JP4754653B2 - タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム - Google Patents
タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4754653B2 JP4754653B2 JP2010271106A JP2010271106A JP4754653B2 JP 4754653 B2 JP4754653 B2 JP 4754653B2 JP 2010271106 A JP2010271106 A JP 2010271106A JP 2010271106 A JP2010271106 A JP 2010271106A JP 4754653 B2 JP4754653 B2 JP 4754653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trajectory
- touch panel
- locus
- ellipse
- drawn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 75
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 66
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 28
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 28
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims description 14
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000011946 reduction process Methods 0.000 description 2
- 241001422033 Thestylus Species 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
この問題を解決しようとする方法もいくつか考えられている。例えば、特許文献1には、拡大範囲(縮小範囲)の指定及び拡大率(縮小率)の指定を1つのジェスチャで入力可能とする方法が開示されている。この方法は、カーソルの軌跡を認識する方法であり、拡大範囲/縮小範囲の指定と拡大率/縮小率の指定とを連続してカーソルの軌跡によって行うことができる。そして、範囲の指定と拡大率/縮小率の指定とが連続して入力された場合に、拡大表示処理/縮小表示処理を実行する。
本発明は上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的はより早く所望のスケールで目的の場所に到達することのできるタッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラムを提供することである。
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡ではないと推定された場合に、移動処理を行うことを特徴とする。このようにすれば、描かれた軌跡が特定の軌跡ではないと推定された場合に、ただちにドラッグによる移動処理に移行させることができる。これにより、モードを切り替える手間がなくなり、すばやい操作が可能となり、また、直感的な操作が可能となる。
前記表示処理手段は、前記特定の軌跡が描かれる方向に応じて、前記拡大表示と前記縮小表示とを択一的に行うことを特徴とする。右回り又は左回り、という軌跡の方向に応じて拡大表示又は縮小表示を行うことにより、拡大、縮小を簡単に指定することができる。
前記表示処理手段は、前記タッチパネル上での接触が解除されたタイミングで、拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行うことを特徴とする。このようにすれば、ペン等がタッチパネルから離れたタイミングで、あらかじめ定めた条件を満たしている場合にのみ、拡大表示または縮小表示を行うことができる。
前記軌跡推定手段は、前記軌跡から抽出した2つの部分軌跡についてベクトルに置き換え、それらベクトルの外積の符号に基づいて、該軌跡の回転方向を推定することを特徴とする。楕円の回転方向をベクトルの外積によって算出するため、簡便な計算で回転方向を検出できる。
前記軌跡推定手段は、推定される回転方向が一定である場合に該軌跡が楕円であると推定することを特徴とする。楕円の回転方向をベクトルの外積によって算出するため、簡便な計算で軌跡が楕円であるか判定できる。また、軌跡が楕円となるか否かを推定するために複数の手法を組み合わせることにより、よりすばやい、またより頑強な推定が可能になる。
描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段、
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段、
として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、その描き始めの微小部分について直線近似を行い、その近似された直線と該軌跡との誤差が所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とする。軌跡を先読みし、軌跡を描き終わる前に判定を行うことにより、描き終わった後に軌跡を判定するよりも、処理の開始タイミング、終了タイミングが早くなる。そして、特定の軌跡が楕円である場合には、よりすばやい段階での処理が可能となり、使い勝手が向上する。また、近似直線との誤差に基づいて、描かれる軌跡が楕円であるか推定することにより、処理の開始タイミングが早くなる。なお、「楕円」は、正円を含む概念である。
描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段、
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段、
として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、楕円近似を行い、その近似された楕円の大きさが所定値以下である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とする。軌跡を先読みし、軌跡を描き終わる前に判定を行うことにより、描き終わった後に軌跡を判定するよりも、処理の開始タイミング、終了タイミングが早くなる。そして、近似楕円の大きさに基づいて、描かれる軌跡が楕円であるか推定することにより、頑強な判定が可能となる。なお、「楕円」は、正円を含む概念である。
描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段、
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段、
として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、楕円近似を常時行い、その近似された楕円の大きさが所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円ではないと推定することを特徴とする。このようにすれば、直線が描画された場合には近似楕円の大きさが無限大となるため、ただちに他の処理へ移行することができる。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施形態によるタッチパネル表示制御システムの構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、本システムは、タッチパネル10上で接触により描かれた軌跡に基づいてタッチパネル10の表示内容を制御するシステムである。そして、描かれる軌跡を、その軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段11と、この軌跡推定手段11によって軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、その軌跡に対応する範囲を拡大して表示する表示処理手段12とを含んで構成されている。本例では、楕円を、特定の軌跡とする。
本システムでは、ペン等によって描かれる軌跡を推定する。この軌跡の推定例について、図3を参照して説明する。図3には、ペン等の軌跡Cと、判定時点でのペン等の位置(以下、判定位置とよぶ)Pとが示されている。本例では、ペン等の軌跡Cは、時計回りで描かれることとしている。
本例では、判定位置Pにおいて、それまでに描かれたペン等の軌跡Cから、楕円を描こうとしているのか否かを判定する。もしこの時点で楕円を描こうとしていると判定された場合には、地図を移動させることなく、ペン等がタッチパネルから離れるまで待つ(以下、楕円描画モードとよぶ)。そして、ペン等がタッチパネルから離れた時点で拡大処理が実行される。
ところで、本システムでは、ペン等がタッチパネルから離れた時に(つまりタッチパネル上での接触が解除されたタイミングで)、はじめて拡大領域が確定する。それが確定すると、そのスケールでの地図データを取得し、データを取得できたら、地図画像を再描画(つまり表示)すればよい。ユーザは拡大領域がわかっているので、拡大後の地図を見ても迷子になることはない。
なお、判定を行うには、それまで描いたペンの軌跡を楕円近似し、その近似楕円の大きさがあらかじめ定めた一定値以下であれば、楕円であると判定し、一定値以上であれば楕円でないと判定すればよい。これは、ペンの軌跡が直線である場合には近似楕円は無限もしくは非常に大きなものとなることを利用している。
なお、上述した回転方向の制限や描画開始位置の制限については、本システムにおいてデフォルトとしておくほか、ユーザが自由に設定できるようしてもよい。ユーザに試し書きさせた楕円から回転方向や描画開始位置の特徴を抽出し、それを設定してもよい。
次に、図4、図3を参照して説明した拡大操作における動作フローの一例について、図5を参照して説明する。
最初に、タッチパネルに対する接触があったか判定される(ステップS101)。スタイラスペンによる接触の他、人の指による接触があった場合でもこの条件は満たされる。
タッチパネルに対する接触有無の判定については、周知技術であるため、その説明を省略する。
タッチパネルに対する接触があったと判定された場合(ステップS101においてYes)、次に、上述した条件を満たしているか、すなわちペン等による軌跡が楕円を描こうとしているか判定される(ステップS102)。この条件を満たした場合(ステップS102においてYes)、その軌跡から推定される楕円の大きさが、予め定められた閾値以下であるか判定される(ステップS103)。
ところで、図5を参照して説明した処理においては、軌跡が楕円を描こうとしていると判定された後に、楕円でない軌跡が描かれた場合であっても、楕円描画モードが維持されるという問題がある。この問題を回避するために、図6のような動作フローを挿入することもできる。
図6は、ペン等がタッチパネルから離れたと判定された場合(ステップS106においてYes)以後の動作フローである。ペン等がタッチパネルから離れたと判定された場合、ペン等の軌跡を判定する(ステップS106a)。軌跡を判定した結果、条件を満たした場合(ステップS106bにおいてYes)には、拡大処理を行うことが確定され、推定される楕円の大きさに応じた拡大率による表示データの更新が行われる(ステップS107)。
軌跡が楕円を描こうとしていると判定された後に、楕円でない軌跡が描かれた場合であっても、楕円描画モードが維持されるという問題を回避するために、動作フローを図7のように変形してもよい。
図7においては、タッチパネルに対する接触があったと判定された場合(ステップS101においてYes)、楕円描画モードに突入する(ステップS105)。そして、条件を満たした場合、楕円の大きさの判定を常時行う(ステップS105)。この条件は、例えば、軌跡の距離が一定以上となった場合や軌跡の書き始めから所定時間経過した場合、である。
一方、推定される楕円の大きさが、予め定められた閾値以下である場合(ステップS103においてYes)、ペン等がタッチパネルから離れたと判定されるまで、拡大処理は実行されない(ステップS106においてNo)。そして、ペン等がタッチパネルから離れたと判定された場合(ステップS106Yes)、拡大処理を行うことが確定され、推定される楕円の大きさに応じた拡大率による表示データの更新が行われる(ステップS107)。
上述した図7の動作フローと、条件を変えた図6の動作フローを組み合わせることもできる。すなわち、図7のステップS106以降の処理を、図6の動作フローとすることもできる。この場合、例えば、円で近似するとした場合、図6の動作フローにおいて、ペン等の軌跡が円弧のどの範囲を描画したのか、をステップS106bの判定基準とすれば、より正しい判定が可能となる。例えば、270度以上の円弧を描かなければ、条件を満たさず、円とは判定しない、とする。このように判定すれば、例えば180度分の円弧しか描かれなかった場合には、拡大処理は実行されない。
なお、上記の判定基準である、「270度」や「180度」については、ユーザがその値を設定できるようにしてもよい。
以上の処理を実現するため、本発明では、以下の(1)〜(3)の判定を行っている。
(1)直線近似
描かれた軌跡を直線に近似し、直線との誤差が一定値以下であれば直線であると判定する(楕円ではないと判定する)。なお、この判定は、ペン等の動き始めすなわち軌跡の描き始めから所定数のサンプリングポイントを判定対象とする。例えば、ペンの軌跡が一定距離以上走行した時点としたり、タッチパネルにペン等が接触した後さらに一定時間経過した時点としたりすればよい。
f(x)=ax+b
である。図8には近似直線の一例を示したが、これ以外の式を用いても良い。これら近似直線の式の未知パラメータ(図8の場合、「a」と「b」の2つ)を軌跡から推定する。
これらを推定するには、図8に示した誤差δを最小(min)とするようなa、bの組合せを求めればよい。すなわち、
δ=|f(xi)−yi|
が最小となるa、bを求めればよい。もちろん、誤差δの取り方は図8の式でなくても構わない。
この誤差δが、あらかじめ定めた定数Tよりも小さい場合には、その軌跡はほぼ直線であるため、楕円とはならないと判定する。逆に、誤差δが定数Tよりも大きい場合には直線とはいえないため、楕円となりうる。
描かれた軌跡について、楕円への近似を常時行い、その径が一定値より大であれば直線であると判定する(楕円ではないと判定する)。なお、楕円ではなく、正円に近似してもよいことは上述したとおりである。
この楕円近似の例について、図9を参照して説明する。本例では、ペンの軌跡を(xi、yi)のように表す。この軌跡に対して、楕円を近似する。簡単にするため、本例では、円に近似する場合について説明する。近似円の式の未知パラメータ(図9の場合、「a」と「b」と「r」の3つ)を軌跡から推定する。これらを推定するには、図9に示した誤差δを最小(min)とするようなa、b、rの組合せを求めればよい。すなわち、
δ=|(xi−a)2+(yi−b)2−r2|
が最小となるa、b、rを求めればよい。もちろん、誤差δの取り方は図9の式でなくても構わない。
そして半径rが、あらかじめ定めた定数T以下である場合には、円となりうると判定する。逆に、半径rが定数Tよりも大きい場合には直線であると判定する。この判定はある一定のタイミングで行ってもよいし、常時行っても良い。
描かれた軌跡について、ベクトルの外積を算出し、その外積の符号が変化した場合に、楕円ではないと判定する。
この外積を利用して判別する例について、図10を参照して説明する。本例では、ペンの軌跡を(xi、yi)のように表す。この軌跡から2つのベクトルを抽出する。例えば、軌跡に対応するタッチパネル上のポイントのうち、最も新しいポイントと2つ前のポイントとを結ぶベクトルと、2つ前のポイントと4つ前のポイントとを結ぶベクトルの2つを用いればよい。もちろん、他の基準、例えば一定以上の距離が離れたポイントを抽出する、などの基準を用いてもよい。この2つのベクトルに対して、外積を計算する。なお、ペンの軌跡は2次元であるため、外積はスカラーとなる。
本例では、この計算された外積の符号によって、軌跡が楕円か否かを判定する。算出した全ての外積の符号が一致する場合、楕円となりうる。逆に、符号が一致しない外積が存在する場合には、楕円とはなり得ない。
なお、上記(1)〜(3)の判定は、単独で用いてもよいし組み合わせて用いてもよい。
外積の符号によって回転方向を検出することができるため、回転方向によって処理内容を変える(拡大と縮小とを択一的に行う)ことを実現できる。例えば、時計廻りの軌跡が描かれた場合は、拡大処理とし、その軌跡の大きさに応じて拡大処理(その軌跡の範囲を画面いっぱいに拡大する処理)を行う。逆に、反時計廻りの軌跡が描かれた場合は、縮小処理とし、その軌跡の大きさに応じて縮小処理(例えば、画面全体をその軌跡の範囲に押し込めるように縮小する処理)を行う。
このように、軌跡の回転方向およびその軌跡の大きさによって、拡大処理および拡大率、縮小処理および縮小率、を指定できるようにすれば、ユーザの指示に応じた素早い処理が可能になる。なお、ユーザの設定により、拡大率、縮小率を固定(例えば、2倍または1/2倍)とし、拡大処理、縮小処理のいずれを行うかについて軌跡の回転方向で指定できるようにしてもよい。
上述したタッチパネル表示制御システムにおいては、CPU等が、タッチパネル表示制御プログラムを実行することによって、軌跡推定手段、表示処理手段、を実現している。すなわち、このタッチパネル表示制御プログラムは、タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて上記タッチパネルの表示内容をコンピュータによって制御するタッチパネル表示制御プログラムであり、コンピュータを、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段(例えば、図5中のステップS102等に対応)、上記軌跡推定手段によって上記軌跡が楕円であると推定された場合に、該楕円に対応する範囲を拡大して表示する表示処理手段(例えば、図5中のステップS107等に対応)、として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、その描き始めの微小部分について直線近似を行い、その近似された直線と該軌跡との誤差が所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴としている。軌跡を先読みし、軌跡を描き終わる前に判定を行うことにより、描き終わった後に軌跡を判定するよりも、処理の開始タイミング、終了タイミングが早くなる。そして、特定の軌跡が楕円である場合には、よりすばやい段階での処理が可能となり、使い勝手が向上する。また、近似直線との誤差に基づいて、描かれる軌跡が楕円であるか推定することにより、処理の開始タイミングが早くなる。
なお、これらのプログラムは、スマートフォン等の、タッチパネルを搭載したモバイル端末に出荷時点からインストールされていてもよいし、出荷後にインストールされてもよい。出荷後については、例えば、所定のサーバに記憶されているプログラムを、ネットワークを介して取得したものをインストールすればよい。
上記は、マルチスケール情報である地図情報を閲覧する場合について説明したが、それ以外のマルチスケール情報を閲覧する場合にも本発明を適用することができる。また、地図だけに限らず、例えば超高解像度の画像を閲覧する場合や、多数の項目から構成されるメニュー画面についての閲覧等、ズーム操作を行うことが必要なコンテンツの閲覧等にも本発明を適用することができる。
11 軌跡推定手段
12 表示処理手段
20 CPU
30 通信インタフェース
40 メモリ
100 バス
P 判定位置
S 矩形領域
C 軌跡
Claims (15)
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容を制御するタッチパネル表示制御システムであって、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段と、前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段とを含み、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、その描き始めの微小部分について直線近似を行い、その近似された直線と該軌跡との誤差が所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とするタッチパネル表示制御システム。
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容を制御するタッチパネル表示制御システムであって、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段と、前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段とを含み、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、楕円近似を行い、その近似された楕円の大きさが所定値以下である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とするタッチパネル表示制御システム。
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容を制御するタッチパネル表示制御システムであって、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段と、前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段とを含み、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、楕円近似を常時行い、その近似された楕円の大きさが所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円ではないと推定することを特徴とするタッチパネル表示制御システム。
- 前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡ではないと推定された場合に、移動処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のタッチパネル表示制御システム。
- 前記表示処理手段は、拡大表示する際の拡大率および拡大中心、縮小表示する際の縮小率を、前記特定の軌跡に基づいて決定することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のタッチパネル表示制御システム。
- 前記表示処理手段は、前記特定の軌跡が描かれる方向に応じて、前記拡大表示と前記縮小表示とを択一的に行うことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のタッチパネル表示制御システム。
- 前記表示処理手段は、前記タッチパネル上での接触が解除されたタイミングで、拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のタッチパネル表示制御システム。
- 前記軌跡推定手段は、前記軌跡から抽出した2つの部分軌跡についてベクトルに置き換え、それらベクトルの外積の符号に基づいて、該軌跡の回転方向を推定することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のタッチパネル表示制御システム。
- 前記軌跡推定手段は、推定される回転方向が一定である場合に該軌跡が楕円であると推定することを特徴とする請求項8に記載のタッチパネル表示制御システム。
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容を制御するタッチパネル表示制御方法であって、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定ステップと、前記軌跡推定ステップにおいて前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理ステップとを含み、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定ステップにおいては、前記軌跡について、その描き始めの微小部分について直線近似を行い、その近似された直線と該軌跡との誤差が所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とするタッチパネル表示制御方法。
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容を制御するタッチパネル表示制御方法であって、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定ステップと、前記軌跡推定ステップにおいて前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理ステップとを含み、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定ステップにおいては、前記軌跡について、楕円近似を行い、その近似された楕円の大きさが所定値以下である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とするタッチパネル表示制御方法。
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容を制御するタッチパネル表示制御方法であって、描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定ステップと、前記軌跡推定ステップにおいて前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理ステップとを含み、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定ステップにおいては、前記軌跡について、楕円近似を常時行い、その近似された楕円の大きさが所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円ではないと推定することを特徴とするタッチパネル表示制御方法。
- タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容をコンピュータによって制御するタッチパネル表示制御プログラムであって、コンピュータを、
描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段、
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段、
として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、その描き始めの微小部分について直線近似を行い、その近似された直線と該軌跡との誤差が所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とするタッチパネル表示制御プログラム。 - タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容をコンピュータによって制御するタッチパネル表示制御プログラムであって、コンピュータを、
描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段、
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段、
として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、楕円近似を行い、その近似された楕円の大きさが所定値以下である場合に、描かれる軌跡が楕円であると推定することを特徴とするタッチパネル表示制御プログラム。 - タッチパネル上で接触により描かれた軌跡に基づいて前記タッチパネルの表示内容をコンピュータによって制御するタッチパネル表示制御プログラムであって、コンピュータを、
描かれる軌跡を、該軌跡が描画されている最中に、推定する軌跡推定手段、
前記軌跡推定手段によって前記軌跡が特定の軌跡であると推定された場合に、該軌跡に対応する範囲について拡大表示または縮小表示のいずれか一方の処理を行う表示処理手段、
として機能させ、前記特定の軌跡は、楕円であり、前記軌跡推定手段は、前記軌跡について、楕円近似を常時行い、その近似された楕円の大きさが所定値より大である場合に、描かれる軌跡が楕円ではないと推定することを特徴とするタッチパネル表示制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010271106A JP4754653B2 (ja) | 2010-12-06 | 2010-12-06 | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010271106A JP4754653B2 (ja) | 2010-12-06 | 2010-12-06 | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008004057A Division JP2009169493A (ja) | 2008-01-11 | 2008-01-11 | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011060322A JP2011060322A (ja) | 2011-03-24 |
JP4754653B2 true JP4754653B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=43947796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010271106A Expired - Fee Related JP4754653B2 (ja) | 2010-12-06 | 2010-12-06 | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4754653B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102134443B1 (ko) | 2013-05-03 | 2020-07-15 | 삼성전자주식회사 | 전자 기기 및 제어 동작에 기초한 전자 기기의 화면 조작 방법 |
CN104216624B (zh) * | 2013-05-30 | 2018-01-23 | 联想(北京)有限公司 | 一种显示方法和电子设备 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001117686A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-27 | Toshiba Corp | ペン入力装置およびペン入力装置のポインティング処理方法 |
JP2004280745A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-07 | Clarion Co Ltd | 表示装置、方法及びプログラム |
JP4475014B2 (ja) * | 2004-06-01 | 2010-06-09 | ソニー株式会社 | 座標検出装置、座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体 |
JP4684745B2 (ja) * | 2005-05-27 | 2011-05-18 | 三菱電機株式会社 | ユーザインタフェース装置及びユーザインタフェース方法 |
-
2010
- 2010-12-06 JP JP2010271106A patent/JP4754653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011060322A (ja) | 2011-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4695154B2 (ja) | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム | |
US7752555B2 (en) | Controlling multiple map application operations with a single gesture | |
CN105068727B (zh) | 一种绘图工具的实现方法和装置 | |
JP5413111B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム | |
JP2009169493A (ja) | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム | |
US8952992B2 (en) | Zoom processing device, zoom processing method, and computer program | |
EP2717145A2 (en) | Apparatus and method for switching split view in portable terminal | |
US9594432B2 (en) | Electronic device, control setting method and program | |
JP5664147B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
KR101132598B1 (ko) | 디스플레이 장치의 화면 크기 제어 방법 및 장치 | |
KR20150095540A (ko) | 사용자 단말 장치 및 이의 디스플레이 방법 | |
CN112558851B (zh) | 对象处理方法、装置、设备和可读存储介质 | |
JP6103590B2 (ja) | 表示装置、画像アイテムの移動装置、画像アイテムの移動方法、及びプログラム。 | |
US8938359B1 (en) | Handle bar route extension | |
JP6041742B2 (ja) | タッチパネル表示制御装置 | |
US10073612B1 (en) | Fixed cursor input interface for a computer aided design application executing on a touch screen device | |
CN112214156B (zh) | 一种触控屏放大镜调用方法、装置、电子设备及存储介质 | |
CN114415886A (zh) | 应用图标的管理方法和电子设备 | |
JP4754653B2 (ja) | タッチパネル表示制御システム、タッチパネル表示制御方法、タッチパネル表示制御プログラム | |
JP2014182652A (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラム | |
KR101553119B1 (ko) | 연속적인 터치를 이용한 사용자 인터페이스 방법 및 장치 | |
KR101251021B1 (ko) | 터치스크린 출력화면 조정방법 | |
KR101920864B1 (ko) | 터치스크린을 이용하여 이미지를 표시하기 위한 방법 및 단말 | |
WO2012120978A1 (ja) | 表示方法、表示装置およびプログラム | |
CN114116087A (zh) | 双系统间的界面操作方法、装置、电子设备及介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110510 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4754653 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |