのCCフレームは、OAMアーキテクチャにおいて提供される各MEシステムを介して渡される。正常な動作において、1組のCCフレームが、ME{MEP5、MEP1}システムの一部として、ブリッジC2 1202、CE1 1204、PE1 1206、P1 1208、PE3 1210、CE3 1214を巡回し、別の1組のCCフレームが、ME{MEP5、MEP4}システムの一部として、ブリッジC2 1202、CE1 1204、PE1 1206、P1 1208、PE4 1212、CE4 1216、C1 1218を巡回することを、当業者は容易に理解するはずである。
リンク故障1209が、プロバイダドメイン1201においてP1 1208とPE3 1210との間に例示され、これは、イーサネット(登録商標)AISフレーム生成、および上位レベルのドメイン、すなわち顧客ドメインへの伝播を生じさせる。しかし、リンク故障の結果、ME{MEP5、MEP1}に関与するCCフレームが失われる。上で詳しく説明されたように、プロバイダドメイン内のリンク故障1209に起因するAISフレームは、結局、顧客ドメインの境界MEPノードに到着し、その後、顧客CCフレームの損失に起因するアラーム信号伝達(リンク故障によって引き起こされる)が抑制される。一方、イーサネット(登録商標)AIS機構は、現時点で、特定のレベルにおける全アラームの無差別抑制を実現しているので、その特定のレベルに固有の(報告される必要がある)故障がある場合、このような故障に起因するCC損失も抑制される。図12Aに例示されるように、ME{MEP5、MEP4}に関与するCCフレームの損失を作成する、(顧客ドメイン内の)CE4 1216でのファブリック故障1211が、顧客ドメインにおいて誤って抑制される。
図12Bは、本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるインテリジェントアラーム抑制を実現する一般化方式1250を示す。3レベルのOAMドメイン、すなわちレベル(i−1)、レベル(i)、およびレベル(i+1)が例示され、各ドメインは、それ自体のCCフレーム循環を有する。レベル(i+1)で、OAMドメインは、複数のMIPノード1256−1〜1256−Nをその間に有する、MEP 1252およびMEP 1254を含む。同様に、レベル(i)で、OAMドメインは、複数のMIPノード1266−1〜1266−Mをその間に有する、MEP 1260およびMEP 1262を含み、レベル(i−1)で、OAMドメインは、複数のMEPノード1272−1〜1272−Lをその間に有する、MEP 1268およびMEP 1270を含む。
学習フェーズでは、より低レベルのMEPノードが、より低レベルのMEPおよび対応する上位レベルのMIP両方を実現する同じブリッジを通過する上位レベルのCCフレームを監視することによって、その上位レベルのMEPトポロジの知識を取得する。図12Bに示されるように、レベル(i)のMEP 1260およびレベル(i+1)のMIP 1256−1は、同じブリッジ機器内で実現される。MIP 1256−1は、それらを通過するレベル(i+1)CCフレームを覗くように動作可能であり、その内容を調べることによって、MIP 1256−1は、MEP1252、1254がレベル(i+1)ドメインにあると判断することができる。上位レベルのMEP情報は、CCデータベース1258に格納されることができ、データベース1258は、本質的に、上位レベルのドメインの到達可能な全MEPを識別する。より低レベルのMEP、すなわちMEP 1260は、CCデータベース1258へのアクセス権を有するので、上位レベルのMEPトポロジ情報は、そのレベル、すなわちレベル(i)の残りのMEPノードに、レベル(i)CCフレームを介して提供されることができる。ただ1つの遠隔MEP(例えば、MEP 1262)がレベル(i)に示されているが、その中で多数の遠隔MEPが供給されることができ、各々が、上位レベルのMEP情報を有するCCフレームを受信することが明らかなはずである。上位レベルのMEP情報の配信に関して、いくつかの伝送モードが可能である。一実装形態では、データベース1258における変更のみが、適用可能な場合、CCフレームを介して伝送されることができる。この実装は拡張性があるが、同期はより難しい。別の実装形態では、完全なCCデータベース1258が、すべてのCCフレームに入れて伝送されることができ、こうすることによって、拡張性が比較的低いが、信頼できるソリューションが提供される。さらに異なる実装では、上の2つの手法を伴うハイブリッドな機構が、提供されることができる。
上位レベルの追加MEPトポロジ情報でタグ付けされたCCフレームを受信する遠隔MEPノードが、到達可能な(かつ、逆に到達不可能な)上位レベルのMEPノードを含む、対応するAISデータベースを構成するように動作可能である。例示として、レベル(i)の遠隔MEP 1262が、MEP 1260からレベル(i)CCフレームを介して受信される情報に基づくAISデータベース1264を構成する。一例として、AISデータベース1264のエントリは、「レベル(i+1)のMEP 1,....は、このトポロジ情報を、そのCCフレームを介して提供したレベル(i)のMEP2の後ろにある」のように読まれ得る。
レベル(i)にあるAISデータベース1264の構成と同様に、特定のイーサネット(登録商標)OAM階層中の各レベルが、それ自体の上位レベルのMEPトポロジデータベースを構築することができる。言い換えると、AISデータベースは、レベル(i)のCCフレームを調べることによって学習された到達可能/到達不可能なMEPトポロジ情報を含む、レベル(i−1)にあるMEPノードによって構成されることができる。AISデータベースが、ネットワーク内で適切に構成されると、その内容は、適切な上位レベルのMEP情報を有するイーサネット(登録商標)AISフレームの生成において使われることができ、この情報は、後で説明されるように、(より低レベルでの故障に起因する)ある種類のアラームを抑制し、(現在のレベルでの故障に起因する)残りのアラームを許可するのに使われる。
図12Cは、上述された、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク1200におけるインテリジェントアラーム抑制の実現における、学習フェーズの実施形態を示す。学習フェーズ中、プロバイダドメインのエッジにあるすべての顧客MIPが、それらを通過する顧客CCフレームを覗く。こうした顧客MIPは、プロバイダネットワークに属すブリッジ上で実現されるので、プロバイダは、顧客MIPを効果的に使って、顧客CCフレームを覗くことができる。
図12Cに示されるように、(PE3 1210中のポート2の所の)MIP2は、顧客ドメイン中のMEP1からのCCフレームを調べることによって学習し、その後、この情報を、それに関連づけられたCCデータベースに格納する。プロバイダMEP2(顧客MIP2の下にある)は、プロバイダCCフレームを、プロバイダネットワーク内の他の全MEPにマルチキャストする。上で説明されたように、MEP2は、MIP2と同じポート上にあるので、MIP2と同じCCデータベースへのアクセス権も有する。CCデータベース中に収集された情報は、プロバイダネットワークを越え、適切なTLVフィールドを含むCCフレームを介して、残りのプロバイダMEPに伝送される。したがって、PE 1 1206の所のMEP3は、プロバイダCCフレームを受信し、終了させる。MEP3は、次いで、CCデータベース情報、すなわちTLVに基づく顧客MEP情報をはぎ取り、この情報は、送信MEPによって索引づけられる新規イーサネット(登録商標)AISデータベースに格納される。
図12Dは、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク1200におけるインテリジェントアラーム抑制の実現における、フレーム生成フェーズの実施形態を示す。上の通り、P1 1208とPE3 1210の間とのリンク故障1209は、プロバイダドメイン中で、MEP3(PE1 1206の所のポート3)とMEP2(PE3 1210の所のポート2)との間のCCフレーム損失を生じさせる。この損失は、MEP2が到達不可能であることを示す。PE1 1206は、そのイーサネット(登録商標)AISデータベースを照会し、顧客レベルのMEP1が、MEP2の後ろにあり、したがって到達不可能でもあると判断する。イーサネット(登録商標)AISフレームが、このCC損失に応答して、MEP3によって、顧客ドメインに向けて生成される。MEP3は、このAISフレーム中に、顧客レベルにある到達不可能なMEP1に関する、学習フェーズ中に獲得された、上位レベルのMEPトポロジ情報を追加する。一実装形態では、MEP1識別子が、TLVフィールドとして、AISフレームに挿入される。その後、AISフレームは、顧客ドメインにマルチキャストされる。
MEP1識別子を含む追加TLVフィールドを有するAISフレームを受信すると、MEP5(C2 1202の所のポート3)は、ME{MEP5、MEP1}に関するCCフレーム損失が、プロバイダドメイン中の障害に起因し、そのせいでMEP1が到達不可能になったと判断する。MEP5は、したがって、ME{MEP5、MEP1}におけるCC損失を安全に抑制することができる。一方、他のCC損失、例えばME{MEP5、MEP4}におけるCC損失は、抑制されない。つまり、現在のレベルにおける障害(例えば、CE4 1216でのファブリック障害1211など、顧客ドメイン中のファブリック障害)に関するような他のCC損失は、そのNMSに報告される。
図13は、本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるインテリジェントアラーム抑制方法のフローチャートである。ブロック1302で規定されるように、隣接するより高いレベルのOAMドメインを通過するCCフレームの監視に起因して、より低レベルのOAMドメインに配置されたMEPによって、隣接するより高いレベルのOAMドメインのMEPトポロジが学習される。より低レベルのMEPによって、より高いレベルのMEPトポロジ情報が、より低いレベルのCCフレームを介して、残りのより低レベルのMEPノード(例えば、遠隔MEP)に伝播される(ブロック1304)。より低レベルのOAMドメインの1つまたは複数の遠隔MEPで、AISデータベースが構築され、データベースは、より高いレベルのどのMEPが到達不可能であるかに関する情報を含む(すなわち、より低レベルの特定の各MEPの後ろにある、より高いレベルのMEPを識別する)(ブロック1306)。より低レベルのOAMドメイン内でCCフレーム損失を検出すると、イーサネット(登録商標)AISフレームが生成され、隣接するより高いレベルに伝播され、イーサネット(登録商標)AISフレームは、AISデータベース情報に基づいて判定された、到達不可能なより高いレベルのMEPの識別を投入される(ブロック1308)。より高いレベルのOAMドメインによってイーサネット(登録商標)AISフレームを受信した後、そのドメイン中のMEPは、より高いレベルのCC損失のどれが、下からの障害に起因するか、(より高いレベルのどのMEPが、到達不可能なより低レベルのMEPの後ろにあるかを示すAISデータベース情報に基づいて)判定する。それに応答して、到達不可能なより高いレベルのMEP全体をループすることを意図される、より高いレベルのOAMドメインCCフレームの損失に関するアラーム信号が抑制される(ブロック1310)。上で指摘されたように、他のCCフレーム損失に関するアラームは、抑制されず、より高いレベルのOAMドメインに関連づけられたNMSエンティティに正式に報告される。
上記の詳細な説明に基づき、本発明は、有利には、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるアラーム指示および抑制機構を提供することが理解されるべきである。本発明は、特定の例示的な実施形態を参照して説明されたが、示され説明された本発明の形は、例示的な実施形態としてのみ扱われるべきであることが理解されるべきである。したがって、様々な変更形態、代用形態、および修正形態は、特許請求の範囲によって規定される本発明の精神および範囲から逸脱せずに実施されることができる。
複数のOAMドメインを有するエンドツーエンドのイーサネット(登録商標)OAMネットワークの実施形態を示す図である。 エンドツーエンドのイーサネット(登録商標)ネットワークに対して動作可能な、例示的な階層状OAMレイヤ化方式を示す図である。 1対のMEPノードによって境界を定められるOAMドメインの例示的な実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態による、障害指示情報フィールドを有するイーサネット(登録商標)アラーム指示および抑制(EthAISまたはAIS)フレームを示す図である。 図4Aに示されるEthAISフレームのさらに詳細を示す図である。 図4Aに示されるEthAISフレームのさらに詳細を示す図である。 本発明の一実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層中でEthAISフレームを伝播する一般化方式を示す図である。 本発明の一実施形態による、イーサネット(登録商標)OAMネットワーク内で動作可能なEthAISフレーム伝播方法を示すフローチャートである。 リンク障害に応答した、イーサネット(登録商標)OAM階層中でのEthAISフレーム伝播の実施形態を示す図である。 導通試験(CC)損失に応答した、イーサネット(登録商標)OAM階層中でのEthAISフレーム伝播の実施形態を示す図である。 