JP4755127B2 - 電動過給機の冷却方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に適用される内燃機関の電動過給機において、該電動過給機に組み込まれたインバータ及び電動機の冷却を可能とすることにより、内燃機関の出力を増大させ、過度応答を改善し得る電動過給機の冷却方法及び装置に関する。
従来、自動車等の内燃機関の気筒内に吸入する給気の圧力を高めて、気筒内の空気の重量を増大させて1サイクル当りの出力を増大させることを狙いとする過給機は古くから知られている。こうした過給機のひとつとして、エンジンの排出する排気ガスをタービンに導いて高速回転させ、このタービンと回転軸を共用するコンプレッサを駆動させて、エンジンに過給を行なう過給機がある。
かかる過給機の稼動はエンジンの排気が必要であり、発進時や急速加速時等にクイックレスポンスができない。また排気の圧力が上がるとエンジンに影響を与え、エンジンの燃焼が悪化する、燃費が悪くなるなどの問題があった。
そこで蓄電装置と、該蓄電装置の電力を変換して電動機に供給するインバータとを備え、該電動機によりコンプレッサを駆動して内燃機関の給気を過給する電動過給機が提案されている(特許文献1)。該インバータは、FET等のスイッチング素子で構成され、該蓄電装置から送られた直流を交流に変換し、かつ電圧及び周波数を調整して電動機を駆動する。
自動車エンジン用電動過給機は、エンジン出力を増大させる目的及びエンジン出力の過度応答を改善する目的で使用される。コンプレッサを電動機で高速回転させ、エンジンに圧縮空気を送り込む。高速で回転する電動機のロータとコンプレッサはギアレス直結されており、回転数は数万〜十数万rpmに達する。この電動過給機の構成を図6で説明する。
図6において、コンプレッサ01は、該コンプレッサを駆動する電動機02及びインバータ03と一体に構成され、筐体04内に収納される。インバータ03は、FET等のスイッチング素子で構成され、バッテリ05の直流を交流に変換し、電圧及び周波数を調整して電動機02を駆動する。給気aは、給気口01aからコンプレッサ01内に吸引され、吐出口01bからエンジン06に供給される。吸入口06aからエンジン06内に吸入された給気aはエンジン06を駆動した後、排気口06bから排気bとなって排出される。
バッテリ05は、例えば12Vと比較的低電圧であるため、インバータ03に大電流が流れる。従って、インバータ03はその大電流により発熱量が大きい。また電動機02も高速で回転するため、発熱量が大きい。電動機02やインバータ03の損失発熱による温度上昇を許容値内に押えるために、良好な冷却機能を持つ必要があるが、その手段として以下の方法がある。
(1)電動機及びインバータを走行風が直接当たる場所に設置する。
(2)コンプレッサの吸込み空気を利用して電動機及びインバータを冷却する。
特開2006−258094号公報
前記(1)の方法は、自動車等に設置された場合、エンジンルームのスペースの関係上、走行風の当たる位置に設置することが困難である。また、停止中には走行風が得られないという問題がある。
前記(2)の方法は、別途冷却用のファン等が必要なく、好ましい冷却方法ではあるが、冷却流路圧損を考慮すると、電動機必要動力が増え、熱的(温度的)に連続運転が困難な場合がある。このような場合、短時間運転を前提として設計することとなるが、そうした場合でも運転時間に対して休止時間を相当長く確保しないと温度が十分に下がりきれないことが考えられる。なぜなら、電動過給機の休止中はコンプレッサが回転しないために筐体外から冷却風が吸い込まれず、自然対流のみとなって、十分な熱輸送がなされないからである。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、コンプレッサの吸込み空気を利用して電動過給機の電動機及びインバータを冷却する場合に、電動機及びインバータの冷却機能を増すことにより、該電動機の運転頻度を増加して、コンプレッサの休止時間を短縮し、もってエンジン出力の増加と過度応答の改善をなすことを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の電動過給機の冷却装置は、蓄電装置と、該蓄電装置の電力を変換して電動機に供給するインバータとを備え、該電動機によりコンプレッサを駆動して内燃機関の吸気を過給する電動過給機において、
前記給気の流路を、該電動機及びインバータの発熱部を通過した後該コンプレッサに至る直列流路と、該電動機及びインバータをバイパスして該コンプレッサに至る第1のバイパス流路と、該電動機、インバータ及びコンプレッサをバイパスして該内燃機関に至る第2のバイパス流路とで構成し、
該給気を該直列流路、該第1バイパス流路又は該第2バイパス流路のいずれかを通るように切換え可能に構成したものである。
本発明装置において、直列流路、第1バイパス流路又は第2バイパス流路への給気流の切換えは、例えばこれらの流路を開閉可能とする可動弁を設けることにより行なうことができる。
また本発明方法は、前記本発明装置を用いた冷却方法であり、コンプレッサの非稼動時には該コンプレッサを低速回転でアイドリングさせるとともに、該コンプレッサの低速回転で給気流路に取り込んだ給気をすべて前記直列流路に供給し、
該コンプレッサの稼動時には、該コンプレッサを高速回転で稼動させるとともに、前記電動機及びインバータの冷却に必要な流量の給気のみを該直列流路に供給するものである。
本発明方法においては、コンプレッサの非稼動時でも完全にコンプレッサを停止せず、低速回転でアイドリングさせる。この場合のコンプレッサの回転数は、内燃機関に悪影響を与えない程度の低速回転であることが望ましく、数千〜1万rpmが好ましい。低速回転でアイドリング中は、給気をすべてインバータ及び電動機の発熱部を通過する直列流路に供給するように操作する。
一方、コンプレッサの稼動中はすべての給気をインバータ及び電動機の発熱部を通過させる該直列流路に供給すると、給気流に大きな圧損が発生し、コンプレッサを駆動するインバータ及び電動機の必要動力が増加するので、インバータ及び電動機の冷却に必要な流速が得られる流量だけを該直列流路に供給する。そして余剰な給気は前記第1バイパス流路を通すようにして、インバータ及び電動機を迂回させた後、コンプレッサの入口部に供給するようにする。
これによって、コンプレッサの非稼動時でもコンプレッサによる吸気状態を維持できるため、インバータ及び電動機の発熱部の冷却を可能とする。またコンプレッサの非稼動時は、取り込んだ給気をすべてインバータ及び電動機の発熱部を通過する前記直列流路に供給するようにしているので、コンプレッサが低速回転であってもインバータ及び電動機の冷却に必要な流量の給気を確保できる。
またコンプレッサの稼動時は、コンプレッサが高速回転するので(数万〜十数万rpm)、全ての給気を直列流路に供給すると、給気流に大きな圧損が生じる。そのため、インバータ及び電動機の冷却に必要な流速を維持できる給気以外の給気を前記第1バイパス流路を通すことにより、給気の圧損を低減することができる。
一般にインバータの発熱限界温度は電動機の発熱限界温度より低い。従って、本発明装置の前記直列流路において、インバータを電動機の上流側に配置するとよい。これによってより低温の給気がインバータを通過するので、インバータの発熱部の冷却温度を電動機の発熱部より低温にすることができる。
また本発明装置において、給気をインバータをバイパスし電動機の発熱部を経由した後該コンプレッサの入口部に至るようにする第2の直列流路を設けるようにすれば、電動機の発熱部のみを冷却できるとともに、インバータを通過しないため、該吸気の圧損を低減することができる。
また本発明装置において、給気流路の入口部にファンを備えた第2の入口部を該入口部に並列に設け、該第2の入口部から吸引された給気を前記直列流路を通って前記インバータ又は電動機のうち少なくともどちらか一方の発熱部に達するように構成し、該発熱部に達した給気を外部に排気する流路を設けるようにしてもよい。
前記本発明方法は、コンプレッサの非稼動時に低速回転のアイドリングが可能であることを前提としている。しかし内燃機関側からの都合上、コンプレッサの非稼動時は内燃機関への給気ができない場合も考えられる。前記構成とすれば、コンプレッサのアイドリングが不可の場合でも、第2の入口部に設けられたファンを稼動して給気を取り込み、インバータ又は電動機の発熱部のうち少なくともどちらか一方を冷却することができる。
また本発明方法において、コンプレッサ下流側の給気流路に該給気流路を開閉可能な開閉弁を設け、前記コンプレッサの非稼動時に該開閉弁によって該給気流路を閉鎖し、該コンプレッサと該開閉弁との間に設けた開口又は管路を通して吸気を排気するようにすることができる。このようにすれば、コンプレッサの非稼動時にアイドリングが不可の場合であっても、インバータ及び電動機の発熱部に給気を供給して該発熱部を冷却することができる。
また、給気をインバータ及び電動機の発熱部を通すようにした前記直列流路は、該直列流路を通る給気流の圧損が大きくなる傾向にある。これを考慮すると、電動機必要動力が増え、熱的(温度的)に連続運転が困難な場合がある。このような場合、本発明方法では、コンプレッサの高即回転の短時間稼動区間と該コンプレッサの低速回転の長時間アイドリング区間とからなる運転パターンを複数回繰り返すようにするとよい。
この場合、前記短時間稼動区間のコンプレッサの回転数が数万〜10数万rpmであり、前記長時間アイドリング区間のコンプレッサの回転数が数千〜1万rpmであり、該短時間稼動区間と該長時間アイドリング区間との時間長の比が1:3〜8となるようにするのが好ましい。これによって、電動機の消費動力を抑えながら、インバータ及び電動機の発熱部の冷却を行なうことができる。
また従来方法と比べて、本発明方法では、コンプレッサのアイドリング区間中でもインバータ及び電動機の冷却を行なうので、コンプレッサのアイドリング区間を短縮できる。従って、内燃機関の出力を増大できるとともに、内燃機関出力の過度応答を改善できる。
また本発明方法において、コンプレッサをエンジンの停止後時間差をもたせて停止されるようにすれば、インバータ及び電動機の冷却効果を高めることができる。
本発明の電動過給機によれば、給気流路を、該電動機及びインバータの発熱部を通過した後該コンプレッサに至る直列流路と、該電動機及びインバータをバイパスして該コンプレッサに至る第1のバイパス流路と、該電動機、インバータ及びコンプレッサをバイパスして該内燃機関に至る第2のバイパス流路とで構成し、該給気を該直列流路、該第1バイパス流路又は該第2バイパス流路のいずれかを通るように切換え可能に構成したことにより、前記本発明方法の実施が可能になり、これによって、電動機及びインバータの冷却を効果的に行なうことができるため、内燃機関の出力を増大できるとともに、内燃機関出力の過度応答を改善できる。
また本発明方法によれば、前記構成を有する本発明の電動過給機を用いて、コンプレッサの非稼動時には該コンプレッサを低速回転でアイドリングさせるとともに、コンプレッサの低速回転で取り込んだ給気をすべて直列流路に供給し、該コンプレッサの稼動時には、該コンプレッサを高回転で稼動させるとともに、前記電動機及びインバータの冷却に必要な流量の給気のみを該直列流路に供給することにより、コンプレッサの非稼動時でもインバータ及び電動機を冷却できるとともに、コンプレッサの稼動時にインバータ及び電動機を通る直列流路の圧損を低減できる。もって、内燃機関の出力を増大できるとともに、内燃機関出力の過度応答を改善できる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
本発明を自動車の電動過給機に適用した第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は本実施形態の内燃機関に給気するための給気流路を示す模式図であり、(a)はコンプレッサの非稼動時、(b)はコンプレッサの稼動時を示す。図2は本実施形態の冷却装置を用いた場合のコンプレッサの運転パターンを示す線図である。
図1において、給気aは給気流路10に設けられたコンプレッサ1の吸気口から吸引されて図6に示すエンジン06に供給される。本実施形態の給気流路10は、入口部11から3つに分岐する流路で構成される。直列流路12は、入口部11からインバータ3及びモータ2の発熱部を通り、コンプレッサ1の入口部に達する流路である。第2の直列流路13は、入口部11からインバータ3をバイパスしてモータ2の発熱部に至る流路である。バイパス流路14は、入口部11からインバータ3及びモータ2をバイパスしてコンプレッサ1入口側の給気流路16に接続される流路である。
また、これら3流路以外に、入口部11からインバータ3、モータ2及びコンプレッサ1をバイパスして直接図示しないエンジンの入口側に接続するバイパス流路15が設けられている。これら3流路の分岐部には可動弁21が設けられている。図1(a)はコンプレッサ1が非稼動時の給気流路10の状態を示し、図1(b)はコンプレッサ1が稼動時の状態を示す。なおバイパス流路15はコンプレッサ1が停止した場合に使用するので、通常は可動弁7で入口を閉鎖しておく。
図1(a)に示すように、コンプレッサ1の非稼動時は、可動弁21によって第2の直列流路13及びバイパス流路14が閉鎖され、全ての給気aが直列流路12に供給される。このときコンプレッサ1は、数千から1万rpmの低速回転でアイドリングされる。図1(b)に示すように、コンプレッサ1の稼動時は、3流路がすべて開放されるように可動弁21を操作する。コンプレッサ1の稼動時は、コンプレッサ1が数万から十数万rpmの高速回転で稼動される。
このため給気量が増大し、全ての給気aを直列流路12に供給してインバータ3及びモータ2の発熱部を通過させると、給気流に大きな圧損が発生するので、インバータ3及びモータ2の冷却に必要な流速が得られる流量だけの給気aを直列流路12に供給する。残りの給気aは、バイパス流路14及び15を通してコンプレッサ1に吸込ませる。
本実施形態のコンプレッサ1の運転パターンを図2により説明する。図2において、縦軸はコンプレッサ1の回転数であり、横軸は時間を取っている。停止時Aは、自動車のエンジン及びコンプレッサ1が共に停止している時の状態を示す。エンジンが始動すると、急速発進が必要な場合、コンプレッサ1も稼動される。コンプレッサ1の稼動が開始されると、図1(b)に示すように、可動弁21が開いて給気aは3流路12〜14を通ってコンプレッサ1に到達する。
コンプレッサ1の稼動時は、コンプレッサ1は数万から十数万rpmの高速回転を行なうので、給気aが直列流路12を通る場合の圧損を考慮すると、モータ2の必要動力が増え、モータ2が加熱されるために連続した稼動は困難になる。そのため図2に示すように、稼動時Bの高速回転と非稼動時Cの低速回転(アイドリング)とを一定周期で繰り返す運転パターンとする。
一例として、稼動時Bが30秒で非稼動時Cが150秒とする運転パターンとする。稼動時Bが10秒の場合は、非稼動時Cは50秒と短縮してよい。通常稼動時Bと非稼動時Cを合わせた周期は数十秒から数分単位であり、稼動時Bと非稼動時Cとの時間長の割合を1:3〜8にするとよい。また自動車の加速時、定速時又はアイドリング時で非稼動時Cの時間長を変えるようにする。即ち、加速時は非稼動時の時間を短縮し、アイドリング時は長くし、定速時はその中間とする。要はインバータ及び電動機の冷却効果を維持できればよい。
本実施形態によれば、低速回転(アイドリング)の非稼動時においても、コンプレッサ1をインバータ3及びモータ2を冷却するのに必要な給気aの流速を得るのに必要な低速で回転するので、インバータ3及びモータ2の冷却を可能とする。またインバータ3及びモータ2の冷却に必要な流量のみ供給するので、直列流路12での給気流の圧損を抑えることができる。
またコンプレッサ1の稼動時には、給気aを直列流路12以外にバイパス流路13及び14に分岐して通すようにしているので、直列流路12の給気流の圧損を低減できる。さらにインバータ3がモータ2より直列流路12の上流側に配置されているので、加熱温度限界が厳しいインバータ3の冷却効果をより高めることができる。
また本実施形態では、図2に示すように、高速回転及び低速回転を交互に繰り返し行なうので、モータ2の過熱を防止できる。また高速回転の稼動時B及び非稼動時Cで共に直列流路12に給気aを供給してインバータ3及びモータ2を冷却しているので、従来の運転パターンと比べて非稼動時Cの時間長を短縮することができる。このため、自動車のエンジン出力を増加でき、エンジン出力の過度応答を改善することができる。
また本実施形態において、コンプレッサ1をエンジンの停止後時間差をもたせて停止させるようにすれば、モータ2及びインバータ3の冷却効果をさらに高めることができる。
(実施形態2)
次に本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。図3は、本実施形態の図示しない内燃機関(エンジン)に給気するための給気流路を示す模式図であり、(a)はコンプレッサの非稼動時、(b)はコンプレッサの稼動時を示す。
前記第1実施形態は、コンプレッサ1の非稼動時に低速回転アイドリングが可能であることを前提としたが、エンジン側からの都合上コンプレッサ1の非稼動時にはエンジンへの給気が不可の場合も考えられる。本実施形態はかかる場合に対処し得る実施形態である。図3において、図1の部位又は機器と同一構成の部位又は機器には図1と同一の符号を付している。そして該同一部位又は機器の説明を省略する。
図3において、コンプレッサ1が配設された給気流路16のコンプレッサ1より下流側に接続された排気流路17を設ける。排気流路17の他端は、バイパス流路14に接続させ、バイパス流路14は入口部11と並列に配置された出口部19に接続される。かかる構成により、コンプレッサ1の下流側に到達した給気aをバイパス流路14を介して出口部19に戻す役割を有する。バイパス流路14には、インバータ3に隣接したケーシング20を通って出口部19に接続される分岐流路18が設けられている。
また、直列流路12と第2の直列流路13の分岐部に可動弁22が設けられ、給気流路16と排気流路17の接続部に可動弁23が設けられている。またケーシング21と直列流路12とを連通又は遮断する可動弁24が設けられている。さらに出口部19の近傍で、バイパス流路14と分岐流路18との接続部に可動弁25が設けられている。さらにバイパス流路14と直列流路12の接続部に可動弁26が設けられている。
かかる構成の本実施形態において、図3(a)に示すように、コンプレッサ1の非稼動時には、可動弁23によって給気流路16が閉鎖される。このときコンプレッサ1が低速回転でアイドリングする。そしてコンプレッサ1を通った給気aは、排気流路17及びバイパス流路14を通って出口部19に戻され、排気される。このとき分岐流路18とバイパス流路14との接続部においてバイパス流路14を可動弁25で閉鎖し、給気aを分岐流路18を通すようにしてもよい。この場合は、給気aをインバータ3に隣接したケーシング20内を通すため、インバータ3を再度冷却することができる。
図3(b)にコンプレッサ1の稼動時の給気aの流れ状態を示す。図3(b)において、可動弁23を操作して排気流路17を閉鎖し、給気流路16を開放する。その他の可動弁は、可動弁7を除いてすべて流路を開放するように操作されている。コンプレッサ1の稼動時は、入口部11及び出口部19の両方を給気供給口として使用する。そしてコンプレッサ1を高速回転させ、直列流路12、第2の直列流路13及びバイパス流路14から給気を行なう。
本実施形態によれば、コンプレッサ1の非稼動時において、エンジンへの給気ができなくても、コンプレッサ1を低速回転でアイドリングさせ、コンプレッサ1を通った給気aを排気流路17及びバイパス流路14を介して出口部19に戻すようにしているので、インバータ3及びモータ2の冷却を可能とする。またコンプレッサ1の稼動時には、直列流路12、バイパス流路13及びバイパス流路14を通して給気aをコンプレッサ1に供給するので、コンプレッサ1に十分な給気aを供給できる。また出口部19から分岐流路18を経てケーシング20に給気aを通し、該給気aをモータ2の発熱部を通すようにしているので、直列流路12による冷却と相俟ってインバータ3及びモータ2の冷却効果を倍増することができる。
(実施形態3)
次に本発明の第3実施形態を図4に基づいて説明する。図4(a)〜(d)は、コンプレッサ1の稼動時又は非稼動時の運転状態を示す模式図である。図4において、本実施形態では、図1に示す第1実施形態と比べて、入口部11とは別に第2の入口部31を入口部11と並列に設け、該入口部31の流路にファン32を設けたものである。またインバータ3に直列流路12に戻り流路33を接続している。その他の流路構成は第1実施形態と同一である。
図4(a)は、コンプレッサ1が非稼動時の場合の給気aの流れ状態を示す。本実施形態では、コンプレッサ1は非稼動時に全く停止させる。代わりに第2の入口部31からファン32の吸引力で給気aを直列流路12に供給する。そして各可動弁34、22、35及び25を操作して、直列流路12に供給された給気aがインバータ3の発熱部を通った後、戻り流路33を通って出口部36から外部に排出される流路を形成させる。本実施形態では、ファン32を設けたことによって、コンプレッサ1を全く停止させた場合でも、インバータ3の冷却が可能になる。
次に図4(b)は、図4(a)と同様にコンプレッサ1が非稼動時で全く停止している場合であるが、別な冷却方法を示す。この場合は、図4(a)と同様にコンプレッサ1は停止している。そして可動弁37でコンプレッサ入口部の給気流路16を閉鎖するとともに、他の可動弁22、34及び35を操作して、給気aを第2の入口部31から導入し、第2の直列流路13を通し、その後、モータ2の発熱部を通ってバイパス流路14を介して出口部36に戻る流路を形成する。そしてファン32を稼動させることにより、前記流路に給気aを流すようにする。これによって、コンプレッサ1の低速アイドリングが不可の場合でも、モータ2の冷却が可能になる。
次に図4(c)は、同様にコンプレッサ1が非稼動時で全く停止している場合であるが、さらに別な冷却方法を示す。この場合は、給気流路16のモータ2に対する接続部に設けた可動弁38で給気流路16を閉鎖し、かつバイパス流路14と戻り流路33との接続部に設けられた可動弁25でバイパス流路14を閉鎖している。これによって、給気aを第2の入口部31から直列流路12及び第2の直列流路13の両方に分岐させ、インバータ3とモータ2の両方の発熱部を通り、戻り流路33を介して出口部36に戻す流路を形成する。そしてファン32を稼動して前記流路に給気aを流すようにする。これによって、コンプレッサ1の停止にかかわらず、モータ2及びインバータ3の両方の発熱部を冷却することができる。
次に図4(d)は、コンプレッサ1の稼動時の状態を示す。この場合は、ファン32を稼動させず、第2の入口部31を可動弁34で閉鎖する。代わりにコンプレッサ1を高速回転させ、入口部11及び出口部36の両方から給気aを吸引する。そして戻り流路33、直列流路12、第2の直列流路13及びバイパス流路14を給気流路として使用している。
このように、直列流路12、第2の直列流路13及び戻り流路33から供給される給気aを使ってインバータ3及びモータ2の発熱部を冷却するので、コンプレッサ1の高速回転によりインバータ3及びモータ2の発熱量が大きくても、インバータ3及びモータ2の冷却効果を向上できる。
なおファン32の稼動中はコンプレッサ1は停止しているので、備え付けのインバータ3をファン32のモータの駆動に使用できる。従って、ファン32用に別のインバータを設置する必要がない。あるいは直流方式のファンを設けて、備え付けのバッテリで直接駆動するようにしてもよい。
次にコンプレッサ1、モータ2及びインバータ3の三次元配置に係る好ましい形態について図5により説明する。図5は、コンプレッサ1、モータ2及びインバータ3を筐体4に収納する場合の三次元配置を示す斜視図である。図5(a)は、筐体3内で、コンプレッサ1、モータ2及びインバータ3を直線状に配置した場合である。そして給気aを筐体4の一方の側面から取り入れ、直線状の流路を形成して反対側の側面から排出している。
かかる配置とすれば、給気流の曲がりがなく、給気aがインバータ3からモータ2を経てコンプレッサ1まで直線状に流れるため、給気aの圧損を低減できる長所がある。
図5(b)は、コンプレッサ1、モータ2及びインバータ3を直線状に配置した点は図5(a)と同一であるが、給気aの取り入れ口を筐体4の上面に設定した点が異なる。給気aの取り入れ口を筐体4の上面に設定したことにより、該取り入れ口の位置設定に許容度が大きく、該位置設定が容易になる。また通常過給機はエンジンの上部に設置される場合が多いので、この配置では給気aを筐体4の上部から取り入れているので、給気aがエンジンの排気や排気熱に影響されないという長所がある。
図5(c)は、インバータ3をモータ2の上方に設置した配置例である。かかる配置によって筐体4の全長を短縮できる長所がある。また給気aをインバータ3の側面から取り入れ、インバータ3の下面から取り出すようにしているため、給気aとインバータ3の発熱部との接触時間を長く取れるという長所がある。
図5(d)は、インバータ3をモータ2の上方に配置した点は図5(c)と同一であり、筐体4の全長を短縮できる長所は図5(c)と同一である。またインバータ3の給気取り入れ口をインバータ3の上面に設定した点が図5(c)と異なる。給気取り入れ口をインバータ3の上面に設定したことにより、該給気取り入れ口の位置に制約を受けることがなく、その位置決めが容易である長所をもつ。
次に図5(e)は、入口部11をモータ2の下方にその幅広面を水平に配置している。図5(c)の配置とはモータ2に対するインバータ3の配置が上下で異なるが、筐体4の全長を短縮できる長所は同一である。また、給気aはインバータ3からモータ2を介してコンプレッサ1に至る間に徐々に温まり、軽くなって上方に向う傾向にあるが、給気aの流れを下方から上方に向けているので、給気aの上方に向う自然対流を利用することにより、給気aの流れをよどみなく流すことができる。
図5(f)の配置は、図5(e)と同様に筐体4の全長を短縮できる長所をもつ。さらに図5(e)と比べて、インバータ3の給気aの取り入れ口を下面に設けているので、給気aの自然対流を利用して給気aの流れをさらに促進できる。従って、コンプレッサ1が非稼動時の状態であっても給気aの流れを維持することができる。
本発明によれば、自動車等に適用される内燃機関の電動過給機において、インバータ及び電動機の冷却を可能とすることにより、内燃機関の出力を増大させ、過度応答を改善することができる。
本発明を自動車の電動過給機に適用した第1実施形態の給気流路を示す模式図である。 前記第1実施形態のコンプレッサの運転パターンを示す線図である。 本発明の第2実施形態の給気流路を示す模式図である。 本発明の第3実施形態の給気流路を示す模式図である。 本発明の第3実施形態の給気流路を示す模式図である。 本発明の第3実施形態の給気流路を示す模式図である。 本発明の第3実施形態の給気流路を示す模式図である。 本発明に係る電動過給機の配置例を示す斜視図である。 本発明に係る電動過給機の配置例を示す斜視図である。 本発明に係る電動過給機の配置例を示す斜視図である。 本発明に係る電動過給機の配置例を示す斜視図である。 本発明に係る電動過給機の配置例を示す斜視図である。 本発明に係る電動過給機の配置例を示す斜視図である。 従来の電動過給機の構成図である。
符号の説明
1 コンプレッサ
2 モータ(電動機)
3 インバータ
05 バッテリ(蓄電装置)
06 エンジン(内燃機関)
10 給気流路
11 入口部
12 直列流路
13 第2の直列流路
14 バイパス流路(第1のバイパス流路)
15 バイパス流路(第2のバイパス流路)
16 給気流路(コンプレッサ下流側)
17 排気流路
23 可動弁(開閉弁)
31 入口部(第2の入口部)
32 ファン
33 戻り流路

Claims (8)

  1. 蓄電装置と、該蓄電装置の電力を変換して電動機に供給するインバータとを備え、該電動機によりコンプレッサを駆動して内燃機関の給気を過給する電動過給機において、
    前記給気の流路を、該電動機及びインバータの発熱部を通過した後該コンプレッサに至る直列流路と、該電動機及びインバータをバイパスして該コンプレッサに至る第1のバイパス流路と、該電動機、インバータ及びコンプレッサをバイパスして該内燃機関に至る第2のバイパス流路とで構成し、
    該給気を該直列流路、該第1バイパス流路又は該第2バイパス流路のいずれかを通るように切換え可能に構成したことを特徴とする電動過給機の冷却装置。
  2. 前記直列流路において前記インバータを前記電動機の上流側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の電動過給機の冷却装置。
  3. 前記インバータをバイパスし前記電動機の発熱部を経由した後前記コンプレッサの入口部に至る給気流路からなる第2の直列流路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動過給機の冷却装置。
  4. 前記給気流路の入口部にファンを備えた第2の入口部を該入口部に並列に設け、
    該第2の入口部から吸引された給気を前記直列流路を通って前記インバータ又は電動機のうち少なくともどちらか一方の発熱部に達するように構成し、
    該発熱部に達した給気を外部に排気する流路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動過給機の冷却装置。
  5. 請求項1に記載の電動過給機の冷却装置を用いた電動過給機の冷却方法において、
    前記コンプレッサの非稼動時には該コンプレッサを低速回転でアイドリングさせるとともに、該コンプレッサの低速回転で給気流路に取り込んだ給気をすべて前記直列流路に供給し、
    該コンプレッサの稼動時には、該コンプレッサを高速回転で稼動させるとともに、前記電動機及びインバータの冷却に必要な流量の給気のみを該直列流路に供給することを特徴とする電動過給機の冷却方法。
  6. 前記コンプレッサ下流側の給気流路に該給気流路を開閉可能な開閉弁を設け、前記コンプレッサの非稼動時に該開閉弁によって該給気流路を閉鎖し、該コンプレッサと該開閉弁との間に設けた開口又は管路を通して給気を排気することを特徴とする請求項4に記載の電動過給機の冷却方法。
  7. 前記コンプレッサの高速回転の短時間稼動区間と該コンプレッサの低速回転の長時間アイドリング区間とからなる運転パターンを複数回繰り返すことを特徴とする請求項5に記載の電動過給機の冷却方法。
  8. 前記短時間稼動区間のコンプレッサの回転数が数万〜10数万rpmであり、前記長時間稼動区間のコンプレッサの回転数が数千〜1万rpmであり、該短時間稼動区間と該長時間稼動区間との時間長の比が1:3〜8であることを特徴とする請求項7に記載の電動過給機の冷却方法。
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