JP4763859B1 - 手浴槽 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴槽本体1に手首支え部14を具備し、手首等を支えることで肩、首、腕、手首の力を抜いた状態での入浴が可能となり、浴槽の上面が開放しないよう形成したり、蓋2を具備することで湯温を維持し、手首支え部底面を接地させるよう形成することで加重による転倒を防ぐようにした。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1は構造上使用時に浴槽自体が転倒してしまうことがあきらかなものであり、使用者はリラックス状態で入浴できない為、快適な入浴効果は望めないものである。
従来技術でハンドトリートメントスパ装置(国際公開第2006/120767号)があり、手首付近を支える部材を具備したものだが、使用時に手首を支える部材に腕の重さが加重され、本体である浴槽自体が倒れてしまう為、腕を浴槽本体にあずけることができず、結果肩や首、腕の力を抜くことができず楽な入浴は不可能なものであった。
そこで本発明は個人が自宅用としても使用可能である小形で持ち運びが容易、卓上や床等、その他使用者が自由に入浴場所を選択可能な浴槽を提供することを目的とすることと、肩や首、腕の力を抜いた楽な姿勢での手浴が可能となるよう、手首や腕を支える部材に対してバランスのよい加重を可能とし、浴槽の転倒を防ぐことを目的としたものである。
また、手首支え部底面を接地させることで安定度が格段に上がり傾きや転倒を防ぐ。(請求項2、3、でも底部を接地させることで同様の効果がある。)傾きを防ぐとは、加重した際浴槽内のお湯が毀れない程度の安定度があれば傾かない安定力をもった接地と言える。
使用時に直線状に並ぶとは、例えば図7aに示すように浴槽本体及び浴槽空間部を中央にし、それぞれの手首支え部とが直線状に並ぶように形成したものや、図12のように浴槽本体と手首支え部が別に形成され、使用時に直線状に並べて使用できるものをさしている。
主に図7cに示すもので、浴槽本体及び浴槽空間部を中央にし、それぞれの手首支え部とが曲線状に並ぶように形成したものをさしている。
これは、浴槽本体や手首支え部自体が必ずしも湾曲している必要はなく、例えば図17に示す手浴槽も浴槽空間部を中央にし、それぞれの手首支え部とがU字状や⌒字状の曲線で結ぶことができる為、これもここで言う曲線状に並んでいると言えるものである。また、手浴槽を上方から平面で見た際、への字型等に形成した場合も浴槽本体を中心とし、手首支え部とがU字状などの曲線で結ぶことができる為、これも曲線状に並ぶものである。
曲線状に並べる意味は、真横から手を挿入させる直線状の手浴槽と比較して、テーブル上に置いた手浴槽に対して使用者が両手を前方に出して入浴するものである。手を挿入する方向は異なるが、直線状に並ぶ手浴槽同様に自然で楽な姿勢で入浴できるものである。
手首支え部と浴槽の直線状又は曲線状については前述したとおりである。
図15に示す手浴槽は、使用者が両サイドから手を挿入して入浴するもので、開口部より水面が上部にある為、手首、腕の全面を直接湯船に浸けて温めることができるものである。また、支え壁が傾斜している為腕を支え、且つ手首の力を抜いた楽な状態で入浴が可能となる。
内部は図15bに示してあり、支え壁下部空洞と浴槽空間部とが一体の空間になっている。これにより支え壁自体が温まり、入浴時に腕を置くことで広範囲を温めることができる。
図17に示す手浴槽は円形で、手首支え部は真横や正面でなく、やや斜めに位置している。これにより使用者が前方に腕を伸ばした際、最も自然な状態で入浴姿勢を維持することができる。(手首支え部と浴槽空間部とがU字状に並ぶ。)図17aにお湯を注いだ状態が図17bであり、それを横から見ても図16bのような図になる。
ゴム挿通部16を具備することで開口部13から熱気を逃がしにくくすることができ、お湯を冷め難くする効果がある。
側面に開口部13を設けた手浴槽77も、手首支え部内空洞17を設けることで同様の効果があり、図9、図10、図11、図12、図13、図14のように手首支え部14の上面を傾斜させることで直接上面内側にお湯が接触し、手首支え部14で支えた腕をよりいっそう温める効果がある。
おもにはテーブル等の上に手浴槽77を置いた状態で使用し、いずれかの開口部13よりお湯を注ぎ、開口部13より手を挿入し、手首支え部14で手首10や腕を支え、浴槽に満たされたお湯で手の入浴を行うものである。
お湯を入れる目安として水位ライン8を設けると加減が容易となるため、具備してもよい。
従来技術であるハンドトリートメントスパ装置(国際公開第2006/120767号)は、片手ずつ別の浴槽で入浴するものだが、手首10を支える部材の底面は接地しておらず、このような手首10を支える部材に上面から腕を乗せ加重がなされれば間違いなく浴槽が転倒してしまう。
本発明の手浴槽77は、手首支え部底面14bを接地させることで抜群な安定力が得られる為、片手用の手浴槽77であってもバランスを保つことができ、手首支え部底面14bを広く形成したり、長く形成したりすることで更に安定力を増すことができる。
その他、両手用の手浴槽77は、浴槽の両サイドや、浴槽の角付近に手首支え部14を設けることで両手を支えた際の加重バランスをよくし、転倒を防ぐことができる。このような方法でバランスが十分保てている場合は必ずしも手首支え部14の接地にこだわる必要はない。
図2bのように蝶番を使用するなどして(その他の接続方法も含む。)一部を接続したまま、非接続面側から開口するように形成したり、接続部はなく蓋2が完全に取り外しできるように具備してもよい。
このように蓋2を具備することで浴槽へお湯を注ぎやすく、排水も容易であり、その他拭き取り作業等の手入れが容易となる。
図3bは、蓋2に蓋支え板3を具備し、浴槽本体1内側に具備したステー15により蓋支え板3を支えることで使用前に蓋2を開けた状態を維持することができるものである。
使用時に開口部13より手を挿通することで指先9が蓋支え板3を押し込み、その際蓋2を閉じることができる。このように形成することで使用者が一人でも蓋2を閉じた状態での手浴が可能となる。図3b右手側は手を挿入することで蓋2が閉じた状態で、入浴実施例であり、左側は入浴前の蓋2支え状態を示したものである。
図3bに示すステー15はL字形に形成してあり、更に蓋支え板3を支える部分に凹凸を加えてある。必ずしもL字形や凹凸をつける必要はないが、L字形で壁を設けることにより、開口部13側に蓋支え板3がずれて蓋2が閉じることを避けることができ、凹凸を加えることで蓋2が急激に閉じるのを避けることができる。
蓋2を具備し、開閉可能に形成された手浴槽77には、蓋2に三日月形のゴム挿通部16を具備すると効率的であり、図1のようにそれぞれの開口部13が固定した手浴槽77には、ドーナツ形のゴム挿通部16を具備してもよい。
図6bは手首支え部14の内部に空洞を持つ手浴槽77の、手首支え部14の内側断面図である。
ここで言う曲線状とは、必ずしも綺麗な放物線状の手浴槽77のみではなく、平面で見た際にそれぞれの手首支え部14と浴槽本体1とが曲線状にある程度並ぶ状態を指すものであり、図17に示す手浴槽77のように、それぞれの手首支え部14と中央に位置する浴槽空間部11とが曲線状に並ぶ物でも同じことが言えるものである。
このタイプの手浴槽77は、開口部13よりお湯を注ぐことで内部から手首支え部上面14aが温まり、両サイドから腕を支え、手首10から先は開口部13へと挿入し手浴を行うことで、腕も同時に温めることができる。
図12に示す手浴槽77のように、手首支え部14の凹部より上の角部付近に給水口を具備することで、排水を効率よくすることもできる。
このタイプは図10、図11、図12、図13、図14に示す手浴槽77も同じことが言えるものであるが、上面が傾斜していることにより上面内側に直接お湯が接触する為、手首支え部上面14aで支えた腕を更に効率よく温めることができるものである。
図8の手浴槽77は開口部13からお湯が溢れない程度に湯量を調節すれば、手首支え部上部に直接お湯が接することはないが、手首支え部上部を傾斜させたものは図11bに示すように開口部13からお湯が溢れないように調節しても、手首支え部上部の広範囲にお湯を接触させることが可能となる。
図13は中央にくる浴槽本体1の両サイドに開口部13を設け、その開口部13がある面に手首支え部14を直線状に並べて入浴する手浴槽77であり、図13bは直線状に並べた状態の側面図である。
図15の手浴槽77は浴槽本体1と手首支え部14とが直線状に並んだ手浴槽77であり、図17は浴槽本体1と手首支え部14とが曲線状に並んだ手浴槽77である。
図16aの手浴槽77は、腕を支えやすいよう、手首支え部14より開口部13に向かっての支え壁12が凹状になるよう形成したものである。
図16bは図16aのB−B線による断面図実施例であるが、図17の手浴槽77の側面透視図でも同じような図になる。
図16、図17は浴槽空間部11を必要に狭めることで湯量を抑えることができ、且手入れを容易とする効果も付随したものである。
1a 本体底面
1b 本体上部
2 蓋
3 蓋支え板
4 左手用開口部
4a 右手用開口部
5 左手用手首支え部
5a 右手用手首支え部
6 支え板固定具
7 上部開口部
8 水位ライン
9 指先
10 手首
11 浴槽空間部
12 支え壁
13 開口部
14 手首支え部
14a 手首支え部上面
14b 手首支え部底面
15 ステー
16 ゴム挿通部
17 手首支え部内空洞
18 給水キャップ(給水口)
19 支え壁下部空洞
77 手浴槽
Claims (3)
- 手浴を目的として使用する浴槽に、手首や腕を支えることができる手首支え部を具備した手浴槽であって、
前記手首支え部は上面を凹状に形成、前記手首支え部の底面は接地するよう形成し、
前記浴槽の浴槽空間部を中央に位置し、両端に前記手首支え部が位置し、使用時に前記手首支え部と前記浴槽空間部とが、直線状に並ぶように形成するか、
又は前記浴槽の浴槽空間部を中央に位置し、左右の手首支え部と前記浴槽空間部とをU字状、又は弧の字状の曲線状に並ぶように形成したことを特徴とする手浴槽 - 手浴を目的として使用する浴槽に、手首や腕を支えることができる手首支え部を具備した手浴槽であって、
前記手首支え部は上面を凹状に形成し前記手首支え部の底面は接地するよう形成し、
前記手首支え部は前記浴槽の浴槽空間部と一体である空洞を設け、前記浴槽に注がれた入浴用のお湯が前記手首支え部の空洞にも入るよう形成したことを特徴とする手浴槽。 - 前記手首支え部が、手浴槽の縁に形成され、該手首支え部より前記浴槽内側に向かって傾斜した手首や腕を支える支え壁を具備したことを特徴とする請求項1に記載の手浴槽。
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