JP4751724B2 - 移動局装置及び移動局装置の制御方法 - Google Patents

移動局装置及び移動局装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動局装置及び移動局装置の制御方法に関し、特に送信ダイバーシチを適用して無線通信を行う移動局装置及び移動局装置の制御方法に関する。
一般に、無線通信では「フェージング」が発生し、このフェージングにより伝送品質、すなわちビット誤り率特性が大きく劣化する。
このフェージングによる伝送品質に劣化を補償する方法として、一般に「送信ダイバーシチ」が知られている。以下に、この送信ダイバーシチの一種である「閉ループ型送信ダイバーシチ モード1」について説明する(例えば、非特許文献1参照。)。
閉ループ型送信ダイバーシチにおける、無線基地局装置(送信部)の構成を図8に、移動局装置(受信部)の構成を図9に示す。
図8に示すように、無線基地局装置200(送信部)においては、まず、移動局装置100からのフィードバック制御(FBI)ビットに基づき、アンテナウェイト生成器183が複素ウェイト
Figure 0004751724
Figure 0004751724
を生成する。そして、重み付け部181が、チャネル符号器180によって符号化された2系統の送信データ系列にそれぞれの複素ウェイト
Figure 0004751724
Figure 0004751724
を乗算し、拡散コード生成器184によって生成された拡散コードを用いて、拡散部182が拡散処理を行う。
そして、2つのアンテナから同じキャリア位相で、共通パイロットチャネルであるCPICH(Common Pilot Channel)を送信する。2アンテナから送信されるCPICHは同一の拡散符号で拡散し、パイロットシンボルを変えることで直交化を実現している。
一方、図9に示すように、移動局装置100(受信部)においては、CPICH用逆拡散部110がこの2アンテナからのCPICHを逆拡散し、その後、位相比較部120が分離した信号の受信キャリア位相差を比較する。そして、FBIビット生成部160が受信キャリア位相差を制御するFBIビットを生成し、上りリンクの個別の物理チャネルDPCH(Dedicated Physical Channel)のDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)で送信する。
無線基地局装置200(送信部)では、この移動局装置100からのFBIビットを基に生成した送信アンテナウェイトを2アンテナの送信データ系列に乗算して送信する。このように、2アンテナの送信キャリア位相を移動局からのFBIビットを用いて制御することにより、フェージングによる受信信号電力の落ち込みに起因するビット誤りを低減することができる。
3GPPにおいて仕様化されている、閉ループ型送信ダイバーシチ モード1は、移動局受信で2アンテナからの受信信号がほぼ同位相になるように、π/4のキャリア位相の分解能で第2アンテナの個別の物理チャネルDPCHの送信キャリア位相を制御する方法である。以下に、個別の物理チャネルDPCHに閉ループ型送信ダイバーシチのモード1を適用した場合の動作に関してさらに詳しく説明する。
スロットnにおける2アンテナの送信振幅は、
Figure 0004751724
であり、送信キャリア位相は、
Figure 0004751724
Figure 0004751724
である。移動局装置100は、位相比較部120において、2つのアンテナから送信されるCPICHの受信キャリア位相を推定し、FBIビット生成部160において、スロットnにおけるFBIビット を生成する。受信キャリア位相の推定値
Figure 0004751724
Figure 0004751724
は、偶数スロットnにおいては、
Figure 0004751724
奇数スロットnにおいては、
Figure 0004751724
となる。無線基地局装置200は、FBIビットの復号結果
Figure 0004751724
(FBIビット誤りがない場合は
Figure 0004751724
である)に応じて、第2アンテナにおけるDPCHの(n+1)スロットにおける暫定送信キャリア位相
Figure 0004751724
を次のように決める。 nが偶数の時には、
Figure 0004751724

nが奇数の時には、
Figure 0004751724
そして、スロットn及び(n+1)の暫定キャリア位相から最終的にスロット(n+1)の第2アンテナの送信キャリア位相
Figure 0004751724
を次式のように求める。
Figure 0004751724
ここで、上りリンクにおけるFBIビットには誤りが発生する場合があり、その場合、移動局装置100からの制御コマンドとは異なるキャリア位相で無線基地局装置200が送信してしまうため、適切な位相制御が行われず、誤り率が増大してしまう。このような問題を解決するために、移動局装置100ではDPCHの各スロットにおける送信ウェイト(送信キャリア位相)を推定するアンテナベリフィケーションを行う。アンテナベリフィケーションの一例は、例えば、TS25.214 Annex A.1 Antenna verificationに記載されている。
一般に、上りリンクにおいては、一定の品質となるように、送信電力制御が行われており、その結果として、FBIビットも一定の確率で誤ってしまうため、上記アンテナベリフィケーション処理を行った方が、下りリンクの特性は向上する。
一方、上記アンテナベリフィケーションは、上りリンクにおいてFBIビットが誤ることによる位相制御の誤りを修正するための機能であるが、実際には、上りリンクにおいてFBIビットが誤らず、適切な位相で下りリンクの送信が行われている場合に、位相制御に誤りがあると判定する場合がある。その場合、適切な位相で送信が行われているのにもかかわらず、移動局装置100側で誤った位相の判定情報で受信を行うため、誤り率は増大する。言い換えれば、上記のようなアンテナベリフィケーション誤りが存在する場合には、下りの無線特性は劣化することになる。
尚、移動局装置の移動局装置の制御方法としては、上記アンテナベリフィケーションを行っても、行わなくてもよい。アンテナベリフィケーションを行わない場合、移動局装置は、自分が上りリンクで送信したFBIビットが誤らなかったと仮定して、下りリンクの受信を行う。
上記は、下りの個別の物理チャネルDPCHに送信ダイバーシチを適用した際の動作を説明したものであるが、下りリンクの共有チャネルであるHS-PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)に閉ループ型送信ダイバーシチのモード1を適用した場合の動作を以下に説明する。
HS-PDSCHは、下りリンクの高速データ伝送を行う伝送方式HSDPA(例えば、非特許文献2参照。)における、データを運ぶ共有物理チャネルであり、その他の物理チャネルとしては、共有制御チャネルであるHS-SCCH(High Speed Shared Control Channel)や各移動局個別に設定される付随個別チャネルA-DPCH(Associated Dedicated Physical Channel)などがある。
HSDPAにおける送信ダイバーシチは、個別チャネルの場合と同様に、2アンテナからのCPICHの位相差からFBIビットを生成し、上りリンクのDPCHでFBIビットを送信し、下りリンクにおいて、第2アンテナからのHS-PDSCHの位相を制御する。しかしながら、移動局装置におけるアンテナベリフィケーションは、HS-PDSCHに個別のパイロットシンボルが存在しないため、HS-PDSCHではなく、A-DPCHの個別パイロットシンボルを用いて、アンテナベリフィケーションを行う。
3GPP,"TS25.214 V5.8.0 Physical layer procedures (FDD) " 3GPP,"TS25.848 V4.0.0 Physical Layer Aspects of UTRA High Speed Downlink Packet Access"
上述したように、HSDPAにおける送信ダイバーシチのアンテナベリフィケーションは、付随の個別チャネルであるA-DPCHの個別パイロットを用いて行われる。
しかしながら、HS-PDSCHは、A-DPCHとはTTI長、変調方式などが異なり、また、マッピングされているHS-DSCHは、A-DPCHにマッピングされているDCHとは、符号化方法、符号化率などが大きく異なるため、A-DPCHの個別パイロットを用いて、HS-PDSCHのアンテナベリフィケーションを行った場合に、劣化が生じる可能性がある。具体的には、上記A-DPCHの個別パイロットの品質が十分ではなく、アンテナベリフィケーション誤りが増大し、結果として品質特性が劣化してしまう、という問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑み、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止する移動局装置及び移動局装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う移動局装置であって、無線基地局装置から受信した信号のチャネル種別に応じて、2本のアンテナからの信号の位相の推定結果を反映させるか否か決定する制御部を備える移動局装置であることを要旨とする。
又、第1の特徴に係る移動局装置の制御部は、チャネル種別が共有パケットチャネルである場合、位相の推定結果を反映させず、チャネル種別が個別チャネルである場合、位相の推定結果を反映させることとしてもよい。
又、第1の特徴に係る移動局装置において、共有パケットチャネルは、High Speed Physical Downlink Shared Channelであってもよい。
又、第1の特徴に係る移動局装置において、個別チャネルは、Associated Dedicated Physical Channel、又は、Dedicated Physical Channelであってもよい。
本発明の第2の特徴は、移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う移動局装置であって、無線基地局装置から受信したパイロット信号の特性に応じて、2本のアンテナからの信号の位相の推定結果を反映させるか否か決定する制御部を備えることを移動局装置であることを要旨とする。
又、第2の特徴に係る移動局装置において、パイロット信号の特性は、パイロット信号のSIR、又は、パイロット信号の電力オフセット値であってもよい。
又、第2の特徴に係る移動局装置において、パイロット信号は、個別チャネルの個別パイロット信号であってもよい。
本発明の第3の特徴は、移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う移動局装置であって、フィードバック情報の信頼度に応じて、2本のアンテナからの信号の位相の推定結果を反映させるか否か決定する制御部を備える移動局装置であることを要旨とする。
又、第3の特徴に係る移動局装置において、フィードバック情報の信頼度は、フェージング周波数、又は通信を行う無線基地局装置の数によって判定されてもよい。
本発明の第4の特徴は、移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う移動局装置の制御方法であって、無線基地局装置から受信した信号のチャネル種別、無線基地局装置から受信したパイロット信号の特性、又は、フィードバック情報の信頼度に応じて、2本のアンテナからの信号の位相の推定結果を反映させるか否か決定するステップを含む移動局装置の制御方法であることを要旨とする。
本発明によると、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止する移動局装置及び移動局装置の制御方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
以下に、本発明の第1〜第6の実施の形態について説明するが、本発明は、移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と、当該無線基地局装置と通信を行う移動局装置とにより構成される移動通信システムに適用可能である。移動局装置は、後述する所定の条件により、2本のアンテナからの信号の位相の推定(以下において、「アンテナベリフィケーション」という。)結果を反映させるか否か決定する制御部(例えば、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70)を備える。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態では、HS-PDSCHなどの共有チャネルの復号にはアンテナベリフィケーションを行わず、A-DPCHなどの個別チャネルの復号にはアンテナベリフィケーションを行うという、チャネル種別に応じてアンテナベリフィケーションのOn/Offを切り替える移動局装置及び移動局装置の制御方法について説明する。
(移動局装置)
第1の実施の形態に係る移動局装置1(受信部)は、図1に示すように、CPICH用逆拡散部10と、DPCH用逆拡散部11と、HS-PDSCH用逆拡散部12と、位相比較部20と、アンテナベリフィケーション部21と、第1送信アンテナのチャネル推定部30と、第2送信アンテナのチャネル推定部31と、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40と、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41と、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42と、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43と、DCH用チャネル復号部50と、HS-DSCH用チャネル復号部51と、FBIビット生成部60と、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70とを備える。
CPICH用逆拡散部10は、受信信号に対して、所定のスクランブリングコード及びCPICHのチャネライゼーションコードを用いてCPICHの逆拡散を行い、上記逆拡散によって求められたCPICHシンボルを位相比較部20、アンテナベリフィケーション部21、第1送信アンテナのチャネル推定部30、第2送信アンテナのチャネル推定部31へ出力する。ここで、受信信号とは、アンテナにおいて受信された後、低雑音増幅器による増幅、周波数変換、自動利得制御増幅器による線形増幅、直交検波、A/D変換、ルートナイキストフィルタによる帯域制限等が行われた後の信号のことをさす。
DPCH用逆拡散部11は、受信信号に対して、所定のスクランブリングコード及びDPCHのチャネライゼーションコードを用いてDPCHの逆拡散を行い、逆拡散後のDPCHシンボルをDPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40及びDPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41へ出力する。また、DPCH用逆拡散部11は、DPCHシンボルの中の個別パイロットシンボルをアンテナベリフィケーション部21へ出力する。また、DPCH用逆拡散部11は、上記個別パイロットシンボルを、第1送信アンテナチャネル推定部30及び第2送信アンテナチャネル推定部31へ出力してもよい。
HS-PDSCH用逆拡散部12は、受信信号に対して、所定のスクランブリングコード及びHS-PDSCHのチャネライゼーションコードを用いてHS-PDSCHの逆拡散を行い、逆拡散後のHS-PDSCHシンボルをHS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42及びHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43に出力する。
位相比較部20は、CPICH用逆拡散部10より入力されたCPICHシンボルを用いて、第1送信アンテナからの信号と第2送信アンテナからの信号の位相差を判定し、その判定結果をFBIビット生成部60へ出力する。
アンテナベリフィケーション部21は、CPICH用逆拡散部10より入力されたCPICHシンボル及びDPCH用逆拡散部11より受け取った個別パイロットシンボルを用いて、アンテナベリフィケーションを行い、第2送信アンテナからの信号に乗算されている重み付け係数を推定する。そして、上記重み付け係数の推定結果、すなわち、アンテナベリフィケーション結果をDPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41及びアンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70へ出力する。
第1送信アンテナのチャネル推定部30は、CPICH用逆拡散部10より入力されたCPICHシンボルを用いて、第1送信アンテナからの信号のチャネル推定値を求め、上記第1アンテナのチャネル推定値をDPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40及びHS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42に出力する。ここで、第1送信アンテナからの信号のチャネル推定値は、CPICHシンボルだけでなく、DPCH用逆拡散部11より入力された個別パイロットシンボルをも用いて計算されてもよい。
第2送信アンテナのチャネル推定部31は、CPICH用逆拡散部10より入力されたCPICHシンボルを用いて、第2アンテナからの信号のチャネル推定値を求め、上記第2送信アンテナのチャネル推定値をDPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41及びHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43に出力する。ここで、第2送信アンテナからの信号のチャネル推定値は、CPICHシンボルだけでなく、DPCH用逆拡散部11より受け取った個別パイロットシンボルをも用いて計算されてもよい。
DPCH用第1アンテナのRAKE合成部40は、DPCH用逆拡散部11より第1送信アンテナからのDPCHシンボルを、第1送信アンテナのチャネル推定部30より、第1送信アンテナからの信号のチャネル推定値を受け取り、上記第1送信アンテナからのDPCHシンボルに関してRAKE合成を行い、RAKE合成後の信号をDPCH用のチャネル復号部50へ出力する。
DPCH用第2アンテナのRAKE合成部41は、DPCH用逆拡散部11より第2送信アンテナからのDPCHシンボルを、第2送信アンテナのチャネル推定部31より、第2送信アンテナからの信号のチャネル推定値を、アンテナベリフィケーション部21よりアンテナベリフィケーション結果を受け取り、上記第2送信アンテナからのDPCHシンボルに関してRAKE合成を行い、RAKE合成後の信号をDPCH用のチャネル復号部50へ出力する。ここで、上記RAKE合成を行う際には、送信信号に乗算されている送信アンテナウェイトが反映され、また、上記アンテナウェイトには、アンテナベリフィケーションの結果が反映されている。
HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42は、HS-PDSCH用逆拡散部12より、第1送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルを、第1送信アンテナのチャネル推定部30より、第1送信アンテナからの信号のチャネル推定値を受け取り、上記第1送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルに関してRAKE合成を行い、RAKE合成後の信号をHS-PDSCH用チャネル復号部51へ出力する。
HS-PDSCH用第2アンテナのRAKE合成部43は、HS-PDSCH用逆拡散部12より、第2送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルを、第2送信アンテナのチャネル推定部31より、第2送信アンテナからの信号のチャネル推定値を、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70よりアンテナベリフィケーション結果を受け取り、上記第2送信アンテナからのDPCHシンボルに関してRAKE合成を行い、RAKE合成後の信号をDPCH用チャネル復号部50へ出力する。ここで、上記RAKE合成を行う際には、送信信号に乗算されている送信アンテナウェイトが反映され、また、上記アンテナウェイトには、アンテナベリフィケーションの結果が反映されている。尚、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70が、アンテナベリフィケーションをOffとした場合には、アンテナベリフィケーション結果を受け取ることができないため、HS-PDSCH用第2アンテナのRAKE合成部43は、アンテナベリフィケーションをOffとした場合のアンテナウェイトでRAKE合成を行う。
DPCH用チャネル復号部50は、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40からRAKE合成後の第1送信アンテナからのDPCHシンボルを受け取り、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41からRAKE合成後の第2送信アンテナからのDPCHシンボルを受け取り、上記第1送信アンテナからのDPCHシンボルと第2送信アンテナからのDPCHシンボルを合成した後、チャネル復号を行う。ここで、チャネル復号とは、例えば、畳み込み復号やターボ復号のことをさし、送信側におけるチャネル符号化方法に依存する。
HS-PDSCH用チャネル復号部51は、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42からRAKE合成後の第1送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルを受け取り、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43からRAKE合成後の第2送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルを受け取り、上記第1送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルと第2送信アンテナからのHS-PDSCHシンボルを合成した後、チャネル復号を行う。ここで、HS-PDSCHにマッピングされているHS-DSCHは、送信側においてターボ符号を用いて符合化されるため、チャネル復号はターボ復号となる。
