JP4761148B2 - 蒸気洗浄具 - Google Patents
蒸気洗浄具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4761148B2 JP4761148B2 JP2006184420A JP2006184420A JP4761148B2 JP 4761148 B2 JP4761148 B2 JP 4761148B2 JP 2006184420 A JP2006184420 A JP 2006184420A JP 2006184420 A JP2006184420 A JP 2006184420A JP 4761148 B2 JP4761148 B2 JP 4761148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- pad
- nozzle
- cleaning tool
- front surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
また、パッドはもとよりボディやパッドホルダーその他の構成部材は80℃程度の耐熱性を有するもので充分であり、それにもかかわらず蒸気熱によって早期にへたってしまったり熱損傷を受けてしまうことなく長時間にわたって使用することができるように、蒸気熱を分散させたりボディの伝熱性を押さえることができる構造仕様となっている。また、各構成部品としては市販の汎用製品を利用可能であってそれらの組み合わせにより安価に製作でき、面倒なメンテナンスも不要であり、一部の部品が損傷した際にはそれのみを簡単に交換することもでき、したがって経済的な洗浄作業を行うことが可能である。
以下で説明する実施形態の蒸気洗浄具は、各種の蒸気洗浄機の付属品として使用されるものであるが、その蒸気洗浄機は有資格者でなくても誰でも自由に製造でき取り扱うことのできる簡易ボイラー仕様のもの、具体的には伝熱面積が0.5m2以下、蒸気圧が0.1MPa以下(ボイラー内蒸気温度は約120℃以下)のものであることを前提としており、また環境面では混合ガス燃料による無騒音燃焼が行われるものとなっており、作業面においてもボイラー容器寸法の制約もあって小形軽量機となっているため機動性に優れた洗浄作業を行い得るものである。
なお、0.1MPa超の蒸気ボイラーとすることは、取扱者はボイラー取扱技能講習を修了しなければならず、製造者は定期点検義務が求められることから、実効性は少ない。
パッド1はたとえばナイロン製の不織布からなるものであって、本実施形態では耐熱温度80℃、寸法が115mm×250mm程度の市販品が好適に採用可能である。なお、この種のパッド1の市販品には表面の粗さが粗目、中粗目、細目、極細目(磨き用)等、各種のものが揃っているので、被洗浄面Sの材質や汚染の程度、要求される洗浄の程度に応じて適切な粗さのものを選択して使用することにより被洗浄面Sに傷を付けてしまうような懸念もない。
ボディ2の前面(被洗浄面Sに対して対向する面、各図において下面)にはパッド1を保持するためのパッドホルダー3が設けられている。パッドホルダー3は上記で例示したようなプラスチック樹脂、たとえばABS樹脂からなる厚さ3.5mm程度のもので、ボディ2の前面に対して接着等により一体に形成されており、その表面にはパッド1を係止してそのずれ止めとなる多数の突起4が形成されている。
上記のパッドホルダー3は各ノズル6の前面で切除された形状であり、したがってノズル6の前面にはパッドホルダー3の厚み相当分(上記の例では3.5mm)の深さの凹部7が自ずと形成され、その凹部7が蒸気溜まり空間として機能し、ノズル6から噴射された蒸気がこの凹部7に滞留しつつ噴射されることでそこからのパッド1への蒸気の浸透が効果的になされるようになっている。
アタッチメント11としては蒸気仕様の耐熱性を有する樹脂製あるいはステンレス製のカプラーあるいはニップルが好適に採用可能であり、蒸気ホース12としては2”/8〜3”/8インチシリコンブレードホースが好適に採用可能である。また、図1に示すように蒸気ホース12には作業員が手元で開閉操作するための蒸気バルブ13が取り付けられ、その蒸気バルブ13としては蒸気噴射を簡単にONN・OFFし得るボールバルブが好適に採用可能である。
また、パッド1はもとよりボディ2やパッドホルダー3その他の構成部材は80℃程度の耐熱性しか有していないにもかかわらず、それらが蒸気熱によって早期にへたってしまったり熱損傷を受けてしまうことなく、長時間にわたって安定に使用することができるように蒸気熱を分散させたり、ボディの伝熱性を押さえる構造仕様となっている。ただし、パッド1は消耗品であるので適宜交換する必要があるが、パッド1としては安価な市販製品を使用可能であるし、その交換作業は締結具9により極めて容易に行うことができる。
そして、本実施形態の蒸気洗浄具は、消耗品であるパッド1はもとより、他の構成部品も何等特殊なものを必要とせず、いずれも市販の安価な汎用製品を利用してそれらを組み合わせることで容易にかつ安価に製作できるものであるし、面倒なメンテナンスも不要であり、仮に一部の部品が損傷したような際にはそれのみを簡単に交換して補修することも可能であるので、各種の蒸気洗浄機の付属品として極めて有効なものである。
たとえば、溝部8に対するパッド1の止着の形態としては、上記実施形態のようにバンド等の締結具9によることに代えて、パッド1をワンタッチで着脱できるような取り付け金具や、あるいはフック状の係止具等を備えておく等、適宜の構成が考えられる。
また、上記のような溝部8を設けることに加えて、図4に示すように適宜のハンドル15をボディ2の背面側に設けることも考えられ、その場合には操作性がより向上するばかりでなく作業員が蒸気熱を受け難くなる利点もある。
1 パッド
2 ボディ
3 パッドホルダー
4 突起
5 蒸気管
6 ノズル
7 凹部(蒸気溜まり空間)
8 溝部(グリップ部)
9 締結具
10 角部(ずれ止め)
11 アタッチメント
12 蒸気ホース
13 蒸気バルブ
15 ハンドル
Claims (3)
- 蒸気洗浄機の付属品として使用されて被洗浄面に蒸気を吹き付けつつ洗浄作業を行うための蒸気洗浄具であって、
前面に蒸気を噴射するノズルを設けたプラスチック樹脂からなるボディに、柔軟かつ耐久性を有するパッドを交換可能に装着して、前記ノズルから噴射した蒸気をパッドを通して被洗浄面に吹き付けつつパッドによる拭き取り及び研磨作業を行う構成とし、
前記ボディの前面には前記パッドを保持するための突起形状を有するパッドホルダーを設けるとともに、該パッドホルダーを前記ノズルの前面で切除することにより、該ノズルの前面に該パッドホルダーの厚み相当分の深さの凹部を蒸気溜まり空間として形成し、
前記ボディの側部に作業員が把持する際のグリップ部となる溝部を形成して、該溝部の前部にパッドを折り曲げてそのずれを防止するためのずれ止めとしての角部を形成し、かつ該溝部にパッドの縁部を着脱可能に止着してなることを特徴とする蒸気洗浄具。 - 請求項1記載の蒸気洗浄具であって、
ボディにはノズルに蒸気を供給するための蒸気管を設け、該蒸気管にはアタッチメントを介して柔軟な蒸気ホースを接続可能とし、該蒸気ホースには蒸気バルブを取り付けてなることを特徴とする蒸気洗浄具。 - 請求項1または2記載の蒸気洗浄具であって、
