JP4764325B2 - 通信装置及びプロトコル処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、GMPLS用のルーティングプロトコルにおいて、ネットワークの冗長構成に関する情報を含むトポロジー情報をノード間で送受信するための技術に関するものである。
ラベルに基きIPパケットの転送を行なうMPLS(Multi-Protocol Label Switch)と呼ばれる技術が普及している。また、IPパケットを転送するパケットレイヤで適用されたMPLSのラベルの概念を一般化して、TDMレイヤ、波長パスレイヤ等にも適用したGMPLS(Generalized MPLS)が注目されている。
MPLS/GMPLSでは、経路上でラベルテーブルを設定することで、パス(LSP:Label Switched Path)が設定される。MPLS/GMPLSでは、一般にLSPの始点ノードが経路計算を行って、終点ノードまでの経路を求め、RSVP-TE等のシグナリングプロトコルを用いて当該経路のLSPの設定がなされる。
MPLS/GMPLSにおける経路計算は、OSPF-TE(OSPF Traffic Engineering)等のルーティングプロトコルにより各ノードが取得したネットワークのトポロジー情報を用いて行なわれる。OSPF-TEは、IPネットワーク用のOSPFをMPLSのトラヒックエンジニアリング用に拡張したものである。また、OSPF-TE をGMPLS用に更に拡張したプロトコルがRFC4203で規定されている。
OSPF-TEでは、各ノードは自身が把握するリンクの情報をOpaque LSA(Link State Advertisement)を用いて他のノードに広告し(RFC2370、RFC3630)、各ノードではネットワーク全体のトポロジー情報データベースを構築する。Opaque LSAでは、TLV(Type, Length, value)というフォーマットに従ってリンク情報を広告する。TLVにはルータ情報を示すルータTLVとリンク情報を示すリンクTLVがあるが、本願の対象はリンクTLVである。リンクTLVは更にSub-TLVを有する(RFC3630、RFC4203)。TLVのフォーマットを図1に示す(RFC3630)。また、TLVフォーマットの中にSub-TLVを入れた形を図2に示す。
Sub-TLVの種別としては、MPLSトラヒックエンジニアリング用の拡張としてタイプ1からタイプ9があり(RFC3630)、GMPLS用の拡張としてタイプ11からタイプ16がある(RFC4203)。
Sub-TLVのタイプ1〜16のうち、タイプ7はMaximum reservable bandwidth(最大予約可能帯域)であり、タイプ7のSub-TLVによりリンクの最大予約可能帯域が他のノードに広告される。タイプ14はLink Protection Type(リンク保護タイプ)である。タイプ14のSub-TLVはリンクの信頼性を通知するためのものであり、図3に示す値が定義されている(RFC4203)。
各値の意味はRFC4202に詳細に記載されているが、主なものについて説明する。0x01 Extra Traffic は、対象リンクが他のリンクをプロテクトするためのリンクであることを示している。つまり、対象リンク上のLSPは、このリンクによりプロテクトされているリンクに障害が発生したときに断となる。0x02 Unprotected は対象リンクをプロテクトする他のリンクがないことを示している。つまり、このリンク上のLSPは、このリンクに障害が発生すれば断となる。0x20 Enhancedは、対象リンクをプロテクトする専用の独立経路のリンクが2つ以上存在することを示す。例えば、4ファイバ方式のBLSRのパスをリンクに用いた場合がこれに該当する。なお、GMPLSのパス設定に関する先行技術文献として特許文献1がある。
特開2006-135945号公報 RFC2370, The OSPF Opaque LSA Option, July 1998 RFC3630, Traffic Engineering (TE) Extensions to OSPF Version 2, September 2003 RFC4202, Routing Extensions in Support of Generalized Multi-protocol Label Switching (GMPLS), October 2005 RFC4203, OSPF Extensions in Support of Generalized Multi-protocol Label Switching (GMPLS), October 2005
上記のように、GMPLS用のOSPF-TEでは、リンクの信頼性を広告するSub-TLVが定義されている。しかしながら、LSPを設定するためのリンクとしてBLSR構成におけるSONET/SDHパスを用いる場合には次のような問題点がある。なお、SONET/SDHのパスを、リンク(TEリンク)上に設定されるパス(LSP)と区別するために、"回線"と呼ぶ。
BLSR構成においては、SONET/SDH回線を通常回線、PCA回線、NUT回線として使用することが可能である。通常回線とは、障害発生時の切り替え先の予備回線を持つ回線である。PCA(Protection Channel Access)回線とは、予備回線として利用される回線であり、当該回線が保護している現用回線に障害が発生した場合は当該回線に流れるトラヒックは断となる。NUT(Non-preemptive Unprotected Traffic)回線とは、予備回線への切り替えを行わない現用回線であり、当該回線に障害が発生すれば当該回線に流れるトラフィックは断となる。
