JP4754084B2 - 学習機能を備える近接検出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、学習機能を備える近接検出器に係り、例えば、目的物の有無に関する2値化出力信号を転送すると共に、相対的に目的物および環境のそれぞれに対して検出器の検出範囲を自己適応させるための学習モードを有する誘導型近接検出器を一例とする学習機能を備える近接検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような装置に特有の検出距離は、1つの検出器から他の検出器へと変化すると共に、同一の検出器のためには、取り付け状態や周囲の状態、とりわけ金属の塊の中にはめ込まれた誘導検出器に関する状態にしたがって変化している。さらに、幾つかの適用例によれば、検出器の感度がその使用状態に依存して変化させられるように求められている。そこで、近接検出器の検出範囲をその使用されている配置に合わせて調整することができることが有用である。
【0003】
その検出器が調整されている間に、検出器の通常の動作モードに対応する作業モードに加えて学習モードを有する検出器は既に公知である(文献EP074716参照)。ドイツ特許DE4331555において、近接検出器は処理ユニットを使用することにより調整されていることもまた示唆されており、この処理ユニットには不揮発性メモリが接続され、この不揮発性メモリは、サンプリング信号によりトリガーされる学習位相において、内部カウンタの値とセンサーからの検出信号の値との間の比較から決定された切換しきい値を記憶する。さらに、ドイツ特許DE4006893においては、近接検出器の調整要素はディジタル語により幾つかの抵抗要素を駆動する不揮発性メモリより構成され、このメモリの変化の方向は操作者の動作を介してのみ決定されていても良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、検出されるべき目的物のタイプに従うばかりでなく、検出器が設置される一般的な環境にも従って検出範囲を調整することができるので、異なる多用途への自動的かつ迅速な適用が可能になるようにした近接検出器を設計することにある。作業モードにおける検出器からの過大な電力消費は、また所望により防止されるべきものであるので、特に2ワイヤタイプの出力を伴う近接検出器用には、漏れ電流が許容されるべき値を超えないようにすることはとりわけ注目されるべきである。このことは、検出器は処理ユニットに関する過度の電力消費を伴うことなく、かつ、処理ユニットに接続されたメモリ内に学習モードからの切換えしきい値を格納することなく、作業モードで動作することができるべきであることを暗に含んでいる。また、学習モードの間に、検出器に対して指令を送り出し、また、簡易で経済的な解決方法を共に保持しつつも検出器の電流状態を表示するフィードバック情報を受信する可能性があることは、操作者にとって興味のあることである。最終的には、検出器のかなりの最小化を提供するような解決方法が用いられるべきであることが望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、目的物の距離に従ったアナログ信号を送出することができるセンサーユニットと、前記アナログ信号と切換しきい値との間の比較の結果となる検出信号を送出することができる検出ステージと、検出器の出力信号を送出するために前記検出信号を増幅し整形する出力ステージと、前記検出信号を入力として受け入れる処理ユニットと、を備える近接検出器を説明している。この検出器は、検出器の検出範囲の調整に従った学習モードと、検出器の通常の動作モードに従った作業モードと、のための動作のために設計されている。この検出器が、処理ユニットにより駆動され、かつ、検出ステージに接続される可変ディジタル値保持抵抗を備えているので、この可変ディジタル値保持抵抗の値の変化が切換しきい値を変化させている。学習モードの間、処理ユニットは検出信号の状態に依存して、可変ディジタル抵抗のための設定動作値を決定するために、可変ディジタル抵抗の値を動作させ、この設定動作値は、作業モードの間だけ適用される。作業モードの間、処理ユニットは待機状態である。
【0006】
さらに、検出器は、処理ユニットに接続された変換手段を備えているので、学習モードまたは作業モードが操作者により選択可能となり、更に操作者が検出器の状態について通知を受けることができることは注目される。
【0007】
検出器のための学習モードは、検出器の通知がその環境に関連してのみ実行される短い学習モードと、または、検出器の通知がその環境に関連し、さらに検出器から距離をおいて配置された目的物にも関連して実行される長い学習モードとの何れかを備えている。
【0008】
