JP4759934B2 - 配達用収納容器及び配達システム - Google Patents

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Description

本発明は、施錠手段を有し配達用の物品を収納するための配達用収納容器、及び該配達用収納容器を用いて物品の配達を行う配達システムに関する。
本出願人は、特開2001−325660(特許文献1)に開示したように携帯電話機を利用して解錠出来る一時預かりボックスを提案し、特開2002−150426(特許文献2)に開示したように物品の受取人が予約出来る受渡しボックスを提案し、更に、特開2003−020832(特許文献3)に開示したように預入人と受取人の認証情報を差し替えることでよりセキュリティを高めた受渡しボックスを提案している。
近年は、預入人が重要な物品を所定の施錠可能な受け渡しボックスに一時保管して、当該受け渡しボックスに保管された物品を受取人が取得することで受け渡し作業を行うだけではなく、重要な物品を配達することにより受け渡すニーズも高まっている。
通常の配達システムにおいては、配達される物品が配達先の住所に届けば、配達作業が完了する。しかし、重要な物品を配達したい場合には、受取人を指定して配達する場合も考えられる。この場合に配達人は、受け渡す時に届先の相手が、指定された受取人であることを確認しなければならないが、照合作業は手間がかかり、また完全な照合作業をすることは困難な場合もある。
そこで、受取人指定の物品が配達された場合に、確実に配達先の荷受人が指定された受取人であることを確認するため、予め預入人と受取人とで受取時の暗証番号を取り交わしておき、物品の受取時に当該暗証番号を受取人が入力することで、指定された受取人であることを照合する方法が考えられている(例えば、特許文献4参照)。また、預入人からの物品の配達依頼を受けると、配達業者サーバが物品の受取人に対して当該物品の識別情報を通知し、当該識別情報を通知された受取人が前記物品が配達された受取りボックスに入力することで、指定された受取人であることを認証する方法がある(例えば、特許文献5参照)。
特開2001−325660 特開2002−150426 特開2003−020832 特開2002−288292 特開2002−251436
しかしながら、配達する物品が多くなると、その都度予め暗証番号を取り交わすこととすると手間がかかり、受取人側も複数の暗証番号を管理する必要があり、手間がかかる。また、受け取りボックスによらず、配達者から受取人へ直接物品を手渡したい場合もある。このため、受取人に暗証番号を管理する手間をかけず、かつ物品を直接受取人に手渡したときでも、確実に荷受人が指定した受取人であることの認証が可能な方法が望まれる。また、配達される物品が重要な場合には、配達中においても、物品の位置を正確に把握することも望まれる。
そこで本発明の目的は、受取人のみに渡したい重要な物品を届ける際に、荷受人が指定した受取人であることを認証することを簡単かつ確実に行い、確実に物品を受取人に配達することである。
また、本発明の目的は、配達中の物品の位置を正確に知ることで、確実に物品を受取人に配達することである。
上記目的を達成するための、本発明の第1の構成は、物品を収納する収納部と、該収納部に蓋をする蓋体とを有し、預入人から受取人へ配達される物品を収納する可搬式の配達用収納容器であって、受取人の保有する受取側電話機から発信される受取側電話番号を受信する携帯電話機能を有する通信カードと、預入人が、予め前記受取側電話番号と同じ入力側電話番号を入力する入力手段と、前記受取側電話番号及び前記入力側電話番号を記憶する記憶手段と、前記蓋体と前記収納部とを施錠状態又は解錠状態にする施錠手段と、前記記憶手段に前記入力側電話番号が記憶されたことを条件として前記施錠手段を施錠状態にするように制御し、前記記憶手段の前記受取側電話番号と前記入力側電話番号が一致することを条件として前記施錠手段を解錠状態にするように制御する制御手段と、前記施錠手段により施錠及び解錠させられる錠前、前記制御手段、前記通信カードが挿入されるPCスロット、アンテナ、を備えるPCユニットと、を有し、前記PCスロットは前記収納部に配置され、前記アンテナはその一部が前記配達用収納容器の外部に露出し、前記通信カードが前記PCスロットに挿入されることで前記通信カードと前記アンテナとが連結されることを特徴とする配達用収納容器である。
本発明の第2の構成は、第1の構成に記載の配達用収納容器であって、前記PCユニットは、前記収納部に物品が入ったことを検知して検知信号を前記記憶手段に送る検知センサを有し、前記通信カードは、預入人の保有する預入側電話機から発信される預入側電話番号を受信し、前記制御手段は、前記入力手段から前記入力側電話番号が前記記憶手段に記憶されたことに加えて、前記検知センサからの検知信号が前記記憶手段に記憶され、且つ前記通信カードからの前記預入側電話番号が前記記憶手段に記憶されたことを認識すると前記施錠手段を施錠状態にするように制御することを特徴とする配達用収納容器である。
本発明の第3の構成は、第1又は第2の構成に記載の配達用収納容器であって、外部から発信された位置特定信号を受信する位置特定信号受信手段と、前記位置特定信号受信手段により受信した位置特定信号を解析し配達用収納容器の位置を特定する位置解析手段と、前記位置解析手段により特定された位置情報を発信する位置情報発信手段と、を有し、前記位置特定信号受信手段及び前記位置情報発信手段は、前記通信カードに具備されることを特徴とする配達用収納容器である。
本発明の第4の構成は、第1乃至第3の構成のいずれかに記載の配達用収納容器であって、前記PCユニットは、外部から視認できる液晶表示部を有し、前記液晶表示部は、前記施錠手段の施錠状態と解錠状態とが変わると、表示の濃淡が反転することを特徴とする配達用収納容器である。
本発明の第5の構成は、配達用収納容器を預入人から受取人に配達する配達システムであって、第3又は第4の構成に記載の配達用収納容器と、前記配達用収納容器の前記位置情報発信手段から発信される前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、前記位置情報受信手段により受信した前記位置情報を記憶するための位置情報記憶手段と、前記位置情報記憶手段に記憶された情報を解析し、前記配達用収納容器を識別しかつ該配達用収納容器の位置を把握するための位置情報解析手段と、前記位置情報解析手段により解析された情報を表示するための位置情報表示手段と、を有することを特徴とする配達システムである。
本発明の第1の構成によれば、物品を収納した配達用収納容器が受取人のもとに配達された時、受取人が受取側電話機により受取側電話番号を発信し、通信手段により受信された該受取側電話番号と預入時に預入人が記憶手段に記憶させた入力信号とが一致すると、前記配達用収納容器が解錠状態になる。
このように、配達用収納容器は運搬可能であるため、配達者から直接受取人へ手渡すことができる。また、受取人は自己の保有する受取側電話機から受取側電話番号を発信するのみで、配達用収納容器の解錠を行うことができ、予め預入人と受取人との間で暗証番号を取り交わす手間や暗証番号を管理する手間がかからない。このため、受取人のみに渡したい重要な物品を届ける際に、荷受人が指定した受取人であることを認証することを簡単かつ確実に行い、確実に物品を受取人に配達することができる。
また、預入側電話番号、受取側電話番号及び入力信号を電話番号の情報としたため、電話機の高いID認証機能を使用することができ、荷受人が指定した受取人であることを認証することより確実に行うことができる。
また、配達用収納容器を持ち運び可能にしたことにより、配達人が容易に配達することができ、預入人や受取人も持ち運ぶことができて携帯性に優れるものとなる。
また、本発明の第3の構成によれば、外部からの発信される位置特定信号を受信して解析した位置情報を、位置情報発信手段から発信するように構成したため、該位置情報発信手段から発信された情報を取得すれば、配達中の物品の位置を知ることができる。
本発明の第5の構成によれば、第3又は第4の構成の配達用収納容器から発信される前記位置情報を、前記位置情報受信手段により受信し、前記位置情報記憶手段において記憶し、位置情報解析手段により解析し、前記位置情報を収容容器情報表示手段により表示することで、前記配達用収納容器の位置を正確に把握することができる。
以上のように、本発明においては、通信カードが電話機能を有し、前記通信カードはPCスロットに差し込まれている。このため、受取人が配達用収納容器に電話をかけるだけで、前記通信カードは、受取側電話番号を認識することができる。
図を用いて、本発明の実施形態について例示して詳細に説明する。尚、本実施形態は一形態であるため、必ずしもこの実施形態に限定されるものではない。説明においては、配達用収納容器の説明を行い、その後に配達システムの説明を行う。ここで、図1は収納ケースの全体斜視図であり、図2はPCユニットの斜視図であり、図3は液晶表示部の表示の一例の説明図であり、図4は配達システムの全体概観図であり、図5(a)は収納ケース内の制御系を示す図であり、図5(b)は中央管理センターの制御系を示す図である。
(収納ケース1の構成)
まず、図1を用いて配達用収納容器の構成について説明する。図1は配達用収納容器の全体斜視図である。
収納ケース(配達用収納容器)1は、蓋体1aと収納部1bとから構成され、後部を不図示のヒンジにより蝶着されている。このため、蓋体1aと収納部1bとは、ヒンジを中心として開閉可能に構成される。収納容器1としては可搬式のコンテナのように取手のないものでもよいが、カバン、バッグ、アタッシュケース、ブリーフケース、トロリーケース、ジュラルミンケース等、持ち運びが可能なものがよい。特に、前部に取手1cを付帯し、より持ち運び易く構成することが好ましい。配達人が容易に配達することができ、預入人や受取人も容易に持ち運ぶことができるからである。
また、収納ケース1は、重要な物品を運搬するものであるから、運搬時に振動や衝撃があっても、内部の物品Pに影響がないように、耐衝撃性、耐候性があることが好ましい。例えば、金属製のものであり、ジュラルミンのようなアルミ合金等が好ましい。また、精密機器の収納ケースでは、用途に合わせてアルミやジュラルミンなどの合金素材にくわえてABSなどの樹脂素材、グラスファイバー素材、チタンなど複数の素材を複合的に採用することができる。
蓋体1a及び収納部1bのそれぞれ前部には、錠前2(突部2a、穴部2b)が付帯されている。蓋体1aを閉じると、蓋体1aに付帯された突部2aが穴部2bに挿入する仕組みになっている。また錠前2は後述の施錠手段18によって自動的に機械的又は電磁的に施錠又は解錠がなされるように構成されている。錠前2は、後述のPCユニット10からの施錠制御がなされない場合には、施錠状態にならない。
蓋体1a及び収納部1bのそれぞれ前部には、蓋体1aと収納部1bとを留めるためのバックル3が構成されている。蓋体1aを閉じると、バックル3が嵌合し、蓋体1aと収納部1bとが固定される。
収納部1bの前部には、液晶表示部11が外部から視認できるように、液晶表示部11と一体に構成されたPCユニット10が取り付けられている。PCユニット10は、錠前2の穴部2bの下面に据え付けられて、錠前2の施錠の管理を行っている。
(PCユニット10の詳細構成)
PCユニット10の詳細な構成を図1、図2、図3、図5を用いて説明する。
図2に示すように、PCユニット10は、上部に穴部2bと連通して錠前2の突部2aが挿入される挿入口10aと、通信カード(通信手段)12を挿入するためのPCスロット10bとが配設される。またPCユニット10は、その前面に液晶表示部11と、挿入口10aから挿入される通信カード12と、通信カード12が外部からの信号を取り込みやすくするためのアンテナ13と、背面に配設されて収納部1bの物品を検知するための検知センサ14と、物品を預入れる預入人が入力するための入力手段15とが一体的に構成される。
またPCユニット10の制御系としては、図5(a)に示すように、通信カード12、検知センサ14及び入力手段15から伝達される情報や信号を記憶するための記憶手段16、記憶手段16に記憶された情報に基づいて制御を行う制御手段17と、錠前2の施錠及び解錠を行う施錠手段18と、通信カード12固有の識別情報を表示する表示板19と、を有する。各部の詳細構成について説明する。
液晶表示部11は、外部から預入人や受取人の情報を外部から視認するためのものである。液晶表示部11は、TFTの液晶パネル等で構成され、PCユニット10の前面に配設されている。また、タッチパネル方式の画面を採用してもよく、この場合には使用者が画面に触れることで、情報の入力が行われる。図3に液晶表示部11の表示の一例を示す。15aは入力手段15のうちのテンキーを液晶表示部11上に表示したものである。
通信カード12は、外部からの信号を制御手段17等に伝達するためのものである。図2に示すように、PCスロット10bに挿入することでPCユニット10に固定される。通信カード12をPCスロット10bに挿入すると、通信カード12の外部に露出している端子12aがアンテナ13と連結することで、外部からの電波等の信号を取り込むことができるようになる。また、通信カード12をPCスロット10bに挿入すると、PCユニット10の制御手段17と信号がやり取りできるようになる。尚、通信カード12は携帯電話機能を有し、それ自体に電話番号を持っている。このため、通信カード12の有する電話番号に外部から電話をすると、通信カード12に対して通信がなされることになる。即ち、物品を収納ケース1に対して預入れる預入人が通信カード12に対して電話をすると、携帯電話機の番号通知機能により、預入人の預入信号(預入側電話番号)が通信カード12によって受信される。
また、通信カード12は、内部にGPSの衛生から発信される位置特定信号を受信する位置特定信号受信手段(GPS受信機)21と、GPS受信機21から受信した信号を解析して移動体(本実施形態においては収納ケース1)の位置を解析する位置解析手段22と、位置解析手段22によって解析された位置情報を発信するための位置情報発信手段23とを有する。
アンテナ13は、通信カード12が外部からの信号を取り込みやすくするものである。アンテナ13は、前述のように通信カード12をPCスロット10bに挿入することで端子12aと連結され、通信カード12に対して外部からの信号を取り込み易くする。ここで、通信カード12の内部にも電波等の信号を送受信するための機能を備えてはいるが、収納ケース1の材質が金属の場合である場合、収納ケース1の内部に電波等を取り込むことは困難である。このため、アンテナ13の一部を収納ケース1の外部に露出するように構成することが必要である。
検知センサ14は、収納部1bに物品が入ったことを確認するためのものである。検知センサ14として、例えば、光学式のセンサを使用することができる。光学式のセンサは、LEDから光を発射し、その反射光の変化から収納部1b内の物品の有無を検知する。尚、本実施形態においてはPCユニット10に光学式のセンサを配設する例を示したが、これに限るものではない。感圧式や感温式のセンサにしてもよい。
入力手段15は、預入人が受取人の受取信号(受取側電話番号)と同じ入力信号(入力側電話番号)を入力するための手段である。入力手段15は、図2に示すように、液晶表示部11の内部に表示することもできるし、外部にボタンを配設してもよい。本実施形態においては、液晶表示部11の内部に携帯電話番号を入力するための0〜9までの数字を入力するためのテンキー15aを、液晶表示部11外部に入力位置を示すカーソルを移動するための矢印ボタン15b等を配設した。ここで、カーソルを移動するためには、画面の該当箇所(例えば、受取人の携帯番号を入力する際にはその欄内)に触れるだけでもよい。
記憶手段16(図5(a)参照)は、通信カード12等から得た情報を記憶するものであり、例えば、メモリやハードディスクである。制御手段17は、記憶手段16に記憶された情報を液晶表示部11に表示したり、施錠手段18の施錠制御信号を伝達するための手段であり、例えばCPUである。
施錠手段18は、PCユニット10の上部に設けられた挿入口10aに錠前2の突部2aが挿入された時に、制御手段17からの施錠制御信号を受けて施錠手段18を施錠状態又は解錠状態にするものである。施錠手段18としては、突部2aを物理的に固定するように機械的に施錠してもよいし、一定の磁力を与える等して電磁的に施錠してもよい。
識別番号表示板19は、通信カード12の有する電話番号が記入されている。識別番号表示板19は、収納ケース1の外部から視認できるように配設されており、収納ケース1の施錠・解錠の際にこの番号を入力することで制御手段17が種々の制御をする。
(配達時の収納ケース1の動作)
以上の構成により、配達が行われる時の収納ケース1の働きについて図1乃至図5を用いて説明する。
預入人Xは、収納ケース1の収納部1bに物品Pを入れる。すると検知センサ14は物品Pの存在を検知し記憶手段16に対して物品Pを検知したという検知信号を送る。記憶手段16には検知信号があることが記憶される。
預入人Xは、預入人の携帯電話機(預入側電話機)51を使用して、収納ケース1に付帯されている識別番号表示板19の電話番号に電話をする。通信カード12が預入人の携帯電話機51を着信すると、同時に携帯電話機の番号通知機能により電話番号51a(預入信号)を受信する。電話番号51aは通信カード12から伝達され記憶手段16に記憶される。このとき、制御手段17は液晶表示部11に預入人Xの電話番号51aを表示し、同時に液晶表示部11にテンキー15aを表示する(図3参照)。
預入人Xは、液晶表示部11上に表示されたテンキー15aや矢印ボタン15b(入力手段15)により、受取人Yの携帯電話機52の電話番号52aと同一の番号を、液晶表示部11上の表示を確認しながら入力する。入力手段15から入力された電話番号は、入力信号として記憶手段16に記憶される。
制御手段17は、検知センサ14からの検知信号、通信カード12からの預入信号、入力手段15からの入力信号が記憶されたことを認識すると、施錠手段18を施錠状態にする。ここで、施錠状態とは錠前2の突部2aが穴部2bに挿入された時に、突部2aと穴部2bが固定される状態をいう。このため、突部2aが穴部2bに挿入された状態で施錠手段18が施錠状態となると、この状態で錠前2が固定されることとなるし、突部2aが穴部2bに挿入されていない状態で施錠手段18が施錠状態となった場合には、蓋体1aが閉められれば錠前2が固定される。尚、この際に、液晶表示部11に施錠手段18が施錠状態である旨を表示することとしてもよい(図3参照)。本実施形態においては施錠手段18が施錠状態になると、表示の濃淡が反転することとしている。
収納ケース1の施錠手段18が施錠状態になったことを預入人Xが確認したら、預入人Xは配達者Zに収納ケース1を預け、受取人Yの住所等の情報を伝える。すると配達者Zは、収納ケース1を受取人Yへと届ける。
受取人Yは、配達された収納ケース1を受取ると、収納ケース1に収納される物品Pを取り出すために、識別番号表示板19の電話番号に携帯電話機(受取側電話機)52から電話をする。このとき、通信カード12が受取人からの電話を着信すると、同時に携帯電話機の番号通知機能により電話番号(受取信号)52aを受信する。電話番号52aは通信カード12から伝達され記憶手段16に記憶される。
制御手段17は、記憶手段16に記憶された預入人が入力した前記入力信号と通信カード12からの前記受取信号とが一致することを認識すると、施錠手段18に働きかけて解錠状態にする。ここで、解錠状態とは錠前2の突部2aが穴部2bに挿入されても、突部2aと穴部2bとが固定されない状態をいう。この場合、蓋体1aと収納部1bとを閉めた状態にするためにはバックル3を使用する。収納ケース1にバックル3があると、施錠手段18が解錠状態であっても、収納ケース1の蓋体1aを閉じた状態にすることができ、持ち運びに便利である。尚、この際に、液晶表示部11に施錠手段18が解錠状態である旨を表示することとしてもよい(図3参照)。本実施形態においては施錠手段18が解錠状態になると、表示の濃淡が反転することとしている。
以上のように、施錠手段18が施錠状態となって配達された収納ケース1は、携帯電話機の番号通知機能を利用することにより、受取人Yが通信カード12に電話をかけるのみで錠前2を解錠状態とすることができる。このため、配達の前後に予め暗証番号をやり取りする必要はなく、簡易な構成で確実に受取人の認証を行うことができる。
また、預入信号発信手段及び受取信号発信手段を、携帯電話機51、52とすることにより、個人を確実に認証することができる。
即ち、携帯電話機自体には製品シリアル番号が付与されており、その製品シリアル番号と携帯電話番号が関連付けされて管理され利用されている。従って、万一、携帯電話機を紛失したり盗難にあった場合でも製品シリアル番号に基づいてその携帯電話機を無効にして利用不可とし、新規の携帯電話機に同じ携帯電話番号を使用することが出来、個人のID情報を変更する手続も不要である。
また紛失したり盗難された携帯電話機を不法に取得した者が受取人に成りすまして収納ケース1の施錠手段18を解錠状態にしようとしても、紛失届けや盗難届けによりその携帯電話機52の製品シリアル番号と携帯電話番号との関連付けが解除され、電話会社のアンテナAを介して電話番号情報が発信されることがなく、受渡しボックス2の不法使用を防止することが出来る。
(配達システムにおける位置認識方法)
配達システムにおける位置認識方法について図4及び図5を用いて詳細に説明する。
図5(b)に示すように、収納ケース1を管理する中央管理センター100は、収納ケース1に付帯される前述した位置情報発信手段23から発信される前記位置情報を受信するためのアンテナ等の位置情報受信手段101と、位置情報受信手段101により受信した前記位置情報を記憶するためのメモリ又はハードディスク等の位置情報記憶手段102と、位置情報記憶手段102に記憶された情報を解析することにより収納ケース1を識別しかつ収納ケース1の位置を把握するためのCPU等の位置情報解析手段104と、CPU104により解析された情報を表示するためのディスプレイ等の収容容器情報表示手段105と、を有する。また、中央管理センター100には、CPU104がディスプレイ105に位置を表示する際に、前記位置情報と照合するための地図情報データベース103をも有する。
収納ケース1の位置を認識をする際には、中央管理センター100のオペレータが、収納ケース1の識別番号表示板19の電話番号を入力すると、電話会社のアンテナAを通じて収納ケース1のアンテナ13に受信されることにより通信カード12と通信が可能になる。
通信カード12が中央管理センター100と通信可能になると、収納ケース1のGPS受信機21は、アンテナ13により、GPS(Global Positioning System)衛生Gから発信される電波80(位置特定信号)を受信する。GPS受信機21から受信された電波80は、位置解析手段22により解析されて収納ケース1の緯度や経度等の位置情報を作成する。次に該位置情報を、位置情報発信手段23により中央管理センター100に向けて発信する。
中央管理センター100において、収納ケース1の位置情報発信手段23から発信された位置情報90は、電話会社のアンテナA等を介して位置情報受信手段101に受信される。該位置情報は位置情報記憶手段102へ記憶される。そして位置情報解析手段104は、位置情報記憶手段102に記憶された前記位置情報の緯度や経度と、地図情報データベース103内の地図情報とを照合し、地図上のどの位置に収納ケース1があるかを把握する。最後に位置情報解析手段104は、収納ケース1の識別番号表示板19に記載されている識別番号と、地図上の収納ケース1位置と、前記位置情報とを位置情報表示手段105に表示する。これにより中央管理センター100のオペレータは、位置情報表示手段105を視認することにより、収納ケース1の位置を把握することができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態においては、預入信号発信手段及び受取信号発信手段を携帯電話機としたが、これに限るものではない。例えば番号通知機能のある固定電話機でもよい。携帯電話機におけるID認証はできないものの、預入人や受取人が会社である場合などには、固定電話による認証で足りるからである。
また、前述した実施形態においては、中央管理センター100において収納ケース1の位置を認識する時には、オペレータが通信カード12へ電話をかけるとしたが、これに限るものではない。例えば、PCユニット10が定期的に起動し、定期的に位置情報発信手段23から収納ケース1の位置情報を発信するような構成にすることで、中央管理センター100によって位置を認識することができる。
また、前述した実施形態においては、通信カード12が預入信号及び入力信号を受信して記憶手段16に記憶されたら、制御手段17は自動的に施錠手段18を施錠状態にし、通信カード12が受取信号を受信して記憶手段16に記憶されたら、制御手段17は自動的に施錠手段18を解錠状態にするとしたが、これに限るものではない。即ち、別途、施錠・解錠ボタン等を作るなどして、上記各信号を受信した後、預入人又は受取人が該施錠・解錠ボタンを押すと、施錠手段18が施錠状態又は解錠状態になる構成としてもよい。
また、中央管理センター100に発信する情報は、収納ケース1の位置情報のみとしたが、これに限るものではない。即ち、物品Pが検知センサ14により検知した信号を制御手段17の判断により通信カード12から中央管理センター100に対して発信してもよい。このように構成することで、物品Pが確実に収納ケース1内に収納されていることを、中央管理センター100においても確認することができる。また、施錠手段18が施錠状態になったことや解錠状態になったことを通信カード12を用いて中央管理センター100に対して発信してもよい。このように構成することで、中央管理センター100においても施錠手段18が施錠状態であるか解錠状態であるかを把握することができる。
本発明は、施錠手段を有し配達用の物品を収納するための配達用収納容器、及び該配達用収納容器を用いて物品の配達を行う配達システムに用いることができる。
収納ケースの全体斜視図。 PCユニットの斜視図。 液晶表示部の表示の一例の説明図。 配達システムの全体概観図。 (a)収納ケース内の制御系を示す図。 (b)中央管理センターの制御系を示す図。
A …アンテナ、G …GPS衛生、L …荷物、P …物品、
X …預入人、Y …受取人、Z …配達者、
1 …収納ケース、1a …蓋体、1b …収納部、1c …取手、
2 …錠前、2a …突部、2b …穴部、3 …バックル、
10 …PCユニット、10a …挿入口、10b …PCスロット、
11 …液晶表示部、12 …通信カード、12a …端子、13 …アンテナ、
14 …検知センサ、15 …入力手段、15a …テンキー、15b …矢印ボタン、
16 …記憶手段、17 …制御手段、18 …施錠手段、19 …識別番号表示板、
21 …GPS受信機、22 …位置解析手段、23 …位置情報発信手段、
51 …携帯電話機、51a …電話番号、52 …携帯電話機、52a …電話番号、
80 …電波、90 …位置情報、
100 …中央管理センター、101 …位置情報受信手段、102 …位置情報記憶手段、
103 …地図情報データベース、104 …位置情報解析手段、105 …位置情報表示手段

Claims (5)

  1. 物品を収納する収納部と、該収納部に蓋をする蓋体とを有し、預入人から受取人へ配達される物品を収納する可搬式の配達用収納容器であって、
    受取人の保有する受取側電話機から発信される受取側電話番号を受信する携帯電話機能を有する通信カードと、
    預入人が、予め前記受取側電話番号と同じ入力側電話番号を入力する入力手段と、
    前記受取側電話番号及び前記入力側電話番号を記憶する記憶手段と、
    前記蓋体と前記収納部とを施錠状態又は解錠状態にする施錠手段と、
    前記記憶手段に前記入力側電話番号が記憶されたことを条件として前記施錠手段を施錠状態にするように制御し、前記記憶手段の前記受取側電話番号と前記入力側電話番号が一致することを条件として前記施錠手段を解錠状態にするように制御する制御手段と、
    前記施錠手段により施錠及び解錠させられる錠前、前記制御手段、前記通信カードが挿入されるPCスロット、アンテナ、を備えるPCユニットと、を有し、
    前記PCスロットは前記収納部に配置され、
    前記アンテナはその一部が前記配達用収納容器の外部に露出し、
    前記通信カードが前記PCスロットに挿入されることで前記通信カードと前記アンテナとが連結されることを特徴とする配達用収納容器。
  2. 請求項1に記載の配達用収納容器であって、
    前記PCユニットは、前記収納部に物品が入ったことを検知して検知信号を前記記憶手段に送る検知センサを有し、
    前記通信カードは、預入人の保有する預入側電話機から発信される預入側電話番号を受信し、
    前記制御手段は、前記入力手段から前記入力側電話番号が前記記憶手段に記憶されたことに加えて、前記検知センサからの検知信号が前記記憶手段に記憶され、且つ前記通信カードからの前記預入側電話番号が前記記憶手段に記憶されたことを認識すると前記施錠手段を施錠状態にするように制御することを特徴とする配達用収納容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の配達用収納容器であって、
    外部から発信された位置特定信号を受信する位置特定信号受信手段と、
    前記位置特定信号受信手段により受信した位置特定信号を解析し配達用収納容器の位置を特定する位置解析手段と、
    前記位置解析手段により特定された位置情報を発信する位置情報発信手段と、を有し、
    前記位置特定信号受信手段及び前記位置情報発信手段は、前記通信カードに具備されることを特徴とする配達用収納容器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配達用収納容器であって、
    前記PCユニットは、外部から視認できる液晶表示部を有し、
    前記液晶表示部は、前記施錠手段の施錠状態と解錠状態とが変わると、表示の濃淡が反転することを特徴とする配達用収納容器。
  5. 配達用収納容器を預入人から受取人に配達する配達システムであって、
    請求項3又は請求項4に記載の配達用収納容器と、
    前記配達用収納容器の前記位置情報発信手段から発信される前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段により受信した前記位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段に記憶された情報を解析し、前記配達用収納容器を識別しかつ該配達用収納容器の位置を把握する位置情報解析手段と、
    前記位置情報解析手段により解析された情報を表示する位置情報表示手段と、を有することを特徴とする配達システム。
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