JP4761201B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の可変速駆動や系統連係をおこなう、コンバータ、チョッパ、インバータからなる電力変換装置に関する。
従来のコンバータ、インバータからなる電力変換装置は、さまざまな環境下でも定格の出力を得るよう余裕を持って設計され、入力電圧の低い使用環境下でも、明記する定格出力を保証している。例えば、200V系統であれば、入力電圧がAC200VからAC240Vの範囲内など、使用する環境に幅を持たせている。特に汎用製品として設計されている物は、さまざまな使用環境を加味して設計されている。
図8は一般的にインバータと呼ばれる電力変換装置を示している。図8において、1は電力変換装置であり、2はコンバータ、3はインバータ、4はコンタクタ、5は突入電流防止抵抗である。コンタクタ4と突入電流防止抵抗5は並列に接続され直流電源とコンデンサとで直列に接続されている。
一般に入力電圧は定格電圧を中心に変動するが、定格電圧よりもかなり低くなる場合がある。この様な場合は、最も低くなる電源電圧の条件を想定して大型のインバータを設置したり、昇圧チョッパを用いて高い電圧に安定させるという従来技術がある。(例えば、非特許文献1)。
また、特許文献1のように通常の電源電圧変動に対して、双方向コンバータと補助電源を接続して出力を安定させる従来技術もあるが、装置が大型化してしまう。図9に従来技術の回路図を示す。また、図10は従来技術の動作波形図である。図9において、商用電源Vsが接続された状態でのインバータ101の電源電圧V1 は図10(a)のように脈流波形となる。いま、インバータ101が安定動作するための電源電圧の下限電圧をVaとすると、電源電圧V1 が下限電圧Vaよりも高い区間では、双方向に電力変換可能な双方向コンバータ102により、二次電池Eに充電を行う。ここで、双方向に電力変換可能な双方向コンバータ102は、少なくとも高周波トランスと高周波スイッチング素子を備え、一方の電源入力端子から入力された直流電圧を高周波電力に変換し、整流・平滑して他方の電源入力端子から直流電力として出力すると共に、その逆変換も可能としたDC−DCコンバータからなる。電源電圧V1 が下限電圧Va以下となる区間においては、二次電池Eより放電し、双方向コンバータ102によって電力変換され、インバータ101に対して電力を供給する。以上の動作を脈流のサイクルに合わせて繰り返すことにより、結果的には電源電圧V1 は図10(d)に示すような波形になる。電源電圧V1 は必ず下限電圧Va以上である為、インバータ101は安定発振を続け、負荷Zへ高周波電力が安定して供給されるというものである。
また、特許文献2のように、入力の電圧が停電などによって遮断された時のみ昇圧チョッパにより昇圧し、負荷側へ安定した電力を供給するという従来技術があるが、通常はインバータが要求する最大定格電圧まで上昇させる事は出来ず、既存の装置へ取り付ける事も出来ない。図11は特許文献2の従来技術を示す回路図である。DC/DCコンバータ212はスイッチングの電源の本体であり、入力する直流電圧を所望の直流電圧に変換し安定化して出力する作用を果たす。DC/DCコンバータ212の入力側は交流入力を整流する整流ダイオード210とその出力側に設けた平滑コンデンサC1を有する。この従来技術は平滑コンデンサC1とDC/DCコンバータ212の間にステップアップ・コンバータ214を設けると共に、バイパスするバイパス・ダイオードD1を設けている。ステップアップ・コンバータ214は昇圧型にチョッパであり、バイパス・ダイオードD1 は整流ダイオードの出力をDC/DCコンバータ212に供給できるような向きに接続されている。チョークコイルLとダイオードD2を直列に接続して平滑コンデンサC1の一端とDC/DCコンバータ212の一端との間に設け、チョークコイルLとダイオードD2のアノードとの接続点とDC/DCコンバータ212の他端との間にスイッチングトランジスタQを設け、またダイオードD2のカソードとDC/DCコンバータ212の他端との間にコンデンサC2を接続している。また、出力電圧を検出し、それに応じてスイッチングトランジスタQを制御する制御回路216を設けている。このステップアップ・コンバータ214は、スイッチングトランジスタQの導通時にインダクタンスLに磁気的なエネルギーを蓄積させておき、スイッチングトランジスタQが非導通となる期間に入力側及びインダクタンスLのエネルギーをダイオードD2を通してDC/DCコンバータ側に供給するものである。スイッチングトランジスタQを導通させる時比率を変えることによってインダクタンスLに蓄えられるエネルギーが変わり、出力電圧を可変できる。その調整は制御回路216によりて行っており、ステップアップ・コンバータ214は交流入力が供給されている間は停止していて、平滑コンデンサC1の端子電圧がある値まで低下したとき動作を開始する。交流入力が正常に供給されている間は、整流ダイオード210によって整流が行われ平滑コンデンサC1で平滑化される。その電力はバイパス・ダイオードD1を通してDC/DCコンバータ212に供給され、所定の出力電圧に安定化制御されて負荷を駆動することになる。交流入力が遮断した場合には図12に示すように平滑コンデンサC1の端子電圧Vc1は徐々に低下する。それがある電圧V2になるとステップアップ・コンバータ14が動作する。これは制御回路216によってコンデンサC2の端子電圧Vc2を監視することによってなされる。この電圧V2はDC/DCコンバータ212がその発振動作を停止する電圧V1よりも若干高く設定される。ステップアップ・コンバータ214は平滑コンデンサC1に蓄積されているエネルギーによって動作する。そのため平滑コンデンサC1の端子電圧VC1は更に低下し続ける。しかしステップアップ・コンバータ14によってその出力電圧VC2はV1より高い、ある一定の電圧V2に保たれる。この動作は平滑コンデンサC1に蓄積されているエネルギーがなくなるまで続く。このため、その間、DC/DCコンバータ212は発振動作を続け、その出力電圧V0は通常時と同じ値を維持する。なおバイパス・ダイオードD1はステップアップ・コンバータ14の出力が入力側に逆流するのを防止する機能を果たす。蓄積されていたエネルギーが無くなるとステップアップ・コンバータ214は発振動作を停止し、その出力電圧VC 2は急激に低下する。出力電圧VC2がV1以下になるとDC/DCコンバータ212はもはや発振動作を維持することができず、その出力電圧V0も急激に低下することになる。このようにして従来無駄になっていた平滑コンデンサC2のV1以下のエネルギーがステップアップ・コンバータ14によりDC/DCコンバータ12の動作時間を長くするのに利用され、全体としてスイッチング電源の出力保持時間TH1が長くなる。また平滑コンデンサC1の蓄積エネルギーが使用されるため、その端子電圧はすみやかに十分低い状態になるというものである。
このように、従来のインバータは、使用される入力電圧が安定していない場合には過剰な設備投資を必要とし、また、既存の設備を用いて、最大定格電圧まで電圧を得ようとすると、大掛かりな変更を余儀なくされていた。
長谷川 彰 著「スイッチング・レギュレータ設計ノウハウ」QC出版、1985年4月10日、p.23−26 特許第3232741号公報(図1、図2) 特許第2781977号公報(図1、図2)
従来のインバータは、電源が最悪の状態を想定して選定しなければならないため、インバータを大型なものにしなければならなかった。また、必要とする定格電圧に少しでも足りなかった場合、既設のモータや電力設備をすべて取り替えなければならず、莫大な費用が発生した。