具体的には、本発明の基本構成に係る学習機能を備える近接検出器は、目的物(19)の距離に応じたアナログ信号(21)を送出可能なセンサー装置(11)と、前記アナログ信号(21)と切換しきい値(SC)との間の比較にの結果としての検出信号(22)送出可能な検出ステージ(12)と、出力論理信号(23)を送出するために、前記検出信号(22)を増幅し波形を整形するための出力ステージ(13)と、前記検出信号(22)を入力として受け入れる処理ユニット(15)と、を備える学習機能を備える近接検出器において、検出器(10)は、この検出器の検出範囲の調整に対応する学習モードに従うと共に、この検出器の通常の動作モードに対応する作業モードに従って、動作するように設計され、前記検出器(10)は、前記学習モードでは前記処理ユニット(15)により駆動される可変ディジタル記憶抵抗(14)を備え、この可変ディジタル記憶抵抗(14)の値(R)の変化が前記切換しきい値(SC)の変化の原因となるように前記検出ステージ(12)に接続されていることを特徴とする。
【0009】
上記基本構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記学習モードの間に、前記処理ユニット(15)は、前記作業モードの間に供給され、かつ、前記可変ディジタル記憶抵抗(14)に記憶されている設定動作値(RF)を決定することを目的として、前記検出信号(22)が切り換えるまで前記可変ディジタル記憶抵抗(14)の前記値(R)を変化させることを特徴とする。
【0010】
また、上記基本構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記処理ユニット(15)は、前記検出器(10)が作業モードにあるときには、待機状態であることを特徴とする。
【0011】
また、上記基本構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記検出器(10)は、オペレータに前記学習モードと前記作業モードとを選択することを可能にさせると共にこのオペレータに前記検出器(10)の状態を通知するための変換手段(30)を備えることを特徴とする第1の構成としても良い。
【0012】
上記第1の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記変換手段(30)は、前記検出器(10)上に直接取り付けられた、押しボタン(31)と、発光ダイオード(32)と、を備えることを特徴とする第2の構成としても良い。
【0013】
上記第2の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記検出器用の学習モードは、検出器(10)の環境のみに関連して検出器の通知が行なわれる短い学習モード(AC)と、検出器の環境に関連すると共に検出器から距離(DN)離れて配置された目的物(19)に関連して検出器の通知が行なわれる長い学習モード(AL)と、の少なくとも一方を備えることを特徴とする第3の構成としても良い。
【0014】
また、上記第3の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記短い学習モード(AC)と前記長い学習モード(AL)との間の選択は前記変換手段(30)を介して行なわれることを特徴としても良い。
【0015】
上記第3の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、検出器の環境に関連する検出器の通知の間に、前記処理ユニット(15)は、前記可変ディジタル記憶抵抗(14)を極度値(R0)に設定し、その後、前記検出信号(22)の切換に対応して、可変ディジタル記憶抵抗(14)を環境検出値(RE)に変化させることを特徴とする第4の構成としても良い。
【0016】
上記第4の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記処理ユニット(15)は、前記環境検出値(RE)に依存しておよび前記極度値(R0)に依存して、環境差分(EE)を計算し、その後、もしも環境差分(EE)が処理ユニット内に格納されている感度しきい値(SS)よりも小さいならば、処理ユニットは誤りと学習モードの終了とを前記変換手段(30)を介して信号を出力することを特徴とする第5の構成としても良い。
【0017】
また、上記第5の構成に係る学習機能を有する近接検出器は、前記短い学習モード(AC)において、もしも環境差分(EE)が感度しきい値(SS)よりも大きいか等しいならば、処理ユニット(15)は、可変ディジタル記憶抵抗(14)の値を、前記感度しきい値(SS)により前記環境検出値(RE)が減じられた値に等しい設定動作値(RF)に設定し、前記学習モードの終了を前記変換手段(30)を介して信号出力し、自動的に作業モードに切り換えてそのモードを戻すことを特徴としても良い。
【0018】
また、上記第5の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、長い学習モード(AL)のときで前記検出器からの距離(DN)離れて目的物(19)を配置し終わった後で、前記処理ユニット(15)は、前記可変ディジタル記憶抵抗(14)を、前記検出信号(22)の切換動作に対応する目標検出値(RC)にまで上昇変化させることを特徴とする第6の構成としても良い。
【0019】
また、上記第6の構成に係る学習機能を備える近接検出器は、前記長い学習モード(AL)において、前記処理ユニット(15)は、前記目標検出値(RC)および前記環境検出値(RE)に依存する目標差分(EC)を計算し、その後、もしも前記目標差分(EC)が前記処理ユニットに格納されている前記感度しきい値(SS)よりも小さいならば、前記処理ユニットは前記変換手段(30)を介して誤りを信号出力し、もしも前記目標差分(EC)が前記感度しきい値(SS)よりも大きいかこれと等しいならば、前記処理ユニットは可変ディジタル記憶抵抗(14)の値を、前記目標検出値(RC)に等しい設定動作値(RF)に設定し、前記変換手段(30)を介して前記学習モードの終了を信号出力すると共に自動的に前記作業モードに切り換えてモードを戻すことを特徴としても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
添付図面にしたがって、この発明を限定することのない実施形態に関する以下の説明が、この発明の特徴や長所を説明する。
【0021】
図1に示された近接検出器は、検出器10のケーシング内に、例えば誘導タイプのセンサーユニット11を備えており、このセンサーユニット11は、検出器10の正面に位置する、例えば金属ターゲットのような、目的物19までの距離に従ったアナログ信号21を送出する。検出ステージ12は、センサーユニット11より出力された前記アナログ信号21を受信して、その信号を2値化検出信号22を送出するための切換しきい値Scと比較してその比較の結果を出力する。
【0022】
検出器10は、入力としての前記検出信号22を受入れると共に、その役割として検出器10からの2値化出力信号23を送出するためにこの信号22を増幅し整形する出力ステージ13を備えている。この出力ステージ13は、例えばダイオード、サイリスタ、またはMOSトランジスタを含んでいても良い。検出器10はまた、処理ユニット15を備えており、この処理ユニット15はマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、論理回路またはその他の如何なる回路であっても有利であり、また、入力として検出信号22を受信すると共に、値Rを格納する可変ディジタルレジスタ14またはポテンショメーター14を駆動している。可変ディジタル値保持抵抗は、アナログ的な方法ではなくディジタル値の中で変化し、論理信号により制御され、内部的にその調整値を格納しておくことができる抵抗として定義されている。
【0023】
処理ユニット15は、特に、値Rを所定の値に割り当てるために可変ディジタルレジスタ14に対する命令を与えており、この命令は値Rを増加させたり減少させたりする命令と同様に値Rを格納しておくための命令である。ひとたび、この値Rが格納されると、可変ディジタルレジスタは自発的になり、たとえ電源異常や停電の後であってもこの値Rを保持する。可変ディジタル値保持抵抗は、特に、幾つかの抵抗要素または抵抗ネットワークよりも小さなスペースを占めるだけであるという長所を提供し、検出器を非常に小型化することができる。さらにこの値Rがひとたび格納されたならば、可変ディジタル値保持抵抗は、処理ユニットに対しては独立して動作する。
【0024】
この可変ディジタル抵抗14は、検出ステージ1に直接接続されているので、この値Rの変化は、切換しきい値Scの値を変化させる。このようにして、ディジタル抵抗14の値Rの変化は、検出器10とターゲット9との間の距離が固定のままである間だけは、検出信号22の状態変位の原因となり得る。
【0025】
一方、変換手段30は、処理ユニット15に接続され、検出器10に直接取り付けられている。好適な実施形態によれば、変換手段30は、処理ユニット15およびマイクロスイッチタイプまたはその他の等価なユニットによる押しボタン32により駆動される発光ダイオード31により構成されているので、検出器10にとっては経済的および小型化された解決方法を保持している。
【0026】
検出器10は、学習モードと作業モード伸したがった動作のために設計されている。その目的が検出器の検出範囲の調整を実行するためである学習モードは、以下に説明される。作業モードは例えば開放または閉鎖状態のような出力信号の状態がターゲット9および検出器10の間距離に依存している検出器10の通常の動作モードである。
【0027】
作業モードから学習モードへの変移は、変換手段30の押しボタン32を操作することにより完了する。操作者は、検出器10のための通知プロセスを実行するための2つの異なる方法間の選択を有しており、その1つは、検出器10がその周囲を相対的に調整するのみである短い学習モードAcであり、もう1つは、検出器10がその周囲に対して相対的な調整を行ない、その後に検出器からの所望の距離DNに配置されたターゲットに対して相対的な調整を行なう長い学習モードALである。学習モードの選択は、押しボタン32に異なる圧力を与えることにより提供され得るものである。
【0028】
短い学習モードAcでの特徴は、例えば検出器が金属または樹脂の保持部上に取り付けられているといったような重要な環境での検出器10の許容される範囲の最大値の調整を行なう点にある。長い学習モードALの特徴は、ターゲットが実際に検出される所望の位置への調整が付加的に行なわれることである。その結果得られた範囲は、重要な環境内の許容できる最大の範囲のように非常に小さい範囲であるかもしれない。このような機能により、検出されるべきターゲットのタイプと使用環境とにしたがって、自動的に異なる構成に適用可能な学習機能を備える近接検出器を得ることができるので、検出器の信頼性が最適化される。
【0029】
図2は学習モードの進路の簡略化されたフローチャートを提供している。長い学習モードALにおけるのと同様に短い学習モードAcにおいても、検出器10の通知は、まず最初にその環境(例えば、機械のフレーム、背景等)に関連して行なわれ、ターゲット19の存在の如何には関連していない。このため、処理ユニット15は可変ディジタルレジスタ14の値Rを例えば最小値である極度値R0に設定することにより動作を開始する。その後、処理ユニット15は、検出信号22がその状態を切り換えて変更するまで、この値Rを例えば増分させることにより規則的に変化させる。対応する値Rは、その後、環境検出信号REと呼ばれる。処理ユニット15は環境差分EE=(RE−R0)/REを計算して、その値を処理ユニットの内部の感度しきい値SSと比較する。ここで、極度値R 0 は環境検出信号R E より小さい。
【0030】
もしも環境差分EEがこの感度しきい値SSよりも小さいならば、検出器10が、電磁波による障害を受けないという特性の標準(EMC―Electromagnetic Comparatibility Standards ―)や小さな温度変動等の通常のパラメータを保証するために充分な動作マージンを有していないことは考慮されるべきである。この場合、変換手段30の発光ダイオード31は、学習プロセスが適切に完了できなかった(学習がOKでない)ことを意味する誤りの発生を合図で知らせ、処理ユニット15は学習モードを終わらせる。
【0031】
もしも環境差分EEが感度しきい値SSよりも大きいか等しいならば、また、選択された学習モードが短い学習モードACであるならば、処理ユニット15は設定動作値RFを、環境検出値REの値を感度しきい値SSにより減少させた値、RF=R E *(1−SS)に等しくさせ、その後、学習モードを終わらせる前に、この設定値RFをディジタルレジスタ14に供給する。このディジタルレジスタ14が処理ユニット15からこのレジスタを変更する新たな命令を受信しない限りは、このディジタルレジスタ14は前記設定動作値RFを格納することになろう。
【0032】
もしも環境差分EEが感度しきい値SSよりも大きいか等しいならば、また、選択された学習モードが長い学習モードALであるならば、処理ユニット15はターゲットの学習プロセスを続行するために操作者により希望される距離DNにターゲット19を設定することを、発光ダイオード31により、操作者に問い合わせる。操作者が処理ユニット15にターゲット19の適切な位置をひとたび通知すると、処理ユニット15は、検出信号22がその状態を切り換えて変更するまで、ディジタルレジスタ14の値Rを規則的に変化させる。この対応する値Rは、これ以降、目標検出値RCと呼ばれる。処理ユニット15は、目標の環境差分EC=(RE−RC)/REを計算して、その値を処理ユニットの内部の感度しきい値SSと比較する。
【0033】
もしも目標差分ECが感度しきい値SSよりも小さいならば、この検出器10は、電磁波による障害を受けないという特性の標準(EMC―Electromagnetic Comparatibility Standards ―)や小さな温度変動等の通常のパラメータを保証するために充分な動作マージンを有していないことは考慮されるべきである。この場合、変換手段30の発光ダイオード31は、学習プロセスが適切に完了できなかった(学習がOKでない)ことを意味する誤りの発生を合図で知らせ、処理ユニット15は学習モードを終わらせる。
【0034】
もしも目標差分ECが感度しきい値SSよりも大きいか等しいならば、処理ユニット15は設定動作値RFを、目標検出値RCと等しく、RF=RCなるように計算し、その後、学習モードを終わらせる前に、この設定値RFをディジタルレジスタ14に供給する。このディジタルレジスタ14が処理ユニット15からこのレジスタを変更する新たな命令を受信しない限りは、このディジタルレジスタ14は前記設定動作値RFを格納することになろう。
【0035】
学習プロセスが適切に完了しなかった(学習がOKでない)ときには、検出器10が所望の調整状態の下で適切に動作することができないこと、したがって、要求された検出範囲と同様にターゲットの特性や検出器の置かれている環境等に関係なく検出器がその性能を保持することの保証を操作者に与えることは不可能であること、を発光ダイオード31によって、今や操作者が直接知らされることになる。
【0036】
学習プロセスが適切に完了した(学習がOK)ときには、検出器は自動的に切り替わって作業モードに戻る。ディジタルレジスタ14が自動であり、また、学習モードからの設定動作値RFが可変ディジタルでレジスタ14内に直接格納されているので、検出器10はその後処理ユニット15を用いることなく動作することができる。これは、全作業モードの間、処理ユニット15が「休眠(スリープ―SLEEP―)」タイプの指示の後で、どのような理由により待機状態または例えば待ち状態のような等価な状態にあるのかということである。したがって、検出器10は、過大な電力消費を防止し、これによって、出力信号23用に保証された漏れの低い電流レベルを維持しながら、よりパワフルな電力供給の必要性を避ける。処理ユニット15は、学習モードの終わりで待機状態に切り替わり、操作者が学習モードへと切り換えるために適当であると判断して押しボタンを押すように操作したときにその待機状態が終了する。このような近接検出器は、交流または直流電力供給の下での作業モードにおいて、1.5mA以下の最大漏れ電流にまで減らすことができる。この低い漏れ電流は、検出器のために2線(two-wire)出力技術の使用を可能にするという実質的な長所である。
【0037】
同様に、作業モードにおける1.5mA以下での最大漏れ電流を維持するために、処理ユニット15の電力消費は、以下のパラメータのうちの1つまたはそれ以上を作用させることによってできるだけ少なくすることができる。そのパラメータは、処理ユニット15のクロック周波数低くする(例えば、50kHzよりも小さい周波数)、処理ユニット15の電力供給用の電圧を低くする(例えば、3Vよりも低い電圧)、処理ユニットを作業モードにおいて待機状態とする、などである。
【0038】
この他の選択的および詳細な実施形態の増加は、この発明の範囲から離れない限り創出可能であり、また、等価な手段の使用もまた予期可能であることは、明らかに考慮されることである。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、この発明に係る学習機能を備える近接検出器によれば、検出されるべき目的物のタイプに従うばかりでなく、検出器が設置される一般的な環境にも従って検出範囲を調整することができるので、異なる多くの用途への自動的かつ迅速に適用することがが可能になる。また、作業モードにおける検出器からの過大な電力消費を、所望に応じて防止することができ、特に2ワイヤタイプの出力を伴う近接検出器用には、漏れ電流が許容されるべき値を超えないようにすることができる。このことは、検出器は処理ユニットに関する過度の電力消費を伴うことなく、かつ、処理ユニットに接続されたメモリ内に学習モードからの切換えしきい値を格納することなく、作業モードで動作することを可能にするという効果もある。
【0040】
また、学習モードの間に、検出器に対して指令を送り出し、また、簡易で経済的な解決方法を共に保持しつつも検出器の電流状態を表示するフィードバック情報を受信することができるようになり、操作者にとって有用な近接検出器を提供することができ、最終的には、検出器をかなり小型化して製造コストの大幅な減少をも達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る近接検出器の構成を示すブロック図である。
【図2】検出器用の学習モードの流れを説明する簡略化されたフローチャートである。
【符号の説明】
10 検出器
11 センサー装置
12 検出ステージ
13 出力ステージ
14 可変ディジタル記憶抵抗
15 処理ユニット
19 目的物
21 アナログ信号
22 検出信号
23 出力論理信号
Claims (8)
- 目的物(19)の距離に応じたアナログ信号(21)を送出可能なセンサー装置(11)と、
前記アナログ信号(21)と切換しきい値(SC)との間の比較の結果としての検出信号(22)送出可能な検出ステージ(12)と、
出力論理信号(23)を送出するために、前記検出信号(22)を増幅し波形を整形するための出力ステージ(13)と、
前記検出信号(22)を入力として受け入れる処理ユニット(15)と、
を備える学習機能を備える近接検出器において、
検出器(10)は、この検出器の検出範囲の調整に対応する学習モードに従うと共に、この検出器の通常の動作モードに対応する作業モードに従って、動作するように設計され、前記検出器(10)は、前記学習モードでは前記処理ユニット(15)により駆動される可変ディジタル記憶抵抗(14)を備え、この可変ディジタル記憶抵抗(14)の値(R)の変化が前記切換しきい値(SC)の変化の原因となるように前記検出ステージ(12)に接続されており、
前記検出器(10)は、オペレータに前記学習モードと前記作業モードとを選択することを可能にさせると共にこのオペレータに前記検出器(10)の状態を通知するための変換手段(30)を備え、
前記検出器用の学習モードは、検出器(10)の環境のみに関連して検出器の通知が行なわれる短い学習モード(A C )と、検出器の環境に関連すると共に検出器から距離(D N )離れて配置された目的物(19)に関連して検出器の通知が行なわれる長い学習モード(A L )と、の少なくとも一方を備え、
検出器の環境に関連する検出器の通知の間に、前記処理ユニット(15)は、前記可変ディジタル記憶抵抗(14)を極度値(R 0 )に設定し、その後、前記検出信号(22)の切換に対応して、可変ディジタル記憶抵抗(14)を環境検出値(R E )に変化させ、
前記処理ユニット(15)は、環境検出値(R E )により除算された前記環境検出値(R E )と前記極度値(R 0 )との差分に依存して、環境差分(E E )を計算し、その後、もしも環境差分(E E )が処理ユニット内に格納されている感度しきい値(S S )よりも小さいならば、処理ユニットは、前記変換手段(30)を介して、前記学習モードが適正に完了していないことを意味する誤りを信号で送ることを特徴とする学習機能を備える近接検出器。 - 前記学習モードの間に、前記処理ユニット(15)は、前記作業モードの間に供給され、かつ、前記可変ディジタル記憶抵抗(14)に記憶されている設定動作値(RF)を決定することを目的として、前記検出信号(22)が切り換えるまで前記可変ディジタル記憶抵抗(14)の前記値(R)を変化させることを特徴とする請求項1に記載の学習機能を備える近接検出器。
- 前記処理ユニット(15)は、前記検出器(10)が作業モードにあるときには、待機状態であることを特徴とする請求項1に記載の学習機能を備える近接検出器。
- 前記変換手段(30)は、前記検出器(10)上に直接取り付けられた、押しボタン(31)と、発光ダイオード(32)と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の学習機能を備える近接検出器。
- 前記短い学習モード(AC)と前記長い学習モード(AL)との間の選択は前記変換手段(30)を介して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の学習機能を備える近接検出器。
- 前記短い学習モード(AC)において、もしも環境差分(EE)が感度しきい値(SS)よりも大きいか等しいならば、処理ユニット(15)は、可変ディジタル記憶抵抗(14)の値を、前記環境検出値(R E )と前記感度しきい値(S S )との間で、R E ×(1−S S )が成立する値に等しい設定動作値(RF)に設定し、前記学習モードの終了を前記変換手段(30)を介して信号出力し、自動的に作業モードに切り換えてそのモードを戻すことを特徴とする請求項1に記載の学習機能を有する近接検出器。
- 長い学習モード(AL)のときで前記検出器からの距離(DN)離れて目的物(19)を配置し終わった後で、前記処理ユニット(15)は、前記可変ディジタル記憶抵抗(14)を、前記極度値(R 0 )から、前記検出信号(22)の切換動作に対応する目標検出値(RC)にまで上昇変化させ、ここで、前記極度値(R 0 )は前記環境検出値(R E )より小さく、前記目標検出値(R C )は前記環境検出値(R E )より小さいことを特徴とする請求項1に記載の学習機能を備える近接検出器。
- 前記長い学習モード(AL)において、前記処理ユニット(15)は、前記環境検出値(R E )から前記目標検出値(R C )を差し引いた値を前記環境検出値(R E )で除算して得られた値に等しい目標差分(EC)を計算し、その後、もしも前記目標差分(EC)が前記処理ユニットに格納されている前記感度しきい値(SS)よりも小さいならば、前記処理ユニットは前記変換手段(30)を介して誤りを信号出力し、もしも前記目標差分(EC)が前記感度しきい値(SS)よりも大きいかこれと等しいならば、前記処理ユニットは可変ディジタル記憶抵抗(14)の値を、前記目標検出値(RC)に等しい設定動作値(RF)に設定し、前記変換手段(30)を介して前記学習モードの終了を信号出力すると共に自動的に前記作業モードに切り換えてモードを戻すことを特徴とする請求項7に記載の学習機能を備える近接検出器。
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