JP4739627B2 - 自在折畳み自転車 - Google Patents

Description

【０００１】
発明の分野
本発明は自在折畳み自転車に関している。
【０００２】
発明の背景
折畳み自転車の最近の既知のタイプは、その自転車を自転車の高さに対応するサイズのパックとして折り畳むこと、またはより小さく折畳むことを可能にする様式にデザインされている。
自転車をその構造のサイズに折り畳むことは国際特許ＷＯ９７／１０１４１に記載されている。それは男性用自転車の共通のタイプである。それは自転車の中央部分とともにチェーンサポートを構成する後輪フォーク付き後輪を前輪の方へ回転させることにより折り畳まれる。シートは、ハンドルバーとペダルが最初の位置に止まるのに対して、後方に揺動する。折畳み作業は時間がかかり、道具を必要とし、そして折り畳まれた自転車は非実用的なサイズのものである。
普通のタイプの車輪を備えた普通の男性用自転車は米国特許Ｎｏ．５，１２５，６７８号に記載されている。そのデザインは、両車輪を取り外し、後輪フォークを取り外し、そしてシートサポートをシートチューブに向かって前方へ揺動させることにより、かなり迅速な折畳み作業を可能にする。自転車のこのタイプの折畳み方式は道具を必要とする。そのサイズは不便であり、そのデザインは必要な人間工学的要求に合致させることを不可能にする。
【０００３】
米国特許４，８９５，３８６号による自転車はその構造の高さを持つパックに折り畳むことができる。前方チューブにヘッドアセンブリーを備えたフォークの前輪、ハンドルバー・アタッチメント及びハンドルバーは１ユニットを構成する。ステムを備えたシートとシートチューブは第二のユニットを形成する。その前方及び後方ユニットに２個の交互のピンにより取り付けられる、ハンドルバー・アセンブリーとシートチューブの間には２個の斜の結合部分がある。ペダルと後輪を備えた中央アセンブリーは低い方の結合部分に取り付けられる。この自転車は両結合部分を両ピンの位置で回転させることにより折り畳まれる。このステップでは、自転車は、後方部分がハンドバーを備えた前方部分に整列するように短縮される。ペダルとハンドルバーは折り畳まれない。つまり、それらは最初の幅のままである。このデザインの欠点は車輪の直径が小さく、チェーンがカバー無しであり、折り畳んだ後のサイズが比較的大きいことである。
より小さいサイズに折り畳むことのできる自転車は米国特許５，２０５，５７３号に記載されている。それは普通のサイズの車輪を備えた普通の男性用自転車として記載されている。その折畳み方はシートサポートがチェーンサポートに取り付けられる場所で分離することのできる後輪フォークに基づいている。両車輪を取り外した後、後輪フォークは分離されて、シートサポートはシートの下に位置するピンの回りにシートチューブに向かって前方へ揺動させる。チェーンサポートは中央ピンの回りに前輪フォークに向かって前方へ揺動させる。両ハンドルバーを９０度回転させると折畳みは完了する。たとえ比較的小さいサイズにそれを折り畳むことが可能であっても、この手順は時間がかかり、経験を必要とする。道具が必要となる。この自転車のデザインは多様性を制限してしまっている。これらのことはこのデザインを通常の顧客にとって役に立たなくする理由である。
【０００４】
米国特許４，６３４，１３８号はフレーム、延長ハンドルバー・アタッチメント及び円形のプロフィルを備えた延長シートステムを有する自転車を記載している。両車輪は小さい直径を持っている。デザイン全体はペダルとハンドルバーを備えたスクーターの印象を与える。この自転車を折り畳むには道具を必要とし、ペダルの折畳みには危険性があり、駆動チェーンはカバー無しであり、デザインの多様性は制限される。
米国特許４，５９８，９２３号による自転車はスーツケースのサイズに折り畳むことができる。この自転車は小さい直径の車輪を有する。その折畳み方法は、付属ピンを取り外して前輪を後方へ回転させた後、前輪をフレームの中空部分の中にスライドさせることを含んでいる。後輪は、付属ピンを取り外して後輪を前方に回転させた後、フレームの別の中空部分の中にスライドされる。ハンドルバーは、ハンドルバー・アタッチメントのピンを取り外した後、後方に折り畳まれる。フレームの中空部分とシートコラムの延長中空部分はそれらの一方を他方の上に折り畳むことによりスーツケースを創り出すであろう。ペダルは取り外してこのスーツケースの中に置かれる。これの欠点は、自転車の車輪が小さい直径を持ち、その結果転がり抵抗が粗い地形に対して大き過ぎることである。構造自体は鋭い端部を持ち、それが損傷の高いリスクをもたらす。
車輪弾力部付の折畳み自転車はドイツ特許ＤＥ４３１３８３２に記載されている。その原理はその自転車が主フレームにばね負荷を与える後輪の回転はめ込み揺動レバーを持つということである。そのレバーは前方に回転させることができる。前輪揺動レバーの折畳みメカニズムは前輪の配置に役立つ。この折畳み自転車のサイズは乗り心地良さを与えない。
上記の自転車の主要な欠点は、すなわち、車輪の直径が小さいこと、チェーンにカバーが無いこと、折り畳んだ自転車のサイズが比較的大きいこと、折り畳む時に時間と手間を要すること、道具を使う必要があること、自転車の安定性が低いこと、及び車輪とシートの弾力性が欠けることである。
【０００５】
本発明の説明
この自在折畳み自転車は最近のデザインの欠点を排除する。それはフレーム、ハンドルバー、車輪、シート、及びペダルとクランクを備えた中央アセンブリーにより構成される。前輪を備えた前方揺動アームはヘッドアセンブリーに接続された前方アームに取り付けられている。調整可能なハンドルバーが回転ジョイント、伸縮性のハンドルバー・ロッドまたはハンドルバー・アタッチメントによりヘッドアセンブリーに取り付けられている。後輪は後方揺動アームに取り付けられている。後方揺動アームはクランクとともにペダルを含むフレームに取り付けられた中央アセンブリーに接続している。伸縮性ステム上のシートはピンを使用してフレームの後部またはフレームの前部に取り付けられている。前方アームと前方揺動アームは前方ジョイントまたは前輪の伸縮性弾力部または前輪の弾力部により相互連絡されている。後輪揺動アームは後輪伸縮性弾力部または後輪弾力部によりフレーム端部に接続されている。前輪は片持ち自在軸受により前方揺動アームに取り付けられている。後輪は付属アームを備えることのできる後方揺動アームに同様に取り付けられている。前輪の伸縮性弾力部または前輪の弾力部、回転ジョイント、前輪の伸縮性弾力部または前輪の弾力部、ハンドルバー軸、及びペダル付きクランクはすべて迅速取り外し部を備えている。
【０００６】
シートはシート揺動アームの中に設けることができる。それはシート弾力部またはシートアーム弾力部を備えてもよい。伸縮性シート弾力部がフレームの端部に取り付けられており、そしてシートアーム弾力部がフレームの中央部に取り付けられている。
ハンドルバーの高さは地面から６００〜１１００ｍｍの範囲で、そしてシートから水平方向に２９０〜６２０ｍｍの距離まで伸縮性ハンドルバー・ロッドにより調整することができる。
横断部分におけるフレームの地面から距離は１５０〜７８０ｍｍとすることができる。シートは水平方向前方・後方に７０〜１５０ｍｍの範囲で、そして垂直方向に地面から５００ｍｍ〜１１００ｍｍの範囲で調整することができる。地面からの高さが５５〜１２５ｍｍとなるような弾力部があってもよい。
ハンドルバー軸はハンドルバーの位置決めを制限することを可能にし、その結果として希望の位置にそれを安定化させることを可能にしている。
前輪と後輪は５５〜２１０ｍｍの範囲の弾力部を持ってもよく、また、舵取り角度は６５〜８０度の範囲で調整してもよい。
前後輪の車軸ベースは６００〜１２１０ｍｍの範囲としてよい。