また、昇圧チョッパを用いる場合でも、通常は1.5倍〜2倍、または3倍〜5倍という昇圧率をもつ装置であるため、必要な定格を大きく上回る過剰な装置が用いなければならなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、入力電源電圧が低い場合でもインバータを定格まで出力でき、既設のインバータを変更することなく、必要な電圧を得る事ができる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、入力される交流電圧を直流電圧に変換し、第1直流電圧として第1端子に出力するコンバータと、第2端子にかかる第2直流電圧を交流電圧に変換し、負荷側に出力するインバータと、第3端子にかかる直流電圧を変圧して生成される直流電圧を第4端子に出力する別置き可能なチョッパと、を備え、前記第1端子と前記第2端子を接続して前記第1直流電圧と前記第2直流電圧の電位を等しくするか、あるいは、前記第1端子と前記第3端子を接続して前記第1直流電圧と前記第3端子にかかる直流電圧の電位を等しく、かつ、前記第2端子と前記第4端子を接続して前記第2直流電圧と前記第4端子にかかる直流電圧の電位を等しくするかの、いずれか一方を選択可能に構成されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電力変換装置において、前記チョッパは、コンデンサとインダクタとダイオードとスイッチング素子を有する昇圧回路と、前記スイッチング素子のゲート信号を出力する制御回路を備え、前記コンデンサは前記第3端子の正電位側と負電位側間に接続され、前記インダクタは前記コンデンサの正電位側と前記スイッチング素子のコレクタ端子間に接続され、前記スイッチング素子のエミッタ端子は前記コンデンサの負電位と接続され、前記第4端子の正電位側は前記ダイオードを介して前記スイッチング素子のコレクタ端子と接続され、前記第4端子の負電位側は前記コンデンサの負電位側と接続され、前記制御回路は、前記第4端子の電位を第1電圧信号として検出する電圧検出部と、設定可能な電圧指令と前記第1電圧信号との誤差電圧をPID処理し第1制御信号を生成するPID処理部と、前記第1制御信号をPWM信号に変換するPWM信号生成部と、前記PWM信号から前記スイッチング素子を駆動するゲート信号を生成するゲート信号生成部と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電力変換装置において、前記チョッパは、コンデンサとインダクタとダイオードとスイッチング素子を有する昇圧回路と、前記スイッチング素子のゲート信号を出力する制御回路を備え、前記コンデンサは前記第3端子の正電位側と負電位側間に接続され、前記インダクタは前記コンデンサの正電位側と前記スイッチング素子のコレクタ端子間に接続され、前記スイッチング素子のエミッタ端子は前記コンデンサの負電位と接続され、前記第4端子の正電位側は前記ダイオードを介して前記スイッチング素子のコレクタ端子と接続され、前記第4端子の負電位側は前記コンデンサの負電位側と接続され、前記制御回路は、前記第3端子の電位を第2電圧信号として検出する電圧検出部と、設定可能な電圧指令と前記第2電圧信号に基づきPWM信号に変換するPWM信号生成部と、 前記PWM信号から前記スイッチング素子を駆動するゲート信号を生成するゲート信号生成部と、を備えることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項に記載の電力変換装置において、前記チョッパは、コンデンサとインダクタとダイオードとスイッチング素子を有する昇圧回路と、前記スイッチング素子のゲート信号を出力する制御回路と、前記交流電圧を入力する第5端子を備え、前記コンデンサは前記第3端子の正電位側と負電位側間に接続され、前記インダクタは前記コンデンサの正電位側と前記スイッチング素子のコレクタ端子間に接続され、前記スイッチング素子のエミッタ端子は前記コンデンサの負電位と接続され、前記第4端子の正電位側は前記ダイオードを介して前記スイッチング素子のコレクタ端子と接続され、前記第4端子の負電位側は前記コンデンサの負電位側と接続され、前記制御回路は、前記第5端子の電位を第3電圧信号として検出する電圧検出部と、設定可能な電圧指令と前記第3電圧信号に基づきPWM信号に変換するPWM信号生成部と、前記PWM信号から前記スイッチング素子を駆動するゲート信号を生成するゲート信号生成部と、を備えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の電力変換装置において、前前記PWM信号生成部は、前記設定可能な電圧指令と前記電圧検出器により検出した電圧信号との比、及び前記PWM信号の周期を用いて前記スイッチング素子のオン時間を決定することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力変換装置において、前記インバータの入力側にコンデンサを接続したことを特徴とするものである。
