JP4736107B2 - 打込型合理的六角レンチ - Google Patents

Description

本発明は、従来の六角レンチを改良したものである。

従来、六角レンチという工具があった。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）従来のものは、二本の軸の間に曲線部があった。その為に、ハンマー等、で軸の元 から、先端方向に向かって、打撃を加えたとき、その力を無駄なく、軸の先端に向けるこ とが難しかった。
（ロ）従来のものは、先端部に、窪みが無かったので、六角穴付きボルトに差し込む時に 、錆びやペンキ等の不純物を逃がす所が無かった。
（ハ）従来のものは、曲げ方向に対して、一組の対角が９０度の方向にあった為に、補助 工具を掛けにくかった。

一つの正六角柱の両端に少し窪みをつけ、一角からその対角にかけて４５度の角度で切断 したものを、切断面どうしを平行に１８０度反転させた形であり、両端に窪みをつけたこ と、両軸の間に曲線部がないこと、互いの軸に対し一対の対辺が平行であること。以上を 特徴とする六角レンチである。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）一つの正六角形の一角を真上に置く。
（ロ）真上の一角から真下の一角に向かって、４５度に切断する。製作前図参照。
（ハ）切り口どうしを平行に１８０度反転させる。平面図参照。
（二）この形状を、単体物として形成する。
本発明は、以上のような構成で、この工具を、ボルト穴に差し込みながら、ハンマー等で 叩き込めば、ボルト穴の不純物が砕け、工具がより深部に達し、外れにくく、ボルトに振 動を与える事もでき、加えて、補助工具も掛かりやすい。したがって、特に、悪条件化に おいて威力を発揮するはずである。

本発明の製作前図 本発明の平面図 本発明の正面図 本発明の右側面図

符号の説明

１ 切断線
２ 窪み

Claims (1)

1. 一つの六角柱の両端の六角形の中心に、少し窪みをつけ、その六角柱の一角を頂点とし、対角にかけて長手方向４５度に切断し、互いの切断面を平行に、１８０度反転させ、接合した形の六角レンチ。

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