JP4733865B2 - ネットワークシステム及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークシステム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上で情報を発信するための方法として、ドメインを取得する方法がある。この方法では、ドメインにコンテンツが格納され、ユーザがドメイン及びコンテンツを指定する情報を含むURL(Uniform Resource Locator)情報を指定することにより、指定されたドメインのコンテンツをユーザに送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ドメインに複数のフォルダが形成され、各フォルダにコンテンツが格納されているように、ドメインにディレクトリ構造が形成されている場合、ユーザがURL情報を指定して希望するコンテンツにアクセスすることは困難である。かかる場合に、検索エンジンを用いることにより、希望するコンテンツにアクセスすることは可能であるが、これではノイズが多くなってしまう。
【0004】
ところで、ドメイン名は一定の規格に基づいて発行され、同一人が複数のドメインを所有することもある。しかし、複数のドメインを所有する場合には、ドメインの管理が煩雑であった。例えば、情報を複数のドメインで発信するためには、各ドメインに同一の情報を個別に登録(アップロード)する必要があった。
【0005】
複数のドメインを効率良く運用するためのサービスとしてURL転送サービスがある。従来のURL転送サービスは、あるURLが指定された際に、予め設定されている他のURLにアクセスを転送するサービスである。
【0006】
しかし、従来の転送サービスでは、閲覧者のブラウザ上で、閲覧者が指定したURLと異なる転送先のURLが表示されてしまい、閲覧者に違和感を与えてしまう。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、コンテンツへのアクセスを容易にすることを目的とする。
また、本発明は、閲覧者に違和感を与えることなく、アクセス先とは異なるドメインから情報を提供することにある。
さらに、本発明は、複数のドメインの管理を容易にすることを目的とする。
また、本発明は、複数のドメインを有効に利用可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るネットワークシステムは、
複数のドメインについて、所定数のフォルダが形成された親ドメインと子ドメインとの関係を定義付けるドメイン定義手段と、
前記親ドメイン及び該親ドメインに形成されたフォルダにコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、
前記フォルダと前記子ドメインとの関係を定義付けるフォルダ定義手段と、
ドメインを指定するドメイン情報を含む情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信したドメイン情報が指定するドメインが前記ドメイン定義手段で子ドメインに定義されている場合に、前記子ドメインが前記フォルダ定義手段で前記フォルダとの関係を定義付けられているかを判別し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていないと判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていると判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインのフォルダに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信するコンテンツ送信手段と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
前記コンテンツ送信手段は、例えば、前記コンテンツ格納手段から読み出したコンテンツと共に情報の要求元が指定したドメイン情報を、情報の要求元に送信する。
【0011】
記コンテンツ送信手段は、前記受信手段で受信したドメイン情報で指定するドメインが前記ドメイン定義手段で親ドメインに定義されている場合に、指定されたドメインに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信する送信手段、を備えていてもよい。
【0012】
前記ドメイン定義手段は、同一人に帰属する複数のドメインについて、親ドメインと子ドメインとの関係を定義付ける手段を備えていてもよい。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の第の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
複数のドメインについて、所定数のフォルダが形成された親ドメインと子ドメインとの関係を定義付けるドメイン定義手段、
記親ドメイン及び該親ドメインに形成されたフォルダにコンテンツを格納するコンテンツ格納手段、
前記フォルダと前記子ドメインとの関係を定義付けるフォルダ定義手段、
ドメインを指定するドメイン情報を含む情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信したドメイン情報が指定するドメインが前記ドメイン定義手段で子ドメインに定義されている場合に、前記子ドメインが前記フォルダ定義手段で前記フォルダとの関係を定義付けられているかを判別し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていないと判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていると判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインのフォルダに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信するコンテンツ送信手段、
として機能させる。
【0016】
コンピュータを、上述のネットワークシステムとして機能させ、或いは、コンピュータに上述の複数ドメイン同時運用方法を実行させるためのプログラムを記録媒体に記録して頒布したり、通信回線を介して送信して頒布してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムを図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、この実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。図示するように、このシステムは、ウエブサーバ11と、DNS13と、インターネットINに、直接、或いは、社内LAN、インターネットゲートウエイ、アクセスポイント等を介して接続されたユーザ端末21(211〜21n)とから構成される。
【0019】
ウエブサーバ11は、URL(Uniform Resource Locator)に対応付けてコンテンツを格納し、ユーザ端末21からの要求に応じてコンテンツを供給するものであり、図2に示すように、制御装置111と格納装置113とから構成される。
【0020】
制御装置111は、コンピュータ装置から構成され、インターネットINを介して外部装置との間で通信を行う。また、外部装置からのURLで指定される情報を格納装置113から読み出して、要求元に提供する。
なお、制御装置111は、CGI(Common Gateway Interface)を備え、格納装置113に格納された情報を読み出してウエブページを形成して提供する機能を有する。
【0021】
格納装置113は、コンテンツとそのコンテンツを管理するための管理テーブルとを格納する。
【0022】
管理テーブルは、図3に示すように、このウエブサーバ11にドメインを有するユーザ別に、ユーザ名、ID、パスワード、ドメイン名を格納する。ユーザが複数のドメインを所有している場合には、図3に示すように、その親子関係(マスタ−スレーブ関係)が設定可能である。ここで、属性が「親」と「子」とは、属性が「子」のドメイン内のコンテンツがアクセスされた場合には、属性が「親」のドメインに格納されているコンテンツを、アクセス元に提供することを意味する。
【0023】
さらに、図4に示すように、属性が「親」のドメイン(親ドメイン)に所定数のフォルダが形成されている場合には、フォルダと属性が「子」のドメイン(子ドメイン)とを関係付ける設定をすることが可能である。具体的には、子ドメイン内のコンテンツがアクセスされた場合に、親ドメインの関係付けられたフォルダ内に格納されているコンテンツを、アクセス元に提供することを意味する。
【0024】
図5(a)に示すように、URL情報は、ドメイン名とコンテンツファイル情報とを含み、ドメインにフォルダが形成されている場合には、図5(b)に示すように、さらに、フォルダ名を含んでいる。そして、格納装置113は、ドメイン名と、ドメインにフォルダが形成されている場合にはフォルダ名と、コンテンツファイル情報とで特定できる形態でコンテンツを格納する。
【0025】
DNS(ドメインネームサーバ)13は、ユーザ端末21からURL情報を受信し、そのURL情報を、ドメインを有するウエブサーバ11のIP(インターネットプロトコル)アドレスに変換し、アクセスすべきサーバを指定するためのサーバである。
【0026】
ユーザ端末21は、ウエブブラウザを備える。図6に示すように、ウエブブラウザは、上段にアクセス対象又は表示中のホームページのURL情報を入力・表示するためのURL入力・表示欄211が配置され、その下にホームページ(コンテンツ)を表示するためのコンテンツ表示欄213が配置されている。
【0027】
次に、上記構成のネットワークシステムの動作を図7のフロー図を参照して説明する。
ユーザ端末21のウエブブラウザのURL入力・表示欄211に任意のURL情報を入力することにより、このウエブサーバ11に格納されているコンテンツを指定すると、このURL情報はユーザ端末21のIPアドレスと共にDNS13に通知される(ステップS11)。DNS13は、指定されたコンテンツを格納しているウエブサーバ11のIPアドレスを判別し、このIPアドレス宛に、ドメイン名及びコンテンツファイル情報、アクセス元のユーザ端末21のIPアドレスを通知する(ステップS12)。
【0028】
ウエブサーバ11の制御装置111は、DNS13からの通知を受信すると、送信されたURL情報により指定されるドメインについて、親子関係が定義されているか否かを、格納装置113に格納されている管理テーブルから判別する。そして、親子関係が定義されている場合には、親ドメインであるか、子ドメインであるかを判別する(ステップS13)。
【0029】
制御装置111は、親子関係が定義されていないと判断した場合、及び、親子関係が定義されており且つ指定されたドメインが親ドメインであると判別した場合には、指定されたドメインのコンテンツファイル情報で特定されるコンテンツ(ホームページ)を格納装置113から読み出す(ステップS13)。ウエブサーバ11は読み出したコンテンツをURL情報と共に送信元IPアドレスで特定されるユーザ端末21に送信する(ステップS14)。
【0030】
ユーザ端末21は、ウエブサーバ11から供給されたコンテンツを受信し、ブラウザに表示する。表示されるコンテンツは、ブラウザが指定したURL情報から読み出されたコンテンツであるので、ブラウザに表示されたURL情報は元のまま(入力された状態のまま)である。
【0031】
一方、ウエブサーバ11の制御装置111は、ステップS13で、URL情報により指定されるドメインについて親子関係が定義されており、かつ、指定されたドメインが子ドメインであると判別すると、指定された子ドメインが親ドメインのフォルダと関係付けられているかを判別する(ステップS15)。
【0032】
制御装置111は、指定された子ドメインが親ドメインのフォルダと関係付けられていないと判別した場合には、URL情報のドメイン名を親ドメインのドメイン名に変換し(ステップS16)、親ドメインのコンテンツのうちから、コンテンツファイル情報で特定されるコンテンツ(ホームページ)を格納装置113から選択して読み出す。ウエブサーバ11は、読み出したコンテンツを、元のURL情報と共に送信元IPアドレスで特定されるユーザ端末21に送信する(ステップS14)。
【0033】
一方、ウエブサーバ11の制御装置111は、指定された子ドメインが親ドメインのフォルダと関係付けられていると判別した場合には、URL情報のドメイン名を親ドメインのドメイン名及び関係付けられたフォルダ名に変換し(ステップS17)、親ドメインの関係付けられたフォルダのコンテンツのうちから、コンテンツファイル情報で特定されるコンテンツ(ホームページ)を格納装置113から選択して読み出す。ウエブサーバ11は、読み出したコンテンツを、元のURL情報と共に送信元IPアドレスで特定されるユーザ端末21に送信する(ステップS14)。
【0034】
指定されたドメインが子ドメインである場合、ユーザ端末21は、ウエブサーバ11から供給されたURL情報とコンテンツとを受信し、ブラウザのURL入力・表示欄211とコンテンツ表示欄213に表示する。表示されるコンテンツは、ユーザが指定したドメインとは異なるドメインから読み出されたコンテンツであるが、URL情報自体はユーザ端末21が指定したものが変換されずそのまま出力されて、ブラウザに通知されるため、ブラウザに表示されたURL情報は元のまま(入力された状態のまま)である。
【0035】
このような構成とすることにより、ユーザに違和感を与えることなく、アクセス先とは異なるドメインから情報を提供することができる。
【0036】
以上の動作を具体的に説明する。
図3に示すように、ユーザが、ドメイン名「matsushima.jp」、「matsushima-web.net」、「onsen.com」、「ryokan.com」の4つのドメイン名を所有し、ドメイン「matsushima.jp」を親ドメインとし、「matsushima-web.net」、「onsen.com」、「ryokan.com」を子ドメインとする。また、親ドメインには、「matsushima.jp/index.html」にトップページを、「matsushima.jp/profile」に自己のプロファイルを、それぞれアップしている。さらに、図4に示すように、親ドメインには、「onsen」、「ryokan」の2つのフォルダを有し、各フォルダには「index.html」にトップページを、「info.html」に施設の紹介用ファイルを、それぞれアップしている。また、子ドメイン「onsen.com」がフォルダ「onsen」と関係付けられ、子ドメイン「ryokan.com」がフォルダ「ryokan」と関係付けられている。
【0037】
ユーザが、例えば、図8(a)に示すように、ブラウザのURL入力・表示欄211に、「matsushima.jp/profile」と入力した場合には(ステップS11)、図9に示すように、DNS13は、ウエブサーバ11を指定する(ステップS12)。ウエブサーバ11はドメイン「matsushima.jp」が親ドメインであることを図3に示す管理テーブルから判別する(ステップS13)。ウエブサーバ11は、ドメイン「matsushima.jp」のコンテンツファイル情報で指定される「profile」に格納されているコンテンツを読み出して、元のURL情報「matsushima.jp/profile」と共にユーザ端末21に送信する(ステップS14)。ユーザ端末21のブラウザは、送信された内容を図8(b)に示すように表示する。この際、ブラウザのURL入力・表示欄21は、元の通り、「matsushima.jp/profile」と表示されている。
【0038】
一方、ユーザが、例えば、図10(a)に示すように、ブラウザのURL入力・表示欄211に、「matsushima-web.net/profile」と入力した場合には、図11に示すように、ウエブサーバ11は、ドメイン「matsushima-web.net」が親ドメイン「matsushima.jp」の子ドメインであることを判別する(ステップS13)。さらに、ウエブサーバ11は、子ドメイン「matsushima-web.net」が親ドメイン「matsushima.jp」のフォルダと関係付けられていないことを判別する(ステップS15)。ウエブサーバ11は、ドメイン名「matsushima-web.net」を「matsushima.jp」に変換し(ステップS16)、親ドメインの「profile」に格納されているコンテンツを読み出して、元のURL情報「matsushima-web.net/profile」と共にユーザ端末に送信する(ステップS14)。ユーザ端末21は、送信され、内容を図10(b)に示すように表示する。この際、ドメイン「matsushima.jp」のコンテンツがブラウザのコンテンツ表示欄213に表示されているが、URL入力・表示欄211は、元の通り、「matsushima-web.net/profile」と表示される。
【0039】
また、ユーザが、例えば、図12(a)に示すように、ブラウザのURL入力・表示欄211に、「onsen.com/info.html」と入力した場合には、図13に示すように、ウエブサーバ11は、ドメイン「onsen.com」が親ドメイン「matsushima.jp」の子ドメインであることを判別する(ステップS13)。さらに、ウエブサーバ11は、子ドメイン「onsen.com」が親ドメイン「matsushima.jp」のフォルダ「onsen」と関係付けられていることを判別する(ステップS15)。ウエブサーバ11は、ドメイン名「onsen.com」を「matsushima.jp/onsen」に変換し(ステップS17)、「info.html」に格納されているコンテンツを読み出して、元のURL情報「onsen.com/info.html」と共にユーザ端末に送信する(ステップS14)。ユーザ端末21は、送信され、内容を図12(b)に示すように表示する。この際、ドメイン「matsushima.jp/onsen」の「info.html」に格納されているコンテンツがブラウザのコンテンツ表示欄213に表示されているが、URL入力・表示欄211は、元の通り、「onsen.com/info.html」と表示される。
【0040】
以上説明したように、この実施の形態によれば、ウエブサーバ内の複数のドメインについて、親子関係を設定し、さらに、子ドメインと親ドメインのフォルダとを関係付けている。このため、親ドメインのフォルダと関係付けられた子ドメイン及びコンテンツが指定された場合に、関係付けられた親ドメインのフォルダのコンテンツを読み出してアクセス元に提供する。従って、ドメイン名/フォルダ名/コンテンツファイル情報の形式でURL情報を完全に入力しなくても所望のコンテンツにアクセスでき、コンテンツへのアクセスが容易になる。
【0041】
さらに、URL情報自体は元のままに維持する構成・手段を配置しているので、ブラウザのURL入力・表示欄211に表示されるURL情報に変化が生じない。このため、ユーザに違和感を与えない。また、ユーザによる複雑な設定も必要ない。さらに、複数のドメインで共通の情報を提供することができる。従って、複数のドメインを取得している場合であっても、管理対象のドメインを1つに抑えることができ、ドメインの管理が容易になり、また、ドメインの有効利用が可能になる。また、ユーザにとっては、入力したURL情報がヒットする確立が高くなる。
【0042】
上記実施の形態では、ユーザがブラウザのURL入力・表示欄211に、ドメイン名と、コンテンツファイル情報とを含む情報を入力した場合について説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ユーザがブラウザのURL入力・表示欄211に、ドメイン名のみを入力することにより、入力されたドメイン(ドメインが子ドメインの場合には関係付けられたフォルダ)のトップページ(index.html)を表示してもよい。また、格納されているすべてのコンテンツの一覧を表示してもよい。
【0043】
このようなこのシステムは、例えば、ドメインの変更等にも有効であり、例えば、新たなドメイン(例えば、大容量)にコンテンツを登録して親ドメインとし、従前のドメインを子ドメインとすることにより、従来からの閲覧者にブックマークの変更などの不便を強いることなく、情報を継続的に提供できる。
【0044】
さらに、プールされて活用されていないドメイン等を有効に活用でき、例えば、所有している全てのドメインを有効に活用できる。
その他、ドメインの利用方法が従来よりも拡張され、ユーザの自由で主体的な選択により、企画等の様々な場面に活用できる。
【0045】
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、システム構成や画面構成は適宜変更可能である。また、実質的に同一の機能が実現できるならば、処理手順なども適宜変更可能である。
【0046】
なお、この発明のウエブサーバは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM等)から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するウエブサーバ11等を構成することができる。なお、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションとの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0047】
なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよい。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させることにより、上述の処理を実行することができる。
【0048】
【発明の効果】
