JP4755850B2 - 携帯型led照明灯装置 - Google Patents

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本発明は、工事現場や交通整理などにおいて信号灯として使用できる機能を備えているのに加えて、必要に応じて前方を照射する前照灯としても使用できる機能を兼ね備えた携帯型LED照明灯装置に関するものである。
従来、LEDを光源とする携帯型信号灯としては、複数個のLEDを間隔を存して一直線状に配列した配置でフード内に収納し、円錐形または球面形の反射面を有するブロック体を各LED毎に個々に取り付けることにより、各LEDにおける配列方向を向いた指向性の発光を側方向に偏向させるようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、支柱部の上端部に標示筒を設け、この標示筒内に、複数個のLEDを実装した基板と、各LEDに対し前方側で相対向する配置で設けられて各LEDの発光を側方の標示筒に向け反射させる反射板とを設けたもの(例えば、特許文献2参照)などが知られている。
特開2002−75002号公報 実開平2−97711号公報
しかしながら、従来の何れの携帯型信号灯においても、LEDと反射鏡とが、LEDの発光の全てを反射鏡によって側方に向け反射させる相対位置に固定して設けられているため、信号灯としての機能しか有していないことから、使用用途が限定されている。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、信号灯としての機能に加えて、必要に応じて前方を照射する前照灯としても使用できる機能を兼ね備えた携帯型LED照明灯装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の携帯型LED照明灯装置は、筒状の内部に駆動電源としての電池が収容され、且つ中心線上に位置されて前方側に向け発光する配置で光源が設けられた本体ケースと、前後両端が開口した椀形状の内外面に光源からの光を前方へ向け反射させる内側反射面と光を側方へ反射させる外側反射面とがそれぞれ形成された反射鏡が内部に固定された、前後両端開口した筒状の前ケースと、前ケースおよび本体ケースにそれぞれ連結される筒状の前後両端の各開口部が前ケースおよび本体ケースに摺動自在に嵌合して連結された光透過性連結ケースとを備え、本体ケースと光透過性連結ケースとの摺動および前ケースと光透過性連結ケースとの摺動により、光透過性連結ケースと本体ケースとの相対位置および光透過性連結ケースとースとの相対位置が、光源が反射鏡の後端開口部内に位置する配置と反射鏡の後端開口が光源の前方側へ離間した配置とに択一的に可変設定できるように構成されており、光透過性連結ケースには、着色された半透明の光透過部が設けられているとともに、光透過部に対し前後両側に、本体ケースおよび前ケースの各々の内周面にそれぞれ摺動するとともに摺動停止した位置に保持する鋸歯状部が形成されており、反射鏡の後端開口が光源の前方側へ離間したときには、光透過部は、反射鏡の外側反射面の側方に位置しており、反射鏡の外側反射面からの反射光を透過させて外部に放出することを特徴としている。
請求項2に係る発明の携帯型LED照明灯装置は、請求項1に係る発明における反射鏡の前側開口端に、前記反射鏡の内側反射面からの反射光を前ケースの前方側外方へ向け集光して照射させる集光レンズが嵌め込み状態で取り付けられている。
請求項3に係る発明の携帯型LED照明灯装置は、請求項2に係る発明における集光レンズが、反射鏡の内側反射面からの反射光を平行光線に変換するよう偏光させて前方に集光照射できるように光学的設計がなされたものである。
請求項に係る発明の携帯型LED照明灯装置は、請求項1ないしの何れか1項に係る発明における光源として、単一の高輝度白色LEDが設けられ、この高輝度白色LEDが、熱伝達係数の高い金属材料で形成された回路基板に実装され、反射鏡に放熱口が形成されている。
請求項に係る発明の携帯型LED照明灯装置は、請求項1ないしの何れか1項に掛かる発明における反射鏡が、内側反射面の反射率を低く、且つ外側反射面の反射率を高く設定して形成されたものである。
請求項に係る発明の携帯型LED照明灯装置は、請求項1ないしの何れか1項に係る発明において、光源を連続点灯と点滅点灯とに切換制御する点灯切換回路を、反射鏡の後端開口部が光源に対し前方側に離間した信号灯モードと光源が反射鏡の後端開口部内に位置する前照灯モードとを検知するモード検知スイッチとを備え、点灯切換回路が、モード検知スイッチからの検知信号に基づき自動的に切換制御されるように構成されている。
請求項1に係る発明では、光透過性連結ケースと本体ケースとの相対位置および光透過性連結ケースと前ケースとの相対位置を、装置全体が伸長する方向にスライド移動させて互いに離間する配置に設定すれば、光透過性連結ケースの後端開口部が光源に対し前方側に離間するので、光源から発せられる光は、その殆どが反射鏡の外側反射面によって側方の光透過性連結ケースに向け反射されて、その光透過部を透過して側方周囲に放出されるから、この状態で本体ケースを把持すれば、信号灯として好適に使用することができる。このとき、反射鏡の後端開口部を光源に対し前方側に離間させて信号灯の機能に設定した場合、光透過性連結ケースの光透過部が本体ケースと前ケースとの中間部に位置されるので、反射鏡の外側反射面からの反射光を光透過部を透過させて効率的に側方周囲を照射できる。一方、光透過性連結ケースと本体ケースとの相対位置および光透過性連結ケースと前ケースとの相対位置を、装置全体が短縮する方向にスライド移動させて互いに近接する配置に設定すれば、光透過性連結ケースの後端開口部内に光源が位置するので、光源から発せられた光は、その殆どが反射鏡の内側反射面によって前方側に向け反射されて、前ケースの前側開口部から前方に向け放出されるから、必要に応じて信号灯から前照灯に変更して好適に使用することができるとともに、鋸歯状部によって本体ケース、光透過性連結ケースおよび前ケースの各々の相対位置を保持できるので、使い勝手の良いものとなる
請求項2に係る発明では、反射鏡の内側反射面からの反射光を集光レンズを透過させることにより前方に集光させることができるので、前照灯として使用する場合に、前方の所要の照明領域において所定の照度を確保した照明を行うことができる。
請求項3に係る発明では、前方の所要の照明領域を所定の照度を一層確実に確保しながら照明むら無く均等に照射することができるので、極めて好適な前照灯となる。
請求項に係る発明では、大電流を流すことのできる高輝度白色LEDを単一用いるだけで所望の輝度を確保して装置全体のコンパクト化を図りながらも、発熱量の大きな高輝度白色LEDで発生した熱が、熱伝達係数の高い金属材料を用いて配線パターンが形成された回路基板を伝熱して周囲に効果的に放熱されるとともに、反射鏡の内部空間を伝わった熱が反射鏡の放熱口から外部空間に効果的に放熱されるので、大掛かりな放熱手段を別途設けることなく、回路基板と反射鏡とに設けた簡単な放熱手段により効果的に放熱できるようにして、高輝度白色LEDの発熱による過熱を確実に防止して長寿命化を確保できる。
請求項に係る発明では、反射鏡の内側反射面が外側反射面よりも低い反射率に設定されていることから、光源からの光を必要な光量に低減して集光レンズに向け反射するので、集光レンズによって前方に結像して照射された発光部に対応する照明領域の周囲に不要な光のリング状の照明領域が形成されることがなく、見易い照明となる。
請求項に係る発明では、必要に応じて信号灯から前照灯に変更すべく装置全体を短縮させるよう操作した場合に、光源が連続点灯するように自動的に切り換えられるので、スイッチの切換操作などが不要となって使い勝手の良いものとなる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1および図2は何れも本発明の一実施の形態に係る携帯型LED照明灯装置を示す縦断面図であり、図1は前照灯モードに設定した状態、図2は信号灯モードに設定した状態をそれぞれ示している。この携帯型LED照明灯装置は、何れも円筒状となった本体ケース1、前ケース2、光透過性連結ケース3および電池蓋ケース4を前後方向に一列配列に連接することにより、筒体容器状の装置外体が構成されている。本体ケース1と前ケース2は、これらの間に光透過性連結ケース3を介在して相互に連結されている。ここで、本体ケース1と光透過性連結ケース3とは、長手方向に沿ってスライド移動によって相対位置が可変できる形態で連結され、前ケース2と光透過性連結ケース3とは、長手方向に沿ってスライド移動によって相対位置が可変できる形態で連結されている。これにより、上記装置外体は長手方向に沿って伸縮できるようになっている。これの詳細については後述する。
上記本体ケース1内には、一端(図の下方)が開口した有頭円筒状の電池収納部7が、後端部(図の下端部)を本体ケース1の取付片1aにねじ8により固定して収容されている。この電池収納部7には、複数個(この実施の形態においては4個)の電池9が、互いに直列接続された配置で電池ケース10に収納された状態で一端開口から着脱自在に挿入して収容されるようになっている。この電池収納部7の前端近傍の外周面には、係止突片7aが外方へ向け突設されている。上記電池収納部7の他端部には、高輝度白色LED11およびモード検知スイッチ12などが実装された第1の回路基板13がねじ14により固定されている。
この実施の形態では、光源として、高輝度白色LED11が単一設けられているだけであるが、この高輝度白色LED11として、定格電流が350mAで最大電流値が500mAのものが用いられている。すなわち、この照明灯装置は、単一の高輝度白色LED11によって所望の輝度を確保できるようになっている。但し、上記高輝度白色LED11は、大電流が流れることから、発熱量が比較的大きいので、この高輝度白色LED11が実装される第1の回路基板13は、熱伝達係数の高い金属材料を用いて配線パターンが形成されている。また、上記高輝度白色LED11は、円筒状を呈する全体形状に構成された装置外体の中心線上において、光軸が前方(図の上方)を向く配置で第1の回路基板13に実装されている。
上記電池蓋ケース4は、有底円筒状に形成されて、本体ケース1に対しねじ結合により着脱自在に取り付けられるようになっている。この電池蓋ケース4の開口端近傍箇所には支持板17が嵌合状態で固着され、この支持板17に、電源スイッチ18を有する制御部19が実装された第2の回路基板20が、取付部材21を介在してねじ22により固着されている。上記電源スイッチ18は、押圧操作することにより、電池9から高輝度白色LED11への駆動電源の供給制御するものである。
上記第2の回路基板20は、コネクタ23を介して電池ケース10の電源端子(図示せず)に接続されているとともに、接続コード24を介して第1の回路基板13に接続されている。これにより、電源ケース10内の各電池9は、第2の回路基板20、接続コード24および第2の回路基板20を介して高輝度白色LED11に電源を供給して発光させるようになっており、上記制御部19は、電源スイッチ18の押圧操作に対応して高輝度白色LED11への通電制御を行う。なお、上記接続コード24は、電池ケース10および電池蓋ケース4を本体ケース1の外部に引き出せる長さを有しており、電池ケース10および電池蓋ケース4が取り付けられる際には手繰られた状態で本体ケース1内に収容される。
上記前ケース2内には、椀状の外観を呈して両端部が開口された形状の反射鏡27と、非球面形状を有する凸レンズからなる集光レンズ28とが、反射鏡27の前端開口部に集光レンズ28を嵌め込んだ結合状態で固定部材29を介して固着されている。上記反射鏡27と集光レンズ28とは、各々の中心軸が高輝度白色LED11の光軸と合致する配置で前ケース2に固定されている。上記固定部材29には、後端部に係止突部29aが外方へ向け突設されている。
椀状を呈する上記反射鏡27の内側反射面27aは、図1に示すように後部開口部における中心軸上に高輝度白色LED11が位置する相対配置とされたときに、高輝度白色LED11から発せられた光を前方の集光レンズ28に向け反射させる湾曲面に形成されている。集光レンズ28は、透明樹脂または透明ガラスにより形成されたもので、反射鏡27の内側反射面27aからの反射光を平行光線に変換するよう偏光させて前方に集光照射できるように光学的設計がなされたものである。
一方、上記反射鏡27の外側反射面27bは、図2に示すように、図2に示すように高輝度白色LED11が後部開口部から離間した中心軸上に位置する相対配置とされたときに、高輝度白色LED11から発せられた光を周側方の光透過性連結ケース3に向け反射させる湾曲面に形成されている。
また、反射鏡27は、内側反射面27aの反射率を低く、且つ外側反射面27bの反射率を高く設定して形成されており、この実施の形態では、内側反射面27aおよび外側反射面27bが、研磨などの手段で所定の反射率に形成されているが、アルミニウムを蒸着する表面処理手段などで所定の反射率に形成することもできる。なお、反射鏡27には、単一または複数個の放熱口27cが開口されている。
上記光透過性連結ケース3は、赤色に着色した半透明の合成樹脂により、本体ケース1および前ケース2の内周面に対し自体の外周面が摺動する径を有する円筒形状に形成されている。したがって、この携帯型LED照明灯装置は、光透過性連結ケース3を本体ケース1に対し摺動しながら出入させ、且つ前ケース2を光透過性連結ケース3に摺動しながら出入させることにより、本体ケース1、光透過性連結ケース3および前ケース2の各々の中心軸方向の相対位置を可変して全体の長さを伸縮できるようになっており、それにより、信号灯モードと前照灯モードとに切り換えできる。
また、光透過性連結ケース3は、その中央箇所に、透過光を拡散させて出射させる光透過部3aが設けられ、この光透過部3aに対し前後両側箇所の外周面に、鋸歯状面3bが形成され、さらに、前後両端部に、係止小片3c,3dがそれぞれ形成されている。
つぎに、上記携帯型LED照明灯装置の使用形態について説明する。先ず、工事現場や交通整理などで信号灯として使用する場合には、図2に示すように、光透過性連結ケース3を、これの係止小片3dが電池収納部7の係止突片7aに当接する最大引出し位置まで本体ケース1から引き出すとともに、前ケース2を、固定部材29の係止突部29aが光透過性連結ケース3の係止小片3cに当接する最大引出し位置まで光透過性連結ケース3から引き出して、装置外体を最大長さに伸長させた形態とする。
このとき、光透過性連結ケース3は、自体の前後一対の鋸歯状部3bがそれぞれ本体ケース1および前ケース2の各々の内周面に圧接して、本体ケース1および前ケース2に対し相対位置が妄りに変化しないように保持される。この状態では、反射鏡27は高輝度白色LED11から離間されているので、高輝度白色LED11から発せられ光Lは、その殆どが反射鏡27の外側反射面27bに入射して側方の光透過性連結ケース3の光透過部3aに向け反射され、その光透過部3aを透過して拡散光として側方周囲に放出される。ここで、光源として高輝度白色LED11が用いられていることと、反射鏡27の外側反射面27bが比較的大きな反射率に設定されていることとにより、周側方への放出する拡散光の光量を十分に確保することができるとともに、赤色に着色された光透過部3aを透過することにより赤色光に変換して放出されるので、この状態で本体ケース1を把持すれば、周囲の自動車や歩行者に自分の存在や非常事態を知らしめるための信号灯として好適に使用することができる。
一方、必要に応じて前照灯として使用する場合には、図1に示すように、光透過性連結ケース3を、これの光透過部3aが本体ケース1の前側開口端に当接するまで本体ケース1内に押し込むとともに、前ケース2を、これの後部開口端が光透過性連結ケース3の光透過部3aに当接するまで押し込んで、最小長さに短縮させた形態とする。
このとき、光透過性連結ケース3は、自体の前後一対の鋸歯状部3bの全体がそれぞれ本体ケース1および前ケース2の各々の内周面に圧接して、本体ケース1および前ケース2に対し相対位置が変化しないように確実に保持される。この状態では、高輝度白色LED11は反射鏡27における後方開口部内に入り込んだ位置に保持されるので、高輝度白色LED11から発せられる光Lは、その殆どが反射鏡27の内側反射面27aによって前方の集光レンズ28に向け反射されて、前ケース2の前側開口から放出される。
ここで、光源として高輝度白色LED11が用いられていることに加えて、集光レンズ28は、反射鏡27の内側反射面27aからの反射光を平行光線に変換するよう偏光させて前方に集光照射できるように光学的設計がなされたものであるから、前方の所要の照明領域を所定の照度を確保しながら照明むら無く均等に照射することができる。しかも、反射鏡27の内側反射面27aは、外側反射面27bよりも低い反射率に設定されていることから、高輝度白色LED11からの光を必要な光量に低減して集光レンズ28に向け反射するので、集光レンズ28によって前方に結像して照射された高輝度白色LED11の発光部に対応する照明領域の周囲に不要な光のリング状の照明領域が形成されることなく、見易い照明となる。したがって、この状態で本体ケース1を把持すれば、前照灯として好適に使用することができる。
また、上記照明灯装置では、モード検知スイッチ12が第1の回路基板13に実装して設けられており、このモード検知スイッチ12は、図2に示す信号灯機能の状態に設定したときに、光透過性連結ケース3の操作片3eが離間してオフされることにより信号灯モードであることを検知するとともに、図1に示す前照灯機能の状態に設定したときに、近接する光透過性連結ケース3の操作片3eによって自体のアクチュェータが押し下げられることにより前照灯モードであることを検知するようになっている。
図3は、この実施の形態の照明灯装置の電気制御系のブロック構成図を示す。同図において、上記モード検知スイッチ12が信号灯モードを検知したときには、切換制御回路30がモード検知スイッチ12の検知信号に基づき点灯切換回路31を制御することにより、電池9を含む電源回路から点灯切換回路31を介して点滅点灯回路33にのみ駆動電源が供給されて、点滅点灯回路33が高輝度白色LED11を点滅点灯させるように切り換えられる。したがって、信号灯として使用する場合には、光透過性連結ケース3の光透過部3aから外方周囲に向け点滅光が放出されることにより、危険の報知効果が加わるから、一層効果的な信号となる。
一方、上記モード検知スイッチ12が前照灯モードを検知したときには、切換制御回路30がモード検知スイッチ12の検知信号に基づき点灯切換回路31を制御することにより、電池9を含む電源回路から点灯切換回路31を介して連続点灯回路34にのみ駆動電源が供給されて、連続点灯回路34が高輝度白色LED11を連続点灯させるように切り換えられる。したがって、必要に応じて信号灯から前照灯すべく装置全体を短縮するよう操作した場合には、高輝度白色LED11が連続点灯するように自動的に切り換えられるので、スイッチの切換操作などが不要となって使い勝手の良いものとなる。
また、この実施の形態の照明灯装置では、大電流を流すことのできる高輝度白色LED11を単一用いるだけで所望の輝度を確保して装置全体のコンパクト化を図りながらも、発熱量の大きな高輝度白色LED11を用いることに起因する過熱を確実に防止できるようになっている。すなわち、前記照明灯装置では、高輝度白色LED11で発生した熱が、熱伝達係数の高い金属材料を用いて配線パターンが形成された第1の回路基板13を伝熱して周囲に効果的に放熱されるとともに、反射鏡27の内部空間を伝わった熱が反射鏡27の放熱口27cから外部空間に効果的に放熱される。これにより、この照明灯装置は、大掛かりな放熱手段を別途設けることなく、第1の回路基板13と反射鏡27とに設けた簡単な放熱手段により効果的に放熱できるようにして、高輝度白色LED11の発熱による過熱を確実に防止して長寿命化を確保できるものになっている。
本発明は、本体ケースと前ケースとを、これらの間に介在した光透過性連結ケースを介して相対位置を変更できるように連結したことにより、光源からの光を前ケースに収納の椀状の反射鏡の外側反射面で反射させて光透過性連結ケースを介し側方周囲に放出させる状態としたときに、信号灯として使用することができ、これに加えて、必要に応じて、光源からの光を反射鏡の内側反射面で反射させて前ケースを介し前方に向け放出させる状態とすることにより、前照灯としても好適に使用可能な携帯型LED照明灯装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る携帯型LED照明灯装置における前照灯機能に設定した状態の縦断面図。 同上の携帯型LED照明灯装置における信号灯機能に設定した状態の縦断面図。 同上の携帯型LED照明灯装置の電気制御系のブロック構成図。
符号の説明
1 本体ケース
2 前ケース
3 光透過性連結ケース
3a 光透過部
3b 鋸歯状部
9 電池
11 高輝度白色LED(光源)
12 モード検知スイッチ
13 第1の回路基板(回路基板)
27 反射鏡
27a 内側反射面
27b 外側反射面
27c 放熱口
28 集光レンズ
31 点灯切換回路

Claims (6)

  1. 筒状の内部に駆動電源としての電池が収容され、且つ中心線上に位置されて前方側に向け発光する配置で光源が設けられた本体ケースと、
    前後両端が開口した椀形状の内外面に前記光源からの光を前方へ向け反射させる内側反射面と前記光を側方へ反射させる外側反射面とがそれぞれ形成された反射鏡が内部に固定された、前後両端開口した筒状の前ケースと、
    前記前ケースおよび前記本体ケースにそれぞれ連結される筒状の前後両端の各開口部が前記前ケースおよび前記本体ケースに摺動自在に嵌合して連結された光透過性連結ケースとを備え、
    前記本体ケースと前記光透過性連結ケースとの摺動および前記前ケースと前記光透過性連結ケースとの摺動により、前記光透過性連結ケースと前記本体ケースとの相対位置および前記光透過性連結ケースと前ケースとの相対位置が、前記光源が前記反射鏡の後端開口部内に位置する配置と前記反射鏡の後端開口が前記光源の前方側へ離間した配置とに択一的に可変設定できるように構成されており、
    前記光透過性連結ケースには、着色された半透明の光透過部が設けられているとともに、前記光透過部に対し前後両側に、前記本体ケースおよび前記前ケースの各々の内周面にそれぞれ摺動するとともに摺動停止した位置に保持する鋸歯状部が形成されており、
    前記反射鏡の前記後端開口が前記光源の前方側へ離間したときには、前記光透過部は、前記反射鏡の前記外側反射面の側方に位置しており、前記反射鏡の前記外側反射面からの反射光を透過させて外部に放出することを特徴とする携帯型LED照明灯装置。
  2. 前記反射鏡の前側開口端に、前記反射鏡の前記内側反射面からの反射光を前記前ケースの前方側外方へ向け集光して照射させる集光レンズが嵌め込み状態で取り付けられている請求項1に記載の携帯型LED照明灯装置。
  3. 前記集光レンズが、前記反射鏡の前記内側反射面からの反射光を平行光線に変換するよう偏光させて前方に集光照射できるように光学的設計がなされたものである請求項2に記載の携帯型LED照明灯装置。
  4. 前記光源として、単一の高輝度白色LEDが設けられ、前記高輝度白色LEDが、熱伝達係数の高い金属材料で形成された回路基板に実装され、前記反射鏡に放熱口が形成されている請求項1ないしの何れか1項に記載の携帯型LED照明灯装置。
  5. 前記反射鏡が、前記内側反射面の反射率を低く、且つ前記外側反射面の反射率を高く設定して形成されたものである請求項1ないしの何れか1項に記載の携帯型LED照明灯装置。
  6. 前記光源を連続点灯と点滅点灯とに切換制御する点灯切換回路を、前記反射鏡の前記後端開口部が前記光源に対し前方側に離間した信号灯モードと前記光源が前記反射鏡の前記後端開口部内に位置する前照灯モードとを検知するモード検知スイッチとを備え、前記点灯切換回路が、前記モード検知スイッチからの検知信号に基づき自動的に切換制御されるように構成されている請求項1ないしの何れか1項に記載の携帯型LED照明灯装置。
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