JP4748114B2 - 空気清浄装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空気清浄装置を示す概略破断図である。図2は、実施の形態1における空気清浄装置のノズルと対向電極部の概略斜視図を示す。
まず、図3に示すように、導体を設けた絶縁管を取り付けていない放電電極であるノズル3とリング状の対向電極7との間に電源12により直流高電圧を印加すると、高電圧によるコロナ放電が発生し、ノズル3から水を吐出させると、水滴16は静電霧化現象によって微細な水滴となって放散する。さらに、この微細な水滴16は放電により帯電し、イオン化され、対向電極7に引き寄せられながら落下し、コーン状の霧スプレーが形成される。イオン化された水滴16が被処理空気に散布されることにより、浮遊塵は水滴と接触して水滴に取り込まれて収集される。また、水滴が臭気物質を溶かし込み除去する他、殺菌効果を有する液体を使用することにより除菌の効果も果たすことができる。
図7は、絶縁管が装着されていない場合の水滴の散布状況を示すものである。図7のチャートAは、図3における正常時の水滴の散布状況を示すもので、ノズル3から吐出された水滴16は、全方位に均等に散布されていることが分かる。これに対して、図7のチャートBは、図4における対向電極7の特定の箇所に水滴20が付着した場合における水滴16の散布状況を示すもので、ノズル3から吐出された水滴16は、対向電極7の水滴20が付着している方向に電界が集中することによって、散布状況が大きく偏っていることが分かる。このように、水滴あるいは異物などが対向電極7に付着していると散布状況が大きく偏向してしまう。
空気清浄装置1の処理筒2内に送風ファン13により、吸気口13から被処理空気14を導入する。処理筒2内に設置されたノズル3に水タンク10からポンプ11により給水管9を通してノズル3に水8が供給され、ノズル先端3aから水滴16を押し出しながら、放電電極であるノズル3と対向電極7との間に電源12により直流高電圧が印加され、放電が開始されると、高電圧による静電霧化作用によって、ノズル3から吐出される水滴16は、プラスの電荷に帯電されイオン化される。絶縁管4の外側面に縞状に設けられた複数の導体5も水8を介してプラスの電荷で帯電されているため、帯電した水滴16は、ノズル3と同じ電位となる導体5の斥力を受け、導体5のない部分に集中し、霧状にて放散され、静電気力により対向電極7に向かって引き寄せられる。モータ6により絶縁管4が回転されているため、導体5も回転することになり水滴16が放出される方向も時間とともに移動する。これにより、全方位に均等に下方に散布される。送風ファン15により、送り込まれた被処理空気14は、イオン化された水滴16と接触し、浮遊塵や臭気物質を取り込んだ水滴16は、送風により対向電極7を通過し、ドレインパン17で回収される。清浄化された清浄空気18は、処理筒2下方に設けられた排出口19から排出される。ここで、絶縁管4は、ノズル3の先端3aよりも1から2mm突出させて取り付けられているため、ノズル先端3aで水8を表面張力により安定して保持することができる。水滴20が対向電極7に付着しても、絶縁管4を回転しているためその影響を受けない。
図10は、本発明の実施の形態2における空気清浄装置のノズルと対向電極部を示す概略斜視図である。
図10に示すように、絶縁管4の外側面には、縞状の導体5とともに複数の羽21が取り付けられている。絶縁管4はノズル3に回転可能に装着されている。実施の形態1と同様、ノズル3と空間を隔ててリング状の対向電極7が配置されている。他の構成は実施の形態1と同様であるので、図を省略した。また、図1および図2と同一符号は、同一または相当部分を示す。
図11は、本発明の実施の形態3における空気清浄装置のノズルと対向電極部を示す概略斜視図である。
図11に示すように、絶縁管4の外側面に、風車22がその回転板23が絶縁管4と接触するように設置されている。絶縁管4はノズル3に回転可能に装着されている。実施の形態1と同様、ノズル3と空間を隔ててリング状の対向電極7が配置されている。他の構成は実施の形態1と同様であるので、図を省略した。また、図1および図2と同一符号は、同一または相当部分を示す。
図12は、本発明の実施の形態4における空気清浄装置のノズルと対向電極部を示す概略斜視図である。
図12に示すように、電源12はノズル3だけでなく、絶縁管4の導体5にも接続されており、導体5にスリップリング24を介して直流高電圧を直接、印加できるようにしたものである。実施の形態2と同様、絶縁管4には羽21が取り付けられており、絶縁管4はノズル3に回転可能に装着されている。実施の形態1と同様、ノズル3と空間を隔ててリング状の対向電極7が配置されている。他の構成は実施の形態1と同様であるので、図を省略した。また、図1および図2と同一符号は、同一または相当部分を示す。
3 ノズル(放電電極)
4 絶縁管
5 導体
6 モータ
7 対向電極
8 水
9 給水管
12電源
15 送風ファン
16 水滴
21 羽
22 風車
24 スリップリング
Claims (8)
- 液体供給手段から供給される液体を吐出するノズルと、
外側面に管の長手方向に少なくとも1以上の縞状の導体が設けられ、回転可能に前記ノズルに装着された絶縁管と、
前記絶縁管を回転させる手段と、
前記ノズルに対して空間を隔てて配設されたリング状の対向電極と、
前記ノズルと前記対向電極との間に直流電圧を印加する電源と、
を備えたことを特徴とする空気清浄装置。 - 絶縁管がノズルの先端よりも突出して装着されていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
- 絶縁管を回転させる手段は、モータにより前記絶縁管を回転させるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄装置。
- 絶縁管を回転させる手段は、送風ファンと、前記絶縁管に取り付けられた羽とで構成され、前記送風ファンによる風力にて前記絶縁管を回転させるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄装置。
- 絶縁管を回転させる手段は、送風ファンと、前記絶縁管に取り付けられた風車とで構成され、前記送風ファンによる風力にて前記風車を回転させ、前記絶縁管を回転させるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄装置。
- 吐出する液体にオゾンが含有されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の空気清浄装置。
- 吐出する液体に過酸化水素が含有されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の空気清浄装置。
- 絶縁管の導体がノズルと同電位となるように電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の空気清浄装置。
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