JP4740065B2 - 基地局、移動局及びパイロットチャネル生成方法 - Google Patents

基地局、移動局及びパイロットチャネル生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局、移動局及びパイロットチャネル生成方法に関し、特に、N(N≧4)のセクタを有する基地局においてパイロットチャネルを生成する技術に関する。
図1は、移動通信システムにおいて使用される典型的なセクタ構成を示す図である。3つの指向性アンテナが1つの基地局に配置され、3つのセクタでセルを構成する。
このような複数のセクタを有する基地局と移動局との間で通信を行うために、パイロットチャネルが伝送される。パイロットチャネルは、制御チャネルを復調するために使用され、複数のユーザに共通に使用される。具体的には、パイロットチャネルは、チャネル推定、同期検波、受信信号品質の測定等に使用される(非特許文献1参照)。
基地局が複数のセクタで構成される場合に、パイロットチャネルにセクタ固有の直交系列を用いることで、他セクタからの干渉を低減することができる。例えば、2セクタの場合には、セクタ#1で{1,1}の直交系列を使用し、セクタ#2で{1,−1}の直交系列を使用することにより、他セクタからの干渉を低減することができる。
立川敬二 監修、「W−CDMA移動通信方式」、丸善株式会社、pp.100−101
3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)で検討されているパイロットチャネルの伝送パターンを図2に示す。パイロットチャネルは予め決められたパターンで無線リソースに割り当てられ、例えば、第1サブフレーム及び第5サブフレームにおいて6サブキャリア毎に割り当てられる(“P”の部分に割り当てられる)。
このパイロットチャネルに対して、セクタ毎に異なる位相回転量を有する位相回転系列を適用することで、セクタ間の直交化が可能になる。例えば、図1の3セクタ構成では、次の位相回転系列を用いる。
Figure 0004740065
すなわち、セクタ#1では0の位相回転量を適用し、セクタ#2では2π/3の位相回転量を適用し、セクタ#3では4π/3の位相回転量を適用する。このように位相回転量を適用した場合、3つのシンボルのパイロットチャネルを加算することで、他セクタの干渉を低減することが可能になる。これは3の拡散率でパイロットチャネルを拡散することに相当する。同様に、6セクタ構成での直交化を実現するには、次の位相回転系列を用いる。
Figure 0004740065
すなわち、セクタ数をNとすると、各セクタに適用される位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nの差になるように、位相回転量を配置した位相回転系列を用いる。このような位相回転系列を各セクタでパイロットチャネルに適用することで、パイロットチャネルの直交化を実現することができる。しかし、セクタ数の増加に伴って、直交化するために必要なシンボル数が増大する(すなわち、拡散率が増大する)。
図3は、3セクタの直交化に必要なシンボル数と6セクタの直交化に必要なシンボル数とを周波数軸上に示している。このように、6セクタの直交化に必要なシンボル数は、3セクタの直交化に必要なシンボル数の2倍になる。
セクタの増加に伴って、直交化するために必要なシンボル数が増加すると、周波数選択性フェージングにより、図2に示すようにシンボル間の振幅変動が増加する。この振幅変動が原因で、直交性が崩れてセクタ間干渉が生じることになる。
本発明は、上記のような従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、特にセクタ数が4以上になった場合に、周波数選択性フェージングの影響を低減し、パイロットチャネルのセクタ間干渉を低減することを目的とする。
本発明の前記の目的は、
N(N≧4)のセクタ間で直交するパイロットチャネルを生成する基地局であって:
各セクタに適用される周波数領域の位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nより大きくなるように、周波数領域の位相回転量を配置した位相回転系列を生成する系列生成部;及び
各セクタにおいて、前記位相回転系列の中から対応する周波数領域の位相回転量を前記パイロットチャネルに適用する直交系列乗算部;
を有する基地局、により解決することができる。
また、本発明の前記の目的は、
N(N≧4)のセクタを有する基地局からパイロットチャネルを受信する移動局であって:
各セクタに適用される周波数領域の位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nより大きくなるように、周波数領域の位相回転量を配置した位相回転系列を用いて、チャネル推定を行うチャネル推定部;
を有する移動局、によっても解決することができる。
更に、本発明の前記の目的は、
N(N≧4)のセクタを有する基地局において、Nのセクタ間で直交するパイロットチャネルを生成するパイロットチャネル生成方法であって:
各セクタに適用される周波数領域の位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nより大きくなるように、周波数領域の位相回転量を配置した位相回転系列を生成するステップ;及び
各セクタにおいて、前記位相回転系列の中から対応する周波数領域の位相回転量を前記パイロットチャネルに適用するステップ;
を有するパイロットチャネル生成方法、によっても解決することができる。
本発明の実施例によれば、基地局が4以上のセクタから構成される場合に、周波数選択性フェージングの影響を低減し、パイロットチャネルのセクタ間干渉を低減することができる。
本発明の実施例について、図面を参照して以下に説明する。以下の実施例では、主に6セクタ構成について説明するが、本発明はセクタ数(N)が4以上の場合に適用可能である。
<第1実施例>
本発明の第1実施例では、隣接セクタが2又は3のシンボル数(拡散率)で直交するように、各セクタへの位相回転量の割り当てを行うことについて説明する。
図4Aは、本発明の第1実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図である。この伝送パターンにおいて、セクタ毎に異なる位相回転量を有する次の位相回転系列を用いる。
Figure 0004740065
このように、各セクタに適用される位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/6より大きくなるように割り当てる(この場合には120°以上になるように割り当てる)。このようにすることで、基地局全体で直交化を計算するには6のシンボル数が必要になるが、隣接セクタとの間では、2又は3のシンボル数で直交化が実現できる。例えば、セクタ#1とセクタ#2との位相回転量の差は2π/3であるため、3のシンボル数で直交化が実現できる。すなわち、セクタ#1とセクタ#2とのセクタ境界に存在する移動局は、6のシンボル数ではなく、3のシンボル数を用いてパイロットチャネルを検出することができる。また、セクタ#1とセクタ#6との位相回転量の差はπであるため、2のシンボル数で直交化が実現できる。一方、セクタ#1とセクタ#4との位相回転量の差はπ/3であるため、直交化のためには6のシンボル数が必要になる。しかし、セクタ#1とセクタ#4とは隣接していないため、干渉は無視することができる。このように、基地局全体の拡散率は6になるが、隣接セクタとの間では拡散率は2又は3にすることができる。このようにして、図4Bに示す拡散率でセクタ間直交化が実現できる。
このように、全体の拡散率は大きくても、隣接セクタ間での拡散率を低減することができるため、周波数選択性フェージングの影響を低減することができる。
<第2実施例>
本発明の第2実施例では、周波数領域の位相回転量の割り当てと時間領域の位相回転量の割り当てとを併用することについて説明する。
図5Aは、本発明の第2実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図である。この伝送パターンにおいて、セクタ毎に周波数領域の位相回転量と時間領域の位相回転量とを有する次の位相回転系列を用いる。
Figure 0004740065
このように、時間領域で直交する位相回転量を更に用いることにより、周波数領域の位相回転系列は3セクタ用の位相回転系列を用いることが可能になる。
更に、同じ周波数領域の位相回転量を有するセクタ(セクタ#1とセクタ#4)が相互に隣接しないように位相回転量を定めてもよい。このようにすることで、通常では周波数領域でシンボルを加算することにより、直交化の計算が可能になる。すなわち、セクタ#1とセクタ#6との周波数領域の位相回転量の差は4π/3であるため、時間領域を考慮しなくても3のシンボル数で直交化が実現できる。同様に、セクタ#1とセクタ#5との位相回転量の差は2π/3であるため、時間領域を考慮しなくても3のシンボル数で直交化が実現できる。このようにして、図5Bに示す拡散率でセクタ間直交化が実現できる。
このように、時間領域の位相回転量を更に用いることにより、周波数選択性フェージングの影響を低減することができる。
<第3実施例>
本発明の第3実施例では、各セクタが隣接セクタと同じ位相回転量を有さないように、各セクタへの位相回転量の割り当てを行うことについて説明する。
図6Aは、本発明の第3実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図である。この伝送パターンにおいて、各セクタが隣接セクタと同じ位相回転量を有さない次の位相回転系列を用いる。
Figure 0004740065
このようにすることで、セクタ#1とセクタ#2との位相回転量の差は2π/3であるため、3のシンボル数で直交化が実現できる。また、セクタ#1とセクタ#6との位相回転量の差は4π/3であるため、3のシンボル数で直交化が実現できる。セクタ#1とセクタ#4とは同じ位相回転量を用いるが、これらのセクタは隣接していないため、干渉は無視することができる。このようにして、図6Bに示す拡散率でセクタ間直交化が実現できる。
このように、隣接セクタが同じ位相回転量を有さない位相回転系列を適用することにより、隣接セクタ間での拡散率を低減することができるため、周波数選択性フェージングの影響を低減することができる。
<第4実施例>
本発明の第4実施例では、セクタをグループ化し、グループ毎に異なるスクランブルコードを用いることについて説明する。
図7Aは、本発明の第4実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図である。この伝送パターンにおいて、次の位相回転系列を用いる。
Figure 0004740065
ただし、セクタ#1〜#3とセクタ#4〜#6とをグループ化し、グループ毎に異なるスクランブルコードを乗算する。セクタ#1〜#3にはスクランブルコードAが乗算され、セクタ#4〜#6には別のスクランブルコードBが乗算される。このようにすることで、セクタ#1〜#3はセクタ#4〜#6からの干渉を考慮する必要がなく、3のシンボル数で直交化が実現できる。このようにして、図7Bに示す拡散率でセクタ間直交化が実現できる。
このように、セクタをグループ化してグループ毎に異なるスクランブルコードを乗算することにより、周波数選択性フェージングの影響を低減することができる。
<第5実施例>
本発明の第5実施例では、セクタをグループ化し、グループ毎に異なるリソースブロックにパイロットチャネルを多重することについて説明する。
図8Aは、本発明の第5実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図である。セクタ#1〜#3のパイロットチャネルは、“P1”で示す無線リソースを使用し、セクタ#4〜#6のパイロットチャネルは、“P1”とは異なる“P2”で示す無線リソースを使用する。このようにセクタをグループ化し、グループ毎に異なる無線リソースにパイロットチャネルを割り当て、周波数多重することにより、セクタ#1〜#3はセクタ#4〜#6からの干渉を考慮する必要がなくなる。従って、セクタ#1〜#3に対して次の位相回転系列を用いることができる。
Figure 0004740065
このようにすることで、セクタ#1〜#3はセクタ#4〜#6からの干渉を考慮する必要がなく、3のシンボル数で直交化が実現できる。このようにして、図8Bに示すセクタ間直交化が実現できる。
なお、上記の第1実施例〜第5実施例を組み合わせて使用することも可能である。
<基地局の構成例>
上記の実施例を実現するための基地局10の構成例を図9に示す。基地局10は、拡散・チャネル符号化部101と、インタリーブ処理部103と、データ変調部105と、時間/周波数マッピング部107と、パイロット多重部109と、系列生成部111と、直交系列乗算部113と、スクランブルコード乗算部115と、IFFT部117と、ガードインターバル挿入部119とを有する。なお、系列生成部111は、各セクタに対する位相回転系列を生成する部分に相当するため、複数のセクタで共通して用いられる。他の構成要素は図示のようにセクタ毎に存在する。
拡散・チャネル符号化部101は、送信されるデータチャネルのチャネル符号化を行い、誤り訂正能力を高める。本実施例ではOFDM方式で通信が行われ符号拡散は行われない。しかし、別の実施例ではOFCDM方式で通信が行われ、拡散・チャネル符号化部101が送信されるデータチャネルを符号拡散し且つチャネル符号化も行う。インタリーブ処理部103は、チャネル符号化後の信号の時間方向及び/又は周波数方向のシンボルの並び方を送受両側で既知の規則に従って変更する。データ変調部105は、送信される信号を適切な変調方式に従って信号点配置図(signal constellation)にマッピングする。例えばQPSK、16QAM、64QAM等様々な変調方式が使用されてもよい。適応変調符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)が行われる場合には、変調方式及びチャネル符号化率がその都度指定される。時間/周波数マッピング部107は、送信されるデータチャネルを時間方向及び/又は周波数方向にどのようにマッピングするかを決定する。パイロット多重部109は、パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルを多重化し、出力する。多重化は、時間方向、周波数方向又は時間及び周波数両方向になされてもよい。
系列生成部111は、第1実施例〜第5実施例で説明した位相回転系列を生成する。また、第4実施例のようにスクランブルコードを用いる場合には、セクタのグループ毎にスクランブルコードを生成する。直交系列乗算部113は、位相回転系列からセクタに対応する位相回転量をパイロットチャネルに適用する。スクランブルコード乗算部115は、セクタに対応するスクランブルコードを乗算する。
IFFT部117は、送信する信号を高速逆フーリエ変換し、OFDM方式の変調を行う。これにより、有効シンボル部が形成される。ガードインターバル挿入部119は、有効シンボル部の一部を抽出し、それを有効シンボル部の先頭又は末尾に付加することで、送信シンボル(送信信号)を作成する。
<移動局の構成>
上記の実施例を実現するための移動局20の構成例を図10に示す。移動局20は、ガードインターバル除去部201と、FFT部203と、パイロット分離部205と、チャネル推定部207と、時間/周波数データ抽出部209と、データ復調部211と、デインタリーブ処理部213と、逆拡散・チャネル復号部215とを有する。
ガードインターバル除去部201は、受信シンボル(受信信号)からガードインターバル部を除去し、有効シンボル部を抽出する。FFT部203は、信号を高速フーリエ変換し、OFDM方式の復調を行う。パイロット分離部205は、OFDM方式で復調されたサブキャリア毎の信号から、パイロットチャネルと他のチャネルとを分離する。
チャネル推定部207は、位相回転系列とスクランブルコードとを用いてパイロットチャネルを抽出してチャネル推定を行い、チャネル補償のための制御信号をデータ復調部211等に与える。チャネル推定部207で用いられる位相回転系列とスクランブルコードとは、基地局と同じものでなければならない。このため、移動局20は位相回転系列とスクランブルコードとをセルサーチ時に検出してもよく、報知チャネルを介して基地局から受信してもよい。
時間/周波数データ抽出部209は、送信側で決定されたマッピングの規則に従ってデータチャネルを抽出し、出力する。データ復調部211は、データチャネルに対してチャネル補償を行い、復調を行う。復調方式は、送信側で行われた変調方式に合わせて行われる。デインタリーブ処理部213は、送信側で行われたインタリーブに対応して、シンボルの並び方を変更する。逆拡散・チャネル復号化部215は、受信したデータチャネルのチャネル復号化を行う。本実施例ではOFDM方式で通信が行われ符号逆拡散は行われない。しかし、別の実施例ではOFCDM方式で通信が行われ、逆拡散・チャネル復号化部215が受信したデータチャネルを符号逆拡散し且つチャネル復号化も行う。
なお、上記の第1実施例〜第5実施例では6セクタ構成の場合について説明したが、本発明の実施例は、セクタ数が4以上の場合に適用することができる。
例えば、第1実施例におけるセクタと位相回転量との関係を図11に示す。前記のように、セクタ#1を基準にしたときのセクタ#2の位相回転量は2π/3であり、セクタ#1を基準にしたときのセクタ#6の位相回転量はπである。従って、セクタ#1とセクタ#2との間では3の拡散率でセクタ間直交化が実現でき、セクタ#1とセクタ#6との間では2の拡散率でセクタ間直交化が実現できる。
4セクタの場合でのセクタ間直交化を実現するための位相関係を図12に示す。このような位相回転量を設定することで、セクタ#1とセクタ#2との間では3の拡散率でセクタ間直交化が実現でき、セクタ#1とセクタ#4との間では2の拡散率でセクタ間直交化が実現できる。同様に、5セクタの場合にも、図13の位相関係を設定することで、セクタ間直交化が実現できる。この方法は、図14に示すようなホットスポットセルが基地局に存在する場合にも適用可能である。
以上のように、本願発明の実施例によれば、基地局が4以上のセクタから構成される場合に、周波数選択性フェージングの影響を低減し、パイロットチャネルのセクタ間干渉を低減することが可能になる。
移動通信システムにおいて使用される典型的なセクタ構成を示す図 パイロットチャネルの伝送パターンを示す図 3セクタの場合と6セクタの場合とで必要なシンボル数を比較した図 本発明の第1実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図 本発明の第1実施例によるセクタ間直交化を示す図 本発明の第2実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図 本発明の第2実施例によるセクタ間直交化を示す図 本発明の第3実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図 本発明の第3実施例によるセクタ間直交化を示す図 本発明の第4実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図 本発明の第4実施例によるセクタ間直交化を示す図 本発明の第5実施例に係るパイロットチャネルの伝送パターンを示す図 本発明の第5実施例によるセクタ間直交化を示す図 本発明の実施例に係る基地局の構成図 本発明の実施例に係る移動局の構成図 本発明の第1実施例におけるセクタと位相回転量との関係を示す図 4セクタの場合でのセクタ間直交化を実現するための位相関係を示す図 5セクタの場合でのセクタ間直交化を実現するための位相関係を示す図 ホットスポットセルが存在する場合でのセクタ間直交化を実現するための位相関係を示す図
符号の説明
10 基地局
101 拡散・チャネル符号化部
103 インタリーブ処理部
105 データ変調部
107 時間/周波数マッピング部
109 パイロット多重部
111 系列生成部
113 直交系列乗算部
115 スクランブルコード乗算部
117 IFFT部
119 ガードインターバル挿入部
20 移動局
201 ガードインターバル除去部
203 FFT部
205 パイロット分離部
207 チャネル推定部
209 時間/周波数データ抽出部
211 データ復調部
213 デインタリーブ処理部
215 逆拡散・チャネル復号部

Claims (7)

  1. N(N≧4)のセクタ間で直交するパイロットチャネルを生成する基地局であって:
    各セクタに適用される周波数領域の位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nより大きくなるように、周波数領域の位相回転量を配置した位相回転系列を生成する系列生成部;及び
    各セクタにおいて、前記位相回転系列の中から対応する周波数領域の位相回転量を前記パイロットチャネルに適用する直交系列乗算部;
    を有する基地局。
  2. 前記系列生成部は、前記周波数領域の位相回転量と時間領域の位相回転量とを配置した位相回転系列を生成し、
    前記直交系列乗算部は、各セクタにおいて、前記位相回転系列の中から対応する時間領域の位相回転量を前記パイロットチャネルに更に適用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記系列生成部は、各セクタが隣接セクタと同じ周波数領域の位相回転量を有さないように前記位相回転系列を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  4. 前記系列生成部は、グループ内で各セクタが隣接セクタと同じ周波数領域の位相回転量を有さないようにセクタをグループ化し、該グループ毎に異なるスクランブルコードを更に生成することを特徴とし、
    前記スクランブルコードを乗算するスクランブルコード乗算部;
    を更に有する請求項1に記載の基地局。
  5. グループ内で各セクタが隣接セクタと同じ周波数領域の位相回転量を有さないようにセクタをグループ化し、グループ毎に異なるリソースブロックにパイロットチャネルを多重するパイロット多重部;
    を更に有する請求項1に記載の基地局。
  6. N(N≧4)のセクタを有する基地局からパイロットチャネルを受信する移動局であって:
    各セクタに適用される周波数領域の位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nより大きくなるように、周波数領域の位相回転量を配置した位相回転系列を用いて、チャネル推定を行うチャネル推定部;
    を有する移動局。
  7. N(N≧4)のセクタを有する基地局において、Nのセクタ間で直交するパイロットチャネルを生成するパイロットチャネル生成方法であって:
    各セクタに適用される周波数領域の位相回転量が隣接セクタのものと比較して2π/Nより大きくなるように、周波数領域の位相回転量を配置した位相回転系列を生成するステップ;及び
    各セクタにおいて、前記位相回転系列の中から対応する周波数領域の位相回転量を前記パイロットチャネルに適用するステップ;
    を有するパイロットチャネル生成方法。
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