故障の除去を示すための、イーサネット(登録商標)OAM階層中でのEthAISフレーム伝播の実施形態を示す図である。 多数のEthAISフレーム生成を例示するイーサネット(登録商標)OAM階層の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層中の1つのレベルからの、多数のEthAISフレームの流れを最適化する方式を示す図である。 本発明の実施形態による、AISフレーム伝播方法を示すフローチャートである。 アラームの無差別抑制が例示される、イーサネット(登録商標)OAM階層の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるインテリジェントアラーム抑制を実現する一般化方式を示す図である。 本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるインテリジェントアラーム抑制の実現における、学習フェーズの実施形態を示す図である。 本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるインテリジェントアラーム抑制の実現における、フレーム生成フェーズの実施形態を示す図である。 本発明の実施形態による、イーサネット(登録商標)OAM階層におけるインテリジェントアラーム抑制方法を示すフローチャートである。

Claims (20)

  1. イーサネット(登録商標)ネットワークのための保守終了点(MEP)ノード内で動作可能な方法であって、イーサネット(登録商標)ネットワークは多数の運用、管理、および保守(OAM)ドメインに論理的にセグメント化され、MEPノードは、第1の割り当てられたレベルを有する第1のOAMドメインに関連づけられ、前記方法は、
    導通試験(CC)フレームの損失が第1のOAMドメイン内で起こったことを、前記MEPノードによって判断すること、
    第1のOAMドメインに関連づけられたMEPノードによって、イーサネット(登録商標)AISフレームを受信することを含み、イーサネット(登録商標)AISフレームは、第2の割り当てられたレベルを有する第2のOAMドメイン内で故障状態が検出されたことを示し、前記方法はさらに、
    第2のOAMドメイン内で故障状態が検出されたことを示すイーサネット(登録商標)AISフレームに応答して、第1のOAMドメイン内の導通試験フレームの損失に起因するアラームの生成を抑制することを含む、方法。
  2. 第1のOAMドメインの第1の割り当てられたレベルが顧客ドメインに対応し、第2のOAMドメインの第2の割り当てられたレベルが、プロバイダドメインおよびオペレータドメインの少なくとも一方に対応する、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のOAMドメインの第1の割り当てられたレベルが、第2のOAMドメインの第2の割り当てられたレベルより高い階層レベルにある、請求項1に記載の方法。
  4. 第1のOAMドメインの第1の割り当てられたレベルがオペレータレベルであり、第2の割り当てられたレベルがサーバレイヤである、請求項1に記載の方法。
  5. MEPノードの1つまたは複数のポートが、第1の割り当てられたレベルを有する第1のOAMドメインに関連づけられる、請求項1に記載の方法。
  6. アラームの生成を抑制することが、
    第1のOAMドメインに関連づけられたネットワーク管理システムエンティティに対する、第1のOAMドメイン内の導通試験フレームの損失に起因するアラームの生成を抑制することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. イーサネット(登録商標)AISフレームの受信に応答して、より低いレベルのOAMドメイン内で故障状態が検出されたことを示す次のイーサネット(登録商標)AISフレームを、第3の割り当てられたレベルを有する第3のOAMドメインへ送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 第2のOAMドメインで検出された故障状態が、リンク障害、輻輳、および導通試験フレーム損失の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  9. イーサネット(登録商標)ネットワーク内で割り当てられた第1の保守エンティティレベルを有する第1の保守エンティティの境界となる保守終了点(MEP)として構成されるネットワークエンティティ内で動作可能な方法であって、イーサネット(登録商標)ネットワークは多数の指定された保守エンティティレベルを有して構成され、前記方法は、
