JP4762726B2 - ナビサーバおよびナビ装置 - Google Patents

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本発明は、移動体に搭載されているナビ装置との通信に基づきこのナビ装置による移動体のナビゲーションを補助するナビサーバおよび当該ナビ装置に関する。
従来、自動車に搭載されたナビゲーション装置(ナビ装置)として、VICS(登録商標、以下同じ。道路交通情報通信システム)センターから配信されるVICS情報を表示するものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。一方、VICS情報が得られる道路は主要幹線道路等に限られているので、フローティングカー(プローブカー)から得られるその他の道路のプローブ情報によってVICS情報を補完した交通情報をナビ装置に表示させるシステムが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。そして、ナビ装置は、当該交通情報に基づいて自動車の目的地までの推奨ルートを設定する演算処理や、この目的地への到着時刻を予想する演算処理を逐次実行し、当該演算結果である推奨ルートおよび到着予想時刻等をディスプレイに表示する。
特開2001−241956号公報 特開2005−180986号公報
しかし、プローブカーの交通量などが道路毎にばらつくので、プローブ情報が実際の交通状態から著しく乖離する可能性がある。このため、自動車がプローブ情報に基づいて設定された推奨ルートを走行している途中で到着予想時刻が大幅に変動したり、目的地への実際の到着時刻が当初の到着予想時刻からずれたりする場合がある。このような場合、ナビ装置に対するユーザ、特に推奨ルートおよび到着予想時刻の正確を重視するユーザに、当該ナビ装置への不満や不信感を抱かせてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、このようなユーザの不満や不信感を軽減または解消しうるような形で交通情報を提供するナビサーバおよびナビ装置を提供することを解決課題とする。
前記課題を解決するための本発明のナビサーバは、第1移動体に搭載されているナビ装置との通信を通じて、第1移動体に情報を提供するナビサーバであって、所定の交通情報源から受信した第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、第2移動体から受信した、該第2移動体の位置情報と時間情報とからなる走行履歴に基づいて算出される第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、前記第1交通情報記憶手段に記憶保持された第1交通情報と前記第2交通情報記憶手段に記憶保持された第2交通情報とに基づいて、該第1交通情報及び第2交通情報に含まれるリンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定するリンク交通情報設定手段と、第1移動体に搭載されているナビ装置から受信した、第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのサーバルートを設定するサーバルート設定手段と、前記サーバルート設定手段により設定された前記サーバルートに応じたリンクのリンク交通情報及びその信頼度を前記ナビ装置に送信するサーバ送信手段とを備え
前記リンク交通情報設定手段は、前記第1交通情報にあっては、該第1交通情報をリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値に設定し、前記第2交通情報にあっては、前記第1交通情報に含まれるリンク以外のリンクについて、時間情報に応じた情報鮮度区分と該第2交通情報の情報量に応じた情報量区分とから確率値を算出する確率テーブルに基づいて、該第2交通情報が該当する確率テーブルの確率値うち、該確率値が最大値となる場合に対応した該第2交通情報の平均値をリンク交通情報として設定するとともに、該確率値の最大値をその信頼度として設定することを特徴とする(第1発明)。
本発明のナビサーバによれば、所定の交通情報源(例えば、VICSセンター)から受信した第1交通情報(例えばVICS情報)と、複数の第2移動体(プローブカー)から受信した走行履歴を第1交通情報と同様の形式に変換した第2交通情報(プローブ情報)とに基づいて、所定のナビ装置(カーナビ)が搭載された第1移動体に、該第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートに関連するリンクのリンク交通情報及びその信頼度を送信して提供することができる。
一方、ナビサーバからリンク交通情報及びその信頼度を受信した第1移動体のナビ装置は、該リンク交通情報及びその信頼度に基づいて、該第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートの予測交通情報及びその信頼度を設定することができる。
また、仮にナビサーバが利用可能な地図情報とナビ装置が利用可能な地図情報とが相違する場合であっても、ナビサーバからナビ装置に送信されるリンク交通情報及びその信頼度は、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートのみならず、該ルートに関連するリンクの情報であるため、ナビ装置は、該情報とナビ装置が利用可能な地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートの予測交通情報及びその信頼度を設定してユーザに提供することができる。
これにより、ユーザは、ルートにおける予測交通情報がどの程度信頼できる情報かを認識することができ、本発明のナビサーバによれば、ルートにおける予測交通情報が実際の交通情報と相違する場合であっても、ユーザの不満や不信感を軽減または解消しうる形で交通情報を提供することができる。
尚、「移動体」は、自動車(四輪、二輪)、自転車、ナビ装置を携帯する人間等の動物等、道路に沿って移動可能なあらゆるものを包含する概念であり、「交通情報」は、リンク又はルートにおける移動体の所要移動時間、交通量、渋滞の有無、工事の有無、事故の有無等を包含する概念である。
また、「設定する」とは、記憶装置(メモリ、ハードディスク等)から当該情報を読み出すこと、データベースサーバ等の外部情報源からネットワークを介して当該情報を受信すること、記憶装置から読み出したり外部情報源から受信した基礎情報に基づいて当該情報を決定、算定、選定、予測等すること及び決定、算定、選定、予測等した情報を記憶装置に記憶保持しておくこと等を包含する概念である。従って、リンク交通情報及びその信頼度を「設定する」とは、予め第1交通情報及び第2交通情報に基づいて、リンク交通情報及びその信頼度に相当する値を算出設定して所定の記憶装置に記憶保持しておく場合のほか、所定のタイミング(例えば、第1移動体からの旅行計画の受信時など)で、第1交通情報及び第2交通情報とを第1交通情報記憶手段及び第2交通情報記憶手段から読み出して、リンク交通情報及びその信頼度に相当する値を算出設定する場合等が含まれる。
