JP4743708B2 - 接続装置、接続ユニット及び接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等に用いられる電子モジュールに接続される接続装置及びその接続方法に関する。
電子モジュールの検証や電子モジュールの改良開発等のために、電子モジュールに接続されるとともに、検証用あるいは開発用の他の機器(例えばパーソナルコンピュータ)に接続され、電子モジュールと他の機器との間における信号の入出力を仲介する接続装置が知られている(例えば特許文献1)。
このような接続装置は、接続対象とする電子モジュールが1種類であっても、複数種類のユーザの要求に応じて、複数種類のものが用意されることがある。例えば、以下のとおりである。
携帯電話機や自動車等に用いられる電子モジュールには、携帯電話機等に実装されたときに他の電子モジュールが接続されるコネクタや、携帯電話機と外部機器(例えばパーソナルコンピュータ)とを接続するためのコネクタが設けられている。すなわち、最終的な製品に実装されたときに利用されるコネクタが設けられている。そして、例えば、その電子モジュールを購入して携帯電話機等に組み込んで最終的な製品を生産するユーザ、いわゆるエンドユーザは、電子モジュールを携帯電話機等に実装する際に、電子モジュールが正常に機能するか否かのみを検証するだけでよいので、換言すれば、前述のコネクタを介して正常に信号を入出力できるか否かのみを検証するだけでよいので、エンドユーザに提供される接続装置は、前述のコネクタに接続されるコネクタ(接続部)を有するものであれば十分である。
一方、電子モジュールを改良開発したり、一部変更するようなユーザ、いわゆる開発ユーザは、前述のコネクタを介した信号の入出力ができる接続装置では、目的を達成することができない。すなわち、電子モジュールの電子回路の適宜な位置から信号を取り出して電子モジュールの動作を検証したり、信号の入力が禁止されている電子部品に信号を入力して情報を書き換えるなどする必要がある。そこで、電子モジュールの基板には、テストポイントと呼ばれる信号入力用の端子(導電パターン)が複数形成されており、開発ユーザ用の接続装置には、前述の電子モジュールのコネクタに接続されるコネクタに加え、当該端子に突き当てられる複数のプローブ(接続部)が設けられる。
なお、一般に、接続装置には、電子モジュールを接続装置に対して所定位置に位置決めする位置決め部が設けられており、当該位置決め部により電子モジュールを位置決めすることにより、電子モジュールのコネクタと接続装置のコネクタとが接続され、また、プローブはテストポイントに突き当てられる。
開発ユーザに提供される接続装置は、接続部が多いこと、プローブの接触に高精度な位置決めが必要なこと等から、比較的高価になりやすい。特に、電子モジュールが携帯電話機等の通信モジュールである場合等、電子モジュールが小型化されている場合には、電子モジュールのテストポイントが小型化されるとともにその間隔が狭く配置されており、接続装置のプローブと電子モジュールとの位置決めに高い精度が要求される。一方、エンドユーザに提供される接続装置は安価であることが要求される。このような理由から、従来、エンドユーザに提供される接続装置と開発ユーザに提供される接続装置とは別々の仕様で提供されている。
なお、特許文献1では、複数のプローブを有するピンボードが装着される接続装置(コンタクト装置)において、当該接続装置を複数種類の接続対象に利用することができるように、接続装置に装着されるピンボードを複数種類のピンボード間で交換可能にした技術が開示されている。
特開平11−258311号公報
エンドユーザに提供される接続装置と開発ユーザに提供される接続装置とが別々の仕様であれば、当然に、接続装置の開発、生産コストは増大する。そこで、エンドユーザ用の接続装置に、プローブを付加して、開発ユーザに提供することが考えられる。
しかし、エンドユーザ用の接続装置により位置決めされている電子モジュールのテストポイントにプローブを精度よく突き当てるためには、プローブを精度よくエンドユーザの接続装置に取り付けなければならない。
さらに、エンドユーザ用の接続装置は、低コストを実現するために、電子モジュールのコネクタと接続装置のコネクタとを接続するのに必要最低限な精度で電子モジュールを接続装置に対して位置決めするように構成されており、換言すれば、プローブの接触に必要な位置精度で電子モジュールと接続装置とを位置決めできるようには構成されているとは限らず、そのようなエンドユーザ用の接続装置に対して、単純に、プローブを取り付けただけでは、電子モジュールとプローブとを接続できないおそれもある。
特許文献1の技術は、検査対象の種類に応じてピンボードを交換するものであり、換言すれば、複数の接続部全体を交換するものである。従って、上述の問題を特許文献1の技術で解決しようとしても、コネクタのみを有するボードと、コネクタ及びプローブを有するボードとを用意することになり、実質的に2種類の接続装置を用意するのと変わりない。
本発明の目的は、接続部の交換を抑えつつ、一のユーザに要求される接続と、他のユーザに要求される接続とを実現できる接続装置及び接続方法を提供することにある。
本発明の第1の観点の接続装置は、信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部を有する電子モジュールに接続される接続装置であって、第1の接続ユニットと、前記第1の接続ユニットに装着可能な第2の接続ユニットと、を備え、前記第1の接続ユニットは、第1のベースと、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して第1の位置に位置決め可能な第1の位置決め部と、前記電子モジュールが前記第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続され前記電子モジュールとの間で信号導通可能な第1の接続部と、を備え、前記第2の接続ユニットは、前記第1のベースに対して所定の位置関係で装着可能な第2のベースと、前記電子モジュールを前記第2のベースに対して第2の位置に位置決め可能な第2の位置決め部と、前記電子モジュールが前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続され前記電子モジュールとの間で信号導通可能な第2の接続部と、を備え、前記第1の位置決め部を機能不可能な状態とし、前記第2のベースを前記第1のベースに前記所定の位置関係で装着し、前記第2の位置決め部により前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に位置決めしたときに、前記電子モジュールは、前記第1のベースに対して前記第1の位置に位置決めされ、前記第1の被接続部と前記第1の接続部とが接続されるとともに前記第2の被接続部と前記第2の接続部とが接続されて信号導通可能となる。
好適には、前記第1の位置決め部は、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して前記第1の位置に第1の位置精度内で位置決め可能であり、前記第2の位置決め部は、前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に第2の位置精度内で位置決め可能であり、前記第2の位置精度は前記第1の位置精度よりも精度が高い。
好適には、前記第1の位置決め部は、前記電子モジュールに設けられた被位置決め部に係合することにより、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して前記第1の位置に位置決め可能に構成され、前記第2の位置決め部は、前記第1の位置決め部が機能不可能な状態において、前記第2のベースが前記所定の位置関係で前記第1のベースに装着されたときに、前記第1の位置決め部に代わって前記被位置決め部に係合することにより、前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に位置決めする。
好適には、前記第1の接続ユニットは、前記第1の位置決め部が前記第1のベースの所定の領域をもって取り付けられており、当該所定の領域を前記第1のベースから取り外すことにより前記第1の位置決め部を機能不可能な状態にする。
本発明の第2の観点の接続装置は、被接続ボードと、当該被接続ボードに設けられて信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部とを有する電子モジュールに接続される接続装置であって、前記被接続ボードに対向配置可能な第1のボードと、前記第1のボードに対して前記被接続ボードとは反対側に積層的に装着可能な第2のボードと、を備え、前記第1のボードには、前記被接続ボードに対向する面に立設され、前記被接続ボードに設けられた第1の開口に挿通されることにより前記被接続ボードを前記第1のボードに対して第1の位置に位置決め可能な第1の棒状部材と、前記被接続ボードが前記第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続されて信号導通可能な第1の接続部と、が設けられ、前記第2のボードには、前記第1のボードに対向する面に立設され、前記被接続ボードの前記第1の開口に挿通されることにより前記被接続ボードを前記第2のボードに対して第2の位置に位置決め可能な第2の棒状部材と、前記被接続ボードが前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続されて信号導通可能な第2の接続部と、が設けられ、前記第1のボードから前記第1の棒状部材が設けられた部分を排除して第2の開口を形成し、前記第2の開口に前記第2の棒状部材を挿通して前記第2のボードを前記第1のボードに装着し、前記第2の棒状部材を前記被接続ボードの前記第1の開口に挿通して前記被接続ボードを前記第2のボードに対して前記第2の位置に位置決めしたときに、前記被接続ボードは、前記第1のボードに対して前記第1の位置に位置決めされ、前記第1の被接続部と前記第1の接続部とが接続されるとともに前記第2の被接続部と前記第2の接続部とが接続されて信号導通可能とする。
好適には、前記第1の被接続部及び前記第1の接続部は、互いに嵌合して接続されるコネクタであり、前記第2の被接続部は、前記被接続ボードに設けられた端子であり、前記第2の接続部は、前記端子に突き当てられるプローブである。
好適には、前記第1のボードには、前記第1の棒状部材が設けられた部分が排除されていない状態において、前記第2の開口の輪郭に割り取り線が形成されている。
好適には、前記第2のボードは、前記第1のボードよりも小さく、前記第2の棒状部材が前記第1のボードの第2の開口に挿通されたときに、前記第1のボードの所定の領域に配置され、前記第1のボードには、前記所定の領域に第3の開口が形成され、前記第2の接続部は、前記第2のボードが前記所定の領域に配置されたときに、前記第3の開口に挿通されて、前記第2の被接続部に接続される。
好適には、前記第1のボードには、前記所定の領域に第4の開口が形成され、前記第2のボードには、前記第2のボードが前記所定の領域に配置されたときに、前記第4の開口に挿通され、前記被接続ボードを前記第2のボードに対して保持する保持部が設けられ、前記第2の接続部は、前記被接続ボード及び前記第2のボードの対向方向において前記第2の被接続部に当接する当接部と、前記当接部を前記被接続ボードに向けて付勢する付勢手段と、を有し、前記保持部は、前記被接続ボードに対して前記付勢手段の付勢方向と反対方向へ係合する係合部を有する。
本発明の第3の観点の接続装置は、被接続ボードと、当該被接続ボードの第1の面に設けられて信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部とを有する電子モジュールに接続される接続装置であって、前記被接続ボードの前記第1の面に対向配置可能な接続ボードと、前記第1の面に対向する前記接続ボードにおける第2の面に立設され、前記被接続ボードに設けられた孔部に挿通されることにより前記被接続ボードを前記ボードに対して所定の位置に位置決め可能な棒状部材と、前記接続ボードの前記第2の面に設けられ、前記被接続ボードが前記所定の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続されて信号導通可能な接続部と、を備え、前記接続ボードは、前記第2の被接続部に対向する位置に開口部あるいは開口部を形成可能な割り取り線が設けられ、前記棒状部材の周囲には割り取り線が形成されている。
本発明の第4の観点の接続装置は、第1の開口を有する被接続ボードと、当該被接続ボードに設けられた第1の被接続部及び第2の被接続部とを有する電子モジュールに接続される接続装置であって、前記被接続ボードに対向配置可能な第1のボードと、前記第1のボードに対して前記被接続ボードとは反対側に積層的に装着された第2のボードと、を備え、前記第1のボードには、第2の開口と、前記被接続ボードが前記第1のボードに対して第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続される第1の接続部と、が設けられ、前記第2のボードには、前記第1のボードに対向する面に立設され、前記第2の開口に挿通されて前記第1の開口に挿通され、前記被接続ボードを前記第1のボードに対して前記第1の位置に位置決めするとともに前記被接続ボードを前記第2のボードに対して第2の位置に位置決め可能な棒状部材と、前記被接続ボードが前記第2のボードに対して前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続されて信号導通可能となる第2の接続部と、が設けられている。
本発明の第5の観点の接続方法は、信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部を有する電子モジュールに接続装置を接続する接続方法であって、前記接続装置に、第1の接続ユニットと、前記第1の接続ユニットに装着可能な第2の接続ユニットと、を設け、前記第1の接続ユニットに、第1のベースと、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して第1の位置に位置決め可能な第1の位置決め部と、前記電子モジュールが前記第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続される第1の接続部と、を設け、前記第2の接続ユニットに、前記第1のベースに対して所定の位置関係で装着可能な第2のベースと、前記電子モジュールを前記第2のベースに対して第2の位置に位置決め可能な第2の位置決め部と、前記電子モジュールが前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続されて信号導通可能な第2の接続部と、を設け、前記第1の位置決め部を機能不可能な状態とした後に前記第2のベースを前記第1のベースに前記所定の位置関係で装着し、前記第2の位置決め部により前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に位置決めすることにより、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して前記第1の位置に位置決めし、前記第1の被接続部と前記第1の接続部とを接続するとともに前記第2の被接続部と前記第2の接続部とを接続してそれぞれ信号導通可能な状態とする。
本発明によれば、接続部の交換を抑えつつ、一のユーザに要求される接続と、他のユーザに要求される接続とを実現できる。
図1は、本発明の実施形態に係る接続装置の接続対象となる通信モジュール500を示す斜視図である。通信モジュール500は、例えば電波を利用した無線通信を行うために、携帯電話機や自動車に組み込まれるものである。
通信モジュール500は、基板501と、基板501に配置された種々の電子部品502と、通信モジュール500に信号を入力又は通信モジュールから信号を出力するためのコネクタ503及び端子504と、アンテナ素子が接続されるアンテナ用端子505とを備えている。
基板501は、例えば硬質の樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されており、紙面手前側の第1の実装面501aと、紙面奥手側の第2の実装面501bとを有している。基板501は、例えば矩形に形成されており、4隅には孔部511が開口している。
孔部511には、孔部511よりも小径の孔部515が形成された金具514が取り付けられている(図1では一つのみ示す。)。孔部515は、基板501を携帯電話機や自動車に組み込む際に、携帯電話機等の筐体等に設けられたボスや筐体等に締結されるネジなどが挿通されるものである。そして基板501のグランドパターンに半田付けされており、ネジで止められることにより、ネジボスに施された導電塗料を経由して、アーシングされる。また、孔部515は、基板501を最終的な製品に組み込む際に利用される位置決め孔でもある。なお、アーシングの必要がなければ、金具514を省略して、孔部511のように基板501に直接形成された孔部を位置決め孔として利用してもよい。
電子部品502は、例えばIC、キャパシタ、コンバータ、抵抗体である。電子部品502は基板501の第1の実装面501a及び第2の実装面502bに複数設けられ、基板501の導電層により互いに接続されて電子回路512を形成している。電子回路512は、高周波回路を含んでおり、電波を利用した無線通信を行うために、音声データ、画像データ等の各種データに対応する信号の変調及び復調を行う。例えば、電子回路512は、コネクタ503から入力された信号を変調してアンテナ用端子505に出力し、アンテナ用端子505から入力された信号を復調してコネクタ503へ出力する。
コネクタ503は、通信モジュール500が携帯電話機や自動車等の最終的な製品に実装されたときに、最終的な製品の他の電子モジュールと接続され、通信モジュール500と、他の電子モジュールとの間の信号の入出力を仲介するものである。コネクタ503は、他の電子モジュールに設けられた対となる不図示のコネクタと互いに嵌合することにより、当該対となるコネクタと電気的に接続されて、信号導通可能となる。コネクタ503は、例えば基板501の第1の実装面501aにおいて、他のコネクタと嵌合する方向が第1の実装面501aの向く方向になるように配置されている。
端子504は、いわゆるテストポイントなどとも呼ばれ、コネクタ503からは出力されない電気信号の出力及び/又はコネクタ503からは電気信号を入力できない電子部品502への電気信号の入力を行うためのものである。
例えば、電子回路512が、一の電子部品502から他の電子部品502へ電気信号(情報)が出力され、その電気信号が当該他の電子部品502において処理されてコネクタ503へ出力されるように構成されている場合に、端子504は、前記一の電子部品502と前記他の電子部品502との間に接続され、前記一の電子部品502からの信号を出力可能である。
また、例えば、電子回路512には、メモリとしての電子部品502と、当該メモリの読み出し及び書き込みを行うプロセッサとしての電子部品502とが設けられ、プロセッサは、コネクタ503から入力された信号に基づくメモリへの書き込みは行わないが、端子504からの信号に基づくメモリへの書き込みは行う。つまり、コネクタ503からのメモリの更新よりも、高度な情報更新を行うことができる。
端子504は、第1の実装面501aに複数設けられている。例えば、端子504は、コネクタ503に隣接してコネクタ503の長手方向に沿って複数列で配列されている(ただし、図1では、電子回路512を囲むシールド側壁に1〜2列が隠れており、2列のみ図示されている。)。端子504は、基板501の第1の実装面501aに形成された導電層により構成されており、第1の実装面501aの向く方向に円形に接触面を有している。端子504の接触面の面積は比較的小さく、例えば直径1mm以下である。
アンテナ用端子505は、通信モジュール500が最終的な製品に組み込まれたときに、不図示のアンテナ素子と接続されるものである。アンテナ用端子505は、基板501の電子回路512とアンテナ素子との間の信号の入出力を仲介する。
図2及び図3は、本発明の実施形態の接続装置1を、通信モジュール500を装着した状態で示す斜視図である。図2は、エンドユーザのための第1の使用態様を、図3は開発ユーザのための第2の使用態様を示している。なお、図2はエンドユーザ用の接続装置を、図3は開発ユーザ用の接続装置を示しているということもできる。
接続装置1は、例えば、通信モジュール500の動作を検証するために、又は、通信モジュール500を改良開発するために、通信モジュール500と、通信モジュール500とは別の不図示の他の機器(例えばパーソナルコンピュータ)と接続され、通信モジュール500と、他の機器との間の信号の入出力を仲介する。特に、例えば通信制御のソフトウェアの更新や検証に用いられる。
接続装置1は、第1の使用態様では、第1の接続ユニットU1を、第2の使用態様では、第1の接続ユニットU1及び第2の接続ユニットU2を備えている。換言すれば、第1の使用態様及び第2の使用態様の双方において第1の接続ユニットU1は使用されている。通信モジュール500は、第1の接続ユニットU1に対して、第1の使用態様及び第2の使用態様において、略同一の位置に配置されている。
第1の使用態様では、第1の接続ユニットU1は、通信モジュール500と接続されるとともに、他の機器と接続され、通信モジュール500と他の機器との間の信号の入出力を仲介する。
第2の使用態様においても、第1の接続ユニットU1は、第1の使用態様と同様に、通信モジュール500と接続されるとともに、他の機器と接続され、通信モジュール500と他の機器との間の信号の入出力を仲介する。
さらに、第2の使用態様では、第1の接続ユニットU1に第2の接続ユニットU2が装着される。第2の接続ユニットU2は、通信モジュール500と接続されるとともに、第1の接続ユニットU1に接続される。第2の接続ユニットU2は第1の接続ユニットU1を介して他の機器と接続され、第1の接続ユニットU1を介して通信モジュール500と他の機器との間の信号の入出力を仲介する。なお、第2の接続ユニットU2は、他の機器に直接接続され、他の機器との間で第1の接続ユニットU1を介さずに信号を入出力するように構成されてもよい。
第1の接続ユニットU1は、第1のボード2を基体として備え、第2の接続ユニットU2は、第2のボード3を基体として備えている。そして、通信モジュール500の基板501、第1のボード2及び第2のボード3は、紙面手前側から紙面奥手側へ、基板501、第1のボード2、第2のボード3の順で積層的に配置されている。
第1のボード2は、例えば樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成され、基板501側の第1の実装面2aと、第2のボード3側の第2の実装面2bとを有している。なお、通信モジュール500は、第1の実装面501aを第1のボード2に対して対向させている。第1のボード2は、例えば通信モジュール500の基板501よりも大きく、切り欠き部2cを有した矩形に形成されている。
第1のボード2には、他の機器に接続される複数のコネクタ5、種々の電子部品6が設けられている。電子部品6は、例えばIC、キャパシタ、コンバータ、抵抗体である。電子部品6は第1のボード2に複数設けられ、第1のボード2の導電層により互いに接続されて電子回路7を形成している。電子回路7は、コネクタ5から入力された信号を、そのまま若しくは所定の処理をして、通信モジュール500若しくは第2のボード3に出力する。また、電子回路7は、通信モジュール500若しくは第2のボード3から入力された信号を、そのまま若しくは所定の処理をして、コネクタ5に出力する。
図4は、第1のボード2のうち通信モジュール500の配置される領域を示す斜視図である。なお、図4の第1のボード2は、第1の使用態様において利用されるときの形態であり、第2の使用態様において利用されるときには、後述するように、一部の部材が排除される。
第1のボード2には、通信モジュール500の基板501を位置決め及び支持するための第1の支柱11と、通信モジュール500のコネクタ503と接続可能なコネクタ12とが設けられている。
第1の支柱11は、第1のボード2の第1の実装面2a側に、すなわち、通信モジュール500が配置される側の面に立設されている。第1の支柱11は、例えば通信モジュール500の基板501の孔部515に対応して4つ設けられている。第1の支柱11は、例えば、第1のボード2に第2の実装面2b側(図4の紙面奥手側)から挿通されたネジ15と、第1のボード2の第1の実装面2a側においてネジ15に螺合する六角ナット16とから構成されており、ネジ15の雄ネジ部15aにより小径部が、六角ナット16により大径部が形成されている。
雄ネジ部15aは、通信モジュール500の基板501の孔部515よりも若干径が小さい。従って、基板501は、雄ネジ部15aが孔部515に挿通されることにより、第1のボード2に対して第1のボード2に直交する方向において所定の位置精度で位置決めされる。また、六角ナット16は、孔部515よりも大径である。従って、基板501は、雄ネジ部15aが孔部515に挿通されたときには、第1のボード2に対して六角ナット16の厚さだけ離れた位置にて、六角ナット16により位置決め、支持される。なお、4つの第1の支柱11は同様の構成であり、換言すれば、六角ナット16の厚さは同等であり、六角ナット16に支持された基板501は第1のボード2対して平行に配置される。
コネクタ12は、通信モジュール500のコネクタ503に嵌合することにより、コネクタ503と電気的に接続されるものである。コネクタ12は、例えば、通信モジュール500が実装される最終的な製品において、コネクタ503と接続されるコネクタと同一の構成のコネクタである。コネクタ12は、通信モジュール500の基板501が第1の支柱11により位置決めされたときに、基板501と第1のボード2との対向方向においてコネクタ503に嵌合するように配置されている。すなわち、コネクタ12は、第1のボード2の第1の実装面2aのうちコネクタ503と対向する位置に、第1の実装面2aの向く方向にコネクタ503と嵌合する嵌合部を向けて配置されている。なお、コネクタ12は、例えば、2つの第1の支柱11に挟まれる位置に配置されている。
図5(a)は、第2のボード3を第1のボード2側(図3の紙面手前側)から見た斜視図である。
第2のボード3は、例えば、比較的加工精度の高い材料(一例としてアクリル材)により構成されている。また、第2のボード3は、比較的厚く形成されている。例えば、第1のボード2よりも厚く形成されており、第1のボード2よりも高い剛性を有している。第2のボード3は、第1のボード2に対向する第1面3a及びその背面の第2面3bを有する板状に形成されており、その平面形状は切り欠き部3cを有し、かつ、第1のボード2よりも小さい矩形である。
第2のボード3には、通信モジュール500の基板501を位置決め及び支持するための第2の支柱21と、通信モジュール500の端子504のいくつかに接続されるプローブ22と、プローブ22と第1のボード2の電子回路7とを接続するためのケーブル23と、通信モジュール500の基板501を第2のボード3に対して保持するための保持部24とが設けられている。
第2の支柱21は、第1のボード2の第1の支柱11に類似した構成となっている。具体的には以下のとおりである。第2の支柱21は、第2ボード3の第1面3a側に、すなわち、通信モジュール500が配置される側の面に立設されている。第2の支柱21は、例えば通信モジュール500の基板501の孔部515に対応して4つ設けられている。第2の支柱21は、例えば、第2のボード3に第2面3b側(図5の紙面奥手側)から挿通されたネジ27と、第2のボード3の第1面3a側においてネジ27に螺合する円形ナット28とから構成されており、ネジ27の雄ネジ部27aにより小径部が、円形ナット28により大径部が形成されている。
雄ネジ部27aは、通信モジュール500の基板501の孔部515と略同径である。従って、基板501は、雄ネジ部27aが孔部515に挿通されることにより、第2のボード3に対して第2のボード3に直交する方向において所定の位置精度で位置決めされる。また、円形ナット28は、孔部515よりも大径である。従って、基板501は、雄ネジ部27aが孔部515に挿通されたときには、第2のボード3に対して円形ナット28の厚さだけ離れた位置にて、円形ナット28により位置決め、支持される。なお、4つの第2の支柱21は同様の構成であり、換言すれば、円形ナット28の厚さは同等であり、円形ナット28に支持された基板501は第2のボード3対して平行に配置される。
プローブ22は、複数の端子504の配置位置に対応した位置に複数設けられている。プローブ22は、開発ユーザの要求に応じて、複数の端子504のうち、一部又は全部に対応する数が設けられる。図5では、複数の端子504のうち紙面左側(図1の紙面右側)の一部に対応する数が設けられている場合を例示している。
図5(b)は、プローブ22の一例を示す断面図である。なお、図5(b)は、プローブ22の一例として比較的簡素な構成のものを示しているが、他のあらゆるプローブを適宜用いてよいことはもちろんである。
プローブ22は、端子504に突き当てられるプランジャ31と、プランジャ31を摺動可能に収納するバレル32と、バレル32内に収納され、プランジャ31をバレル32から突出させる方向へ付勢するコイルバネ33と、バレル32の底部を構成してコイルバネ33を支持する支持部34とを有している。
プランジャ31及び支持部34は金属等の導電性部材により形成され、コイルバネ33及びバレル32の少なくとも一方は金属等の導電性部材により形成されている。支持部34には、ケーブル36が接続されている。プランジャ31に入力された信号は、コイルバネ33及びバレル32の少なくとも一方と、支持部34とを介してケーブル36に出力される。また、ケーブル36からの信号は、支持部34と、コイルバネ33及びバレル32の少なくとも一方とを介してプランジャ31から出力される。
プローブ22は、第2ボード3に直交する方向に第2ボード3を貫通するように設けられており、プランジャ31は第2ボード3の第1の実装面3a側に、支持部34は第2ボード3の第2の実装面3b側に位置し、バレル32は第2ボード3に保持されている。
図5(a)に示すように、ケーブル23は、複数のケーブル36と、複数のケーブル36が集結される中継コネクタ37と、中継コネクタ37から伸びる複数のケーブル38とを備えている。
複数のケーブル36は、上述のように、第2ボード3の第2の実装面3b側において、複数のプローブ22それぞれに接続されている。複数のケーブル36は、締付具39により適宜な位置で束ねられている。ケーブル36は、例えば細線同軸ケーブルである。
中継コネクタ37は、ネジなどの固定手段により第2ボード3に固定されている。中継コネクタ37は、例えば第2ボード3のうち、第1ボード2の中央側に位置する端部(図5(a)の紙面上方)に設けられている。中継コネクタ37には、複数のケーブル36がそれぞれ接続されるとともに、複数のケーブル38がそれぞれ接続され、複数のケーブル36と複数のケーブル38とはそれぞれ電気的に接続される。
複数のケーブル38は、複数のケーブル36と同数設けられている。複数のケーブル38は、例えば細線同軸ケーブルであり、平面状に並列に配列された状態で互いの被覆部材が接着又は融着されている。複数のケーブル38は、後述するように、第1のボード2に接続される。
なお、中継コネクタ37及び複数のケーブル38を省略し、プローブ22に接続されたケーブル36を第1のボード2若しくは他の機器へ直接接続するようにしてもよい。
保持部24は、第2ボード3の第1の実装面3aに設けられており、例えば4つの第2の支柱21により囲まれる矩形領域の両側に2つ設けられている。
図5(c)は保持部24の側面図である。保持部24は、本体部41と、本体部41を支持する脚部42と、本体部41から突出する係合部43とを備えている。
本体部41は、板金の折り曲げ加工などにより形成された薄型直方体状の箱体である。脚部42はネジなどにより本体部41に取り付けられ、第2のボード3の第1の実装面3a上において本体部41を支持している。脚部42は第2のボード3の第2の実装面3b側から挿通されたネジが螺合されることにより、第2のボード3に対して固定されている。
係合部43は、本体部41から紙面左側(4つの第2の支柱21により囲まれる領域側)へ向けて突出する位置と、当該位置から退避して本体部41内へ収納される位置との間で進退可能に設けられている。係合部43の紙面左側部分は、第2のボード3の第1の実装面3a側ほど紙面左側へ突出する傾斜面43aを有している。係合部43は、コイルバネ44などの本体部41に収納された付勢手段により突出方向へ付勢されている。
従って、第2のボード3の第1の実装面3a上方から通信モジュール500の基板501を第1の実装面3a側へ近づけて、基板501の孔部515へ第2の支柱21を挿通する際には、基板501の縁部が傾斜面43aを摺動しつつコイルバネ44の付勢力に抗して係合部43を本体部41の内部へ退避させる。そして、基板501が傾斜面43aを通過すると係合部43はコイルバネ44の付勢力により突出位置へ復帰し、係合部43は基板501に対して第2のボード3に直交する方向において係合する。
第2の使用態様においては、既に述べたように、第2の接続ユニットU2が第1の接続ユニットU1に装着される。図6及び図7では、その装着方法について説明する。
図6は、第1のボード2のうち通信モジュール500の配置される領域を、第2の使用態様において利用されるときの形態で示す図である。
第1のボード2の第1の使用態様における形態を示した図4との比較から理解されるように、第2の使用態様においては、第1のボード2のうち、第1の支柱11が設けられていた領域が排除されて、開口51A、51B(単に「開口51」といい、両者を区別しないことがある。)が形成されている。
4つの支柱のうち第1のボード2の中央側の第1の支柱11に対応する2つの開口51Aは孔部であり、4つの支柱のうち第1のボード2の端部側の第1の支柱11に対応する2つの開口51Bは切り欠き部である(以下、切り欠き51Bということがある。)。開口51において排除される面積は、例えば、第1の支柱11を排除可能で、第2のボード3の第2の支柱21を挿通可能な面積である。
なお、図4に示すように、第1のボード2には、開口51A、切り欠き51Bの輪郭に相当する位置に割り取り線であるミシン目52A、52B(以下、単に「ミシン目52」といい、両者を区別しないことがある。)が形成されており、第1のボード2の切断が容易になっている。切り欠き51Bとなる2つの領域間には、当初から切り欠き部が形成されており、切断が必要な長さが短くなっている。なお、ミシン目52は設けられていなくてもよい。
図4及び図6に示すように、第1のボード2には、プローブ22を挿通するための孔部54と、保持部24を挿通するための孔部55とが設けられている。なお、図4及び図6では、孔部54と、2つの孔部55のうち一方とが結合して一つの孔部を形成している場合を例示している。
図7は、図6に示した第2の使用態様の形態の第1のボード2に、第2のボード3を装着した状態を示しており、図7(a)は第1のボード2の第1の実装面2a側を、図7(b)は第1のボード2の第2の実装面2b側を示している。
第2のボード3は、第1のボード2の第2の実装面2b側に積層されている。第2のボード3の第2の支柱21は第1のボード2の開口51A、切り欠き51Bに、第2のボード3のプローブ22は第1のボード2の孔部54に、第2のボード2の保持部24は第1のボード2の孔部55に、それぞれ挿通されて第1のボード2の第1の実装面2a側に突出している。
第1のボード2と第2のボード3とは、第2の支柱21が開口51に挿通されることなどによりある程度位置決めされ、さらに、例えば第1のボード2に挿通されたネジ61が第2のボード3に螺合することにより、互いに固定される。なお、第1のボード2と第2のボード3との固定は、ネジのような締結手段以外にも接着剤等の適宜な固定手段を用いて行ってもよい。
図7(b)に示すように、ケーブル23に含まれる複数のケーブル38は、コネクタ62に集結されている。コネクタ62は、第1のボード2に設けられたコネクタ63に嵌合して電気的に接続される。これにより、第1のボード2の電子回路7と、第2のボード2のプローブ22とは電気的に接続される。
接続装置1の使用方法について説明する。
第1の使用態様においては、図4に示した形態の第1のボード2が用いられる。また、第2のボード3は第1のボード2には装着されない。そして、図2に示すように、通信モジュール500を第1のボード2の第1の実装面2a側に配置し、通信モジュール500の孔部515に第1のボード2の第1の支柱11を挿通する。これにより、通信モジュール500は第1のボード2に対して所定の位置(第1の位置)に位置決めされる。このとき、通信モジュール500のコネクタ503(図1)は第1のボード2のコネクタ12(図4)に嵌合して電気的に接続される。
第2の使用態様においては、図6に示した形態の第1のボード2が用いられる。また、図7に示したように、第2のボード3が第1のボード2に装着される。そして、図3に示すように、通信モジュール500を第1のボード2の第1の実装面2a側に配置し、通信モジュール500の孔部515に、第1の使用態様における第1のボード2の第1の支柱11に代えて、第2のボード2の第2の支柱21を挿通する。これにより、通信モジュール500は第2のボード3に対して所定位置(第2の位置)位置決めされ、通信モジュール500の端子504(図1)には、第2のボード3のプローブ22(図5)が突き当てられる。また、通信モジュール500の基板501の縁部が保持部24の係合部43に係合し、端子504とプローブ22との接触圧が確保される。
さらに、このとき、第2の支柱21は第1の支柱11の配置されていた位置に位置するとともに、円形ナット28(図7(a))の厚さは、六角ナット16(図4)の厚さよりも、第1のボード2の厚さと同程度だけ大きいから、通信モジュール500は、第1の使用態様と同様に、第1のボード3に対して第1の位置に位置決めされ、通信モジュール500のコネクタ503(図1)は第1のボード2のコネクタ12(図4)に嵌合して電気的に接続される。
なお、第1のボード2の第1の支柱11の雄ネジ部15a(図4)は、通信モジュール500の孔部515よりも径が若干小さい。例えば、孔部515の直径が3.5mmであるのに対して雄ネジ部15aの直径は3.0mmである。従って、雄ネジ部15a及び孔部515の位置決め精度(第1の位置決め精度)は、通信モジュール500のコネクタ503と第1のボード2のコネクタ12とを正確に接続位置に位置決めできるものではない。しかし、第1の使用態様では、雄ネジ部15aと孔部515とのガタの範囲内で通信モジュール500と第1のボード2とを適宜に相対移動させて、コネクタ503とコネクタ12とを嵌合させることにより、コネクタ503とコネクタ12とは確実に導通される。
一方、第2のボード3の第2の支柱21の雄ネジ部27a(図5)は、孔部515と同径、又は、孔部515よりも小径であって雄ネジ部15aよりも大径である。すなわち、雄ネジ部27a及び孔部515の位置決め精度(第2の位置決め精度)は、雄ネジ部15a及び孔部515の位置決め精度(第1の位置決め精度)よりも精度が高い。そして、当該位置決め精度は、プローブ22を端子504に当接させるのに十分な精度である。
以上の実施形態によれば、第1の使用態様では、第1の支柱11により通信モジュール500が第1のベースに対して位置決めされ、通信モジュール500のコネクタ503と第1のボード2のコネクタ12とが接続され、第2の使用態様では、第2の支柱21により通信モジュール500が第1のボード2及び第2のボード3に対して位置決めされ、コネクタ503とコネクタ12とが接続されるとともに端子504とプローブ22とが接続されるから、エンドユーザの要求に応じた第1の使用態様と、開発ユーザの要求に応じた第2の使用態様の双方において、第1のボード2やコネクタ12を利用でき、部品の交換が抑えられる。従って、使用が全く異なる2種類の接続装置を用意する場合に比較してコストが抑えられる。
しかも、第2の使用態様において、通信モジュール500と、第1のボード2及び第2のボード3との位置決めは、第1のボード2に設けられた第1の支柱11ではなく、第2のボード3に設けられた第2の支柱21により行われるから、端子504とプローブ22とを精度よく位置決めして当接させることに関し、第1のボード2への依存度を低減させることができる。従って、例えば、第1のボード2に単純にプローブ22を取り付けて、第1のボード2により位置決めされている通信モジュール500の端子504にプローブ22を接続する場合には、第1のボード2は、高精度に通信モジュール500を位置決め可能に、かつ、プローブ22を高精度に保持できる部材を設けなければならないが、そのような必要がない。その結果、第1のボード2を安価に構成してエンドユーザに安価な接続装置(第1の使用態様の接続装置1)を提供するとともに、第2のボード3を高精度な位置決めが可能に構成して開発ユーザに信頼性の高い接続装置(第2の使用態様の接続装置1)を提供することができる。
上記のような効果は、第2のボード3に設けられる接続部が、第1のボード2に設けられる接続部よりも、ボードに設けられた位置決め部に対して要求する位置精度が高い場合に、より明確に発揮される。例えば、第1のボード2に設けられる接続部がコネクタであり、通信モジュール500の位置決めが正確でなくても(位置決めされていなくても)、嵌合により接続可能であるのに対し、第2のボード3に設けられる接続部がプローブであり、位置決めがある程度正確になされなければ接続ができない場合である。
接続装置1では、第1の使用態様において用いられる第1の支柱11と、第2の使用態様において用いられる第2の支柱21とは、同一の孔部515に挿通されて、通信モジュール500を位置決めする。従って、第1の使用態様及び第2の使用態様に対応して第1のボード2に被位置決め部(孔部515)を別個に設ける必要がない。
第1のボード2には、第1の支柱11が設けられた部分が排除されていない状態において、開口51の輪郭にミシン目(割り取り線)が形成されている。従って、切断が容易であるとともに、適切な位置及び大きさに開口51を形成することができる。
第2のボード3は、第1のボード2よりも小さく、第2の支柱21が第1のボード2の開口51に挿通されたときに、第1のボード2の所定の領域に配置され、プローブ22は、第2のボード3が前記の所定の領域に配置されたときに、第1のボード2の孔部54に挿通されて、端子504に接続されるから、第2の使用態様において第2のボード3を第1のボード2に装着しても、第1の使用態様に比較して全体の大きさは変化しない。すなわち、第2の使用態様における接続装置1の小型化が図られる。
第2のボード3には、第1のボード2の孔部55に挿通され、プローブ22のコイルバネ33の付勢方向と反対方向へ通信モジュール500に係合する保持部24が設けられているから、小型化を図りつつ、端子504とプローブ22との接触圧を確保することができる。
なお、以上の実施形態において、通信モジュール500は本発明の電子モジュールの一例であり、コネクタ503は本発明の第1の被接続部の一例であり、端子504は本発明の第2の被接続部の一例であり、第1のボード2は本発明の第1のベースの一例であり、第2のボード3は本発明の第2のベースの一例であり、第1の支柱11は本発明の第1の位置決め部及び第1の棒状部材の一例であり、第2の支柱21は本発明の第2の位置決め部及び第2の棒状部材の一例であり、コネクタ12は本発明の第1の接続部の一例であり、プローブ22は本発明の第2の接続部の一例であり、孔部515は本発明の被位置決め部及び第1の開口の一例であり、開口51は本発明の第2の開口の一例であり、孔部54は本発明の第3の開口の一例であり、孔部55は本発明の第4の開口の一例であり、基板501は本発明の被接続ボードの一例であり、プランジャ31は本発明の当接部の一例であり、コイルバネ33は本発明の付勢手段の一例である。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
接続装置は、電子モジュールに接続されるものであればよく、通信モジュールの検査や開発のために電子モジュールと他の機器との信号を仲介するものに限定されない。例えば、接続装置は、ユーザからの操作を受け付けて電子モジュールに入力する信号を生成する機能や電子モジュールからの信号を処理してユーザに提示する機能を有するものであってもよいし、最終的な製品に電子モジュールとともに実装されるものであってもよい。
第1及び第2の被接続部並びに第1及び第2の接続部は、互いに当接して導通するものであればよく、コネクタ、プローブ、プローブが突き当てられる端子に限定されない。例えばバネ接点でもよい。また、その組合せも適宜である。
第1及び第2のベースは、位置決め部及び接続部を配置可能な基体であればよく、ボードに限定されない。例えばフレーム状のものでもよい。第1及び第2の位置決め部及び被位置決め部は、棒状部材と棒状部材が挿入される孔部や切り欠き部等の開口に限定されない。例えば電子モジュールを把持するようなものでもよい。
第1の位置決め部が機能不可能な状態は、第1の位置決め部を排除するものに限定されない。例えば、第1の位置決め部が第1のベースから突出した長尺状の板金であり、被位置決め部が孔部である場合に、板金を折り曲げて当該板金によっては位置決めができないようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る接続装置が接続される通信モジュールを示す斜視図。 本発明の実施形態に係る接続装置の第1の使用態様を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る接続装置の第2の使用態様を示す斜視図。 接続装置の第1のボードを第1の使用態様の形態で示す斜視図。 接続装置の第2のボードを示す斜視図。 接続装置の第1のボードを第2の使用態様の形態で示す斜視図。 図5の第2のボードを図6の第1のボードに装着した状態を示す斜視図。
符号の説明
1…接続装置、2…第1のボード(第1のベース)、3…第2のボード(第2のベース)、11…第1の支柱(第1の位置決め部、第1の棒状部材)、12…コネクタ(第1の接続部)、21…第2の支柱(第2の位置決め部、第2の棒状部材)、22…プローブ(第2の接続部)、500…通信モジュール(電子モジュール)、503…コネクタ(第1の被接続部)、504…端子(第2の被接続部)、U1…第1の接続ユニット、U2…第2の接続ユニット。

Claims (11)

  1. 信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部を有する電子モジュールに接続される接続装置であって、
    第1の接続ユニットと、
    前記第1の接続ユニットに装着可能な第2の接続ユニットと、
    を備え、
    前記第1の接続ユニットは、
    第1のベースと、
    前記電子モジュールを前記第1のベースに対して第1の位置に位置決め可能な第1の位置決め部と、
    前記電子モジュールが前記第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続され前記電子モジュールとの間で信号導通可能な第1の接続部と、
    を備え、
    前記第2の接続ユニットは、
    前記第1のベースに対して所定の位置関係で装着可能な第2のベースと、
    前記電子モジュールを前記第2のベースに対して第2の位置に位置決め可能な第2の位置決め部と、
    前記電子モジュールが前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続され前記電子モジュールとの間で信号導通可能な第2の接続部と、
    を備え、
    前記第1の位置決め部を機能不可能な状態とし、前記第2のベースを前記第1のベースに前記所定の位置関係で装着し、前記第2の位置決め部により前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に位置決めしたときに、
    前記電子モジュールは、前記第1のベースに対して前記第1の位置に位置決めされ、前記第1の被接続部と前記第1の接続部とが接続されるとともに前記第2の被接続部と前記第2の接続部とが接続されて信号導通可能となる
    接続装置。
  2. 前記第1の位置決め部は、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して前記第1の位置に第1の位置精度内で位置決め可能であり、
    前記第2の位置決め部は、前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に第2の位置精度内で位置決め可能であり、
    前記第2の位置精度は前記第1の位置精度よりも精度が高い
    請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記第1の位置決め部は、前記電子モジュールに設けられた被位置決め部に係合することにより、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して前記第1の位置に位置決め可能に構成され、
    前記第2の位置決め部は、前記第1の位置決め部が機能不可能な状態において、前記第2のベースが前記所定の位置関係で前記第1のベースに装着されたときに、前記第1の位置決め部に代わって前記被位置決め部に係合することにより、前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に位置決めする
    請求項1に記載の接続装置。
  4. 前記第1の接続ユニットは、前記第1の位置決め部が前記第1のベースの所定の領域をもって取り付けられており、当該所定の領域を前記第1のベースから取り外すことにより前記第1の位置決め部を機能不可能な状態にする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の接続装置。
  5. 被接続ボードと、当該被接続ボードに設けられて信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部とを有する電子モジュールに接続される接続装置であって、
    前記被接続ボードに対向配置可能な第1のボードと、
    前記第1のボードに対して前記被接続ボードとは反対側に積層的に装着可能な第2のボードと、
    を備え、
    前記第1のボードには、
    前記被接続ボードに対向する面に立設され、前記被接続ボードに設けられた第1の開口に挿通されることにより前記被接続ボードを前記第1のボードに対して第1の位置に位置決め可能な第1の棒状部材と、
    前記被接続ボードが前記第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続されて信号導通可能な第1の接続部と、
    が設けられ、
    前記第2のボードには、
    前記第1のボードに対向する面に立設され、前記被接続ボードの前記第1の開口に挿通されることにより前記被接続ボードを前記第2のボードに対して第2の位置に位置決め可能な第2の棒状部材と、
    前記被接続ボードが前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続されて信号導通可能な第2の接続部と、
    が設けられ、
    前記第1のボードから前記第1の棒状部材が設けられた部分を排除して第2の開口を形成し、前記第2の開口に前記第2の棒状部材を挿通して前記第2のボードを前記第1のボードに装着し、前記第2の棒状部材を前記被接続ボードの前記第1の開口に挿通して前記被接続ボードを前記第2のボードに対して前記第2の位置に位置決めしたときに、
    前記被接続ボードは、前記第1のボードに対して前記第1の位置に位置決めされ、前記第1の被接続部と前記第1の接続部とが接続されるとともに前記第2の被接続部と前記第2の接続部とが接続されて信号導通可能とする
    接続装置。
  6. 前記第1の被接続部及び前記第1の接続部は、互いに嵌合して接続されるコネクタであり、
    前記第2の被接続部は、前記被接続ボードに設けられた端子であり、
    前記第2の接続部は、前記端子に突き当てられるプローブである
    請求項5に記載の接続装置。
  7. 前記第1のボードには、前記第1の棒状部材が設けられた部分が排除されていない状態において、前記第2の開口の輪郭に割り取り線が形成されている
    請求項5に記載の接続装置。
  8. 前記第2のボードは、前記第1のボードよりも小さく、前記第2の棒状部材が前記第1のボードの第2の開口に挿通されたときに、前記第1のボードの所定の領域に配置され、
    前記第1のボードには、前記所定の領域に第3の開口が形成され、
    前記第2の接続部は、前記第2のボードが前記所定の領域に配置されたときに、前記第3の開口に挿通されて、前記第2の被接続部に接続される
    請求項5に記載の接続装置。
  9. 前記第1のボードには、前記所定の領域に第4の開口が形成され、
    前記第2のボードには、前記第2のボードが前記所定の領域に配置されたときに、前記第4の開口に挿通され、前記被接続ボードを前記第2のボードに対して保持する保持部が設けられ、
    前記第2の接続部は、
    前記被接続ボード及び前記第2のボードの対向方向において前記第2の被接続部に当接する当接部と、
    前記当接部を前記被接続ボードに向けて付勢する付勢手段と、
    を有し、
    前記保持部は、前記被接続ボードに対して前記付勢手段の付勢方向と反対方向へ係合する係合部を有する
    請求項8に記載の接続装置。
  10. 被接続ボードと、当該被接続ボードの第1の面に設けられて信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部とを有する電子モジュールに接続される接続装置に含まれる接続ユニットであって、
    前記被接続ボードの前記第1の面に対向配置可能な接続ボードと、
    前記第1の面に対向する前記接続ボードにおける第2の面に立設され、前記被接続ボードに設けられた孔部に挿通されることにより前記被接続ボードを前記接続ボードに対して所定の位置に位置決め可能な棒状部材と、
    前記接続ボードの前記第2の面に設けられ、前記被接続ボードが前記所定の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続されて信号導通可能な接続部と、
    を備え、
    前記接続ボードは、前記第2の被接続部に対向する位置に開口部あるいは開口部を形成可能な割り取り線が設けられ、前記棒状部材の周囲には割り取り線が形成されている
    接続ユニット
  11. 信号導通を行うための第1の被接続部及び第2の被接続部を有する電子モジュールに接続装置を接続する接続方法であって、
    前記接続装置に、
    第1の接続ユニットと、
    前記第1の接続ユニットに装着可能な第2の接続ユニットと、
    を設け、
    前記第1の接続ユニットに、
    第1のベースと、
    前記電子モジュールを前記第1のベースに対して第1の位置に位置決め可能な第1の位置決め部と、
    前記電子モジュールが前記第1の位置に位置決めされたときに前記第1の被接続部に接続される第1の接続部と、
    を設け、
    前記第2の接続ユニットに、
    前記第1のベースに対して所定の位置関係で装着可能な第2のベースと、
    前記電子モジュールを前記第2のベースに対して第2の位置に位置決め可能な第2の位置決め部と、
    前記電子モジュールが前記第2の位置に位置決めされたときに前記第2の被接続部に接続されて信号導通可能な第2の接続部と、
    を設け、
    前記第1の位置決め部を機能不可能な状態とした後に前記第2のベースを前記第1のベースに前記所定の位置関係で装着し、前記第2の位置決め部により前記電子モジュールを前記第2のベースに対して前記第2の位置に位置決めすることにより、前記電子モジュールを前記第1のベースに対して前記第1の位置に位置決めし、前記第1の被接続部と前記第1の接続部とを接続するとともに前記第2の被接続部と前記第2の接続部とを接続してそれぞれ信号導通可能な状態とする
    接続方法。
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