JP4747738B2 - ステープル処理装置 - Google Patents

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本発明は、シート束をステープルで綴るステープル処理装置、特にシート束の厚さに応じた長さに針先端部をカットした後そのカットされたステープルによりシート束を綴るステープル処理装置に関する。
最近、画像形成装置のオンライン化が進み、画像形成後のシートにステープル処理(ホチキス綴じ)、パンチ処理、紙折り処理など種々の後処理を施す後処理装置を装備した複写機やプリンターが広く用いられつつある。
このステープル処理装置の分野において、1又は複数のステープル処理位置を含む軌道上を移動して、ステープル処理の対象となるシート束をステープルで綴るステープル処理を行なうステープラユニットを備えたステープル処理装置が知られている。
このステープル処理装置のなかでも、ステープル処理の対象となるシート束の枚数の多少に関わらず1種類のステープル(針)で綴じ処理を行なうステープル処理装置では、綴じるべきシート束の枚数が少ない場合には、折り曲げられたステープルの先端が長くなり過ぎてステープル処理後の冊子の見栄えが悪くなるという問題がある。
この問題の解決を図るために、長さの異なる複数種類のステープルを用意しておき、綴じるべきシート枚数に応じてステープルを取り換えるようにしたステープル処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、このステープル処理装置では、ステープルの取換え作業が煩雑になり操作性が悪いという問題がある。
そこで、余分な針先端部をカットするカッタを有するステープラユニットが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。このステープラユニットには、軌道上のステープル処理位置に移動して実施されるステープル処理の際に、カットした針屑を一時的に収容する収容部が設けられており、その収容部に収容された針屑は、軌道上に設けられた針廃棄位置に配備された針回収ボックス内に廃棄される。
特開2001−334502号公報(第2−4頁、図20) 実公平3−25931号公報(第1−2頁、図1)
しかし、従来のステープル処理装置においては、針屑が針回収ボックス内で山形に堆積するために針回収ボックスが満杯となる前に針屑の山の頂部が針屑の投入口レベルに達してしまうので、針回収ボックスの内容積が十分には利用されないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、針回収ボックスの内容積の有効利用が図られたステープル処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のステープル処理装置は、
1又は複数のステープル処理位置と針廃棄位置との間で移動し、複数枚重ねられたシートからなるステープルで綴る対象となるシート束の厚さに応じた長さに針先端部をカットしてカットされた針屑を収容部に収容するとともに、ステープル処理位置において該シート束をステープルで綴り、針廃棄位置に移動して上記収容部内の針屑を廃棄するステープラユニットとを備えたステープル処理装置において、
上記針廃棄位置に配備され、上記収容部から廃棄された針屑が投入される投入口を有し該投入口に投入された針屑を回収する針回収ボックスを備え、
上記針回収ボックスは、上記投入口に投入された針屑が所望の方向に落下するように誘導する落下誘導部材を備えたことを特徴とする。
本発明のステープル処理装置によれば、上記の落下誘導部材を備えたことにより、投入口に投入された針屑を所望の方向に落下させることが可能となるので、針屑は針回収ボックス内にほぼ平均にばらまかれて堆積し、針回収ボックスが満杯になる前にステープル処理が中止するのを抑制することができる。
ここで、上記落下誘導部は、針屑を誘導する傾斜面を有する板状部材であることが好ましい。
本発明のステープル処理装置を上記のように構成した場合は、板状部材の傾斜角を適切に設定することにより針回収ボックス内に形成される針屑の堆積の形状を自在に制御することが可能となる。
また、上記板状部材は、該板状部材が前記針回収ボックスの投入口よりも該針回収ボックス内部に突出したものであり、かつ突出した先端側の側縁が、対向する針回収ボックスの内壁との間に、針屑の最大寸法に相当する距離を隔てて配備されたものであることも好ましい。