    MEPノードによってAISフレームを受信することを含み、AISフレームは、割り当てられた第2の保守エンティティレベルを有する第2の保守エンティティ内で故障状態が検出されたことを示し、前記方法はさらに、
    導通試験(CC)フレームの損失が第1の保守エンティティ内で起こったことを、MEPノードによって検出すること、および
    AISフレームに応答して、第1の保守エンティティ内のCCフレームの損失を示すようになる導通の損失アラームの生成を抑制することを含む、方法。
  10. 第1の保守エンティティの第1の保守エンティティレベルが顧客ドメインに対応し、第2の保守エンティティの第2の保守エンティティレベルが、プロバイダドメインおよびオペレータドメインの少なくとも一方に対応する、請求項9に記載の方法。
  11. 第1の保守エンティティの第1の保守エンティティレベルが、第2の保守エンティティの第2の保守エンティティレベルより高い階層レベルにある、請求項9に記載の方法。
  12. 第1の保守エンティティの第1の保守エンティティレベルがオペレータレベルであり、第2の保守エンティティレベルがサーバレイヤである、請求項9に記載の方法。
  13. 導通の損失アラームの生成を抑制することが、
    第1の保守エンティティに関連づけられたネットワーク管理システムに対する、導通の損失アラームの生成を抑制することを含む、請求項9に記載の方法。
  14. イーサネット(登録商標)AISフレームの受信に応答して、より低いレベルの保守エンティティ内で故障状態が検出されたことを示す次のイーサネット(登録商標)AISフレームを、割り当てられた第3の保守エンティティレベルを有する第3の保守エンティティへ送信することをさらに含み、第3の保守エンティティレベルが、第1の保守エンティティレベルより高い階層レベルにある、請求項9に記載の方法。
  15. 第2の保守エンティティ内で検出された故障状態が、リンク障害、輻輳、および導通試験フレーム損失の少なくとも1つを含む、請求項9に記載の方法。
  16. イーサネット(登録商標)ネットワーク内で割り当てられた第1の保守エンティティレベルを有する第1の保守エンティティの境界となるための保守終了点(MEP)として構成されるネットワークエンティティであって、イーサネット(登録商標)ネットワークは多数の指定された保守エンティティレベルを有して構成され、ネットワークエンティティは、
    AISフレームを受信するように構成され、AISフレームは、割り当てられた第2の保守エンティティレベルを有する第2の保守エンティティ内で故障状態が検出されたことを示し、ネットワークエンティティは、
    導通試験(CC)フレームの損失が第1の保守エンティティ内で起こったことを検出すること、ならびに
    AISフレームに応答して、第1の保守エンティティ内のCCフレームの損失を示すようになる導通の損失アラームの生成を抑制することを行うように構成される、ネットワークエンティティ。
  17. ネットワークエンティティがイーサネット(登録商標)ネットワークのためのブリッジノードであり、第1の保守エンティティレベルのMEPとして構成される、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
  18. 第1の保守エンティティの第1の保守エンティティレベルが、第2の保守エンティティの第2の保守エンティティレベルより高い階層レベルにある、請求項17に記載のネットワークエンティティ。
  19. ネットワークエンティティが、
    イーサネット(登録商標)AISフレームの受信に応答して、より低いレベルの保守エンティティ内で故障状態が検出されたことを示す次のイーサネット(登録商標)AISフレームを、割り当てられた第3の保守エンティティレベルを有する第3の保守エンティティへ送信するようにさらに構成され、第3の保守エンティティレベルが、第1の保守エンティティレベルより高い階層レベルにある、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
  20. 第2の保守エンティティ内で検出された故障状態が、リンク障害、輻輳、および導通試験フレーム損失の少なくとも1つを含む、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
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