JP4735361B2 - 車両乗員顔向き検出装置および車両乗員顔向き検出方法 - Google Patents
車両乗員顔向き検出装置および車両乗員顔向き検出方法 Download PDFInfo
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Description
〈顔特徴点検出部12の処理〉
本実施形態においては、顔特徴点として、例えば図9に示すように、右眼(EyeR)、左眼(EyeL)、右眉(BrowR)、左眉(BrowL)、右鼻孔(NoseR)、左鼻孔(NoseL)、口または唇(Lip)、顎(Chin)、右上眼鏡フレーム(GlasBL)、眼鏡フレーム中心(GlasC)という13個の点を規定することができる。なお、以下においては、右鼻孔(NoseR)と左鼻孔(NoseL)との中点位置を鼻(の位置)として一つにまとめ、顔特徴点の数を12個の点として説明する。
顔特徴点追跡部13による顔特徴点追跡処理を、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
〈処理判断部6の処理〉
3次元座標推定部7は、少なくとも2つの顔特徴点の座標から3点測量の要領にて顔特徴点の3次元座標を推定し、顔特徴点の3次元座標を出力する。図16(a)、(b)を参照して、2台のカメラ(前記第1、第2カメラ2a,2bに相当)による顔特徴点の3次元座標の推定方法の一例について説明する。
0C2=tV2+0B…式(2)
V3=u(V1×V2)
よって、この関係から以下の式が成立する。
sV1−tV2−u(V1×V2)=0B−0A…式(3)
顔向き計算部9は、3次元座標推定部7から入力される顔特徴点の3次元座標に基づいて顔の向きを計算(推定)する。以下、顔向き計算部9での顔の向き計算方法の一例を、図17を参照して説明する。
顔向き推定部8は、顔特徴点の2次元座標から顔の向きを推定する。以下にその推定方法の一例について説明する。一般に顔は左右対称に近い形状をしており、顔を左右に回転させると顔の特徴点の見かけの位置がずれる。そこで、このときに顔の対称性に生じる歪を用いることにより、顔の向きを推定することができる。
CE:CF=t:(1−t)…式(5)
AE:BF=u:(1−u)…式(6)
顔向き設定部10は、顔向き推定部8で推定される顔向きが1つのみの場合はその値を出力する値とし、顔向き推定部8で推定される顔向きが複数の場合はいずれか1つの値を選択するか、もしくは複数の結果から出力する値を計算し、その計算結果に基づいて設定する。以下、顔向き推定部8で推定される顔向きが複数の場合における選択方法について説明する。
顔向き出力部11は、入力される顔向き計算部9および顔向き設定部10で求められた顔向き結果に基づき、顔の左右方向の回転角に応じて顔向き計算部9と顔向き設定部10のいずれか一方の顔向き結果を出力する。
2a 第1カメラ(撮像手段)
2b 第2カメラ(撮像手段)
3 装置本体
4a 第1画像取込部(画像取込手段)
4b 第2画像取込部(画像取込手段)
5a 第1顔特徴点出力部(顔特徴点出力手段)
5b 第2顔特徴点出力部(顔特徴点出力手段)
6 処理判断部(処理判断手段)
7 3次元座標推定部(3次元座標推定手段)
8 顔向き推定部(顔向き推定手段)
9 顔向き計算部(顔向き計算手段)
10 顔向き設定部(顔向き設定手段)
11 顔向き出力部(顔向き出力手段)
12 顔特徴点検出部
13 顔特徴点追跡部
Claims (10)
- 車両乗員の顔をその正面前方側の左右から撮像するための少なくとも2台の撮像手段と、
前記各撮像手段により撮像された顔画像をそれぞれ取り込む画像取込手段と、
前記各画像取込手段からそれぞれ取り込んだ顔画像から顔特徴点を抽出して出力する顔特徴点出力手段と、
前記各顔特徴点出力手段から前記顔特徴点を入力し、以降の処理を3次元座標によって行うか2次元座標によって行うかを判断する処理判断手段と、
前記処理判断手段による判断で3次元座標の推定を行う場合に、前記各顔特徴点出力手段で得られた前記顔特徴点の3次元座標を推定する3次元座標推定手段と、
前記3次元座標推定手段で推定された3次元座標から前記車両乗員の顔向きを計算する顔向き計算手段と、
前記処理判断手段による判断で2次元座標を用いる場合に、前記各顔特徴点出力手段で得られた2次元座標情報から前記車両乗員の顔向きを推定する顔向き推定手段と、
前記顔向き推定手段で推定された顔向きが複数の場合に、適切な1つの顔向きを選択する顔向き設定手段と、
入力される前記顔向き計算手段および前記顔向き設定手段で求められた顔向き結果に基づき、顔の左右方向の回転角に応じて前記顔向き計算手段と前記顔向き設定手段のいずれか一方の顔向き結果を出力する顔向き出力手段と、を備えた、
ことを特徴とする車両乗員顔向き検出装置。 - 前記各撮像手段は、車両乗員の着座位置で正面方向を注視したときの顔の垂直中心線が存在すると想定される位置を境に左右方向に分け、かつ同条件下で車両乗員の同一顔部位が撮像できるような向きにして設置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記処理判断手段は、前記顔特徴点出力手段により得られた顔特徴点の数をカウントして、カウント値が2以上であれば以降の処理を前記3次元座標推定手段で行うように判断し、カウント値が1であれば以降の処理を前記顔向き推定手段で行うように判断し、更に、カウント値が0であれば前回の値に基づいて判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記処理判断手段は、前回の前記顔向き出力手段により得られた顔向きと、前記各撮像手段の設置位置と向き、および前記各撮像手段の内部パラメータにより設定される撮像範囲とに基づいて、以降の処理を前記3次元座標推定手段によって行うか前記顔向き推定手段によって行うかを判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記顔向き設定手段は、前記各顔特徴点出力手段で得られた結果から1つの顔向きを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記顔向き設定手段は、前回の前記顔向き出力手段により得られた顔向きと、前記各撮像手段の設置位置と向き、および前記各撮像手段の内部パラメータにより設定される撮像範囲とに基づいて、前記各顔特徴点出力手段で得られた結果から1つの顔向きを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記処理判断手段は、車両情報取得手段によって得られる車両情報に基づいて、車両が略直線道路を略一定速度で走行していることを検出し、車両乗員が略真正面を向いている時間が長くなると判断した場合には、以降の処理を前記3次元座標推定手段によって行うようにし、また、車両情報取得手段によって得られる車両情報に基づいて、車両が交差点を走行中であることを検出し、かつ車両速度情報と方向指示器情報から交差点で曲がることを検出して、車両乗員の顔の向き変え角度が大きくなると判断した場合には、以降の処理を前記顔向き推定手段によって行うようにする、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記顔向き設定手段は、車両情報取得手段によって得られる車両情報に基づいて、車両が交差点を走行中であることを検出し、かつ車両速度情報と方向指示器情報から交差点で曲がることを検出した場合には、前記各顔特徴点出力手段で得られた結果から、前記交差点で曲がる側に向いた車両乗員の顔向きを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 前記各撮像手段の設置位置および向きは、車両乗員のシート位置、操作装置の位置に基づいて設定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両乗員顔向き検出装置。 - 車両乗員の顔の正面前方側の左右にそれぞれ設置した少なくとも2台の各撮像手段により撮像された顔画像をそれぞれ取り込む画像取込みステップと、
前記画像取込みステップにより取り込んだ顔画像から顔特徴点を抽出して出力する顔特徴点出力ステップと、
前記顔特徴点出力ステップで抽出された前記顔特徴点を入力し、以降の処理を3次元座標によって行うか2次元座標によって行うかを判断する処理判断ステップと、
前記処理判断ステップによる判断で3次元座標の推定を行う場合に、前記各顔特徴点出力手段で得られた前記顔特徴点の3次元座標を推定する3次元座標推定ステップと、
前記3次元座標推定ステップで推定された3次元座標から前記車両乗員の顔向きを計算する顔向き計算ステップと、
前記処理判断ステップによる判断で2次元座標を用いる場合に、前記各顔特徴点出力ステップで得られた2次元座標情報から前記車両乗員の顔向きを推定する顔向き推定ステップと、
前記顔向き推定ステップで推定された顔向きが複数の場合に、適切な1つの顔向きを選択する顔向き設定ステップと、
入力される前記顔向き計算ステップおよび前記顔向き設定ステップで求められた顔向き結果に基づき、顔の左右方向の回転角に応じて前記顔向き計算ステップと前記顔向き設定ステップのいずれか一方の顔向き結果を出力する顔向き出力ステップと、を有する、
ことを特徴とする車両乗員顔向き検出方法。
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