JP2966316B2 - カーペットの洗浄装置 - Google Patents

カーペットの洗浄装置

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JP2966316B2 JP13430295A JP13430295A JP2966316B2 JP 2966316 B2 JP2966316 B2 JP 2966316B2 JP 13430295 A JP13430295 A JP 13430295A JP 13430295 A JP13430295 A JP 13430295A JP 2966316 B2 JP2966316 B2 JP 2966316B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施工済のカーペットの
洗浄に用いて好適の、カーペットの洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、床の表面材としてカーペットが多
用されているが、このように床に張られたカーペットは
使用していくうちに汚れていく。このような場合、一般
には、洗浄を行なうことが考えられるが、従来のカーペ
ットの洗浄方法では、洗剤及び水を塗布しながらカーペ
ットをブラッシングして、カーペット内の汚れを取り除
くようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カーペットの洗浄方法では以下のような課題がある。つ
まり、洗剤を用いて洗浄すると、カーペットから洗浄後
の洗剤を除去するために水洗いを行なう必要があるが、
洗剤を十分に除去するには水洗いの際に多量水を用い
ることになり、洗浄後のカーペットの水分回収および乾
燥に時間がかかる。
【0004】また、カーペットの材質によっては、過剰
に水分を供給するとカーペット自体が収縮してしまうと
いう不具合を招くことがある。さらに、洗剤を用いて洗
浄してもなかなか落ちない汚れがあり、洗剤量を増加し
て洗浄を強化しようとすると、洗剤自体のコストが増加
する上に、洗剤を十分に除去するのに要する水の量が増
大して、洗浄後のカーペットの水分回収および乾燥に一
層時間がかかるようになる。
【0005】また、洗剤量を増加しないで念入りに洗浄
を行なおうとしても、作業時間が大幅に増加してしまう
ほか、カーペットの劣化を招きかねない。本発明は、上
述の課題に鑑み創案されたもので、洗剤や多量の水分に
頼らずにカーペットの汚れを十分に取り除くことができ
るようにして、カーペットの洗浄にかかる工程を短縮す
ることができるようにした、カーペットの洗浄装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のカーペットの洗浄装置は、移動可能に設けら
れ、蒸気を発生する蒸気発生手段と、該蒸気発生手段と
別体に設けられるとともに、該蒸気発生手段と蒸気供給
用ホースを介して接続されて、該蒸気発生手段で発生し
た該蒸気をカーペットに供給して該蒸気によって該カー
ペット内を所定の高温多湿雰囲気とすることで該カーペ
ット内に付着した汚れを遊離させる蒸気供給手段と、
蒸気発生手段と該蒸気供給手段との間に設けられ、該蒸
気発生手段から送出された蒸気のうちの液化したものを
取り除き高温な蒸気のみを該蒸気供給手段へ供給する蒸
気分離手段と、該蒸気を供給された該カーペットから該
蒸気供給によって遊離した汚れを吸収する汚れ吸収手段
とをそなえ、該蒸気供給手段が、該カーペット上に配置
される蒸気噴射容器と、該蒸気噴射容器の下面に設けら
れた蒸気噴射口とを有し、該蒸気分離手段が、該蒸気発
生手段からの該蒸気を一旦収容する容器と、該容器に接
続され該容器内の液体を外部に排出する排水用ホースと
を有し、該汚れ吸収手段が、該蒸気噴射容器の下面に装
着されて該カーペットに摺接しうる繊維体であって、該
蒸気発生手段に対して着脱可能に構成 されていることを
特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明のカーペットの洗浄
装置は、請求項1記載の構成において、該蒸気供給手段
は、該蒸気によって該カーペット内を略60°C以上の
高温雰囲気にすることを特徴としている。請求項3記載
の本発明のカーペットの洗浄装置は、請求項1又は2
載の構成において、該汚れ吸収手段が該カーペット上を
摺動するように、該蒸気噴射容器を該カーペットに対し
て垂直な軸心線回りに回転駆動する駆動手段が設けられ
ていることを特徴としている。
【0008】請求項4記載の本発明のカーペットの洗浄
装置は、請求項3記載の構成において、該蒸気噴射口
が、該蒸気噴射容器の回転中心から放射線状に配列され
ていることを特徴としている。請求項5記載の本発明の
カーペットの洗浄装置は、請求項1又は2記載の構成に
おいて、該繊維体を該カーペットに対して垂直な軸心線
回りに回転駆動する駆動手段が設けられていることを特
徴としている。
【0009】請求項記載の本発明のカーペットの洗浄
装置は、請求項3〜5のいずれかに記載の構成におい
て、該蒸気噴射容器及び該駆動手段を一体的に装備する
装置本体をそなえ、該装置本体に該装置本体を移動操作
するためのハンドルが設けられていることを特徴として
いる。求項記載の本発明のカーペットの洗浄装置
は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成において、該
蒸気供給手段が、該汚れ吸収手段を介して該カーペット
へ蒸気を供給するように構成されていることを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】上述の請求項1記載の本発明のカーペットの洗
浄装置では、蒸気発生手段で蒸気を発生すると、この蒸
気は蒸気供給用ホースを介して蒸気発生手段から蒸気供
給手段に送られて、この蒸気供給手段によってカーペッ
トに供給される。このと き、蒸気供給手段では、カーペ
ット上に配置された蒸気噴射容器の下面の蒸気噴射口か
ら、蒸気を噴射することで蒸気をカーペットに供給す
る。カーペットは、蒸気を供給されると、カーペット繊
維の温度及び湿度が上昇して、所定の高温多湿雰囲気と
されるため、カーペット繊維内に付着した汚れが繊維か
ら分解し遊離するようになる。汚れ吸収手段として蒸気
噴射容器の下面に装着された繊維体が、カーペットに摺
接しながらこの蒸気供給によってカーペット繊維から遊
離した汚れを吸収することで、カーペットが洗浄され
る。
【0011】また、このとき、蒸気発生手段から送出さ
れた蒸気は、途中の蒸気分離手段によって、その液化し
たもの(液体)が取り除かれて、この取り除かれた液体
は、排水用ホースによって蒸気分離手段の容器から外部
に排出され、高温な蒸気のみが蒸気供給手段へ供給され
るため、カーペットに供給する蒸気温度を高温にできて
カーペットの繊維内の汚れの分解及び遊離が促進され
る。
【0012】さらに、汚れ吸収手段としての繊維体は、
該蒸気発生手段に対して着脱可能に構成されているの
で、この繊維体が汚れたら、蒸気発生手段から取り外し
て洗浄したり、新たなもの又は洗浄済のものと交換した
りして、カーペット繊維からの汚れの吸収性を維持する
ことができ、これにより、カーペットの洗浄を効率よく
行なうことができる。
【0013】また、蒸気発生手段は移動可能に設けられ
ているため、蒸気供給手段を移動させながら蒸気をカー
ペットに供給する際にも、この蒸気供給手段の移動に応
じて蒸気発生手段を適宜移動させることができ、広範囲
に亘ってカーペットに蒸気供給を行なうことができる。
上述の請求項2記載の本発明のカーペットの洗浄装置で
は、該カーペット内は略60°C以上の高温雰囲気にさ
れるので、カーペットの繊維内の汚れの分解及び遊離が
促進される。
【0014】上述の請求項3記載の本発明のカーペット
の洗浄装置では、駆動手段により、蒸気噴射容器がカー
ペットに対して垂直な軸心線回りに回転駆動され、蒸気
噴射口蒸気噴射容器の下面の蒸気噴射口がカーペット上
を回動するとともに、蒸気噴射容器の下面に装着された
汚れ吸収手段としての繊維体が、カーペット上を摺動す
る。これにより、蒸気噴射容器の回転範囲内で、蒸気噴
射口からカーペット上に蒸気が供給されるとともに、繊
維体が、この蒸気供給によりカーペット繊維から遊離し
た汚れを吸収する。
【0015】上述の請求項4記載の本発明のカーペット
の洗浄装置では、蒸気噴射口が、蒸気噴射容器の回転中
心から放射線状に配列されているので、蒸気噴射容器の
回転により、蒸気噴射口から蒸気噴射容器の回転範囲内
のカーペット上にほぼ均一に蒸気が供給される。上述の
請求項5記載の本発明のカーペットの洗浄装置では、汚
れ吸収手段としての繊維体が、駆動手段によってカーペ
ットに対して垂直な軸心線回りに回転駆動されて、カー
ペットに摺接しながら、蒸気噴射口からの蒸気供給によ
りカーペット繊維から遊離した汚れを吸収する。
【0016】上述の請求項記載の本発明のカーペット
の洗浄装置では、ハンドルを操作して装置本体を移動さ
せながら蒸気噴射容器及び駆動手段を作動させると、カ
ーペット全域にわたるようにして、蒸気噴射口からの蒸
気供給と、繊維体によるカーペット繊維からの汚れの吸
収とを行なうことができる上述の請求項記載の本発
明のカーペットの洗浄装置では、蒸気供給手段が、汚れ
吸収手段を介してカーペットへ蒸気を供給する。このた
め、汚れ吸収手段は、カーペットへ蒸気を供給しつつカ
ーペットからの汚れを吸収する。
【0017】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明する。まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1
実施例としてのカーペットの洗浄装置を説明する。図1
に示すように、本装置は、蒸気を発生するためのボイラ
(蒸気発生手段)1と、このボイラ1で発生した水蒸気
をカーペット2に供給する蒸気供給手段3と、蒸気を供
給されたカーペット2からこの蒸気供給によって遊離し
た汚れを吸収する汚れ吸収手段4とをそなえて構成され
ている。なお、ボイラ1には移動させやすいようにキャ
スタ1A及びハンドル1Bが設けられている。
【0018】蒸気供給手段3は、スチームホース(蒸気
供給用ホース)5,6を介してボイラ1で発生した水蒸
気を受けるスチームヘッド(蒸気噴射容器)7をそなえ
ている。このスチームヘッド7は、金属製の容器であ
り、図2,図3に示すように、蒸気を導入される蒸気導
入口8と、蒸気を噴射する蒸気噴射口9とをそなえてい
る。スチームヘッド7の下面7Aは、円形の平面状に形
成され、蒸気噴射口9は、図3に示すように、このスチ
ームヘッド7の下面7Aに放射線状をなすように配設さ
れている。つまり、スチームヘッド7の下面7Aには、
放射線状に複数(ここでは、8本)のノズル設置部7B
が形成されており、蒸気噴射口9は、ノズル設置部7B
にそれぞれ複数ずつ直列に形成されている。
【0019】また、汚れ吸収手段4は、図2,図3に示
すように、繊維体としてのリング型円板状のヤーンパッ
ド(布製パッド)10からなる。ところで、スチームヘ
ッド7の下面7Aには、放射線状のノズル設置部7Bの
間に、扇型状の複数のパッド装着部7Cが形成されてい
る。このパッド装着部7Cには、多数のナイロン針11
が突設されており、ヤーンパッド10はその上面をこの
多数のナイロン針11に係合させるようにしてパッド装
着部7Cに接合される。もちろん、ヤーンパッド10は
ナイロン針11から取り外すことも容易であり、ヤーン
パッド10のスチームヘッド7への着脱は容易に行なえ
るようになっている。
【0020】ところで、このようなスチームヘッド7
は、洗浄装置の本体12に装着されているが、この装置
本体12には、下方に開放したカバー13と、このカバ
ー13上に設置された駆動手段としてのモータ14とが
そなえられている。スチームヘッド7は、このカバー1
3内に配置され、モータ14の回転軸に結合されてい
る。したがって、装置本体12をカーペット2上に載置
すると、スチームヘッド7の下面のヤーンパッド10が
カーペット2上に直接載って、この上に、スチームヘッ
ド7,モータ14が位置する。
【0021】また、装置本体12には、ステー15を介
してハンドル16が設けられている。特に、ステー15
は図示しないジョイント機構を介して、装置本体12に
対して一定の前後角度や左右角度範囲で自由な角度をと
れるようになっており、スチームヘッド7の下面、即
ち、ヤーンパッド10を常にカーペット2上に水平に載
った状態で、ハンドル16を操作しながら移動させるこ
とができるようになっている。したがって、スチームヘ
ッド7及びヤーンパッド10は、常にカーペットに対し
て垂直な軸心線回りに回転するようになっている。
【0022】さらに、ボイラ1からスチームヘッド7へ
の蒸気供給路即ちスチームホース5,6には、スチーム
トラップ(蒸気分離手段)17が介装されており、ボイ
ラ1で発生した水蒸気をこのスチームトラップ17内に
一旦収容しここで高温に加熱され且つ加圧された水蒸気
のみを取り出して、スチームヘッド7へ送給するように
なっている。
【0023】スチームトラップ17は、密封された容器
であり、図2に示すように、その上部に、ボイラ1から
導かれたスチームホース5を接続する第1ニップル17
Aと、スチームヘッド7へのスチームホース6を接続す
る第2ニップル17Bと、水蒸気の液化した水を排出す
るためのホース18を接続する第3ニップル17Cとを
そなえている。第1ニップル17Aには、コック19が
設けられており、ボイラ1からの水蒸気を供給したり遮
断したり又供給量を調整したりすることができる。
【0024】このうち、第3ニップル17Cは下端をス
チームトラップ17の容器内の底部まで延長されてお
り、水蒸気が液化してスチームトラップ17の容器内の
底部に溜まった水をスチームトラップ17内の蒸気圧で
第3ニップル17Cから外部へ排出して、ホース18の
他端に設けられた水回収容器(図示略)に収容するよう
になっている。
【0025】また、第2ニップル17Bは、スチームト
ラップ17内の上部空間に開口しており、スチームトラ
ップ17内の上部空間に満たされた高温の水蒸気のみを
スチームヘッド7へ送給しうるようになっている。な
お、水蒸気により、カーペット2の温度を60〜110
°C程度に温めることが望ましく、このような温度域で
はカーペット2の汚れを十分に分解・遊離させることが
できる。
【0026】本発明の第1実施例としてのカーペットの
洗浄装置は、上述のように構成されているので、ボイラ
1を作動させて水蒸気を発生させて、この発生した水蒸
気をスチームホース5,スチームトラップ17,スチー
ムホース6を介して、スチームヘッド7へ送給する。こ
のとき、スチームトラップ17では、ボイラ1で発生し
た水蒸気を一旦内部に収容しここで高温に加熱され且つ
加圧された水蒸気のみを取り出して、スチームヘッド7
へ送給する。
【0027】そして、十分に高温の水蒸気がスチームヘ
ッド7へ送給されるようになって、ヤーンパッド10に
加熱されたカーペット2の温度が60°C程度に温まっ
たら、モータ14を作動させて、カーペット2上に接触
しているヤーンパッド10をスチームヘッド7とともに
回動させる。この後は、カーペット2の温度を60〜1
10°C程度に保持する。
【0028】これにより、スチームヘッド7内に送給さ
れた水蒸気が、蒸気噴射口9から下方のカーペット2に
向けて噴射され、ヤーンパッド10上を回転しながら摺
動する。蒸気噴射口9とカーペット2との間には、ヤー
ンパッド10が存在するため、水蒸気は一旦このヤーン
パッド10にトラップされて、ヤーンパッド10自体が
十分に加湿及び加熱しながら、ヤーンパッド10からカ
ーペット2へと高温の水蒸気が供給される。
【0029】カーペット2では、この高温な水蒸気の供
給により、繊維内又は繊維間に付着した汚れが繊維から
分解・遊離する。このため、ヤーンパッド10がカーペ
ット2上で摺動すると、カーペット2の繊維から分解・
遊離した汚れがヤーンパッド10へ移動して、カーペッ
ト2が浄化されていく。この際、ハンドル16を持ちな
がら、装置本体12を移動させつつ洗浄を行なうが、こ
のときには、カーペット2の汚れに応じた移動速度とす
れば効率よく洗浄を行なえる。つまり、カーペット2の
汚れが激しければ、移動速度を遅くして、カーペット2
の汚れた部分をヤーンパッド10により十分に加熱及び
加湿しながら汚れを遊離させてヤーンパッド10による
拭き取りを行なう。
【0030】また、ヤーンパッド10が汚れたら、ヤー
ンパッド10をスチームヘッド7から取り外してこれを
裏返して装着し汚れていない面を使用できるようにした
り、汚れたヤーンパッド10を新たなもの又は洗浄した
もの等と取り替えたりすることができるので、カーペッ
ト2の汚れを確実に拭き取ることができる。このように
して、本カーペットの洗浄装置では、高温の水蒸気を利
用して、カーペット2に付着した汚れを遊離させた上で
拭き取っていくので、洗剤が不要であり、使用する水分
の量も僅かなものに抑えられ、しかも、十分な洗浄性能
が得られる。
【0031】このため、洗剤に要するコストを削減でき
て、さらに、洗浄後のカーペットの水分回収作業や乾燥
作業が容易となり、また、これらの作業に要する時間も
大幅に短縮することができる。また、過剰な水分供給が
ないので、カーペット自体が収縮してしまうといった不
具合も回避することができる。さらに、洗浄能力が高い
ので、カーペットの劣化を招かないようにして洗浄する
ことができる。
【0032】そして、カーペットを十分に加熱するの
で、殺菌効果があり、カーペット内に付着したダニの退
治や、雑菌類の除去等も可能になる。さらに、カーペッ
ト2に摺接して汚れの拭き取りを行なうヤーンパッド1
0を通じてカーペット2に水蒸気を供給するので、カー
ペット2の繊維内に水蒸気を供給し易くなり、また、カ
ーペット2の繊維内での水蒸気の保持が容易になり、カ
ーペット2の繊維を確実に高温・多湿状態にすることが
できる。このため、極めて効率よく、水蒸気によるカー
ペットの洗浄を行なうことができる。
【0033】また、ヤーンパッド10をスチームヘッド
7から取り外して裏返して装着し汚れていない面を使用
できるようにしたり、汚れたヤーンパッド10を洗浄し
たもの等と取り替えたりすることができるので、カーペ
ット2の汚れを確実に拭き取ることができる。また、コ
ック19を通じて適宜水蒸気の供給状態を調整しながら
行なうことができ、カーペット2の状態に応じて適切な
水蒸気供給によって、効率よく洗浄を行なうことができ
る。
【0034】次に、図4〜図6を参照して、本発明の第
2実施例としてのカーペットの洗浄装置を説明する。な
お、図4〜図6中、図1〜図3と同符号は略同様な部材
を示している。この実施例では、スチームヘッド20自
体は、図4に示すように、装置本体12のカバー13に
取付金具21等により固定されており、ヤーンパッド1
0のみが、回転駆動されるようになっている。
【0035】つまり、スチームヘッド20は、図6の下
面側斜視図に示すように、ドーナツ状に形成されてい
る。これは、図4に示すように、スチームヘッド20の
中心部をモータ14の回転軸が貫通できるようにするた
めである。また、スチームヘッド20の下面には、多数
の蒸気噴射口9が形成されている。また、図4に示すよ
うに、モータ14の下端には、パッドホルダー22が結
合され、モータ14の回転とともにパッドホルダー22
も回転するようになっている。このパッドホルダー22
は、図5に示すように、放射状にパッド装着部22Aが
形成されており、このパッド装着部22Aには、多数の
ナイロン針11が突設されており、第1実施例と同様
に、ヤーンパッド10はその上面をこの多数のナイロン
針11に係合させるようにしてパッド装着部22Aに接
合される。
【0036】もちろん、ヤーンパッド10はナイロン針
11から取り外すことも容易であり、ヤーンパッド10
のスチームヘッド7への着脱は容易に行なえるようにな
っている。また、パッドホルダー22のパッド装着部2
2Aの相互間には、扇型の隙間22Bがそれぞれ形成さ
れており、スチームヘッド20の蒸気噴射口9から噴射
された蒸気は、この隙間22Bを介してヤーンパッド1
0に供給されるようになっている。
【0037】本発明の第2実施例としてのカーペットの
洗浄装置は、上述のように構成されているので、高温の
水蒸気を利用しながら、第1実施例と同様に、洗剤を用
いずに、少ない量の水分を利用しながら、十分な洗浄性
能が得られ、洗浄後のカーペットの水分回収作業や乾燥
作業を容易として、コスト削減や作業時間の大幅短縮と
いった効果を得ることができる。
【0038】もちろん、カーペット自体が収縮や劣化を
招かないようにでき、カーペットを十分に加熱すること
による殺菌効果で、カーペット内に付着したダニの退治
や、雑菌類の除去等も可能になる。さらに、第1実施例
と同様に、ヤーンパッド10を通じてカーペット2に水
蒸気を供給することで、カーペット2の繊維内に水蒸気
の供給や水蒸気の保持が容易になり、極めて効率よく、
水蒸気によるカーペットの洗浄を行なうことができる。
【0039】また、適宜ヤーンパッド10をスチームヘ
ッド20から取り替えながら、カーペット2の汚れを確
実に拭き取ることができる。なお、スチームヘッド7,
20の形状やヤーンパッド10の形状や蒸気噴射口9の
配置等は各実施例のものに限定されず、また、ヤーンパ
ッド10の着脱構造も各実施例のものに限定されるもの
ではない。
【0040】また、汚れ吸収手段3は、カーペット2に
付着しながらカーペット2から遊離した汚れを取り出す
ことができればよく、実施例のようなヤーンパッド10
に限定されるものではないが、ヤーンパッド10のよう
な繊維体(繊維の集合体)とすることで、汚れの拭き取
りをより確実に行なえる。さらに、上述の各実施例で
は、汚れ吸収手段としてのヤーンパッド10を通じてカ
ーペット2に水蒸気を供給するように構成しているが、
ヤーンパッド(汚れ吸収手段)10を介すことなくカー
ペット2に水蒸気を供給するようにしてもよい。
【0041】また、ヤーンパッド(汚れ吸収手段)の駆
動は、回転式に限定されず、往復動式のものでもよい。
さらに、勿論、洗剤による洗浄と併用するようにしても
よい。つまり、例えば洗剤を塗布しながら本カーペット
の洗浄装置を使用したり、洗剤による洗浄の前又は後に
本カーペットの洗浄装置を使用することも考えられる。
【0042】さらに、カーペットの染色の前処理や後処
理として本カーペットの洗浄装置を使用してもよい。ま
た、蒸気として洗浄に利用する液体は、水に限定される
ものでなく、洗浄力のある液体であれば蒸気として利用
しうるものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のカーペットの洗浄装置によれば、移動可能に設け
られ、蒸気を発生する蒸気発生手段と、該蒸気発生手段
と別体に設けられるとともに、該蒸気発生手段と蒸気供
給用ホースを介して接続されて、該蒸気発生手段で発生
した該蒸気をカーペットに供給して該蒸気によって該カ
ーペット内を所定の高温多湿雰囲気とすることで該カー
ペット内に付着した汚れ を遊離させる蒸気供給手段と、
該蒸気発生手段と該蒸気供給手段との間に設けられ、該
蒸気発生手段から送出された蒸気のうちの液化したもの
を取り除き高温な蒸気のみを該蒸気供給手段へ供給する
蒸気分離手段と、該蒸気を供給された該カーペットから
該蒸気供給によって遊離した汚れを吸収する汚れ吸収手
段とをそなえるという構成により、施工済のカーペット
を床面から剥がすことなく洗浄することができ、特に、
蒸気を利用しながら、洗剤を用いることなく且つ少ない
量の水分を用いるだけで、十分な洗浄性能が得られ、洗
浄後のカーペットの水分回収作業や乾燥作業を容易とし
て、コスト削減や作業時間の大幅短縮といった効果を得
ることができる。
【0044】また、該蒸気供給手段が、該カーペット上
に配置される蒸気噴射容器と、該蒸気噴射容器の下面に
設けられた蒸気噴射口とを有し、該蒸気分離手段が、該
蒸気発生手段からの該蒸気を一旦収容する容器と、該容
器に接続され該容器内の液体を外部に排出する排水用ホ
ースとを有しているため、蒸気発生手段から送出された
蒸気のうち液化したもの(液体)を取り除き、この液体
を排水用ホースによって蒸気分離手段の容器から外部に
排出し、高温な蒸気のみを蒸気供給手段へ供給するた
め、カーペットに供給する蒸気温度を高温にできてカー
ペットの繊維内の汚れの分解及び遊離が促進され、より
効率よくカーペットの洗浄を行なうことができる。
【0045】さらに、該汚れ吸収手段が、該蒸気噴射容
器の下面に装着されて該カーペットに摺接しうる繊維体
であって、該蒸気発生手段に対して着脱可能に構成され
ているので、この繊維体を常に汚れの吸収性の高い状態
に維持することができ、この点からも、カーペットの洗
浄を効率よく行なうことができる。また、蒸気発生手段
と蒸気供給手段とが一体でなく、これらの蒸気発生手段
と蒸気供給手段とが別体に設けられているので、たとえ
蒸気発生手段が大型で重量の大きいものであっても、蒸
気供給手段による蒸気供給の際に蒸気発生手段が蒸気供
給作業の負担となることはない。しかも、蒸気発生手段
が移動可能に設けられているので、蒸気供給手段による
蒸気供給の際に、必要に応じて蒸気発生手段を移動させ
ることもでき、作業性がよい。
【0046】請求項2記載の本発明のカーペットの洗浄
装置によれば、請求項1記載の構成において、該蒸気供
給手段は、該蒸気によって該カーペット内を略60°C
以上の高温雰囲気にするので、カーペットの繊維内の汚
れの分解及び遊離が促進され、より効率よくカーペット
の洗浄を行なうことができる。請求項3記載の本発明の
カーペットの洗浄装置によれば、請求項1又は2記載の
構成において、該汚れ吸収手段が該カーペット上を摺動
するように、該蒸気噴射容器を該カーペットに対して垂
直な軸心線回りに回転駆動する駆動手段が設けられると
いう構成により、特に、汚れの拭き取りを確実に行なえ
て、水蒸気利用によって洗剤を用いず少量の水分により
カーペットを確実に洗浄することができ、洗浄後のカー
ペットの水分回収作業や乾燥作業を容易とし、コスト削
減や作業時間の大幅短縮といった効果を得ることができ
る。
【0047】請求項4記載の本発明のカーペットの洗浄
装置によれば、請求項3記載の構成において、該蒸気噴
が、該蒸気噴射容器の回転中心から放射線状に配列
されるという構成により、特に、水蒸気供給を確実に行
なえて、水蒸気利用によって洗剤を用いず少量の水分に
よりカーペットを確実に洗浄することができ、洗浄後の
カーペットの水分回収作業や乾燥作業を容易とし、コス
ト削減や作業時間の大幅短縮といった効果を得ることが
できる。
【0048】請求項5記載の本発明のカーペットの洗浄
装置によれば、請求項1又は2記載の構成において、該
繊維体を該カーペットに対して垂直な軸心線回りに回転
駆動する駆動手段が設けられるという構成により、より
効率よくしかも確実にカーペットを洗浄することがで
き、洗剤を使用しないで少量の水分のみでカーペットの
洗浄か行なえて、洗浄後のカーペットの水分回収作業や
乾燥作業を容易とし、コスト削減や作業時間の大幅短縮
といった効果を得ることができる。
【0049】請求項記載の本発明のカーペットの洗浄
装置によれば、請求項3〜5のいずれかに記載の構成に
おいて、該蒸気噴射容器及び該駆動手段を一体的に装備
する装置本体をそなえ、該装置本体に該装置本体を移動
操作するためのハンドルが設けられるという構成によ
り、カーペット全域にわたって容易にカーペットの洗浄
を行なうことができる。
【0050】請求項記載の本発明のカーペットの洗浄
装置によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に
おいて、該蒸気供給手段が、該汚れ吸収手段を介して該
カーペットへ蒸気を供給するように構成されることによ
り、カーペットへ蒸気を供給しつつカーペットからの汚
れを吸収することができて、カーペットの洗浄をより効
率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としてのカーペットの洗浄
装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例としてのカーペットの洗浄
装置の要部構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例としてのカーペットの洗浄
装置の要部構成を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例としてのカーペットの洗浄
装置の要部構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例としてのカーペットの洗浄
装置の要部構成を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例としてのカーペットの洗浄
装置の要部構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボイラ(蒸気発生手段) 1A キャスタ 1B ハンドル 2 カーペット 3 蒸気供給手段 4 汚れ吸収手段 5,6 スチームホース(蒸気供給用ホース) 7 スチームヘッド(蒸気噴射容器) 7A スチームヘッド7の下面 7B ノズル設置部 7C パッド装着部 8 蒸気導入口 9 蒸気噴射 10 繊維体としてのヤーンパッド(布製パッド) 11 ナイロン針 12 洗浄装置の装置本体 13 カバー 14 駆動手段としてのモータ 15 ステー 16 ハンドル 17 スチームトラップ(蒸気分離手段) 17A 第1ニップル 17B 第2ニップル 17C 第3ニップル 18 ホース 19 コック 20 スチームヘッド 21 取付金具 22 パッドホルダー 22A パッド装着部 22B 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 11/32 B05B 1/00 - 11/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能に設けられ、蒸気を発生する蒸
    気発生手段と、該蒸気発生手段と別体に設けられるとともに、該蒸気発
    生手段と蒸気供給用ホースを介して接続されて、 該蒸気
    発生手段で発生した該蒸気をカーペットに供給し該蒸気
    によって該カーペット内を所定の高温多湿雰囲気とする
    ことで該カーペット内に付着した汚れを遊離させる蒸気
    供給手段と、該蒸気発生手段と該蒸気供給手段との間に設けられ、該
    蒸気発生手段から送出された蒸気のうちの液化したもの
    を取り除き高温な蒸気のみを該蒸気供給手段へ供給する
    蒸気分離手段と、 該蒸気を供給された該カーペットから該蒸気供給によっ
    て遊離した汚れを吸収する汚れ吸収手段とをそなえ、該蒸気供給手段が、該カーペット上に配置される蒸気噴
    射容器と、該蒸気噴射容器の下面に設けられた蒸気噴射
    口とを有し、 該蒸気分離手段が、該蒸気発生手段からの該蒸気を一旦
    収容する容器と、該容器に接続され該容器内の液体を外
    部に排出する排水用ホースとを有し、 該汚れ吸収手段が、該蒸気噴射容器の下面に装着されて
    該カーペットに摺接しうる繊維体であって、該蒸気発生
    手段に対して着脱可能に構成されている ことを特徴とす
    る、カーペットの洗浄装置。
  2. 【請求項2】 該蒸気供給手段は、該蒸気によって該カ
    ーペット内を略60°C以上の高温雰囲気にすることを
    特徴とする、請求項1記載のカーペットの洗浄装置。
  3. 【請求項3】 該汚れ吸収手段が該カーペット上を摺動
    するように、該蒸気噴射容器を該カーペットに対して垂
    直な軸心線回りに回転駆動する駆動手段が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1又は2記載のカーペット
    の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 該蒸気噴射口が、該蒸気噴射容器の回転
    中心から放射線状に配列されていることを特徴とする、
    請求項3記載のカーペットの洗浄装置。
  5. 【請求項5】 繊維体を該カーペットに対して垂直な
    軸心線回りに回転駆動する駆動手段が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1又は2記載のカーペットの洗
    浄装置。
  6. 【請求項6】 該蒸気噴射容器及び該駆動手段を一体的
    に装備する装置本体をそなえ、該装置本体に該装置本体
    を移動操作するためのハンドルが設けられていることを
    特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載のカーペッ
    トの洗浄装置。
  7. 【請求項7】 該蒸気供給手段が、該汚れ吸収手段を介
    して該カーペットへ蒸気を供給するように構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の
    カーペットの洗浄装置。
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