JP4750053B2 - 放電励起ガスレーザの放電回路 - Google Patents

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Description

本発明は、複数段のコンデンサ及び磁気スイッチを用いてエネルギーの磁気パルス圧縮動作を行って主放電電極間で主放電を発生させる放電励起ガスレーザの放電回路に関し、特に高繰り返し周波数に伴う可飽和リアクトルの劣化を抑制するものである。
半導体集積回路の微細化、高集積化につれて、その製造用の投影露光装置においては解像力の向上が要請されている。このため、露光用光源から放出される露光光の短波長化が進められており、半導体露光用光源として、従来の水銀ランプから波長248nmのKrFエキシマレーザ装置が用いられている。さらに、次世代の半導体露光用光源として、波長193nmのArFエキシマレーザ装置及び波長157nmのフッ素(F2 )レーザ装置等の紫外線を放出するガスレーザ装置が有力である。
KrFエキシマレーザ装置においては、レーザチャンバの内部にレーザガスすなわちフッ素(F2 )ガス、クリプトン(Kr)ガス及びバッファガスとしてのネオン(Ne)等の希ガスからなる混合ガスが数百KPaで封入されており、このレーザチャンバの内部で放電を発生させることによってレーザ媒質であるレーザガスが励起される。
ArFエキシマレーザ装置においては、レーザチャンバの内部にレーザガスすなわちフッ素(F2 )ガス、アルゴン(Ar )ガス及びバッファガスとしてのネオン(Ne)等の希ガスからなる混合ガスが数百KPaで封入されており、このレーザチャンバの内部で放電を発生させることによってレーザ媒質であるレーザガスが励起される。
フッ素(F2 )レーザ装置においては、レーザチャンバの内部にレーザガスすなわちフッ素(F2 )ガス及びバッファガスとしてヘリウム(He )等の希ガスからなる混合ガスが数百KPaで封入されており、このレーザチャンバの内部で放電を発生させることによってレーザ媒質であるレーザガスが励起される。
レーザチャンバ内部には、レーザガスを励起するための一対の主放電電極が、レーザ発振方向に垂直な方向に所定の距離だけ離間して対向配置されている。この一対の主放電電極には高電圧パルスが印加され、主放電電極間にかかる電圧がある値(ブレークダウン電圧)に到達すると、主放電電極間のレーザガスが絶縁破壊されて主放電が開始し、この主放電によりレーザ媒質が励起される。このような露光用ガスレーザ装置は主放電の繰り返しによるパルス発振を行い、放出するレーザ光はパルス光となる。近年の露光に用いられているレーザ装置のレーザパルスの繰り返し周波数は4KHz程度であるが、スループットの増大、露光量のバラツキの減少のため、繰り返し周波数6KHz以上が要請されており、さらに繰り返し周波数8KHz以上のレーザ装置が研究開発されている。
図5はレーザチャンバ内の主放電電極間で放電を発生させる装置(以下では放電回路という)の一例を示す。
図5の放電回路は、高電圧電源HVと、高電圧電源HVによって充電される主コンデンサC0と、固体スイッチSWがオンされるに応じて主コンデンサC0の電圧が印加される磁気アシストSR1と、転送コンデンサC1、C2および磁気スイッチSR2、SR3をそれぞれk(kは2以上の整数)個有するk段の磁気パルス圧縮回路10と、磁気パルス圧縮回路10の2段目の磁気スイッチSR3を介して2段目の転送コンデンサC2に並列に接続されるピーキングコンデンサCpと、ピーキングコンデンサCpに並列に接続される一対の主放電電極E、Eと、を備える。
図5に示す放電回路は2段(k=2)の磁気パルス圧縮回路10を有する。磁気パルス圧縮回路10は、2段目の転送コンデンサC2が1段目の磁気スイッチSR2を介して1段目の転送コンデンサC1に並列に接続されており、磁気アシストSR1の磁気飽和に応じて主コンデンサC0から1段目の転送コンデンサC1に電荷が転送され、1段目の磁気スイッチ部SR2の磁気飽和に応じて1段目の転送コンデンサC1から2段目の転送コンデンサC2に順次電荷が転送される。
図5示す放電回路では、磁気アシストSR1と固体スイッチSWとの間に昇圧用トランスTrの一時巻線Tr1が接続されており、主コンデンサC0と磁気アシストSR1と一次巻線Tr1と固体スイッチSWのループが形成されている。また昇圧用トランスTrの二次巻線Tr2に磁気パルス圧縮回路の1段目の転送コンデンサC1が接続されており、二次巻線TC2と転送コンデンサC1のループが形成されている。
図5に示す放電回路の動作を図6を参照して説明する。
先ず固体スイッチSWがOFFにされ、電圧値Vinに調整された高電圧電源HVによって主コンデンサC0が充電される。このときの主コンデンサの充電電圧は正であるとする。固体スイッチSWがOFFからONに切り替えられると、主コンデンサC0の充電電圧Vc1は磁気アシストSR1に印加される。主コンデンサC0の充電電圧Vc0の時間積分値が磁気アシストSR1の特性で決まる限界値に達すると、磁気アシストSR1が飽和して磁気アシストSR1のインダクタンスが低下する。このタイミングを図5の時刻t1で示す。すると、主コンデンサC0、磁気アシストSR1、昇圧用トランスTr1の1次巻線Tr1、固体スイッチSWのループに電流が流れる。同時に、昇圧用トランスTrの2次巻線Tr2、1段目の転送コンデンサC1のループにも電流が流れ、主コンデンサC0に蓄えられていた電荷が1段目の転送コンデンサC1に転送されて、1段目の転送コンデンサC1が負側に充電される。
1段目の転送コンデンサC1の充電電圧Vc1の時間積分値が磁気スイッチSR2の特性で決まる限界値に達すると、磁気スイッチSR2が飽和して磁気スイッチSR2のインダクタンスが低下する。このタイミングを図5の時刻t2で示す。すると、1段目の転送コンデンサC1、2段目の転送コンデンサC2、磁気スイッチSR2のループに電流が流れ、1段目の転送コンデンサC1に蓄えられていた電荷が2段目の転送コンデンサC2に転送されて、2段目の転送コンデンサC2が負側に充電される。
さらに、2段目の転送コンデンサC2の充電電圧Vc2の時間積分値が磁気スイッチSR3の特性で決まる限界値に達すると、磁気スイッチSR3が飽和して磁気スイッチSR3のインダクタンスが急激に低下する。このタイミングを図5の時刻t3で示す。すると、2段目の転送コンデンサC2、ピーキングコンデンサCp、磁気スイッチSR3のループに電流が流れ、2段目の転送コンデンサC2に蓄えられていた電荷がピーキングコンデンサCpに転送されて、転送コンデンサCpが負側に充電される。
ピーキングコンデンサCpの電圧Vcpがある値(ブレークダウン電圧)Vbに達すると、主放電電極E、E間のレーザガスが絶縁破壊されて主放電が開始される。この主放電によってレーザ媒質が励起され、光が発生する。
なお、主放電電極E、Eで大きな放電を発生させるために、1段目の転送コンデンサC1から2段目の転送コンデンサC2への電荷転送、及び2段目の転送コンデンサC2からピーキングコンデンサCpへの電荷転送の際に、電流パルスのパルス幅を順次狭くする所謂磁気パルス圧縮動作が行われるように、磁気パルス圧縮回路(C1、SR1、C2、SR2)の各素子が設計されている。
ところで各磁気スイッチSR1〜SR3には可飽和リアクトルが使用されている。可飽和リアクトルSR1〜SR3は磁化曲線が変化する際に発熱するため、冷却を目的として冷媒に浸漬されている。しかしレーザパルスの繰り返し周波数の増加に伴い、磁気パルス圧縮回路10の最終段に配置された可飽和リアクトルSR3のコアの発熱量が大きくなり、発熱量が定格値を超える場合がある。こうした可飽和リアクトルは劣化が激しくなるため、解決すべき課題であった。単位時間あたりのパルス数の増加に従い単位時間あたり発熱量も増加するため、可飽和リアクトルのコアの温度上昇は大きくなる。