LSPのリンクとしてBLSR構成におけるSONET/SDH回線を用いる場合、上記の通常回線をRFC4202で定義されているEnhancedのリンクに対応付け、PCA回線をExtra Trafficのリンクに対応付け、NUT回線をUnprotectedのリンクに対応付けることができる。
ノード間を結ぶリンク内には複数のSONET/SDH回線が設定可能であり、実際のBLSRの運用では、それぞれのSONET/SDH回線について通常回線、PCA回線、NUT回線等を設定可能である。しかし、現在のGMPLS用のルーティングプロトコルの規格では、1リンク内の複数回線のそれぞれについての冗長構成に関する保護種別を広告することができない。
図4に、BLSR構成を含むネットワークの例を示す。図4に示すネットワーク構成では、ノードB、ノードC、ノードD、ノードEを接続するリングでBLSRが構成されているが、A-B間の回線、A-M間の回線、M-Z間の回線、Z-D間の回線にはそれぞれ予備の回線が存在しない構成になっている。また、各ノード間のリンクには帯域が示されている。
図5に、従来のOSPF-TEにより各ノードが保持するトポロジー情報を示す。なお、ここで示すトポロジー情報は本願の説明に必要なパラメータのみをピックアップしたものである。
図5に示すように、従来のOSPF-TEでは、各ノードはリンク毎に1種類の保護種別と帯域情報しか広告できないことから、各ノードはリンク毎に1種類の冗長種別と帯域情報を含むトポロジー情報しか保持することができない。例えば、B−>Cのリンクでは、当該リンクの保護種別がEnhancedであり空帯域が12チャンネルであるという情報しか保持できない。なお、本明細書において"チャンネル"の用語はSDH/SONET回線の最小単位を意味するものとして使用する。
図4に示すネットワーク構成において、ノードAからノードZへのLSPを設定する場合、例えば、できるだけ高い信頼性のLSPを提供しようとして、図5における接続情報、Enhancedかどうかの情報、及び空帯域情報を用いることにより、BLSRのリングを経由するA-B-C-D-ZもしくはA-B-E-D-Zの経路を選択することは可能である。
しかしながら、同一リンク内では1種類の保護種別しかトポロジー情報内にないため、例えば安価なLSPを提供するためにPCA回線を用いてLSPを設定しようとしても、そのようなことはできない。また、冗長機能を持つ通常回線は、BLSRリング上で同一のSONET STSチャンネル(SDHにおいてはSTMチャンネル)を使用する必要があるが、現在のGMPLSの規格では、そのようなSTSチャンネル情報を広告できない。つまり、各ノードは、LSPの設定のための経路計算にあたって、各リンク内のSTSチャンネルを識別できない。従って、冗長機能を持つ通常回線上にLSPを設定する際に、経路計算の段階では同一STSチャンネル上にLSP経路が設定できたかどうか判断できず、シグナリングプロトコルを用いたパス設定の段階で、試行錯誤により同一STSチャンネル上にLSPを設定するしかなかった。
上記の問題を解決するために、独自のタイプ番号を持つTLVを定義し、そのTLVを用いて冗長構成に関する正確な情報を広告することも考えられる。しかし、独自にタイプ番号を付与すると、将来、ある規格がその番号を割り当てた時点で独自のTLVを使用することはできなくなる。ネットワーク内に同じタイプ値を持ちながら違う意味で使用するTLVが存在すると、その区別をつけられない装置が誤動作してしまうからである。従って、独自にTLVを定義することは避けるべきである。
上記の問題はBLSRに限らず、冗長構成を持つネットワークのリンク上にLSPを設定する場合における共通の問題となり得る。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、上記の問題を解決するための、冗長構成を含むネットワークのトポロジー情報を送受信する新たなプロトコル技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するプロトコルの処理機能を備えた通信装置において、前記冗長構成における保護種別毎にパスの設定を行うために必要な情報を含むリンク情報を広告するリンク情報広告手段と、広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信手段とを備えることにより解決される。
本発明によれば、冗長構成における保護種別毎にパスの設定を行うために必要な情報を含むリンク情報を広告するので、当該リンク情報に基づくトポロジー情報を用いることにより、例えば、通常回線やPCA回線といった保護種別毎にパスを設定できる。
前記リンク情報広告手段は、前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを前記リンク情報として広告するように構成することができる。
また、前記プロトコルがGMPLS用のルーティングプロトコルである場合、前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルにおけるリンク情報を広告するためのフレームに格納されるサブフレームのうち、管理グループを示す管理グループサブフレームと、リンクの保護種別を示す保護種別サブフレームと、リンクの空帯域情報を示す空帯域情報サブフレームとを用いて前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するように構成することができる。
このように構成することにより、既存の規格のサブフレームの利用方法に従いながら、回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、チャンネル毎の空塞情報とを広告することができる。
