JP4751911B2 - 送信器およびトランシーバ - Google Patents

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Description

本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起して通信を行うための送信器およびトランシーバに関する。
従来において、電界を人体などの電界伝達媒体に誘起させて、この誘起した電界を介して様々な情報通信を行う電界通信システムが提案されている。この電界通信システムは送信手段と受信手段あるいはそのいずれか一方を備えた電界通信装置を人間が所持し、他の人間や設備(PC、駅の改札、自動販売機、ドアや門扉など)に同様の電界通信装置を所持あるいは設置し、目的に応じた情報通信を行っている。この情報通信によりセキュリティ認証や課金、位置などのデータ収集などが可能になっている(特許文献1参照)。
こうした電界通信システムにおいては、送信器側から送信された信号を受信側が受信して、その信号に含まれるデータを抽出して各種動作を行っている。送信器側から送信される信号は、冒頭部分にプリアンブルデータ(Preamble Deta)が含まれており、このプリアンブルデータを受信器側で検波してデータ通信が開始される。
特開2006−81111
しかしながら上述のような従来の技術においては、S/Nの悪い条件の場合におけるプリアンブルデータの位相を検波してしまうことがあり、間違った位相条件による復調となってしまう可能性があった。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、その目的は、正しい入力位相条件での検波を受信器にさせることが可能な送信器およびトランシーバを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起することによって情報を送信するための送信器において、前記送信すべき情報を含んだ送信波の出力振幅を段階的に予め設定した規定振幅に到達するまで増幅するための出力振幅増幅手段と、前記出力振幅が前記規定振幅に到達した時点で当該出力振幅を0にして一時停止させ、所定時間が経過後に再び前記規定振幅で前記出力振幅を出力させるための一時停止出力手段と、を備える。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1において、前記所定時間は30μS〜40μSの間で設定されている。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載の送信器と、電界伝達媒体に誘起された受信すべき情報に基づく電界を受信することによって情報を受信する受信器と、を備える。
本発明によれば、正しい入力位相条件での検波を受信器にさせることが可能な送信器およびトランシーバを提供することができる。
本発明の送信器およびトランシーバの実施の形態を説明する前に、本発明の理解を容易にするために既存の送信器の送信出力波形について説明する。
まず、図3に示すように電界通信装置(トランシーバ、送信器)から出力される送信出力振幅は、外部負荷に応じて段階的に振幅が増加する構成となっている。この図3に示した振幅増加の一例としては第1のレベル1〜第4のレベル4までの4段階で振幅が増加している。
この増加により振幅が規定以上(図3の場合、第4のレベル4)に達した後、データ送信を開始する。なお、データ送信の冒頭部分はプリアンブルデータが送信されている。一方、図示しない受信器側は、一定以上の振幅が入力されると、キャリア検出信号(CRON)が立ち上がり、その時の位相条件を検波する。図3においては、第3のレベル3においてCRONが立ち上がっている。
この位相条件を検波する時に、十分なS/Nが確保されていない条件(図3に示す第3のレベル3)でCRONが立ち上がると、正常に復調できずに復調不能となり間違った位相条件を検波してしまう可能性がある(図2(b)参照)。その場合、デジタル信号の「H」と「L」のそれぞれのレベルが不確定となり、その後に入力されるデータは全て反転してしまう。
すなわち、CRONの立ち上がり時の信号の位相データをラッチしているので、この位相とデータの位相を比較して同相/逆相の判定によって復調を行っている。このため、最大振幅に達していないプリアンブルデータをラッチしてしまうことがあり、この振幅ではノイズの大きい環境ではS/Nが悪く、間違った位相データをラッチしてしまう。
そこで、本発明の実施の形態においては、電界通信装置が備える図示しない送信器の出力波形を一時停止させる制御を行う。この一時停止制御は、図1に示すように、送信器の出力振幅を段階的に大きくして(第1のレベル1〜第4のレベル4)、その出力振幅が予め設定した規定振幅(たとえば第4のレベル)に達した後、一旦送信動作を停止して出力振幅を0あるいは第2のレベル2以下にする(図1中のAの期間)。この停止時間は予め設定されており、たとえば30μS〜40μSといった長さで設定することができる。
その後、再び規定振幅(第4のレベル4)で送信を再開する。一方、図示しない受信器側はこの入力を受信すると、図3に示すように、送信が一時停止した際に一旦CRONが一度立ち下がり、送信が再開された後に再びCRONが立ち上がる。
なお、ここでのCRONの立ち下がり時間はたとえば13μS〜14μS程度なので、送信器側の停止時間をたとえば30μS〜40μSといった長さで設定した場合、両者のタイミングが重なる可能性はない。
こうして十分なS/Nが確保された条件でCRONを立ち上げることができる。そして、図2(a)に示すようにデジタル信号の「H」と「L」のそれぞれのレベルが確定され、正常な復調が可能となり、正しい入力位相条件を検波することができる。
このように、送信器出力が規定振幅以上の条件となった後、一度送信器出力を止めてCRONを「L」に落とし、再び送信器出力が規定振幅以上の状態でCRONを立ち上げ直させることによって、S/Nの良い条件のプリアンブルデータをラッチすることができる。
なお、本実施の形態の送信器と既存の受信器を組み合わせてトランシーバを構成することもできる。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、正しい入力位相条件での検波を受信器にさせることが可能な送信器およびトランシーバを提供することができる。
本発明の送信器の実施の形態に係る、送信器出力波形とCRONの立ち上がり波形の関係を説明するための説明図を示す。 S・Nが高い受信信号と低い受信信号のそれぞれの復調を説明するための説明図を示す。 従来技術における送信器出力波形とCRONの立ち上がり波形の関係を示す。
符号の説明
1…第1のレベル
2…第2のレベル
3…第3のレベル
4…第4のレベル
A…送信停止期間

Claims (3)

  1. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起することによって情報を送信するための送信器において、
    前記送信すべき情報を含んだ送信波の出力振幅を段階的に予め設定した規定振幅に到達するまで増幅するための出力振幅増幅手段と、
    前記出力振幅が前記規定振幅に到達した時点で当該出力振幅を0にして一時停止させ、所定時間が経過後に再び前記規定振幅で前記出力振幅を出力させるための一時停止出力手段と、
    を備えることを特徴とする送信器。
  2. 前記所定時間は30μS〜40μSの間で設定されていることを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の送信器と、
    電界伝達媒体に誘起された受信すべき情報に基づく電界を受信することによって情報を受信する受信器と、
    を備えることを特徴とするトランシーバ。
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