この発明によれば、コンテンツへのアクセスを容易にすることができる。また、閲覧者に違和感を与えることなく、アクセス先とは異なるドメインから情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すウエブサーバの構成を示す図である。
【図3】図2の格納装置に格納される管理テーブルの構成例を示す図である。
【図4】ドメインに登録されているコンテンツの例を示す図である。
【図5】URL情報の構成を示す図である。
【図6】ウエブブラウザの画面例を示す図である。
【図7】ネットワークシステムの動作を説明するためのフロー図である。
【図8】(a)は、ブラウザのURL入力・表示欄に閲覧したいコンテンツのURL情報を入力した状態をウエブブラウザを示す図、(b)は、コンテンツ取得後の表示を示す図である。
【図9】図8(a)に示すURL情報の指定がなされた際のウエブサーバの動作を説明するための図である。
【図10】(a)は、ブラウザのURL入力・表示欄に閲覧したいコンテンツのURL情報を入力した状態をウエブブラウザを示す図、(b)は、コンテンツ取得後の表示を示す図である。
【図11】図10(a)に示すURL情報の指定がなされた際のウエブサーバの動作を説明するための図である。
【図12】(a)は、ブラウザのURL入力・表示欄に閲覧したいコンテンツのURL情報を入力した状態をウエブブラウザを示す図、(b)は、コンテンツ取得後の表示を示す図である。
【図13】図12(a)に示すURL情報の指定がなされた際のウエブサーバの動作を説明するための図である。
【符号の説明】
11 ウエブサーバ
13 DNS
21 ユーザ端末

Claims (5)

  1. 複数のドメインについて、所定数のフォルダが形成された親ドメインと子ドメインとの関係を定義付けるドメイン定義手段と、
    前記親ドメイン及び該親ドメインに形成されたフォルダにコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、
    前記フォルダと前記子ドメインとの関係を定義付けるフォルダ定義手段と、
    ドメインを指定するドメイン情報を含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したドメイン情報が指定するドメインが前記ドメイン定義手段で子ドメインに定義されている場合に、前記子ドメインが前記フォルダ定義手段で前記フォルダとの関係を定義付けられているかを判別し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていないと判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていると判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインのフォルダに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信するコンテンツ送信手段と、
    を備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記コンテンツ送信手段は、前記コンテンツ格納手段から読み出したコンテンツと共に情報の要求元が指定したドメイン情報を、情報の要求元に送信する、ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 記コンテンツ送信手段は、前記受信手段で受信したドメイン情報で指定するドメインが前記ドメイン定義手段で親ドメインに定義されている場合に、指定されたドメインに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信する送信手段、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記ドメイン定義手段は、同一人に帰属する複数のドメインについて、親ドメインと子ドメインとの関係を定義付ける手段を備える、ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のネットワークシステム。
  5. コンピュータを、
    複数のドメインについて、所定数のフォルダが形成された親ドメインと子ドメインとの関係を定義付けるドメイン定義手段、
    記親ドメイン及び該親ドメインに形成されたフォルダにコンテンツを格納するコンテンツ格納手段、
    前記フォルダと前記子ドメインとの関係を定義付けるフォルダ定義手段、
    ドメインを指定するドメイン情報を含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したドメイン情報が指定するドメインが前記ドメイン定義手段で子ドメインに定義されている場合に、前記子ドメインが前記フォルダ定義手段で前記フォルダとの関係を定義付けられているかを判別し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていないと判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信し、前記子ドメインが前記フォルダとの関係を定義付けられていると判別すると、前記フォルダ定義手段で定義された親ドメインのフォルダに格納されたコンテンツを、前記コンテンツ格納手段から読み出して情報の要求元に送信するコンテンツ送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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