本発明のステープル処理装置を上記のように構成した場合は、針屑を板状部材の側縁から落下させることができるので針回収ボックスの内容積を有効に活用することが可能となる。
また、上記板状部材は、該板状部材の両側縁それぞれとそれぞれ対向する針回収ボックスの内壁との間に、針屑の最大寸法に相当する距離を隔てて配備されたものであることも好ましい態様の一つである。
本発明のステープル処理装置を上記のように構成した場合は、針屑を板状部材の両側の側縁から落下させることができるので針回収ボックスの内容積をより有効に活用することが可能となる。
また、上記板状部材は、該板状部材の傾斜面下端縁が前記針回収ボックス内に入り込んでおり、かつ該傾斜面下端縁と前記針回収ボックスの内壁との間に、針屑の最大寸法に相当する距離を隔てて配備されたものであることも好ましい態様の一つである。
本発明のステープル処理装置を上記のように構成した場合は、針屑を板状部材の傾斜面の下端縁から落下させることができるので針回収ボックスの内容積をより有効に活用することが可能となる。
さらに、上記傾斜面が、導電性部材からなるものであることも好ましい態様の一つである。
本発明のステープル処理装置を導電性部材からなるものとした場合は、板状部材の傾斜面上を辷り落ちる針屑と傾斜面との摩擦による静電気の発生が抑制され、静電気により針屑が固まって落下しにくくなるのを抑制することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、針回収ボックスの内容積の有効利用が図られたステープル処理装置を実現することができる。
以下図面を参照して本発明のステープル処理装置の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のステープル処理装置が組み込まれたシート処理装置の全体構成を示した図である。
図1に示すシート処理装置2は、例えば、電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置1に接続され、その後処理装置として用いられる。このシート処理装置2は、画像形成装置1に接続されるトランスポートユニット3、このトランスポートユニット3にて取り込まれたシートに対して折り処理を施す折りユニット4、この折りユニット4を通過したシートに対して所定の最終処理を施すフィニッシャ5、冊子の表紙となる厚紙などの合紙を供給するインターポーザ6を備えている。本発明の一実施形態のステープル処理装置10は、これらの各ユニットのうちのフィニッシャ5に搭載されており、このフィニッシャ5内には、ステープル処理装置10の制御を含めた図1に示すシート処理装置2全体の制御を行う制御部7が配備されている。
これらの各ユニットにて構成されるシート処理装置2では、本実施形態のステープル処理装置10によって行われる、複数枚重ねられたシートをステープルで綴るステープル処理の他、フィニッシャ5に設けられた中綴じ製本機能部30によって行われる、複数枚重ねられたシートを中綴じして製本する中綴じ製本処理、折りユニット4に設けられた折り機能部50によって行われる、シートに対して内三折り(C折り)や外三折り(Z折り)を施す折り処理、フィニッシャ5に設けられたパンチ機能部70によって行われる、2穴や4穴の穴あけ(パンチ)を施すパンチ処理、およびインターポーザ6などで構成された合紙機能部80によって行われる、シート束の表紙に用いられる厚紙や窓空きシートなどの合紙を供給する合紙処理等が実施される。
次に、本実施形態のステープル処理装置10について詳述する。
図2は、図1に示すシート処理装置のフィニッシャに搭載された本実施形態のステープル処理装置を示す図である。
図2に示すステープル処理装置10は、搬送されるシートをガイドする搬送ガイド101,102、搬送されてきたシートを検知して各機構部の動作を制御するための信号を出力するコンパイルイクジットセンサ103、搬送ガイド101,102の間を通って搬送されたシートを順次に送り込む搬送ローラ対104、搬送ローラ対104により送り込まれたシートを積み重ねた状態で積載するコンパイルトレイ105を備えている。また、図2に示すステープル処理装置10は、ステープル綴じされたシート束(冊子)を積み重ねて積載する排出トレイ109を備えている。ステープル処理が施されたシート束を積み上げていくと、どうしてもシート束の、ステープル処理が施された部分が盛り上がってしまい、最後には、積み上げられたシート束が崩れ落ちてしまう。このため、この排出トレイ109には、シート束の崩れ落ちを防止するためにシート束の最大積載部数が定められている。また、コンパイルトレイ105には、縦方向揃え(シート搬送方向揃え)の基準壁となる縦基準壁151がシート排出方向の反対側に設けられている。さらに、コンパイルトレイ105には、横方向揃え(シート搬送方向と直交する方向)の基準壁となる横基準壁(図示せず)が、例えば装置の手前側(フロント側)に設けられている。
また、各機能を実行する機構部として、コンパイルトレイ105に送り込まれるシートについて、縦方向(シート搬送方向)のシート揃えを実行する縦方向揃え部110、縦方向揃え部110によるシート搬送方向(縦方向)のシート揃えを補助する縦揃え補助部120、コンパイルトレイ105に重ねられた複数のシートの整合性を良くするために、ステープル綴じを実行する際、それらのシートを押さえると共に、ステープル綴じが終了した後のシート束を排出するシート束支持・排出部130、コンパイルトレイ105に供給されるシートについて、シート搬送方向に直交する方向(横方向)に対してシート揃えを実行する横方向揃え部140、縦方向のシート揃えに際して壁となってシート揃えを行うエンドウォール151を含み、このエンドウォール151を駆動させる機構を有するエンドウォール部150を備えている。また、コンパイルトレイ105に供給された複数枚のシートに対してステープル綴じを施すステープラユニット160、コンパイルトレイ105内のシートを支えるガイドであるシェルフ171を含み、このシェルフ171を駆動させる機構を有するシェルフ機構部170も備えている。さらに、ステープル処理装置10は、ここでは不図示のレール部材を備えており、ステープラユニット160はこのレール部材の上を移動する。
まず、縦方向揃え部110について簡単に説明する。縦方向揃え部110は、コンパイルトレイ105に順次、供給されるシートをエンドウォール151に押し当てるコンパイルパドル111、コンパイルパドル111を上下動(リトラクト/アドバンス動作)させるコンパイルパドルアップ/ダウンソレノイド112、コンパイルパドルアップ/ダウンソレノイド112に連動して回動やスライドをするリンク113,114、カールの強いシートを押さえる等、シート揃えを助けるための規制ガイド115,116を備えている。コンパイルパドル111は、例えばEPDMで形成され、1つのコンパイルパドル111に3本程度の羽根が取り付けられている。この羽根によって、コンパイルトレイ105に供給されるシートの後端をエンドウォール151に押し当てている。この押し当てによって、シートの後端(縦方向)の揃えを実行している。
次に、縦揃え補助部120について簡単に説明する。縦揃え補助部120は、コンパイルトレイ105に供給されるシートをエンドウォール151に押し当てる動作を補助するサブパドル121、例えば、シート枚数が所定枚数(50枚)になった時点でサブパドル121の位置を上昇させる等、サブパドル121を上下動(リトラクト/アドバンス動作)させるサブパドルアップ/ダウンソレノイド122、サブパドルアップ/ダウンソレノイド122に連動してサブパドル121を上下動させるリンク123,124を備えている。サブパドル121は、コンパイルパドル111と同様に、例えばEPDMで形成され、1つのサブパドル121に3本程度の羽根が取り付けられている。この羽根によって、コンパイルトレイ105に供給されるシートの縦揃えを補助している。
続いて、シート束支持・排出部130についても簡単に説明する。シート束支持・排出部130は、対向ロール139に押圧し、シートの支持とシート束の排出を行うイジェクトロール131、例えば、Z形に折られたシートの折部近傍を押さえ込む押さえ込みロール132を有している。この押さえ込みロール132は、イジェクトロール131よりもコンパイル方向側(シート排出方向と反対側)に設けられ、例えばA3サイズのシート(A3SEF)がZ形に折られてA4サイズとなったときのシートの折部近傍を押さえ込むことができるように構成されている。イジェクトロール131および押さえ込みロール132は、回動中心軸137を中心として回動する。コンパイルトレイ105上でステープル綴りが行われシート束となった複数枚のシートは、イジェクトロール131と対向ロール139によって挟み込まれる。イジェクトロール131は不図示のイジェクトモータによって回転し、シート束を排出トレイ109に向けて排出する。なお、不図示のイジェクトモータは、シート束が排出された後、空のコンパイルトレイ105に最初にシートが搬送されるタイミングにて、排出方向と反対方向であるコンパイル方向に向かってシートを搬送するように、イジェクトロール131を逆回転させる。
次いで、図2に示す横方向揃え部140について簡単に説明する。この横方向揃え部140は、シート搬送方向と直交する方向にスライドし、コンパイルトレイ105に送り込まれてきたシートについて、例えば装置のリア側からフロント側に向けて、1枚ごとに横揃えを行うタンパ141、タンパ141を往復動させる駆動源であるタンパモータ142、タンパモータ142の駆動力をタンパ141に伝達するベルト143を備えている。
続いて、ステープラユニット160について説明する。
図3は、いままで図示省略されていたレール部材の上に載せられたステープラユニットを示す図である。
図3に示すステープラユニット160は、針廃棄位置と複数のステープル処理位置とを結ぶレール部材180上を移動するものである。このレール部材180の延在方向中央位置には、ステープラユニット160がその中央位置に位置しているか否かを検出するステープルセンターポジションセンサ166が設けられている。レール部材180は、ベース191上に形成されたものであって、直線部分1801と、その直線部分1801の両端それぞれに接続されたR部分1802,1803とを有する。図3には、右側のR部分1803に位置するステープラユニット160が示されている。この図3に示すステープラユニット160の位置は針廃棄位置であり、ステープル処理装置の筐体、すなわちここでは図1に示すフィニッシャ5の筐体の外になる位置である。ここで、図3とともに図4も用いて説明する。
図4は、図1に示すシート処理装置を、フロント側パネルを取り外して示す斜視図である。
この図4は、シート処理装置を、操作者側を向くフロント面側から見たときの斜視図であり、紙面手前側がフロント側になる。図4には、図3に示すステープラユニット160が、フィニッシャ5の筐体フレーム5aの外、すなわちステープル処理装置10の筐体外のフロント面側に位置している様子が示されている。図4に示すステープラユニット160は、図3に示すステープラユニット160と同じく、針廃棄位置に位置するものである。本実施形態における針廃棄位置は、筐体外のフロント面側に設けられた位置であって、ステープラユニット160のホーム位置である。ステープラユニット160を所望の位置に停止させるためにはセンサが必要であるが、このように針廃棄位置とホーム位置が一致していることで、センサを兼用させることができコストダウンにつながる。また、この針廃棄位置は、複数のステープル処理位置のうちの一つのステープル処理位置でもある。したがって、針廃棄位置に配備するセンサを、ステープル処理位置に配備するセンサとさらに兼用させることができ、さらなるコストダウンにつながる。
図3に示すステープラユニット160は、ステープル綴じを実際に行うステープル部161、ステープルの針先端部を、形成するシート束の厚み又は枚数に応じた量だけカットするカッタ部162、およびカッタ部162によりカットされた針屑を収容する収容部163を備えている他、このステープラユニット160の、レール部材180上の移動の駆動源となるステッピングモータであるステープルムーブモータ164、ステープル部161がステープラの移動動作を行ったことを検知するステープルムーブセンサ165も備えている。さらに、ステープラユニット160は、図2に示すように、ステープル部161がステープル動作を行ったことを検知するステープル動作検知センサ167も備えている。ステープル部161には、複数枚重ねられたシートにステープルを打ち込むステープル打ち込み口が設けられているが、図4に示すステープル部161の反対側に位置するため図示されていない。図2に示すステープラユニット160は、図3に示すレール部材180の直線部分1801に位置するステープラユニットを、その直線部分1801の延在方向側から見た図であり、エンドウォール151がステープル打ち込み口の近傍に位置している。収容部163は、図1に示す排出トレイ109に定められた最大積載部数のシート束を得るのに必要な数のステープルからカットされる針屑を総て収容する容積以上の内容積を有するものである。
また、本実施形態のステープル処理装置10は、ダクトシュータ181と針回収ボックス182を備えており、これらのダクトシュータ181および針回収ボックス182は針廃棄位置に配備されたものであり、針回収ボックス182は取り外し自在なものである。図3には、ダクトシュータ181が示されており、図4には、針廃棄位置へ移動したステープラユニット160の下に位置するダクトシュータ181、そのダクトシュータ181の下に位置する針回収ボックス182が示されている。収容部163に収容された針屑は、針廃棄位置へ移動したステープラユニット160からダクトシュータ181を介して針回収ボックス182の投入口1821へ投入される。針回収ボックス182が配備された針廃棄位置は、筐体の外であるため、収容部163(図3参照)に収容された針屑を針回収ボックス182へ廃棄する際、このステープル処理装置10が設けられた図1に示すフィニッシャ5の内部に針屑が散乱してしまうことが防止される。また、針回収ボックス182はフロント面側に配備されたものであり、取り外し操作が容易である。さらに、ダクトシュータ181によって、フィニッシャ5の外に針屑が散乱してしまうことも防止されている。
また、収容部163、ダクトシュータ181、および針回収ボックス182はいずれも、導電性部材で構成されたものであり、静電気による針屑の引っかかりを防止している。この結果、これら各部材163,181,182にもたせる斜度の自由度が広がり、各部材の形状設計が容易になっている。
図5および図6は、収容部から針回収ボックスへの針屑の廃棄の様子を示す図である。
図5には、針廃棄位置から離れた位置にあるステープラユニットの収容部周辺が示されており、図6には、針廃棄位置にあるステープラユニットの収容部周辺が示されている。
収容部163の底部には、収容した針屑を廃棄する廃棄口1631(図6参照)が設けられているとともに、その廃棄口1631をヒンジ機構1632aによって開閉自在に覆う開閉蓋1632が配備されている。この開閉蓋1632は、不図示のバネによって廃棄口1631を塞ぐ方向に付勢されている。ステープル処理装置10には、針廃棄位置へ向けて移動してくるステープラユニット160の収容部163に配備された開閉蓋1632に係合する係合ピン185が設けられている。また、開閉蓋1632には、この係合ピン185と係合する係合部1633が設けられている。ステープラユニット160が針廃棄位置近傍まで移動してくると、開閉蓋1632に設けられた係合部1633に係合ピン185が当接する。さらに、ステープラユニット160が針廃棄位置へ向けて移動すると、係合ピン185によって係合部1633が押され、開閉蓋1632が、不図示のバネによる付勢力に抗して図6に示す矢印方向に回動し始める。すなわち、開閉蓋1632が開き始める。そして、ステープラユニット160が針廃棄位置へ到達すると、図6に示すように、開閉蓋1632は開ききった状態になり、廃棄口1631から針屑が廃棄される。したがって、本実施形態のステープル処理装置10では、ステープラユニット160が針廃棄位置へ到達すれば、収容部163は空の状態になる。また、上述のごとく、本実施形態のステープル処理装置10では、ステープル処理位置として最も使用頻度が高い位置が針廃棄位置と一致しているため、生産性を低下させることなく針屑の廃棄を頻繁に行うことができ、収容部163における針屑のオーバーフローの可能性を低減させることと、生産性の低下を極力抑えることが両立されている。さらに、針廃棄位置がホーム位置であることから、収容部163に貯まった針屑はことあるごとに針回収ボックス182へ廃棄され、収容部163のオーバーフローが起こりにくい。
また、図5に示すように、収容部163の廃棄口1631は、ヒンジ機構1632aから離れた位置に設けられている。これは、廃棄口1631から廃棄された針屑の落下経路から、開閉蓋1632を完全に退避させるためになされた工夫である。