さらに、「読み出す」とは、ナビサーバが備える記憶装置(メモリ、ハードディスク等)から情報を読み出すこと、又は、データベースサーバ等の外部情報源からネットワークを介して当該情報を受信すること等を包含する概念である。「地図情報」とは、リンクの位置を特定する情報、高度の情報、周辺店舗情報等を含む通常の地図情報に含まれるあらゆる情報を包含する概念である。
また、本発明のナビサーバによれば、リンク交通情報設定手段は、第1交通情報及び第2交通情報の種別に応じて、設定するリンク交通情報及びその信頼度を変更することができる。具体的には、第1交通情報にあっては、もともと一定の信頼度が確保されているため、第1交通情報をそのままリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値(例えば100%)に設定する。一方、第2交通情報にあっては、複数の第2移動体から受信した走行履歴の時間情報(例えば、現時刻と走行履歴に記録されたリンク通過時の時刻との時間差)に応じた情報鮮度区分と、該第2交通情報の情報量(例えば、第2移動体から受信した走行履歴の数)に応じた情報量区分とからなる確率テーブルに基づいて、該第2交通情報及びその確率値を設定する。
このように本発明のナビサーバによれば、交通情報の種別に応じて、適切かつ容易にリンク交通情報及びその信頼度を設定することができる。
さらに、本発明のナビサーバは、前記ナビ装置から送信される該ナビ装置の識別情報を受信し、該ナビ装置の識別情報から該ナビ装置の種類を識別するナビ装置識別手段を備え、前記サーバ送信手段は、前記ナビ装置識別手段によって識別された前記ナビ装置の種類が所定の種類である場合にのみ、前記サーバルートに応じたリンクのリンク交通情報に加えて、その信頼度をナビ装置に送信させることが好ましい(第発明)。
かかる本発明のナビサーバによれば、ナビ装置識別手段により第1移動体に搭載されたナビ装置の種類が認識され、該ナビ装置の種類が信頼度を出力できる所定のナビ装置である場合にのみ、リンク交通情報に加えてその信頼度が該ナビ装置に送信される。一方、第1移動体に搭載されるナビ装置の種類が信頼度を出力できない場合には、リンク交通情報のみが送信される。
このように本発明のナビサーバによれば、第1移動体のナビ装置の種類に応じた情報を該ナビ装置に提供することができる。
前記課題を解決するための本発明のナビ装置は、ナビサーバとの通信に基づいて、第1移動体に交通情報を提供するナビ装置であって、前記ナビサーバからリンク交通情報及びその信頼度を受信したときに、前記第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのナビルートを設定するナビルート設定手段と、前記ナビルート設定手段によって設定されたナビルートの予測交通情報を設定する予測交通情報設定手段と、前記ナビルート設定手段によって設定されたナビルートの予測交通情報の信頼度を設定する信頼度設定手段とを備え、前記予測交通情報設定手段は、前記ナビサーバから受信したリンク交通情報に基づいて、前記ナビルート上の各リンクのリンク交通情報の和をナビルートの予測交通情報として設定し、前記信頼度設定手段は、前記ナビルートを設定する際に用いた地図情報から、該ナビルート上の各リンクが該ナビルート全体に占める距離の割合を算出し、該割合に応じて前記ナビサーバから受信したリンク交通情報の信頼度を重み付けして加算した値をナビルートの予測交通情報の信頼度として設定することを特徴とする(発明)。
本発明のナビ装置によれば、ナビサーバからリンク交通情報及びその信頼度を受信したときに、該リンク交通情報及びその信頼度をもとに、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートの予測交通情報及びその信頼度を設定して出力することができる。具体的に、ルートの予測交通情報としては、該ルート上の各リンクのリンク交通情報を加算した値が設定され、その信頼度としては、該各リンクのリンク交通情報の信頼度をルート全体に占める距離の割合に応じて重み付けして加算した値が設定される。
このように本発明のナビ装置によれば、ナビサーバから送信されたリンク交通情報及びその信頼度に基づいて、適切かつ容易に、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートの予測交通情報及びその信頼度を設定することができる。
これにより、ユーザは、ルートにおける予測交通情報がどの程度信頼できる情報かを認識することができ、本発明のナビ装置によれば、ルートにおける予測交通情報が実際の交通情報と相違する場合であっても、ユーザの不満や不信感を軽減または解消しうる形で交通情報を提供することができる。
前記課題を解決するための本発明の通信システムは、第1移動体に搭載されているナビ装置と該ナビ装置に情報を提供するナビサーバとからなる通信システムであって、前記ナビサーバは、所定の交通情報源から受信した第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、第2移動体から受信した、該第2移動体の位置情報と時間情報とからなる走行履歴に基づいて算出される第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、前記第1交通情報記憶手段に記憶保持された第1交通情報と前記第2交通情報記憶手段に記憶保持された第2交通情報とに基づいて、該第1交通情報及び第2交通情報に含まれるリンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定するリンク交通情報設定手段と、第1移動体に搭載されているナビ装置から受信した、第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのサーバルートを設定するサーバルート設定手段と、前記サーバルート設定手段により設定された前記サーバルートに応じたリンクのリンク交通情報及びその信頼度を前記ナビ装置に送信するサーバ送信手段とを備え、
前記リンク交通情報設定手段は、前記第1交通情報にあっては、該第1交通情報をリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値に設定し、前記第2交通情報にあっては、前記第1交通情報に含まれるリンク以外のリンクについて、時間情報に応じた情報鮮度区分と該第2交通情報の情報量に応じた情報量区分とから確率値を算出する確率テーブルに基づいて、該第2交通情報が該当する確率テーブルの確率値うち、該確率値が最大値となる場合に対応した該第2交通情報の平均値をリンク交通情報として設定するとともに、該確率値の最大値をその信頼度として設定し、
前記ナビ装置は、前記ナビサーバからリンク交通情報及びその信頼度を受信したときに、前記第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのナビルートを設定するナビルート設定手段と、前記ナビルート設定手段によって設定されたナビルートの予測交通情報を設定する予測交通情報設定手段と、前記ナビルート設定手段によって設定されたナビルートの予測交通情報の信頼度を設定する信頼度設定手段とを備え、前記予測交通情報設定手段は、前記ナビサーバから受信したリンク交通情報に基づいて、前記ナビルート上の各リンクのリンク交通情報の和をナビルートの予測交通情報として設定し、前記信頼度設定手段は、前記ナビルートを設定する際に用いた地図情報から、該ナビルート上の各リンクが該ナビルート全体に占める距離の割合を算出し、該割合に応じて前記ナビサーバから受信したリンク交通情報の信頼度を重み付けして加算した値をナビルートの予測交通情報の信頼度として設定することを特徴とする(第発明)。
本発明の通信システムによれば、該通信システムは、第1発明に記載のナビサーバと上記A発明に記載のナビ装置とによって構成される。上述のように、該ナビサーバは、所定の交通情報源(例えば、VICSセンター)から発信した第1交通情報(例えばVICS情報)と、複数の第2移動体(プローブカー)から受信した走行履歴を第1交通情報と同様の形式に変換した第2交通情報(プローブ情報)とに基づいて、所定のナビ装置(カーナビ)が搭載された第1移動体に、該第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートに関係するリンクのリンク交通情報及びその信頼度を送信して提供する。一方、該ナビ装置は、ナビサーバからリンク交通情報及びその信頼度を受信したときに、該リンク交通情報及びその信頼度をもとに、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートの予測交通情報及びその信頼度を設定して出力する。
これにより、ユーザは、ルートにおける予測交通情報がどの程度信頼できる情報かを認識することができ、本発明の通信システムによれば、ルートにおける予測交通情報が実際の交通情報と相違する場合であっても、ユーザの不満や不信感を軽減または解消しうる形で交通情報を提供することができる。
また、本発明の通信システムは、第1移動体に搭載されているナビ装置と該ナビ装置に情報を提供するナビサーバとからなる通信システムであって、所定の交通情報源から受信した第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、第2移動体から受信した、該第2移動体の位置情報と時間情報とからなる走行履歴に基づいて算出される第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートを設定するルート設定手段と、前記ルート設定手段により設定された前記ルートに応じた前記第1交通情報及び第2交通情報を読み出す読出手段と、前記第1交通情報と前記第2交通情報とに基づいて、該第1交通情報及び第2交通情報に含まれるリンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定するリンク交通情報設定手段と、前記ルート設定手段によって設定されたルートの予測交通情報を、前記リンク交通情報設定手段によって設定されたリンク交通情報に基づいて設定する予測交通情報設定手段と、前記ルート設定手段によって設定されたルートの予測交通情報の信頼度を、前記リンク交通情報設定手段によって設定されたリンク交通情報の信頼度と、該ルートを設定する際に用いた地図情報とに基づいて設定する信頼度算出手段とを備え、
前記リンク交通情報設定手段は、前記第1交通情報にあっては、該第1交通情報をリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値に設定し、前記第2交通情報にあっては、前記第1交通情報に含まれるリンク以外のリンクについて、時間情報に応じた情報鮮度区分と該第2交通情報の情報量に応じた情報量区分とから確率値を算出する確率テーブルに基づいて、該第2交通情報が該当する確率テーブルの確率値うち、該確率値が最大値となる場合に対応した該第2交通情報の平均値をリンク交通情報として設定するとともに、該確率値の最大値をその信頼度として設定し、
前記ナビサーバが、前記第1交通情報記憶手段と前記第2交通情報記憶手段と前記読出手段、及び、前記ルート設定手段と前記リンク交通情報設定手段と前記予測交通情報設定手段と前記信頼度設定手段の一部又は全部を備え、
前記ナビ装置が、前記ルート設定手段と前記リンク交通情報設定手段と前記予測交通情報設定手段と前記信頼度設定手段のうち、前記ナビサーバが備えるもの以外のものを備えることを特徴とする(第発明)。
本発明の通信システムによれば、該通信システムを構成するナビサーバとナビ装置との分散処理によって、第1移動体のナビ装置にルートの予測交通情報及びその信頼度を設定させて出力させることができる。具体的には、該ナビサーバは、第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、該第1及び第2交通情報を該第1及び第2交通情報記憶手段から読み出す読出手段とを必須の構成手段とすればよく、ルート設定手段とリンク交通情報設定手段と予測交通情報設定手段と信頼度算出手段の夫々は、該ナビサーバ又は該ナビ装置のいずれか一方が備えればよい。
これにより、本発明の通信システムによれば、該システムを構成する手段の配置を変更することができため、該通信システムの仕様に応じて該通信システムを適切に構成することができる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の構成説明図であり、図2〜図7は本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図である。
まず、図1を用いて、ナビサーバ100及び第1移動体M1,第2移動体M2(第1移動体と第2移動体を区別しない場合は、移動体Mとする)に搭載されたカーナビ(ナビ装置)200の構成について説明する。
ナビサーバ100は、第1交通情報DB101と、第2交通情報DB102と、サーバDB103と、サーバルート設定部110と、地域特定部120と、リンク抽出部130と、読出部140と、リンク交通情報設定部150と、ナビ装置識別部160とを備えている。尚、各処理部は、CPU,ROM、RAM等のハードウェアにより構成され、これらの各処理部が共通のハードウェアによって構成されていてもよく、これらの各処理部の一部又は全部が異なるハードウェアによって構成されていてもよい。
第1交通情報DB101は、VICSセンターから受信したVICS情報(第1交通情報)を記憶する。
第2交通情報DB102は、移動体M2のカーナビ200からナビサーバ100に送信された移動体M2の走行履歴をVICS情報と同様の形式に変更したプローブ情報(第2交通情報)を記憶する。
サーバDB103は、第1移動体M1のカーナビ200からナビサーバ100に送信された移動体M1の現在位置又は出発位置や目的位置を含む旅行計画や識別情報等を記憶する。また、サーバDB103は、地図情報(マップ情報)、リンクの交通情報の信頼度(確率値)を求める確率テーブル等を記憶する。尚、サーバDB103に記憶されている地図情報には、情報源としての外部コンピュータ(図示略)から、インターネット等のネットワークを通じてナビサーバ100に送信されたものが含まれている。
サーバルート設定部110は、サーバDB103に記憶されている地図情報に基づいて、移動体M1のカーナビ200からナビサーバ100に送信された移動体M1の旅行計画から、移動体M1の現在位置等から目的位置までのサーバルートを設定する。
地域特定部120は、サーバDB103に記憶されている地図情報に基づいて、サーバルート設定部110によって設定されたサーバルートに応じた地域を特定する。
リンク抽出部130は、サーバDB103に記憶されている地図情報に基づいて、地域特定部120によって特定された地域内に含まれるリンクを抽出する。尚、リンクとは、道路上の交差点又は分岐点を含む任意の点同士を当該道路に沿って結んだものを意味する。
読出部140は、リンク抽出部130によって抽出されたリンクについて、第1交通情報DB101と第2交通情報DB102から、該リンクに応じたVICS情報及びプローブ情報を読み出す。
リンク交通情報設定部150は、読出部140によって読み出されたVICS情報及びプローブ情報の種別と、プローブ情報にあっては、サーバDB103に記憶されている確率テーブルとに基づいて、リンク抽出部130によって抽出されたリンクのリンク交通情報(リンクの通過所要時間)およびその信頼度(確率値)を設定する。
ナビ装置識別部160は、第1移動体M1のカーナビ200から当該カーナビ200の識別情報を受信し、当該カーナビ200の種類を認識する。
一方、第1移動体M1のカーナビ200は、第1ナビDB201と、制御部210と、液晶パネル220と、操作ボタン222とを備えている。
第1ナビDB201は、移動体M1の現在位置又は出発位置や目的位置を含む旅行計画、識別情報、ナビサーバ100から送信されたリンク交通情報及びその信頼度等を記憶する。また、第1ナビDB201は、地図情報(マップ情報)を記憶する。尚、第1ナビDB201により記憶されている地図情報は、情報源としての外部コンピュータ(図示略)から、インターネット等のネットワークを通じてカーナビ200に送信されたものが含まれている。
制御部210は、CPU,ROM、RAM等により構成され、旅行計画認識部211と、ナビルート設定部212と、予測交通情報設定部213と、信頼度設定部214とを備えている。
旅行計画認識部211は、第1移動体M1のGPSを利用して、第1移動体M1の現在位置又はユーザがカーナビ200の操作ボタン222を通じて出発位置を個別に入力した場合には該出発位置と、ユーザによって操作ボタン222を通じて入力された目的位置とを含む旅行計画を認識する。
ナビルート設定部212は、第1ナビDB201に記憶されている地図情報に基づいて、第1ナビDB201に記憶されている移動体M1の現在位置又は出発位置や目的位置を含む旅行計画から、移動体M1の目的位置までのナビルートを設定する。
予測交通情報設定部213は、第1ナビDB201に記憶されているリンク交通情報に基づいて、ナビルート212によって設定されたナビルートの予測交通情報を設定する。
信頼度設定部214は、第1ナビDB201に記憶されているリンク交通情報の信頼度に基づいて、ナビルート212によって設定されたナビルートの予測交通情報の信頼度を設定する。
液晶パネル220には、制御部210による制御に従って、移動体M1の位置や、ナビルート、ナビルートの予測交通情報、ナビルートの予測交通情報の信頼度等が表示される。
また、第2移動体M2のカーナビ200は、第2ナビDB202と、走行履歴収集部215とからなる。
走行履歴収集部215は、第2移動体M2に搭載されたGPSやジャイロサンサ(図示略)の出力に基づいて測定される緯度と経度とからなる位置情報と該位置情報に付された時間情報(タイムスタンプ)とからなる第2移動体M2の走行履歴を一定間隔で収集する。
尚、説明の都合上、ここでは第1移動体M1と第2移動体M2とを区別しているが、同一の移動体が第1移動体M1であり、かつ第2移動体M2であってもよい。
前記構成のナビサーバ100及びカーナビ200の機能について図2〜図5を用いて説明する。
まず、第2移動体M2からナビサーバ100に送信された走行履歴に基づいて、プローブ情報(第2交通情報)をナビサーバ100の第2交通情報DB102に記憶する手順について、図2を用いて説明する。
初めに、第2移動体M2のカーナビ200の走行履歴収集部215が、当該カーナビ200に搭載されたGPSやジャイロサンサ(図示略)の出力に基づいて測定される位置情報と該位置情報に付された時間情報とからなる走行履歴を収集する(図2/S215)。そして、第2移動体M2のカーナビ200は、収集された走行履歴をナビサーバ100に一定時間間隔(例えば15分間隔)毎に送信する。
一方、ナビサーバ100は、各第2移動体M2のカーナビ200からサーバ100に送信された第2移動体M2の走行履歴を、ネットワークを介して受信する。
次に、ナビサーバ100の第2交通情報DB102は、第2移動体M2のカーナビ200から受信した第2移動体M2の走行履歴に基づいて、表1に示すように、該走行履歴に含まれるリンクを特定するとともに、該走行履歴に含まれる時間情報から、該リンクの通過所要時間と通過日時とからなるプローブ情報を算出する。さらに、第2交通情報DB102は、表2に示すように、算出された該通過日時に基づいて各リンク別にプローブ情報を時系列順に記憶管理する。
Figure 0004762726
Figure 0004762726
尚、ここでは、第2移動体M2からナビサーバ100に送信された走行履歴に基づいて算出設定されるプローブ情報(第2交通情報)をナビサーバ100の第2交通情報DB102に記憶する手順について説明したが、当該ナビサーバ100に記憶される情報には、外部情報源である道路交通情報通信システム(VICS)センターからネットワークを介して該ナビサーバに提供されるVICS情報(第1交通情報)が含まれる。VICS情報は、表3に示すように、リンクの通過所要時間とその更新日時とからなり、ナビサーバ100の第1交通情報DB101に記憶される。
Figure 0004762726
次に、ナビサーバ100が、第1移動体M1の現在位置又は出発位置からユーザによって第1移動体のカーナビ200に入力された目的位置までのサーバルートを設定し、該サーバルートに応じたリンクを抽出し、該抽出したリンクに対応したVICS情報及びプローブ情報とをそれぞれ第1交通情報DB101及び第2交通情報DB102から読み出す手順について図3〜図4を用いて説明する。
まず、図3に示すように、第1移動体M1のカーナビ200の旅行計画認識部211が、ユーザによって第1移動体M1のカーナビ200の操作ボタン222を通じて目的位置を設定した等のタイミングでGPSによって特定される移動体M1の現在位置と目的位置とを含む旅行計画を認識する(図3/S211)。尚、ユーザが移動体Mの出発位置を個別に入力した場合には、旅行計画として、移動体Mの現在位置に代えて出発位置を用いるものとする。
続いて、第1移動体M1のカーナビ200は、ナビサーバ100に旅行計画を送信する。一方、ナビサーバ100は、第1移動体M1のカーナビ200からナビサーバ100に送信された旅行計画を、ネットワークを介して受信する。
次に、ナビサーバ100のサーバルート設定部110は、サーバDB103に記憶されている地図情報に基づいて、図4(a)に示すように、第1移動体M1の旅行計画の現在位置又は出発位置PPと目的位置TPとを結ぶサーバルートR1,R2を設定する(図3/S110)。ここで、サーバルートとして、R1,R2の2つのルートが設定されているが、該サーバルートは1つ又は3つ以上設定されてもよい。
続いて、ナビサーバ100の地域特定部120が、サーバDB103から地図情報を読み出し、該地図情報に含まれる複数の地域要素(メッシュ、図中破線矩形)のうちで、図4(b)に示すようにルートR1,R2を含む地域A(図中太線部分)を特定する(図3/S120)。
次に、ナビサーバ100のリンク抽出部130が、サーバDB103に記憶されている地図情報に基づいて、図4(c)に示すように地域Aに含まれる全リンクを抽出する(図3/S130)。
続いて、ナビサーバ100の読出部140が、リンク抽出部130によって抽出された地域Aに含まれるリンクに応じたVICS情報及びプローブ情報を第1交通情報DB101及び第2交通情報DB102からから読み出す(図3/S140)。
次に、ナビサーバ100の読出部140によって第1交通情報DB101及び第2交通情報DB102から読み出された地域Aに含まれるリンクのVICS情報(第1交通情報)及びプローブ情報(第2交通情報)に基づいて、該リンクのリンク交通情報及びその信頼度を算出設定して、第1移動体M1のカーナビ200に送信する手順について図3及び図5を用いて説明する。
まず、図3に示すように、ナビサーバ100のリンク交通情報設定部150は、第1交通情報DB101から読み出されたVICS情報と、第2交通情報DB102から読み出されたプローブ情報と、確率テーブルとから、地域Aに含まれる各リンクのリンク交通情報(リンクの通過所要時間)及びその信頼度(確率値)を算出設定する(図3/S150)。
具体的に、リンク交通情報設定部150は、図5に示すように、地域Aに含まれる各リンクを選択し(図5/S150−1)、選択されたリンクについて第1交通情報DB101から読み出されたVICS情報が存在するか否かを判別する(図5/S150−2)。
そして、リンク交通情報設定部150は、選択されたリンクについてVICS情報が存在する場合には(図5/S150−2・・YES)、該VICS情報を選択されたリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を100%に設定する(図5/S150−3)。
一方、リンク交通情報設定部150は、選択されたリンクについてVICS情報が存在しない場合には(図5/S150−2・・NO)、選択されたリンクについて第2交通情報DB102から読み出されたプローブ情報が存在するか否かを判定する(図5/S150−4)。
そして、リンク交通情報設定部150は、選択されたリンクについて、第2交通情報DB102から読み出されたプローブ情報が存在する場合には(図5/S150−4・・YES)、該プローブ情報から、サーバDB103に記憶されている確率テーブルを用いて、リンク交通情報及びその信頼度を設定する(図5/S150−5)。
具体的に、リンク交通情報設定部150は、まず、前記プローブ情報に含まれるリンクの通過日時から現時点までの時間差(情報鮮度)を算出し、該時間差に応じた累積台数を算出する。続いて、時間差に応じた情報鮮度区分と台数に応じた情報量区分とによって確率値が定まる確率テーブルを用いて、先に算出した時間差と累積台数とからなるプローブ情報が該当する確率値のうち、最大の確率値をリンク交通情報の信頼度として設定する(図5/S150−5)。
例えば、表4に示すように選択されたリンクがリンクaである場合、リンク交通情報設定部150は、まず、プローブ情報に含まれるリンクaの通過日時と現時刻(例えば、2005/04/10, 10:10)との時間差を算出するとともに、時間差の区分(例えば、15分以内)に応じた累積台数を算出する。リンクaについて、プローブ情報に基づいて算出された時間差及び該時間差の区分に応じた累積台数を表5に示す。
Figure 0004762726
Figure 0004762726
次に、リンク交通情報設定部150は、表6に示すように、時間差に応じた情報鮮度区分と台数に応じた情報量区分によって確率値が定まる情報確率テーブルを用いて、表5に示すプローブ情報の時間差と累積台数とから、該プローブ情報が該当する確率値を求める。そして、表6に示すように、該プローブ情報が該当する確率値(表6の太枠部)のうちの最大値(95%)をリンクaの交通情報の信頼度として設定する(図5/S150−5)。
Figure 0004762726
また、リンク交通情報設定部150は、プローブ情報が該当する確率値が最大となるときのリンクの通過所要時間の平均値を表5の通過所要時間から算出してリンクaのリンク交通情報として設定する。例えば、表5において、リンクaについて、プローブ情報が該当する確率値が最大となるのは確率値が95%のときであり、この確率値に該当するのは、表5の時間差が15分以内(表5中の太枠部の4台)の場合である。この時間差が15分以内の場合に該当する4台について、リンクaの通過所要時間の平均値((3+2+4+3)/4=3分)を求め、リンクaのリンク交通情報として設定する(図5/S150−5)。
一方、リンク交通情報設定部150は、選択されたリンクについて第2交通情報DB102から読み出されたプローブ情報も存在しない場合には(図5/S150−4・・NO)、サーバDB103に記憶されている地図情報に基づいて、該リンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定する(図5/S150−6)。
具体的に、リンク交通情報設定部150は、選択されたリンクの距離と法定速度とから該リンクの通過所要時間を算出して、該リンクのリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度の値を一定の値(例えば50%)に設定する(図5/S150−6)。
以上のようにして、選択されたリンクのそれぞれの交通情報及びその信頼度が設定されると(図5/S150−3,/S150−5,150−6)、リンク交通情報設定部150は、地域Aに含まれる全てのリンクについて、リンクの選択が終了したか否かを確認する(図5/S150−7)。
そして、地域Aに含まれる全てのリンクについて、リンクの選択が終了している場合には(図5/S150−7・・YES)、リンク交通情報及びその信頼度の設定処理を終了する。一方、地域Aに含まれる全てのリンクについて、リンクの選択が終了していない場合には(図5/S150−7・・NO)、前述のS105−1に戻って新たなリンクを選択し、上述のS150−2の以下の処理を繰り返す。
このようにして、地域Aに含まれる全てのリンク交通情報及びその信頼度が設定されると(図3/S150)、ナビサーバ100は、第1移動体M1のカーナビ200に地域Aに含まれる全てのリンク交通情報及びその信頼度を送信する。
尚、ナビサーバ100のナビ装置識別部160は、第1移動体M1のカーナビ200から受信したカーナビ200の識別情報に基づいて、第1移動体M1のカーナビ200の種類を認識することができる。そのため、第1移動体M1のカーナビ200の種類が信頼度を出力できる種類の場合には、ナビサーバ100は第1移動体M1のカーナビ200に地域Aに含まれる全てのリンクのリンク交通情報及びその信頼度を送信する。一方、ナビ装置識別部160によって認識された第1移動体M1のカーナビ200の種類が信頼度を出力できない種類の場合には、ナビサーバ100は第1移動体M1のカーナビ200に地域Aに含まれる全てのリンクのリンク交通情報のみを送信する。
次に、第1移動体M1のカーナビ200が、ナビサーバ100から送信された地域Aに含まれる全てのリンクのリンク交通情報及びその信頼度を受信し、該リンクのリンク交通情報及びその信頼度に基づいて、ナビルート設定部212が設定したナビルートの予測交通情報及びその信頼度を設定する手順について図3を用いて説明する。
ます、第1移動体M1のカーナビ200は、ナビサーバ100から、地域Aに含まれる全てのリンクのリンク交通情報及びその信頼度を、ネットワークを介して受信し、第1ナビDB201に記憶する。
次に、第1移動体M1のカーナビ200のナビルート設定部212は、第1ナビDB201に記憶されている旅行計画と、第1ナビDB201に記憶されている地図情報とに基づいて、第1移動体M1の旅行計画の現在位置と目的位置とを結ぶナビルートR1´,R2´を設定する(図3/S212)。ここで、ナビルートとして、2つのルートが設定されているが、該ナビルートは1つ又は3つ以上設定されてもよい。また、ナビルートR1´,R2´が、ナビサーバのサーバルート設定部110によって設定されたサーバルートR1,R2と一致してもよい。
続いて、第1移動体M1のカーナビ200の予測交通情報設定部213は、第1ナビDB201に記憶されている地域Aに含まれる全てのリンク交通情報に基づいて、ナビルート設定部212によって設定されたナビルートR1´,R2´のそれぞれについて、ナビルートの予測交通情報を設定する(図3/S213)。
例えば、表7に示すように、第1ナビDB201に記憶されている地域Aに含まれるリンクがリンクa〜eであり、該リンクa〜eのリンク交通情報が設定されているとすると、ナビルートR1´が、リンクaとリンクbとリンクeとからなる場合(ナビルートR1´=リンクa+リンクb+リンクe)には、ナビルートR1´の予測交通情報は、リンクaのリンク交通情報とリンクbのリンク交通情報とリンクeのリンク交通情報とを加算した値(3+15+7=25分)として設定される。同様にして、ナビルートR2´が、リンクcとリンクdとリンクeとからなる場合(ナビルートR2´=リンクc+リンクd+リンクe)には、ナビルートR1´の予測交通情報は、リンクcのリンク交通情報とリンクdのリンク交通情報とリンクeのリンク交通情報とを加算した値(5+6+7=18分)として設定される。
Figure 0004762726
次に、第1移動体M1のカーナビ200の信頼度設定部214は、第1ナビDB201に記憶されている地域Aに含まれる全てのリンクのリンク交通情報の信頼度と、第1ナビDB201の地図情報とに基づいて、ナビルート設定部212によって設定されたナビルートR1´,R2´のそれぞれについて、ナビルートの予測交通情報の信頼度を設定する。
例えば、上述の表7に示すように、第1ナビDB201に記憶されている地域Aに含まれるリンクがリンクa〜eであり、該リンクa〜eのリンク交通情報及びその信頼度が設定されているとすると、ナビルートR1´が、リンクaとリンクbとリンクeとからなる場合(R1´=リンクa+リンクb+リンクe)には、ナビルートR1´の予測交通情報の信頼度は、リンクaのリンク交通情報の信頼度(95%)とリンクbのリンク交通情報の信頼度(100%)とリンクeのリンク交通情報の信頼度(100%)とを、それぞれリンクaの距離とリンクbの距離とリンクeの距離がナビルートR1´の距離に占める割合に応じて重み付けして加算した値として設定される。
この場合、第1ナビDB201の地図情報から、リンクa〜eの距離が、表8の通りであるとすると、ナビルートR1´の距離は、リンクaとリンクbとリンクeとの値を加算した値(2+7+4=13km)として算出される。従って、ナビルートR1´の予測交通情報の信頼度は、リンクaのリンク交通情報の信頼度(95%)にナビルートR1´の距離(13km)に占めるリンクaの距離(2km)の割合を掛けた値と、リンクbのリンク交通情報の信頼度(100%)にナビルートR1´の距離(13km)に占めるリンクbの距離(7km)の割合を掛けた値と、リンクeのリンク交通情報の信頼度(100%)にナビルートR1´の距離(13km)に占めるリンクaの距離(4km)の割合を掛けた値とを加算した値(95×(2/13)+100×(7/13)+100×(4/13)≒99%)として設定される。同様にして、ナビルートR2´が、リンクcとリンクdとリンクeとからなる場合、ナビルートR2´の予測交通情報の信頼度は、リンクcのリンク交通情報の信頼度(60%)にナビルートR2´の距離(15km)に占めるリンクaの距離(5km)の割合を掛けた値と、リンクdのリンク交通情報の信頼度(55%)にナビルートR2´の距離(15km)に占めるリンクbの距離(6km)の割合を掛けた値と、リンクeのリンク交通情報の信頼度(100%)にナビルートR1´の距離(15km)に占めるリンクaの距離(4km)の割合を掛けた値とを加算した値(60×(5/15)+55×(6/15)+100×(4/15)≒69%)として設定される。
Figure 0004762726
以上のようにして設定されたナビルートの予測交通情報及びその信頼度は、第1移動体M1のカーナビ200の液晶パネル220に出力した様子を図6に模式的に示す。これにより、ユーザは、カーナビ200の液晶パネル220に出力されたルートにおける予測交通情報がどの程度信頼できる情報か認識することができる。
次に、本実施形態の他の形態について、説明する。
本実施形態の他の態様として、ナビサーバ100の地域特定部120とリンク抽出部130との代わりに、ノードに基づくリンク抽出部(図示略)を備える構成としてもよい。
この場合、ナビサーバ100のノードに基づくリンク抽出部は、ナビサーバ100の地域特定部120の代わりに、サーバDB103の地図情報に基づいて、サーバルート設定部110によって設定されたサーバルートR1,R2のそれぞれに対して、図7(a)に示すように、サーバルート上の全ての交差点又は分岐点を第1ノードN1として特定する。
次に、ノードに基づくリンク抽出部は、図7(b)に例示するように、第1ノードN1の1つを含む道路上の分岐点又は交差点であって、該第1ノードN1以外の点を第2ノードN2として特定する。そして、第2ノードN2を含む道路上の分岐点又は交差点であって、該第2ノードN2及び第1ノードN1以外の点を第3ノードN3として特定する。
続いて、ノードに基づくリンク抽出部は、これら第2ノードN2及び第3ノードN3を特定する一連の処理を、図7(a)に示すサーバルート上のすべて第1ノードN1について行い、図7(c)に示すように、第1ノードN1に対応したすべての第2ノードN2と第3ノードN3とを特定する。
最後に、ノードに基づくリンク抽出部は、リンク抽出部130との代わりに、第1ノードN1同士を結ぶサーバルートR1,R2上のリンクと、各第1ノードN1と該第1ノードN1に基づいて特定された第2ノードN2とを結ぶリンクと、各第2ノードN2と該第2ノードN2に基づいて特定された第3ノードN3とを結ぶリンクとをサーバルートR1,R2に関連するリンクとして抽出する。
このように、ノードに基づくリンク抽出部は、地図情報に含まれるリンクのうち、サーバルートR1,R2を構成するリンク(第1ノードN1同士を結んだ道路部分)と、該リンクと第1ノードN1を共通にする1次リンク(第1ノードN1と第2ノードN2とを結んだ道路部分)と、1次リンクと第2ノードN2を共通にする2次リンク(第2ノードN2と第3ノードN3とを結んだ道路部分)とを抽出することができ、サーバルートR1,R2に関連する一群のリンクを抽出することができる。
また、本実施形態においては、ナビサーバ100が、サーバルート設定部110と、地域特定部120と、リンク抽出部130と、リンク交通情報設定部150とを備え、第1移動体M1のカーナビ200が、ナビルート設定部212と、予測交通情報設定部213と、信頼度設定部214とを備えているが、ナビサーバ100が、これらサーバルート設定部110と、地域特定部120と、リンク抽出部130と、リンク交通情報設定部150と、ナビルート設定部212と、予測交通情報設定部213と、信頼度設定部214とのうちの全部又は一部を備え、第1移動体M1のカーナビ200が、これらサーバルート設定部110と、地域特定部120と、リンク抽出部130と、リンク交通情報設定部150と、ナビルート設定部212と、予測交通情報設定部213と、信頼度設定部214とのうちでナビサーバ100が備えるもの以外のものを備える構成であってもよい。
但し、この場合において、ナビサーバ100又は第1移動体M1のカーナビ200が、サーバルート設定部110とナビルート設定部212の両方を備える場合には、敢えて別ルートを設定する必要がないため、いずれか一方のルート設定部を省略することができる。
また、第1交通情報DB101、第2交通情報DB102及びサーバDB103に記憶管理される情報は、ナビサーバ100の外部のサーバ等に記憶された情報をインターネット等のネットワークを通じてナビサーバ100に送信されたものが含まれている。また、各処理部の一部又は全部が、複数のサーバによって分散処理される構成であってもよい。
さらに、本実施形態において、交通情報はリンクの通過所要時間であったが、これに限定されるものではなく、例えば、第2移動体に設けられた撮像手段によって撮影された画像から、該リンク通過時の移動体数を算出した値などであってもよい。
本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の構成説明図。 本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図。 本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図。 本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図。 本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図。 本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図。 本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の機能説明図。
符号の説明
100…ナビサーバ、 101…第1交通情報DB、 102…第2交通情報DB、 103…サーバDB、 110…サーバルート設定部、 120…地域特定部、 130…リンク抽出部、 140…読出部、 150…リンク交通情報設定部、 160…ナビ装置識別部、 200…カーナビ(ナビ装置)、 201…第1ナビDB、 202…第2ナビDB、 210…制御部、 211…旅行計画認識部、 212…ナビルート設定部、 213…予測交通情報設定部、 214…信頼度設定部、 215…走行履歴収集部、 220…液晶パネル、 222…操作ボタン、 A…地域、 M1…第1移動体、 M2…第2移動体、 R1,R2…サーバルート、 R1´,R2´…ナビルート PP…位置、TP…目的位置

Claims (4)

  1. 第1移動体に搭載されているナビ装置との通信を通じて、第1移動体に情報を提供するナビサーバであって、
    所定の交通情報源から受信した第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、
    第2移動体から受信した、該第2移動体の位置情報と時間情報とからなる走行履歴に基づいて算出される第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、
    前記第1交通情報記憶手段に記憶保持された第1交通情報と前記第2交通情報記憶手段に記憶保持された第2交通情報とに基づいて、該第1交通情報及び第2交通情報に含まれるリンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定するリンク交通情報設定手段と、
    第1移動体に搭載されているナビ装置から受信した、第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのサーバルートを設定するサーバルート設定手段と、
    前記サーバルート設定手段により設定された前記サーバルートに応じたリンクのリンク交通情報及びその信頼度を前記ナビ装置に送信するサーバ送信手段とを備え
    前記リンク交通情報設定手段は、前記第1交通情報にあっては、該第1交通情報をリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値に設定し、前記第2交通情報にあっては、前記第1交通情報に含まれるリンク以外のリンクについて、時間情報に応じた情報鮮度区分と該第2交通情報の情報量に応じた情報量区分とから確率値を算出する確率テーブルに基づいて、該第2交通情報が該当する確率テーブルの確率値うち、該確率値が最大値となる場合に対応した該第2交通情報の平均値をリンク交通情報として設定するとともに、該確率値の最大値をその信頼度として設定することを特徴とするナビサーバ。
  2. 前記ナビサーバは、更に、前記ナビ装置から送信される該ナビ装置の識別情報を受信し、該ナビ装置の識別情報から該ナビ装置の種類を識別するナビ装置識別手段を備え、
    前記サーバ送信手段は、前記ナビ装置識別手段によって識別された前記ナビ装置の種類が所定の種類である場合にのみ、前記サーバルートに応じたリンクのリンク交通情報に加えて、その信頼度をナビ装置に送信させることを特徴とする請求項1記載のナビサーバ。
  3. 第1移動体に搭載されているナビ装置と該ナビ装置に情報を提供するナビサーバとからなる通信システムであって、
    前記ナビサーバは、所定の交通情報源から受信した第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、
    第2移動体から受信した、該第2移動体の位置情報と時間情報とからなる走行履歴に基づいて算出される第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、
    前記第1交通情報記憶手段に記憶保持された第1交通情報と前記第2交通情報記憶手段に記憶保持された第2交通情報とに基づいて、該第1交通情報及び第2交通情報に含まれるリンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定するリンク交通情報設定手段と、
    第1移動体に搭載されているナビ装置から受信した、第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのサーバルートを設定するサーバルート設定手段と、
    前記サーバルート設定手段により設定された前記サーバルートに応じたリンクのリンク交通情報及びその信頼度を前記ナビ装置に送信するサーバ送信手段とを備え、
    前記リンク交通情報設定手段は、前記第1交通情報にあっては、該第1交通情報をリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値に設定し、前記第2交通情報にあっては、前記第1交通情報に含まれるリンク以外のリンクについて、時間情報に応じた情報鮮度区分と該第2交通情報の情報量に応じた情報量区分とから確率値を算出する確率テーブルに基づいて、該第2交通情報が該当する確率テーブルの確率値うち、該確率値が最大値となる場合に対応した該第2交通情報の平均値をリンク交通情報として設定するとともに、該確率値の最大値をその信頼度として設定し、
    前記ナビ装置は、前記ナビサーバからリンク交通情報及びその信頼度を受信したときに、前記第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのナビルートを設定するナビルート設定手段と、
    前記ナビルート設定手段によって設定されたナビルートの予測交通情報を設定する予測交通情報設定手段と、
    前記ナビルート設定手段によって設定されたナビルートの予測交通情報の信頼度を設定する信頼度設定手段とを備え、
    前記予測交通情報設定手段は、前記ナビサーバから受信したリンク交通情報に基づいて、前記ナビルート上の各リンクのリンク交通情報の和をナビルートの予測交通情報として設定し、
    前記信頼度設定手段は、前記ナビルートを設定する際に用いた地図情報から、該ナビルート上の各リンクが該ナビルート全体に占める距離の割合を算出し、該割合に応じて前記ナビサーバから受信したリンク交通情報の信頼度を重み付けして加算した値をナビルートの予測交通情報の信頼度として設定することを特徴とする通信システム。
  4. 第1移動体に搭載されているナビ装置と該ナビ装置に情報を提供するナビサーバとからなる通信システムであって、
    所定の交通情報源から受信した第1交通情報を記憶保持する第1交通情報記憶手段と、
    第2移動体から受信した、該第2移動体の位置情報と時間情報とからなる走行履歴に基づいて算出される第2交通情報を記憶保持する第2交通情報記憶手段と、
    第1移動体の現在位置又は出発位置と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した地図情報とに基づいて、第1移動体の現在位置又は出発位置から目的位置までのルートを設定するルート設定手段と、
    前記ルート設定手段により設定された前記ルートに応じた前記第1交通情報及び第2交通情報を読み出す読出手段と、
    前記第1交通情報と前記第2交通情報とに基づいて、該第1交通情報及び第2交通情報に含まれるリンクのリンク交通情報及びその信頼度を設定するリンク交通情報設定手段と、
    前記ルート設定手段によって設定されたルートの予測交通情報を、前記リンク交通情報設定手段によって設定されたリンク交通情報に基づいて設定する予測交通情報設定手段と、
    前記ルート設定手段によって設定されたルートの予測交通情報の信頼度を、前記リンク交通情報設定手段によって設定されたリンク交通情報の信頼度と、該ルートを設定する際に用いた地図情報とに基づいて設定する信頼度算出手段とを備え、
    前記リンク交通情報設定手段は、前記第1交通情報にあっては、該第1交通情報をリンク交通情報として設定するとともに、その信頼度を所定の確率値に設定し、前記第2交通情報にあっては、前記第1交通情報に含まれるリンク以外のリンクについて、時間情報に応じた情報鮮度区分と該第2交通情報の情報量に応じた情報量区分とから確率値を算出する確率テーブルに基づいて、該第2交通情報が該当する確率テーブルの確率値うち、該確率値が最大値となる場合に対応した該第2交通情報の平均値をリンク交通情報として設定するとともに、該確率値の最大値をその信頼度として設定し、
    前記ナビサーバが、前記第1交通情報記憶手段と前記第2交通情報記憶手段と前記読出手段、及び、前記ルート設定手段と前記リンク交通情報設定手段と前記予測交通情報設定手段と前記信頼度設定手段の一部又は全部を備え、
    前記ナビ装置が、前記ルート設定手段と前記リンク交通情報設定手段と前記予測交通情報設定手段と前記信頼度設定手段のうち、前記ナビサーバが備えるもの以外のものを備えることを特徴とする通信システム。
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