FBIビット生成部60は、位相比較部20より第1送信アンテナからの信号と第2の送信アンテナからの信号の位相差に関する判定結果を受け取り、FBIビットを作成する。
アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、アンテナベリフィケーション部21より、アンテナベリフィケーション結果を受け取る。ここで、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、DPCHの復調にはアンテナベリフィケーション結果を反映させるが、HS-PDSCHの復調にはアンテナベリフィケーションの結果を反映させない、という制御を行い、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43にはアンテナベリフィケーション結果を送信しない。この場合、結果として、個別チャネルであるDPCHに関してはアンテナベリフィケーションを行うが、共有チャネルであるHS-PDSCHに関してはアンテナベリフィケーションを行わない、という制御となる。
尚、図1では、共有チャネルであるHS-PDSCHに関してアンテナベリフィケーション結果を送信する/しないを制御する構成としているが、個別チャネルであるDPCHに関してアンテナベリフィケーション結果を送信する/しないを制御する構成としてもよい。即ち、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70は、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43にアンテナベリフィケーション結果を送信する/しないを制御する構成ではなく、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41にアンテナベリフィケーション結果を送信する/しないを制御する構成としてもよい。
(移動局装置の制御方法)
次に、第1の実施の形態に係る移動局装置1の移動局装置の制御方法について、図2を用いて説明する。
まず、ステップS101において、移動局装置1は、復調・復号する対象が共有チャネルであるか否かを判定し、復調・復号する対象が共有チャネルであると判定した場合にはステップS102へ進み、共有チャネルでないと判定した場合にはステップS103へ進む。ここで、共有チャネルとは、例えば、HS-PDSCH (トランスポートチャネルとしてはHS-DSCH)であり、共有チャネルではない場合とは、例えば、DPCHであることを指す。
次に、ステップS102において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させずに復調・復号を行う。
一方、ステップS103において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させて復調・復号を行う。
ここで、共有チャネルである場合とそうでない場合で、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないを制御したが、共有チャネルに限らず、別のチャネル種別に応じて、同様の制御を行ってもよい。
(作用及び効果)
第1の実施の形態に係る移動局装置及び移動局装置の制御方法によると、チャネル種別によって、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの制御を行うことができる。このように、アンテナベリフィケーション結果を反映させた方が、特性が良くなるチャネルに関しては、アンテナベリフィケーション結果を反映させ、アンテナベリフィケーション結果を反映させない方が、特性が良くなるチャネルに関しては、アンテナベリフィケーション結果を反映させないことにより、各チャネルの誤り率を低減することができる。
具体的には、チャネル種別がHigh Speed Physical Downlink Shared Channelなどの共有パケットチャネルである場合、アンテナベリフィケーション結果を反映させず、チャネル種別がAssociated Dedicated Physical Channel、又は、Dedicated Physical Channelなどの個別チャネルである場合、アンテナベリフィケーション結果を反映させることができる。
<第2の実施の形態>
アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化は、A-DPCHの個別パイロットの品質に大きく依存する。第2の実施の形態では、個別パイロットシンボルのSIRに基づいて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを切り替える移動局装置及び移動局装置の制御方法について説明する。
(移動局装置)
第2の実施の形態に係る移動局装置1(受信部)は、図1に示すように、CPICH用逆拡散部10と、DPCH用逆拡散部11と、HS-PDSCH用逆拡散部12と、位相比較部20と、アンテナベリフィケーション部21と、第1送信アンテナのチャネル推定部30と、第2送信アンテナのチャネル推定部31と、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40と、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41と、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42と、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43と、DCH用チャネル復号部50と、HS-DSCH用チャネル復号部51と、FBIビット生成部60と、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70とを備える。
アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、DPCHにマッピングされている個別パイロットシンボルのSIRを取得する。そして、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、個別パイロットシンボルのSIRが所定の閾値よりも大きい場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43に送信し、SIRが所定の閾値と同様、あるいは、SIRが所定の閾値以下の場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43に送信しない。ここで、個別パイロットシンボルのSIRは、例えば、アンテナベリフィケーション部21で生成され、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70に通知される。
移動局装置1のその他の機能については、第1の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(移動局装置の制御方法)
次に、第2の実施の形態に係る移動局装置1の移動局装置の制御方法について、図3を用いて説明する。
まず、ステップS201において、移動局装置1は、復調・復号する対象が共有チャネルであるか否かを判定し、復調・復号する対象が共有チャネルであると判定した場合にはステップS202へ進み、共有チャネルでないと判定した場合にはステップS203へ進む。ここで、共有チャネルとは、例えば、HS-PDSCH (トランスポートチャネルとしてはHS-DSCH)であり、共有チャネルではない場合とは、例えば、DPCHであることを指す。