一般に可飽和リアクトルSR1〜SR3のコアは円筒状の芯材に薄帯状の磁性体合金が複数巻回されてなり、薄帯状の磁性体合金の表面及び裏面には薄膜状の絶縁物(例えばシリカ薄膜など)が形成されている。こうしたコアが定格値以上に発熱すると、磁性体合金とシリカ薄膜との熱膨張係数の違いから、シリカ薄膜にクラックが生じる。するとそのクラック部分で漏れ電流が多くなり、更に発熱量が多くなる。最悪の場合は回路素子として特性を失うことになる。
特許文献1にはこうした問題を解消する技術として、従来のコアを輪切りにしたような複数の平板部が所定間隔をもって複数積層されてなるコアを開示している。引用文献1に係る発明によれば、単位体積あたりのコアの表面積が増え、コアと冷媒との接触面積を大きくすることができ、効率的にコアの冷却を行うことが可能となる。
特開2003−115414号公報
しかしながら、近年の繰り返し周波数の更なる増加に伴い、従来のコアの冷却技術ではコアの発熱を許容値以下に抑えられなくなることが予想される。すると可飽和リアクトルの破損が生ずる。また可飽和リアクトルの寿命が短くなり、可飽和リアクトルの交換回数が増加するため、コスト上昇を招く。また可飽和リアクトルの交換サイクルが短くなり、メンテナンス回数が増加するため、作業工数が増加する場合もある。
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、繰り返し周波数の増加に伴い発生する可飽和リアクトルのコアの過度の発熱を抑制し、磁気パルス圧縮器の高繰り返し運転を可能にすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、第1発明は、
高電圧電源(HV)と、
前記高電圧電源(HV)によって充電される主コンデンサ(C0)と、
固体スイッチ(SW)がオンされるに応じて前記主コンデンサ(C0)の電圧が印加される磁気アシスト(SR1)と、
転送コンデンサ(C1,…,Cn)および磁気スイッチ部(1,…,n)をそれぞれk(kは2以上の整数)個有し、n(n=1〜k)段目の転送コンデンサ(Cn)がn−1段目の磁気スイッチ部(n-1)を介してn−1段目の転送コンデンサ(Cn-1)に並列に接続されており、前記磁気アシスト(SR1)の磁気飽和に応じて前記主コンデンサ(C0)から1段目の転送コンデンサ(C1)に電荷が転送され、n−1段目の磁気スイッチ部(n-1)の磁気飽和に応じてn−1段目の転送コンデンサ(Cn-1)からn段目の転送コンデンサ(Cn)に順次電荷が転送される磁気パルス圧縮回路(10)と、
前記磁気パルス圧縮回路(10)のk段目の磁気スイッチ部(k)を介してk段目の転送コンデンサ(Ck)に並列に接続されるピーキングコンデンサ(Cp)と、
前記ピーキングコンデンサ(Cp)に並列に接続される一対の主放電電極(E,E)と、
を備えた放電励起ガスレーザの放電回路において、
磁気圧縮用の可飽和リアクトル(21-1,…,21-n)と回路切替用の可飽和リアクトル(22-1,…,22-n)との直列回路を複数有し、当該複数の直列回路が互いに並列に接続された並列回路を前記k段目の磁気スイッチ部(k)に備え、
パルス発振毎に前記回路切替用の可飽和リアクトル(22-1,…,22-n)の磁気リセット量を変化させて、当該回路切替用の可飽和リアクトル(22-1,…,22-n)のうち一以上の可飽和リアクトルの磁気リセット量をゼロにしてオンにすると共に残りの回路切替用の可飽和リアクトルの磁気リセット量を最大にしてオフにすること
を特徴とする。
第1発明を図1を参照して説明する。