また、前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルにおけるリンク情報を広告するためのフレームに格納されるサブフレームのうち、管理グループを示す管理グループサブフレームを用いて前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するようにしてもよい。
本発明によれば、保護種別毎にパスを設定するために必要な、冗長構成を含むネットワークのトポロジー情報を送受信することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態でも図4に示したネットワーク構成を前提とする。
本実施の形態における各ノードを構成する通信装置10の機能構成例を図6に示す。通信装置10は、プロトコル処理部20と主信号転送部30を有する。プロトコル処理部20は、LSP設定のためのプロトコル処理を行う機能部であり、制御信号送受信部21、ルーティングプロトコル処理部22、シグナリングプロトコル処理部23、トポロジー情報データベース24を有する。
制御信号送受信部21は、OSPF-TE等のルーティングプロトコルで使用される制御信号(IPパケット等)や、RSVP-TE等のシグナリングプロトコルで使用される制御信号を送受信する。ルーティングプロトコル処理部22は、トポロジー情報の広告や収集、及び経路計算等のルーティングプロトコルに係る処理を実行する。つまり、ルーティングプロトコル処理部22は、リンク情報を広告するリンク情報広告手段と、広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報データベース24に格納するリンク情報受信手段を含む。シグナリングプロトコル処理部23は、RSVP-TE等のシグナリングプロトコルに従ったパスの設定処理を行う。トポロジー情報データベース24は、ルーティングプロトコル処理部22により得られたネットワークのトポロジー情報を格納するデータベースである。なお、プロトコル処理部10は、ハードウェア回路として実現することもできるし、CPUとメモリを有するコンピュータに各プロトコルの処理を実行するプログラムを搭載した構成により実現することもできる。後に説明する本実施の形態におけるプロトコル処理動作は、主にルーティングプロトコル処理部22により実行されるものである。
主信号転送部30は、LSP上で信号を転送するための機能部であり、主信号送受信部31、主信号交換部32、及び主信号交換制御部33を有している。主信号送受信部31は、リンク(SONETにおけるSTS回線、SDHにおけるSTM回線で、以降STS回線という)と接続して主信号(ユーザデータ)の送受信を行う機能部である。主信号交換部32はSTS回線間の接続を行うことにより、主信号のスイッチングを行う。主信号交換制御部33は、シグナリングプロトコル処理部23で決定された設定情報に基づき、主信号交換部32を制御する。
なお、プロトコル処理部20と主信号転送部30は同一の装置に実装されてもよいし、別々の装置に実装されてもよい。また、同一の装置に実装される場合において、制御信号送受信部21と主信号送受信部31の物理インタフェースは同一でもよいし、別々でもよい。別々の場合、制御信号転送用の通信路が主信号の通信路とは別に用意されることになる。
図4に示したネットワーク構成において、通信装置10のトポロジー情報データベース24が保持する情報の例を図7、図8に示す。なお、図7、図8に示す情報は、トポロジー情報データベース24が保持する情報の形式の一例を示すものであり、値が整合しているとは限らない。
図7、8に示すように、従来の規格でも収集できる保護種別と帯域情報に加えて、BLSRをサポートするリンクにおいては、保護種別毎(Enhanced, Unprotected, Extra traffic)に回線種別毎(STS1、STS3C、STS12C)の空帯域の情報と、チャンネル毎の空塞情報が格納されている。例えば、B−>Cのリンクでは、Enhancedで空帯域が12chであるという従来の規格でも通知される情報に加えて、保護種別がEnhancedの場合に空帯域はSTS1:12ch、STS3C:3ch、STS12C:0chであり、保護種別がUnprotectedではSTS1:20ch、STS3C:6ch、STS12C:1chであり、保護種別がExtra trafficではSTS1:4ch、STS3C:1ch、STS12C:0chであることを示す情報と、チャンネル毎の空塞情報として空きを0、空きでないことを1で示したビットマップイメージ情報が格納されている。これらの情報を参照することにより、例えばPCA回線を用いたパスの設定や、同一チャンネルを使用しなければならないという条件を満たした通常回線を用いたパスの設定を行うことが可能になる。
なお、図7、8の例では、保護種別毎に回線種別毎の空帯域が記録されているが、もちろん回線種別毎に保護種別毎の空帯域を記録してもよい。この場合、例えば、B−>CのSTS1における空帯域はEnhanced:12ch、Unprotected:20ch、Extra traffic:4chであるといった情報が記録される。
また、図7、8の例では、BLSRリングを構成するノード間のリンクのみに付加情報が付加されているが、BLSRのサポートの有無に関わらず付加情報を付加してもよい。
図7、8に示すようなトポロジー情報を各ノードが保持するために、通信装置10が実行するリンク情報の作成、送信の処理と、リンク情報の受信の処理について以下、第1の例と第2の例として説明する。
<第1の例>
図9は、第1の例における通信装置10のリンク情報送信時の動作を示すフローチャートである。この動作は、通信装置10におけるルーティングプロトコル処理部22で実行される動作である。
まず、通信装置10はTLVフレームを構築する(ステップ1)。次に、通信装置10はタイプ10のTLV(Opaque LSA)を生成し(ステップ2)、Sub-TLV1、Sub-TLV2、Sub-TLV3、Sub-TLV4、Sub-TLV5、Sub-TLV6、Sub-TLV7、Sub-TLV8、Sub-TLV9、Sub-TLV11、Sub-TLV14、Sub-TLV15、Sub-TLV16を生成する(ステップ3)。なお、タイプxのSub-TLVをSub-TLVxと記載している。ここまでの処理は従来の規格に基づく処理と同様である。なお、Sub-TLV1、Sub-TLV2、Sub-TLV3、Sub-TLV4、Sub-TLV5、Sub-TLV6、Sub-TLV7、Sub-TLV8、Sub-TLV9、Sub-TLV11、Sub-TLV14、Sub-TLV15、Sub-TLV16は必ずしも全部生成する必要はなく、規格で必須とされているもの及び生成する必要のあるもののみを生成すればよい。
次に通信装置10は、Sub-TLV9(Sub-TLV9(1)と記載する)を生成し、Valueとして例えば図10に示すような固定ビットパターンを記載する(ステップ4)。なお、タイプ9のSub-TLVは管理グループ(Administrative Group)として規定されているものである。このSub-TLV9(1)は、受信側で第1の例に係るプロトコル処理が開始することを示すマークとなる情報である。そして、通信装置10は、次のSub-TLV9(Sub-TLV9(2)と記載する)を生成し、次に何を送るかを示す情報をValueとして含める(ステップ5)。例えば、Valueを図11に示すように定義する。
この場合、例えばSub-TLV9(2)のValueにおける0〜8ビット目までのビットが1で、他のビットが0(つまり、Value=11111111100000000000000000000000)であれば、次からSTS1、STS3C、及びSTS12Cそれぞれに対するEnhanced、Unprotected、Extra trafficの空帯域情報が送られることになる。1つの保護種別をSub-TLV14を用いて送り、その保護種別に対応する空帯域情報をSub-TLV7を用いて送ることになるので、Sub-TLV9(2)の14ビット目までの1の数は、次からSub-TLV14とSub-TLV7の組が送信される回数を表すことになる。
次に、通信装置10は、Sub-TLV9(2)のValueの定義に従った順番で、保護種別を含むSub-TLV14と、当該保護種別に対応する空帯域情報を含むSub-TLV7との組を、Sub-TLV9(2)の14ビット目までの1の数の個数分生成する(ステップ6)。なお、それぞれのSub-TLV14及びSub-TLV7に含ませる情報は既存の規格に従ったものである。
その後、通信装置10は、再度Sub-TLV9(1)を生成し(ステップ7)、Sub-TLV9(2)を生成する(ステップ8)。ステップ8で生成するSub-TLV9(2)のValueは、次にチャンネル空塞情報を送ることを示す値である。図11に示すように、例えば26ビット目が1であれば、チャンネル空塞情報として12チャネル分(12ビット)の情報を送ることを示す。
そして、通信装置10は、更にSub-TLV9(Sub-TLV9(3)と記載する)を生成し(ステップ9)、Valueとしてチャンネル空塞情報を含める。図12に示すように、チャンネル空塞情報は、1ビットが1チャンネルに対応付けられたビットマップイメージである。例えば、11ビット目が1であれば、12番のチャンネルは空きでないことを示す。
次に、通信装置10は、ステップ3で生成したSub-TLVのうちのSub-TLV7、Sub-TLV9、Sub-TLV14を再度生成する(ステップ10)。そして、通信装置10は、ステップ3〜ステップ10で生成したSub-TLVを含むTLVフレームを送信する(ステップ11)。
図9に示したフローにおいて、ステップ3で通信装置10が従来と同じSub-TLVのセットを生成するとともに、ステップ10で通信装置10がSub-TLV7、Sub-TLV9、Sub-TLV14を再度生成する理由は次の通りである。
従来の規格上では、1つのノードが同一のSub-TLVを複数受信することはない。そのため、従来の規格に従って製造された通信装置は、同一のSub-TLVを複数受信した場合に、次の(a)、(b)のような動作をすると考えられる。
(a)複数の同一のSub-TLVを受信したノードは、最初に受信したもののみを信頼し、それ以降受信した同一Sub-TLVを破棄する。
(b)複数の同一のSub-TLVを受信したノードは、最後に受信したもののみを信頼し、最後に受信したもの以外の同一Sub-TLVを破棄する。もしくは、順次受信する同一Sub-TLVを順次上書きし、結果として最後に受信した同一Sub-TLVが残るようにする。
そこで、ステップ3において従来と同じSub-TLVのセットを生成することにより、(a)の動作をする装置でも本実施の形態で説明した通信装置10から送信されたTLVに対して正しい動作を行うことが可能となる。また、ステップ10において、既に重複して送信したSub-TLV7、9、14を再度送信することにより、(b)の動作をする装置でも本実施の形態で説明した通信装置10から送信されたTLVに対して正しい動作を行うことが可能となる。
このように、図9に示したフローチャートに従ってTLVの送信を行うことにより、本実施の形態で説明したプロトコルをサポートしない通信装置は従来通りの動作を行うことができ、本実施の形態で説明したプロトコルをサポートする通信装置と、サポートしない通信装置が混在するネットワークでも、全ての通信装置が正常にルーティングプロトコルの処理を実施できる。
次に、第1の例における通信装置10がTLVフレームを受信する際の動作を図13のフローチャートを参照して説明する。
通信装置10がTLVフレームを他の通信装置から受信すると(ステップ21)、TLV番号が10であるか否かの確認を行う。つまり、受信した情報がOpaque LSAであるか否かの確認を行う(ステップ22)。ステップ22において、受信した情報がOpaque LSAでない場合、受信した情報はGMPLS用のリンク情報ではないと判断できるので、通信装置10は受信したTLVフレームを破棄する(ステップ23)。
ステップ22において、受信した情報がOpaque LSAである場合、通信装置10は最初のSub-TLVから順に最後のSub-TLVまでSub-TLVの解析を行う(ステップ24〜)。以下、解析を行う対象となっているSub-TLVを対象Sub-TLVと呼ぶ。
対象Sub-TLVがSub-TLV9(1)でない場合、つまり、Sub-TLV番号が9でありかつValueが図10に示した値でない場合(ステップ25のN)、通信装置10は、それ以外のSub-TLVとしての処理を行う(ステップ26)。ステップ25において対象Sub-TLVがSub-TLV9(1)であると判断された場合、次の対象Sub-TLVがSub-TLV9(2)であるか否かの判定を行う(ステップ27)。つまり、通信装置10は、次のSub-TLVの番号が9であり、そのValueがSub-TLV9(2)のビット列に相当するかどうかの判定を行う。
ステップ27の対象Sub-TLVがSub-TLV9(2)でなければ、通信装置10は他のSub-TLVとしての処理を行う(ステップ26)。Sub-TLV9(2)であれば、通信装置10はValueの値から、次からのSub-TLVが回線種別毎/保護構成毎の空帯域情報を示すものか、それとも、チャンネル空塞情報を示すものか判断し、それぞれに対応したプロトコル動作を開始する。なお、ここでのプロトコル動作とは、Sub-TLVを解析して回線種別毎/保護構成毎の空帯域情報やチャンネル空塞情報を取得する動作のことである。
図9に示したフローチャートに従ってTLVフレームが作成されている場合、通信装置はまずステップ27において、次からのSub-TLVが回線種別毎/保護構成毎の空帯域情報を示すものであると判断するので、通信装置10は、次の対象Sub-TLVのタイプ番号が14(Link Protection Type)であるかどうかを確認する(ステップ28、29)。タイプ番号が14でなければ、ステップ24からの処理に戻る。ステップ29において、タイプ番号が14であれば、通信装置10は次の対象Sub-TLVのタイプ番号が7(Max Reservable Bandwidth)であるかどうかを確認する(ステップ30)。タイプ番号が7でなければ、ステップ24からの処理に戻る。
ステップ30においてタイプ番号が7である場合、通信装置10は、ステップ29で確認されたSub-TLV14に含まれる保護種別の情報と、ステップ30で確認されたSub-TLV7に含まれる帯域情報とを、受信したTLVフレームに対応するリンクに対応させてトポロジー情報データベース24に保存する(ステップ31)。図13のフローチャートの動作を行っている通信装置10が、例えば図4に示すノードBであるとして、ステップ21で受信したTLVフレームがE−>Dのリンクに関する情報である場合、トポロジー情報DBにおけるE−>Dのリンクに対応する部分にステップ31における情報を格納する。
通信装置10は、ステップ27で確認したSub-TLV9(2)のValueにより、Sub-TLV14とSub-TLV7の組が出現する回数を判別できるので、その回数分だけSub-TLV14とSub-TLV7の組が出現するまでステップ29〜31の処理を繰り返し(ステップ32)、回線種別毎/保護種別毎の空帯域情報をトポロジー情報データベース24に記録する。また、そのような回数のチェックを行わず、Sub-TLV14とSub-TLV7の組が出現しなくなった時点でステップ29〜31のループを抜けることとしてもよい。
ステップ29〜31のループが終了した後、ステップ24に戻り、通信装置10は、ステップ25、27においてSub-TLV9(1)とSub-TLV9(2)の組が出現するかどうかの判定を行う。図9に従った動作でTLVフレームが生成されている場合、ステップ29〜31のループ処理を経た後に、ステップ27においてチャンネル空塞情報を含むことを示すSub-TLV9(2)が確認される。
そして、通信装置10は、次の対象Sub-TLVがSub-TLV9(3)かどうかの判定を行う(ステップ33、34)。Sub-TLV9(3)でなければステップ24の処理に移る。Sub-TLV9(3)であれば、そのSub-TLV9(3)のValueの値をチャンネル空塞情報として該当リンクに対応付けてトポロジー情報データベース24に記録する(ステップ35)。その後ステップ24に移り、全てのSub-TLVの解析が終了するまで処理を続行する。
<第2の例>
次に、通信装置10の動作の第2の例について説明する。図14は、第2の例における通信装置10のリンク情報送信時の動作を示すフローチャートである。
まず、通信装置10は、TLVフレームを構築する(ステップ41)。次に、通信装置10はタイプ10のTLV(Opaque LSA)を生成し(ステップ42)、Sub-TLV1、Sub-TLV2、Sub-TLV3、Sub-TLV4、Sub-TLV5、Sub-TLV6、Sub-TLV7、Sub-TLV8、Sub-TLV9、Sub-TLV11、Sub-TLV14、Sub-TLV15、Sub-TLV16を生成する(ステップ43)。第1の例と同様に、ここまでの処理は従来の規格に従った処理と同様の処理である。Sub-TLV1、Sub-TLV2、Sub-TLV3、Sub-TLV4、Sub-TLV5、Sub-TLV6、Sub-TLV7、Sub-TLV8、Sub-TLV9、Sub-TLV11、Sub-TLV14、Sub-TLV15、Sub-TLV16は必ずしも全部生成する必要はなく、規格で必須とされているもの及び生成する必要のあるもののみを生成すればよい。
次に通信装置10は、プロトコル動作開始マークをValueとして含む第1の例と同様のSub-TLV9(1)を生成する(ステップ44)。そして、通信装置10は、またSub-TLV9(Sub-TLV9(4)と記載する)を生成し、Valueとして回線種別毎/保護種別毎の空帯域情報と、ビットマップのチャンネル空塞情報を入れる(ステップ45)。
図15にSub-TLV9(4)のフォーマット例を示す。図15に示すように、回線種別毎/保護種別毎にValue(Value1〜15)が対応付けられ、空帯域情報が格納され、また、Value16以降には、チャンネル空塞状態を示すビットマップイメージが格納される。
次に、通信装置10は、ステップ43で生成したSub-TLVのうちのSub-TLV9を再度生成し(ステップ46)、ステップ43〜ステップ46で生成したSub-TLVを含むTLVフレームを送信する(ステップ47)。
図14に示したフローチャートにおいて、ステップ43で通信装置10が従来と同じSub-TLVのセットを生成するとともに、ステップ46で通信装置10がSub-TLV9を再度生成する理由は第1の例で説明したとおりである。
次に、通信装置10がTLVフレームを受信する際の第2の例における動作を図16のフローチャートを参照して説明する。
通信装置10がTLVフレームを他の通信装置から受信すると(ステップ51)、TLV番号が10であるか否かの確認を行う(ステップ52)。ステップ52において、TLV番号が10でない場合、受信した情報はGMPLS用のリンク情報ではないと判断できるので、通信装置10は受信したTLVフレームを破棄する(ステップ53)。
ステップ52において、TLV番号が10である場合、通信装置10は最初のSub-TLVから順に最後のSub-TLVまでSub-TLVの解析を行う(ステップ54〜)。まず、対象Sub-TLVがSub-TLV9(1)であるかどうかの判定が行われる(ステップ55)。Sub-TLV9(1)でない場合、通信装置10は、それ以外のSub-TLVとしての処理を行う(ステップ56)。ステップ55において対象Sub-TLVがSub-TLV9(1)である場合、次の対象Sub-TLVがSub-TLV9(4)であるか否かの判定を行う(ステップ57)。Sub-TLV9(4)でなければそれ以外のSub-TLVとしての処理を行う。ステップ57において、対象Sub-TLVがSub-TLV9(4)であれば、通信装置10は、Sub-TLV9(4)のValueに含まれる空帯域情報とチャンネル空塞情報を該当リンクに対応付けてトポロジー情報データベース24に格納する(ステップ58)。その後ステップ54に移り、全てのSub-TLVの解析が終了するまで処理が行われる。
第1の例と第2の例の違いはSub-TLV9の使用方法にある。元来Sub-TLV9は、その大きさを含めて自由に使用できるSub-TLVとして定義されているので、第2の例では追加で必要な情報を全てSub-TLV9(4)に詰め込む形にしている。一方、第1の例では、Sub-TLV9(2)やSub-TLV9(3)を次に続く情報の内容を示すマーカとして使用し、空帯域情報やチャンネル空塞情報はSub-TLV14、Sub-TLV7に載せている。第1の例のプロトコル動作において個々のSub-TLV14、Sub-TLV7に載せる情報は規定に従った情報である。つまり、第1の例では、既存のSub-TLV14、Sub-TLV7を、本来の利用目的に従った形で利用している。なお、Sub-TLV9(2)及びSub-TLV9(3)には次に続く情報の内容を示す情報を格納するだけなので、これらのサイズはSub-TLV9(4)と比べて小さいものとなる。また、第1の例と第2の例では、得られるトポロジー情報に変わりはなく、例えば図7、8に示したトポロジー情報を得ることができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
(付記1)
冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するプロトコルの処理機能を備えた通信装置であって、
前記冗長構成における保護種別毎にパスの設定を行うために必要な情報を含むリンク情報を広告するリンク情報広告手段と、
広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信手段と
を備えたことを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記リンク情報広告手段は、前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを前記リンク情報として広告することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記プロトコルはGMPLS用のルーティングプロトコルであり、前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルにおけるリンク情報を広告するためのフレームに格納されるサブフレームのうち、管理グループを示す管理グループサブフレームと、リンクの保護種別を示す保護種別サブフレームと、リンクの空帯域情報を示す空帯域情報サブフレームとを用いて前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告することを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記4)
前記リンク情報広告手段は、前記管理グループサブフレームを、前記保護種別サブフレームと前記空帯域情報サブフレームとが次に続くことを示すマークとして用いることを特徴とする付記3に記載の通信装置。
(付記5)
前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき各サブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、そのサブフレームの後に前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームと、保護種別サブフレームと、空帯域情報サブフレームとを再度前記フレームに格納することを特徴とする付記3または4に記載の通信装置。
(付記6)
前記プロトコルはGMPLS用のルーティングプロトコルであり、前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルにおけるリンク情報を広告するためのフレームに格納されるサブフレームのうち、管理グループを示す管理グループサブフレームを用いて前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告することを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記7)
前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき各サブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空き情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、そのサブフレームの後に前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームを再度前記フレームに含めることを特徴とする付記3または4に記載の通信装置。
(付記8)
前記冗長構成は、SDHまたはSONETにおけるBLSRの構成であることを特徴とする付記1ないし7のうちいずれか1項に記載の通信装置。
(付記9)
冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するプロトコルの処理機能を備えた通信装置により実行されるプロトコル処理方法であって、
前記冗長構成における保護種別毎にパスの設定を行うために必要な情報をリンク情報として広告するリンク情報広告ステップと、
広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信ステップと
を備えたことを特徴とするプロトコル処理方法。
(付記10)
前記リンク情報広告ステップにおいて、前記通信装置は、前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを前記リンク情報として広告することを特徴とする付記9に記載のプロトコル処理方法。
(付記11)
前記プロトコルはGMPLS用のルーティングプロトコルであり、前記リンク情報広告ステップにおいて、前記通信装置は、前記ルーティングプロトコルにおけるリンク情報を広告するためのフレームに格納されるサブフレームのうち、管理グループを示す管理グループサブフレームと、リンクの保護種別を示す保護種別サブフレームと、リンクの空帯域情報を示す空帯域情報サブフレームとを用いて前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告することを特徴とする付記10に記載のプロトコル処理方法。
(付記12)
前記リンク情報広告ステップにおいて、前記通信装置は、前記管理グループサブフレームを、前記保護種別サブフレームと前記空帯域情報サブフレームとが次に続くことを示すマークとして用いることを特徴とする付記11に記載のプロトコル処理方法。
(付記13)
前記リンク情報広告ステップにおいて、前記通信装置は、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき各サブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、そのサブフレームの後に前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレーム、保護種別サブフレームと、空帯域情報サブフレームとを再度前記フレームに格納することを特徴とする付記11または12に記載のプロトコル処理方法。
(付記14)
前記プロトコルはGMPLS用のルーティングプロトコルであり、前記リンク情報広告ステップにおいて、前記通信装置は、前記ルーティングプロトコルにおけるリンク情報を広告するためのフレームに格納されるサブフレームのうち、管理グループを示す管理グループサブフレームを用いて前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空塞情報とを広告することを特徴とする付記10に記載のプロトコル処理方法。
(付記15)
前記リンク情報広告ステップにおいて、前記通信装置は、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき各サブフレームの後に前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、前記チャンネル毎の空き情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、そのサブフレームの後に前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームを再度前記フレームに含めることを特徴とする付記11または12に記載のプロトコル処理方法。
(付記16)
前記冗長構成は、SDHまたはSONETにおけるBLSRの構成であることを特徴とする付記9ないし15のうちいずれか1項に記載のプロトコル処理方法。
TLVのフォーマットを示す図である。 TLVフォーマットの中にSub-TLVを入れた形を示す図である。 タイプ14のSub-TLVに定義されている各値を示す図である。 BLSR構成を含むネットワークの例を示す図である。 従来のOSPF-TEにより各ノードが保持するトポロジー情報を示す図である。 通信装置10の機能構成図である。 通信装置10のトポロジー情報データベース24が保持する情報の例を示す図である。 通信装置10のトポロジー情報データベース24が保持する情報の例を示す図である。 第1の例における通信装置10のリンク情報送信時の動作を示すフローチャートである。 Sub-TLV9(1)のフォーマットを示す図である。 Sub-TLV9(2)のフォーマットを示す図である。 Sub-TLV9(3)のフォーマットを示す図である。 第1の例における通信装置10がTLVフレームを受信する際の動作を示すフローチャートである。 第2の例における通信装置10のリンク情報送信時の動作を示すフローチャートである。 Sub-TLV9(4)のフォーマットを示す図である。 通信装置10がTLVフレームを受信する際の第2の例における動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 通信装置
20 プロトコル処理部
21 制御信号送受信部
22 ルーティングプロトコル処理部
23 シグナリングプロトコル処理部
24 トポロジー情報データベース
30 主信号転送部
31 主信号送受信部
32 主信号交換部
33 主信号交換制御部

Claims (6)

  1. 冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するGMPLS用のルーティングプロトコルの処理機能を備えた通信装置であって、
    前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを含むリンク情報を広告するリンク情報広告手段と、
    広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信手段と、を備え、
    前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、該サブフレームの後に、前記管理グループサブフレームと、保護種別サブフレームと、空帯域情報サブフレームとを再度前記フレームに格納することを特徴とする、
    通信装置。
  2. 冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するGMPLS用のルーティングプロトコルの処理機能を備えた通信装置であって、
    前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを含むリンク情報を広告するリンク情報広告手段と、
    広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信手段と、を備え、
    前記リンク情報広告手段は、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、該サブフレームの後に、前記管理グループサブフレームを再度前記フレームに格納することを特徴とする、
    通信装置。
  3. 前記リンク情報広告手段は、前記管理グループサブフレームを、前記保護種別サブフレームと前記空帯域情報サブフレームとが次に続くことを示すマークとして用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するGMPLS用のルーティングプロトコルの処理機能を備えた通信装置により実行されるプロトコル処理方法であって、
    前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを含むリンク情報を広告するリンク情報広告ステップと、
    広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信ステップと、を備え、
    前記リンク情報広告ステップにおいて、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、該サブフレームの後に、前記管理グループサブフレームと、保護種別サブフレームと、空帯域情報サブフレームとを再度前記フレームに格納することを特徴とする、
    プロトコル処理方法。
  5. 冗長構成を有するネットワークにおけるリンク情報を送受信することにより、前記ネットワーク上でパスの設定を行うためのトポロジー情報を取得するGMPLS用のルーティングプロトコルの処理機能を備えた通信装置により実行されるプロトコル処理方法であって、
    前記リンク内の回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と、最小単位の回線であるチャンネル毎の空塞情報とを含むリンク情報を広告するリンク情報広告ステップと、
    広告されたリンク情報を受信し、トポロジー情報格納手段に格納するリンク情報受信ステップと、を備え、
    前記リンク情報広告ステップにおいて、前記ルーティングプロトコルの規格に従って含めるべき管理グループサブフレームの後に、前記回線種別毎の各保護種別の空帯域情報と前記チャンネル毎の空塞情報とを広告するためのサブフレームを前記フレームに格納し、該サブフレームの後に、前記管理グループサブフレームを再度前記フレームに格納することを特徴とする、
    プロトコル処理方法。
  6. 前記リンク情報広告ステップにおいて、前記管理グループサブフレームを、前記保護種別サブフレームと前記空帯域情報サブフレームとが次に続くことを示すマークとして用いることを特徴とする請求項4又は5に記載のプロトコル処理方法。
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