次に、ステップS202において、移動局装置1は、個別パイロットシンボルのSIRと所定の閾値とを比較し、SIRが所定の閾値よりも小さい場合にはステップS203へ進み、SIRが所定の閾値と同等、あるいはSIRが所定の閾値より大きい場合にはステップS204へ進む。
ステップS203において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させずに復調・復号を行う。
一方、ステップS204において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させて復調・復号を行う。
尚、ステップS201において、共有チャネルであるか否かの判断を行ったが、この判断は省略しても構わない。又、ステップS202における所定の閾値は、チャネル毎に設定されてもよい。
又、ここで個別パイロットシンボルのSIRによって、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの判定を行ったが、下りの個別パイロットの無線品質の指標となる値であれば、SIR以外のものを用いても構わない。
更に、ステップS202において、SIRと所定の閾値が同等の場合は、ステップS204へ進むと説明したが、同等の場合は、ステップS203へ進むとしてもよい。
(作用及び効果)
第2の実施の形態に係る移動局装置及び移動局装置の制御方法によると、個別パイロットシンボルのSIRに応じて、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの制御を行うことにより、アンテナベリフィケーションの精度が高い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させ、アンテナベリフィケーションの精度が低い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させない、という制御を行うことができる。このため、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止することができ、下りリンクの特性、例えば、BLER、伝送速度を向上させることができる。
<第3の実施の形態>
上述したように、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化は、A-DPCHの個別パイロットの品質に大きく依存する。第3の実施の形態では、個別パイロットシンボルの電力オフセット値に基づいて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを切り替える移動局装置及び移動局装置の制御方法について説明する。
(移動局装置)
第3の実施の形態に係る移動局装置1(受信部)は、図1に示すように、CPICH用逆拡散部10と、DPCH用逆拡散部11と、HS-PDSCH用逆拡散部12と、位相比較部20と、アンテナベリフィケーション部21と、第1送信アンテナのチャネル推定部30と、第2送信アンテナのチャネル推定部31と、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40と、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41と、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42と、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43と、DCH用チャネル復号部50と、HS-DSCH用チャネル復号部51と、FBIビット生成部60と、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70とを備える。
アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、DPCHにマッピングされている個別パイロットシンボルの電力オフセット値を取得する。そして、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、個別パイロットシンボルの電力オフセット値が所定の閾値よりも大きい場合には、上記アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信し、電力オフセット値と所定の閾値が同等、あるいは、電力オフセット値が所定の閾値以下の場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信しない。ここで、個別パイロットシンボルの電力オフセット値は、送信側において、上記個別パイロットシンボルに適用される電力オフセット値のことであり、移動局装置1には上位レイヤのシグナリングにより通知される。
移動局装置1のその他の機能については、第1の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(移動局装置の制御方法)
次に、第3の実施の形態に係る移動局装置1の移動局装置の制御方法について、図4を用いて説明する。
まず、ステップS301において、移動局装置1は、復調・復号する対象が共有チャネルであるか否かを判定し、復調・復号する対象が共有チャネルであると判定した場合にはステップS302へ進み、共有チャネルでないと判定した場合にはステップS303へ進む。ここで、共有チャネルとは、例えば、HS-PDSCH (トランスポートチャネルとしてはHS-DSCH)であり、共有チャネルではない場合は、例えば、DPCHであることを指す。
次に、ステップS302において、移動局装置1は、個別パイロットシンボルの送信電力オフセット値と所定の閾値とを比較し、送信電力オフセット値が所定の閾値よりも小さい場合にはステップS303へ進み、送信電力オフセット値が所定の閾値と同等、あるいは、送信電力オフセット値が所定の閾値よりも大きい場合にはステップS304へ進む。
次に、ステップS303において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させずに復調・復号を行う。
一方、ステップS304において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させて復調・復号を行う。
尚、ステップS301において、共有チャネルであるか否かの判断を行ったが、この判断は省略しても構わない。又、ステップS302における所定の閾値は、チャネル毎に設定されてもよい。
更に、ステップS302において、送信電力オフセット値と所定の閾値が同等の場合は、ステップS304へ進むと説明したが、同等の場合は、ステップS303へ進むとしてもよい。
(作用及び効果)
第3の実施の形態に係る移動局装置及び移動局装置の制御方法によると、個別パイロットシンボルの送信電力オフセット値に応じて、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの制御を行うことにより、アンテナベリフィケーションの精度が高い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させ、アンテナベリフィケーションの精度が低い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させない、という制御を行うことができる。このため、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止することができ、下りリンクの特性、例えば、BLER、伝送速度を向上させることができる。
<第4の実施の形態>
上述したように、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化は、A-DPCHの個別パイロットの品質に大きく依存する。第4の実施の形態では、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度に基づいて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを切り替える移動局装置及び移動局装置の制御方法について説明する。
(移動局装置)
第4の実施の形態に係る移動局装置1(受信部)は、図1に示すように、CPICH用逆拡散部10と、DPCH用逆拡散部11と、HS-PDSCH用逆拡散部12と、位相比較部20と、アンテナベリフィケーション部21と、第1送信アンテナのチャネル推定部30と、第2送信アンテナのチャネル推定部31と、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40と、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41と、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42と、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43と、DCH用チャネル復号部50と、HS-DSCH用チャネル復号部51と、FBIビット生成部60と、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70とを備える。
アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、DPCHにマッピングされている上りリンクにおけるFBIビットの信頼度を取得する。そして、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度が所定の閾値よりも大きい場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信せず、信頼度と所定の閾値が同等、あるいは、信頼度が所定の閾値以下の場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信する。
ここで、上りリンクのFBIビットの信頼度は、移動局装置1により算出されてもよく、無線基地局装置より通知されてもよい。
移動局装置1のその他の機能については、第1の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(移動局装置の制御方法)
次に、第4の実施の形態に係る移動局装置1の移動局装置の制御方法について、図5を用いて説明する。
まず、ステップS401において、移動局装置1は、復調・復号する対象が共有チャネルであるか否かを判定し、復調・復号する対象が共有チャネルであると判定した場合にはステップS402へ進み、共有チャネルでないと判定した場合にはステップS403へ進む。ここで、共有チャネルとは、例えば、HS-PDSCH (トランスポートチャネルとしてはHS-DSCH)であり、共有チャネルではない場合は、例えば、DPCHであることを指す。
次に、ステップS402において、移動局装置1は、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度と所定の閾値とを比較し、信頼度が所定の閾値よりも大きい場合にはステップS403へ進み、信頼度が所定の閾値と同等、あるいは、所定の閾値よりも小さい場合にはステップS404へ進む。
次に、ステップS403において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させずに復調・復号を行う。
一方、ステップS404において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させて復調・復号を行う。
尚、ステップS401において、共有チャネルであるか否かの判断を行ったが、この判断は省略しても構わない。又、ステップS402における所定の閾値は、チャネル毎に設定されてもよい。
更に、ステップS402において、信頼度と所定の閾値が同等の場合は、ステップS404へ進むと説明したが、同等の場合は、ステップS403へ進むとしてもよい。
更に、ステップS402において、信頼度が閾値よりも大きい場合にはステップS403へ進むと説明したが、小さい場合にステップS403へ進んでもよい。このとき、同様に、ステップS402において、信頼度が所定の閾値と同等、あるいは、所定の閾値よりも大きい場合に、ステップS404へ進んでもよい。
(作用及び効果)
第4の実施の形態に係る移動局装置及び移動局装置の制御方法によると、上りリンクのFBIビットの信頼度に応じて、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの制御を行うことにより、アンテナベリフィケーションの精度が高い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させ、アンテナベリフィケーションの精度が低い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させない、という制御を行うことができる。このため、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止することができ、下りリンクの特性、例えば、BLER、伝送速度を向上させることができる。
<第5の実施の形態>
上りリンクの誤り率が大きく、上りのFBIビット誤りが増大するような環境においては、やはりアンテナベリフィケーションの効果は大きく、アンテナベリフィケーションを行う意義は大きい。よって、上りリンクの環境に応じて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを制御することにより、特性の改善を図ることが可能となる。第5の実施の形態では、フェージング周波数に基づいて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを切り替える移動局装置及び移動局装置の制御方法について説明する。
(移動局装置)
第5の実施の形態に係る移動局装置1(受信部)は、図1に示すように、CPICH用逆拡散部10と、DPCH用逆拡散部11と、HS-PDSCH用逆拡散部12と、位相比較部20と、アンテナベリフィケーション部21と、第1送信アンテナのチャネル推定部30と、第2送信アンテナのチャネル推定部31と、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40と、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41と、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42と、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43と、DCH用チャネル復号部50と、HS-DSCH用チャネル復号部51と、FBIビット生成部60と、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70とを備える。
アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、伝搬環境におけるフェージング周波数を推定する。そして、アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、フェージング周波数が所定の閾値よりも大きい場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信し、フェージング周波数が所定の閾値と同等、あるいは、フェージング周波数が所定の閾値よりも小さい場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信しない。
移動局装置1のその他の機能については、第5の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(移動局装置の制御方法)
次に、第5の実施の形態に係る移動局装置1の移動局装置の制御方法について、図6を用いて説明する。
まず、ステップS501において、移動局装置1は、復調・復号する対象が共有チャネルであるか否かを判定し、復調・復号する対象が共有チャネルであると判定した場合にはステップS502へ進み、共有チャネルでないと判定した場合にはステップS503へ進む。ここで、共有チャネルとは、例えば、HS-PDSCH (トランスポートチャネルとしてはHS-DSCH)であり、共有チャネルではない場合は、例えば、DPCHであることを指す。
次に、ステップS502において、移動局装置1は、フェージング周波数を推定し、フェージング周波数が所定の閾値よりも大きい場合には、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度が小さいと判定し、ステップS504へ進み、フェージング周波数と所定の閾値が同等、あるいは、フェージング周波数が所定の閾値よりも小さい場合には、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度が大きいと判定し、ステップS503へ進む。
次に、ステップS503において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させずに復調・復号を行う。
一方、ステップS504において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させて復調・復号を行う。
尚、ステップS501において、共有チャネルであるか否かの判断を行ったが、この判断は省略しても構わない。又、ステップS502における所定の閾値は、チャネル毎に設定されてもよい。
更に、ステップS502において、フェージング周波数と所定の閾値が同等の場合は、ステップS504へ進むと説明したが、同等の場合は、ステップS503へ進むとしてもよい。
更に、ステップS502において、フェージング周波数が所定の閾値よりも大きい場合には、ステップS504へ進むと説明したが、フェージング周波数が所定の閾値よりも大きい場合に、ステップS503へ進んでもよい。このとき、同様に、ステップS502において、フェージング周波数と所定の閾値が同等、あるいは、フェージング周波数が所定の閾値よりも小さい場合に、ステップS504へ進んでもよい。
(作用及び効果)
第5の実施の形態に係る移動局装置及び移動局装置の制御方法によると、フェージング周波数に応じて、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの制御を行うことにより、アンテナベリフィケーションの精度が高い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させ、アンテナベリフィケーションの精度が低い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させない、という制御を行うことができる。このため、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止することができ、下りリンクの特性、例えば、BLER、伝送速度を向上させることができる。
<第6の実施の形態>
上述したように、上りリンクの環境に応じて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを制御することにより、特性の改善を図ることが可能となる。第6の実施の形態では、移動局装置1が通信を行う無線基地局装置の数に基づいて、アンテナベリフィケーションのOn/Offを切り替える移動局装置及び移動局装置の制御方法について説明する。
(移動局装置)
第6の実施の形態に係る移動局装置1(受信部)は、図1に示すように、CPICH用逆拡散部10と、DPCH用逆拡散部11と、HS-PDSCH用逆拡散部12と、位相比較部20と、アンテナベリフィケーション部21と、第1送信アンテナのチャネル推定部30と、第2送信アンテナのチャネル推定部31と、DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部40と、DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部41と、HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部42と、HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43と、DCH用チャネル復号部50と、HS-DSCH用チャネル復号部51と、FBIビット生成部60と、アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部70とを備える。
アンテナベリフィケーションOn/Off制御部70は、移動局装置1が、単一の無線基地局装置と通信を行っている場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信せず、複数の無線基地局と通信を行っている場合には、アンテナベリフィケーション結果をHS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部43へ送信する。
移動局装置1のその他の機能については、第1の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(移動局装置の制御方法)
次に、第6の実施の形態に係る移動局装置1の移動局装置の制御方法について、図7を用いて説明する。
まず、ステップS601において、移動局装置1は、復調・復号する対象が共有チャネルであるか否かを判定し、復調・復号する対象が共有チャネルであると判定した場合にはステップS602へ進み、共有チャネルでないと判定した場合にはステップS604へ進む。ここで、共有チャネルとは、例えば、HS-PDSCH (トランスポートチャネルとしてはHS-DSCH)であり、共有チャネルでは場合は、例えば、DPCHであることを指す。
次に、ステップS602において、移動局装置1は、当該移動局が複数の無線基地局装置と通信を行っている場合には、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度が小さいと判定し、ステップS604へ進み、当該移動局が単一の無線基地局装置と通信を行っている場合には、上りリンクにおけるFBIビットの信頼度が大きいと判定し、ステップS603へ進む。ここで、一般的に上りリンクにおいては、当該移動局装置が複数の無線基地局装置と通信を行っている場合、データ部分のビット、あるいは、復号後の受信結果は、上記複数の無線基地局装置のさらに上位に位置する無線制御装置で合成されるが、FBIビットは、上記のような合成は行われない。上りリンクの無線品質は、データ部分の無線品質、例えば、BLER等で制御されているため、結果として、当該移動局装置が単一の無線基地局装置と通信を行っている場合よりも、複数の無線基地局装置と通信を行っている場合の方が、FBIビットの誤り率は高くなる、すなわち、信頼度が低くなると考えられる。
次に、ステップS603において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させずに復調・復号を行う。
一方、ステップS604において、移動局装置1は、当該チャネルに関して、アンテナベリフィケーション結果を反映させて復調・復号を行う。
尚、ステップS601において、共有チャネルであるか否かの判断を行ったが、この判断は省略しても構わない。
更に、ステップS602において、移動局が複数の無線基地局装置と通信を行っている場合には、ステップS604へ進むと説明したが、移動局が複数の無線基地局装置と通信を行っている場合に、ステップS603へ進んでもよい。このとき、同様に、ステップS602において、移動局が単一の無線基地局装置と通信を行っている場合に、ステップS604へ進んでもよい。
(作用及び効果)
第5の実施の形態に係る移動局装置及び移動局装置の制御方法によると、当該移動局装置1が複数の無線基地局装置と通信を行っているか/いないかに応じて、アンテナベリフィケーション結果を反映させる/させないの制御を行うことにより、アンテナベリフィケーションの精度が高い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させ、アンテナベリフィケーションの精度が低い場合には、アンテナベリフィケーション結果を反映させない、という制御を行うことができる。このため、各チャネルにおける、アンテナベリフィケーション誤りによる特性の劣化を防止することができ、下りリンクの特性、例えば、BLER、伝送速度を向上させることができる。
<その他の実施の形態>
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、第1〜第6の実施の形態において、3GPPにおける高速パケット伝送方式HSDPAに関して記述したが、本発明は上記HSDPAに限定されるものではなく、その他の移動通信システムにおける送信ダイバーシチを用いた通信方式に適用することが可能である。例えば、3GPP2におけるCDMA2000方式、 TDD方式などがその他の通信方式として挙げられる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
第1〜第6の実施の形態に係る移動局装置の構成ブロック図である。 第1の実施の形態に係る移動局装置の制御方法を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る移動局装置の制御方法を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る移動局装置の制御方法を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係る移動局装置の制御方法を示すフローチャートである。 第5の実施の形態に係る移動局装置の制御方法を示すフローチャートである。 第6の実施の形態に係る移動局装置の制御方法を示すフローチャートである。 従来の閉ループ型送信ダイバーシチの送信部の構成ブロック図である。 従来の閉ループ型送信ダイバーシチの受信部の構成ブロック図である。
符号の説明
10、110…CPICH用逆拡散部
11…DPCH用逆拡散部
12…HS-PDSCH用逆拡散部
20、120…位相比較部
21、121…アンテナベリフィケーション部
30、130…第1送信アンテナのチャネル推定部
31、131…第2送信アンテナのチャネル推定部
40…DPCH用第1送信アンテナのRAKE合成部
41…DPCH用第2送信アンテナのRAKE合成部
42…HS-PDSCH用第1送信アンテナのRAKE合成部
43…HS-PDSCH用第2送信アンテナのRAKE合成部
50…DCH用チャネル復号部
51…HS-DSCH用チャネル復号部
60、160…FBIビット生成部
70…アンテナベリフィケーション機能On/Off制御部
111…データチャネル用逆拡散部
140…第1送信アンテナのRAKE合成部
141…第2送信アンテナのRAKE合成部
150…チャネル復号部
180…チャネル符号器
181…重み付け部
182…拡散部
183…アンテナウェイト生成器
184…拡散コード生成器
185…多重部
186…多重部
200…無線基地局装置

Claims (8)

  1. 移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う前記移動局装置であって、
    前記無線基地局装置から受信した信号のチャネル種別に応じて、前記2本のアンテナからの信号の位相推定し、前記位相の推定結果を反映させるアンテナベリフィケーションを行うか否か決定する制御部を備えることを特徴とする移動局装置。
  2. 前記制御部は、前記チャネル種別が共有パケットチャネルである場合、前記位相の推定結果を反映させず、前記チャネル種別が個別チャネルである場合、前記位相の推定結果を反映させることを特徴とする請求項1に記載の移動局装置。
  3. 前記共有パケットチャネルは、High Speed Physical Downlink Shared Channelであることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動局装置。
  4. 前記個別チャネルは、Associated Dedicated Physical Channel、又は、Dedicated Physical Channel であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動局装置。
  5. 移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う前記移動局装置であって、
    前記無線基地局装置から受信したパイロット信号の特性に応じて、前記2本のアンテナからの信号の位相推定し、前記位相の推定結果を反映させるアンテナベリフィケーションを行うか否か決定する制御部を備え、前記パイロット信号の特性は、前記パイロット信号の電力オフセット値であることを特徴とする移動局装置。
  6. 前記パイロット信号は、個別チャネルの個別パイロット信号であることを特徴とする請求項5に記載の移動局装置。
  7. 移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う前記移動局装置であって、
    前記フィードバック情報の信頼度に応じて、前記2本のアンテナからの信号の位相推定し、前記位相の推定結果を反映させるアンテナベリフィケーションを行うか否か決定する制御部を備え、前記フィードバック情報の信頼度は、通信を行う無線基地局装置の数によって判定されることを特徴とする移動局装置。
  8. 移動局装置から通知されたフィードバック情報に基づき、2本のアンテナから送信する信号の位相を制御して、当該信号を送信する閉ループ型送信ダイバーシチ制御を適用した無線基地局装置と通信を行う前記移動局装置の制御方法であって、
    前記無線基地局装置から受信した信号のチャネル種別、前記パイロット信号の電力オフセット値、又は、通信を行う無線基地局装置の数に応じて、前記2本のアンテナからの信号の位相推定し、前記推定結果を反映させるアンテナベリフィケーションを行うか否か決定するステップを含むことを特徴とする移動局装置の制御方法。
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