磁気パルス圧縮回路10の最終段の磁気スイッチ部2は、磁気圧縮用可飽和リアクトル(圧縮用リアクトル)21-1、21-2と回路切替用可飽和リアクトル(切替用リアクトル)22-1、22-2とが直列接続された2つの直列回路が互いに並列に接続されている並列回路を備える。切替制御部3は、パルス発振毎に切替用リアクトル22-1、22-2の磁気リセット量が交互にゼロおよび最大になるように、すなわち切替用リアクトル22-1、22-2が交互にオン・オフするように切替制御する。
例えば、2m(mは1以上の整数)回目のパルス発振の際には、磁気パルス圧縮回路10の前段から供給される電流は、圧縮用リアクトル21-1と切替用リアクトル22-1の直列回路を流れ、圧縮用リアクトル21-2と切替用リアクトル22-2の直列回路には流れない。また(2m−1)回目のパルス発振の際には、磁気パルス圧縮回路10の前段から供給される電流は、圧縮用リアクトル21-2と切替用リアクトル22-2の直列回路を流れ、圧縮用リアクトル21-1と切替用リアクトル22-1の直列回路には流れない。
また第2発明は、第1発明において、
磁気圧縮用の可飽和リアクトル(11-1,…,11-n)と回路切替用の可飽和リアクトル(12-1,…,12-n)との直列回路を複数有し、当該複数の直列回路が互いに並列に接続された並列回路を前記k段目より前段の磁気スイッチ部(1)に備え、
パルス発振毎に前記回路切替用の可飽和リアクトル(12-1,…,12-n)の磁気リセット量を変化させて、当該回路切替用の可飽和リアクトル(12-1,…,12-n)のうち一以上の可飽和リアクトルの磁気リセット量をゼロにしてオンにすると共に残りの回路切替用の可飽和リアクトルの磁気リセット量を最大にしてオフにすること
を特徴とする。
第2発明は第1発明に加えて、磁気パルス圧縮回路の最終段以外の磁気スイッチ部に圧縮用リアクトル21-nと切替用リアクトル22-nの直列回路を複数並列に設けるものである。
本発明によれば、磁気スイッチとして使用される複数の可飽和リアクトルが互いに並列に接続され、パルス毎に使用する可飽和リアクトルが切り替えられる。こうした構成によると1パルス当たりの可飽和リアクトルで発生する熱量が低下する。また可飽和リアクトルのオフ間隔を長くすることができるため、可飽和リアクトルの冷却時間を十分に確保することができる。したがって可飽和リアクトルの過度の発熱を抑制することができ、磁気パルス圧縮器の高繰り返し運転を可能にする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施形態の放電回路を示す。図1に示す放電回路と図5に示す従来の放電回路との相違点は磁気パルス圧縮回路の最終段に設けられた磁気スイッチの構成にある。図1に示す放電回路は図5に示す従来の放電回路と同様に2段の磁気パルス圧縮を行う回路である。
直流の高電圧電源HVの両端には主コンデンサC0の両端がそれぞれ接続される。また主コンデンサC0の一端には磁気スイッチSR1の一端が接続され、磁気アシストSR1の他端には昇圧用トランスTrの一次巻線Tr1の一端が接続され、一次巻線Tr1の他端には固体スイッチSWの一端が接続され、固体スイッチSWの他端には主コンデンサC0の他端が接続されている。主コンデンサC0と磁気アシストSR1と一次巻線Tr1と固体スイッチSWはループを形成する。
磁気アシストSR1は可飽和リアクトルからなる磁気スイッチである。固体スイッチSWは外部から送信される信号に応じてスイッチング動作するIGBTのような半導体スイッチである。
昇圧用トランスTrの二次巻線Tr2には2段の磁気パルス圧縮回路10が接続されている。
昇圧用トランスTrの二次巻線Tr2の両端には磁気パルス圧縮回路10の1段目の転送コンデンサC1の両端が接続されている。二次巻線Tr2と1段目の転送コンデンサC1はループを形成する。
1段目の転送コンデンサC1の一端には1段目の磁気スイッチ部1、ここでは可飽和リアクトルSR2、の一端が接続され、1段目の磁気スイッチ部1の他端には2段目の転送コンデンサC2の一端が接続され、2段目の転送コンデンサC2の他端には1段目の転送コンデンサC1の他端が接続されている。1段目の転送コンデンサC1と1段目の磁気スイッチ部1と2段目の転送コンデンサC2はループを形成する。
2段目の転送コンデンサC2の一端には2段目の磁気スイッチ部2の一端が接続され、2段目の磁気スイッチ部2の他端にはピーキングコンデンサCpの一端が接続され、ピーキングコンデンサCpの他端には2段目の転送コンデンサC2の他端が接続されている。2段目の転送コンデンサC2と2段目の磁気スイッチ部10とピーキングコンデンサCpはループを形成する。2段目の磁気スイッチ部2の詳細は後述する。
図1に示す放電回路の磁気圧縮動作は図5を用いて説明した図5に示す放電回路の磁気圧縮動作と基本的に同じであるため、その説明を省略する。
2段目の磁気スイッチ部2は、磁気圧縮用可飽和リアクトル21-n(以下単に「圧縮用リアクトル」という)と回路切替用可飽和リアクトル22-n(以下単に「切替用リアクトル」という)とが直列接続された直列回路をn個有し、n個の直列回路が互いに並列に接続された並列回路である。図1に示す磁気スイッチ部2においては、2個の直列回路、すなわち圧縮用リアクトル21-1および切替用リアクトル22-1からなる直列回路と圧縮用リアクトル21-2および切替用リアクトル22-2からなる直列回路とが互いに並列に接続されている。そして各磁気圧縮用可飽和リアクトル21-nの端部が2段目の転送コンデンサC2の一端に接続され、回路切替用可飽和リアクトル22-nの端部がピーキングコンデンサCpの一端に接続される。
切替制御部3は、切替用リアクトル22-n毎に設けられる励磁回路31-nを有する。各励磁回路31-nは電流源33-nと巻線34-nとを有する。図2に示すように巻線34-nは切替用リアクトル22-nのコアCRに巻回される。したがって巻線34-nに流れる電流を適宜調整することによって、切替用リアクトル22-nの磁気リセット量を最大とゼロとの間で切り替えることが可能となる。切替制御部3はパルス発振毎に切替用リアクトル22-nの磁気リセット量を最大とゼロとの間で切り替える。
この切り替えの際には、切替用リアクトル22-1と切替用リアクトル22-2の一方が磁気リセット量最大になり他方が磁気リセット量ゼロになるようにし、さらに同一の切替用リアクトル22-nが連続して磁気飽和状態にならないようにする。例えば、図1に示すように2つの切替用リアクトル22-1、22-2の切替制御を行う場合に、励磁回路31-1が有する電流源33-1の周期に対して励磁回路31-2が有する電流源33-2の周期を半周期ずらすと、切替用リアクトル22-1と切替用リアクトル22-2とが一定周期で交互に磁気リセット量最大(又は磁気リセット量ゼロ)になる。
切替用リアクトル22-nの磁気リセット量が最大となった直列回路では、直列回路に印加される電圧が切替用リアクトル22-nのコアと圧縮用可飽和リアクトル21-nのコアとで分圧され、それぞれのコアに1/2の電圧が印加される。一方、切替用リアクトル22-nの磁気リセット量がゼロとなった直列回路では、直列回路に印加される電圧が圧縮用可飽和リアクトル21-nのコアに印加される。このため切替用リアクトル22-nの磁気リセット量がゼロとなった直列回路に接続されている圧縮用リアクトル22-nのコアが先に飽和し電流が流れる。
切替制御部3の制御に応じて切替用リアクトル22-1、22-2はパルス発振毎に交互に磁気リセット量最大になり、また磁気リセット量ゼロになる。つまり各切替用リアクトル22-nはパルス発振毎にオンとオフが切り替わる。切替用リアクトル22-nがオフであるときはその直列回路には電流が流れない。すなわち切替用リアクトル22-nおよび圧縮用リアクトル21-nはパルス発振2回に1回の割合で磁気飽和しない状態になる。例えば8KHzで発振するレーザ装置であれば、4KHz分は磁気飽和しないことになる。
例えば、2m(mは1以上の整数)回目のパルス発振の際には、磁気パルス圧縮回路10の前段から供給される電流は、圧縮用リアクトル21-1と切替用リアクトル22-1の直列回路を流れ、圧縮用リアクトル21-2と切替用リアクトル22-2の直列回路には流れない。また(2m−1)回目のパルス発振の際には、磁気パルス圧縮回路10の前段から供給される電流は、圧縮用リアクトル21-2と切替用リアクトル22-2の直列回路を流れ、圧縮用リアクトル21-1と切替用リアクトル22-1の直列回路には流れない。
次に本発明の作用効果を具体的に説明する。
以下では図1に示す放電回路を図5に示す放電回路と同一周波数で動作させた場合を想定し、図5に示す単一の可飽和リアクトルSR3で1パルス発振時に発生する熱量Pを基準として、図1に示す磁気スイッチ部2の各可飽和リアクトル21-n、22-nで発生する熱量P21、P22を算出する。なお説明の便宜上、圧縮用リアクトル21-nと切替用リアクトル22-nのVt積は同一であり、非飽和時のインダクタンスも同一であるとする。また磁気スイッチ部2の前段に設けられた転送コンデンサC2の電圧はEであるとする。
先ず、パルス発振時に、切替用リアクトル22-1の磁気リセット量が最大(オフ)であり、切替用リアクトル22-2の磁気リセット量がゼロ(オン)である場合を想定する。
この場合、直列回路に印加される電圧は各リアクトル21-1、22-1で分圧されるため、圧縮用リアクトル21-1に印加される電圧Eoffは、前段のコンデンサに印加される電圧をEとした場合、
Eoff=(1/2)E
となり、切替用リアクトル22-1に印加される電圧Ecoffは
Ecoff=(1/2)E
となる。
また、圧縮用リアクトル21-2に印加される電圧Eonは
Eon=E
となり、切替用リアクトル22-2に印加される電圧Econは
Econ=0
となる。電圧Econが0となるのは切替用リアクトル22-2の磁気リセット量がゼロすなわち磁気飽和状態になっているためである。こうした状況下での各リアクトルの発熱量は次のように算出される。
コアの発熱量は磁束密度変化量の二乗で大きくなる。このため圧縮用リアクトル21-1の発熱量Poffは
Poff=(1/4)P … (1)
となり、切替用リアクトル22-1の発熱量Pcoffは
Pcoff=(1/4)P … (2)
となる。
また、圧縮用リアクトル21-2の発熱量Ponは
Pon=P … (3)
となり、切替用リアクトル22-2の発熱量Pconは
Pcon=0 … (4)
となる。
ここまで説明したのは、「パルス発振時に、切替用リアクトル22-1の磁気リセット量が最大(オフ)であり、切替用リアクトル22-2の磁気リセット量がゼロ(オン)である場合」の各リアクトル21-n、22-nの発熱量である。この逆の場合、すなわち「パルス発振時に、切替用リアクトル22-1の磁気リセット量がゼロ(オン)であり、切替用リアクトル22-2の磁気リセット量が最大(オフ)である場合」は圧縮用リアクトル21-nの発熱量Poff、Ponが入れ替えられ、また切替用リアクトル22-nの発熱量Pcoff、Pconが入れ替えられる。図1に示す磁気スイッチ部2では各直列回路のオンとオフが交互に切り替えられるため、各可飽和リアクトル21-n、22-nの発熱量は1パルス発振毎に交互に変化する。そこで1パルス当たりの発熱量P21、P22としては平均値を算出する。
上記(1)式および(3)式の結果から、各圧縮用リアクトル21-nの1パルス当たりの発熱量の平均値P21は
P21=(1/2)×Poff+(1/2)×Pon=(5/8)P
となり、上記(2)式および(4)式の結果から、各切替用リアクトル22-nの1パルス当たりの発熱量の平均値P22は
P22=(1/2)×Pcoff+(1/2)×Pcon=(1/8)P
となる。
このように磁気スイッチ部2の各圧縮用リアクトル21-1の発熱量P21は(5/8)Pとなり、各切替用リアクトル22-1の発熱量P22は(1/8)Pとなる。これらの発熱量P21、P22は図5に示す従来の可飽和リアクトルSR3の発熱量Pよりも低下している。したがってレーザ装置の繰り返し周波数を上げても可飽和リアクトルのコアの温度上昇が低く抑えられ、レーザ装置の繰り返し周波数を上げることが可能となる。
ここまでは磁気スイッチ部2に2つの直列回路を設けた形態について説明したが、直列回路は2以上あればよい。以下では第2の実施形態として直列回路が3つある場合を例にして説明する。
図3は第2の実施形態の放電回路を示す。図3に示す放電回路は磁気スイッチ部2に3つの直列回路を有する。
図3に示す磁気スイッチ部2においては、3個の直列回路、すなわち圧縮用リアクトル21-1および切替用リアクトル22-1からなる直列回路と圧縮用リアクトル21-2および切替用リアクトル22-2からなる直列回路と圧縮用リアクトル21-3および切替用リアクトル22-3からなる直列回路とが互いに並列に接続されている。
切替制御部3は、切替用リアクトル12-n毎に設けられる励磁回路31-nを有する。各励磁回路31-nは電流源33-nと巻線34-nとを有する。したがって巻線34-nに流れる電流を適宜調整することによって、切替用リアクトル22-nの磁気リセット量を最大とゼロとの間で切り替えることが可能となる。切替制御部3はパルス発振毎に切替用リアクトル22-nの磁気リセット量を最大とゼロとの間で切り替える。
本実施形態では、切替用リアクトル22-nの一つが磁気リセット量ゼロになり残りが磁気リセット量最大になるようにする。
ここで各圧縮用リアクトル21-nと各切替用リアクトル22-nの発熱量の平均値P21、P22を算出する。
上記(1)式および(3)式の結果から、各圧縮用リアクトル21-nの1パルス当たりの発熱量の平均値P21は
P21=(2/3)×Poff+(1/3)×Pon=(1/4)P
となり、上記(2)式および(4)式の結果から、各切替用リアクトル22-nの1パルス当たりの発熱量の平均値P22は
P22=(2/3)×Pcoff+(1/3)×Pcon=(1/6)P
となる。
このように磁気スイッチ部2の各圧縮用リアクトル21-1の発熱量P21は(1/4)Pとなり、各切替用リアクトル22-1の発熱量P22は(1/6)Pとなる。これらの発熱量P21、P22は図5に示す従来の可飽和リアクトルSR3の発熱量Pよりも低下している。したがってレーザ装置の繰り返し周波数を上げても可飽和リアクトルのコアの温度上昇が低く抑えられ、レーザ装置の繰り返し周波数を上げることが可能となる。
図4は第3の実施形態の放電回路を示す。図4に示す放電回路は最終段の磁気スイッチ部2に2つの直列回路を有すると共に、1段目の磁気スイッチ部1にも2つの直列回路を有する。
1段目の磁気スイッチ部1は、圧縮用リアクトル11-nと切替用リアクトル12-nとが直列接続された直列回路をn個有し、n個の直列回路が互いに並列に接続された並列回路である。図4に示す磁気スイッチ部1においては、2個の直列回路、すなわち圧縮用リアクトル11-1および切替用リアクトル12-1からなる直列回路と圧縮用リアクトル11-2および切替用リアクトル12-2からなる直列回路とが互いに並列に接続されている。
切替制御部4は、切替用リアクトル12-n毎に設けられる励磁回路41-nを有する。各励磁回路41-nは電流源43-nと巻線44-nとを有する。したがって巻線44-nに流れる電流を適宜調整することによって、切替用リアクトル12-nの磁気リセット量を最大とゼロとの間で切り替えることが可能となる。切替制御部4はパルス発振毎に切替用リアクトル12-nの磁気リセット量を最大とゼロとの間で切り替える。
本実施形態のように、最終段以外の磁気スイッチ部に圧縮用リアクトル21-nと切替用リアクトル22-nの直列回路を複数並列に設けてもよい。将来的にはレーザ装置の繰り返周波数の更なる増加が予想されるため、最終段以外の磁気スイッチ部も発熱量の上昇が予想される。本実施形態によれば、最終段以外の磁気スイッチ部の発熱量上昇を抑制できる。
第1の実施形態の放電回路を示す図。 切替制御部の構成を示す図。 第2の実施形態の放電回路を示す図。 第3の実施形態の放電回路を示す図。 レーザチャンバ内の主放電電極間で放電を発生させる放電回路の一例を示す図。 放電回路の動作を説明するための図。
符号の説明
1、2…磁気スイッチ部 3…切替制御部 10…磁気パルス圧縮回路
21-1、21-2…磁気圧縮用可飽和リアクトル(圧縮用リアクトル)
22-1、22-2…回路切替用可飽和リアクトル(切替用リアクトル)
31-1、31-2…励磁回路 33-1、33-2…電流源 34-1、34-2…巻線
HV…高電圧電源 SV…固体スイッチ C0…主コンデンサ
C-1、C-2…転送コンデンサ SR-1…磁気アシスト E、E…主放電電極

Claims (2)

  1. 高電圧電源(HV)と、
    前記高電圧電源(HV)によって充電される主コンデンサ(C0)と、
    固体スイッチ(SW)がオンされるに応じて前記主コンデンサ(C0)の電圧が印加される磁気アシスト(SR1)と、
    転送コンデンサ(C1,…,Cn)および磁気スイッチ部(1,…,n)をそれぞれk(kは2以上の整数)個有し、n(n=1〜k)段目の転送コンデンサ(Cn)がn−1段目の磁気スイッチ部(n-1)を介してn−1段目の転送コンデンサ(Cn-1)に並列に接続されており、前記磁気アシスト(SR1)の磁気飽和に応じて前記主コンデンサ(C0)から1段目の転送コンデンサ(C1)に電荷が転送され、n−1段目の磁気スイッチ部(n-1)の磁気飽和に応じてn−1段目の転送コンデンサ(Cn-1)からn段目の転送コンデンサ(Cn)に順次電荷が転送される磁気パルス圧縮回路(10)と、
    前記磁気パルス圧縮回路(10)のk段目の磁気スイッチ部(k)を介してk段目の転送コンデンサ(Ck)に並列に接続されるピーキングコンデンサ(Cp)と、
    前記ピーキングコンデンサ(Cp)に並列に接続される一対の主放電電極(E,E)と、
    を備えた放電励起ガスレーザの放電回路において、
    磁気圧縮用の可飽和リアクトル(21-1,…,21-n)と回路切替用の可飽和リアクトル(22-1,…,22-n)との直列回路を複数有し、当該複数の直列回路が互いに並列に接続された並列回路を前記k段目の磁気スイッチ部(k)に備え、
    パルス発振毎に前記回路切替用の可飽和リアクトル(22-1,…,22-n)の磁気リセット量を変化させて、当該回路切替用の可飽和リアクトル(22-1,…,22-n)のうち一以上の可飽和リアクトルの磁気リセット量をゼロにしてオンにすると共に残りの回路切替用の可飽和リアクトルの磁気リセット量を最大にしてオフにすること
    を特徴とする放電励起ガスレーザの放電回路。
  2. 磁気圧縮用の可飽和リアクトル(11-1,…,11-n)と回路切替用の可飽和リアクトル(12-1,…,12-n)との直列回路を複数有し、当該複数の直列回路が互いに並列に接続された並列回路を前記k段目より前段の磁気スイッチ部(1)に備え、
    パルス発振毎に前記回路切替用の可飽和リアクトル(12-1,…,12-n)の磁気リセット量を変化させて、当該回路切替用の可飽和リアクトル(12-1,…,12-n)のうち一以上の可飽和リアクトルの磁気リセット量をゼロにしてオンにすると共に残りの回路切替用の可飽和リアクトルの磁気リセット量を最大にしてオフにすること
    を特徴とする請求項1記載の放電励起ガスレーザの放電回路。
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