ボディの背面には作業員が把持するためのハンドルを取り付けてなることを特徴とする蒸気洗浄具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184420A JP4761148B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 蒸気洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184420A JP4761148B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 蒸気洗浄具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008011973A JP2008011973A (ja) | 2008-01-24 |
JP4761148B2 true JP4761148B2 (ja) | 2011-08-31 |
Family
ID=39069615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006184420A Active JP4761148B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 蒸気洗浄具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4761148B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5538508B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-07-02 | 東京ファブリック工業株式会社 | 塗膜延命用スチーム洗浄機 |
EP3017880B1 (en) * | 2014-11-07 | 2019-03-20 | Black & Decker Inc. | Steam cleaning device and accessory |
EP3040132B1 (en) * | 2014-11-07 | 2021-08-04 | Black & Decker, Inc. | Steam cleaning device and accessory |
DE102015006092A1 (de) | 2015-05-09 | 2016-11-10 | Gunnar Pöppe | Reinigungseinrichtung zum Säubern und Pflegen von Terrassendielen o. dgl. Nutzflächen |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60158553A (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-19 | Sanyo Electric Co Ltd | アルカリ電池 |
JP2639184B2 (ja) * | 1990-06-29 | 1997-08-06 | 松下電器産業株式会社 | ノック制御装置のセンサフェイル検出方法 |
JP2966316B2 (ja) * | 1995-05-31 | 1999-10-25 | 株式会社フジエンタープライズ | カーペットの洗浄装置 |
JP2999442B2 (ja) * | 1997-04-25 | 2000-01-17 | 株式会社フジエンタープライズ | 着脱式床洗浄用補助装置及び床洗浄装置 |
JP2003230518A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スチーム噴出器 |
JP4504719B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-07-14 | アズマ工業株式会社 | 反転式フローリングワイパー |
-
2006
- 2006-07-04 JP JP2006184420A patent/JP4761148B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008011973A (ja) | 2008-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4761148B2 (ja) | 蒸気洗浄具 | |
US20070192975A1 (en) | Cleaning glove | |
EP3416535B1 (en) | Cleaning tool with removable sock | |
KR101720246B1 (ko) | 청소도구용 탈착식 물분사장치 | |
US20120301208A1 (en) | Cleaning system | |
CN201920653U (zh) | 一种清洁工具 | |
US9635992B2 (en) | Scrub gloves | |
EP2330962A2 (en) | Plural nozzle cleaning implement | |
EP3016565B1 (en) | Surface cleaning apparatus | |
JP3171040U (ja) | ブラシヘッド及びブラシヘッドを備える蒸気クリーナー | |
JP4687982B2 (ja) | 蒸気洗浄具 | |
US6862769B1 (en) | Vehicle washing device | |
US20140041139A1 (en) | Multi-purpose cleaning tools | |
EP3583277B1 (en) | Pool cleaning device | |
CN205433553U (zh) | 多功能玻璃清洗器 | |
JP4803445B2 (ja) | 蒸気洗浄具 | |
JP4822135B2 (ja) | 蒸気洗浄具 | |
EP3206546B1 (en) | Floor scrubbing machine | |
KR20080001672U (ko) | 걸레부착판이 일체 형성된 스팀 청소기 | |
JP3211682U (ja) | 清掃具 | |
CN205872008U (zh) | 一种汽车清洗器 | |
US20110259379A1 (en) | Wash wand attachment system | |
KR200226001Y1 (ko) | 바닥면 청소구 | |
US20240298864A1 (en) | Surface cleaning device and concentrated steam shot accessory for surface cleaning device | |
CN218356002U (zh) | 一种可蓄污水的喷水拖把 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4761148 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |