JP4757969B2 - Glass substrate heating device for LCD panels - Google Patents
Glass substrate heating device for LCD panels Download PDFInfo
- Publication number
- JP4757969B2 JP4757969B2 JP28411999A JP28411999A JP4757969B2 JP 4757969 B2 JP4757969 B2 JP 4757969B2 JP 28411999 A JP28411999 A JP 28411999A JP 28411999 A JP28411999 A JP 28411999A JP 4757969 B2 JP4757969 B2 JP 4757969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass substrate
- support plate
- liquid crystal
- crystal display
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【技術分野】
本発明は,液晶表示板の製造工程において上記液晶表示板を構成するガラス基板を支持すると共に加熱するための加熱装置に関する。
【0002】
【従来技術】
液晶表示板はTFT(薄膜トランジスタ)を形成したガラス基板とカラーフィルタを形成したガラス基板とを貼り合せることにより製造する。
上記ガラス基板(TFT側基板)にTFTを形成する際には,プラズマCVD装置やスパッタリング装置を用いる。
例えば,上記プラズマCVD装置によって,シリコン窒化膜,シリコン酸化膜,シリコンオキシナイトライド膜等からなる絶縁膜や,アモルファスシリコン,Pドープアモルファスシリコン等からなる半導体層を形成する。
【0003】
また,上記スパッタリング装置により,Al,Mo,Ta等の金属膜からなる導体配線や,ゲート電極,ソース電極,ドレイン電極,或いはITO膜等からなる透明電極層を形成する。
また,上記ガラス基板(カラーフィルタ側基板)にカラーフィルタを形成する際にも,プラズマCVD装置やスパッタリング装置を用いる。
例えば,上記スパッタリング装置により,Cr/CrOX膜等からなるブラックマトリックスや,ITO膜等からなる透明電極層を形成する。
更に,上記TFT側基板とカラーフィルタ側基板を貼り合せる際には,貼り合せ装置を用いる。即ち,該貼り合せ装置により,上記TFT側基板とカラーフィルタ側基板とを貼り合せ,加圧,加熱することにより,所定の間隔をもって両者を接合する。
【0004】
ところで,上記スパッタリング装置,プラズマCVD装置,及び貼り合せ装置には,上記ガラス基板を支持すると共に加熱する加熱装置が配設されている(図4〜図6参照)。該加熱装置は,ガラス基板を支持するための支持プレートと,該支持プレートを発熱させることにより上記ガラス基板を加熱するための発熱手段とを有する。
【0005】
例えば,上記貼り合せ装置には,一対の定盤が配設されており,該一対の定盤によって上記TFT側基板とカラーフィルタ側基板をそれぞれ支持して貼り合せ,その両面から加圧すると共に加熱する。これにより,両者を接合する。
以上のごとく,液晶表示板の製造工程において使用される各装置には,ガラス基板を加熱するための加熱装置が設けてある。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来の液晶表示板用のガラス基板の加熱装置には,以下の問題がある。
即ち,上記加熱装置の支持プレートは,ステンレス鋼,アルミニウム,鉄等の金属からなる。
金属は熱膨張率が大きいため,上記支持プレートを発熱させると,歪みが生じるおそれがある。そのため,上記支持プレートに支持されたガラス基板に反りが発生するおそれがある。
【0007】
また,反った状態のガラス基板に成膜されると,ガラス基板表面における位置によって膜厚が不均一となるおそれがある。また,歪みの生じた支持プレートによって押圧された一対のガラス基板は,その押圧力が不均一となり,ガラス基板間のスペースの厚みが不均一となる。それ故,高品質の液晶表示板を得ることができないおそれがある。
【0008】
また,金属は比重が大きいため,特に大型の液晶表示板製造用の支持プレートをプラズマCVD装置等へ据え付ける際に,据え付け作業が困難となるという問題もある。
【0009】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,支持プレートに歪みを生ずることがなく,かつ安価で軽量な,液晶表示板用のガラス基板の加熱装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】
請求項1に記載の発明は,液晶表示板の製造工程において上記液晶表示板を構成するガラス基板を支持するための支持プレートと,該支持プレートを発熱させることにより上記ガラス基板を加熱するための発熱手段とを有する加熱装置において,
上記発熱手段は,上記支持プレートの内部に埋め込まれており,
上記支持プレートは,その一部又は全部がカーボン材料からなり,
また,該カーボン材料は異方比が1.25以下の等方性カーボンであり,
更に,該カーボン材料はショアー硬度(HS)が40〜90であり,
かつ,該カーボン材料は,20℃〜400℃における平均熱膨張係数が3.0×10 -6 ℃ -1 〜6.0×10 -6 ℃ -1 であることを特徴とする液晶表示板用のガラス基板の加熱装置にある。
【0011】
本発明において最も注目すべきことは,上記発熱手段は上記支持プレートの内部に埋め込まれており,上記支持プレートの一部又は全部がカーボン材料からなること,該カーボン材料は異方比が1.25以下の等方性カーボンであること,及びショアー硬度(HS)が40〜90の範囲にあること及び20℃〜400℃における平均熱膨張係数が3.0×10 -6 ℃ -1 〜6.0×10 -6 ℃ -1 であることである。
上記カーボン材料としては,例えば黒鉛質のもの,炭素質のもの,或いはC/Cコンポジット(炭素結合炭素繊維複合材料)等がある。
また,上記発熱手段としては,上記支持プレートに埋め込まれたニクロム線等を用いる。
また,上記液晶表示板を構成するガラス基板としては,例えばその表面にTFT(薄膜トランジスタ)を形成するもの(TFT側基板)や,カラーフィルタを形成するもの(カラーフィルタ側基板)がある。
【0012】
次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明の加熱装置は,上記液晶表示板を製造する際の種々の工程において,種々の装置に組み込まれて使用される。このとき,上記加熱装置は,上記支持プレートにより上記ガラス基板を支持する。そして,上記発熱手段を発熱させ,その熱を上記支持プレートに伝える。これにより,該支持プレートを発熱させ,該支持プレートに支持されたガラス基板を加熱する。
そして,本発明においては,上記発熱手段は上記支持プレートの内部に埋め込まれている。そのため,発熱手段からの熱は全て支持プレートに伝わり上記ガラス基板を効率良く加熱することができる。
また,本発明においては,支持プレートへの発熱手段の埋め込みと併用して,上記支持プレートであるカーボン材料として,20℃〜400℃における平均熱膨張係数が3.0×10 -6 ℃ -1 〜6.0×10 -6 ℃ -1 のものを用いている。
そのため,加熱時において一層歪みの生じ難い支持プレートを有する加熱装置を得ることができる。
また,発熱手段を埋め込む支持プレートはカーボン材料であり,該カーボン材料は加工し易いため,発熱手段を任意の位置に配設することができる。
上記平均熱膨張係数が6.0×10 -6 ℃ -1 を超える場合には,上記支持プレートを発熱させて高温としたとき,歪みを生ずるおそれがある。一方,上記平均熱膨張係数が3.0×10 -6 ℃ -1 未満の場合には,材料費が高くなり,安価な加熱装置を得ることが困難となるおそれがある。
【0013】
ここで,上述のごとく,上記支持プレートは,その一部又は全部がカーボン材料からなる。
カーボン材料は熱膨張率が小さいため,上記支持プレートを発熱させて高温とした場合にも,熱膨張が殆ど起こらない。そのため,上記加熱装置は,上記支持プレートに歪みを生ずるおそれがない。
それ故,上記加熱装置により上記ガラス基板を加熱しながら成膜したり貼り合せを行なったりする際に,ガラス基板が反ったり,押圧力が不均一となったりするおそれがない。また,上記支持プレートからガラス基板への熱伝導を均一に行なうことができる。従って,高品質の液晶表示板を製造することができる。
【0014】
また,上記支持プレートはカーボン材料により形成されているため,加工が容易である。そのため,例えば上記ガラス基板の形状や寸法に容易に合せることができるなど,所望の支持プレートを容易に製造することができる。そのため,安価な加熱装置を得ることができる。
【0015】
また,上記支持プレートを構成するカーボン材料は軽量であるため,軽量な加熱装置を得ることができる。それ故,例えば大型の液晶表示板用のガラス基板を製造する際に必要な,大型の加熱装置の取扱い等が容易となる。
【0016】
以上のごとく,本発明によれば,支持プレートに歪みを生ずることがなく,かつ安価で軽量な,液晶表示板用のガラス基板の加熱装置を提供することができる。
【0017】
また,請求項1に記載の発明においては,上記カーボン材料は,異方比が1.25以下の等方性カーボンを用いる。
上記等方性カーボンは,例えば静水圧加圧のラバープレス機を用いて得ることができる。上記等方性カーボンは,機械的性質,熱的性質等の諸特性がどの方向においても略一定である。そのため,上記支持プレートを作製する際の材料取りが効率的に行なえる。
【0018】
また,上記等方性カーボンは,緻密で強度も高い。そのため,強度の高い支持プレートを有する加熱装置を得ることができる。また,これにより,上記支持プレートの薄板化,軽量化を図ることもできる。
上記カーボン材料の異方比,例えば曲げ強度や熱膨張係数の異方比が1.25を超える場合には,上記支持プレートの強度が不充分となるおそれがある。また,熱特性のばらつきが大きくなり,均一な加熱を行なうことが困難となるおそれがある。
【0019】
なお,上記異方比が1.25とは,方向によって物性の違いが最大で1.25倍であることをいう。例えば,カーボン材料の熱膨張係数が方向によって異なる場合に,最も熱膨張係数が高い方向におけるその値が,最も熱膨張係数が小さい方向におけるその値の1.25倍であることを示す。
【0020】
次に,請求項2に記載の発明のように,上記カーボン材料は,圧縮強度が78MPa以上で,かつ曲げ弾性率が10GPa以上であることが好ましい。
これにより,一層歪みの生じ難い支持プレートを有する加熱装置を得ることができる。
上記圧縮強度が78MPa未満の場合には,例えば上記支持プレートにより上記ガラス基板を加圧する際に,該支持プレートが変形するおそれがある。
また,上記曲げ弾性率が10GPa未満の場合にも,上記支持プレートに歪みを生ずるおそれがある。
【0021】
また,請求項1に記載の発明においては,上記カーボン材料は,ショアー硬度(HS)が40〜90のものを用いる。
これにより,上記支持プレートに一層歪みが生じ難く,かつ一層安価な加熱装置を得ることができる。
上記ショアー硬度が40未満の場合には,上記支持プレートに傷がつく割合が増え,歪みが生ずるおそれがある。一方,上記ショアー硬度が90を超える場合には,上記支持プレートの加工が困難となり,安価な加熱装置を得ることが困難となるおそれがある。
【0022】
次に,請求項3に記載の発明のように,上記カーボン材料は,7.5×10-9m〜7.5×10-6mの半径を有する微細気孔の占める容積が2×10-8m3/g〜2.5×10-7m3/gであることが好ましい。
これにより,強度が高く一層軽量な支持プレートを有する加熱装置を得ることができる。
【0023】
上記微細気孔の占める容積が2×10-8m3/g未満の場合には,上記支持プレートの重量が大きくなるおそれがある。一方,上記容積が2.5×10-7m3/gを超える場合には,上記支持プレートの強度が不充分となるおそれがある。また,上記支持プレート全体に均一に熱が伝わらないおそれがある。
なお,上記微細気孔の半径の値は,水銀圧入法により測定される値である。
【0024】
次に,請求項1に記載の発明において,上記カーボン材料は20℃〜400℃における平均熱膨張係数が3.0×10-6℃-1〜6.0×10-6℃-1である。
これにより,加熱時において一層歪みの生じ難い支持プレートを有する加熱装置を得ることができる。
【0025】
上記平均熱膨張係数が6.0×10-6℃-1を超える場合には,上記支持プレートを発熱させて高温としたとき,歪みを生ずるおそれがある。一方,上記平均熱膨張係数が3.0×10-6℃-1未満の場合には,材料費が高くなり,安価な加熱装置を得ることが困難となるおそれがある。
【0026】
次に,請求項4に記載の発明のように,上記加熱装置の支持プレートは,スパッタリング装置において上記ガラス基板を支持するものとすることができる。
上記液晶表示板の製造工程の一例につき簡単に説明すると,まず,上記TFT側基板であるガラス基板の表面にTFTを形成する。次いで,該TFTの上面から透明電極層を形成し,次いでその上から配向膜を形成する。
【0027】
一方,上記カラーフィルタ側基板であるガラス基板の表面に,カラーフィルタを形成する。次いで,該カラーフィルタの上面から透明電極層を形成し,次いでその上から配向膜を形成する。
上記のごとく表面に成膜したTFT側基板とカラーフィルタ側基板とを,成膜された面同士を対向させて貼り合せる(図2参照)。
【0028】
そして,上記ガラス基板へのTFTの形成やカラーフィルタの形成には,上記スパッタリング装置を用いることができる(実施形態例2参照)。
上記スパッタリング装置には,本発明にかかる加熱装置が配設されている。そして,該加熱装置により上記ガラス基板を加熱しながら成膜を行なう。
この場合に,上記加熱装置により該ガラス基板を加熱しても,上記支持プレートに歪みを生ずるおそれがない。そのため,上記ガラス基板が反ったりするおそれもない。それ故,均一な成膜を実現することができる。
そのため,品質の高い液晶表示板を製造することができるスパッタリング装置が得られる。
【0029】
次に,請求項5に記載の発明のように,上記加熱装置の支持プレートは,プラズマCVD装置において上記ガラス基板を支持するものとすることもできる。
即ち,上述したTFTやカラーフィルタの形成には,上記プラズマCVD装置を用いることもできる。
【0030】
この場合,上記プラズマCVD装置により上記ガラス基板に成膜する際に,上記加熱装置により該ガラス基板を加熱しても,上記支持プレートに歪みを生ずるおそれがない。そのため,上記ガラス基板が反ったりするおそれもなく,均一な成膜を実現することができる。
そのため,品質の高い液晶表示板を製造することができるプラズマCVD装置が得られる。
【0031】
次に,請求項6に記載の発明のように,上記加熱装置の支持プレートは,貼り合せ装置において一対の上記ガラス基板を支持して貼り合せる定盤とすることもできる。
即ち,上述した上記TFT側基板とカラーフィルタ側基板との貼り合せには,上記貼り合せ装置を用いることができる。
【0032】
この場合,上記張り合わせ装置により一対の上記ガラス基板を貼り合せる際に,上記加熱装置により該ガラス基板を加熱しても,上記定盤に歪みを生ずるおそれがない。そのため,上記ガラス基板の全面において押圧力が均一となり,貼り合された一対のガラス基板の間に形成される隙間の厚みが均一となる。
それ故,品質の高い液晶表示板を得ることができる。
【0033】
次に,請求項7に記載の発明のように,上記ガラス基板には,上記液晶表示板のTFT側基板を含めることもできる。
この場合には,TFTを構成する絶縁膜や半導体膜等を,ガラス基板の位置に関わらず均一の膜厚に形成することができる。
【0034】
次に,請求項8に記載の発明のように,上記ガラス基板には,上記液晶表示板のカラーフィルタ側基板を含めることもできる。
この場合には,カラーフィルタを構成するブラックマトリックス等を,ガラス基板の位置に関わらず均一の膜厚に形成することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかる液晶表示板用のガラス基板の加熱装置につき,図1〜図3を用いて説明する。
即ち,図1に示すごとく,上記加熱装置1は,液晶表示板の製造工程において,図2に示す液晶表示板20を構成するガラス基板2を支持するための支持プレート11を有する。更に,上記加熱装置1は,図1に示すごとく,上記支持プレート11を発熱させることにより上記ガラス基板2を加熱するための発熱手段12を有する。
そして,上記支持プレート11はカーボン材料からなる。
【0036】
また,上記発熱手段12はニクロム線であり,上記支持プレート11の内部に埋め込まれいる。なお,上記支持プレート11にコイルを取付けることにより誘導加熱を発熱手段とすることもできる。
また,上記液晶表示板20を構成するガラス基板2としては,その表面にTFT(薄膜トランジスタ)3を形成するもの(TFT側基板21)とカラーフィルタ4を形成するもの(カラーフィルタ側基板22)がある。
【0037】
上記加熱装置1は,後述する上記液晶表示板20の製造工程において用いられるスパッタリング装置,プラズマCVD装置,或いは貼り合せ装置に配設されている。なお,上記各装置についての詳細は,実施形態例2〜4において説明する。
【0038】
また,上記支持プレート11の材料であるカーボン材料は,異方比が1.05の等方性カーボンである。
また,上記カーボン材料は,圧縮強度が90MPa,曲げ弾性率が10.5GPa,ショアー硬度(HS)が52,7.5×10-9m〜7.5×10-6mの半径を有する微細気孔の占める容積が8×10-8m3/g,20℃〜400℃における平均熱膨張係数が4.0×10-6℃-1である。
なお,上記微細気孔の半径や容積の値は,水銀圧入法(水銀ポロシメーター)により測定される値である。
【0039】
次に,上記液晶表示板20の製造工程につき,図2,図3を用いて説明する。
まず,上記TFT側基板21の表面にTFT3を形成する(ステップT1)。即ち,上記TFT側基板21の表面に絶縁層,半導体層,導体配線,ゲート電極,ソース電極,ドレイン電極等を形成することによりTFT3を形成する。
次いで,該TFT3の上面から透明電極層31を形成する(ステップT2)。次いで,該透明電極層31の上から配向膜32を形成し(ステップT3),該配向膜32にラビング処理を施す(ステップT4)。
【0040】
一方,上記カラーフィルタ側基板22の表面に,カラーフィルタ4を形成する(ステップC1)。即ち,上記カラーフィルタ側基板22の表面にブラックマトリックス等を形成することにより,上記カラーフィルタ4を形成する。
次いで,該カラーフィルタ4の上面から透明電極層41を形成する(ステップC2)。次いで,該透明電極層41の上から配向膜42を形成し(ステップC3),該配向膜42にラビング処理を施す(ステップC4)。
【0041】
上記のごとく表面に成膜したTFT側基板21とカラーフィルタ側基板22とを,成膜された面同士を対向させて貼り合せる。即ち,上記TFT側基板の配向膜上にシール材25を印刷すると共にプラスチックビーズ26を撒布した後(ステップS5,S6),上記カラーフィルタ側基板22を貼り合せる(ステップS7)。
【0042】
次いで,両ガラス基板2を両面から加圧して,該ガラス基板2間の間隔(図2の符号D)が上記プラスチックビーズ26の直径(10μm程度)に等しくなるまで押圧する(ステップS8)。次いで,加熱することにより上記シール材25を両ガラス基板2に融着させると共に硬化させる(ステップS9)。
その後,上記2枚のガラス基板2間に液晶27を注入する(ステップS10)。次いで,上記2枚のガラス基板2の両面に,偏向板28を貼り付けることにより(ステップS11),液晶表示板20を製造する(図2)。
【0043】
上述したガラス基板2へのTFT3の形成やカラーフィルタ4の形成には,実施形態例2において説明するスパッタリング装置5(図4),或いは実施形態例3において説明するプラズマCVD装置6(図5)を用いる。また,上記TFT側基板21と上記カラーフィルタ側基板22との貼り合せには,実施形態例4において説明する貼り合せ装置7(図6)を用いる。
そして,上記各装置には,上記ガラス基板2を支持すると共に加熱する加熱装置1が配設されている。そして,上記各装置は,上記加熱装置1によりガラス基板2を加熱しながら成膜あるいは加圧する。
【0044】
次に,本例の作用効果につき説明する。
上記加熱装置1は,図1に示すごとく,上記支持プレートにより上記ガラス基板2を支持する。そして,上記発熱手段12であるニクロム線に通電して発熱させ,その熱を上記支持プレート11に伝える。これにより,該支持プレートを発熱させ,該支持プレート11に支持されたガラス基板2を加熱する。
【0045】
ところで,上述のごとく,上記加熱装置1における支持プレート11は,カーボン材料からなる。
カーボン材料は熱膨張率が小さいため,上記支持プレート11を上記発熱手段12により発熱させて高温とした場合にも,熱膨張が殆ど起こらない。そのため,上記加熱装置1は,上記支持プレート11に歪みを生ずるおそれがない。
それ故,上記加熱装置1により上記ガラス基板2を加熱しながら成膜したり貼り合せを行なったりする際に,ガラス基板2が反ったり,押圧力が不均一となったりするおそれがない。また,上記支持プレート11からガラス基板2への熱伝導を均一に行なうことができる。従って,高品質の液晶表示板20を製造することができる。
【0046】
また,上記支持プレート11はカーボン材料により形成されているため,加工が容易である。そのため,上記ガラス基板2の形状や寸法に容易に合せることができるなど,所望の上記支持プレート11を容易に製造することができる。そのため,安価な加熱装置1を得ることができる。
【0047】
また,上記支持プレート11を構成するカーボン材料は軽量であるため,軽量な加熱装置1を得ることができる。それ故,例えば大型の液晶表示板用のガラス基板を製造する際に必要な,大型の加熱装置1の取扱いが容易となる。
【0048】
また,上記カーボン材料は,異方比が1.05の等方性カーボンであるため,上記支持プレート11を作製する際の材料取りが効率的に行なえる。それ故,安価な加熱装置1を得ることができる。
また,上記等方性カーボンは,緻密で強度も高い。そのため,強度の高い支持プレート11を有する加熱装置1を得ることができる。また,これにより,上記支持プレート11の薄板化,軽量化を図ることもできる。
【0049】
また,上記カーボン材料の圧縮強度は90MPaで,かつ曲げ弾性率は10.5GPaであるため,一層歪みの生じ難い支持プレート11を得ることができる。
また,上記カーボン材料のショアー硬度(HS)は52であるため,上記支持プレート11に一層歪みが生じ難く,かつ一層安価な加熱装置1を得ることができる。
【0050】
また,上記カーボン材料は,7.5×10-9m〜7.5×10-6mの半径を有する微細気孔の占める容積が8×10-8m3/gであるため,強度が高く一層軽量な支持プレート11を得ることができる。
また,上記カーボン材料は,20℃〜400℃における平均熱膨張係数が4.0×10-6℃-1であるため,加熱時において一層歪みの生じ難い支持プレート11を得ることができる。
【0051】
以上のごとく,本例によれば,支持プレートに歪みを生ずることがなく,かつ安価で軽量な,液晶表示板用のガラス基板の加熱装置を提供することができる。
【0052】
実施形態例2
本例は,図4に示すごとく,スパッタリング装置5に配設した加熱装置1の例である。即ち,上記スパッタリング装置5においてガラス基板2を支持すると共に加熱する基板電極治具51が,上記加熱装置1の支持プレート11となる。
【0053】
まず,上記スパッタリング装置5の構成につき説明する。
上記スパッタリング装置5は,図4に示すごとく,上記基板電極治具51と該基板電極治具51に対向配置されたカソード板52を,チャンバー50内に配設している。上記カソード板52における上記基板電極治具51に対向する面には,Alなど上記ガラス基板2に成膜するための材料からなるターゲット53が保持されている。
また,上記チャンバー50には,Arガスを導入するためのガス導入管54と,チャンバー50内を真空引きするための排気管55が配設されている。
【0054】
上記スパッタリング装置5によりスパッタリングを行なうに当っては,排気管55から上記チャンバー50内を真空引きした後,上記ガス導入管54からArガスを導入する。次いで,電源56を用いて上記カソード板52に電圧を印加することにより,Arイオンを,上記カソード板52に保持されたターゲット53に衝突させる。これにより,ターゲット53のAlがはじき出され,上記基板電極治具51に支持されているガラス基板2の表面に付着する。
これにより,上記ガラス基板2の表面にAl膜を成膜する。
【0055】
上記スパッタリング装置5は,実施形態例1で示した液晶表示板の製造工程において,TFT3の形成(図3のステップT1),カラーフィルタ4の形成(ステップC1),あるいは透明電極層31,41の形成(ステップT2,C2)に用いられる。
即ち,TFT3における導体配線,ゲート電極,ソース電極,ドレイン電極等を形成する際には,例えばAl金属をスパッタリング装置5により上記ガラス基板2にスパッタリングして成膜する。そして,その上にレジストによりパターン形成してエッチングした後,レジストを剥離することにより,各配線,電極を形成する。
【0056】
同様に,上記透明電極層の形成においては,ITOをスパッタリングする。また,カラーフィルターの形成においては,Cr/CrOXをスパッタリングしてブラックマトリックスを形成する。
【0057】
上記のごとくスパッタリングを行なうに当っては,発熱手段12により上記基板電極治具51である支持プレート11を発熱させて,上記ガラス基板2を約300℃に加熱する。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0058】
上記支持プレート11は,上述のごとくカーボン材料からなるため,歪みを生ずることがない。
そのため,スパッタリングによりAl等を成膜する際に,ガラス基板2が反ったりすることがない。それ故,ガラス基板2の全体に均一に成膜を行なうことができる。
その他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0059】
実施形態例3
本例は,図5に示すごとく,プラズマCVD装置6に配設した加熱装置1の例である。即ち,上記プラズマCVD装置6においてガラス基板2を支持すると共に加熱するサセプター61が,上記加熱装置1の支持プレート11となる。
【0060】
まず,上記プラズマCVD装置6の構成につき説明する。
上記プラズマCVD装置6は,上記サセプター61と,該サセプター61に対向配置された高周波電極62とをチャンバー60内に配設している。上記高周波電極62には,原料ガスを導入するためのガス導入管63,及び原料ガスを通過させるスリット641を多数有するシャワーヘッド64が設けてある。
また,上記チャンバー60には,チャンバー内を真空引きするための排気管65が設けてある。
【0061】
上記プラズマCVD装置6により成膜を行なうに当っては,成膜する材料の構成元素を含む原料ガス69を,上記ガス導入管63,シャワーヘッド64を通じて上記チャンバー内に導入する。このとき,上記高周波電極62における電圧により,シャワーヘッド64を通過する原料ガス69をプラズマ状態にする。プラズマ状態となった上記原料ガス69は,上記サセプター61に支持されたガラス基板2の表面に供給され,該ガラス基板2上において化学反応が起こり,成膜が行われる。
【0062】
上記プラズマCVD装置6は,実施形態例1で示した液晶表示板の製造工程において,TFTの形成(図3のステップT1),カラーフィルタの形成(ステップC1)に用いられる。
【0063】
即ち,上記TFT3における絶縁膜や半導体層は,例えばシリコン窒化膜や,アモルファスシリコンをプラズマCVD装置6により上記ガラス基板2の表面に成膜する。そして,その上にレジストによりパターン形成してエッチングした後,レジストを剥離することにより,絶縁膜や半導体層を形成する。
【0064】
上記のごとく成膜を行なうに当っては,発熱手段12により上記基板電極治具61である支持プレート11を発熱させて,上記ガラス基板2を約300℃に加熱する。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0065】
上記支持プレート11は,上述のごとくカーボン材料からなるため,歪みを生ずることがない。
そのため,プラズマCVD装置6によりシリコン窒化膜等を成膜する際に,ガラス基板2が反ったりすることがない。それ故,ガラス基板2の全体に均一に成膜を行なうことができる。
その他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0066】
実施形態例4
本例は,図6に示すごとく,貼り合せ装置7に配設した加熱装置1の例である。即ち,上記貼り合せ装置7において一対の上記ガラス基板2を各1枚支持して貼り合せ,その両面から加圧すると共に加熱する一対の定盤が,上記加熱装置1の支持プレート11となる。
【0067】
まず,上記貼り合せ装置7の構成につき説明する。
即ち,図6に示すごとく,上記貼り合せ装置7は,機枠70と,該機枠70の下枠701に固定された固定定盤71と,該固定定盤71に対向配置されると共に上記機枠の上枠702に上下動可能に取付けられた可動定盤72とからなる。
上記可動定盤72の上下動は,上記上枠702に固定されたエアシリンダー73によって行なう。
【0068】
上記貼り合せ装置7は,実施形態例1で示した液晶表示板20の製造工程において,一対のガラス基板2の貼り合せ(図3のステップS7)に用いられる。
上記貼り合せ装置7により,一対のガラス基板2を貼り合せるに当っては,TFT側基板21を上記固定定盤71にセットすると共に,カラーフィルム側基板22を上記可動定盤72にセットする。次いで,上記可動定盤72を下降させ(図6の矢印Z),上記TFT側基板21上に上記カラーフィルム側基板22を貼り合せる。
【0069】
次いで,上記エアシリンダ73によって,両ガラス基板2の間隔が10μm程度になるまで加圧する。次いで,上記固定定盤71及び可動定盤72に設けられた発熱手段12によって,上記固定定盤71及び可動定盤72を発熱させて上記ガラス基板2を約300℃に加熱する。
これにより,上記一対のガラス基板2の間のシール材を融着すると共に硬化させて,貼り合せを完了する。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0070】
上記支持プレート11は,上述のごとくカーボン材料からなるため,熱によって歪みを生ずることがない。
そのため,貼り合せ装置7により一対のガラス基板2を両面から加圧する際に,上記ガラス基板2の全面において押圧力が均一となり,貼り合された一対のガラス基板2の間に形成される隙間が均一となる。それ故,品質の高い液晶表示板を得ることができる。
その他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0071】
【発明の効果】
上述のごとく,本発明によれば,支持プレートに歪みを生ずることがなく,かつ安価で軽量な,液晶表示板用のガラス基板の加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,加熱装置の説明図。
【図2】実施形態例1における,液晶表示板の断面説明図。
【図3】実施形態例1における,液晶表示板の製造工程のフロー図。
【図4】実施形態例2における,スパッタリング装置の説明図。
【図5】実施形態例3における,プラズマCVD装置の説明図。
【図6】実施形態例4における,貼り合せ装置の説明図。
【符号の説明】
1...加熱装置,
11...支持プレート,
12...発熱手段,
2...ガラス基板,
21...TFT側基板,
22...カラーフィルム側基板,
3...TFT(薄膜トランジスタ),
31,41...透明電極層,
32,42...配向膜,
4...カラーフィルタ,
5...スパッタリング装置,
6...プラズマCVD装置,
7...貼り合せ装置,[0001]
【Technical field】
The present invention relates to a heating device for supporting and heating a glass substrate constituting the liquid crystal display panel in a manufacturing process of the liquid crystal display panel.
[0002]
[Prior art]
The liquid crystal display panel is manufactured by bonding a glass substrate on which a TFT (thin film transistor) is formed and a glass substrate on which a color filter is formed.
When forming a TFT on the glass substrate (TFT side substrate), a plasma CVD apparatus or a sputtering apparatus is used.
For example, the plasma CVD apparatus forms an insulating film made of a silicon nitride film, a silicon oxide film, a silicon oxynitride film, or the like, or a semiconductor layer made of amorphous silicon, P-doped amorphous silicon, or the like.
[0003]
In addition, a conductive wiring made of a metal film such as Al, Mo, Ta or the like, and a transparent electrode layer made of a gate electrode, a source electrode, a drain electrode, an ITO film or the like are formed by the sputtering apparatus.
Further, when forming a color filter on the glass substrate (color filter side substrate), a plasma CVD apparatus or a sputtering apparatus is used.
For example, Cr / CrO using the above sputtering apparatusXA black matrix made of a film or the like, or a transparent electrode layer made of an ITO film or the like is formed.
Further, when the TFT side substrate and the color filter side substrate are bonded together, a bonding apparatus is used. That is, the bonding apparatus bonds the TFT side substrate and the color filter side substrate, and pressurizes and heats them to bond them together at a predetermined interval.
[0004]
By the way, the sputtering device, the plasma CVD device, and the bonding device are provided with a heating device that supports and heats the glass substrate (see FIGS. 4 to 6). The heating device includes a support plate for supporting the glass substrate, and a heat generating unit for heating the glass substrate by generating heat.
[0005]
For example, the laminating apparatus is provided with a pair of surface plates, and the TFT side substrate and the color filter side substrate are bonded and supported by the pair of surface plates, respectively, and pressurized and heated from both sides. To do. Thereby, both are joined.
As described above, each device used in the manufacturing process of the liquid crystal display panel is provided with a heating device for heating the glass substrate.
[0006]
[Problems to be solved]
However, the conventional glass substrate heating device for liquid crystal display panels has the following problems.
That is, the support plate of the heating device is made of a metal such as stainless steel, aluminum, or iron.
Since metal has a large coefficient of thermal expansion, distortion may occur when the support plate generates heat. Therefore, the glass substrate supported by the support plate may be warped.
[0007]
In addition, when a film is formed on a warped glass substrate, the film thickness may be non-uniform depending on the position on the glass substrate surface. In addition, the pair of glass substrates pressed by the distorted support plate has a non-uniform pressing force and a non-uniform thickness of the space between the glass substrates. Therefore, there is a possibility that a high quality liquid crystal display panel cannot be obtained.
[0008]
In addition, since the specific gravity of metal is large, there is a problem that installation work becomes difficult particularly when a support plate for manufacturing a large liquid crystal display panel is installed in a plasma CVD apparatus or the like.
[0009]
The present invention has been made in view of such conventional problems, and is intended to provide a glass substrate heating device for a liquid crystal display panel that does not cause distortion in the support plate and is inexpensive and lightweight. is there.
[0010]
[Means for solving problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a support plate for supporting a glass substrate constituting the liquid crystal display plate in a manufacturing process of the liquid crystal display plate, and heating the glass substrate by heating the support plate. In a heating device having a heating means,
The heating means is embedded in the support plate;
The support plate is partly or entirely made of carbon material,
The carbon material is isotropic carbon having an anisotropic ratio of 1.25 or less,
MoreThe carbon material has a Shore hardness (HS) of 40-90.R
The carbon material has an average coefficient of thermal expansion of 3.0 × 10 6 at 20 ° C. to 400 ° C. -6 ℃ -1 ~ 6.0 × 10 -6 ℃ -1 IsA glass substrate heating apparatus for a liquid crystal display panel is provided.
[0011]
The most notable aspect of the present invention is thatThe heating means is embedded in the support plate;A part or all of the support plate is made of a carbon material, the carbon material is an isotropic carbon having an anisotropic ratio of 1.25 or less, and a Shore hardness (HS) is in the range of 40 to 90. thingAnd an average coefficient of thermal expansion at 20 ° C. to 400 ° C. is 3.0 × 10 -6 ℃ -1 ~ 6.0 × 10 -6 ℃ -1 BeIt is.
Examples of the carbon material include graphitic materials, carbonaceous materials, and C / C composites (carbon-bonded carbon fiber composite materials).
Further, as the heat generating means, a nichrome wire or the like embedded in the support plate is used.
The glass substrate constituting the liquid crystal display panel includes, for example, a substrate (TFT side substrate) having a TFT (thin film transistor) formed on its surface and a substrate having a color filter (color filter side substrate).
[0012]
Next, the effects of the present invention will be described.
The heating device of the present invention is used by being incorporated into various devices in various processes when manufacturing the liquid crystal display panel. At this time, the heating device supports the glass substrate by the support plate. Then, the heating means is caused to generate heat and the heat is transmitted to the support plate. As a result, the support plate generates heat, and the glass substrate supported by the support plate is heated.
In the present invention, the heat generating means is embedded in the support plate. Therefore, all the heat from the heating means is transmitted to the support plate, and the glass substrate can be efficiently heated.
In the present invention, in combination with the embedding of the heat generating means in the support plate, the carbon material as the support plate has an average coefficient of thermal expansion of 3.0 × 10 6 at 20 ° C. to 400 ° C. -6 ℃ -1 ~ 6.0 × 10 -6 ℃ -1 Is used.
Therefore, it is possible to obtain a heating device having a support plate that is less susceptible to distortion during heating.
Further, the support plate in which the heat generating means is embedded is a carbon material, and the carbon material is easy to process, so the heat generating means can be arranged at an arbitrary position.
The average thermal expansion coefficient is 6.0 × 10 -6 ℃ -1 In the case of exceeding, there is a risk of distortion when the support plate is heated to a high temperature. On the other hand, the average coefficient of thermal expansion is 3.0 × 10 -6 ℃ -1 If it is less, the material cost will be high, and it may be difficult to obtain an inexpensive heating device.
[0013]
Here, as described above, a part or all of the support plate is made of a carbon material.
Since the carbon material has a small coefficient of thermal expansion, thermal expansion hardly occurs even when the support plate is heated to a high temperature. Therefore, the heating device does not cause a distortion in the support plate.
Therefore, there is no possibility that the glass substrate is warped or the pressing force is not uniform when the glass substrate is heated while the glass substrate is heated by the heating device. In addition, heat conduction from the support plate to the glass substrate can be performed uniformly. Therefore, a high quality liquid crystal display panel can be manufactured.
[0014]
Further, since the support plate is made of a carbon material, the processing is easy. Therefore, a desired support plate can be easily manufactured, for example, it can be easily adapted to the shape and dimensions of the glass substrate. Therefore, an inexpensive heating device can be obtained.
[0015]
Moreover, since the carbon material which comprises the said support plate is lightweight, a lightweight heating apparatus can be obtained. Therefore, for example, handling of a large heating device required when manufacturing a glass substrate for a large liquid crystal display panel becomes easy.
[0016]
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a glass substrate heating apparatus for a liquid crystal display panel that does not cause distortion in the support plate and is inexpensive and lightweight.
[0017]
Also, Claim1Invention described inInThe above carbon material is an isotropic carbon with an anisotropic ratio of 1.25 or less.Use.
The isotropic carbon can be obtained by using, for example, a hydrostatic pressure rubber press. The isotropic carbon has various properties such as mechanical properties and thermal properties that are substantially constant in any direction. Therefore, the material can be efficiently taken when the support plate is manufactured.
[0018]
The isotropic carbon is dense and high in strength. Therefore, a heating device having a strong support plate can be obtained. This also makes it possible to reduce the thickness and weight of the support plate.
When the anisotropic ratio of the carbon material, for example, the anisotropic ratio of bending strength or thermal expansion coefficient exceeds 1.25, the strength of the support plate may be insufficient. In addition, variations in thermal characteristics become large, and it may be difficult to perform uniform heating.
[0019]
The anisotropic ratio of 1.25 means that the difference in physical properties is 1.25 times at the maximum depending on the direction. For example, when the thermal expansion coefficient of the carbon material varies depending on the direction, the value in the direction with the highest thermal expansion coefficient is 1.25 times the value in the direction with the smallest thermal expansion coefficient.
[0020]
Next, the claim2As described above, the carbon material preferably has a compressive strength of 78 MPa or more and a flexural modulus of 10 GPa or more.
As a result, a heating device having a support plate that is less prone to distortion can be obtained.
When the compressive strength is less than 78 MPa, for example, when the glass substrate is pressed by the support plate, the support plate may be deformed.
Further, even when the flexural modulus is less than 10 GPa, the support plate may be distorted.
[0021]
Also, Claim1Described inIn the invention ofThe carbon material has a Shore hardness (HS) of 40 to 90.Use.
As a result, it is possible to obtain a heating device that is less likely to be distorted in the support plate and that is cheaper.
When the Shore hardness is less than 40, the rate of damage to the support plate increases, which may cause distortion. On the other hand, when the Shore hardness exceeds 90, it is difficult to process the support plate, and it may be difficult to obtain an inexpensive heating device.
[0022]
Next, the claim3As described in the invention, the carbon material is 7.5 × 10-9m to 7.5 × 10-6The volume occupied by fine pores having a radius of m is 2 × 10-8mThree/G-2.5×10-7mThree/ G is preferable.
As a result, a heating device having a support plate that is stronger and lighter in weight can be obtained.
[0023]
The volume occupied by the fine pores is 2 × 10-8mThreeIf it is less than / g, the weight of the support plate may increase. On the other hand, the volume is 2.5 × 10-7mThreeIf it exceeds / g, the strength of the support plate may be insufficient. In addition, heat may not be transmitted uniformly to the entire support plate.
The radius value of the fine pores is a value measured by a mercury intrusion method.
[0024]
Next, the claim1Invention described inIn, Carbon material aboveIs 2The average thermal expansion coefficient at 0 ° C. to 400 ° C. is 3.0 × 10-6℃-1~ 6.0 × 10-6℃-1InThe
Thereby, the heating apparatus which has a support plate which cannot produce distortion more easily at the time of a heating can be obtained.
[0025]
The average thermal expansion coefficient is 6.0 × 10-6℃-1In the case of exceeding, there is a risk of distortion when the support plate is heated to a high temperature. On the other hand, the average coefficient of thermal expansion is 3.0 × 10-6℃-1If it is less, the material cost will be high, and it may be difficult to obtain an inexpensive heating device.
[0026]
Next, the claim4As described in the invention, the support plate of the heating device can support the glass substrate in the sputtering device.
Briefly describing an example of the manufacturing process of the liquid crystal display panel, first, TFTs are formed on the surface of the glass substrate which is the TFT side substrate. Next, a transparent electrode layer is formed from the upper surface of the TFT, and then an alignment film is formed thereon.
[0027]
On the other hand, a color filter is formed on the surface of the glass substrate which is the color filter side substrate. Next, a transparent electrode layer is formed from the upper surface of the color filter, and then an alignment film is formed thereon.
The TFT side substrate and the color filter side substrate formed on the surface as described above are bonded to each other with the formed surfaces facing each other (see FIG. 2).
[0028]
The sputtering apparatus can be used for forming TFTs and color filters on the glass substrate (see Embodiment 2).
The sputtering apparatus is provided with a heating device according to the present invention. And it forms into a film, heating the said glass substrate with this heating apparatus.
In this case, even if the glass substrate is heated by the heating device, there is no possibility that the support plate is distorted. Therefore, there is no possibility that the glass substrate is warped. Therefore, uniform film formation can be realized.
Therefore, a sputtering apparatus that can manufacture a high-quality liquid crystal display panel is obtained.
[0029]
Next, the claim5As described in the invention, the support plate of the heating device can support the glass substrate in a plasma CVD device.
That is, the plasma CVD apparatus can be used to form the above-described TFT and color filter.
[0030]
In this case, when the glass substrate is formed by the plasma CVD apparatus, the support plate is not distorted even if the glass substrate is heated by the heating apparatus. Therefore, uniform film formation can be realized without the possibility that the glass substrate is warped.
Therefore, a plasma CVD apparatus capable of producing a high quality liquid crystal display panel is obtained.
[0031]
Next, the claim6As described in the invention described above, the support plate of the heating device may be a surface plate that supports and bonds the pair of glass substrates in the bonding device.
That is, the above bonding apparatus can be used for bonding the TFT side substrate and the color filter side substrate.
[0032]
In this case, when the pair of glass substrates is bonded by the laminating apparatus, even if the glass substrate is heated by the heating apparatus, there is no risk of distortion of the surface plate. Therefore, the pressing force is uniform over the entire surface of the glass substrate, and the thickness of the gap formed between the pair of bonded glass substrates is uniform.
Therefore, a high quality liquid crystal display panel can be obtained.
[0033]
Next, the claim7As described in the invention described above, the glass substrate may include a TFT side substrate of the liquid crystal display panel.
In this case, an insulating film, a semiconductor film, or the like constituting the TFT can be formed with a uniform film thickness regardless of the position of the glass substrate.
[0034]
Next, the claim8As described above, the glass substrate may include a color filter side substrate of the liquid crystal display panel.
In this case, the black matrix constituting the color filter can be formed with a uniform film thickness regardless of the position of the glass substrate.
[0035]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A glass substrate heating apparatus for a liquid crystal display panel according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
That is, as shown in FIG. 1, the
The
[0036]
The heat generating means 12 is a nichrome wire and is embedded in the
The
[0037]
The
[0038]
The carbon material as the material of the
The carbon material has a compressive strength of 90 MPa, a flexural modulus of 10.5 GPa, and a Shore hardness (HS) of 52, 7.5 × 10.-9m to 7.5 × 10-6The volume occupied by fine pores having a radius of m is 8 × 10-8mThree/ G, the average thermal expansion coefficient at 20 ° C. to 400 ° C. is 4.0 × 10-6℃-1It is.
The values of the radius and volume of the fine pores are values measured by a mercury intrusion method (mercury porosimeter).
[0039]
Next, the manufacturing process of the liquid
First, the
Next, a
[0040]
On the other hand, the
Next, a
[0041]
The
[0042]
Next, both
Thereafter,
[0043]
For the formation of the
Each apparatus is provided with a
[0044]
Next, the effect of this example will be described.
As shown in FIG. 1, the
[0045]
Incidentally, as described above, the
Since the carbon material has a small coefficient of thermal expansion, thermal expansion hardly occurs even when the
Therefore, there is no possibility that the
[0046]
Further, since the
[0047]
Moreover, since the carbon material which comprises the said
[0048]
Further, since the carbon material is isotropic carbon having an anisotropic ratio of 1.05, the material can be efficiently taken when the
The isotropic carbon is dense and high in strength. Therefore, the
[0049]
Further, since the carbon material has a compressive strength of 90 MPa and a flexural modulus of 10.5 GPa, it is possible to obtain the
Further, since the Shore hardness (HS) of the carbon material is 52, it is possible to obtain a
[0050]
The carbon material is 7.5 × 10-9m to 7.5 × 10-6The volume occupied by fine pores having a radius of m is 8 × 10-8mThreeSince it is / g, it is possible to obtain a
The carbon material has an average coefficient of thermal expansion of 4.0 × 10 4 at 20 ° C. to 400 ° C.-6℃-1Therefore, it is possible to obtain the
[0051]
As described above, according to this example, it is possible to provide a glass substrate heating apparatus for a liquid crystal display panel that does not cause distortion in the support plate and is inexpensive and lightweight.
[0052]
This example is an example of the
[0053]
First, the configuration of the
In the
Further, the
[0054]
In performing sputtering by the
Thereby, an Al film is formed on the surface of the
[0055]
In the manufacturing process of the liquid crystal display panel shown in
That is, when forming the conductor wiring, gate electrode, source electrode, drain electrode, etc. in the
[0056]
Similarly, in the formation of the transparent electrode layer, ITO is sputtered. In the formation of color filters, Cr / CrOXIs sputtered to form a black matrix.
[0057]
In performing the sputtering as described above, the
Others are the same as in the first embodiment.
[0058]
Since the
Therefore, the
In addition, it has the same effects as the first embodiment.
[0059]
This example is an example of the
[0060]
First, the configuration of the
In the
The
[0061]
When the film is formed by the
[0062]
The
[0063]
That is, the insulating film and the semiconductor layer in the
[0064]
In forming the film as described above, the
Others are the same as in the first embodiment.
[0065]
Since the
Therefore, the
In addition, it has the same effects as the first embodiment.
[0066]
This example is an example of the
[0067]
First, the configuration of the
That is, as shown in FIG. 6, the
The
[0068]
The
In bonding the pair of
[0069]
Next, the
Thereby, the sealing material between the pair of
Others are the same as in the first embodiment.
[0070]
Since the
For this reason, when the pair of
In addition, it has the same effects as the first embodiment.
[0071]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a heating device for a glass substrate for a liquid crystal display panel that does not cause distortion in the support plate and is inexpensive and lightweight.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a heating device in
2 is a cross-sectional explanatory view of a liquid crystal display panel in
3 is a flowchart of a manufacturing process of a liquid crystal display panel in
4 is an explanatory diagram of a sputtering apparatus in
5 is an explanatory diagram of a plasma CVD apparatus in
6 is an explanatory diagram of a bonding apparatus in
[Explanation of symbols]
1. . . Heating device,
11. . . Support plate,
12 . . Heating means,
2. . . Glass substrate,
21. . . TFT side substrate,
22. . . Color film side substrate,
3. . . TFT (Thin Film Transistor),
31, 41. . . Transparent electrode layer,
32,42. . . Alignment film,
4). . . Color filter,
5. . . Sputtering equipment,
6). . . Plasma CVD equipment,
7). . . Laminating equipment,
Claims (8)
上記発熱手段は,上記支持プレートの内部に埋め込まれており,
上記支持プレートは,その一部又は全部がカーボン材料からなり,
また,該カーボン材料は異方比が1.25以下の等方性カーボンであり,
更に,該カーボン材料はショアー硬度(HS)が40〜90であり,
かつ,該カーボン材料は,20℃〜400℃における平均熱膨張係数が3.0×10 -6 ℃ -1 〜6.0×10 -6 ℃ -1 であることを特徴とする液晶表示板用のガラス基板の加熱装置。In a heating apparatus having a support plate for supporting a glass substrate constituting the liquid crystal display plate in a manufacturing process of the liquid crystal display plate, and a heating means for heating the glass substrate by heating the support plate,
The heating means is embedded in the support plate;
The support plate is partly or entirely made of carbon material,
The carbon material is isotropic carbon having an anisotropic ratio of 1.25 or less,
Further, the carbon material is Shore hardness (HS) is Ri 40-90 der,
And the carbon material for a liquid crystal display panel, wherein the average thermal expansion coefficient at 20 ° C. to 400 ° C. is 3.0 × 10 -6 ℃ -1 ~6.0 × 10 -6 ℃ -1 Glass substrate heating device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28411999A JP4757969B2 (en) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | Glass substrate heating device for LCD panels |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28411999A JP4757969B2 (en) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | Glass substrate heating device for LCD panels |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001108954A JP2001108954A (en) | 2001-04-20 |
JP4757969B2 true JP4757969B2 (en) | 2011-08-24 |
Family
ID=17674437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28411999A Expired - Lifetime JP4757969B2 (en) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | Glass substrate heating device for LCD panels |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4757969B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5891848B2 (en) * | 2012-02-27 | 2016-03-23 | ウシオ電機株式会社 | Method and apparatus for bonding workpieces made of glass substrate or quartz substrate |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5882578A (en) * | 1981-11-11 | 1983-05-18 | Takashi Mori | Solar cell |
JPH0723859A (en) * | 1993-07-05 | 1995-01-27 | Toyo Tanso Kk | Cooking appliance |
JP3411174B2 (en) * | 1997-02-28 | 2003-05-26 | 京セラ株式会社 | Crimping device |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP28411999A patent/JP4757969B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001108954A (en) | 2001-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3169864B2 (en) | LCD panel manufacturing equipment | |
EP2402298B1 (en) | Method of fabricating a ceramic-metal junction | |
KR100460373B1 (en) | Apparatus for manufacturing liquid crystal panel and method thereof | |
JP4757969B2 (en) | Glass substrate heating device for LCD panels | |
JP2001117079A (en) | Heating device of substrate for liquid crystal display plate | |
JP3926231B2 (en) | Manufacturing method of liquid crystal display device | |
JP4372916B2 (en) | Substrate heating device for liquid crystal display panel | |
JP2001126851A (en) | Heater unit for semiconductor wafer and 1t3 manufacturing method | |
JP2007036130A (en) | Substrate joining method and apparatus thereof utilizing difference in thermal expansion coefficient | |
JP4372914B2 (en) | Glass substrate heating device for LCD panels | |
KR20000016847A (en) | Apparatus of manufacturing a liquid crystal display panel | |
KR20070069237A (en) | Method and equipment of bonding flexible substrate for the liquid crystal panel on glass board | |
JP3588292B2 (en) | Thin film forming equipment | |
JPH0593806A (en) | Color filter and production thereof | |
JP2001117080A (en) | Heating device of substrate for liquid crystal display panel | |
JPH09304780A (en) | Pressing device for liquid crystal cell and manufacture of liquid crystal cell | |
JP2001209057A (en) | Device for manufacturing liquid crystal panel | |
JP2008147508A (en) | Substrate processing device, method of manufacturing electronic apparatus, and electronic apparatus manufactured using the substrate processing device | |
TWI298413B (en) | ||
JPH0862557A (en) | Production of liquid crystal cell | |
KR100289819B1 (en) | Device for adhesion of film for static electricty chuck and process for preparing thereof | |
JP3939186B2 (en) | Method for manufacturing offset printing blanket | |
JP3383556B2 (en) | Manufacturing method of liquid crystal display device | |
JPH08195333A (en) | Strainless bonding method for monocrystalline silicon laminate structure | |
JPH11167119A (en) | Production of electrode substrate and production of liquid crystal element |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110531 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110602 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4757969 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |