JP4755461B2 - アンテナ付きミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ(例えば、車両のミラー装置にXMラジオやモバイル放送を受信するための衛星放送受信用アンテナ等を含めたギガヘルツ帯アンテナ)を内蔵したアンテナ付きミラー装置に関する。
従来より衛星放送受信用アンテナ等に用いられるギガヘルツ帯アンテナ(以下、アンテナという)は、性能的に最もよいとされる車両の屋根の上やトランクの上に設置するのが一般的であった。しかし、このように車両の屋根の上等にアンテナを設置すると、アンテナとアンテナ用のケーブルがユーザから見えることで車両の見栄えが悪くなるという不具合があった。また、車両の屋根の上等にアンテナを設置すると、走行時に風切り音が生じるという問題もある。そこで、近年、このような問題を解消するため、アンテナを車両のドアミラーの内部に格納する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平9−246827号公報(段落0017、0018、図1) 特開2004−168153号公報(段落0014、0019、図1) 特開2004−130875号公報(段落0014〜0016、0022、図1)
ところで、前記特許文献1〜3に記載の車両用ドアミラー装置では、ミラーハウジング(ドアミラーケース)内に収容したアンテナのアースをとるために、アンテナからのアース用のケーブルを、ミラーハウジング内から外部にわざわざ引き廻してドアやミラーベース(ドアミラーステー)に接続している。このため、車両の組立時に前記ケーブルの引き廻し作業が面倒な作業となり、作業性が低下するという問題がある。
また、アース用のケーブルをミラーハウジングから外部に引き廻すためにミラーハウジングやミラーベース等に貫通孔を穿設せざるを得ず、車両用ドアミラー装置の構造が複雑化するばかりか、製作コストが高くつくという問題もある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、アンテナのアースをとるためのケーブルの引き廻し作業を不要または簡略化することができ、車両の組立時の作業性を向上できると共に、全体の構造を簡素化して製作コストを小さく抑えることができるようにしたアンテナ付きミラー装置を提供することを目的とする。
前記課題に鑑み本発明者らは鋭意研究を行い、ミラーハウジング内のアンテナを、ミラーハウジング内に設けた導電性材料に電気的に接続させるだけで、この導電性材料をアースとして利用でき、電波に対するアンテナの受信性能(利得(ゲイン)、偏差(リップル)等)を安定して維持できることを見出し、本発明を完成した。
前記課題を解決した本発明のうちの請求項1に記載された発明は、車両に固定して設けられたミラーベースと、前記ミラーベースに立設されたシャフトに回動可能に設けられ、前記車両の後方を映すミラーが取り付けられたミラーハウジングと、前記ミラーハウジング内に設けられ、前記シャフトの軸方向回りに前記ミラーハウジングを回動駆動させるモータと、前記ミラーハウジング内に設置されたアンテナとを備えたアンテナ付きミラー装置であって、前記ミラーハウジング内に、前記モータを外側から覆い、少なくとも一部が導電性材料からなるアースケースを設け、前記アンテナを、前記アースケースの導電性材料に電気的に接続したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、アンテナを、モータを外側から覆うアースケースの導電性材料に接続させるだけで、アンテナのアースを簡単にとることができ、電波に対するアンテナの受信性能を高めることができる。このため、アース用のケーブルを、アンテナからミラーハウジングを貫通して車両のドア等に引き廻して接続する必要をなくすことができる。
請求項2に記載された発明は、導電性材料が金属材料からなる板材であり、アースケースを前記板材を用いて形成したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、アースケース全体を金属材料からなる板材を用いて形成できるため、アンテナのアース面積を広く確保することができる。
請求項3に記載された発明は、板材を銅板を用いて形成したことを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、アースケース全体を導電性に優れた銅板を用いて形成したので、アンテナをアースケースに接続させることにより電波に対するアンテナの受信性能を一層高めることができる。
請求項4に記載された発明は、導電性材料が樹脂材料の表面に金属材料をメッキした板材であり、アースケースを前記板材を用いて形成したことを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、アースケース全体を、樹脂材料の表面に金属材料をメッキした板材を用いて形成できるため、アンテナのアース面積を広く確保することができる。
請求項5に記載された発明は、アースケースが、モータの周囲を外側から取り囲む側部と、前記側部の上端を閉塞する蓋部とを有し、アンテナを前記アースケースの蓋部の上面に載置して固定したことを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、アースケースを側部と蓋部とからなる有蓋の筒状体として形成できるため、アースケースの蓋部の上面にアンテナの設置スペースを広く確保することができる。また、アンテナをアースケースの蓋部の上面に載置することにより、アースケースをアンテナよりも下側に配置することができ、アンテナの受信性能を高めることができる。
請求項6に記載された発明は、車両に固定して設けられたミラーベースと、前記ミラーベースに立設されたシャフトに回動可能に設けられ、前記車両の後方を映すミラーが取り付けられたミラーハウジングと、前記ミラーハウジング内に設けられ、前記シャフトの軸方向回りに前記ミラーハウジングを回動駆動させるモータと、前記ミラーハウジング内に設置されたアンテナとを備えたアンテナ付きミラー装置であって、前記ミラーハウジング内に、前記モータを外側から取り囲む側部と前記側部の上端を閉塞する蓋部とを有するケースを設け、前記ケースの蓋部の上面側に金属材料からなるアンテナブラケットまたは樹脂材料の表面に金属材料をメッキしたアンテナブラケットを固定し、前記アンテナブラケットに前記アンテナを載置して前記アンテナブラケットと前記アンテナとを電気的に接続したことを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、アンテナを、ケースの蓋部の上面側に金属材料からなるアンテナブラケットまたは樹脂材料の表面に金属材料をメッキしたアンテナブラケットを固定したので、このアンテナブラケットにアンテナを載置するだけで、アンテナブラケットによりアンテナのアースを簡単にとることができ、電波に対するアンテナの受信性能を高めることができる。
請求項7に記載された発明は、アンテナブラケットが、少なくとも約1750mm2以上の面積を有する略四角形状の平板であることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、アンテナのアース面積をアンテナブラケットにより十分に確保することができ、電波に対するアンテナの受信性能を高めることができる。
請求項8に記載された発明は、ケースの少なくとも一部を導電性材料を用いて形成し、前記導電性材料とアンテナブラケットを電気的に接続したことを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、少なくとも一部が導電性材料であるケースをアンテナブラケットと共にアンテナのアースとして活用することができ、電波に対するアンテナの受信性能をさらに高めることができる。
請求項9に記載された発明は、アンテナから導出される配線を、シャフトの内部を軸方向に貫通して形成された貫通孔を経由して前記車両に搭載された前記アンテナ用のチューナに接続することを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、アンテナから導出される配線をシャフトの貫通孔を通じてチューナに接続できるため、前記配線の配線作業を容易に行うことができる。
アンテナ用のアースをミラーハウジング内に設ける構成としたので、アンテナのアースをとるためのケーブルの引き廻し作業を不要または簡略化することができ、車両の組立時の作業性を向上できると共に、車両の構造を簡素化して製作コストを小さく抑えることができる。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、本実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置の内部構造を示す正面図であり、図2は、本実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置を示す分解斜視図である。図3は、図2中のアースケースを駆動ユニットに装着した状態をアンテナと共に拡大して示す分解斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態に用いるアンテナ付きミラー装置100(右側のみ図示)は、車両のドア(図示せず)に装着されるいわゆる可倒式のドアミラー装置として構成されている。そして、このアンテナ付きミラー装置100は、ミラーベース110、シャフト111、ミラーハウジング112、駆動ユニット113、アクチュエータ114、ミラー115、アースケース150およびアンテナ160によって概ね構成されている。
ここで、ミラーベース110は、車両のドアに固定された固定部110Aと、固定部110Aの下端側から右方に張り出した張出部110Bとを有している。シャフト111は、ねじ116,116等を用いてミラーベース110の張出部110Bに立設され、その内部には後記する同軸ケーブル151等を挿通させるための貫通孔111Aが軸方向に貫通して形成されている。
ミラーハウジング112は、樹脂材料等の絶縁材料を用いて形成され、底部112Aおよび側壁112Bを有している。また、ミラーハウジング112は、その内部に駆動ユニット113、アクチュエータ114およびアンテナ160等の各種部品類を収容するための開口112Cを有している。
駆動ユニット113は、樹脂材料等の絶縁材料からなる基台117と、基台117の左側部位に設置されたモータ118と、基台117の右側部位に設置されたフレーム119とを備え、フレーム119は、ねじ120,120,…等を用いてミラーハウジング112の底部112Aに一体に固定されている。そして、モータ118の駆動軸(図示せず)にはシャフト111が連結され、このモータ118を駆動することにより、ミラーハウジング112がミラーベース110に対してシャフト111回りに回動して格納位置と使用位置への復帰とが行われるようになっている。
アクチュエータ114は、その背面側(前面側)が駆動ユニット113のフレーム119に固定されている。そして、アクチュエータ114は、このアクチュエータ114の駆動によりミラー115を上下方向および左右方向に傾動自在に調整するものである。ミラー115は、ミラーハウジング112の開口112Cを閉塞するように配置され、車両の後方を映すようになっている。また、アクチュエータ114およびモータ118に給電を行うためのケーブル121は、後記するアンテナ160の同軸ケーブル151と一緒にシャフト111の貫通孔111Aおよびミラーベース110の内部を通り、車両のバッテリ(図示せず)に接続されている。
次に、アースケース150およびアンテナ160について図1ないし図3を参照して詳細に説明する。なお、アースケース150は特許請求の範囲にいう「アース部」に相当する。
図3に示すように、アースケース150は、金属材料等の導電性材料からなる板材、好ましくは銅板に、プレス加工等を施すことによりモータ118を外側から覆う有蓋の筒状体として形成されている。なお、アースケース150は、樹脂材料の表面に金属材料等の導電性材料をメッキした板材を用いて形成してもよい。そして、アースケース150は、モータ118の周囲を外側から取り囲む角筒状の側部150Aと、この側部150Aの上端を閉塞する略長方形状の蓋部150Bとを有している。また、アースケース150は、側部150Aの下端側が例えば駆動ユニット113の基台117の上面等に接着またはかしめ固定されている。そして、アースケース150はアンテナ160に対するアースとしての機能を発揮するものである。また、このアースケース150は、モータ118を取り囲んで基台117との間を気液密にシールすることにより、外部からの塵埃や水分等の侵入を遮断してモータ118を保護するシールキャップとしての機能を併せ持つものである。
アンテナ160は、例えば特開平5−145319号公報に開示された公知の車両用平板状アンテナ等を用いて構成され、例えばSDARS(Satellite Digital Audio Radio Service:衛星デジタルオーディオラジオサービス)用のアンテナに使われるものである。
このアンテナ160は、外部からの電波を受信するためのアンテナ素子(図示せず)等が内蔵されている。また、アンテナ160にはアンテナ素子に給電を行う配線である同軸ケーブル151が接続され、この同軸ケーブル151は、図1に示すようにシャフト111の貫通孔111Aを経由してミラーベース110の内部を通り、車両に設置されたチューナ(図示せず)に接続されている。なお、アンテナ160には同軸ケーブル151に替えて単軸ケーブルを接続してもよい。
ここで、図1に示すようにアンテナ160は金属板からなる底板160Aを有し、この底板160Aは前記アンテナ素子と電気的に接続されている。そして、アンテナ160は、その底板160Aがアースケース150の蓋部150Bの上面に載置され、この状態で蓋部150Bに導電性の接着剤等を用いて強固に固定されている。このため、アンテナ160のアンテナ素子は金属板からなる底板160Aを通じてアースケース150と電気的に接続されている。そして、アース部であるアースケース150はアンテナ160よりも下側に配置されるようになっている。この結果、アンテナ160はアースケース150によりアースされるようになる。なお、アンテナ160はねじ等を用いてアースケース150の蓋部150Bに固定してもよい。
このように構成される本実施の形態によれば、アンテナ160を銅製のアースケース150の蓋部150B上に直接固定するようにしたので、アンテナ160のアースをとるためのケーブルをアンテナ160からミラーハウジング112の外部にわざわざ引き廻して車両のドア等に接続する手間を省くことができる。
従って、車両の組立時におけるアンテナ160周りの配線作業を簡略化して作業性を向上することができる。また、前記ケーブルをミラーハウジング112から外部に引き廻すための穴あけ加工等を不要にでき、アンテナ付きミラー装置100全体の構造を簡略化して製作コストを小さく抑えることができる。
また、アースケース150をアンテナ160よりも下側に配置したので、例えばアンテナ160の上方または斜め上方から送信される電波をアンテナ160で受信する際に、電波がアースケース150で干渉される不具合を阻止することができる。このため、電波をアンテナ160によって安定して受信することができる。
また、アースケース150全体をアンテナ160のアースとして利用できるため、アースケース150全体の表面積を適宜に設定することによりアンテナ160のアース面積を十分に広く確保することができ、電波に対するアンテナ160の受信性能を一層高めることができる。
さらに、アースケース150を有蓋の筒状体として形成したので、アースケース150の蓋部150Bの上面にアンテナ160用の設置スペースを広く確保することができ、アンテナ160のレイアウト設計を容易に行うことができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図4は、本実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置の内部構造を示す正面図、図5は、図4中の駆動ユニット、アースケースおよびアンテナを拡大して示す分解斜視図である。
図5に示すように、本実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置200は、駆動ユニット113、アンテナ160、アースケース210、アンテナブラケット220、ミラーベース、ミラーハウジング、アクチュエータおよびミラー(いずれも図示せず)によって概ね構成されている。なお、アースケース210は特許請求の範囲にいう「ケース」に相当する。
アースケース210は、第1の実施の形態で述べたアースケース150と同様に、有蓋の筒状体として形成されている。そして、アースケース210は、モータ118の周囲を外側から取り囲む角筒状の側部210Aと、この側部210Aの上端を閉塞する略長方形状の蓋部210Bとを有している。また、アースケース210は、樹脂材料の表面に導電性材料(例えば銅等の金属材料)をメッキしたものを用いて形成されている。
しかし、本実施の形態は、アースケース210の蓋部210Bの上面に、略L字状に折り曲げられた板材からなる一対のブラケット固定部211,211が平行に取り付けられている点、アースケース210の蓋部210Bの上面側に各ブラケット固定部211を介してアンテナブラケット220が取り付けられている点、およびアンテナブラケット220にアンテナ160が設置されている点で、前記第1の実施の形態とは異なっている。
ここで、ブラケット固定部211はアースケース210と同様に樹脂材料の表面に銅等の導電性材料をメッキしたものを用いて形成され、導電性の接着剤により蓋部210Bの上面に固定されている。なお、ブラケット固定部211は全体を導電性材料によって形成してもよい。
アンテナブラケット220は、アースケース210と同様に、樹脂材料の表面に導電性材料(例えば銅等の金属材料)をメッキした略四角形状の板材を用いて形成されている。そして、アンテナブラケット220にはアンテナ160が例えば導電性の接着剤等を用いて固定されている。なお、アンテナブラケット220は、少なくとも約35mm×50mm(1750mm2)以上、好ましくは約50mm×50mm(2500mm2)以上の面積に設定するのがよい。
また、アンテナブラケット220の下面中央には略L字状に折り曲げられた嵌合板部220Aが一体に取り付けられている。この嵌合板部220Aについても、アースケース210と同様に、樹脂材料の表面に導電性材料(例えば銅等の金属材料)をメッキした板材を用いて形成されている。そして、アンテナブラケット220は、嵌合板部220Aを各ブラケット固定部211に水平方向から差し込んで嵌着させることにより、このブラケット固定部211に抜け止め状態で一体に固定されている。このため、アンテナブラケット220とアースケース210は電気的に接続される。
このように構成される本実施の形態でも、アースケース210およびアンテナブラケット220をアンテナ160のアースとして利用することができ、電波に対するアンテナ160の受信性能を高めることができる。これにより、アンテナ160のアースをとるためのケーブルを、アンテナ160からミラーハウジングの外部にわざわざ引き廻して車両のドア等に接続する手間を省くことができ、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
なお、第2の実施の形態では、アースケース210とアンテナブラケット220の両方の部材に導電性材料をメッキするものとして説明したが、本発明はこれに限らず、例えばアースケース210にメッキを施さず、アンテナブラケット220のみに導電性材料をメッキするようにしてもよい。
また、第2の実施の形態では、アースケース210の外表面全体にメッキを施すものとして説明したが、本発明はこれに限らず、例えば図5中のラインLよりも上側のみを部分的にメッキするようにしてもよい。
また、第2の実施の形態では、アースケース210とアンテナブラケット220を、樹脂材料の表面にメッキ処理を施した部材を用いて形成する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばアースケース210とアンテナブラケット220をそれぞれ銅や鉄等の導電性材料を用いて形成してもよい。また、アースケース210を樹脂材料で形成し、アンテナブラケット220を金属板を用いて形成してもよい。
さらに、第2の実施の形態では、アースケース210の蓋部210Bにブラケット固定部211を設け、このブラケット固定部211にアンテナブラケット220の嵌合板部220Aを差し込むことにより、アンテナブラケット220をアースケース210に固定する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばブラケット固定部211および嵌合板部220Aを廃止し、アンテナブラケット220をアースケース210の蓋部210Bに直接固定するようにしてもよい。
さらに、第2の実施の形態では、アンテナ160をアンテナブラケット220を介してモータ118側に配置する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばアンテナ160をアンテナブラケット220を介して駆動ユニット113のフレーム119側に配置するようにしてもよい。また、フレーム119にメッキを施してアンテナ160をフレーム119に直接固定してもよい。
また、各実施の形態では、アンテナ160をミラーハウジング112内の上部左寄りに配置する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、電波に対するアンテナ160の受信特性等に応じて、ミラーハウジング112内の上部中央寄り、上部右寄り、下部左寄り、下部中央寄りまたは下部右寄りの位置に適宜に変更して配置してもよい。
さらに、各実施の形態では、SDARS用のアンテナ160を用いたが、例えば、GPS(汎地球測位システム)、DSRC(狭域通信)、地上波デジタル放送等のアンテナに用いてもよい。
さらに、各実施の形態では、アンテナ付きドアミラー装置100(200)をドアミラーに適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、フェンダミラーに適用してもよい。
次に、本発明の効果を確認した実施例について説明する。前記各実施の形態で述べたアンテナ付きミラー装置を採用した場合(実施例1〜3)と、採用しない場合(比較例)とでアンテナ160の受信性能の比較を行った。
実施例1〜3および比較例について具体的に説明する。
表1に示すように、実施例1では、アースケースを銅板を用いて形成した。また、アンテナブラケットを省略して、アンテナ160をアースケースの蓋部の上面に直接固定する構成とした(前記第1の実施の形態の構成に相当)。実施例2では、アースケースとアンテナブラケットの両方を、ABS等の樹脂材料を用いて形成し、その表面に金属材料(例えば銅、ニッケル等)をメッキした。そして、アンテナ160をアンテナブラケットに固定する構成とした(前記第2の実施の形態の構成に相当)。実施例3では、アースケースを樹脂材料で形成した。そして、アンテナブラケットのみに金属材料(例えば銅、ニッケル等)をメッキし、アンテナ160をアンテナブラケットに固定する構成とした(前記第2の実施の形態の構成に相当)。これに対し、比較例では、アースケースを樹脂材料で形成した。そして、アンテナブラケットを省略し、アンテナ160をアースケースの蓋部の上面に直接固定する構成とした。
Figure 0004755461
これら実施例1〜3および比較例では、図6に示すように、水平方向に対して斜め上方に約20度の角度をもった電波Dを、図7に示すように水平方向におかれた仮想円Sの全周に亘る位置(0度〜180度、0度〜−180度)から中心のアンテナ160に向けて入射させ、電波Dに対するアンテナ160の利得(ゲイン)およびその偏差(リップル)の測定を行った。なお、アンテナ160に対する電波Dの入射角度を約20度に設定したのは、実際のSDARSにおけるXMサテライトラジオシステムは衛星からの到来波として仰角20度から60度の範囲にあり、アンテナ側としてみた場合に一番厳しい角度が仰角約20度となるためである。また、利得はその値が大きい程、また、偏差(利得のばらつき)はその値が小さい程、アンテナ160の性能がよいことが分かっている。
そして、前記の条件で実験を行った結果、実施例1において、図8に示す特性線L1が得られ、実施例2において、図9に示す特性線L2が得られ、実施例3において、図10に示す特性線L3が得られた。また、比較例において、図11に示す特性線Mが得られた。なお、図8〜図11中に点線で示す径方向の軸は利得を示している。
これら特性線L1、L2、L3、Mを解析した結果を表2に示す。
Figure 0004755461
表2に示すように、実施例1では、最大利得が2.93(dBic)、最小利得が−3.10(dBic)、平均利得が0.58(dBic)、偏差が6.03となり、比較例(最大利得2.15(dBic)、最小利得−7.51(dBic)、平均利得−1.43(dBic)、偏差9.86)に比べて、最大利得、最小利得、平均利得、偏差全てにおいて優れた結果が得られ、電波の受信性能を確実に高められることが分かった。
また、実施例2では、最大利得が2.70(dBic)、最小利得が―3.62(dBic)、平均利得が0.10(dBic)、偏差が6.32となり、実施例1よりも若干電波の受信性能が低下するものの、比較例に比べて、実施例1と同様に、最大利得、最小利得、平均利得、偏差全てにおいて優れた結果を得ることができ、電波の受信性能を確実に高められることが分かった。なお、実施例2によれば、アンテナブラケットの面積を大きくすればする程、アンテナ160の受信性能が表2の数値よりも高められることが分かった。
さらに、実施例3においても、最大利得が2.27(dBic)、最小利得が−5.07(dBic)、平均利得が−0.56(dBic)、偏差が7.34となり、実施例1、2よりも電波の受信性能が若干低下するものの、比較例に比べて、最大利得、最小利得、平均利得、偏差全てにおいて優れた結果を得ることができ、電波の受信性能を確実に高められることが分かった。
第1の実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置の内部構造を示す正面図である。 第1の実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置を示す分解斜視図である。 図2中のアースケースを駆動ユニットに装着した状態をアンテナと共に拡大して示す分解斜視図である。 第2の実施の形態に係るアンテナ付きミラー装置の内部構造を示す正面図である。 図4中の駆動ユニット、アースケースおよびアンテナを拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施例1〜3および比較例におけるアンテナに対する電波の入射角度を説明するための説明図である。 本発明の実施例1〜3および比較例におけるアンテナの周囲から入射される電波の入射角度を説明するための説明図である。 本発明の実施例1におけるアンテナの利得を示す特性線図である。 本発明の実施例2におけるアンテナの利得を示す特性線図である。 本発明の実施例3におけるアンテナの利得を示す特性線図である。 本発明の比較例におけるアンテナの利得を示す特性線図である。
符号の説明
100,200 アンテナ付きミラー装置
110 ミラーベース
111 シャフト
112 ミラーハウジング
115 ミラー
118 モータ
150 アースケース
150A,210A 側部
150B,210B 蓋部
151 同軸ケーブル(配線)
160 アンテナ
210 アースケース(ケース)

Claims (9)

  1. 車両に固定して設けられたミラーベースと、前記ミラーベースに立設されたシャフトに回動可能に設けられ、前記車両の後方を映すミラーが取り付けられたミラーハウジングと、前記ミラーハウジング内に設けられ、前記シャフトの軸方向回りに前記ミラーハウジングを回動駆動させるモータと、前記ミラーハウジング内に設置されたアンテナとを備えたアンテナ付きミラー装置であって、
    前記ミラーハウジング内に、前記モータを外側から覆い、少なくとも一部が導電性材料からなるアースケースを設け、前記アンテナを、前記アースケースの導電性材料に電気的に接続したことを特徴とするアンテナ付きミラー装置。
  2. 前記導電性材料は金属材料からなる板材であり、前記アースケースを前記板材を用いて形成したことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ付きミラー装置。
  3. 前記板材は銅板を用いて形成したことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ付きミラー装置。
  4. 前記導電性材料は樹脂材料の表面に金属材料をメッキした板材であり、前記アースケースを前記板材を用いて形成したことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ付きミラー装置。
  5. 前記アースケースは、前記モータの周囲を外側から取り囲む側部と、前記側部の上端を閉塞する蓋部とを有し、前記アンテナを前記アースケースの蓋部の上面に載置して固定したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のアンテナ付きミラー装置。
  6. 車両に固定して設けられたミラーベースと、前記ミラーベースに立設されたシャフトに回動可能に設けられ、前記車両の後方を映すミラーが取り付けられたミラーハウジングと、前記ミラーハウジング内に設けられ、前記シャフトの軸方向回りに前記ミラーハウジングを回動駆動させるモータと、前記ミラーハウジング内に設置されたアンテナとを備えたアンテナ付きミラー装置であって、
    前記ミラーハウジング内に、前記モータを外側から取り囲む側部と前記側部の上端を閉塞する蓋部とを有するケースを設け、前記ケースの蓋部の上面側に金属材料からなるアンテナブラケットまたは樹脂材料の表面に金属材料をメッキしたアンテナブラケットを固定し、前記アンテナブラケットに前記アンテナを載置して前記アンテナブラケットと前記アンテナとを電気的に接続したことを特徴とするアンテナ付きミラー装置。
  7. 前記アンテナブラケットは、約1750mm2以上の面積を有する略四角形状の平板であることを特徴とする請求項6に記載のアンテナ付きミラー装置。
  8. 前記ケースの少なくとも一部を導電性材料を用いて形成し、前記導電性材料と前記アンテナブラケットを電気的に接続したことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のアンテナ付きミラー装置。
  9. 前記アンテナから導出される配線を、前記シャフトの内部を軸方向に貫通して形成された貫通孔を経由して前記車両に搭載された前記アンテナ用のチューナに接続することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のアンテナ付きミラー装置。
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