本発明によると、入力電源電圧が低い場合でもインバータを定格まで出力でき、既設のインバータを変更することなく、必要な電圧を得る事ができる電力変換装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の電力変換装置の回路構成を示す図である。1は第1電力変換装置、2は第2電力変換装置である。また、第1電力変換装置1に含まれる3はコンバータ、4はインバータ、5はコンタクタ、6は突入抵抗、7は平滑コンデンサである。また、第2電力変換装置に含まれる8は昇圧用コンデンサ、9はインダクタ、10はスイッチング素子、11はダイオードである。また、12は制御回路であり、制御回路の中の13は電圧指令、14は第1電圧検出主部、15はPID処理部、16は第1PWM信号生成部、17はゲート信号生成部である。
次に動作について説明する。一般的にインバータは、交流電源のR相電圧、S相電圧、T相電圧をコンバータ2へ入力して、直流電源を得る。電源が投入されると、コンタクタが開いているので、電流は突入電流防止抵抗を通って平滑コンデンサを充電する。平滑コンデンサの電圧が上昇して、電源電圧に近い状態になるとコンタクタを閉じる。インバータ3は直流電源電圧を再び交流電源に変換してU相、V相、W相の交流電圧を出力する。製品としてのインバータは、コンバータとインバータの接続を切り離し、コンバータの出力である直流電源の端子P1と、インバータの端子P2、コモン端子Nを備えているものが多い。これらの端子を利用することにより、昇圧用コンデンサ7、インダクタ8、スイッチング素子9、ダイオード10で構成される昇圧チョッパである第2電力変換装置を付加することができ、制御回路12によって任意の電圧へ昇圧する事ができる。PID処理部15は電圧指令部が生成する電圧指令Vrefと第1電圧検出部が検出するコンデンサ7の電圧Vcの差をとりPID処理をして第1制御信号CS1を生成する。第1PWM信号生成部は第1制御信号CS1を鋸歯状波SAWまたは三角波TRIと比較してON、OFF信号であるPWM信号を生成する。ゲート信号生成部はPWM信号を絶縁、増幅してスイッチング素子10のゲートを駆動する。スイッチング素子10はゲート信号がONであればONし、第1力流電源電圧Vdをインダクタ9で短絡し、電流を上昇させる。インダクタに蓄えられるエネルギーはインダクタンスをL、電流をILとすれがL×IL/2になる。次にゲート信号がOFFになればスイッチング素子もOFFし、インダクタンスに蓄えられた電流ILはダイオード11、コンタクタ5、コンデンサ7およびインバータ4を通って第1直流電源にもどりながら、インバータ4に消費される以外の電流でコンデンサ7をチャージし、コンデンサ電圧Vcを上昇させ、減衰する。こうした動作を繰りかえしてコンデンサ電圧Vcを電圧指令どおりの電圧Vrefに維持する。
図2は第2実施例の構成を示す図である。実施例1と異なるのは、第1直流電源電圧を制御信号として用いる点と、電圧のフィードバック制御を行わない点である。第2PWM信号生成部は,電圧指令Vrefと第1直流電源電圧の第2電圧信号Vdをもとに、スイッチング素子のON時間を、PWM周期Tprdから式(1)のように決定する。
Ton=Tprd×(1−Vd/Vref) (1)
VrefはVd以下の値ととることはできない。図4は図3をシミュレーションしたときのタイムチャートである。シミュレーションの条件は、PWM周波数500Hz、インダクタのインダクタンスL=2mH、コンデンサ7の容量C=2000μF、第1直流電源電圧Vd=24V、第2直流電源電圧Vcは指令電圧Vrefに追従する。VrefはVd=24Vから200+Vdを0.5secかけてスルーアップ、スルーダウンさせている。
図3は第3実施例の構成を示す図である。第2実施例と異なるところは第1直流電源電圧を検出信号として用いたものを交流電源電圧を検出信号として用いた点である。Vacは3相全波整流波形で、実質的には第1直流電源電圧を用いたものと等価である。式(1)と同じように式(2)でスイッチング素子のON時間を制御する。
Ton=Tprd×(1−Vac/Vref) (2)
図6は電力変換装置の制御方法を示すフローチャートである。図6において、ステップSA1で電圧指令を読込み、ステップSA2でスルーアップ・スルーダウンさせた第1電圧指令を生成する。次にステップSA3で第1電圧指令から第2直流電源電圧の第1電圧信号を減算し、電圧偏差を生成する。次に、ステップSA4で電圧偏差信号をPID処理をして第1制御信号を生成する。PID処理は電圧制御比例ゲインをkv、電圧制御積分時定数をTvi、電圧制御微分時定数をTvdとすると第1制御信号CS1は、電圧偏差をΔV(s)とすると、CS1(k)=Kv×(1+1/sTvi+sTvd)*ΔV(s)で表されるが、サンプリング制御では、CS1(k)=Kv*(ΔV(k)+ΣΔV(k)/Tvi+Tvd×(ΔV(k)−ΔV(k−1))である。次にステップSA5で、第1制御信号と三角波信号または鋸歯状波信号とを比較しPWM信号を生成する。次にステップSA6でPWM信号を絶縁されたゲート信号とし、ステップSA7でチョッパのゲートを駆動する。
図8は電力変換装置の別な制御方法を示すフローチャートである。図8において、ステップSB1で電圧指令を読込み、ステップSB2で電圧指令Vrefをスルーアップ・スルーダウンした第1電圧指令Vref1を生成する。次に、ステップSB3で第1電圧指令Vref1と第1直流電源の第2電圧信号VdとPWM周期Tprdから式(1)を用いてスイッチング素子のON時間を生成する。次にステップSB4でON・OFFの連速したPWM信号を生成し、ステップSB5で絶縁されたゲート信号を生成する。次にステプSB6でゲート信号でチョッパのスイッチング素子を駆動する。
本発明の電力変換装置および制御方法によると、インバータに必要な電圧を生成できるので既設のインバータを変更しなくとも、電源変動の大きい用途への適用だけでなく、バッテリ駆動といった低電圧の電源しかない用途にも適用できる。
本発明の第1実施例を示す電力変換装置の回路図 本発明の第2実施例を示す電力変換装置の回路図 本発明の第3実施例を示す電力変換装置の回路図 第2実施例をシミュレーションしたタイムチャート。 図4の中央部を拡大したタイムチャート 本発明の方法を示すフローチャート 本発明の方法を示すフローチャート 従来例のブロック図 従来例のブロック図 従来例のタイムチャート 従来例のブロック図 従来例のタイムチャート
符号の説明
1 第1電力変換装置
2 第2電力変換装置
3 コンバータ
4 インバータ
5 コンタクタ
6 突入抵抗
7 コンデンサ
8 コンデンサ
9 インダクタ
10 スイッチング素子
11 ダイオード
12 制御回路
13 電圧指令
14 第1電圧検出部
15 PID処理部
16 第1PWM信号生成部
17 ゲート信号生成部
18 第2電圧検出部
19 第2PWM信号生成部
20 第3電圧検出部
21 第1出力端子群
22 第1入力端子群
23 第2入力端子群
24 第2出力端子群

Claims (6)

  1. 入力される交流電圧を直流電圧に変換し、第1直流電圧として第1端子に出力するコンバータと、
    第2端子にかかる第2直流電圧を交流電圧に変換し、負荷側に出力するインバータと
    第3端子にかかる直流電圧を変圧して生成される直流電圧を第4端子に出力する別置き可能なチョッパと、を備え、
    前記第1端子と前記第2端子を接続して前記第1直流電圧と前記第2直流電圧の電位を等しくするか、あるいは、前記第1端子と前記第3端子を接続して前記第1直流電圧と前記第3端子にかかる直流電圧の電位を等しく、かつ、前記第2端子と前記第4端子を接続して前記第2直流電圧と前記第4端子にかかる直流電圧の電位を等しくするかの、いずれか一方を選択可能に構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記チョッパは、コンデンサとインダクタとダイオードとスイッチング素子を有する昇圧回路と、前記スイッチング素子のゲート信号を出力する制御回路を備え、
    前記コンデンサは前記第3端子の正電位側と負電位側間に接続され、前記インダクタは前記コンデンサの正電位側と前記スイッチング素子のコレクタ端子間に接続され、前記スイッチング素子のエミッタ端子は前記コンデンサの負電位と接続され、前記第4端子の正電位側は前記ダイオードを介して前記スイッチング素子のコレクタ端子と接続され、前記第4端子の負電位側は前記コンデンサの負電位側と接続され、
    前記制御回路は、前記第4端子の電位を第1電圧信号として検出する電圧検出部と、設定可能な電圧指令と前記第1電圧信号との誤差電圧をPID処理し第1制御信号を生成するPID処理部と、前記第1制御信号をPWM信号に変換するPWM信号生成部と、前記PWM信号から前記スイッチング素子を駆動するゲート信号を生成するゲート信号生成部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記チョッパは、コンデンサとインダクタとダイオードとスイッチング素子を有する昇圧回路と、前記スイッチング素子のゲート信号を出力する制御回路を備え、
    前記コンデンサは前記第3端子の正電位側と負電位側間に接続され、前記インダクタは前記コンデンサの正電位側と前記スイッチング素子のコレクタ端子間に接続され、前記スイッチング素子のエミッタ端子は前記コンデンサの負電位と接続され、前記第4端子の正電位側は前記ダイオードを介して前記スイッチング素子のコレクタ端子と接続され、前記第4端子の負電位側は前記コンデンサの負電位側と接続され、
    前記制御回路は、前記第3端子の電位を第2電圧信号として検出する電圧検出部と、設定可能な電圧指令と前記第2電圧信号に基づきPWM信号に変換するPWM信号生成部と、 前記PWM信号から前記スイッチング素子を駆動するゲート信号を生成するゲート信号生成部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記チョッパは、コンデンサとインダクタとダイオードとスイッチング素子を有する昇圧回路と、前記スイッチング素子のゲート信号を出力する制御回路と、前記交流電圧を入力する第5端子を備え、
    前記コンデンサは前記第3端子の正電位側と負電位側間に接続され、前記インダクタは前記コンデンサの正電位側と前記スイッチング素子のコレクタ端子間に接続され、前記スイッチング素子のエミッタ端子は前記コンデンサの負電位と接続され、前記第4端子の正電位側は前記ダイオードを介して前記スイッチング素子のコレクタ端子と接続され、前記第4端子の負電位側は前記コンデンサの負電位側と接続され、
    前記制御回路は、前記第5端子の電位を第3電圧信号として検出する電圧検出部と、設定可能な電圧指令と前記第3電圧信号に基づきPWM信号に変換するPWM信号生成部と、前記PWM信号から前記スイッチング素子を駆動するゲート信号を生成するゲート信号生成部と、を備えることを特徴とする請求項記載の電力変換装置。
  5. 前記PWM信号生成部は、前記設定可能な電圧指令と前記電圧検出器により検出した電圧信号との比、及び前記PWM信号の周期を用いて前記スイッチング素子のオン時間を決定することを特徴とする請求項3又は4に記載の電力変換装置。
  6. 前記インバータの入力側にコンデンサを接続したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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