ここで、図6とともに図3および図4を再び用いて説明を続ける。図3に示すステープラユニット160が有する収容部163の廃棄口1631は、レール部材180のR部分1803の外周側に位置している。また、図示されていない、ステープル部161のステープル打ち込み口は、R部分1803の内周側に位置している。すなわち、ステープル部161はR部分1803の内周側を向いている。このため、直線部分1801からR部分1803に移動してきたステープラユニット160は、不図示のステープル打ち込み口が設けられた前側よりも、廃棄口1631が設けられた後ろ側を大きく移動させながら、直線部分1801における姿勢に対して斜め45°を向いた図3に示す姿勢に姿勢変化する。すなわち、ステープラユニット160は、針廃棄位置では、コンパイルトレイ105(図2参照)の傾きと略同一線上に傾いた状態で、廃棄口1631の部分をさらに筐体の外側に傾けた姿勢になる。
また、ダクトシュート181は、図3,図4に示すように筐体の外部に固定配置されたものであり、図3に示す収容部163の底部を側方から覆うように上方に延びた飛散防止板1811を有する。すなわち、この飛散防止板1811は、収容部163の、開いた開閉蓋1632とは反対側、つまり、開閉蓋1632のヒンジ機構1632aとは反対側に位置するものである。針廃棄位置では、収容部163の廃棄口1631は、開ききった開閉蓋1632とこの飛散防止板1811との間に位置し、廃棄口1631から廃棄された針屑が側方に飛び出してしまうことが開閉蓋1632と飛散防止板1811によって防止されている。なお、上述した係合ピン185は、図3に示す飛散防止板1811に取り付けられている。また、飛散防止板1811は収容部163に設けてもよい。
以上説明した本実施形態のステープル処理装置10は、ジョブに従ってステープル綴りされたシート束を形成する。ここにいうジョブは、複数枚重ねられたシートの一箇所をステープルによって綴るステープル処理を、複数のステープル処理位置の中から選択された1又は複数のステープル処理位置で行ない1又は複数部のシート束を形成することを指示するものである。このジョブは、図1に示す画像形成装置とシート処理装置とを併せたシステムのUI(ユーザ・インターフェース)として用意された操作パネルを操作者が操作することによって決定される。
図7は、本実施形態のステープル処理装置の収容部を示す図である。
図7に示す収容部163の内部には満杯検出センサ1635が示されている。この満杯検出センサ1635は、投光部1635aと受光部1635bを備えており、針屑が収容部163に貯まり、投光部1635aからの光が針屑によって遮られることで収容部163が針屑によって満杯になったことを検出する。制御部7(図1参照)は、この満杯検出センサ1635からの検出結果に基づき、ステープラユニット160を針廃棄位置へ移動させる。
本実施形態のステープル処理装置では、シート束の、排出トレイ109(図2参照)への排出を、イジェクトモータ(図示せず)の回転によってカウントしており、このステープル処理装置10には、排出トレイ109に積載されたシート束の部数が最大積載部数に達した時点で以降のシート束の形成を中断させる制限モードが用意されている。また、排出トレイ109に積載されたシート束の部数が最大積載部数に達してもシート束の形成を継続させる制限解除モードも用意されている。これらのモードの切り替えは、前述の操作パネルに用意された不図示のモード切替ボタンを操作することで行われる。制限モードを設けることで、収容部163(図3参照)における針屑のオーバーフローを防止することができ、制限解除モードを設けることで、生産性の低下を抑えている。しかしながら、制限解除モードでは、収容部163においてオーバーフローが生じてしまうため、制御部7は、図2に示すステープル動作検知センサ167によってステープル部161のステープル動作をモニタして、制限解除モードでは、ステープル処理が1ジョブ中に所定回数以上行われると、シート束を排出した後であって次のシート束の形成を開始する前に、ステープラユニット160を、針廃棄位置へ一旦移動させ、その後、選択されたステープル処理位置へ復帰させる。ここにいう所定回数は、デュアルモードで想定した、シート束を最大積載部数得るのに必要なステープル処理回数である。ステープラユニット160を、このような、ジョブ中であっても、次のシートが貯まるまでのステープル処理が行われない間に、針廃棄位置へ一旦移動させることで、生産性の低下を最小限に抑えつつ、収容部163のオーバーフローの可能性を低減させている。なお、この際、排出トレイ109からシート束を取り去ることを促すメッセージを発報することが好ましい。
また、図1に示す画像形成装置では、シートサイズが小さいサイズのシートほど、画像形成間隔が短くなり、図2に示す搬送ローラ対104の、コンパイルトレイ105へのシート送り込み間隔も短くなる。ジョブ情報には、シートサイズを表すシートサイズ情報が含まれており、制御部7は、このシートサイズ情報をもとに、搬送ローラ対104によって所定サイズ以下のサイズのシートが送り込まれる場合には、ステープル処理が1ジョブ中に所定回数以上行われたことによりステープラユニット160が針廃棄位置へ一旦移動しステープル処理位置へ復帰するまでの間、搬送ローラ対104の駆動を制御して、次のシート束の1枚目のシートの送り込みタイミングを遅延させている。こうすることで、ステープル処理を受けるシートが総て揃うタイミングとステープラユニット160の復帰タイミングが一致し、スムーズなステープル処理が行われる。なお、制御部7は、図1に示す画像形成装置1の画像形成間隔を長めにとって画像形成装置1内の搬送ピッチを抑えるようにして、次のシート束の1枚目のシートの送り込みタイミングを遅延させるようにしてもよい。
次に、本実施形態のステープル処理装置に備えられる板状部材について説明する。
図8は、本実施形態のステープル処理装置に備えられる板状部材の側面図(a)および上面図(b)である。
図8(a)に示すように、この実施形態のステープル処理装置の針回収ボックス182は、前述の投入口1821に投入された針屑が所望の方向に落下するように誘導する板状部材183を備えている。
なお、本実施形態における板状部材183は、本発明にいう落下誘導部材に相当するものである。
本実施形態では、この板状部材183は針屑を誘導する傾斜面183aを有している。
この傾斜面183aは導電性部材から構成されている。このように傾斜面183aを導電性部材で構成することにより、板状部材183の傾斜面183a上を辷り落ちる針屑と傾斜面183aとの摩擦による静電気の発生が抑制され、静電気により針屑が固まって落下しにくくなることが防止される。
また、図8(a)に示すように、この実施形態の板状部材183は、板状部材183が針回収ボックス182の投入口1821よりも針回収ボックス182内部に突出したものであり、かつ、図8(b)に示すように、突出した先端側の側縁183bが、対向する針回収ボックスの内壁182bとの間に、針屑の最大寸法に相当する距離Lを隔てて配備されている。
ここで、針屑の最大寸法とは、この実施形態のステープル処理装置のカッタ部162(図3参照)により、ステープルの針先端部を、形成するシート束の厚み又は枚数に応じた量だけカットすることによって発生する針屑の最大寸法をいう。
また、この板状部材183は、板状部材183の傾斜面下端縁183eが針回収ボックス182内に入り込んでおり、かつ傾斜面下端縁183eと針回収ボックス182の内壁182aとの間に針屑の最大寸法に相当する距離Lを隔てて配備されている。
図9は、板状部材上に投入された針屑が傾斜面によって矢印方向に誘導されて落下する様子を示す図である。
この実施形態の板状部材183は、図8を参照して説明したような構成を有しているため、板状部材183上に投入された針屑は、図9に矢印で示したように、傾斜面183aにより誘導されて針回収ボックス182内にばらまかれた状態で落下するので、針屑は針回収ボックス182の底部182eにほぼ平均に堆積する。この板状部材183が設けられていない場合には、針屑が底部182eの一箇所に集中的に落下して山形に堆積し、短時間でその山の頂部が投入口1821のレベルに達してしまいステープル処理を中止せざるを得ない状態に陥ってしまう。このように、本実施形態では、板状部材183により、針回収ボックス182の内容積をより有効に活用することができる。
図10は、図8に示した板状部材とは異なる実施形態の板状部材の上面図である。
図10に示すように、この実施形態の板状部材183は、板状部材183の両側縁183b,183cそれぞれとそれぞれ対向する針回収ボックスの内壁182b,182cとの間に、針屑の最大寸法に相当する距離Lを隔てた位置に配備されている。このように構成することにより針屑は板状部材183の両側縁に落下するので、針回収ボックス182の内容積をさらに有効に活用することができる。
図11は、図9とは異なる実施形態の板状部材上に投入された針屑が傾斜面によって矢印方向に誘導されて落下する様子を示す図である。
図11に示すように、この実施形態の板状部材283は、2つの傾斜面283a,283bが山形に組み合わされた形状を有しており、2つの傾斜面283a,283bの接合部284付近に落下する針屑を2つの傾斜面283a,283bにより矢印方向に誘導する。従って、針屑は実線285で示したような形状をなして針回収ボックス282内にほぼ平均に堆積する。この板状部材283が設けられていない場合には、針屑が針回収ボックス282の底部の一箇所に集中的に落下して山形に堆積し、破線で示すように針屑の山286の頂部286aが投入口287のレベルに短時間で到達してしまいステープル処理を中止せざるを得ない状態に陥ってしまう。これに対して、本実施形態では、針回収ボックス282の内容積をさらに有効に活用することができる。
本発明の一実施形態のステープル処理装置が組み込まれたシート処理装置の全体構成を示した図である。 図1に示すシート処理装置のフィニッシャに搭載された本実施形態のステープル処理装置を示す図である。 いままで図示省略されていたレール部材の上に載せられたステープラユニットを示す図である。 図1に示すシート処理装置を、フロント側パネルを取り外して示す斜視図である。 収容部から針回収ボックスへの針屑の廃棄の様子を示す図である。 収容部から針回収ボックスへの針屑の廃棄の様子を示す図である。 本実施形態のステープル処理装置の収容部を示す図である。 本実施形態のステープル処理装置に備えられる板状部材の側面図(a)および上面図(b)である。 板状部材上に投入された針屑が傾斜面によって矢印方向に誘導されて落下する様子を示す図である。 図8に示した板状部材とは異なる実施形態の板状部材の上面図である。 図9とは異なる実施形態の板状部材上に投入された針屑が傾斜面によって矢印方向に誘導されて落下する様子を示す図である。
符号の説明
10 ステープル処理装置
162 カッタ部
182 針回収ボックス
182a,182b,182c 内壁
182e 底部
1821 投入口
183 板状部材
183a 傾斜面
183b,183b 側縁
183e 下端縁
283 板状部材
283a,283b 傾斜面
284 接合部
285 実線
286 山
286a 頂部
287 投入口

Claims (6)

  1. 1又は複数のステープル処理位置と針廃棄位置との間で移動し、複数枚重ねられたシートからなるステープルで綴る対象となるシート束の厚さに応じた長さに針先端部をカットしてカットされた針屑を収容部に収容するとともに、ステープル処理位置において該シート束をステープルで綴り、針廃棄位置に移動して前記収容部内の針屑を廃棄するステープラユニットとを備えたステープル処理装置において、
    前記針廃棄位置に配備され、前記収容部から廃棄された針屑が投入される投入口を有し該投入口に投入された針屑を回収する針回収ボックスを備え、
    前記針回収ボックスは、前記投入口に投入された針屑が所望の方向に落下するように誘導する落下誘導部材を備えたことを特徴とするステープル処理装置。
  2. 前記落下誘導部は、針屑を誘導する傾斜面を有する板状部材であることを特徴とする請求項1記載のステープル処理装置。
  3. 前記板状部材は、該板状部材が前記針回収ボックスの投入口よりも該針回収ボックス内部に突出したものであり、かつ突出した先端側の側縁が、対向する針回収ボックスの内壁との間に、針屑の最大寸法に相当する距離を隔てて配備されたものであることを特徴とする請求項2記載のステープル処理装置。
  4. 前記板状部材は、該板状部材の両側縁それぞれとそれぞれ対向する針回収ボックスの内壁との間に、針屑の最大寸法に相当する距離を隔てて配備されたものであることを特徴とする請求項2記載のステープル処理装置。
  5. 前記板状部材は、該板状部材の傾斜面下端縁が前記針回収ボックス内に入り込んでおり、かつ該傾斜面下端縁と前記針回収ボックスの内壁との間に、針屑の最大寸法に相当する距離を隔てて配備されたものであることを特徴とする請求項2記載のステープル処理装置。
  6. 前記傾斜面が、導電性部材からなるものであることを特徴とする請求項2記載のステープル処理装置。
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