JP4743904B2 - リソース過分配防止システム - Google Patents

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Description

本発明は、リソースを割り当てるリソース過分配防止システムに関する。
あるサービスを提供するサーバのリソースが不足した時に、別のサービスを提供するサーバをリソース不足のサービスに割り当てるリソース分配システムが開発されている。
例えば、あるサービスAを提供するサーバaと、サービスBを提供するサーバbとが存在し、アクセス集中等でサービスAがリソース不足に陥ったと仮定する。リソース分配システムでは、サービスBのリソースに余力があると判断すると、サーバbからサーバaへリソースを移動させる。これによりサーバaのリソース不足が解消される。
この時、サーバbは、サービスBに対するリソースが不足する可能性がある。その場合、今度はサーバaからサーバbへのリソース分配が実施され、サーバbのリソース不足が解消される。しかし、元の状態に戻るため、再度、サーバaは、サービスAに対するリソースが不足の状態となってしまう。
このようになった場合、2つのサーバa、bのリソースが同時に回復するまで、延々とサーバ分配が実施されてしまい、サービス全体が不安定な状態となってしまう。システム全体の安定化を図りながら運用することが望まれる。
リソースの割り当てに関連する技術について紹介する。
特開2005−141605号公報には、計算機リソース配分方法が記載されている(特許文献1)。計算機リソース配分方法は、単一または複数のポリシサーバに複数の計算機リソースが接続された計算機システムにおいて、複数のサービスに対してそれぞれ計算機リソースを割り当ててそれぞれの現用系計算機リソースとして動作させ、残りの計算機リソースのうちの第1群は複数のサービスのそれぞれの実行に備えてそれぞれのアプリケーションをインストールした第1の待機系状態で待機させ、残りの計算機リソースのうちの第2群はサービスの実行のためのアプリケーションがインストールされない第2の待機状態で待機させることを特徴としている。
特開2001−209627号公報には、情報処理システムが記載されている(特許文献2)。情報処理システムは、互いに独立に稼働し、少なくとも命令プロセッサおよびメモリセグメントを含むリソースに余裕のある複数のホストシステムからなる。個々のホストシステムは、当該ホストシステムにおける他の構成物とは物理的に独立し、リソースの稼働状態管理テーブルを備えたシステム状態監視変更指示機構を有し、リソースの負荷によって自ホストシステムの能力の自動増強および自動削減を可能にする機能と、必要なら他ホストシステムのリソースを利用した動的な能力増強ができる機能と、を備えたことを特徴としている。
特開2002−150000号公報には、サーバシステムが記載されている(特許文献3)。サーバシステムは、複数の種類のサービス要求に応答して、当該サービス要求に対応するサービスを提供するものである。このサーバシステムは、少なくとも1つのサーバと、少なくとも1つのサーバにおいて各時間帯ごとに提供すべきサービスの割付状態を定める割付手段と、クライアントからのサービス要求を受け付ける受付手段と、割付状態に基づいて、受付手段により受け付けられたサービス要求が現在時刻の属する時間帯において提供すべきサービスに対するものであると判断される場合に、サービス要求についてのサービス提供処理を行うサービス提供モジュールに対してサービス要求を引き渡す引渡手段と、を備えている。割付手段は、各時間帯に応じて、各サービスについての少なくとも1つのサーバに対する割付状態を変更することを特徴としている。
特開2005−141605号公報(請求項1) 特開2001−209627号公報(請求項1) 特開2002−150000号公報(請求項1)
本発明の課題は、システム全体の安定化を図りながら、システムを運用することができるリソース過分配防止システムを提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のリソース過分配防止システムは、サービス提供システム(40)と、サービス要求をサービス提供システム(40)に送信する利用者装置(50)と、リソース分散装置(60)と、を具備している。
サービス提供システム(40)は、複数のサーバ(1〜9)と、サービス割り当てファイル(33)と、負荷分散装置(30)と、を備えている。
複数のサーバ(1〜9)は、複数のサービス(A、B、C)のうちの、サービス要求に応じたサービスのデータを利用者装置(50)に提供する。
サービス割り当てファイル(33)には、複数のサービス(A、B、C)のうちの、いずれかのサービスと、複数のサーバ(1〜9)のうちの、いずれかのサーバ(1〜3、4〜6、7〜9)と、を割り当てる情報が格納されている。
負荷分散装置(30)は、サービス割り当てファイル(33)を参照して、利用者装置(50)からのサービス要求を、該当するサービスに対応付けられたサーバに送信する。
リソース分散装置(60)は、移動対象除外ファイル(63)と、リソース状況監視部(64)と、再配分部(65)と、を具備している。
移動対象除外ファイル(63)には、所定期間変更しないサービスの情報が格納されている。
リソース状況監視部(64)は、複数のサーバ(1〜9)の各々、又は、前記複数のサービス(A、B、C)の各々のリソース状況を表す値を取得し(S1)(S11)、複数のサービス(A、B、C)の中から、値が第1設定値(85%)(8.5)を超える第1サービス(A)を選択する(S4−YES)(S13−YES)。
再配分部(65)は、移動対象除外ファイル(63)を参照して、複数のサービス(A、B、C)の中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、第1サービス(A)以外の第2サービス(B)を選択する(S5〜S7)(S14〜S17)。
再配分部(65)は、サービス割り当てファイル(33)を参照して、第2サービス(B)に割り当てられているサーバ(4〜6)のうちの少なくとも1つのサーバ(4)を、第2サービス(B)に代えて第1サービス(A)に割り当てる(S7)(S17)。
再配分部(65)は、第1サービス(A)を所定期間変更しないサービスとする情報を移動対象除外ファイル(63)に格納する(S8)(S18)。
このように、本発明のリソース過分配防止システムでは、もし、特定のサービスにおけるリソースが不足しても、リソース不足から回復したばかりのサービス(所定期間変更しないサービス)からサーバ割り当てが行われることがなくなる。これにより、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止することができ、システム全体の安定化を図りながら、システムを運用することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態によるリソース過分配防止システムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態によるリソース過分配防止システムを示している。リソース過分配防止システムは、複数の利用者装置50と、サービス提供システム40と、リソース分散装置60と、を具備している。
複数の利用者装置50の各々は、公衆回線網(例えばインターネット)を介してサービス提供システム40に接続される。利用者装置50は、コンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)である実行部51と、実行部51に実行させるためのコンピュータプログラムが格納されたメモリである格納部52と、を備えている。実行部51は、コンピュータが起動するときなどにコンピュータプログラムを格納部52から読み取って実行する。実行部51は、サービスA、サービスB、サービスC等の各サービスのいずれかのサービスをサービス提供システム40に要求するサービス要求を送信し、そのサービス要求に応じたサービスのデータを受信する。
サービス提供システム40は、複数のサーバ1〜9と、記憶装置であるNAS(ネットワーク接続ストレージ;Network Attached Storage)20と、負荷分散装置30と、を備えている。複数のサーバ1〜9とNAS20と負荷分散装置30とリソース分散装置60は、ネットワーク(例えば、LAN(Local Area Network))に接続されている。負荷分散装置30は、公衆回線網(インターネット)に接続されている。
NAS20は、複数の記憶領域21〜23を有している。複数の記憶領域21〜23には、それぞれ、複数のサービスA、B、Cに関するデータが格納されている。
複数のサーバ1〜9の各々は、コンピュータであり、CPUである実行部13と、実行部13に実行させるためのコンピュータプログラムが格納されたメモリである格納部14と、を備えている。実行部13は、コンピュータが起動するときなどにコンピュータプログラムを格納部14から読み取って実行する。そのコンピュータプログラムは、サービス提供部15を含んでいる。サービス提供部15は、サービス要求に応じたサービスのデータをNAS20から取得し、負荷分散装置30、公衆回線網を介して、サービス要求のあった利用者装置50に送信する。サーバ1〜9は必ずしも各サービスを提供していない予備サーバを設けてもよい。また、サーバ1〜9は、公衆回線網(インターネット)に接続されていてもよい。また、NAS20は、記憶装置として、サーバ1〜9に内蔵されていてもよい。また、サーバ1〜9のサービス提供部15は、サービス要求に応じたサービスのデータを、負荷分散装置30を介さずに、公衆回線網を介して、サービス要求のあった利用者装置50に送信してもよい。また、サーバ1〜9のサービス提供部15は、サービス要求に応じた計算を行い、その計算結果をサービスのデータとして、サービス要求のあった利用者装置50に送信してもよい。この場合、サービス提供部15はNAS20を参照する必要がないため、NAS20が必須の構成要素ではなくなる。
負荷分散装置30(ロードバランサ等と呼ばれる)は、コンピュータであり、CPUである実行部31と、実行部31に実行させるためのコンピュータプログラムが格納されたメモリである格納部32と、を備えている。格納部32は、サービス割り当てファイル33を備えている。
図2に示されるように、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cのうちの、いずれかのサービスと、複数のサーバ1〜9のうちの、いずれかのサーバと、を割り当てる情報が格納されている。上記の情報として、いま、複数のサービスA、B、Cのそれぞれに対して、サーバ1〜3、4〜6、7〜9が割り当てられているものとする。
実行部31は、コンピュータが起動するときなどにコンピュータプログラムを格納部32から読み取って実行する。そのコンピュータプログラムは、サービス管理部34を含んでいる。サービス管理部34は、利用者装置50からサービス要求を受信した場合、サービス割り当てファイル33を参照する。このとき、サービス管理部34は、利用者装置50からのサービス要求を、該当するサービス(例えばサービスA)に対応付けられたサーバ(この場合、サーバ1〜3のいずれか)に送信する。このようにして、複数のサーバ1〜9の負荷を分散する。
リソース分散装置60は、コンピュータであり、CPUである実行部61と、実行部61に実行させるためのコンピュータプログラムが格納されたメモリである格納部62と、を備えている。格納部62は、移動対象除外ファイル63を備えている。
移動対象除外ファイル63には、所定期間変更しないサービスの情報が格納されている。この情報は、追加的にサーバを割り当てられたサービスに対して、所定期間だけサーバの割り当て元となることを除外することを表している。本実施形態において、移動対象除外ファイル63には、所定期間変更しないサービスの情報として、図3に示されるように、複数のサービスA、B、Cとカウント値とを対応付ける情報が格納されている。又は、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されていてもよい。
実行部61は、コンピュータが起動するときなどにコンピュータプログラムを格納部62から読み取って実行する。そのコンピュータプログラムは、リソース状況監視部64、再配分部65を含んでいる。リソース状況監視部64は、複数のサーバ1〜9を監視して、リソース状況を表す値を取得し、再配分部65は、その値と移動対象除外ファイル63のカウント値とに基づいて、サービス割り当てファイル33に対してサーバのサービス割り当てを変更する。この詳細については後述する。
リソース状況を表す値としては、CPU利用率、メモリ使用率{SNMP(Simple Network Management Protocol)でリソース分配装置60がサーバから直接取得}、サービス要求に対するサーバのレスポンス時間{TAT(Turn Around Time)を表し、リソース分配装置60が負荷分散装置30を介してサーバから取得}、等が挙げられる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるリソース過分配防止システムでは、上述の実施形態と重複する説明を省略する。
図4は、本発明の第1実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を示すフローチャートである。
リソース状況監視部64は、複数のサーバ1〜9を一定期間毎に監視して、複数のサーバ1〜9のリソース状況を表す値としてサーバリソース状況値を取得する(ステップS1)。サーバリソース状況値としては、上述のCPU利用率、メモリ使用率等が挙げられる。
リソース状況監視部64は、複数のサービスA、B、Cのそれぞれのリソース状況の値として、サーバ1〜3、4〜6、7〜9におけるサーバリソース状況値の平均値を平均サーバリソース状況値として算出する(ステップS2)。ここで、平均値を求めたが、算出される値として、加算値や最も高い値等の他の値を用いても構わない。
このとき、リソース状況監視部64は、移動対象除外ファイル63を参照して、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値を更新する。この場合、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値から1を減算する(ステップS3)。
リソース状況監視部64は、複数のサービスA、B、Cの中から、平均サーバリソース状況値が第1設定値を超える第1サービス(例えばサービスA)を選択する(ステップS4−YES)。
再配分部65は、複数のサービスA、B、Cの中から、第1サービス(サービスA)を除き、且つ、平均サーバリソース状況値が第2設定値を下回る候補サービスとして第1候補サービス(例えばサービスB、C)を選択する(ステップS5)。第2設定値は、第1設定値よりも低い。ここで、第2設定値は第1設定値よりも低いので、第1サービス(サービスA)を除かなくてもよい。
このとき、再配分部65は、移動対象除外ファイル63を参照して、第1候補サービス(サービスB、C)の中から、所定期間変更しないサービスとして、カウント値が1以上であるサービスを除外した第2候補サービス(例えばサービスB、C)を選択する(ステップS6)。
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、(現在日時や現期間と比較し)所定期間内に記録された追加的にサーバを割り当てられたサービスは移動対象外とする。)
再配分部65は、第2候補サービス(サービスB、C)のうちの少なくとも1つのサービスを第2サービス(例えばサービスB)として選択する。ここで、再配分部65は、第2候補サービス(サービスB、C)の中から、平均サーバリソース状況値が最も低い値であるサービスを第2サービス(サービスB)として選択する。このように、複数のサービスA、B、Cの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、第1サービス(サービスA)以外の第2サービス(サービスB)が選択される。次に、再配分部65は、サービス割り当てファイル33を参照して、第2サービス(サービスB)に割り当てられているサーバ(この場合、サーバ4〜6)のうちの少なくとも1つのサーバ(例えばサーバ4とする)を、第2サービス(サービスB)に代えて第1サービス(サービスA)に割り当てる(ステップS7)。
再配分部65は、第1サービス(サービスA)を所定期間変更しないサービスとするために、第1サービス(サービスA)と、カウント値として2以上の設定カウント値と、を対応付ける情報を移動対象除外ファイル63に格納する(ステップS8)。
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、日時や何期目かの番号に対応付けして追加的にサーバを割り当てられたサービス(何期目かの番号で行う場合は追加的にサーバを割り当てられたサービスがなしの場合もあり)を移動対象除外ファイル63に記録する。)
第1候補サービスや第2候補サービスが無い場合(ステップS5−抽出できるサービスなし)(ステップS6−移動対象サービスなし)、再配分部65は、予備サーバを第1サービス(サービスA)に割り当てたり(ステップS9)、システム管理者が利用するコンピュータに、アラームを表すアラーム情報をメール等によって通知したりする(ステップS10)。
[実施例]
第1実施形態について、サーバリソース状況値がCPU利用率である場合を例にして、図5を用いて具体的に説明する。
ここで、上述の第1設定値(以下、逼迫値とする)を85%とし、第2設定値(以下、余剰値とする)を55%とする。
また、上述の設定カウント値を3とする。
また、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜3、4〜6、7〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
また、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として0、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
リソース状況監視部64は、一定期間毎に、各サーバにリソース状況要求を送信し、各サーバのリソース状況を受信する(ステップS1)。
そのサーバ1〜3、4〜6、7〜9におけるCPU利用率は、それぞれ、90%、40%、50%とする。
リソース状況監視部64は、リソース状況と負荷分散装置30のサービス割り当てファイル33を参照して、各サービス毎に割り当てられたサーバのリソースの平均値を求め、各サービスのリソースの逼迫/余剰状況を求める(ステップS2)。
(説明を簡単にするためにリソースをCPU使用率とし、平均値を求めたが、計算は加算値や最も高い値等の他の値を用いても構わない。また、1回でなく複数回のリソース状況を取得しても構わない。また、各サービスのリソースの逼迫/余剰状況は負荷分散装置30で求め、リソース分散装置が負荷分散装置30から各サービスのリソースの逼迫/余剰状況を取得しても構わない。)
リソース状況監視部64は、移動対象除外ファイル63におけるカウント値を更新する(ステップS3)。
(この処理は、手順のどこでもいいし、どの部が行っても構わない。一定時間毎でも、サーバの割り当て変更があったときでもよい。図5では、移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1減らす。移動対象除外ファイル63の各サービスの初期値は0とし、0以下にはならないものとする。)
リソース状況監視部64は、各サービスのリソースの逼迫/余剰状況が、既定の逼迫値を超えているサービスを抽出する(ステップS4−YES)。
サービスが抽出されると、再配分部65が、既定の余剰値を下回るサービスを各サービスのリソースの逼迫/余剰状況から特定する(ステップS5)。
(図5では、サービスAが逼迫値を超えていると抽出され、サービスB、サービスCが余剰値を下回ると抽出される。)
再配分部65が、移動対象除外ファイル63を参照し、余剰値を下回ると抽出されたサービスが、移動対象除外になっていないか判定し、移動対象外のサービスを除外する(ステップS6)。
(図5では、移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値が1以上ならそのサービスは移動対象除外。図5では、サービスB、サービスCの各サービス0なので、移動対象。)
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、(現在日時や現期間と比較し)所定期間内に記録された追加的にサーバを割り当てられたサービスは移動対象外とする。)
移動対象除外になっていないサービスから、一番低いサービスのリソースの逼迫/余剰状況のサービスを特定する。(図5では、サービスB。)
サービス割り当てファイル33を参照し、一番低いサービスに割り当てられているサーバの中の1つのサーバを、逼迫値を超えているサービスに割り当て変更する(ステップS7)。
(図5では、サービスBに割り当てられたサーバ4、サーバ5、サーバ6の中からサーバ4をサービスAに負荷分散装置30のサービス割り当てファイル33を書き直して変更する。簡単に説明するために、提供サービスを変更するサービスやサーバを1つとしたが、1つでなくて複数のサーバや複数のサービスを変更(例えば、余剰状況の複数サービスから1つずつのサーバの変更も可)する場合がある。設定ファイルでサーバの変更数を設定可。)
サーバが割り当てられたサービスの移動対象除外ファイル63におけるカウント値を移動対象外にする(ステップS8)。
(図5では、サービスAにおけるカウント値を3にする。つまり、リソース状況を取得する2期間において、サービスAは移動対象外となる。値の数は任意。)
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、日時や何期目かの番号に対応付けして追加的にサーバを割り当てられたサービス(何期目かの番号で行う場合は追加的にサーバを割り当てられたサービスがなしの場合もあり)を移動対象除外ファイル63に記録する。)
余剰値を下回るサービスや移動対象除外になっていないサービスが無い場合(ステップS5−抽出できるサービスなし)(ステップS6−移動対象サービスなし)、予備サーバを逼迫サービスに設定したり(ステップS9)、システム管理者へアラーム情報をメール等で送信したりする(ステップS10)。
以下、図5を用いて、上述の続きを説明する。
ここで、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜4、5〜6、7〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
また、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として3、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
一定期間後、リソース分配装置60は、各サーバのリソース状況を受信し、同様にサービス毎のリソース状況を求める。
そのサーバ1〜4、5〜6、7〜9におけるCPU利用率は、それぞれ、68%、60%、50%とする。この場合、各サービスのリソースの逼迫/余剰状態が68%、60%、50%と算出される。
移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1引く。
その結果、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として2、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
今回は、逼迫値85%を超えているサービスがないので、終了。
ここで、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜4、5〜6、7〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
一定期間後、リソース分配装置60は、各サーバのリソース状況を受信し、同様にサービス毎のリソース状況を求める。
そのサーバ1〜4、5〜6、7〜9におけるCPU利用率は、それぞれ、45%、90%、50%とする。この場合、各サービスのリソースの逼迫/余剰状態が45%、90%、50%と算出される。
移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1引く。
その結果、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として1、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
今回は、逼迫値85%を超えているサービスとして、サービスBが抽出され、余剰値55%を下回るサービスとしてサービスA、サービスCが抽出される。移動対象除外ファイル63を参照し、サービスAが1以上なので、移動対象外となり除外され、サービスCが移動対象となる。サービスCのサーバはサービス割り当てファイル33を参照するとサーバ7、サーバ8、サーバ9と特定される。サーバ7をサービスBに割り当てられるようにサービス割り当てファイル33を変更する。また、移動対象除外ファイル63のサービスCにおけるカウント値を3にする。
ここで、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜4、5〜7、8〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
また、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として1、0、3と、を対応付ける情報が格納されている。
一定期間後、リソース分配装置60は、各サーバのリソース状況を受信し、同様にサービス毎のリソース状況を求める。
そのサーバ1〜4、5〜7、8〜9におけるCPU利用率は、それぞれ、45%、60%、75%とする。この場合、各サービスのリソースの逼迫/余剰状態が45%、60%、75%と算出される。
移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1引く。
その結果、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として0、0、2と、を対応付ける情報が格納されている。
今回は、逼迫値85%を超えているサービスがないので、終了。
[効果]
このように、本発明の第1実施形態によるリソース過分配防止システムでは、もし、特定のサービスにおけるリソースが不足しても、リソース不足から回復したばかりのサービス(所定期間変更しないサービス、即ち、カウント値が正であるサービス)からサーバ割り当てが行われることがなくなる。これにより、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止することができ、システム全体の安定化を図りながら、システムを運用することができる。
なお、本発明の第1実施形態によるリソース過分配防止システムでは、移動対象除外ファイル63におけるカウント値をカウントダウンする方法により、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止しているが、これに限定されない。その変形例として、移動対象除外ファイル63におけるカウント値をカウントアップする方法でも、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止することができる。
即ち、ステップS3において、リソース状況監視部64は、移動対象除外ファイル63を参照して、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値を更新する。この場合、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値に1を加算する。
ステップS6において、再配分部65は、移動対象除外ファイル63を参照して、第1候補サービス(サービスB、C)の中から、所定期間変更しないサービスとして、カウント値が上記の設定カウント値“3”に満たないサービスを除外した第2候補サービス(例えばサービスB、C)を選択する。
ステップS8において、再配分部65は、第1サービス(サービスA)を所定期間変更しないサービスとするために、第1サービス(サービスA)と、カウント値として0と、を対応付ける情報を移動対象除外ファイル63に格納する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムでは、上述の実施形態と重複する説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を示すフローチャートである。
リソース状況監視部64は、複数のサービスA、B、Cを一定期間毎に監視して、複数のサービスA、B、Cのリソース状況を表す値としてサービスリソース状況値を取得する(ステップS11)。サービスリソース状況値としては、上述のTATが挙げられる。
このとき、リソース状況監視部64は、移動対象除外ファイル63を参照して、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値を更新する。この場合、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値から1を減算する(ステップS12)。
リソース状況監視部64は、複数のサービスA、B、Cの中から、サービスリソース状況値が第1設定値を超える第1サービス(例えばサービスA)を選択する(ステップS13−YES)。
再配分部65は、複数のサービスA、B、Cの中から、第1サービス(サービスA)を除き、且つ、サービスリソース状況値が第2設定値を下回る候補サービスとして第1候補サービス(例えばサービスB、C)を選択する(ステップS14)。第2設定値は、第1設定値よりも低い。ここで、第2設定値は第1設定値よりも低いので、第1サービス(サービスA)を除かなくてもよい。
このとき、再配分部65は、移動対象除外ファイル63を参照して、第1候補サービス(サービスB、C)の中から、所定期間変更しないサービスとして、カウント値が1以上であるサービスを除外した第2候補サービス(例えばサービスB、C)を選択する(ステップS15)。
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、(現在日時や現期間と比較し)所定期間内に記録された追加的にサーバを割り当てられたサービスは移動対象外とする。)
再配分部65は、複数のサーバ1〜9を一定期間毎に監視して、複数のサーバ1〜9のリソースを表すサーバリソース状況値を取得する(ステップS16)。又は、再配分部65は、複数のサーバ1〜9にリソース状況要求を出し、サーバ1〜9のリソース状況を受信することにより、サーバリソース状況値を取得してもよい。
再配分部65は、第2候補サービス(サービスB、C)のうちの少なくとも1つのサービスを第2サービス(例えばサービスB)として選択する。ここで、再配分部65は、第2候補サービス(サービスB、C)の中から、サーバリソース状況値が最も低い値である第2サービス(サービスB)を選択する。このように、複数のサービスA、B、Cの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、第1サービス(サービスA)以外の第2サービス(サービスB)が選択される。次に、再配分部65は、サービス割り当てファイル33を参照して、第2サービス(サービスB)に割り当てられているサーバ(この場合、サーバ4〜6)のうちの少なくとも1つのサーバ(例えばサーバ4とする)を、第2サービス(サービスB)に代えて第1サービス(サービスA)に割り当てる(ステップS17)。
ここで、ステップS17において、第2サービス(サービスB)の選択について詳細に説明する。まず、再配分部65は、第2候補サービス(サービスB、C)に割り当てられているサーバ4〜6、7〜9の中から、サーバリソース状況値が第3設定値以下である余剰サーバを選択する。次に、第2候補サービス(サービスB、C)の中から、余剰サーバの数が最も多いサービスを第2サービス(サービスB)として選択する。
また、第2サービス(サービスB)の選択について他の方法について詳細に説明する。再配分部65は、第2候補サービス(サービスB、C)に割り当てられているサーバ4〜6、7〜9におけるサーバリソース状況値の平均値を平均サーバリソース状況値として算出する。ここで、平均値を求めたが、算出される値として、加算値や最も高い値等の他の値を用いても構わない。次に、第2候補サービス(サービスB、C)の中から、平均サーバリソース状況値が最も低いサービスを第2サービス(サービスB)として選択する。
再配分部65は、第1サービス(サービスA)を所定期間変更しないサービスとするために、第1サービス(サービスA)と、カウント値として2以上の設定カウント値と、を対応付ける情報を移動対象除外ファイル63に格納する(ステップS18)。
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、日時や何期目かの番号に対応付けして追加的にサーバを割り当てられたサービス(何期目かの番号で行う場合は追加的にサーバを割り当てられたサービスがなしの場合もあり)を移動対象除外ファイル63に記録する。)
第1候補サービスや第2候補サービスが無い場合(ステップS14−抽出できるサービスなし)(ステップS15−移動対象サービスなし)、再配分部65は、予備サーバを第1サービス(サービスA)に割り当てたり(ステップS19)、システム管理者が利用するコンピュータに、アラームを表すアラーム情報をメール等によって通知したりする(ステップS20)。
[実施例]
第2実施形態について、サービスリソース状況値がTATである場合を例にして、図7を用いて具体的に説明する。図7では説明の簡単化のため、TAT(単位は秒やミリ秒)の値を1〜10で表現することものとする。
ここで、上述の第1設定値(以下、逼迫値とする)を8.5とし、第2設定値(以下、余剰値とする)を5.5とする。
また、上述の設定カウント値を3とする。
また、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜3、4〜6、7〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
また、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として0、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
また、サーバリソース状況値はCPU利用率であるものとする。
また、上述の第3設定値(以下、第2の余剰値とする)を50%とする。
リソース状況監視部64は、一定期間毎に負荷分散装置30を介して、各サービスA、B、Cのサービス要求を送信し、レスポンスを受信し、各サービスのリソース状況(TAT)を取得(計測)する(ステップS11)。
そのサービスA、B、CにおけるTATは、それぞれ9.0、4.0、5.0とする。
ここで、リソース状況は数回取得して平均値を求めるなどすることにより、より精度よくリソース状況を把握できる。
(TATは実際に利用者装置50からのサービス要求と同様の影響をみるため、負荷分散装置30を介す。TATの場合は、各サーバでなく、直にサービスのリソース状況が把握できる。CPUやメモリ等使用率は瞬間値で取っているので利用者への影響を性格に把握することが難しい。)
リソース状況監視部64は、移動対象除外ファイル63におけるカウント値を更新する(ステップS12)。
(この処理は、手順のどこでもいいし、どの部が行っても構わない。一定時間毎でも、サーバの割り当て変更があったときでもよい。図7では、移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1減らす。移動対象除外ファイル63の各サービスの初期値は0とし、0以下にはならないものとする。)
リソース状況監視部64は、各サービスのリソースの逼迫/余剰状況が、既定の逼迫値を超えているサービスを抽出する(ステップS13−YES)。
サービスが抽出されると、再配分部65が、既定の余剰値を下回るサービスを各サービスのリソース状況から特定する(ステップS14)。
(図7では、サービスAが逼迫値を超えていると抽出され、サービスB、サービスCが余剰値を下回ると抽出される。)
再配分部65が、移動対象除外ファイル63を参照し、余剰値を下回ると抽出されたサービスが、移動対象除外になっていないか判定し、移動対象外のサービスを除外する(ステップS15)。
(図7では、移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値が1以上ならそのサービスは移動対象除外。図7では、サービスB、サービスCの各サービス0なので、移動対象。)
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、(現在日時や現期間と比較し)所定期間内に記録された追加的にサーバを割り当てられたサービスは移動対象外とする。)
全サーバ(余剰値を下回るサービス、且つ移動対象のサービスのサーバだけでもよい)にリソース状況要求を出し、各サーバのリソース状況を受信する。ここでのリソース状況は先にサービスのリソース状況とは異なったリソース状況にしているが同じでもよい。(ここでは、CPU利用率。)
サーバ1、2、3、4、5、6、7、8、9におけるCPU利用率は、それぞれ、90%、87%、89%、38%、41%、39%、51%、51%、49%とする。
サービスの第2のリソース状況の値を、例えば、リソースが余っているサーバの割合が一番多いサービスのように、サーバのリソース状況とサービス割り当てファイル33、第2の余剰値(ここでは50%)を用いて算出する。余剰値を下回る各サービス且つ移動対象のサービスの候補(図7ではサービスB、サービスC)の中で、サービスの第2のリソース状況を比較してサーバ割り当て元サービスとする(ステップS16)。
(図7では、の第2のリソース状況の値は、サービスBに属するサーバ4、サーバ5、サーバ6の各サーバのリソース状況の値が第2の余剰値50%以下のサーバ数として、3を算出し、同様に、サービスCに属すサーバ7、サーバ8、サーバ9のリソース状況の値が第2の余剰値50%以下のサーバ数として、サービスCの第2のリソース状況の値を1と算出する。この場合、サーバ割り当て元サービスは、サービスCの第2のリソース状況の値(余剰サーバ数)が一番高い数値のサービスBとなる。なお、サービスの第2のリソース状況の値は各サービスに割り当てられたサーバのCPU利用率の平均値にし、一番低いサービスの第2のリソース状況の値のサービスをサーバ割り当て元サービスとしても構わない。)
余剰値を下回る各サービス且つ移動対象のサービスの候補以外のサーバ(図7ではサービスA)のサービスの第2のリソース状況は、割り当て元のサーバ数が複数の場合や逼迫値を上回り逼迫しているサービスが複数ある場合に、どのサービスにサーバを何台割り当てるかを算出する際に用いる。
(例えば、図8では、逼迫しているサービスがサービスAとサービスDの2つあり、第2の逼迫値:90%を上回るサーバがサービスA:2台とサービスD:1台あるので、割り当て元のサーバ台数は3台必要なことになり、サービスAとサービスDに2:1の割合でサーバを割り当てることになる。)
サーバ割り当て元サービスに割り当てられているサーバをサービス割り当てファイル33を参照し、その中の1つのサーバを、逼迫値を超えているサービスに割り当て変更する(ステップS17)。
(図7では、サービスBに割り当てられたサーバ4、サーバ5、サーバ6の中からサーバ4をサービスAに負荷分散装置30のサービス割り当てファイル33を書き直して変更する。簡単に説明するために、提供サービスを変更するサービスを1つとしたが、1つでなくて複数のサーバを変更(余剰状況の複数サービスから1つずつのサーバの変更も可)する場合がある。設定ファイルでサーバの変更数を設定可。)
サーバが割り当てられたサービスの移動対象除外ファイル63におけるカウント値を移動対象外にする(ステップS18)。
(図7では、サービスAにおけるカウント値を3にする。つまり、リソース状況を取得する2期間はサービスAは移動対象外となる。値の数は任意。)
(また、移動対象除外ファイル63に、追加的にサーバを割り当てられたサービスの履歴の情報が格納されている場合、日時や何期目かの番号に対応付けして追加的にサーバを割り当てられたサービス(何期目かの番号で行う場合は追加的にサーバを割り当てられたサービスがなしの場合もあり)を移動対象除外ファイル63に記録する。)
余剰値を下回るサービスや移動対象除外になっていないサービスが無い場合(ステップS14−抽出できるサービスなし)(ステップS15−移動対象サービスなし)、予備サーバを逼迫サービスに設定したり(ステップS19)、アラーム部がシステム管理者へアラーム情報をメール等で送信したりする(ステップS20)。
以下、図7を用いて、上述の続きを説明する。
ここで、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜4、5〜6、7〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
また、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として3、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
この場合、一定期間後、リソース分配装置60は、各サービスのTATを複数受信し、同様に平均してサービス毎のリソース状況を求める。
そのサービスA、B、CにおけるTATは、それぞれ、6.8、6.0、5.0とする。
移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1引く。
その結果、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として2、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
今回は、逼迫値8.5を超えているサービスがないので、終了。
ここで、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜4、5〜6、7〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
この場合、一定期間後、リソース分配装置60は、各サービスのTATを複数受信し、同様に平均してサービス毎のリソース状況を求める。
そのサービスA、B、CにおけるTATは、それぞれ、4.5、9.0、5.0とする。
移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1引く。
その結果、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として1、0、0と、を対応付ける情報が格納されている。
今回は、逼迫値8.5を超えているサービスとして、サービスBが抽出され、余剰値5.5を下回るサービスとしてサービスA、サービスCが抽出される。移動対象除外ファイル63を参照し、サービスAが1以上なので、移動対象外となり除外され、サービスCが移動対象となる。
ここで、各サーバのリソース状況を受信すると、サーバ1、2、3、4、5、6、7、8、9におけるCPU利用率は、それぞれ、44%、45%、46%、45%、91%、92%、48%、50%、49%となるが、いま、余剰値を下回る各サービス且つ移動対象のサービスの候補が今回は1つしかないので、サービスの第2のリソース状況の値の計算を省略し、サービスCがサーバ割り当て元サービスとなる。
リソース分配装置60は、サービスCのサーバはサービス割り当てファイル33を参照するとサーバ7、サーバ8、サーバ9と特定される。そのうちのいずれかのサーバであるサーバ7をサービスBに割り当てられるようにサービス割り当てファイル33を変更する。また、移動対象除外ファイル63のサービスCにおけるカウント値を3にする。
ここで、サービス割り当てファイル33には、複数のサービスA、B、Cと、複数のサービスA、B、Cの各々のデータを提供するサーバ1〜4、5〜7、8〜9と、を割り当てる情報が格納されている。
また、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として1、0、3と、を対応付ける情報が格納されている。
この場合、一定期間後、リソース分配装置60は、各サービスのTATを複数受信し、同様に平均してサービス毎のリソース状況を求める。
そのサービスA、B、CにおけるTATは、それぞれ、4.5、6.0、7.5とする。
移動対象除外ファイル63の各サービスにおけるカウント値を1引く。
その結果、移動対象除外ファイル63には、複数のサービスA、B、Cと、カウント値として0、0、2と、を対応付ける情報が格納されている。
今回は、逼迫値8.5を超えているサービスがないので、終了。
[効果]
このように、本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムでは、もし、特定のサービスにおけるリソースが不足しても、リソース不足から回復したばかりのサービス(所定期間変更しないサービス、即ち、カウント値が正であるサービス)からサーバ割り当てが行われることがなくなる。これにより、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止することができ、システム全体の安定化を図りながら、システムを運用することができる。
なお、本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムでは、移動対象除外ファイル63におけるカウント値をカウントダウンする方法により、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止しているが、これに限定されない。その変形例として、移動対象除外ファイル63におけるカウント値をカウントアップする方法でも、特定のサービス間でサーバ割り当ての連続実施を防止することができる。
即ち、ステップS12において、リソース状況監視部64は、移動対象除外ファイル63を参照して、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値を更新する。この場合、複数のサービスA、B、Cに対応するカウント値に1を加算する。
ステップS15において、再配分部65は、移動対象除外ファイル63を参照して、第1候補サービス(サービスB、C)の中から、カウント値が上記の設定カウント値“3”に満たないサービスを除外した第2候補サービス(例えばサービスB、C)を選択する。
ステップS18において、再配分部65は、第1サービス(サービスA)と、カウント値として0と、を対応付ける情報を移動対象除外ファイル63に格納する。
図1は、本発明の実施形態によるリソース過分配防止システムを示している。 図2は、サービス割り当てファイル33を示している。 図3は、移動対象除外ファイル63を示している。 図4は、本発明の第1実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第1実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を説明するための図である。 図6は、本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を説明するための図である。 図8は、本発明の第2実施形態によるリソース過分配防止システムにおけるリソース分配装置60の動作を説明するための図である。
符号の説明
1〜9 サーバ、
10〜12 サーバ(構成図なし)、
13 実行部、
14 格納部、
15 サービス提供部、
20 NAS、
21〜23 記憶領域、
30 負荷分散装置、
31 実行部、
32 格納部、
33 サービス割り当てファイル、
34 サービス管理部、
40 サービス提供システム、
50 利用者装置、
51 実行部、
52 格納部、
60 リソース分配装置、
61 実行部、
62 格納部、
63 移動対象除外ファイル、
64 リソース状況監視部、
65 再配分部、

Claims (25)

  1. サービス提供システムと、
    サービス要求を前記サービス提供システムに送信する利用者装置と、
    リソース分散装置と、
    を具備し、
    前記サービス提供システムは、
    複数のサービスのうちの、前記サービス要求に応じたサービスのデータを前記利用者装置に提供する複数のサーバと、
    前記複数のサービスのうちの、いずれかのサービスと、前記複数のサーバのうちの、いずれかのサーバと、を割り当てる情報が格納されたサービス割り当てファイルと、
    前記サービス割り当てファイルを参照して、前記利用者装置からの前記サービス要求を、該当するサービスに対応付けられたサーバに送信する負荷分散装置と、
    を備え、
    前記リソース分散装置は、
    所定期間変更しないサービスの情報が格納された移動対象除外ファイルと、
    前記複数のサーバの各々、又は、前記複数のサービスの各々のリソース状況を表す値を取得し、前記複数のサービスの中から、前記値が第1設定値を超える第1サービスを選択するリソース状況監視部と、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、第1サービス以外の第2サービスを選択する再配分部と、
    を具備し、
    前記再配分部は、
    前記サービス割り当てファイルを参照して、前記第2サービスに割り当てられているサーバのうちの少なくとも1つのサーバを、前記第2サービスに代えて前記第1サービスに割り当て、
    前記少なくとも1つのサーバが割り当てられた前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納する、
    リソース過分配防止システム。
  2. 前記再配分部は、
    前記複数のサービスの中から、前記値が前記第1設定値よりも低い第2設定値を下回る第1候補サービスを選択し、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、前記第1サービス以外の第2候補サービスを選択し、前記第2候補サービスのうちの少なくとも1つのサービスを前記第2サービスとして選択する、
    請求項1に記載のリソース過分配防止システム。
  3. 前記リソース状況監視部は、
    前記複数のサービスの各々のリソース状況を表すサービスリソース状況値を前記値として取得し、
    前記複数のサービスの中から、前記サービスリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記再配分部は、
    前記複数のサービスの中から、前記サービスリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、前記第2候補サービスを選択し、
    前記複数のサーバの各々のリソースを表すサーバリソース状況値を取得し、
    前記第2候補サービスの中から、前記サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する、
    請求項2に記載のリソース過分配防止システム。
  4. 前記再配分部は、
    前記第2候補サービスのデータを提供するサーバの中から、前記サーバリソース状況値が第3設定値以下である余剰サーバを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記余剰サーバの数が最も多いサービスを前記第2サービスとして選択する、
    請求項3に記載のリソース過分配防止システム。
  5. 前記リソース状況監視部は、
    前記複数のサーバの各々のリソース状況を表すサーバリソース状況値を前記値として取得し、
    前記複数のサービスの中から、前記サーバリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記再配分部は、
    前記複数のサービスの中から、前記サーバリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、前記第2候補サービスを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する、
    請求項2に記載のリソース過分配防止システム。
  6. 前記リソース状況監視部は、
    前記複数のサーバのそれぞれのリソース状況の前記値として、前記複数のサービスの各々のデータを提供するサーバにおける前記サーバリソース状況値の平均値を平均サーバリソース状況値として算出し、
    前記複数のサービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記再配分部は、
    前記複数のサービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する、
    請求項5に記載のリソース過分配防止システム。
  7. 前記移動対象除外ファイルには、所定期間変更しないサービスの情報として、前記複数のサービスとカウント値とを対応付ける情報が格納され、
    前記リソース状況監視部は、
    前記値を取得したとき、前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスに対応する前記カウント値の更新として1を減算し、
    前記再配分部は、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、前記カウント値が1以上であるサービスを除外したサービスを前記第2サービスとして選択し、
    前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとするために、前記第1サービスと、前記カウント値として2以上の設定カウント値と、を対応付ける情報を前記移動対象除外ファイルに格納する、
    請求項1〜6のいずれかに記載のリソース過分配防止システム。
  8. 前記移動対象除外ファイルには、所定期間変更しないサービスの情報として、前記複数のサービスとカウント値とを対応付ける情報が格納され、
    前記リソース状況監視部は、
    前記値を取得したとき、前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスに対応する前記カウント値の更新として1を加算し、
    前記再配分部は、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、前記カウント値が、2以上の設定カウント値に満たないサービスを除外したサービスを前記第2サービスとして選択し、
    前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとするために、前記第1サービスと、前記カウント値として0と、を対応付ける情報を前記移動対象除外ファイルに格納する、
    請求項1〜6のいずれかに記載のリソース過分配防止システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のリソース過分配防止システムに適用されるリソース分散装置。
  10. サービス提供システムと、サービス要求を前記サービス提供システムに送信する利用者装置と、リソース分散装置とを具備し、
    前記サービス提供システムは、複数のサービスのうちの、前記サービス要求に応じたサービスのデータを前記利用者装置に提供する複数のサーバと、サービス割り当てファイルと、負荷分散装置と、を備え、
    前記サービス割り当てファイルには、前記複数のサービスのうちの、いずれかのサービスと、前記複数のサーバのうちの、いずれかのサーバと、を割り当てる情報が格納され、
    前記負荷分散装置は、前記サービス割り当てファイルを参照して、前記利用者装置からの前記サービス要求を、該当するサービスに対応付けられたサーバに送信する、
    リソース過分配防止システムに適用された前記リソース分散装置が実行するリソース分散方法であって、
    前記複数のサーバの各々、又は、前記複数のサービスの各々のリソース状況を表す値を取得するステップと、
    前記複数のサービスの中から、前記値が第1設定値を超える第1サービスを選択するステップと、
    所定期間変更しないサービスの情報が格納された移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、第1サービス以外の第2サービスを選択するステップと、
    前記サービス割り当てファイルを参照して、前記第2サービスに割り当てられているサーバのうちの少なくとも1つのサーバを、前記第2サービスに代えて前記第1サービスに割り当てるステップと、
    前記少なくとも1つのサーバが割り当てられた前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納するステップと、
    を具備するリソース分散方法。
  11. 前記第2サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記値が前記第1設定値よりも低い第2設定値を下回る第1候補サービスを選択し、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、前記第1サービス以外の第2候補サービスを選択し、前記第2候補サービスのうちの少なくとも1つのサービスを前記第2サービスとして選択する、
    請求項10に記載のリソース分散方法。
  12. 前記値を取得するステップは、
    前記複数のサービスの各々のリソース状況を表すサービスリソース状況値を前記値として取得し、
    前記第1サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サービスリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記第1候補サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サービスリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、前記第2候補サービスを選択し、
    前記複数のサーバの各々のリソースを表すサーバリソース状況値を取得し、
    前記第2候補サービスの中から、前記サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する、
    請求項11に記載のリソース分散方法。
  13. 前記第2サービスを選択するステップは、
    前記第2候補サービスのデータを提供するサーバの中から、前記サーバリソース状況値が第3設定値以下である余剰サーバを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記余剰サーバの数が最も多いサービスを前記第2サービスとして選択する、
    請求項12に記載のリソース分散方法。
  14. 前記値を取得するステップは、
    前記複数のサーバの各々のリソース状況を表すサーバリソース状況値を前記値として取得し、
    前記第1サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サーバリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記第1候補サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サーバリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、前記第2候補サービスを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する、
    請求項11に記載のリソース分散方法。
  15. 前記複数のサーバのそれぞれのリソース状況の前記値として、前記複数のサービスの各々のデータを提供するサーバにおける前記サーバリソース状況値の平均値を平均サーバリソース状況値として算出するステップ、
    を更に具備し、
    前記第1サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記第1候補サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記第2候補サービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する、
    請求項14に記載のリソース分散方法。
  16. 前記移動対象除外ファイルには、所定期間変更しないサービスの情報として、前記複数のサービスとカウント値とを対応付ける情報が格納され、
    前記リソース分散方法は、
    前記値を取得したとき、前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスに対応する前記カウント値の更新として1を減算するステップ、
    を更に具備し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、前記カウント値が1以上であるサービスを除外したサービスを前記第2サービスとして選択し、
    前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納するステップは、
    前記第1サービスと、前記カウント値として2以上の設定カウント値と、を対応付ける情報を前記移動対象除外ファイルに格納する、
    請求項10〜15のいずれかに記載のリソース分散方法。
  17. 前記移動対象除外ファイルには、所定期間変更しないサービスの情報として、前記複数のサービスとカウント値とを対応付ける情報が格納され、
    前記リソース分散方法は、
    前記値を取得したとき、前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスに対応する前記カウント値の更新として1を加算するステップ、
    を更に具備し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、前記カウント値が、2以上の設定カウント値に満たないサービスを除外したサービスを前記第2サービスとして選択し、
    前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納するステップは、
    前記第1サービスと、前記カウント値として0と、を対応付ける情報を前記移動対象除外ファイルに格納する、
    請求項10〜15のいずれかに記載のリソース分散方法。
  18. 複数のサービスのうちの、サービスのデータを提供する複数のサーバの各々、又は、前記複数のサービスの各々のリソース状況を表す値を取得するステップと、
    前記複数のサービスの中から、前記値が第1設定値を超える第1サービスを選択するステップと、
    所定期間変更しないサービスの情報が格納された移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、第1サービス以外の第2サービスを選択するステップと、
    前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスと、前記複数のサーバのうちのいずれかのサーバとを割り当てる情報が格納されたサービス割り当てファイルを参照して、前記第2サービスに割り当てられているサーバのうちの少なくとも1つのサーバを、前記第2サービスに代えて前記第1サービスに割り当てるステップと、
    前記少なくとも1つのサーバが割り当てられた前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納するステップと
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  19. 前記第2サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記値が前記第1設定値よりも低い第2設定値を下回る第1候補サービスを選択し、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、所定期間変更しないサービス以外で、且つ、前記第1サービス以外の第2候補サービスを選択し、前記第2候補サービスのうちの少なくとも1つのサービスを前記第2サービスとして選択する
    請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記値を取得するステップは、
    前記複数のサービスの各々のリソース状況を表すサービスリソース状況値を前記値として取得し、
    前記第1サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サービスリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記第1候補サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サービスリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、前記第2候補サービスを選択し、
    前記複数のサーバの各々のリソースを表すサーバリソース状況値を取得し、
    前記第2候補サービスの中から、前記サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する
    請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  21. 前記第2サービスを選択するステップは、
    前記第2候補サービスのデータを提供するサーバの中から、前記サーバリソース状況値が第3設定値以下である余剰サーバを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記余剰サーバの数が最も多いサービスを前記第2サービスとして選択する
    請求項20に記載のコンピュータプログラム。
  22. 前記値を取得するステップは、
    前記複数のサーバの各々のリソース状況を表すサーバリソース状況値を前記値として取得し、
    前記第1サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サーバリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記第1候補サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記サーバリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記第1候補サービスの中から、前記第2候補サービスを選択し、
    前記第2候補サービスの中から、前記サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する
    請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  23. 前記複数のサーバのそれぞれのリソース状況の前記値として、前記複数のサービスの各々のデータを提供するサーバにおける前記サーバリソース状況値の平均値を平均サーバリソース状況値として算出するステップ
    を更に含み、
    前記第1サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が前記第1設定値を超える前記第1サービスを選択し、
    前記第1候補サービスを選択するステップは、
    前記複数のサービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が前記第2設定値を下回る前記第1候補サービスを選択し、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記第2候補サービスの中から、前記平均サーバリソース状況値が最も低い値である前記第2サービスを選択する
    請求項22に記載のコンピュータプログラム。
  24. 前記移動対象除外ファイルには、所定期間変更しないサービスの情報として、前記複数のサービスとカウント値とを対応付ける情報が格納され、
    前記値を取得したとき、前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスに対応する前記カウント値の更新として1を減算するステップ
    を更に含み、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、前記カウント値が1以上であるサービスを除外したサービスを前記第2サービスとして選択し、
    前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納するステップは、
    前記第1サービスと、前記カウント値として2以上の設定カウント値と、を対応付ける情報を前記移動対象除外ファイルに格納する
    請求項18〜23のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  25. 前記移動対象除外ファイルには、所定期間変更しないサービスの情報として、前記複数のサービスとカウント値とを対応付ける情報が格納され、
    前記値を取得したとき、前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスに対応する前記カウント値の更新として1を加算するステップ
    を更に含み、
    前記第2サービスを選択するステップは、
    前記移動対象除外ファイルを参照して、前記複数のサービスの中から、前記カウント値が、2以上の設定カウント値に満たないサービスを除外したサービスを前記第2サービスとして選択し、
    前記第1サービスを所定期間変更しないサービスとする情報を前記移動対象除外ファイルに格納するステップは、
    前記第1サービスと、前記カウント値として0と、を対応付ける情報を前記移動対象除外ファイルに格納する
    請求項18〜23のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
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