JP4741293B2 - シフトレジスタ及び半導体表示装置 - Google Patents

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Description

本発明はシフトレジスタに関する。また本発明は、画素部と同じ基板上にシフトレジスタが形成された半導体表示装置に関する。
安価なガラス基板を用いて形成されるアクティブマトリクス型の半導体表示装置は、その解像度が高くなるにつれて、実装に用いる画素部周辺の領域(額縁領域)の基板に占める割合が増大し、小型化が妨げられる傾向がある。そのため、単結晶のシリコンウェハを用いて形成されたICを実装する方式には限界があると考えられており、信号線駆動回路や走査線駆動回路などの駆動回路を、画素部と同じガラス基板上に一体形成する技術、所謂システムオンパネル化が重要視されている。
しかし薄膜トランジスタは、単結晶のMOSトランジスタに比べて閾値電圧などの特性のばらつきが大きく、またオン電流が小さい。そのため、画素部と同じ基板上に形成される回路(内部回路)では、所望のスペックでの動作を確保するために、ICに形成された回路(外部回路)よりも大きな電源電圧が通常用いられている。ところが、外部回路から内部回路に入力されるクロック信号CKなどの各種信号は、外部回路が内部回路よりも小さい電源電圧で動作するため、その振幅が小さく、3V程度である。一方内部回路は、10V程度の振幅を有する信号を用いないと、正常な動作を確保することができない。
下記特許文献1には、内部回路にレベルシフタを配置し、外部回路から入力された信号の振幅を大きくすることで、内部回路を正常に動作させる技術について記載されている。
特開2000−339985号公報(第3−6頁参照)
しかし、特許文献1のように内部回路にレベルシフタを設けて外部回路からの信号を増幅させる場合、内部回路の占有面積が増大する上、信号の遅延や、波形の鈍りを生じさせるという問題が生じ、好ましくない。また、外部回路において信号を増幅させてから、該信号を内部回路に入力させることも可能である。しかし、外部回路で信号を増幅させるためにレベルシフタを外部回路に設けると、ICの部品数の増加により筐体を大型化しなくてはならず、また半導体表示装置のコストの増加を招くことになる。さらに外部回路において信号を増幅させるには、外部回路にも大きい電源電圧を供給せざるをえず、消費電力の増加に繋がってしまう。
本発明は上述した問題に鑑み、信号の遅延や、波形の鈍りを抑えつつ、正常に動作することができるシフトレジスタの提供を課題とする。また本発明は、内部回路の占有面積を抑え、なおかつ信号の遅延や、波形の鈍りを抑えつつ、内部回路を正常に動作させることができる半導体表示装置の提供を課題とする。また本発明は、筐体の大型化を防ぎ、コストの増加を抑え、消費電力の増加を抑えつつ、内部回路を正常に動作させることができる半導体表示装置の提供を課題とする。
本発明のシフトレジスタは、前段の出力を入力とするフリップフロップ回路がレジスタとして複数用いられている。さらに本発明では、フリップフロップ回路に前段の出力の他、前々段の出力が入力されており、該前々段の出力に同期して、当該フリップフロップ回路の出力の立ち上がり、または立ち下がりのタイミングが制御されている。
具体的に本発明のシフトレジスタは、クロックドインバータを用いたフリップフロップ回路を複数段有し、前記クロックドインバータは、直列に接続された第1及び第2のトランジスタを有するインバータと、直列に接続された第3及び第4のトランジスタを有する第1の補償回路と、第5のトランジスタ及びトランスミッションゲートを有する第2の補償回路とを有し、前記第1及び第2のトランジスタの各ドレインは前記クロックドインバータの出力端子に接続されており、前記第2及び第5のトランジスタの各ソースは第2の電源に接続されており、前記第1及び第4のトランジスタの各ソースは第1の電源に接続されており、前記第3及び第4のトランジスタの各ゲートには、前段に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、前記トランスミッションゲートの第1の制御端子及び第5のトランジスタのゲートには、後段から出力される信号が入力されており、前記トランスミッションゲートの第2の制御端子には、後段から出力される信号を反転させた信号が入力されており、前記トランスミッションゲートの入力端子にはクロック信号が入力されており、前記トランスミッションゲートの出力端子及び前記第5のトランジスタのドレインは、前記第2のトランジスタのゲートに接続されており、前記第3のトランジスタのソースには前々段に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、前記第3及び第4のトランジスタの各ドレインは前記第1のトランジスタのゲートに接続されている。第1の電源の電位と第2の電源の電位の電位差が、シフトレジスタの電源電圧に相当する。
また本発明の半導体表示装置は、上記シフトレジスタを画素部と同じ基板上に有する。シフトレジスタは、画素部が有する複数の画素の選択を行なう走査線駆動回路に用いられていても良いし、選択された画素へのビデオ信号の入力を制御する信号線駆動回路に用いられていても良い。
なお半導体表示装置には、液晶表示装置、有機発光素子(OLED)に代表される発光素子を各画素に備えた発光装置、DMD(Digital Micromirror Device)、PDP(Plasma Display Panel)、FED(Field Emission Display)等や、半導体膜を用いた回路素子を駆動回路に有しているその他の表示装置がその範疇に含まれる。
また半導体表示装置は、表示素子が形成されたパネルと、該パネルにコントローラを含むIC等を実装した状態にあるモジュールとを含む。さらに本発明は、該半導体表示装置を作製する過程における、表示素子が完成する前の一形態に相当する素子基板をも、その範疇に含む。具体的に素子基板は、表示素子が有する一対の電極のうち、一方の電極のみが形成された状態であっても良いし、該一方の電極となる導電膜を成膜した後であって、当該導電膜をパターニングして前記一方の電極を形成する前の状態であっても良いし、あらゆる形態があてはまる。
なお本発明の半導体表示装置において用いられるトランジスタとして、多結晶半導体、微結晶半導体(セミアモルファス半導体を含む)、アモルファス半導体を用いた薄膜トランジスタを用いることができる。なお、SOIを用いたトランジスタであっても良い。本発明の半導体表示装置に用いられるトランジスタは薄膜トランジスタに限定されない。単結晶シリコンを用いて形成されたトランジスタであっても良い。また、有機半導体を用いたトランジスタであっても良いし、カーボンナノチューブを用いたトランジスタであってもよい。また本発明の半導体表示装置の画素に設けられたトランジスタは、シングルゲート構造を有していても良いし、ダブルゲート構造(2つのトランジスタが直列に接続された構造)やそれ以上のゲートを有するマルチゲート構造(複数のトランジスタが直列に接続された構造)であっても良い。
セミアモルファス半導体膜とは、非晶質と結晶構造(単結晶、多結晶を含む)の中間的な構造の半導体を含む膜である。このセミアモルファス半導体は、自由エネルギー的に安定な第3の状態を有する半導体であって、短距離秩序を持ち格子歪みを有する結晶質なものであり、その粒径を0.5〜20nmとして非単結晶半導体中に分散させて存在せしめることが可能である。セミアモルファス半導体は、そのラマンスペクトルが520cm-1よりも低波数側にシフトしており、またX線回折ではSi結晶格子に由来するとされる(111)、(220)の回折ピークが観測される。また、未結合手(ダングリングボンド)を終端させるため水素またはハロゲンを少なくとも1原子%またはそれ以上含ませている。ここでは便宜上、このような半導体をセミアモルファス半導体(SAS)と呼ぶ。さらに、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、ネオンなどの希ガス元素を含ませて格子歪みをさらに助長させることで安定性が増し良好なセミアモルファス半導体が得られる。
本発明のシフトレジスタは、前々段から出力される信号を用いることで、クロックドインバータの出力端子から出力される信号の、立ち上がりまたは立ち下がりのタイミングを制御することができる。よって、クロックドインバータに入力されるクロックの振幅が電源電圧より小さくても、信号の遅延や、波形の鈍りを抑えつつ、正常にシフトレジスタを動作させることができる。
また、トランスミッションゲートを用いてフリップフロップ回路へのクロック信号の入力を制御することができるので、クロック信号を供給するための配線にかかる負荷を軽減させることができる。
また上記シフトレジスタを用いることで、本発明の半導体表示装置は、内部回路の占有面積を抑え、なおかつ信号の遅延や波形の鈍りを抑えつつ、内部回路を正常に動作させることができる。また本発明の半導体表示装置は、筐体の大型化を防ぎ、コストの増加を抑え、消費電力の増加を抑えつつ、内部回路を正常に動作させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
また以下の説明において、接続とは電気的な接続を含むものとする。
(実施の形態1)
図1(A)に、本発明のシフトレジスタが有するフリップフロップ回路の一形態を示す。図1(A)に示すフリップフロップ回路は、クロックドインバータ112と、インバータ110と、クロックドインバータ111とを有している。そしてクロックドインバータ112は、トランジスタ101及びトランジスタ102を有するインバータ107と、トランジスタ103及びトランジスタ104を有する第1の補償回路108と、トランジスタ105及びトランスミッションゲート106を有する第2の補償回路109とを有している。
本発明のシフトレジスタはフリップフロップ回路を複数段有しており、入力されるクロック信号が一段ごと交互に反転している。例えば前段でクロック信号CKが入力されている端子には、クロック信号の反転信号CKbが入力される。逆に、前段でクロック信号の反転信号CKbが入力されている端子には、クロック信号CKが入力される。
インバータ107において、トランジスタ101及びトランジスタ102の各ドレインは、クロックドインバータ112の出力端子(OUT1)に接続されている。トランジスタ101のソースは第1の電源に接続され、電源電位VDDが供給されている。トランジスタ102のソースは第2の電源に接続され、電源電位VSSが供給されている。なお、電源電位VDDと電源電位VSSは、VDD>VSSであるものとする。またトランジスタ101のゲートは第1の補償回路108に、トランジスタ102のゲートは第2の補償回路109に、それぞれ接続されている。第1の電源の電源電位VDDと第2の電源の電源電位VSSの電位差(VDD−VSS)が、シフトレジスタの電源電圧に相当する。
第1の補償回路108において、トランジスタ103及びトランジスタ104の各ゲートには、前段のフリップフロップ回路において用いられているクロックドインバータ112の出力端子OUT1からの信号Aが入力されている。またトランジスタ103のソースには、前々段の出力端子OUT1からの信号A2が入力されている。トランジスタ104のソースは第1の電源に接続され、電源電位VDDが供給されている。そしてトランジスタ103及びトランジスタ104の各ドレインは、トランジスタ101のゲートに接続されている。
第2の補償回路109において、トランジスタ105のゲート及びトランスミッションゲート106の第1の制御端子には、後段のフリップフロップ回路の出力端子OUT2からの信号Bが入力されている。トランジスタ105のソースは第2の電源に接続されており、電源電位VSSが供給されている。またトランスミッションゲート106の第2の制御端子には、後段の出力端子OUT2からの信号Bを反転させた信号Bbが入力されている。トランスミッションゲート106の入力端子には、クロック信号CKが入力されている。なおトランスミッションゲート106の入力端子には、フリップフロップ回路の段によってクロック信号CKの反転信号CKbが入力されている場合もある。そして、トランジスタ105のドレイン及びトランスミッションゲート106の出力端子は、トランジスタ102のゲートに接続されている。
クロックドインバータ112の出力端子OUT1は、インバータ110の入力端子及びクロックドインバータ111の出力端子に接続されている。またインバータ110の出力端子及びクロックドインバータ111の入力端子は、フリップフロップ回路の出力端子OUT2に接続されている。
なおトランスミッションゲート106は、第1の制御端子と第2の制御端子に入力される信号の電位に従って、そのスイッチングが制御されている。具体的には、第1の制御端子に低電位、第2の制御端子に高電位が供給された時にのみ、入力端子の電位を出力端子に供給することができる。
なお図1(A)では、第2の補償回路109においてトランスミッションゲート106を用いているが、本発明は必ずしもこの構成に限定されない。トランスミッションゲートの代わりに、薄膜トランジスタ(TFT)などの他のスイッチング素子を用いていても良い。ただし該スイッチング素子は、信号Bに同期してそのスイッチングが制御されるものとする。
またトランジスタ103及びトランジスタ104の各ゲートに入力される信号Aは、必ずしも前段のOUT1から出力されているとは限らず、前段のいずれかの端子から出力されていれば良い。トランジスタ103のソースに入力される信号A2は、必ずしも前々段のOUT1から出力されているとは限らず、前々段のいずれかの端子から出力されていれば良い。トランジスタ105のゲート及びトランスミッションゲート106の第1の制御端子に入力される信号Bは、必ずしも後段のOUT2から出力されているとは限らず、後段のいずれかの端子から出力されていれば良い。
また図1(A)において、トランジスタ101及びトランジスタ104はp型であり、トランジスタ102、トランジスタ103及びトランジスタ105はn型である。
次に図1(B)を用いて、図1(A)に示したフリップフロップ回路の動作について説明する。図1(B)は、図1(A)における信号A、信号B、信号A2、信号Bb、クロック信号CK、出力端子OUT1から出力される信号、出力端子OUT2から出力される信号の、タイミングチャートを示している。
まず期間T0において、第1の補償回路108では、トランジスタ103がオフ、トランジスタ104がオンになるので、電源電位VDDがトランジスタ101のゲートに供給される。また第2の補償回路109では、トランジスタ105がオン、トランスミッションゲート106がオフになるので、トランジスタ102のゲートに電源電位VSSが供給される。従って、インバータ107では、トランジスタ101がオフ、トランジスタ102がオフとなり、出力端子OUT1は前の状態の電位VSSを保持する。また出力端子OUT2には、出力端子OUT1の信号が反転した信号、即ち電位VDDが供給されている。
次に期間T1において、第1の補償回路108では、トランジスタ103がオン、トランジスタ104がオフであるので、トランジスタ101のゲートの電圧は信号A2の電位、即ち電源電位VDDが供給される。また第2の補償回路109では、トランジスタ105がオン、トランスミッションゲート106がオフになるので、トランジスタ102のゲートに電源電位VSSが供給される。従って、インバータ107では、トランジスタ101がオフ、トランジスタ102がオフとなり、出力端子OUT1の電位はVSSに維持される。また出力端子OUT2には、出力端子OUT1の信号が反転した信号、即ち電位VDDが供給されている。
次に期間T2において、第1の補償回路108では、トランジスタ103がオン、トランジスタ104がオフであるので、トランジスタ101のゲートには、信号A2の電位、即ち電源電位VSSが供給される。また第2の補償回路109では、トランジスタ105がオン、トランスミッションゲート106がオフになるので、トランジスタ102のゲートに電源電位VSSが供給される。従って、インバータ107では、トランジスタ101がオン、トランジスタ102がオフとなり、電源電位VDDが出力端子OUT1に供給されている。また出力端子OUT2には、出力端子OUT1の信号が反転した信号、即ち電位VSSが供給されている。
次に期間T3において、第1の補償回路108では、トランジスタ103がオフ、トランジスタ104がオンであるので、トランジスタ101のゲートには電源電位VDDが供給される。また第2の補償回路109では、トランジスタ105がオフ、トランスミッションゲート106がオンになるので、トランジスタ102のゲートにクロック信号CKの低い側の電位(Lo)が供給される。従って、インバータ107では、トランジスタ101がオフになる。
一方、トランジスタ102は、クロック信号CKの電位Loと、電源電位VSSと、トランジスタ102の閾値電圧の値によって、オンになる場合とオフになる場合とがある。例えば、電源電位VSSが0V、電源電位VDDが7V、クロック信号CKの電位Loが2V、クロック信号CKの高い側の電位(Hi)が0Vの場合、トランジスタ102のゲートとソース間の電圧(ゲート電圧)が2Vとなり、この場合トランジスタ102の閾値電圧が0Vだと、トランジスタ102はオンとなる。しかし期間T3では、クロックドインバータ111の出力端子から、出力端子OUT1へ電源電位VDDが供給されている。そしてクロックドインバータ111が有する、出力端子OUT1への電源電位VDDの供給を制御するp型のトランジスタは、そのゲート電圧が電源電位VDDと電源電位VSSの差に相当する。そのため、トランジスタ102がオンであっても、クロックドインバータ111の方がクロックドインバータ112よりも電流供給能力が高くなっているため、出力端子OUT1には電源電位VDDが供給されることになる。また出力端子OUT2には、出力端子OUT1の信号が反転した信号、即ち電位VSSが供給されている。
次に期間T4において、第1の補償回路108では、トランジスタ103がオフ、トランジスタ104がオンであるので、トランジスタ101のゲートには、電源電位VDDが供給される。また第2の補償回路109では、トランジスタ105がオフ、トランスミッションゲート106がオンになるので、トランジスタ102のゲートにクロック信号CKの高い側の電位(Hi)が供給される。従って、インバータ107では、トランジスタ101がオフ、トランジスタ102がオンとなり、電源電位VSSが出力端子OUT1に供給されている。また出力端子OUT2には、出力端子OUT1の信号が反転した信号、即ち電位VDDが供給されている。
このように図1(A)に示すフリップフロップ回路では、出力端子OUT1において信号が電源電位VSSから電源電位VDDに変化する、所謂立ち上がりのタイミングを、クロック信号CKではなく、前々段の出力端子OUT1からの信号A2により決めることができる。従来のクロックドインバータでは、クロック信号CKの振幅(Hi−Lo)が電源電圧よりも小さい場合に、出力端子OUT1への電源電位VDDの供給を制御するトランジスタ101を、期間T1において完全にオフにすることができなかった。そのため期間T2に移行する前に、図1(B)中破線113に示すように出力端子OUT1からの信号が早めに立ち上がっていた。しかし前々段の出力端子OUT1からの信号A2に同期するように、トランジスタ101をオンさせることで、期間T1においてトランジスタ101を完全にオフさせることができ、上述したように信号が早めに立ち上がるのを防ぐことができる。
なお図1(A)において、クロックドインバータ111が有する、出力端子OUT1への電源電位VDDの供給を制御するp型のトランジスタと、クロックドインバータ112が有する、出力端子OUT1への電源電位VSSの供給を制御するn型のトランジスタ102とで、前者のトランジスタのチャネル幅Wがより大きくなるように設計を行なっても良い。上記構成により、期間T3において、クロックドインバータ112よりもクロックドインバータ111の出力端子OUT1への電流供給能力をより高くすることができる。
図7に、図1(A)に示したフリップフロップ回路のより詳しい構成を、一例として示す。なお図7では、図1(A)において既に示したものに対し、同じ符号を付す。図7においてクロックドインバータ111は、直列に接続されたp型のトランジスタ130及びトランジスタ131と、直列に接続されたn型のトランジスタ132及びトランジスタ133とを有している。トランジスタ131のゲートにはクロック信号CKが、トランジスタ133のゲートには、クロック信号CKを反転させた信号CKbが入力されている。トランジスタ131のソースは第1の電源に接続されており、電源電位VDDが供給されている。またトランジスタ133のソースは第2の電源に接続されており、電源電位VSSが供給されている。トランジスタ130及びトランジスタ132の各ゲートは、インバータ110の出力端子に接続されている。また、トランジスタ130及びトランジスタ132の各ドレインは、インバータ110の入力端子に接続されている。
図7に示したフリップフロップ回路において、直列に接続されたp型のトランジスタ130及びトランジスタ131は、出力端子OUT1への電源電位VDDの供給を制御することができる。よって、トランジスタ130及びトランジスタ131のチャネル幅Wを、トランジスタ102のチャネル幅Wよりも大きくすることで、期間T3においてクロックドインバータ112よりもクロックドインバータ111の出力端子OUT1への電流供給能力をより高くすることができる。よって、期間T3において出力端子OUT1を、より確実に電源電位VDDに保つことができる。
なお図1(A)では、信号A2により出力端子OUT1から出力される信号の立ち上がりのタイミングを決めているが、本発明はこの構成に限定されない。信号A2により、出力端子OUT1において信号が電源電位VDDから電源電位VSSに変化する、所謂立ち下がりのタイミングを決めるようにしても良い。
図2(A)に、本発明のシフトレジスタが有するフリップフロップ回路の、図1(A)とは異なる一形態を示す。図2(A)に示すフリップフロップ回路は、図1(A)に示すフリップフロップ回路と同様に、クロックドインバータ212と、インバータ210と、クロックドインバータ211とを有している。そしてクロックドインバータ212は、トランジスタ201及びトランジスタ202を有するインバータ207と、トランジスタ203及びトランジスタ204を有する第1の補償回路208と、トランジスタ205及びトランスミッションゲート206を有する第2の補償回路209とを有している。
インバータ207において、トランジスタ201及びトランジスタ202の各ドレインは、クロックドインバータ212の出力端子(OUT1)に接続されている。トランジスタ201のソースは第1の電源に接続され、電源電位VDDが供給されている。トランジスタ202のソースは第2の電源に接続され、電源電位VSSが供給されている。そして図2(A)では、トランジスタ201のゲートが第2の補償回路209に、トランジスタ202のゲートが第1の補償回路208に、それぞれ接続されている点において、図1(A)とは異なっている。
第1の補償回路208において、トランジスタ203及びトランジスタ204の各ゲートには、前段のフリップフロップ回路において用いられているクロックドインバータ212からの信号Aが入力されている。またトランジスタ203のソースは、前々段の出力端子OUT1からの信号A2が入力されている。そして図2(A)では、トランジスタ204のソースが第2の電源に接続され、電源電位VSSが供給されている点において、図1(A)とは異なっている。また図2(A)では、トランジスタ203及びトランジスタ204の各ドレインが、トランジスタ202のゲートに接続されている点において、図1(A)とは異なっている。
第2の補償回路209において、図2(A)では、トランジスタ205のゲート及びトランスミッションゲート206の第2の制御端子には、後段のフリップフロップ回路の出力端子OUT2からの信号Bが入力されている。そして図2(A)では、トランジスタ205のソースが第1の電源に接続されており、電源電位VDDが供給されている点において、図1(A)とは異なっている。また図2(A)では、トランスミッションゲート206の第1の制御端子に、後段の出力端子OUT2からの信号Bを反転させた信号Bbが入力されている点において、図1(A)とは異なっている。トランスミッションゲート206の入力端子には、クロック信号CKが入力されている。なおトランスミッションゲート206の入力端子には、フリップフロップ回路の段によってクロック信号CKの反転信号CKbが入力されている場合もある。そして図2(A)では、トランジスタ205のドレイン及びトランスミッションゲート206の出力端子が、トランジスタ201のゲートに接続されている点において、図1(A)とは異なっている。
クロックドインバータ212の出力端子OUT1は、インバータ210の入力端子及びクロックドインバータ211の出力端子に接続されている。またインバータ210の出力端子及びクロックドインバータ211の入力端子は、フリップフロップ回路の出力端子OUT2に接続されている。
なお図2(A)では、第2の補償回路209においてトランスミッションゲート206を用いているが、本発明は必ずしもこの構成に限定されない。トランスミッションゲートの代わりに、TFTなどの他のスイッチング素子を用いていても良い。ただし該スイッチング素子は、信号Bに同期してそのスイッチングが制御されるものとする。
またトランジスタ203及びトランジスタ204の各ゲートに入力される信号Aは、必ずしも前段のOUT1から出力されているとは限らず、前段のいずれかの端子から出力されていれば良い。トランジスタ203のソースに入力される信号A2は、必ずしも前々段のOUT1から出力されているとは限らず、前々段のいずれかの端子から出力されていれば良い。トランジスタ205のゲート及びトランスミッションゲート206の第2の制御端子に入力される信号Bは、必ずしも後段のOUT2から出力されているとは限らず、後段のいずれかの端子から出力されていれば良い。
また図2(A)では、トランジスタ201、トランジスタ203及びトランジスタ205はp型であり、トランジスタ202、トランジスタ204はn型である。
また図2(B)に、図2(A)における信号A、信号B、信号A2、信号Bb、クロック信号CK、出力端子OUT1から出力される信号、出力端子OUT2から出力される信号の、タイミングチャートを示す。
図2(B)に示すタイミングチャートから分かるように、図2(A)に示すフリップフロップ回路では、出力端子OUT1において信号が電源電位VDDから電源電位VSSに変化する、所謂立ち下がりのタイミングを、クロック信号CKではなく、前々段の出力端子OUT1からの信号A2により決めることができる。よって、図1(A)に示すフリップフロップ回路と同様に、前々段の出力端子OUT1からの信号A2に同期するようにトランジスタ202をオンさせることで、期間T1においてトランジスタ202を完全にオフさせることができる。したがって、図2(B)中破線213で示すように信号が早めに立ち下がるのを、防ぐことができる。
なおクロックドインバータ211が有する、出力端子OUT1への電源電位VSSの供給を制御するn型のトランジスタと、クロックドインバータ212が有する、出力端子OUT1への電源電位VDDの供給を制御するp型のトランジスタ201とで、前者のトランジスタのチャネル幅Wがより大きくなるように設計を行なっても良い。上記構成により、期間T3において、クロックドインバータ212よりもクロックドインバータ211の出力端子OUT1への電流供給能力をより高くすることができる。よって、期間T3において出力端子OUT1を、より確実に電源電位VSSに保つことができる。
図8に、図2(A)に示したフリップフロップ回路のより詳しい構成を、一例として示す。なお図8では、図2(A)において既に示したものに対し、同じ符号を付す。図8においてクロックドインバータ211は、直列に接続されたp型のトランジスタ230及びトランジスタ231と、直列に接続されたn型のトランジスタ232及びトランジスタ233とを有している。トランジスタ231のゲートにはクロック信号CKを反転させた信号CKbが、トランジスタ233のゲートには、クロック信号CKが入力されている。トランジスタ231のソースは第1の電源に接続されており、電源電位VDDが供給されている。またトランジスタ233のソースは第2の電源に接続されており、電源電位VSSが供給されている。トランジスタ230及びトランジスタ232の各ゲートは、インバータ210の出力端子に接続されている。また、トランジスタ230及びトランジスタ232の各ドレインは、インバータ210の入力端子に接続されている。
図8に示したフリップフロップ回路において、直列に接続されたn型のトランジスタ232及びトランジスタ233は、出力端子OUT1への電源電位VSSの供給を制御することができる。よって、トランジスタ232及びトランジスタ233のチャネル幅Wを、トランジスタ201のチャネル幅Wよりも大きくすることで、期間T3においてクロックドインバータ212よりもクロックドインバータ211の出力端子OUT1への電流供給能力をより高くすることができる。よって、期間T3において出力端子OUT1を、より確実に電源電位VSSに保つことができる。
また図1(A)、図2(A)に示すフリップフロップ回路では、クロック信号CKの入力を、信号Bに同期して動作するスイッチング素子(トランスミッションゲート106または206)で制御している。従って、クロック信号CKをフリップフロップ回路に供給するための配線の負荷を低減することができる。
なお通常クロックドインバータは、直列に接続された2つのn型のトランジスタと、直列に接続された2つのp型のトランジスタとを有している。しかしトランジスタを2つ直列に接続するとオン電流が低くなる傾向がある。そこで従来では、オン電流を大きくするために、直列に接続された2つのトランジスタを、そのチャネル幅Wが大きくなるよう設計していた。そのため、該2つのトランジスタのゲートに接続された(該2つのトランジスタのゲート容量を負荷とする)トランジスタも、そのチャネル幅Wが大きくするよう設計する必要が生じるため、結果的にクロックドインバータ全体の負荷が大きくなり、高周波動作の妨げとなっていた。しかしながら本発明では、クロックドインバータの出力端子への電位の供給を制御するために、ダブルゲートのトランジスタ(直列に接続された2つのトランジスタ)を用いる必要はなく、シングルゲートのトランジスタを用いることができる。その結果、本発明ではチャネル幅Wが大きくなるようトランジスタを設計する必要はなく、トランジスタのサイズを小さくすることができるため、高集積化が可能となる。また該トランジスタのゲートを負荷とする素子の負担を軽減することができるので、クロックドインバータ全体の負荷を小さくし、高周波動作を可能にする。さらに、トランジスタのチャネル幅Wを抑えつつ、出力端子への電流の供給能力を高めることができる。よって、後段の回路の負荷により、フリップフロップ回路から出力される信号の波形が鈍るのを防ぐことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、本発明のシフトレジスタの構成について説明する。
図3に、本実施の形態のシフトレジスタの構成を示す。本発明のシフトレジスタは、複数のフリップフロップ回路401を有しており、各フリップフロップ回路401は、前段の出力端子OUT1からの信号A、前々段の出力端子OUT1からの信号A2及び後段の出力端子OUT2からの信号Bを、入力として用いている。ただし、1段目のフリップフロップ回路401は、信号Aの代わりにスタートパルス信号SPを入力し、信号A2の代わりにグラウンドの電位を供給している。また2段目のフリップフロップ回路401は、信号A2の代わりにスタートパルス信号SPを入力している。最終段のフリップフロップ回路401は、信号Bの代わりに信号Aが入力されている。
各フリップフロップ回路401の出力端子OUT2からの信号は、シフトレジスタの後段の回路に入力される。
本実施の形態は、実施の形態1と自由に組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態3)
本実施の形態では、フリップフロップ回路にクロック信号CKを供給するための配線の負荷を、より低減するための構成について説明する。
図4(A)に、図1(A)に示したフリップフロップ回路において、クロックドインバータ111の代わりにインバータ114を用いる例を示す。なお、図4(A)では、図1(A)において既に示したものに対し、図1(A)と同じ符号を付す。
図4(A)では、インバータ110の出力端子とインバータ114の入力端子とが、フリップフロップ回路の出力端子OUT2に接続されている。またインバータ110の入力端子とインバータ114の出力端子とが、クロックドインバータ112の出力端子OUT1に接続されている。
図4(A)では、図1(A)に示したフリップフロップ回路よりも、クロック信号を供給するための配線に接続されたクロックドインバータの数が少ないので、上記配線の負荷を低減することができる。
また図4(B)に、図2(A)に示したフリップフロップ回路において、クロックドインバータ211の代わりにインバータ214を用いる例を示す。なお、図4(B)では、図2(A)において既に示したものに対し、図2(A)と同じ符号を付す。
図4(B)では、インバータ210の出力端子とインバータ214の入力端子とが、フリップフロップ回路の出力端子OUT2に接続されている。またインバータ210の入力端子とインバータ214の出力端子とが、クロックドインバータ212の出力端子OUT1に接続されている。
図4(A)と同様に図4(B)では、図2(A)に示したフリップフロップ回路よりも、クロック信号を供給するための配線に接続されたクロックドインバータの数が少ないので、上記配線の負荷を低減することができる。
本実施の形態は、実施の形態1及び実施の形態2と自由に組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態4)
本実施の形態では、フリップフロップ回路にクロック信号CKを供給するための配線の負荷を、より低減するための構成について説明する。
図5(A)に、本実施の形態のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の一形態を示す。図5(A)では、図1(A)に示すフリップフロップ回路が有するクロックドインバータ111の代わりに、第3の補償回路122及びインバータ123を有するクロックドインバータ121を用いる例を示す。なお図5(A)では、図1(A)において既に示したものに対し、同じ符号を付している。
クロックドインバータ121は、トランジスタ124及びトランスミッションゲート125を有する第3の補償回路122と、トランジスタ126及びトランジスタ127を有するインバータ123とを有している。
クロックドインバータ121において、トランジスタ124のゲート及びトランスミッションゲート125の第2の制御端子は、クロックドインバータ112の出力端子OUT1に接続されている。またトランジスタ124及びトランジスタ126の各ソースは、第1の電源に接続されており、それぞれ電源電位VDDが供給されている。トランスミッションゲート125の入力端子には、クロック信号CKが供給されている。トランスミッションゲート125の出力端子及びトランジスタ124のドレインは、トランジスタ126のゲートに接続されている。トランジスタ127は、ゲートがフリップフロップ回路の出力端子OUT2に接続されており、ソースは第2の電源に接続されて電源電位VSSが供給されている。トランジスタ126及びトランジスタ127の各ドレインは、クロックドインバータ112の出力端子OUT1に接続されている。
図5(B)は、図5(A)のフリップフロップにおける信号A、信号B、信号A2、信号Bb、クロック信号CK、出力端子OUT1から出力される信号、出力端子OUT2から出力される信号の、タイミングチャートを示している。図5(B)に示すように、各期間T0〜T4において、出力端子OUT1及び出力端子OUT2における電位を制御することができる。
図5(A)では、図1(A)に示したフリップフロップ回路よりも、クロック信号を供給するための配線に接続されたクロックドインバータの数が少ないので、上記配線の負荷を低減することができる。
また図6(A)に、本実施の形態のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の別の一形態を示す。図6(A)では、図2(A)に示すフリップフロップ回路が有するクロックドインバータ211の代わりに、第3の補償回路222及びインバータ223を有するクロックドインバータ221を用いる例を示す。なお図6(A)では、図2(A)において既に示したものに対し、同じ符号を付している。
クロックドインバータ221は、トランジスタ224及びトランスミッションゲート225を有する第3の補償回路222と、トランジスタ226及びトランジスタ227を有するインバータ223とを有している。
クロックドインバータ221において、トランジスタ224のゲート及びトランスミッションゲート225の第1の制御端子は、クロックドインバータ212の出力端子OUT1に接続されている。またトランジスタ226のソースは第1の電源に接続されており、電源電位VDDが供給されている。トランジスタ224及びトランジスタ227の各ソースは第2の電源に接続されており、それぞれ電源電位VSSが供給されている。トランスミッションゲート225の入力端子には、クロック信号を反転させた信号CKbが供給されている。トランスミッションゲート225の出力端子及びトランジスタ224のドレインは、トランジスタ226のゲートに接続されている。トランジスタ227は、ゲートがフリップフロップ回路の出力端子OUT2に接続されている。トランジスタ226及びトランジスタ227の各ドレインは、クロックドインバータ212の出力端子OUT1に接続されている。
図6(B)は、図6(A)のフリップフロップ回路における信号A、信号B、信号A2、信号Bb、クロック信号CK、出力端子OUT1から出力される信号、出力端子OUT2から出力される信号の、タイミングチャートを示している。図6(B)に示すように、各期間T0〜T4において、出力端子OUT1及び出力端子OUT2における電位を制御することができる。
図6(A)では、図2(A)に示したフリップフロップ回路よりも、クロック信号を供給するための配線に接続されたクロックドインバータの数が少ないので、上記配線の負荷を低減することができる。
本実施の形態は、実施の形態1及び実施の形態2と自由に組み合わせて実施することが可能である。
図9に、本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路のマスク図面を示す。図9に示すマスク図面は、図1(A)に示すシフトレジスタ一段分に相当し、図1(A)において既に示しているものには、同じ符号を付している。なお120はインバータに相当し、信号Bを反転させることができる。
また図9において、信号Aは配線801に供給されており、信号Bは配線802に供給されており、信号A2は配線803に供給されている。電源電位VDDは配線804に、電源電位VSSは配線805に供給されている。また配線811には出力端子OUT1の電位が供給されており、配線812には出力端子OUT2の電位が供給されている。
なお本実施例は、上記実施の形態と組み合わせることができる。
図10に、本発明の半導体表示装置が有するパネルの、具体的な構成の一例を示す。図10に示すように本発明の半導体表示装置では、パネル300が、画素部301、信号線駆動回路302、走査線駆動回路303とを有している。
図10において信号線駆動回路302は、本発明のシフトレジスタ304、ラッチA305、ラッチB306を有している。なおシフトレジスタ304は、上記実施の形態及び実施例に示した構成を有している。シフトレジスタ304には、クロック信号CK、スタートパルス信号SPなどの各種制御信号が入力されている。クロック信号CKとスタートパルス信号SPが入力されると、シフトレジスタ304において各段のフリップフロップ回路からタイミング信号が出力される。出力されたタイミング信号は、一段目のラッチA305に順に入力される。ラッチA305にタイミング信号が入力されると、該タイミング信号のパルスに同期して、ビデオ信号が順にラッチA305に書き込まれ、保持される。なお、本実施例ではラッチA305に順にビデオ信号を書き込んでいるが、本発明はこの構成に限定されない。複数のステージのラッチA305をいくつかのグループに分け、グループごとに並行してビデオ信号を入力する、いわゆる分割駆動を行っても良い。なおこのときのグループの数を分割数と呼ぶ。例えば4つのステージごとにラッチをグループに分けた場合、4分割で分割駆動すると言える。ここでステージとは1つのビデオ信号を保持する回路のことである。
ラッチA305の全ステージのラッチへの、ビデオ信号の書き込みが一通り終了するまでの期間を、行選択期間と呼ぶ。実際には、上記行選択期間に水平帰線期間が加えられた期間を行選択期間に含むことがある。
一行選択期間が終了すると、2段目のラッチB306に、制御信号の一つに相当するラッチ信号(Latch Signal)が供給され、該ラッチ信号に同期してラッチA305に保持されているビデオ信号が、ラッチB306に一斉に書き込まれる。ビデオ信号をラッチB306に送出し終えたラッチA305には、再びシフトレジスタ304から出力されるタイミング信号に同期して、次のビットのビデオ信号の書き込みが順次行われる。この2順目の1行選択期間中には、ラッチB306に書き込まれ、保持されているビデオ信号が画素部301に入力される。
次に、走査線駆動回路303の構成について説明する。走査線駆動回路303は、本発明のシフトレジスタ307、バッファ308を有している。また場合によってはレベルシフタを有していても良い。なおシフトレジスタ307は、上記実施の形態及び実施例に示した構成を有している。走査線駆動回路303において、シフトレジスタ307にクロック信号CK及びスタートパルス信号SPが入力されることによって、各段のフリップフロップ回路から選択信号が出力される。出力された選択信号はバッファ308において増幅され、対応する走査線に供給される。走査線に供給される選択信号によって、1行分の画素に含まれているトランジスタの動作が制御されるので、バッファ308には、比較的大きな電流を走査線に供給することができるものを用いることが望ましい。
なお本実施例では、信号線駆動回路302及び走査線駆動回路303において本発明のシフトレジスタを用いる例を示しているが、本発明の半導体表示装置はこの構成に限定されない。信号線駆動回路302においてのみ、本発明のシフトレジスタを用いていても良いし、走査線駆動回路303においてのみ、本発明のシフトレジスタを用いていても良い。
なお、信号線駆動回路302及び走査線駆動回路303において本発明のシフトレジスタを用いる場合、信号線駆動回路302及び走査線駆動回路303は、画素部301と同じ基板上に形成する。信号線駆動回路302においてのみ、本発明のシフトレジスタを用いる場合、信号線駆動回路302は画素部301と同じ基板上に形成する。また走査線駆動回路303においてのみ、本発明のシフトレジスタを用いる場合、走査線駆動回路303は画素部301と同じ基板上に形成する。
なお本実施例は、上記実施の形態または実施例と組み合わせることができる。
本発明のシフトレジスタ及び半導体表示装置は、例えばビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDVD:Digital Versatile Disc)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などの電子機器に用いることができる。特に、可撓性を有している基板は、ガラス基板などに比べて基板の軽量化、薄型化が容易であり、該可撓性を有する基板に剥離した半導体素子を貼り合わせる場合、半導体装置の軽量、小型化、薄型化を実現しやすい。よって、本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタは、携帯用の電子機器または比較的大型の画面を有する表示装置に特に適している。それら電子機器の具体例を図11に示す。
図11(A)は携帯情報端末であり、本体2001、表示部2002、操作キー2003、モデム2004等を含む。図11(A)ではモデム2004が取り外し可能な形態の携帯情報端末を示しているが、モデムが本体2001に内蔵されていても良い。本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタにより、表示部2002またはその他信号処理用の回路を作製して、携帯情報端末を完成させることができる。
図11(B)はICカードであり、本体2201、表示部2202、接続端子2203等を含む。本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタにより、表示部2202またはその他信号処理用の回路を作製して、ICカードを完成させることができる。なお図11(B)では接触型の電子カードを示しているが、非接触型のICカードや、接触型と非接触型の機能を持ち合わせたICカードにも、本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタを用いることができる。
図11(C)は表示装置であり、筐体2101、表示部2102、スピーカー部2103等を含む。本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタにより、表示部2102またはその他信号処理用の回路を作製して、表示装置を完成させることができる。なお、表示装置には、コンピュータ用、テレビジョン放送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用表示装置が含まれる。
図11(D)はコンピュータであり、本体2301、筐体2302、表示部2303、キーボード2304、ポインティングマウス2305等を含む。なおコンピュータは、モニターと、CPUを有する本体とが一体化されたコンピュータ(例えばノート型コンピュータ)であっても良いし、モニターと、CPUを有する本体とが分離したコンピュータ(例えばデスクトップ型コンピュータ)であっても良い。本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタにより、表示部2303またはその他信号処理用の回路を作製して、コンピュータを完成させることができる。
図11(E)は記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体2401、筐体2402、表示部2403、記録媒体(DVD等)読み込み部2404、操作キー2405、スピーカー部2406等を含む。記録媒体を備えた画像再生装置には家庭用ゲーム機器なども含まれる。本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタにより、表示部2403またはその他信号処理用の回路を作製して、画像再生装置を完成させることができる。
なお、筐体の小型化、内部回路における駆動回路の占有面積の小型化、作製費用の削減、消費電力の削減、高周波動作を実現する本発明は、上記電子機器の全てに優れた効果をもたらすが、携帯端末には特に優れた効果をもたらす。
以上の様に、本発明の半導体表示装置または本発明のシフトレジスタの適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能である。また、本実施例の電子機器は、上記実施の形態または実施例と組み合わせることができる。
本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図及びタイミングチャート。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図及びタイミングチャート。 本発明のシフトレジスタの構成を示すブロック図。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図及びタイミングチャート。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図及びタイミングチャート。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路の回路図。 本発明のシフトレジスタが有する、フリップフロップ回路のマスク図面。 本発明のシフトレジスタを用いた、本発明の半導体表示装置のブロック図。 本発明のシフトレジスタまたは本発明の半導体表示装置を用いた電子機器の図。
符号の説明
101 トランジスタ
102 トランジスタ
103 トランジスタ
104 トランジスタ
105 トランジスタ
106 トランスミッションゲート
107 インバータ
108 第1の補償回路
109 第2の補償回路
110 インバータ
111 クロックドインバータ
112 クロックドインバータ
114 インバータ
120 インバータ
121 クロックドインバータ
122 第3の補償回路
123 インバータ
124 トランジスタ
125 トランスミッションゲート
126 トランジスタ
127 トランジスタ
130 トランジスタ
131 トランジスタ
132 トランジスタ
133 トランジスタ
201 トランジスタ
202 トランジスタ
203 トランジスタ
204 トランジスタ
205 トランジスタ
206 トランスミッションゲート
207 インバータ
208 第1の補償回路
209 第2の補償回路
210 インバータ
211 クロックドインバータ
212 クロックドインバータ
214 インバータ
221 クロックドインバータ
222 第3の補償回路
223 インバータ
224 トランジスタ
225 トランスミッションゲート
226 トランジスタ
227 トランジスタ
230 トランジスタ
231 トランジスタ
232 トランジスタ
233 トランジスタ
300 パネル
301 画素部
302 信号線駆動回路
303 走査線駆動回路
304 シフトレジスタ
305 ラッチA
306 ラッチB
307 シフトレジスタ
308 バッファ
401 フリップフロップ回路
801 配線
802 配線
803 配線
804 配線
805 配線
811 配線
812 配線
2001 本体
2002 表示部
2003 操作キー
2004 モデム
2101 筐体
2102 表示部
2103 スピーカー部
2201 本体
2202 表示部
2203 接続端子
2301 本体
2302 筐体
2303 表示部
2304 キーボード
2305 ポインティングマウス
2401 本体
2402 筐体
2403 表示部
2404 読み込み部
2405 操作キー
2406 スピーカー部

Claims (12)

  1. クロックドインバータを用いたフリップフロップ回路を複数段有し、
    前記クロックドインバータは、インバータと、第1の補償回路と、第2の補償回路とを有し、
    前記インバータは、一導電型の第1のトランジスタと、前記一導電型とは逆の導電型の第2のトランジスタとを有し、
    前記第1のトランジスタのソースは第1の電源線に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソースは第2の電源線に電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとは電気的に接続されて前記インバータの出力となり、
    前記第1の補償回路は、前々段のフリップフロップ回路の出力と、前段のフリップフロップ回路の出力とを用いて、前記第1のトランジスタのゲートに入力される信号を生成し、
    前記第2の補償回路は、後段のフリップフロップ回路の出力と、クロック信号とを用いて、前記第2のトランジスタのゲートに入力される信号を生成することを特徴とするシフトレジスタ。
  2. 請求項1において、
    前記第1の補償回路及び前記第2の補償回路において生成される信号によって、前記インバータの出力パルスの立ち上がり又は立ち下がりのタイミングが制御され、且つ前記クロック信号を前記第2のトランジスタのゲートに入力するか否かが制御されることを特徴とするシフトレジスタ。
  3. クロックドインバータを用いたフリップフロップ回路を複数段有し、
    前記クロックドインバータは、一導電型の第1のトランジスタ及び前記一導電型とは逆の導電型の第2のトランジスタを有するインバータと、第3のトランジスタ及び第4のトランジスタを有する第1の補償回路と、第5のトランジスタ及びスイッチング素子を有する第2の補償回路とを有し、
    前記第1のトランジスタのソースは第1の電源線に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソースは第2の電源線に電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとは電気的に接続されて前記インバータの出力となり、
    前記第4のトランジスタのソースは前記第1の電源線電気的に接続され、
    前記第5のトランジスタのソースは前記第2の電源線電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタのゲート及び前記第4のトランジスタのゲートには、前のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第5のトランジスタのゲート及び前記スイッチング素子の制御端子には、後のフリップフロップ回路から出力される信号が入力されており、
    前記スイッチング素子の入力端子にはクロック信号が入力されており、
    前記スイッチング素子の出力端子及び前記第5のトランジスタのドレインは、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの一方には、前々段のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの他方及び前記第4のトランジスタのドレインは前記第1のトランジスタのゲートに電気的に接続されていることを特徴とするシフトレジスタ。
  4. クロックドインバータを用いたフリップフロップ回路を複数段有し、
    前記クロックドインバータは、一導電型の第1のトランジスタ及び前記一導電型とは逆の導電型の第2のトランジスタを有するインバータと、第3のトランジスタ及び第4のトランジスタを有する第1の補償回路と、第5のトランジスタ及びトランスミッションゲートを有する第2の補償回路とを有し、
    前記第1のトランジスタのソースは第1の電源線に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソースは第2の電源線に電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとは電気的に接続されて前記インバータの出力となり、
    前記第4のトランジスタのソースは前記第1の電源線電気的に接続され、
    前記第5のトランジスタのソースは前記第2の電源線電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタのゲート及び前記第4のトランジスタのゲートには、前のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第5のトランジスタのゲート及び前記トランスミッションゲートの第1の制御端子には、後のフリップフロップ回路から出力される信号が入力されており、
    前記トランスミッションゲートの第2の制御端子には、のフリップフロップ回路から出力される信号を反転させた信号が入力されており、
    前記トランスミッションゲートの入力端子にはクロック信号が入力されており、
    前記トランスミッションゲートの出力端子及び前記第5のトランジスタのドレインは、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの一方には、前々段のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの他方及び前記第4のトランジスタのドレインは前記第1のトランジスタのゲートに電気的に接続されていることを特徴とするシフトレジスタ。
  5. 請求項または請求項において、
    前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタはp型のトランジスタであり、前記第2のトランジスタ、前記第3のトランジスタ及び前記第5のトランジスタはn型のトランジスタであることを特徴とするシフトレジスタ。
  6. クロックドインバータを用いたフリップフロップ回路を複数段有し、
    前記クロックドインバータは、一導電型の第1のトランジスタ及び前記一導電型とは逆の導電型の第2のトランジスタを有するインバータと、第3のトランジスタ及び第4のトランジスタを有する第1の補償回路と、第5のトランジスタ及びスイッチング素子を有する第2の補償回路とを有し、
    前記第1のトランジスタのソースは第1の電源線に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソースは第2の電源線に電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとは電気的に接続されて前記インバータの出力となり、
    前記第4のトランジスタのソースは前記第2の電源線電気的に接続され、
    前記第5のトランジスタのソースは前記第1の電源線電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタのゲート及び前記第4のトランジスタのゲートには、前のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第5のトランジスタのゲート及び前記スイッチング素子の制御端子には、後のフリップフロップ回路から出力される信号が入力されており、
    前記スイッチング素子の入力端子にはクロック信号が入力されており、
    前記スイッチング素子の出力端子及び前記第5のトランジスタのドレインは、前記第1のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの一方には、前々段のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの他方及び前記第4のトランジスタのドレインは前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されていることを特徴とするシフトレジスタ。
  7. クロックドインバータを用いたフリップフロップ回路を複数段有し、
    前記クロックドインバータは、一導電型の第1のトランジスタ及び前記一導電型とは逆の導電型の第2のトランジスタを有するインバータと、第3のトランジスタ及び第4のトランジスタを有する第1の補償回路と、第5のトランジスタ及びトランスミッションゲートを有する第2の補償回路とを有し、
    前記第1のトランジスタのソースは第1の電源線に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソースは第2の電源線に電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとは電気的に接続されて前記インバータの出力となり、
    前記第4のトランジスタのソースは前記第2の電源線電気的に接続され、
    前記第5のトランジスタのソースは前記第1の電源線電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタのゲート及び前記第4のトランジスタのゲートには、前のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第5のトランジスタのゲート及び前記トランスミッションゲートの第1の制御端子には、後のフリップフロップ回路から出力される信号が入力されており、
    前記トランスミッションゲートの第2の制御端子には、のフリップフロップ回路から出力される信号を反転させた信号が入力されており、
    前記トランスミッションゲートの入力端子にはクロック信号が入力されており、
    前記トランスミッションゲートの出力端子及び前記第5のトランジスタのドレインは、前記第1のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの一方には、前々段のフリップフロップ回路に用いられている前記クロックドインバータから出力される信号が入力されており、
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの他方及び前記第4のトランジスタのドレインは前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されていることを特徴とするシフトレジスタ。
  8. 請求項または請求項において、
    前記第1のトランジスタ、前記第3のトランジスタ及び前記第5のトランジスタはp型のトランジスタであり、前記第2のトランジスタ及び前記第4のトランジスタはn型のトランジスタであることを特徴とするシフトレジスタ。
  9. 請求項乃至請求項のいずれかにおいて、
    前記第1の電源線には、前記第2の電源よりも高い電位が入力されることを特徴とするシフトレジスタ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一において、
    前記第1の電源線に入力される電位と前記第2の電源線に入力される電位の電位差は、前記クロック信号の振幅電圧よりも大きいことを特徴とするシフトレジスタ。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれか一において、
    前記第1の電源線に入力される電位と前記第2の電源線に入力される電位のうち高い方の電位は、前記クロック信号の最高電位よりも高く、
    前記第1の電源線に入力される電位と前記第2の電源線に入力される電位のうち低い方の電位は、前記クロック信号の最低電位よりも低いことを特徴とするシフトレジスタ。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか一において、
    複数の画素を有する画素部と、前記複数の画素の選択を行なう走査線駆動回路と、前記選択された画素へのビデオ信号の入力を制御する信号線駆動回路とを有し、
    前記走査線駆動回路または前記信号線駆動回路には前記シフトレジスタが用いられていることを特徴とする半導体表示装置。
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