JP4733652B2 - 歯車の歯当り評価方法 - Google Patents
歯車の歯当り評価方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4733652B2 JP4733652B2 JP2007021483A JP2007021483A JP4733652B2 JP 4733652 B2 JP4733652 B2 JP 4733652B2 JP 2007021483 A JP2007021483 A JP 2007021483A JP 2007021483 A JP2007021483 A JP 2007021483A JP 4733652 B2 JP4733652 B2 JP 4733652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- gear
- coating agent
- gears
- tooth surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
しかしながら、上述のように歯車の歯面に潤滑油を塗布し、歯車の回転によるこの潤滑油の温度上昇から歯当りを評価する手法は、歯車の歯面に塗布される潤滑油が歯面上を移動しないことが前提であるが、実際には、歯面に塗布された潤滑油は重力によって歯底側(歯の鉛直下方の表面)に移動してしまうため、正確に歯車の歯面の温度上昇の分布を把握することは困難である。
図1,図2は本発明の第1実施形態としての歯車の歯当り評価方法を説明するもので、図1はその歯当り評価方法を示すフローチャート、図2はその歯当り評価方法に用いる装置構成を示す模式図である。
(装置構成)
まず、本実施形態の歯車の歯当り評価装置について説明する。
ここで、歯当り評価対象となる一対の歯車10,11のうち、歯車10は、その軸12が駆動モータ20に接続されており、歯車10は駆動モータ20により回転駆動される駆動歯車として構成されている。一方、歯車11は歯車10の回転に従動して回転する従動歯車として構成されている。また、歯車11は、その軸13がトルク付与モータ21に接続されており、このトルク付与モータ21が歯車11の回転数を歯車11が歯車10に従動して回転するよりも遅い回転数、すなわち、歯車10の回転数よりも遅い回転数で回転するように制御されることにより、一対の歯車10,11に回転トルク(動力伝達負荷に相当するトルク)が付与されるようになっている。
フォトセンサ31は光を発信する光発信部とこの光発信部から発信された光を受信する光受信部とをそなえ、これらの光発信部と光受信部との間を突起14が通過したことを検出することにより、歯車10の回転角を検出する。これにより、歯車10中の特定の歯(ここでは歯10a)の回転位置を検出することができる。もちろん、この場合の回転位置を検出すべき特定の歯は、任意に選択できるようになっている。
演算ユニット40は、カメラコントロールユニット32から受信した歯車10の歯10aの歯面温度の分布データに基づいて、噛み合い領域及び面圧を評価して歯車10,11の歯当りを評価するものであり、歯面温度差算出手段41と、歯当り評価手段42とをそなえて構成されている。
赤外線サーモグラフィとは、対象物から出ている赤外線放射エネルギを対象物から離れたところから非接触で検出し、見かけの温度に変換して、温度分布を画像表示する装置又は方法であり、測定対象の表面から放射されている赤外線を検出し、検出した赤外線の強さに応じた色調(或いは明度)に可視化情報として画像表示するものである。ここで、物体から出る赤外線放射エネルギは、その温度と相関関係があることから、物体の表面から放出される赤外線放射エネルギを測定し、その測定エネルギ量に対応した色調(或いは明度)を表示することで、物体の表面各部の温度を視覚的に認識することができる。
上述の知見により歯当たりを評価する場合、赤外線放射エネルギが大きく且つ歯面を噛み合わせた際に歯面上を移動しないという特性を持ったコーティング剤を具体的に選定することが重要になる。
そこで、種々のコーティング剤に対して、赤外線の波長に対する吸光度特性を調べたところ、図3(a),(b)に示すような特性が得られた。なお、これに関する吸光度特性の試験の詳細については、試験例として後述する。
図1に示すように、まず、コーティング剤選定工程S10において、使用する赤外線サーモグラフィの赤外線の波長域に対して吸光度が高いコーティング剤を選定する。ここでは、遠赤外線サーモグラフィカメラを用いる場合には、シリコングリースをコーティング剤に選定し、中間赤外線サーモグラフィカメラを用いる場合には、鉛入り光明丹をコーティング剤に選定する。
次いで、歯車噛み合い工程S30において、駆動モータ20を作動させて、一対の歯車10,11を回転駆動する。ここで、歯車噛み合い工程S30における歯車10,11の回転は、歯車10の歯数と歯車11の歯数とが同数で1回転毎に噛み合う歯が同一の場合には、所定回転数回転させる。また、歯車10の歯数と歯車11の歯数とが同数又は異なる場合で、歯車10が1周する毎に噛み合う歯車11の歯が異なる場合には、特定の歯10aが噛み合う歯車11の歯全てと噛み合うまで回転させる。また、このとき、トルク付与モータ21により、歯車10,11間に所定のトルクが一定付与される。
また、選定されたコーティング剤は、歯面上を流動しにくいので、低粘性潤滑剤であるディファレンシャルオイルを使用した場合のように、コーティング剤(ディファレンシャルオイル)が歯面上を流動して歯面の接触状態がぼやけてしまうような不具合も招かない。
ここで、赤外線カメラや赤外線サーモグラフィを用いて、赤外線領域における歯当たり評価に関する実験の結果を説明する。
ここでは、グリーソン式曲がり歯かさ歯車(材質:クロムモリブデン鋼、歯切り後高周波焼入れ)を用いた。また、歯数は20枚と40枚,モジュール4、圧力角20°、軸直角90°、歯幅27mm、ねじれ角35°のもの1組を使用し、歯数20枚のものを駆動歯車とした。
歯車駆動装置には国際計測器製のATM−460を使用した。両軸モータ搭載で、従動側の回転数を制御することで負荷をかける動力吸収式実験装置を用いた。
撮影には、近赤外線カメラ(測定波長:0.7〜1μm、SONY製DSCW3)と中間赤外線カメラ(波長:3〜5μm、セキチクノトロン製Phoenix Mid)を使用した。歯面温度測定には中間赤外線サーモグラフィ(波長:約3.5〜5μm、日本アビオニクス製WS−8500)と遠赤外線サーモグラフィ(波長:約8〜14μm、日本アビオニクス製TVS−700)を用いた。
本研究では、鉛成分が含まれた光明丹(以下T−Coatingと称す)と含まれていない光明丹(以下N−Coatingと称す)の2種類を用いた。また潤滑剤には、ディファレンシャルオイルとシリコン,ウレア,ホワイト,モリブデンの4種類のグリース(高粘性潤滑剤)を用いた。
まず、図2に示す歯車と同材料の試験片を用いて、各波長帯における最適なコーティング剤の選択を行った。塗布前後における色調又は明度のコントラストの差に注目し決定を行った。その後、各撮影装置(各波長)について最適なコーティング剤を歯面に塗布し噛み合わせ、塗布直後と噛み合い後の歯面の撮影を行った。中間赤外線カメラを用いた場合のみ,回転数5rpmでトルク98Nm、その他の場合は手回しで負荷をかけずに実験を行った。また、近赤外線カメラを用いる際は、可視画像の撮影も行い、赤外線画像との比較を行った。
・試験片による評価
図4(e)に示すように、試験片に黒体スプレー(領域a1)と2種類の光明丹(領域a2〜a5)、ディファレンシャルオイル(領域a6,a7)を塗布した場合、図5(e)に示すように、試験片に黒体スプレー(領域a1)と4種類のグリース(領域a8〜a11)を塗布した場合の結果を、図4(a)〜(d)及び図5(a)〜(d)に、それぞれ示す。
以上より、塗布による見た目の変化に着目することで波長とコーティング剤の組み合わせを以下のように決定することができる。
・近赤外線カメラとT,N−Coating
・中間赤外線サーモグラフィとT−Coating
・遠赤外線サーモグラフィとシリコングリース
図6,図7に近,中間赤外線カメラにて歯面を撮影した結果を示す。図6には、近赤外線カメラによる可視画像と、可視画像についてかみ合い前後の画像から歯当たり部分を浮かびださせる処理を行った後の画像をあわせて示す。
(中間、遠赤外線サーモグラフィによる実際の歯面に対する評価)
図8に中間赤外線サーモグラフィによる歯当たり後の温度変化を示す。温度変化はT−Coating塗布直後と5回転後の差を取ったものである。図8より歯当たり部分にのみ表面の放射率が変化することで見かけの温度変化が生じていることがわかる。遠赤外線サーモグラフィにおいても同様の結果が得られた。また、歯当たり部分の温度の差から当たりの強さをある程度把握することが可能である。
以上より、各赤外線サーモグラフィについて適切なコーティング剤を用いることで,回転直後どの温度変化から歯当たり評価が可能である。
このような実験結果から、以下のことが言える。
(1)近赤外線カメラで歯当たり評価を行う際は、最適なコーティング剤を使用することで歯当たりの輪郭部分がはっきりし、従来手法より有効である。
(2)中間赤外線カメラにおいては、歯当たり後に歯当たり部分の放射率が変化することに着目することで歯当たり評価が可能である。
(3)中間、遠赤外線サーモグラフィでは、噛み合い後に歯当たり部分のみ放射率が変化することで温度変化が生じることより、当たりの強さの把握も可能であり、有効な歯当たり評価手法であると言える。
以上、本発明の歯車の歯当り評価方法について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、中間赤外線サーモグラフィには鉛入り光明丹、遠赤外線サーモグラフィにはシリコングリースをコーティング剤として使用しているが、コーティング剤はこれに限らず、赤外線サーモグラフィ装置で使用する波長域において基準値以上の吸光度を有するものを選定すればよい。
10a 歯面
12,13 軸
14 突起
20 駆動モータ(歯車回転手段)
21 トルク付与モータ
30 サーモグラフィカメラ(歯面温度測定手段)
31 フォトセンサ
32 カメラコントロールユニット
40 演算ユニット
41 歯面温度差算出手段
42 歯当り評価手段
43 ディスプレイ(表示器)
S10 コーティング剤選定工程
S20 コーティング剤塗布工程
S30 歯車噛み合い工程
S40 歯面温度変化検出工程
S50 歯当り評価工程
Claims (4)
- 中間赤外線サーモグラフィ装置を用いて、互いに噛み合う一対の歯車の表面温度を測定し、該一対の歯車の歯当たりを評価する方法であって、
前記一対の歯車の少なくとも一方の歯車の歯面に鉛入り光明丹をコーティング剤として塗布するコーティング剤塗布工程と、
その後、前記一対の歯車を回転させる歯車噛み合い工程と、