自転車の折畳みは次のようにして行われる。すなわち、ハンドルバーの迅速取外し部を取り外した後、ハンドルバーは垂直位置へ９０度回転される。回転ジョイントの迅速取外し部は取り外され、そしてハンドルバーは山岳用自転車においては上方に、また、他のすべてのタイプの自転車においては後方に揺動させる。次に、前輪伸縮性弾力部迅速取り外し部、または前輪弾力部迅速取外し部は取り外され、そして前輪、泥よけ、及び前輪伸縮性弾力部または前輪弾力部を備えた前方揺動アームはフレームの中心部の方へ揺動させる。シートは、伸縮性ステム、またはシート揺動アームに取り付けられ、伸縮性シート弾力部もしくはシートアーム弾力部を備えた伸縮性ステムの外へスライドさせた後、同様にフレームの中心部の方へ揺動させる。
【０００７】
選択的に付属アームを備えた後方揺動アームとともに後輪は迅速取外し部を取り外した後フレームの中心部へ揺動させる。
地面から２６０〜３５０ｍｍの高さに取り付けられたクランク付きペダルはそれらの迅速取外し部を取り外した後取り外される。自転車の折畳みは上記の手順に厳格に固執することを要しない。我々はこの構造物のすべての部分の折畳みを開始することができる。上記のステップを逆に行えば展開組立ができる。
折り畳まれた自転車は両車輪または泥よけ付き両車輪の直径に等しいサイズの正方形である。この自転車は如何なる道具も使用することなく折り畳むことができる。
本発明で述べる自転車はその両車輪、シート及び両ハンドルバーの完全な弾力的一体性を持っている。それは地面からの中央アセンブリーの距離、舵取り角度、前輪のトラック長さ、車軸ベース、及びハンドルバーとシートの位置を含む、人間工学及び構造上重要な全部分品の位置を変えることを可能にする。したがって、それは子供用自転車、婦人用自転車及びスポーツロード自転車から山岳用自転車に及ぶ機能性に多様なタイプの自転車の生産を可能にする。婦人用自転車は安定な舵取り装置を備えて安全であり、その設計パラメータは歴史上の中心街の玉石舗装の上でさえも快適な乗り心地を可能にする。坂道や粗い地形での乗用を可能にする後方揺動アームには交換ギヤが設けられている。
都市用自転車は坂道の上り下りを快適にするためフレームを地面上低い位置に設けている。それはスポーツ用、娯楽用、登校用、仕事用及び町内や郊外での買物用の乗用に適している理由となる。
【０００８】
山岳用自転車は道路上や道路外でのスポーツ乗用を目的としている。それは成人の体重や身長上の要求に完全に合わせて調整できる。
道路用自転車は主に過度の要求をする乗用車のための補強道路上でのスポーツを目的としている。高速レース型乗用を可能にする低位置に、または幅の狭いレース用タイヤでのレクリェーション的スポーツ型乗用のために高位置にハンドルバーを調整することは可能である。それは転がり抵抗の小さい高速で快適の乗用を可能にする。弾力性のあるシートは舗装道路での乗用の時快適性を増大させることを可能にする。
子供用の都市自転車、スポーツ自転車または山岳用自転車の種々の変形が成人用の対応するタイプの自転車と同じ目的に使用されることができる。それらもまた、人間工学及び構造上重要な部品の位置の多様性を可能にする。
本発明の自転車の今一つの長所はそれが個々のタイプの自転車に適した車輪直径を持つ自転車の生産を可能にすることである。折り畳んだ後のそのサイズは両車輪または泥よけ付き車輪の直径に等しいサイズの正方形に相当する。それは如何なる道具も使用せずに折畳みが可能である。それは自動車、バス、列車、飛行機、舟、またはエレベータでの個人の荷物としての単純な輸送を可能にするスーツケースのサイズまで折り畳むことができる。自転車の折畳みは如何なる練習も必要とせず、折畳み時間は２分以上もかからない。
【０００９】
特許の保護を受ける本発明の実施例は同封の図面に示されている。
本発明の実施例
実施例１：
図１に示すような、フレーム、ハンドルバー、両車輪、シート及びクランク付きペダルを付属する中央アセンブリーにより構成される自在折畳み自転車は婦人用自転車である。そのデザインはフレーム３のヘッドアセンブリー２に接続される前方アーム１への前方ジョイント１７による前方揺動アーム４の取付けにより特徴付けられる。前方アーム１と前方揺動アーム４は迅速取外し部１９．５を備えた前輪弾力部１９により相互連結されている。調整可能なハンドルバー９が迅速取外し部５．１を有する回転ジョイント５及び伸縮性ロッド６を介してヘッドアセンブリー２に取り付けられている。それらは迅速取外し部８．２を有するハンドルバー軸８に取り付けられている。
後方揺動アーム１０がクランク付きペダル１２と迅速取外し部１２．３により形成される中央アセンブリー１１に取り付けられている。それはフレーム３に取り付けられている。シート１６が伸縮性ステム１５と伸縮性シート弾力部２４を端部に持つフレーム３に取り付けられている。後方揺動アーム１０とフレーム３の端部が迅速取外し部２１．７を有する後輪弾力部２１により連結されている。前輪２２と後輪１３は片持ちの自在軸受けによりそれぞれ前方揺動アーム４と後方揺動アーム１０に取り付けられている。
両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳み方並びに折り畳まれた婦人用自転車の種々の方向から見た外形図が図５から図９までに示されている。この自転車はハンドルバー軸の迅速取外し部８．２を取り外してハンドルバー９を垂直方向に９０度だけ回転させることにより折り畳まれる。次にハンドルバー軸８上の回転ジョイント迅速取外し部５．１が取り外される。ハンドルバー９は後方に揺動して停止する。シート１６は揺動して伸縮性ステム１５と伸縮性シート弾力部２４とともに滑入することができる。次にシートは水平方向に移動して停止する。前輪２２は迅速取外し部１９．５を取り外した後下方へ揺動する。前輪２２を備えた前方揺動アーム４は前方ジョイント１７を軸としてフレーム３の中心部へ回転する。後輪１３は後輪弾力部迅速取外し部２１．７を取り外した後下方に揺動する。それから中央アセンブリー１１の回りにフレーム３の中心部へ回転する。最後にクランク付きペダルの迅速取外し部１２．３が取り外され、クランク付きペダル１２はフレーム３の中心部の下方へ滑動する。この自転車は上記のステップを逆にすることにより乗用できる状態に組立てられる。
【００１０】
実施例２：
図２に示すデザインは、前方アーム１を備えた前方揺動アーム４が伸縮性前輪弾力部１８に、そして伸縮性前輪弾力部迅速取外し部１８．４と接続する点で、例１に示す自転車と異なる都市用自転車である。付属アーム２６が付属アーム回転ジョイント２７を介して後方揺動アーム１０に取り付けられている。迅速取外し部２０．６付き後輪伸縮性弾力部２０がその後方揺動アーム１０に取り付けられている。これが都市自転車であるため、シート１６は如何なる伸縮性弾力部２４も備えていない。
両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳み方並びに折り畳まれた都市自転車の種々の方向から見た外形図が図１０から図１５までに示されている。この自転車は例１に述べたものと類似の方法で折り畳まれる。違う点は伸縮性ステム１５とともにシート１６が滑り出た後にシート１６が揺動することである。それからシート１６はフレーム３の中心部へ挿入される。前輪２２は迅速取外し部１８．４を取り外した後に揺動し、後輪１３は迅速取外し部２０．６を取り外した後に揺動する。この自転車は上記のステップを逆にすることにより乗用できる状態に組み立てられる。
【００１１】
実施例３：
図３は、自転車がハンドルバー・アタッチメント７によりヘッドアセンブリー２に取り付けられたハンドルバー９を持つ点で、例２と異なる山岳用自転車を示す。この自転車は付属アーム２６を欠いている。しかしながらシート１６はシート揺動アーム２３を備えている。伸縮性シート弾力部２４が伸縮性後輪弾力部２０と同じ場所に取り付けられている。それらはともにフレーム３に接続している。
両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳み方並びに折り畳まれた山岳用自転車の種々の方向から見た外形図が図１６から図２０までに示されている。この自転車は例１に示したものと類似の方法で折り畳まれる。
【００１２】
実施例４：
図４に示すデザインは、ハンドルバー軸迅速取外し部８．２付きハンドルバー９がハンドルバー・アタッチメント７によりヘッドアセンブリー２に取り付けられている点で、図１のデザインと異なるスポーツ用自転車である。ハンドルバーはハンドルバー軸８の回りに上方へ揺動することができる。シート揺動アーム２３付きシート１６はピン１４によりフレームの先端に取り付けられている。シートアーム弾力部２５はフレーム３の中央に接続されている。後輪弾力部２１は迅速取外し部２１．７を介して後方揺動アーム１０及びフレーム３の端部に取り付けられている。
両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳み方並びに折り畳まれたスポーツ用道路自転車の種々の方向から見た外形図は図２１から図２５までに示されている。この自転車は例１で述べたものと類似な方法で折り畳まれる。ただし、迅速取外し部８．２が取り外された後にハンドルバー９の左側及び右側の部分がハンドルバー軸８の回りに上方に揺動する点が異なる。これはハンドルバー９を後方に停止するまで揺動させることを可能にする。
産業上の利用可能性
本発明による自在折畳み自転車はスポーツ用自転車から普通の用途の自転車、子供用はもとより大人用の自転車に及ぶあらゆるタイプの自転車の生産に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は婦人用自転車の側面図を示す。両車輪のスプリングと、シート、調整可能なシートとハンドルバーが強調されている。
【図２】図２は都市用自転車の側面図を示す。両車輪のスプリングと、シート、調整可能なシートとハンドルバーが強調されている。
【図３】図３は山岳用自転車の側面図を示す。両車輪のスプリングと、シート、調整可能なシートとハンドルバーが強調されている。
【図４】図４は道路自転車の側面図を示す。両車輪のスプリングと、シート、調整可能なシートとハンドルバーが強調されている。
【図５】図５は婦人用自転車の両車輪、シート及びハンドルバーの折畳みの側面図を示す。
【図６】図６は折り畳まれた婦人用自転車の前面図である。
【図７】図７は折り畳まれた婦人用自転車の側面図である。
【図８】図８は折り畳まれた婦人用自転車の後面図である。
【図９】図９は折り畳まれた婦人用自転車の平面図を示す。
【図１０】図１０は都市用自転車の両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳みの側面図を示す。
【図１１】図１１は折り畳まれたペダル付きフレームの側面図である。
【図１２】図１２は折り畳まれた都市用自転車の平面図である。
【図１３】図１３は折り畳まれた都市用自転車の前面図である。
【図１４】図１４は折り畳まれた都市用自転車の側面図である。
【図１５】図１５は折り畳まれた都市自転車の後面図である。
【図１６】図１６は山岳用自転車の両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳みの側面図を示す。
【図１７】図１７は折り畳まれた山岳用自転車の前面図である。
【図１８】図１８は折り畳まれた山岳用自転車の側面図である。
【図１９】図１９は折り畳まれた山岳用自転車の後面図である。
【図２０】図２０は折り畳まれた山岳用自転車の平面図である。
【図２１】図２１はスポーツ用道路自転車の側面図であり、両車輪、ハンドルバー及びシートの折畳みが示されている。
【図２２】図２２は折り畳まれたスポーツ用道路自転車の前面図である。
【図２３】図２３は畳まれたスポーツ用道路自転車の側面図である。
【図２４】図２４は畳まれたスポーツ用道路自転車の後面図である。
【図２５】図２５は畳まれたスポーツ用道路自転車の平面図である。
【図２６】図である。
【符号の説明】
１ 前方アーム ２ ヘッドアセンブリー ３ フレーム
４ 前方揺動アーム ５ 回転ジョイント ６ 伸縮性ロッド
７ ハンドルバー・アタッチメント ８ ハンドルバー軸
９ ハンドルバー １０ 後方揺動アーム １１ 中央アセンブリー
１２ クランク １３ 後輪 １４ ピン
１５ 伸縮性ステム １６ シート １７ 前方ジョイント
１８ 伸縮性前輪弾力部 １９ 前輪弾力部 ２０ 後輪伸縮性弾力部
２１ 後輪弾力部 ２２ 前輪

Claims (17)

1. フレーム（３）、シート（１６）及びクランク（１２）付きペダルが取り付けられた中央アセンブリー（１１）からなり、
   前輪（２２）と、
   後輪（１３）と、
   前記フレーム（３）のヘッドアセンブリー（２）と、
   前方揺動アーム（４）と、
   ハンドルバー・アタッチメント（７）により、特に、前記自由に調整できるハンドルバー（９）の前後のピボット運動のための水平軸を有する回転ジョイント（５）により、前記ヘッドアセンブリー（２）に取り付けられる、自由に調整できるハンドルバー（９）と、
   伸縮性ロッド（６）と、
   前記伸縮性ロッド（６）に対するハンドルバー軸手段（８）と、
   からなり、
   前記クランク（１２）付きペダルで形成される前記中央アセンブリー（１１）は、前記フレーム（３）に取り付けられ、
   伸縮性ステム（１５）上のシート（１６）が、前記フレーム（３）の終端部に取り付けられ、またはピン（１４）により前記フレーム（３）の前部分に取り付けられており、
   自転車が折畳まれた場合、前記前輪（２２）及び前記後輪（１３）が、互いに横方向に対向している、
   自在折畳み自転車において、
   前記前輪（２２）を取り付けた前記前方揺動アーム（４）が前記前方アーム（１）の位置で前記フレーム（３）の前記ヘッドアセンブリー（２）に取り付けられており、
   前記前輪（２２）及び前記後輪（１３）が片持ちの自在軸受により前記前方揺動アーム（４）及び前記後方揺動アーム（１０）にそれぞれ取り付けられており、
   前記後輪（１３）が前記中央アセンブリー（１１）に接続する前記後方揺動アーム（１０）に取り付けられており、
   前記前方アーム（１）及び前記前方揺動アーム（４）が前方揺動ジョイント（１７）及び伸縮性前輪弾力部（１８）により、または前輪弾力部（１９）により相互に連結されており、
   前記後方揺動アーム（１０）が後輪伸縮性弾力部（２０）または後輪弾力部（２１）により前記フレーム（３）の前記終端部に接続されており、
   前記ハンドルバー軸（８）及び前記ペダル付きクランク（１２）が、すべて迅速取外し部（５．１，８．２，１２．３，１８．４，１９．５，２０．６および２１．７）を備えている、
   ことを特徴とする自在折畳み自転車。
2. 前記シート（１６）が前記シート揺動アーム（２３）の内側に設けられ、伸縮性シート弾力部（２４）またはシートアーム弾力部（２５）を備えており、そして、前記伸縮性シート弾力部（２４）は前記フレーム（３）の端部に取り付けられ、前記シートアーム弾力部（２５）は前記フレーム（３）の中央に取り付けられている、ことを特徴とする請求項１に記載の自在折畳み自転車。
3. 前記後方揺動アーム（１０）は付属アーム（２６）を備えている、こと特徴とする請求項１または２に記載の自在折畳み自転車。
4. 前記ハンドルバー（９）の高さは前記伸縮性ロッド（６）により地面から６００〜１１００ｍｍの範囲で、そしてシートから水平方向に２９０〜６２０ｍｍの範囲で調整可能である、ことを特徴とする請求項１−３のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
5. 横断部分における前記フレーム（３）の高さは地面から１５０〜７８０ｍｍである、ことを特徴とする請求項１−４のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
6. 前記シート（１６）は水平方向に前方・後方７０〜１５０ｍｍの範囲で、そして垂直方向に地面から５００〜１１００ｍｍの範囲で調整可能であり、弾力部は地面から５５〜１２５ｍｍの範囲で調整可能である、ことを特徴とする請求項１−５のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
7. 前記ハンドルバー軸（８）は前記ハンドルバー（９）の位置を制限し、その結果、画定された位置における安定性を制限する、ことを特徴とする請求項１−６のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
8. 前記伸縮性後輪弾力部（２０）または前記後輪弾力部（２１）と前記伸縮性前輪弾力部（１８）または前記前輪弾力部（１９）の高さは５５〜２１０ｍｍの範囲である、ことを特徴とする請求項１−７のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
9. 前記前輪（２２）の舵取り角度（２８）は６５〜８０度の範囲である、ことを特徴とする請求項１−８のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
10. 前記前輪（２２）及び前記後輪（１３）の軸ベースは６００〜１２１０ｍｍの範囲である、ことを特徴とする請求項１−９のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
11. 前記ハンドルバー（９）は、ハンドルバー軸迅速取外し部（８．２）を取り外し、９０度だけ回転させ、そして回転ジョイント迅速取外し部（５．１）を取り外した後に、後方または上方に折り畳むことができる、ことを特徴とする請求項１−１０のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
12. 前記前輪（２２）を付けた前記前方揺動アーム（４）、付属泥よけ（２９）及び前記伸縮性前輪弾力部（１８）または前記前輪弾力部（１９）は、前記迅速取外し部（１８．４）または（１９．５）を取り外した後に前記フレーム（３）の中央に揺動することができる、ことを特徴とする請求項１−１１のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
13. 前記シート（１６）は、伸縮性ステム（１５）、または付属する伸縮性シート弾力部（２４）もしくはシームアーム弾力部（２５）を付けたシート揺動アーム（２３）を備えた伸縮性ステム（１５）、を外側へスライドさせた後にフレーム（３）の中央へ揺動することができる、ことを特徴とする請求項１−１２のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
14. 前記後方揺動アーム（１０）または付属アーム（２６）とともに前記後輪（１３）は前記迅速取外し部（２０．６）または（２１．７）を取り外した後に前記フレーム（３）の中央へ揺動することができる、ことを特徴とする請求項１−１３のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
15. 地面から２６０〜３５０ｍｍの高さに設けられた前記クランク（１２）付きペダルは、前記迅速取外し部（１２．３）を取り外した後に取り外すことができる、ことを特徴とする請求項１−１４のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
16. 折り畳んだ後の自転車のサイズは、前輪泥よけ（２９）を付けた前記前輪（２２）の直径、または後輪泥よけ（３０）を付けた前記後輪（１３）の直径、に等しいサイズの辺を持つ正方形に相当する、ことを特徴とする請求項１−１５のいずれかに記載の自在折畳み自転車。
17. 如何なる道具を使用することなく折り畳むことができる、ことを特徴とする請求項１−１６のいずれかに記載の自在折畳み自転車。

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