JP4752437B2 - 車両用センサ装置を用いた車両安定化システム - Google Patents

車両用センサ装置を用いた車両安定化システム Download PDF

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Description

本発明は、ヨーレートセンサや横加速度センサ等の物理量を検出するドライビングダイナミクスセンサを含む車両運動量センサと、ステアリング操作による車輪舵角を検出する舵角センサとが組み合わされてなる車両用センサ装置を用いた車両安定化システムに関するものである。
従来より、ヨーレートセンサや横加速度センサ等の物理量を検出するドライビングダイナミクスセンサを含む車両運動量センサからの検出信号と舵角センサからの検出信号に基づいて、車両の安定化制御を実行するESC(Electronic Stability Control)システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このESCシステムでは、車両におけるエンジンルーム内に車両運動量センサを配置すると共に、舵角センサを車室内におけるステアリングの回動軸の近傍に配置し、車両運動量センサをESCシステムのコントローラ(ECU)と一体にすると共に、舵角センサをESCシステムのECUと電気配線によって接続することで、各センサからの検出信号がコントローラに入力されるようになっている。
特表2004−506572号公報
しかしながら、従来では、車両運動量センサと舵角センサが別置きされる構成となっているため、車両運動量センサとECUを結ぶ配線と舵角センサとECUを結ぶ配線が全く別々の場所で引き回されることになる。また、車両運動量センサと舵角センサを別々の場所に搭載する場合、それぞれに搭載するための構造が必要になるし、それぞれ別々に搭載しなければならないため、搭載性も良くない。このため、配線構造が複雑で搭載性も悪く、センサ装置がコスト高となってしまう。
本発明は上記点に鑑みて、車両運動量センサと舵角センサとが組み合わされる車両用センサ装置配線構造の簡略化および搭載性の向上が図れると共に、温度や振動の影響が少なくできる車両安定化システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両運動量センサが舵角センサを収容するケース内に収容された構造、もしくは、このケースに対して機械的に直接連結された構造としたことを特徴としている。
このように、車両運動量センサが舵角センサを収容するケース内に収容された構造、もしくは、このケースに対して機械的に直接連結された構造とすれば、車両運動量センサとコントローラなどのECUを結ぶ配線と舵角センサとECUを結ぶ配線を同じ場所もしくは近傍から引き出すことができ、配線をひとまとめにすることができる。このため、配線構造の簡略化および搭載性の向上を図ることが可能となる。
また、請求項に記載の発明では、車両運動量センサ(1a)および舵角センサ(1b)を共に車両室内に配置することを特徴としている。
このように、車両運動量センサおよび舵角センサを共に車両室内に配置した構成とすることで、車両運動量センサの検出信号がエンジンルーム内の熱や振動の影響を受けることを少なくすることができる。
また、請求項1に記載の発明では、車両運動量センサおよび舵角センサを、舵角の操作を行うステアリング操作機構(2)におけるチルト機構(2a)によってステアリングホイール(2b)のチルト角度の調整を行うステアリングコラム内もしくはその近傍に配置するようにしている。具体的には、請求項に示されるように、車両運動量センサ(1a)および舵角センサを、ステアリング操作機構に取り付けられる方向指示器を収容するコンビスイッチ(2c)に内蔵することができる。
そして、請求項1に記載の発明では、車両運動量センサの出力信号および舵角センサの検出信号を入力するコントローラ(3)を備え、コントローラは、チルト機構によって形成されるチルト角度を取得するチルト角度取得手段(110)を有し、チルト角度取得手段にて取得したチルト角度に基づいて、車両運動量センサの出力信号から求められる車両運動量を補正することを特徴としている。
このように、車両運動量センサから求められる車両運動量をチルト角度に基づいて補正することで、チルト角度に応じた重力の影響を排除することが可能となる。
例えば、請求項に示されるように、車両運動量センサに、ドライビングダイナミクスセンサとして車両前後方向の加速度を検出する前後方向加速度センサが含まれている場合には、チルト角度取得手段は、車両停止検出手段によって車両が停止していることが検出された場合における前後方向加速度センサの検出信号から求められる前後方向加速度を用いて、チルト角度を取得することができる。
また、請求項に示されるように、チルト角度取得手段は、チルト角度を車内通信を介して、チルト情報を得ることによって取得することもできる。この場合、例えば、請求項に示されるように、チルト角度取得手段は、位置情報取得手段にて、チルト機構によって規定されるステアリングコラムの位置情報とチルト角度とを対応付けして記憶したチルト角度情報格納手段から、車内通信を介して位置情報を取得し、その位置情報に対応するチルト角度をチルト角度情報格納手段から間接的に取得することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態が適用された車両用センサ装置1が取り付けられるステアリング操作機構2および車両用センサ装置1の検出信号が入力されるESCシステムのECU3を示したものである。また、図2は、図1におけるA−A断面の模式図である。以下、これらの図を参照して車両用センサ装置1の配置構造について説明する。
本実施形態における車両用センサ装置1は、車両前後方向の加速度(Gx)を検出する前後加速度センサと車両横方向の加速度(Gy)を検出する横方向加速度センサ、および、車両重心軸周りの回転角度を検出するヨーレートセンサ等のドライビングダイナミクスセンサを含む車両運動量センサ1aと、舵角センサ1bとを備えた構成となっている。このようなドライビングダイナミクスセンサを含む車両運動量センサ1aと舵角センサ1bとを備えた車両用センサ装置1を、ステアリング操作機構2におけるチルト機構2a(又はステアリングコラム)の内部もしくはその近傍に配置している。
図1に示されるステアリング操作機構2は、図示しない車両の前輪における舵角を調整するためのものであり、ステアリングホイール2bおよびコンビスイッチ2cがステアリングシャフト2dに取り付けられた構成となっている。ステアリング操作機構2は、ドライバによってステアリングホイール2bが操作されると、ステアリングシャフト2dを通じて、ステアリングホイール2bの操作量分の回転を図示しないギア機構や前輪が接続されるリンク機構に伝え、前輪をステアリングホイール2bの操作量に応じた舵角に調整するものである。
このステアリング操作機構2にはチルト機構2aが備えられており、チルト機構2aによってステアリングシャフト2dを折り曲げ、ドライバの身長などに合わせてステアリングホイール2bの中心軸の傾斜角度(チルト角度)を調整できるようになっている。
図3は、チルト機構2aによるステアリングホイール2bのチルト角度の調整を行った場合の模式図である。チルト機構2aは、図2に示されるように、ボルトを中心としてチルト角度の調整を行う機械構造である。具体的には、ステアリングシャフト2dにおけるボルト2eの下方位置に取り付けられた調整ロック2fによるロック、解除がレバー2gを介して行えるようになっており、レバー2gを操作して調整ロック2fを解除したときに、チルト角度の調整が行えるようになっている。
コンビスイッチ2cは、ステアリングホイール2bとチルト機構2aとの間に配置され、方向指示スイッチやワイパスイッチなどのスイッチ機構がユニット化されたものである。本実施形態では、このコンビスイッチ2c内、つまり同じケース内に、車両運動量センサ1aや舵角センサ1bを共に備えた車両用センサ装置1を配置している。そして、図2に示されるように、車両用センサ装置1は、コンビスイッチ2c内において、ステアリングシャフト2dよりも下方位置に配置されている。
車両室内とエンジンルームとは、図1中の一点鎖線Zで示された位置によって切り離されており、コンビスイッチ2cが配置された位置は車両室内に位置している。このため、車両用センサ装置1、つまり車両運動量センサ1aと舵角センサ1bが共に車両室内に配置された構造となっている。
そして、エンジンルーム側に、ESCシステムのECU3が配置され、電気配線を通じて、車両用センサ装置1に備えられる各センサからの検出信号がECU3に入力されるように構成されている。
つまり、本実施形態における車両用センサ装置1とECU3との関係は、図4(a)に示されるように、エンジンルーム側にECU3、車両室内側に車両用センサ装置1が配置されたブロック構成として表される。なお、従来の車両用センサ装置1とECU3との関係は、図4(b)に示されるように、エンジンルーム側にECUと車両運動量センサ、車両室内側に舵角センサが配置されたブロック構成として表され、車両運動量センサの搭載位置が本実施形態とは異なる。
なお、ここで示した車両用センサ装置1は、ECU3を含むESCシステムの一部を構成するものであり、車両用センサ装置1からの検出信号に基づいて、ECU3がエンジン制御やブレーキ制御などを実行することで、車両の安定化が図られるようになっている。
以上のように、本実施形態の車両用センサ装置1が構成されている。そして、本実施形態では、車両運動量センサ1aと舵角センサ1bが共に備えられた車両用センサ装置1が車両室内に搭載された構成となっている。つまり、車両運動量センサ1aが舵角センサ1bを収容するコンビスイッチ2cという同じケース内に収容された構造、もしくは、このケースに対して機械的に直接連結された構造となっている。
このため、車両運動量センサ1aと舵角センサ1bからの検出信号をECU3に入力するための電気配線をひとまとめとすることができ、また、すべてのセンサを同じケース内に搭載すればよくなることから、配線構造の簡略化および搭載性の向上を図ることが可能となる。
また、車両運動量センサをエンジンルーム内に配置した場合、温度や振動の影響が大きく、正確な車両運動量を検出するという観点からは好ましい場所とは言えない。しかしながら、このように、車両運動量センサ1aと舵角センサ1bが共に備えられた車両用センサ装置1を車両室内に搭載することで、車両運動量センサ1aの検出信号がエンジンルーム内の熱や振動の影響を受けることを少なくすることができる。
ただし、上記のように、ステアリング操作機構2には、チルト機構2aが備えられることから、チルト機構2aでのチルト角度の調整により、車両運動量センサ1aの車両搭載角度も変動してしまう。このため、例えば前後方向加速度センサであれば検出信号に重力分に相当する出力が含まれてしまう等、重力の影響を受けてしまい、正確な車両運動量を検出することができなくなる。
そこで、本実施形態では、車両用センサ装置1の検出信号に基づいて車両の安定化の制御を行うESCシステムのECU3において、以下に示すチルト補正処理を行うようにしている。
図5は、チルト補正処理のフローチャートを示したものである。このチルト補正処理は、演算周期毎に行われ、このチルト補正処理を経ることで、各物理量の正確な値が求められる。
まず、ステップ100では、センサ値の読み込みが行われる。具体的には、車両用センサ装置1に備えられる車両運動量センサ1a中の前後方向加速度センサ、横方向加速度センサおよびヨーレートセンサ等、それぞれのドライビングダイナミクスセンサから検出信号を入力し、前後方向加速度Gx、横方向加速度Gyおよびヨーレートγを求めると共に、舵角センサ1bの検出信号を入力し、舵角を求める。
続いて、ステップ110では、チルト角度θの読み込みが行われる。ECU3のうち、この処理を実行する部分が、本発明でいうチルト角度取得手段に相当する。ここでいうチルト角度θの読み込みは、チルト角度θを記憶する機能を有している車両であるか否かに応じて、以下の手法によって行われる。
チルト角度θを記憶する機能を有している車両とは、例えば、ドライバが下車する際に、同時にステアリングホイール2bが跳ね上がり、ドライバの下車を円滑に行えるようにする車両等のことである。このような車両ではドライバが設定したチルト角度θをステアリングコラムの位置情報として記憶しておき、ドライバが再度運転席に座ったときに、記憶しておいたステアリングコラムの位置情報とチルト角度θとの関係を示すマップに基づいて、ステアリングホイール2bが所望のチルト角度θに自動的に設定されるようになっている。
したがって、このチルト角度θと対応するステアリングコラムの位置情報を記憶している場所(チルト角度情報格納手段)から車内通信を用いてチルト角度θに関する情報(つまり、チルト角度θそのものを取得しても良いし、ステアリングコラムの位置情報を取得しても良い)を演算周期ごとに得ること、もしくは、得たチルト角度θに関する情報をECU3に記憶させておくことで、そこから演算周期ごとにチルト角度θを得ることが可能となる。
このように、チルト角度θを記憶する機能を有している車両の場合には、チルト角度θの記憶している場所からチルト角度θが読み込まれる。なお、ECU3のうち、このようにチルト角度θに関する情報を取得する部分が、チルト角度情報取得手段に相当する。
一方、チルト角度θを記憶する機能を有していない車両の場合、例えば、車内通信によって車輪速度センサの検出信号を得て、その検出信号から車両が停止中であるか否かを検出する。そして、車両が停止中であれば、上記したステップ100で求められた前後方向加速度からチルト角度θの推定演算が行われ、その演算結果をECU3内に記憶させておくことで、それ以降の演算周期では、ステップ110でチルト角度θが読み込めるようになっている。
具体的には、車両が水平路面で停車しているとした場合、前後加速度センサからはチルト角度θに応じた検出信号が出力されることになる。すなわち、前後加速度センサは、チルト角度θがゼロであった場合には、重力による影響を受けないため、検出信号は加速度がゼロに相当するものとなる。しかしながら、チルト角度θが所定角度であった場合には、そのチルト角度θに応じた重力を受けることになる。
例えば、図6に示されるように、水平方向がチルト角度θがゼロになる場合であるとすると、チルト角度θが所定角度θ1となった場合には前後加速度センサの検出信号が重力×sinθ1の値に相当するものとなる。このため、チルト角度θ(所定角度θ1)を次式から求め、これをチルト角度θとしてECU3に記憶させておくようにしている。
(数1)
チルト角度θ=sin-1(前後方向加速度/重力)
続いて、ステップ120では、推定ロール角度の演算が行われる。推定ロール角度は、ステップ100で求められた横方向加速度に基づいて演算される。例えば、推定ロール角度をRAとし、横方向加速度を横Gとすると、RAは以下のように表される。なお、Kは車両の特性によって一義的に決まる定数であり、予めECU3に記憶されている。具体的には、図7に示されるロール運動モデルのように、バネ上における車重M、ロール剛性k、車輪間距離Tread、車両重心高からロール中心までの距離hとし、車両にGyの横Gが発生したとした場合を想定して、これら各パラメータを考慮した値として定数Kが決められている。
(数2)
RA=K×横G
さらに、ステップ130では、推定ロール角速度の演算が行われる。推定ロール角速度は、ステップ120で求められた推定ロール角度RAの時間微分をフィルタリングすることによって求められ、推定ロール角速度をRRとすると次式のように表される。
(数3)
RR=フィルタ(dRA/dt)
なお、ここでいうフィルタとは、推定ロール角度RAを時間微分するときにノイズが顕著となることから、それをECU3がソフト的にフィルタリングするというものであり、最終的に得られる演算結果としてフィルタリング後の推定ロール角速度RRが得られるというものである。
次に、ステップ140では、前後方向加速度補正演算が行われる。これは、演算周期毎に得られる前後方向加速度にチルト角度θの影響分が含まれていることから、これを補正するものである。具体的には、ステップ110で読み込まれたチルト角度θを用い、次式の補正を行うことでチルト角度θによる影響を排除している。
(数4)
Gx(補正値)=Gx(センサ値)×cosθ
同様に、ステップ150では、ヨーレートの補正演算が行われる。つまり、演算周期毎に得られるヨーレートγにチルト角度θの影響分が含まれていることから、これを補正する。具体的には、ステップ110で読み込まれたチルト角度θを用い、次式の補正を行うことでチルト角度θによる影響を排除している。
(数5)
γ(補正値)=1/cosθ・(γ(センサ値)−RR・sinθ)
このようにして、チルト角度θの影響を排除した前後方向加速度Gxおよびヨーレートγを求めることが可能となる。このようなチルト角度θの影響が排除された前後方向加速度Gxおよびヨーレートγやステップ100で読み込まれた横方向加速度Gyおよび舵角に基づいてESCシステムによる制御を行うことで、的確に車両の安定化を図ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、車両運動量センサ1aや舵角センサ1bを含む車両用センサ装置1をステアリング操作機構2におけるチルト機構2aの内部もしくはその近傍に設けた構成としている。つまり、舵角センサ1bだけでなく車両運動量センサ1aも車両室内に設け、ECU3のみがエンジンルーム内に備えられた構成としている。
このため、車両運動量センサ1aの検出信号がエンジンルーム内の熱や振動の影響を受けることを少なくすることができる。また、車両運動量センサ1aと舵角センサ1bとが共に車両室内に配置される構成とすることで、これらからの検出信号をECU3に入力するための電気配線をひとまとめとすることができ、また、すべてのセンサを車両室内に搭載すればよくなることから、配線構造の簡略化および搭載性の向上を図ることが可能となる。
そして、前後方向角速度Gxとヨーレートγがチルト角度θから受ける影響を上述した各演算を行うことでロジック的に排除するようにしている。このため、車両運動量センサ1aをチルト機構2aの内部もしくはその近傍に設けることによって、前後方向角速度Gxとヨーレートγがチルト角度θから影響を受けることになったとしても、その影響を排除したESCを実行することが可能となる。
このため、チルト角度θの影響のない物理量に基づいて、的確に車両の安定化を図ることが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態では、車両用センサ装置1をコンビスイッチ2cに配置する場合について説明したが、本実施形態では、それとは異なる場所に配置する場合について説明する。
図8は、本実施形態における車両用センサ装置1が取り付けられるパワーステアリング装置の模式図である。また、図9は、図8に示すパワーステアリング装置のうち車両用センサ装置1が取り付けられるラックの一部を示した断面図である。
図8に示すパワーステアリング装置11は、ラックアシスト式のもので、ラックの往復運動をモータ回転によってアシストするラックアシスト機構12を備えた構成とされている。
ラックアシスト機構12は、ボールスクリュー13と、アシストモータ14、ラックシャフト15を備えた構成とされ、ステアリングシャフト2dに接続されたピニオンシャフト16が回動されると、それがラックシャフト15を軸方向に移動させる力に変換され、アシストモータ14がラックシャフト15の回転に応じて回転してラックシャフト15の回転をアシストする。このラックアシスト機構12に備えられるトルクセンサが舵角センサ1bとして機能する。
図9に示されるように、ピニオンシャフト16は、ピニオンハウジング17内に挿入され、ベアリング19a、19bを介して、回動自在に支持されている。ピニオンシャフト16は、入力軸16aと出力軸16bから構成されており、出力軸16bの先端側には、ピニオンギア16cが設けられている。このピニオンギア16cの歯部がラックシャフト15の噛合部15aと噛合うことで、ピニオンシャフト16が回動されたときにラックシャフト15を軸方向に移動させる力に変換させる。
ピニオンシャフト16の入力軸16a及び出力軸16b内には、トーションバー20が内装されており、両軸16a、16bは、トーションバー20を介して一体回転可能に連結されている。トーションバー20のうちピニオンシャフト16における入力軸16a側の端部は、入力軸16aに対してピン等で結合されており、トーションバー20のうちピニオンシャフト16における出力軸16b側の端部は、出力軸16bに対してスプライン結合されている。また、このトーションバー20は、入力軸16aと出力軸16bが互いに相対回転した際に、捻り方向の弾性を発生させる。
そして、これら入力軸16aと出力軸16bの外周側に、トルクセンサで構成される舵角センサ1bが設けられている。舵角センサ1bは、第1レゾルバ1baおよび第2レゾルバ1bbを備えて構成され、これら第1レゾルバ1baおよび第2レゾルバ1bbにて入力軸16aと出力軸16bの回転角度を求めることで、トーションバー20のねじれ角である相対回転角度差を求め、トーションバー20の剛性に基づいて操舵トルクを求める。この操舵トルクが操舵角に応じた物理量となるため、トルクセンサが舵角センサ1bとして機能することになる。
また、ピニオンハウジング17には、車両運動量センサ1aも固定されている。そして、ピニオンハウジング17における側面部には、第1レゾルバ1baおよび第2レゾルバ1bbとの電気的な接続を図るためのコネクタ17aと車両運動量センサ1aとの電気的な接続を図るためのコネクタ17bが備えられている。これらコネクタ17a、17bに対して、運動量センサ1aとECU3を結ぶための電気配線と舵角センサ1bとECU3を結ぶための電気配線が1つにまとめられたケーブル21のコネクタ21aを接続できるようになっている。
このように、本実施形態では、運動量センサ1aと舵角センサ1bによって構成される車両用センサ装置1を共にピニオンハウジング17に備えている。このため、車両運動量センサ1aと舵角センサ1bからの検出信号をECU3に入力するための電気配線をひとまとめとすることができ、また、すべてのセンサを同じケース内に搭載すればよくなることから、配線構造の簡略化および搭載性の向上を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、チルト機構2aの内部もしくはその近傍に車両用センサ装置1を配置するようにすることで、車両運動量センサ1aがチルト角度θの影響を受ける場合に、その影響を排除するようにしている。しかしながら、チルト角度θの影響を元々受けないような形態として車両運動量センサ1aを配置することも可能である。
例えば、チルト機構2aのうちチルト調整によってチルト角度θが変わる部分(ステアリング側)ではなく、チルト角度θが不変な部分に車両運動量センサ1aを配置しても構わない。ただし、この場合においても、エンジンルーム内の熱や振動の影響を受け難くし、さらに、配線構造の簡略化および搭載性の向上を図るためには、少なくとも車両運動量センサ1aを車両室内に配置する必要がある。
また、図10に示されるように、チルト調整によってチルト角度θが変わる部分側に配置されていたとしても、ステアリングシャフト2dに沿って延設したステー2hに取り付けられた取付台2iなどに車両運動量センサ1aを配置しておき、チルト調整によってチルト角度θが調整されたとしても、その取付台2iに関しては搭載角度が不変で水平が保たれるようにしておけば、チルト角度θの影響を考慮する必要がなくなる。例えば、ステアリングホイール2bのチルト調整が行われている最中には、二輪自動車などにおいて用いられている出前機のように取付台2iが自由状態となって水平が維持され、チルト調整後にステアリングホイール2bがロックされるときに、取付台2iも共に固定されるような構造となっている。
また、上記実施形態では、車両運動量センサ1aとして、前後方向加速度センサ、横方向加速度センサおよびヨーレートセンサを備えたものを例に挙げて説明したが、これらのうちの少なくとも1つを備えるような車両運動量センサ1aを有する車両用センサ装置1に本発明を適用することが可能である。さらに、上下加速度センサ、ロールレートセンサ、ピッチレートセンサに関しても同様であり、これらのうちの少なくとも1つを供えるような車両運動量センサ1aを有する車両用センサ装置1に本発明を適用することが可能である。
さらに、上記第2実施形態では、ラックアシスト式のパワーステアリング装置に対して車両用センサ装置1を備えたものを例に挙げて説明したが、この他の形式、すなわち、ピニオンアシスト式やコラムアシスト式のパワーステアリング装置に対しても本発明を適用することが可能である。ピニオンアシスト式やコラムアシスト式のパワーステアリング装置の場合でも、舵角センサ1aとして機能するトルクセンサの配置場所は決まっているため、その場所に車両運動量センサ1aを搭載することで、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態における車両用センサ装置1が取り付けられるステアリング操作機構2および車両用センサ装置1の検出信号が入力されるESCシステムのECU3を示した図である。 図1におけるA−A断面の模式図である。 チルト機構2aによるステアリングホイール2bの傾斜角度調整を行った場合の模式図である。 (a)は、本実施形態の車両用センサ装置1における各センサとECU3との配置関係、(b)は、従来の各センサとECU3との配置関係を示したブロック図である。 ESCシステムにおけるECU3が実行するチルト補正処理のフローチャートである。 前後加速度センサの検出信号がチルト角度θによって受ける影響を示した図である。 車両に横加速度が発生した場合のロール運動モデルを示した模式図である。 本発明の第2実施形態における車両用センサ装置1が取り付けられるステアリング操作機構2のラックの模式図である。 図8に示すパワーステアリング装置のうち車両用センサ装置1が取り付けられるラックの一部を示した断面図である。 他の実施形態で示す車両用センサ装置1が取り付けられるステアリング操作機構2の模式図である。
符号の説明
1…車両用センサ装置、1a…車両運動量センサ、1b…舵角センサ、2…ステアリング操作機構、2a…チルト機構、2b…ステアリングホイール、2c…コンビスイッチ、2d…ステアリングシャフト、2e…ボルト、2f…調整ロック、2g…レバー、2h…ステー、2i…取付台、3…ECU。

Claims (5)

  1. 少なくとも1つのドライビングダイナミクスセンサを有する車両運動量センサ(1a)と、
    車両における舵角を検出する舵角センサ(1b)とを備え、
    前記車両運動量センサが前記舵角センサを収容するケース内に収容された構造、もしくは、このケースに対して機械的に直接連結された構造となっており、
    前記車両運動量センサおよび前記舵角センサが共に車両室内に配置されていると共に、前記舵角の操作を行うステアリング操作機構(2)におけるチルト機構(2a)によってステアリングホイール(2b)のチルト角度の調整を行うステアリングコラム内もしくはその近傍に配置されてなる車両用センサ装置と、
    前記車両用センサ装置に備えられた前記車両運動量センサと前記舵角センサからの検出信号に基づいて、車両安定化制御を実行する車両安定化システムであって、
    前記車両運動量センサの出力信号および前記舵角センサの検出信号を入力するコントローラ(3)を有し、
    前記コントローラは、前記チルト機構によって形成されるチルト角度を取得するチルト角度取得手段(110)を有し、前記チルト角度取得手段にて取得したチルト角度に基づいて、前記車両運動量センサの出力信号から求められる車両運動量を補正するようになっていることを特徴とする車両安定化システム。
  2. 前記車両運動量センサおよび前記舵角センサは、前記ステアリング操作機構に取り付けられる方向指示器を収容するコンビスイッチ(2c)に内蔵されていることを特徴とする請求項に記載の車両安定化システム。
  3. 前記車両運動量センサは、前記ドライビングダイナミクスセンサとして車両前後方向の加速度を検出する前後方向加速度センサを有し、
    前記チルト角度取得手段は、前記車両が停止していることを検出する車両停止検出手段を有していると共に、該車両停止検出手段によって前記車両が停止していることが検出された場合における前記前後方向加速度センサの検出信号から求められる前後方向加速度を用いて、前記チルト角度を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の車両安定化システム。
  4. 前記チルト角度取得手段は、前記チルト角度を車内通信を介して、チルト情報を得ることによって取得するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両安定化システム。
  5. 前記チルト角度取得手段は、
    前記チルト機構によって規定される前記ステアリングコラムの位置情報と前記チルト角度とを対応付けして記憶したチルト角度情報格納手段から、前記車内通信を介して、前記チルト角度に関する情報を取得するチルト角度情報取得手段を有し、
    前記チルト角度情報取得手段にて前記チルト角度に関する情報を取得することで、前記前記チルト角度を間接的に取得することを特徴とする請求項に記載の車両安定化システム。
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