前記歯車噛み合い工程を経ることによる、前記コーティング剤を塗布された歯車の見かけ上の歯面温度の変化を、前記中間赤外線サーモグラフィ装置を用いて検出する歯面温度変化検出工程と、
前記歯面温度変化検出工程により検出された前記見かけ上の歯面温度の変化に基づいて、前記一対の歯車の歯当たりを評価する歯当たり評価工程と、をそなえた
ことを特徴とする、歯車の歯当り評価方法。 - 遠赤外線サーモグラフィ装置を用いて、互いに噛み合う一対の歯車の表面温度を測定し、該一対の歯車の歯当たりを評価する方法であって、
前記一対の歯車の少なくとも一方の歯車の歯面にシリコングリースをコーティング剤として塗布するコーティング剤塗布工程と、
その後、前記一対の歯車を回転させる歯車噛み合い工程と、
前記歯車噛み合い工程を経ることによる、前記コーティング剤を塗布された歯車の見かけ上の歯面温度の変化を、前記遠赤外線サーモグラフィ装置を用いて検出する歯面温度変化検出工程と、
前記歯面温度変化検出工程により検出された前記見かけ上の歯面温度の変化に基づいて、前記一対の歯車の歯当たりを評価する歯当たり評価工程と、をそなえた
ことを特徴とする、歯車の歯当り評価方法。 - 赤外線サーモグラフィ装置を用いて、互いに噛み合う一対の歯車の表面温度を測定し、該一対の歯車の歯当たりを評価する方法であって、
前記赤外線サーモグラフィ装置で使用する波長域において基準値以上の吸光度を有するコーティング剤を選定するコーティング剤選定工程と、
前記一対の歯車の少なくとも一方の歯車の歯面に、前記コーティング剤選定工程により選定されたコーティング剤を塗布するコーティング剤塗布工程と、
その後、前記一対の歯車を回転させる歯車噛み合い工程と、
前記歯車噛み合い工程を経ることにより前記コーティング剤が剥がれた量に応じて吸光度が低くなる特性を利用して、前記コーティング剤を塗布された歯車の見かけ上の歯面温度の変化を、前記赤外線サーモグラフィ装置を用いて検出する歯面温度変化検出工程と、
前記歯面温度変化検出工程により検出された前記見かけ上の歯面温度の変化に基づいて、前記一対の歯車の歯当たりを評価する歯当たり評価工程と、をそなえた
ことを特徴とする、歯車の歯当り評価方法。 - 前記コーティング剤選定工程では、前記赤外線サーモグラフィ装置で使用する波長域において基準値以上の吸光度を有するとともに、前記コーティング剤塗布工程において塗布する歯面において塗布後に移動しない定着性を有するコーティング剤を選定する
ことを特徴とする、請求項3記載の歯車の歯当り評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007021483A JP4733652B2 (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | 歯車の歯当り評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007021483A JP4733652B2 (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | 歯車の歯当り評価方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008185549A JP2008185549A (ja) | 2008-08-14 |
JP4733652B2 true JP4733652B2 (ja) | 2011-07-27 |
Family
ID=39728691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007021483A Expired - Fee Related JP4733652B2 (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | 歯車の歯当り評価方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4733652B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5161149B2 (ja) * | 2009-05-12 | 2013-03-13 | 日産自動車株式会社 | 歯車の歯当たり検査方法および検査装置 |
DE102015204554B4 (de) * | 2015-03-13 | 2016-09-22 | Bayerische Motoren Werke Ag | Verfahren zum Prüfen von Zahnrädern |
JP6748001B2 (ja) * | 2017-02-08 | 2020-08-26 | トヨタ自動車株式会社 | 歯当たり評価方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005288611A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Jatco Ltd | 歯車のラッピング加工方法及び装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2844727B2 (ja) * | 1989-10-19 | 1999-01-06 | 日産自動車株式会社 | 歯車の歯当り検査方法 |
-
2007
- 2007-01-31 JP JP2007021483A patent/JP4733652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005288611A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Jatco Ltd | 歯車のラッピング加工方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008185549A (ja) | 2008-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4733652B2 (ja) | 歯車の歯当り評価方法 | |
CN107003207B (zh) | 用于测试齿轮的方法和设备 | |
EP2330398B1 (en) | Method for inspecting a gear contact pattern of a gearbox in a steam turbine, and corresponding steam turbine system | |
JP6550101B2 (ja) | 膜厚測定方法及び膜厚測定装置 | |
CN110471181A (zh) | 车辆用显示装置 | |
US20060286352A1 (en) | Panel for indicating instrument, method of manufacturing the panel, and indicating instrument having the panel | |
US7433770B2 (en) | Hydraulic fluid change indicating device for automatic transmission | |
EP3467479B1 (en) | Reflection characteristic measuring device | |
EP2821772A1 (en) | Die-cast product rigidity evaluation method and die-cast product | |
TW201443413A (zh) | 評估透明基體之光學特性的方法 | |
US7292325B2 (en) | Method and apparatus for determining absolute angle and torque with optical detection module | |
JP4019052B2 (ja) | 歯車の噛み合い起振力推定方法及び装置 | |
EP2721384A1 (de) | Verfahren und system zur emissivitätsbestimmung | |
JP4238171B2 (ja) | 歯車のラッピング加工方法及び装置 | |
JP6430204B2 (ja) | 表面清浄度判定装置および表面清浄度判定プログラム | |
US20190025128A1 (en) | Non-contact infrared measurement of surface temperature | |
US20230168149A1 (en) | Recognition of tooth contact with a luminescent agent | |
JPH09133592A (ja) | 歯付ベルトの寿命予測方法及び寿命予測装置 | |
JP4457126B2 (ja) | 歯車の歯当り評価方法及び装置 | |
Nakajima et al. | Contact analysis of tooth surface in gear meshing based on infrared ray imagery | |
JP2844727B2 (ja) | 歯車の歯当り検査方法 | |
JP2013092502A (ja) | 温度測定装置及び放射率測定装置 | |
JP2008191107A (ja) | 表面温度測定装置および表面温度測定方法 | |
CN108857838A (zh) | 一种智能抛光系统 | |
JPH03100435A (ja) | 歯車の歯当り検査方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20070228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070228 |
|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20070228 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080918 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110412 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110422 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4733652 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150428 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |