JP4732831B2 - 情報共有設定方法および情報共有設定プログラム - Google Patents

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本発明は、複数の利用者にて共有したい情報を含む共有情報コンテンツをコンピュータネットワークを介して配信する配信サーバにおいて、該共有情報コンテンツの作成者等の該共有情報コンテンツへのアクセス権を設定する権限を有する権限利用者が、該共有情報コンテンツへのアクセス権を設定するための情報共有設定方法並びに情報共有設定プログラムに関する。
近年、社会的絆によって形成される社会ネットワーク(人間関係)に着目した、サービスの提供や研究が盛んに行われている。
社会ネットワークは、社会に属している者が、意図的或いは非意図的に行動することで、同じ社会に属する他者との間で相互関係を生じることで形成される、社会的な諸関係の集合である。このような社会ネットワークは、我々が通常生活する日常の中で常に形成され、変化していくものであるが、昨今では、インターネットなどの大規模なコミュニケーションネットワークを通じて、特定の地位・職種に属する者でなくとも自分で作成した情報を不特定の多者に対して発信できるようになってきたため、従来のFace to Face(対面)の関係と比べて、より広範囲にわたる社会ネットワークが、容易に形成されるようになってきている。
このような情報発信手段としては、例えば、掲示板やブログ、メーリングリスト(ML)などが挙げられる。これらの手段を用いて自分が興味を持つ事柄に関連する情報を発信すると、その情報が何百、何千或いは何万人もの人々の目に触れることとなり、そして、その情報に対して共感・批判等を持った者が、発信者に対して意見を述べ、また、同様の事柄に興味を持つ知人に情報源を紹介し、人間関係の輪がどんどん広がって行くといったことがインターネット上の方々で見受けられる。
このような、社会ネットワークを形成する支援を行うために、ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)が、さまざまなサイトで提供されている。これらサイトは、サービスに参加する利用者同士が、互いに自分の知り合いを紹介しあう場を提供している。SNSは、いわゆる出会い系サービスとは異なり、まったく知らない者同士の出会いの場を提供するものではなく、人伝手に知り合いの輪を広げていくサービスであるといえる。SNSの利用者は、このサービスを活用することで、自己の持つ小さな知人の輪を急速に成長させることが可能となり、さまざまなイベントや話題などに関連する広大な社会ネットワークを形成することができるようになる。SNSで成功している例としては、GREE(http://gree.jp/)、mixi(http://mixi.jp/)などのサイトが挙げられる。
また、既にインターネットなどのコミュニケーションネットワーク上に形成されている社会ネットワークを顕在化することを目的とした、さまざまな研究もなされている。本来社会ネットワークは、生活の中で他者とかかわりを持つことで、自然と形成されるものであるため、その全体像は明確に認識されることは少ない。特に、インターネットなどの広大なコミュニケーションネットワーク上で形成される社会ネットワークは、自己と直接関わりを持つ者に関してこそ認識できるが、間接的な関係がどこまで広がっているかは漠然としか把握できないのが普通である。ある研究では、自分が情報を発信したBBSやブログ、MLのログや、検索エンジンで特定のキーワードを用いて検索した結果を解析することで、自分と関わりを持つ社会ネットワークを分析する手法が提案されている。
ところで、前述したように、近年、特殊な技術を持つ者でなくとも、容易に自分が興味を持つ情報を発信することが可能となっているが、一方で、情報を発信する範囲を、発信者側がコントロールすることは、いまだに容易とはいえない。BBSやblog、MLなどを利用した情報発信は、通常はアクセス制限をされていることはなく、また、制限をされているとしても、アクセス権の設定や、アカウントの管理などによって、管理者が情報を発信する範囲をコントロールしており、サイトやMLによって一律に決められる場合がほとんどであり、各個人が自分の都合に合わせて決められるものではない。
これに対して、情報を発信する側にとってみれば、あらゆる者に対して情報を発信したい場合がある一方で、自分の社会ネットワークに基づいて、特定の範囲の者との間でのみ情報を共有したいという要求がある。しかしながら、前述のような問題から、各個人がそれぞれの社会ネットワークに基づいて、ある特定の者の間でだけ情報を共有することは、現在の社会ネットワークに関連するサービス、研究では提供されておらず、情報の発信者が自分の社会ネットワークに基づいて、特定の範囲の者との間でのみ情報を共有するように簡便に設定できる方法が切望されていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、情報の発信者が自分の社会ネットワークに基づいて、特定の範囲の者との間でのみ情報を共有するように簡便に設定できる方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の情報共有設定方法は、
複数の利用者にて共有したい情報を含む共有情報コンテンツをコンピュータネットワークを介して配信する配信サーバにおいて、該共有情報コンテンツへのアクセス権を設定する情報共有設定方法であって、
前記共有情報コンテンツへのアクセス権を設定する権限を有する権限利用者と、当該利用者以外の他の利用者との人間関係を特定可能な人間関係情報を取得する人間関係情報取得ステップと、
該人間関係情報取得ステップにて取得した人間関係情報に基づいて、前記権限利用者と他の利用者との人間関係を、目視確認可能なソシオグラムを作成するソシオグラム作成ステップと、
該ソシオグラム作成ステップにて作成されたソシオグラムが表示されるソシオグラム表示部と、前記共有情報コンテンツへの各利用者のアクセス権の設定内容を受付けるための設定受付け部とを少なくとも有するアクセス権設定ページを出力して、前記権限利用者からアクセス権の設定内容を受付けるアクセス権設定受付けステップと、
該アクセス権設定受付けステップにて受付けた各利用者のアクセス権の設定内容並びに当該利用者を特定可能な利用者特定情報を含む設定情報を、当該共有情報コンテンツを特定可能なコンテンツ特定情報に対応付けて記憶することでアクセス権を設定するアクセス権設定ステップと、
前記共有情報コンテンツへのアクセスがあったときに、当該アクセスしてきた利用者の利用者特定情報を取得するとともに、当該共有情報コンテンツのコンテンツ特定情報に対応付けて記憶されている設定情報を取得し、該取得した利用者特定情報と設定情報とに基づいて、当該共有情報コンテンツの該利用者への配信の可否を判定する判定ステップと、
該判定ステップにおいて配信可と判定されたことを条件に、前記アクセスがあった共有情報コンテンツを配信することを特徴としている。
この特徴によれば、例えば共有情報コンテンツの作成者等の権限利用者は、自身の社会ネットワークの状況である人間関係の状況をソシオグラムにおいて再認識しながら、特定の範囲の他の利用者の共有情報コンテンツへのアクセス権をアクセス権設定ページにおいて簡便に設定できるようになるので、情報の発信者となる権限利用者が自分の社会ネットワークに基づいて、特定の範囲の者との間でのみ情報を共有できるようになる。
本発明の請求項2に記載の情報共有設定方法は、請求項1に記載の情報共有設定方法であって、
前記ソシオグラム作成ステップにおいては、設定対象の共有情報コンテンツのコンテンツ特定情報に対応付けて記憶されている設定情報に基づいて、他の各利用者のアクセス権の有無を目視確認可能とされたソシオグラムを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、権限利用者は、ソシオグラムにノードとして表示されている各利用者のアクセス権の有無を、目視により簡便に把握することができ、アクセス権の設定の判断にこれらのアクセス権の有無情報を活用することができる。
本発明の請求項3に記載の情報共有設定方法は、請求項1または2に記載の情報共有設定方法であって、
前記人間関係情報取得ステップにおいて取得する人間関係情報は、当該人間関係の関係種別を特定可能な情報を含み、
前記権限利用者から、ソシオグラムに表示する表示対象の人間関係の関係種別の指定を受付ける関係種別受付けステップを含み、
前記ソシオグラム作成ステップにおいては、前記関係種別受付けステップにて指定を受付けた関係種別の他の利用者のみを含むソシオグラムを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、共有情報コンテンツの内容に応じて、特定の関係種別の他の利用者のみを把握したい場合に、これらの特定の関係種別の他の利用者をソシオグラム上において容易に把握できるようになり、これら特定の関係種別に基づいてアクセス権を設定する際のアクセス権の設定の操作性を向上できる。
本発明の請求項4に記載の情報共有設定方法は、請求項1〜3のいずれかに記載の情報共有設定方法であって、
前記人間関係情報取得ステップにおいて取得する人間関係情報は、当該人間関係における各利用者の信用度に関する信用度情報を含み、
前記権限利用者から、ソシオグラムに表示する表示対象の人間関係における信用度の閾値の指定を受付ける信用度閾値受付けステップを含み、
前記ソシオグラム作成ステップにおいては、前記信用度閾値受付けステップにて指定を受付けた信用度の閾値よりも信用度の高い利用者のみを含むソシオグラムを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、信用度が低い利用者にはアクセス権を設定しないようにする等のように、信用度が閾値よりも高い利用者をソシオグラム上において容易に把握できるようになり、これら信用度に基づいてアクセス権を設定する際の操作性を向上できる。
本発明の請求項5に記載の情報共有設定方法は、請求項1〜4のいずれかに記載の情報共有設定方法であって、
前記権限利用者から、ソシオグラムに表示する表示対象の人間関係における関係次数の指定を受付ける関係次数受付けステップを含み、
前記ソシオグラム作成ステップにおいては、前記関係次数受付けステップにて指定を受付けた関係次数の範囲内の利用者のみを含むソシオグラムを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、権限利用者は、アクセス権の設定対象とする関係次数を適宜に指定することで、該指定した関係次数の範囲内のアクセス権の設定対象とする利用者のみを含むソシオグラムを表示させることができ、表示される利用者の対象を適宜に絞り込んだり、広げたりすることができるようになる。
本発明の請求項6に記載の情報共有設定方法は、請求項1〜5のいずれかに記載の情報共有設定方法であって、
前記共有情報コンテンツへのアクセス権を有する各利用者のアクセス状況を、当該利用者の利用者特定情報に対応付けて記憶するアクセス状況記憶ステップを含み、
前記ソシオグラム作成ステップにおいては、設定対象の共有情報コンテンツへのアクセス権の有する各利用者の利用者特定情報に対応付けて前記アクセス状況記憶ステップにて記憶されているアクセス状況を特定し、該特定したアクセス状況を目視確認可能とされたソシオグラムを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、ソシオグラムにノードとして表示されたアクセス権を有する各利用者のアクセス状況が表示されるので、これらのアクセス状況を簡便に把握することができ、アクセス権の更新等における判断材料として、これらアクセス状況を資することができる。
本発明の情報共有設定プログラムは、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の各ステップを前記配信サーバにおいて実行させるための情報共有設定プログラムであることを特徴としている。
この特徴によれば、情報共有設定プログラムを実行することで、配信サーバに請求項1〜請求項6の各方法を容易に実行させることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1は、本発明の実施例における情報共有設定方法を提供するアクセス管理サーバ1を含む情報共有システムの全体像を示すブロック図である。
本実施例の情報共有システムは、図1に示すように、本発明のコンピュータネットワークであるインターネット網5に接続され、インターネット網5を介して共有情報管理端末3から受付けた、本発明の共有情報コンテンツであるコンテンツへのアクセス権情報や、本発明の人間関係(以下、社会ネットワークともいう)情報を記憶して本発明の情報共有設定方法を提供する本発明の配信サーバを形成するアクセス管理サーバ1と、コンテンツを記憶して配信を行う本発明の配信サーバを形成する共有情報サーバ2と、本発明の権限利用者である設定者が利用する端末であって、インターネット網5を介してアクセス管理サーバ1にコンテンツへのアクセス権情報を設定するための共有情報管理端末3と、インターネット網5を介してアクセス制御されたコンテンツを受信して表示するための共有情報アクセス端末4と、から主に構成される。
本実施例のアクセス管理サーバ1は、図1に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、人間関係情報やアクセス権情報の設定要求を共有情報管理端末3から受信する処理や、アクセス権情報を共有情報サーバ2に送信する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部101と、これら各種処理プログラム、及び、後述の各種情報を記憶する記憶部102と、インターネット網5を介して共有情報サーバ2や、共有情報管理端末3とデータの送受信を行うための通信インタフェースとしての通信部103とから構成されており、比較的高速の演算処理が可能な通常のサーバコンピュータとされている。
アクセス管理サーバ1の記憶部102に記憶される利用者情報テーブルは、図2(a)に示すように、利用者を識別可能な利用者IDに対応付けて、認証に用いるパスワードと、氏名と、各種の属性情報とが記憶されている。本実施例では対象利用者として専門分野を持つ利用者を想定しており、当該利用者の各種の属性情報として、所属するプロジェクト、所属する組織、専門分野が記憶される。これらプロジェクト、組織、専門分野は、各々複数個の値が設定可能とされている。尚、これら以外の属性情報を適用しても本発明の範囲に含まれるのは言うまでもなく、例えば、出身地や好きな野球チーム等を適宜に設定すれば良い。
アクセス管理サーバ1の記憶部102に記憶される人間関係情報テーブルは、利用者と他の利用者(関係者)の人間関係を特定可能なデータとされている。具体的には、図2(b)に示すように、利用者IDに対応付けて、利用者と関係する関係者の利用者IDである関係者IDと、利用者からみた関係者との関係を詳細に記述するための関係の種別(人間関係種)と、利用者からみた関係者の本発明の信用度である信頼度等が記憶されている。人間関係種は、利用者情報テーブル(図2(a)参照)と同様に、プロジェクト、組織、専門分野の3項目からなり、各々複数個の値が設定可能とされている。
尚、人間関係種を構成する項目は、対象とする利用者により適宜に決定すれば良く、例えば、職業や打ち合わせ、出身地や好きな野球チーム等を加えても良い。
また、人間関係種を文字情報のみにより設定する構成としているが、時間等の項目を組み合わせて人間関係種を設定するようにしても良く、例えば、同じ打ち合わせに参加した、という関係を、打ち合わせの内容を示す文字情報と、打ち合わせの開始時刻を示す時刻情報と、打ち合わせの開催場所と、で設定するようにしても良い。また、同じ時期に同じ場所にいた、という関係を、場所を示す文字情報と、時期を示す期間情報と、で設定するようにしても良い。
アクセス管理サーバ1の記憶部102に記憶されるコンテンツ管理情報テーブルは、図2(c)に示すように、コンテンツを識別可能なコンテンツIDに対応付けて、コンテンツの実体にアクセスするためにアドレス情報である実体アドレスと、コンテンツの分類と、コンテンツのメタ情報等が記憶されている。
コンテンツの実体がワープロ文書や画像や動画などのファイルである場合には、コンテンツの実体アドレスはファイルを特定するためのファイル名とされる。また、コンテンツの実体がインターネット網5上のWebページ等の場合には、コンテンツの実体アドレスはURI(Universal Resource Identifier)とされる。URIは、共有情報サーバ2のアドレス情報を含むため、例えば、共有情報サーバ2が複数ある場合にも、各コンテンツの実体が各々どの共有情報サーバ2に記憶されているかをアクセス管理サーバ1は特定可能である。すなわち、共有情報サーバ2が複数存在しても本発明を適用できることは言うまでもない。
尚、コンテンツの実体にアクセス可能なアドレス情報であれば、実体アドレスはどのようなものでも良い。
コンテンツのメタ情報は、作成者や更新者、作成日や更新日、ファイルサイズ、タイトル等から構成される。図2(c)では、特に、コンテンツの作成者の利用者IDである作成者IDを例示している。
ここで、本実施例におけるコンテンツについて説明すると、コンテンツは、ワープロ文書や画像や動画などのファイルの場合と、インターネット網5上のWebページ等の場合とがあり、これらコンテンツの多くは、作成者により入力されたタイトル情報、本文情報、メタ情報(作成者ID等)を含んでいる。また、これらタイトル情報、本文情報、メタ情報を含むコンテンツ中の領域は、各々タイトルブロック、本文ブロック、メタ情報ブロックとして識別される。
特に、画像や動画の場合にはタイトル情報が入力されていない場合があり、このような場合には、ファイル名や所定の文字列(例えば、無題)がタイトル情報として設定される。
また、コンテンツの分類(種類)によっては、タイトルブロック、本文ブロック、メタ情報ブロック以外のブロックが含まれていても良く、例えば、分類がスケジュールである場合には、場所、日付等のブロックを含むようにしても良い。これらブロックは、コンテンツの分類に応じて予め定められているものとする。
コンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)の更新方法について説明する。本実施例では、コンテンツの実体は共有情報サーバ2に記憶されており、アクセス管理サーバ1はコンテンツの管理情報のみを記憶している。これらコンテンツの管理情報は、設定者(コンテンツの作成者)が、共有情報サーバ2に対してコンテンツを作成するときに、アクセス管理サーバ1に対して管理情報も作成するようにすれば良い。あるいは、共有情報サーバ2において、設定者(コンテンツの作成者)によりコンテンツの実体が新規に登録されたとき、更新されたとき、削除されたとき等に、登録・更新・削除対象とされたコンテンツの実体アドレスと、登録・更新対象とされたコンテンツの実体とをアクセス管理サーバ1に送信し、アクセス管理サーバ1において、登録・更新対象とされたコンテンツの実体から管理情報を抽出することでコンテンツの実体アドレスに対応付けられている管理情報を登録・更新したり、コンテンツの実体アドレスに対応付けられている管理情報を削除したりすれば良い。
アクセス管理サーバ1の記憶部102に記憶されるコンテンツ構造情報テーブルは、図2(d)に示すように、コンテンツの分類(種類)に対応付けて、利用者から受付け可能なアクセス要求の種類を定めたアクセス種と、コンテンツに含まれるブロック等が記憶されている。アクセス種は、コンテンツの分類に応じて予め定められており、例えば、一般的なコンテンツである場合には、表示可能(readable の r)、編集可能(writable の w)のみで良いし、コンテンツがブログや掲示板等の記事である場合には、更に、コメント書込可能(commentable の c)を加えても良い。
アクセス管理サーバ1の記憶部102に記憶されるアクセス権情報テーブルは、図2(e)に示すように、コンテンツIDに対応付けて、コンテンツに含まれるブロックと、当該ブロックにアクセス可能な利用者の利用者IDと、当該利用者IDに許諾されたアクセス種であるアクセス許可等が記憶されている。当該ブロックへのアクセスが全ての利用者に許可される場合には利用者IDでなく所定の文字列(例えば、「*」や「全て」)を設定するようになっている。
アクセス管理サーバ1の記憶部102に記憶されるアクセス権設定ポリシー情報テーブルは、図2(f)に示すように、コンテンツの分類に対応付けて、当該分類に属するコンテンツに含まれるブロックと、許諾されるアクセス種であるアクセス許可と、当該ブロックに当該アクセス許可が与えられる利用者と作成者との人間関係に基づく条件等が記憶されている。
利用者と作成者との人間関係に基づく条件とは、コンテンツの作成者である利用者からみた関係者の条件であり、具体的には、前述の人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に記憶されている関係者の検索条件とされている。例えば、作成者とプロジェクトが一致する関係者、作成者とプロジェクトまたは組織が一致する関係者、作成者とプロジェクトが一致し、かつ、信頼度が所定値以上の関係者、等の条件である。尚、特別な条件として、なし(誰にも許可しない)、作成者(作成者のみに許可する)も設定可能とされている。
本実施例の共有情報サーバ2は、図1に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、コンテンツの配信要求を共有情報アクセス端末4から受信する処理や、アクセス権情報をアクセス管理サーバ1から受信してアクセス制御されたコンテンツを生成する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部201と、これら各種処理プログラム、及び、コンテンツを記憶する記憶部202と、インターネット網5を介してアクセス管理サーバ1や、共有情報アクセス端末4とデータの送受信を行うための通信インタフェースとしての通信部203とから構成されており、比較的高速の演算処理が可能な通常のサーバコンピュータとされている。
本実施例の共有情報管理端末3は、図1に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、人間関係情報やアクセス権情報の設定要求をアクセス管理サーバ1に送信する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部301と、これら各種処理プログラムを記憶する記憶部302と、インターネット網5を介してアクセス管理サーバ1とデータの送受信を行うための通信インタフェースとしての通信部303とから構成されており、通常のパーソナルコンピュータとされている。
本実施例の共有情報アクセス端末4は、図1に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、コンテンツの配信要求を共有情報サーバ2に送信する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部401と、これら各種処理プログラムを記憶する記憶部402と、インターネット網5を介して共有情報サーバ2とデータの送受信を行うための通信インタフェースとしての通信部403とから構成されており、通常のパーソナルコンピュータとされている。
次いで、本実施例の情報共有システムにおいて、設定者により実施される、人間関係情報(図2(b)参照)の設定手順について、図3のシーケンス図、及び、図7の画面に基づいて詳細に説明していく。
本実施例の情報共有システムは、利用に際して設定者(本人)の利用者IDを受付ける必要があり、具体的には、アクセス管理サーバ1から共有情報管理端末3に送信される、利用者IDとパスワードが入力可能に形成された認証ページに対して、設定者(本人)が利用者IDとパスワードを入力してアクセス管理サーバ1に送信させることで、すなわち、アクセス管理サーバ1へのアクセスに際して行われる認証ステップにおいて、アクセス管理サーバ1は設定者(本人)の利用者IDを受付けるようになっている。
尚、アクセス管理サーバ1が設定者(本人)利用者IDを受付ける方法はどのようなものでも良く、例えば、設定者(本人)が、共有情報サーバ2にアクセスしたときに、利用者IDとパスワードが入力可能に形成された認証ページを共有情報管理端末3に送信し、該認証ページを介して利用者IDとパスワードを共有情報サーバ2が受付けて、該受付けた利用者IDとパスワードを共有情報サーバ2がアクセス管理サーバ1に送信し、返信される認証結果を受信するという、アクセス管理サーバ1に認証ステップを委譲する委譲認証ステップにおいて、アクセス管理サーバ1は設定者(本人)の利用者IDを受付けるようにしても良い。
まず、設定者(本人)は、共有情報管理端末3を操作して、利用者IDを含む人間関係情報の設定要求をアクセス管理サーバ1に送信させる(Sa1)。例えば、図9(a)、(b)に示すように、アクセス管理サーバ1や共有情報サーバ2から送信されるコンテンツとともに表示されている人間関係設定ボタンを選択操作することで、人間関係情報の設定要求をアクセス管理サーバ1に送信させる。
人間関係情報の設定要求を受付けたアクセス管理サーバ1は、まず、人間関係情報の設定要求に含まれる利用者IDに対応付けて人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に記憶されている関係者ID、人間関係種(プロジェクト、組織、専門分野)、信頼度等からなる人間関係情報を抽出し、更に、利用者情報テーブル(図2(a)参照)に記憶されている利用者情報を全て抽出する。そして、これら抽出した人間関係情報と利用者情報を含む関係設定プログラムを共有情報管理端末3に送信する(Sb2)。
尚、本実施例では、利用者情報テーブル(図2(a)参照)に記憶されている利用者情報を全て抽出して送信しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該設定者(本人)の関係者として登録可能な利用者を登録しておき、これら利用者の利用者情報のみを送信すれば良い。
人間関係情報の設定を受付けるための関係設定プログラムを受信した共有情報管理端末3は、関係設定プログラムの実行に基づいて人間関係情報の設定画面(図7(a)、(b)参照)を表示する(Sa3)。
ここで、図7(a)に示す人間関係情報の設定画面について説明すると、人間関係情報の設定画面(図7(a)参照)は、社会ネットワーク表示部(左側上部)と、表示切替ボタン部(左側中部)と、関係者追加ボタン部(左側下部)と、関係者情報表示部(右側上部)と、人間関係入力部(右側下部)と、から構成される。
社会ネットワーク表示部には、図7(a)に示すように、関係設定プログラムの実行に基づいて、関係設定プログラムに含まれている人間関係情報が網状に可視化される。具体的には、人間関係情報の可視化においては、設定者(本人)の氏名を中心に関係者の氏名が網状に配置されるとともに、これら氏名が線で接続される。グラフ理論の用語で説明すると、関係設定プログラムは、ノードが氏名、エッジが人間関係に該当するグラフとして設定者(本人)からみたつながりを可視化する。このような人間関係を可視化した図をソシオグラム(Sociogram)とも言う。
また、図7(a)に示すように、社会ネットワーク表示部に表示されている氏名はマウスやキーボード等により選択可能に表示されており、設定者(本人)が氏名を選択すると、関係設定プログラムは、選択された氏名を強調表示(例えば、反転表示)する。
また、関係設定プログラムは、選択された氏名に該当する関係者IDに基づいて関係設定プログラムに含まれている利用者情報(プロジェクト、組織、専門分野)を抽出して、選択された氏名に該当する関係者の関係者情報として関係者情報表示部に表示する。
また、関係設定プログラムは、選択された氏名に該当する関係者IDに基づいて関係設定プログラムに含まれている人間関係情報(信頼度、プロジェクト、組織、専門分野等)を抽出して、選択された氏名に該当する関係者の人間関係情報として人間関係入力部に表示する。
社会ネットワーク表示部において氏名(関係者)が選択された状態で、設定者(本人)が人間関係入力部に、信頼度、プロジェクト、組織、専門分野等を入力して更新ボタンを押すと、関係設定プログラムは、設定者ID(本人)と、設定者(本人)からみた関係者との関係を示す人間関係情報(関係者ID、信頼度、プロジェクト、組織、専門分野等)を含む人間関係情報の更新要求をアクセス管理サーバ1に送信する(Sa4)。
人間関係情報の更新要求を受信したアクセス管理サーバ1は、受信した設定者IDと、関係者IDに対応付けて、人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に記憶されている信頼度、プロジェクト、組織、専門分野等を更新する(Sa5)。
また、社会ネットワーク表示部において氏名(関係者)が選択された状態で、設定者(本人)が削除ボタンを押すと、関係設定プログラムは、設定者ID(本人)と、当該関係者IDを含む人間関係情報の更新要求(削除)をアクセス管理サーバ1に送信する(Sa4)。
人間関係情報の更新要求(削除)を受信したアクセス管理サーバ1は、受信した利用者IDと、関係者IDに対応付けて、人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に記憶されている信頼度、プロジェクト、組織、専門分野等を、当該関係者IDとともに削除する(Sa5)。
また、関係設定プログラムは、削除された氏名を社会ネットワーク表示部の表示内容から除去する氏名除去ステップを行うことで、設定者(本人)からみた当該関係者との関係が削除されたことを、利用者に視認させるようになっている。
次に、人間関係情報の設定画面(図7(a)参照)において、設定者(本人)が関係者追加ボタン部(左側下部)を操作したときの処理について説明する。
関係者追加ボタン部は、関係者選択部と、追加ボタン部と、から構成されており、関係者選択部には、当該設定者(本人)が関係者として追加可能な利用者(関係者)の氏名がリスト表示されている。
設定者(本人)が関係者選択部にて氏名を選択して追加ボタン部を操作すると、関係設定プログラムは、選択された氏名をノードとして社会ネットワーク表示部に追加するとともに、設定者(本人)を示すノードとの間にエッジ(線)を表示する。
この後、設定者(本人)は、前述のように設定者(本人)からみた追加した関係者との人間関係情報を人間関係入力部にて入力して更新ボタン部を操作することで、関係設定プログラムから更新要求がアクセス管理サーバ1に送信されて(Sa4)、設定者(本人)と追加した関係者との人間関係情報が記憶されることとなる(Sa5)。
次に、人間関係情報の設定画面(図7(a)参照)において、設定者(本人)が表示切替ボタン部(左側中部)を操作したときの処理について説明する。設定者(本人)が表示切替ボタン部を操作すると、関係設定プログラムは、図7(b)に示すように、社会ネットワーク表示部の表示を、網状(グラフ)表示から木状(ツリー)表示に切り替える。木状表示においては、最上位ノードに設定者(本人)、利用者ノードの子ノードに関係者が表示される。グラフ構造より構造が単純なツリー(木)構造は、罫線文字等により文字情報のみでの可視化が可能とされており、例えば、木状表示のみに対応する関係設定プログラムとすることで、関係設定プログラムの容量の低減や、機能の簡素化が実現できるとともに、プログラムの配信時間の短縮や、プログラムの実行速度の向上等が可能となる。
次いで、本実施例の情報共有システムにおいて、設定者により実施される、アクセス権情報(図2(e)参照)の設定手順について、図4のシーケンス図、及び、図8の画面に基づいて詳細に説明していく。
まず、設定者(本人)は、共有情報管理端末3を操作して、アクセス権情報の設定を所望するコンテンツを特定するためのコンテンツIDと、利用者IDを含むアクセス権情報の設定要求をアクセス管理サーバ1に送信させる(Sb1)。
例えば、図9(a)に示すように、共有情報サーバ2が、設定者(本人)がアクセス権の設定権限を有する個々のコンテンツ、ここでは設定者が作成したコンテンツに対応付けてアクセス権設定ボタンを表示するとともに、当該アクセス権設定ボタンが操作されたときに、操作した設定者(本人)の利用者IDと該当するコンテンツIDがアクセス管理サーバ1に送信されるようにコンテンツを形成して共有情報管理端末3に出力しておけば、設定者(本人)によるアクセス権設定ボタンの操作に基づいて、設定者(本人)の利用者IDと該当するコンテンツIDがアクセス管理サーバ1に送信させることができる。このようにすることで、設定者(本人)はコンテンツを確認しながら、アクセス権を設定するコンテンツを選択できる。尚、利用者IDやコンテンツIDを直接入力しても良い。
アクセス権情報の設定要求を受付けたアクセス管理サーバ1は、まず、アクセス権情報の設定要求に含まれるコンテンツIDに対応付けてコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に記憶されている実体アドレスを特定し、特定した実体アドレスに基づいて共有情報サーバ2に対しコンテンツの実体を要求するコンテンツ要求を共有情報サーバ2に送信する(Sb2)。
コンテンツ要求を受信した共有情報サーバ2は、コンテンツ要求に含まれる実体アドレスに基づいて特定されるコンテンツの実体をアクセス管理サーバ1に送信する(Sb3)。
尚、本実施例では、アクセス管理サーバ1から共有情報サーバ2にアクセスしてコンテンツの実体を取得する構成としており、共有情報サーバ2に記憶されている最新のコンテンツの実体に基づいて処理を実施できるため好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、アクセス管理サーバ1のコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に予め記憶されている情報のみを用いれば、共有情報サーバ2にアクセスすることなく、アクセス権の設定処理を実施することが可能となる。
コンテンツの実体を受信したアクセス管理サーバ1は、当該コンテンツのコンテンツIDに対応付けてコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に記憶されているタイトル、分類、作成者ID等からなるコンテンツの管理情報を特定し、さらに、特定した分類に対応付けてコンテンツ構造情報テーブル(図2(d)参照)に記憶されているアクセス種、ブロック等からなるコンテンツの構造情報を特定し、特定した管理情報と構造情報を含むコンテンツ情報を作成する。
また、アクセス管理サーバ1は、アクセス権情報テーブル(図2(e)参照)にコンテンツIDに対応付けてアクセス権情報が登録されているか否かを判定し、登録されていればアクセス権情報を抽出する。登録されていない場合には、コンテンツの分類に対応付けてアクセス権設定ポリシーテーブル(図2(f)参照)に登録されているアクセス権設定ポリシーを抽出する。
更に、アクセス管理サーバ1は、作成者IDに対応付けて利用者情報テーブル(図2(a)参照)に記憶されている利用者情報と、人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に記憶されている関係者ID、人間関係種(プロジェクト、組織、専門分野)、信頼度等からなる人間関係情報(設定者の関係者)とを抽出する。更に、抽出した関係者IDに対応付けて人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に記憶されている関係者の人間関係情報(設定者の関係者の関係者)を、順次抽出する人間関係情報抽出ステップを実行する。このように利用者に関係する関係者の人間関係情報(設定者の関係者の関係者の関係者の・・・の関係者)を1段階ずつ順次抽出していくことで、設定者(本人)を中心とした人間関係(社会ネットワーク)の全体を抽出することができる。
つまり、アクセス管理サーバ1が実施する人間関係情報抽出ステップは、本発明の人間関係情報取得ステップに該当する。
尚、登録されている関係数や利用者数が非常に多い場合には、例えば、10段階まで、というように人間関係の抽出数を制限するようにしても良い。このような場合でも、人間関係情報テーブル(図2(b)参照)に基づいて、11段階目以降の人間関係を抽出できるため、11段階目以降の人間関係が必要な場合には、利用者の操作に応じて人間関係情報を取得する等の処理を加えれば良い。
そして、これら抽出したコンテンツ情報、アクセス権情報(またはアクセス権設定ポリシー)、人間関係情報、利用者情報を含むアクセス権設定プログラムを共有情報管理端末3に送信する(Sb4)。
アクセス権情報の設定を受付けるためのアクセス権設定プログラムを受信した共有情報管理端末3は、アクセス権設定プログラムの実行に基づいてアクセス権情報の設定画面(図8(a)、(b)参照)を表示する(Sb5)。
ここで、図8(a)に示すアクセス権情報の設定画面について説明すると、人間関係情報の設定画面(図8(a)参照)は、社会ネットワーク表示部(左側上部)と、表示切替ボタン部(左側中部)と、コンテンツ情報設定部(左側下部)と、人間関係種設定部(右側上部)と、人間関係分析指標設定部(右側中部)と、設定ボタン部(右側下部)から構成される。
社会ネットワーク表示部には、アクセス権設定プログラムの実行に基づいて、アクセス権設定プログラムに含まれている人間関係情報が網状に可視化される。具体的には、人間関係情報の可視化においては、設定者(本人)の氏名を中心に関係者の氏名が網状に配置されるとともに、これら氏名が線で接続される。グラフ理論の用語で説明すると、アクセス権設定プログラムは、ノードが氏名、エッジが人間関係に該当するグラフとして設定者(本人)からみた人間関係を可視化する。
更に、社会ネットワーク表示部には、アクセス権設定プログラムに含まれているアクセス権情報(またはアクセス権設定ポリシー)に基づいて、各々の関係者が、当該コンテンツに許可されているアクセス種が特定されて、許可されているアクセス種を目視可能に表示されるようになっている。例えば、図8(a)での図示は省略しているが、r(表示可能)なアクセス種を所有する関係者は青、w(編集可能)なアクセス種を所有する関係者は黄、c(コメント可能)なアクセス種を所有する関係者は緑、のように表示する。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、社会ネットワーク表示部に社会ネットワークを表示させるステップは、本発明の請求項1、請求項2のソシオグラム作成ステップに該当する。
また、アクセス権設定プログラムは、含まれているコンテンツ情報をコンテンツ情報設定部(左側下部)に表示する。詳しくは、コンテンツ情報に含まれる管理情報をコンテンツ情報設定部の左部に表示し、更に、コンテンツ情報に含まれる構造情報(アクセス種、ブロック)を各々の項目を選択可能にコンテンツ情報設定部の右部に表示する。構造情報に基づいてアクセス種やブロックを選択することで、設定者(本人)は、設定しようとするアクセス権や、アクセス権の設定対象とするコンテンツ内のブロック(アクセス制御場所)を設定できる。
また、社会ネットワーク表示部(左側上部)に表示されている氏名はマウスやキーボード等により選択可能に表示されており、設定者(本人)が氏名を選択すると、アクセス権設定プログラムは、選択された氏名を強調表示(例えば、反転表示)する。
また、人間関係種設定部(右側上部)には、設定者(本人)と直接つながりのある関係者に設定されている人間関係種(プロジェクト、組織、専門分野)の全てが、各々選択可能に表示されている。例えば、図8(a)に示すように利用者が4人の関係者とつながっている場合には、設定者(本人)がこれら4人の関係者に対して前述のように関係設定プログラム(図7(a)参照)にて設定した人間関係種(プロジェクト、組織、専門分野)が表示される。
尚、設定者(本人)は、自分が把握していない人間関係種を表示されることがなく、人間関係種の意味を的確に認識した上でアクセス権を設定できるという点から好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、現在表示している人間関係情報に含まれるすべての人間関係種を選択可能に表示する構成としても良い。このようにすれば、自分以外の利用者が設定している人間関係種を用いて、アクセス権を設定することが可能となる。
この状態において、設定者(本人)がプロジェクトとして、プロジェクト1を選択すると、アクセス権設定プログラムは、人間関係種としてプロジェクト1が設定されている人間関係(エッジ)を特定することで、プロジェクト1という関係で設定者(本人)とつながりのある全ての関係者の氏名が強調表示(例えば、反転表示)される。尚、選択されなかった関係者の氏名は強調表示としないことで目視可能に表示しているが、氏名を非表示としても良い。
同様に、人間関係種設定部(図8(a)右側上部)において、組織、専門分野等の人間関係種が選択された場合にも、アクセス権設定プログラムは、当該選択された人間関係種にてつながりのある関係者が特定されて、氏名が強調表示(例えば、反転表示)される。尚、選択されなかった関係者の氏名は強調表示としないことで目視可能に表示しているが、氏名を非表示としても良い。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、人間関係種設定部(図8(a)右側上部)に選択可能に表示されている人間関係種の選択に基づいて人間関係種の指定を受付けるステップは、本発明の請求項3の関係種別受付けステップに該当する。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、社会ネットワーク表示部の表示を人間関係種の選択に基づいて更新させるステップは、本発明の請求項3のソシオグラム作成ステップに該当する。
また、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)は、人間関係種以外の種々の指標で関係者を特定させるための操作が可能とされている。具体的には、まず、信頼度を設定するためのスライドバーが形成されており、設定者(本人)からみてスライドバーにて設定された信頼度以上のつながりのある関係者が選択されるようになっている。尚、選択されなかった関係者の氏名は強調表示としないことで目視可能に表示しているが、氏名を非表示としても良い。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、スライドバーの操作に基づいて信頼度(数値)を受付けるステップは、本発明の請求項4の信用度閾値受付けステップに該当する。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、社会ネットワーク表示部の表示を信頼度の設定に基づいて更新させるステップは、本発明の請求項4のソシオグラム作成ステップに該当する。
また、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)には、距離を設定するためのスライドバーが形成されており、設定者(本人)からみてスライドバーにて設定された距離(設定者と関係者の間に存在するつながりの数、例えば、本人−関係者1−関係者2というつながりの場合には、本人と関係者1の距離は1、本人と関係者2の距離は2)以内のつながりのある関係者が選択されるようになっている。尚、選択されなかった関係者の氏名は強調表示としないことで目視可能に表示しているが、氏名を非表示としても良い。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、距離を設定するためのスライドバーの操作に基づいて距離(数値)を受付けるステップは、本発明の請求項5の関係次数受付けステップに該当する。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、社会ネットワーク表示部の表示を距離の設定に基づいて更新させるステップは、本発明の請求項5のソシオグラム作成ステップに該当する。
また、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)には、クラスタ(部分ネットワーク)を設定するためのスライドバーが形成されており、表示されている人間関係(社会ネットワーク)からスライドバーにて設定された数のつながりが除去されることにより、クラスタが表示されるようになっている。ここで、つながりを除去する原理について説明すると、いわゆるBetweenness Clusteringの概念に基づいており、Betweennessの高いつながりから順次除去されていく。Betweennessは媒介性とも呼ばれ、そのつながりを経由しないと到達できないつながり(部分ネットワーク)が多いほど高くなり、そのつながりを除去することにより、ネットワークをできるだけ大きな部分ネットワークに分割することができる。このようなクラスタを視覚化することで、設定者(本人)は、全体の人間関係内に存在する、比較的強いつながりをもつ部分的な人間関係(グループ)を認識しながら、アクセス権を設定することができる。
また、間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)には、当該社会ネットワークにおける各関係者の中心性を表示させるためのボタンが形成されており、媒介中心性が選択されるとアクセス権設定プログラムは、各関係者のBetweenness(媒介中心性)、すなわちその関係者を経由しないと到達できないつながり(部分ネットワーク)の数に応じて、各々の関係者の氏名表示の大きさを変化させる。また、次数中心性が選択されるとアクセス権設定プログラムは、各関係者のDegree(次数中心性)、すなわちその関係者とつながりのある関係者の数に応じて、各々の関係者の氏名表示の大きさを変化させる。このような中心性を視覚化することで、設定者(本人)は、全体の人間関係において、中心的な役割を果たす可能性のある関係者を認識しながら、アクセス権を設定することができる。
次いで、設定者(本人)が、アクセス権情報の設定画面(図8(a)参照)を構成するコンテンツ情報設定部(左側下部)においてアクセス制御場所とアクセス権を設定するとともに、設定ボタン部(右側下部)のボタンを操作したときの処理について説明する。
設定ボタン部(右側下部)のアクセス権設定(ユーザ)ボタンを操作すると、アクセス権設定プログラムは、前述の人間関係種の設定操作や、人間関係分析指標の設定操作や、社会ネットワーク表示部に対する氏名の直接選択操作等に基づいて、社会ネットワーク表示部において選択されている氏名(関係者)に該当する利用者IDのリストと、コンテンツIDと、からなるアクセス権の設定内容を特定するステップを実施し、該特定したアクセス権の内容を含むアクセス権情報の更新要求をアクセス管理サーバ1に送信する(Sb6)。
また、設定ボタン部(右側下部)のアクセス権設定ボタン(関係)を操作すると、アクセス権設定プログラムは、前述の人間関係種の設定操作や、人間関係分析指標の設定操作に基づいて、人間関係種設定部(右側上部)や、人間関係分析指標設定部(右側中部)の設定状況と、コンテンツIDと、コンテンツ情報設定部(左側下部)のアクセス制御場所とアクセス権の設定状況と、からなるアクセス権の設定内容を特定するステップを実施し、該特定したアクセス権の内容を含むアクセス権情報の更新要求をアクセス管理サーバ1に送信する(Sb6)。
つまり、本実施例のアクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、アクセス権設定ボタン(ユーザ)もしくはアクセス権設定ボタン(関係)の操作に基づいて設定者から受付けたアクセス権の設定内容を特定するステップは、本発明のアクセス権設定受付けステップに該当する。
アクセス権情報の更新要求を受信したアクセス管理サーバ1は、アクセス権情報の更新要求に利用者IDのリストを含むか否かに応じて、受信したコンテンツIDに対応付けて、アクセス制御場所とアクセス権の設定状況と利用者IDのリストをアクセス権情報テーブル(図2(e)参照)に登録するか、または、アクセス制御場所とアクセス権の設定状況と人間関係の設定状況をアクセス権設定ポリシー情報テーブル(図2(f)参照)に登録するステップを実施する。
つまり、本実施例のアクセス管理サーバ1が実施するアクセス権情報の更新要求に基づいてアクセス権情報テーブルやアクセス権設定ポリシー情報テーブルの記憶内容を更新するステップは、本発明のアクセス権設定ステップに該当する。
次に、アクセス権情報の設定画面(図8(a)参照)において、設定者(本人)が表示切替ボタン部(左側中部)を操作したときの処理について説明する。設定者(本人)が表示切替ボタン部を操作すると、アクセス権設定プログラムは、図8(b)に示すように、社会ネットワーク表示部の表示を、網状(グラフ)表示から木状(ツリー)表示に切り替える。木状表示においては、最上位ノードに設定者(本人)、設定者ノードの子ノードに関係者、関係者ノードの子ノードに関係者の関係者が表示される。グラフ構造より構造が単純なツリー(木)構造は、罫線文字等により文字情報のみでの可視化が可能とされており、例えば、木状表示のみに対応するアクセス権設定プログラムとすることで、アクセス権設定プログラムの容量の低減や、機能の簡素化が実現できるとともに、プログラムの配信時間の短縮や、プログラムの実行速度の向上等が可能となる。
次いで、本実施例の情報共有システムにおいて、利用者がコンテンツへのアクセスを要求したときに実施される、アクセス制御されたコンテンツの配信手順について、図5のシーケンス図、及び、図9の画面に基づいて詳細に説明していく。
利用者は、まず、共有情報アクセス端末4のブラウザソフトを操作して、入力した利用者IDとパスワードとともに、アクセスを所望するコンテンツの実体アドレスに接続していくことで、アクセス要求を共有情報サーバ2に送信する(Sc1)。
尚、利用者が共有情報アクセス端末4を操作することで、明示的にコンテンツIDを入力しても良い。
アクセス要求を受信した共有情報サーバ2は、アクセス要求に含まれる利用者IDとパスワードと、アクセス要求を受付けた実体アドレスを含むアクセス権要求をアクセス管理サーバ1に送信する(Sc2)。
尚、例えば、実体アドレスに対応する1枚のWebページに複数のコンテンツが含まれる場合には、共有情報サーバ2がこれら複数のコンテンツのコンテンツIDを特定して、アクセス管理サーバ1に送信すれば良い。
アクセス要求を受信したアクセス管理サーバ1は、アクセス要求に含まれる利用者IDとパスワードが利用者情報テーブル(図2(a)参照)に登録されているか否かを判定する認証ステップを実施し、登録されていない場合には当該利用者を匿名利用者(ゲストユーザ)として特定するが、本実施例では、匿名での利用を許可しないため、エラー情報を共有情報サーバ2に送信する等のエラー処理を行う。
認証ステップを実施したアクセス管理サーバ1は、アクセス要求を受付けた実体アドレスに対応付けてコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に記憶されているコンテンツIDを特定し、特定したコンテンツIDに対応付けてアクセス権情報テーブル(図2(e)参照)に記憶されているアクセス権情報を抽出する。そして、抽出したアクセス権情報において、アクセス要求に含まれる利用者IDにアクセスが許可されているか否かを判定し、当該判定結果(許可・不許可)を含むアクセス権データを共有情報サーバ2に送信する(Sc3)。
つまり、本実施例のアクセス管理サーバ1が実施する、アクセス要求に含まれる利用者IDにアクセスが許可されているか否かを判定するステップは、本発明の判定ステップに該当する。
また、特定したコンテンツIDに対応付けてアクセス権情報が登録されていない場合には、アクセス管理サーバ1は、実体アドレスに対応付けてコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に記憶されている分類を特定し、特定した分類に対応付けてアクセス権設定ポリシーテーブル(図2(e)参照)に記憶されているアクセス権設定ポリシーを抽出する。また、実体アドレスに対応付けてコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に記憶されている作成者IDを特定し、該特定した作成者IDと、アクセス権要求に含まれる利用者IDとの人間関係情報を人間関係情報テーブル(図2(b)参照)から抽出する。そして、抽出したアクセス権設定ポリシーにおいて、人間関係情報にて特定されるつながりをもつ利用者にアクセスが許可されているか否かを判定し、当該判定結果(許可・不許可)を含むアクセス権データを共有情報サーバ2に送信する(Sc3)。
アクセス権データを受信した共有情報サーバ2は、アクセス権データに基づいてコンテンツのアクセス制御ステップを実施する(Sc4)。具体的には、アクセス権データが許可の場合には、図9(a)に示すように、コンテンツの実体を含むコンテンツデータを生成する。また、アクセス権データが不許可の場合には、図9(b)に示すように、コンテンツの実体を含まないコンテンツデータを生成する。
アクセス制御ステップを実施した共有情報サーバ2は、生成した共有情報アクセス端末4にアクセス制御されたコンテンツデータを、共有情報アクセス端末4に送信する(Sc5)。
次いで、アクセス管理サーバ1が、前述の人間関係情報の設定手順(図3参照)やアクセス権情報の設定手順(図4参照)において、人間関係情報抽出ステップの一部として実施される各種の付加情報抽出処理について、図6に基づいて詳細に説明していく。
本実施例では、特に図示していないが、図7、図8に含まれる社会ネットワーク表示部において、関係者に関する各種の付加情報を氏名と対応付けて表示できるようになっている。これら付加情報は、人間関係を設定しようとする利用者、及び、アクセス権情報を設定しようとする利用者に対して、対象とする関係者に関する補助的な情報を与えるものである。
具体的には、まず、設定者(本人)の所有情報への所定期間のアクセス記録の収集・整理を行う(Sd1)。これにより、設定者(本人)の情報への関係者のアクセス回数が集計されて氏名と対応付けて表示されるので、設定者(本人)と関係者の間での情報共有頻度を設定者(本人)が判断できる。尚、関係者が所有している情報への設定者(本人)のアクセス回数を代わりに用いても良いし、併用しても良い。尚、このアクセス記録は、アクセス権要求(Sc2)に基づいて記憶されるが、アクセス権要求が、許可されたときのみ記憶しても良いし、不許可されたときのみ記憶しても良いし、両方の場合に記憶しても良い。
また、設定者(本人)のシステムへの所定期間のログイン記録の収集・整理を行う(Sd2)。これにより、システムへの関係者のログイン回数が集計されて氏名と対応付けて表示されるので、関係者のシステムの利用回数を設定者(本人)が判断できる。尚、ログイン記録は、アクセス権要求(Sc2)に基づいて記憶される。
つまり、アクセス管理サーバ1が利用者のアクセス要求に基づくアクセス権要求に基づいて実施する、設定者(本人)の情報への関係者のアクセス回数及び関係者のシステムへのログイン回数を記憶するステップは、本発明の請求項6のアクセス状況記憶ステップに該当する。
つまり、アクセス管理サーバ1が配信したアクセス権設定プログラムにより実施される、社会ネットワーク表示部に設定者(本人)の情報への関係者のアクセス回数及び関係者のシステムへのログイン回数を含む社会ネットワークを表示させるステップは、本発明の請求項6のソシオグラム作成ステップに該当する。
また、設定者(本人)と関係者の属性情報の類似度の算出を行う(Sd3)。具体的には、利用者情報テーブル(図2(a)参照)に記憶されている利用者情報を項目ごとに類似しているか否かを判定し、例えば、一致する項目ひとつごとに1加算する等の処理を行う。これにより、関係者と自分との類似度が算出されて氏名と対応付けて表示されるので、関係者との属性情報の類似度を設定者(本人)が判断できる。
以上、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する情報共有設定方法によれば、例えば共有情報コンテンツの作成者等の設定者(本人)は、社会ネットワーク表示部(図8(a)、(b)参照)により自身の社会ネットワークの状況である人間関係の状況をソシオグラムにおいて再認識しながら、特定の範囲の他の利用者の共有情報コンテンツへのアクセス権をアクセス権設定ページ(アクセス権情報の設定画面、図8(a)、(b)参照)において簡便に設定できるようになるので、情報の発信者となる設定者(本人)が自分の社会ネットワークに基づいて、特定の範囲の関係者との間でのみ情報を共有できるようになる。
また、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する情報共有設定方法によれば、設定者(本人)は、ソシオグラムにノードとして表示されている各利用者のアクセス権の有無を、例えば本実施例のように色分けて表示することで、目視により簡便に把握することができ、アクセス権の設定の判断にこれらのアクセス権の有無情報を活用することができる。
また、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する情報共有設定方法によれば、共有情報コンテンツの内容に応じて、特定の人間関係種の他の利用者のみを把握したい場合に、これらの特定の人間関係種の他の利用者をソシオグラム上において容易に把握できるようになり、これら特定の人間関係種に基づいてアクセス権を設定する際のアクセス権の設定の操作性を向上できる。
また、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する情報共有設定方法によれば、信頼度が低い利用者にはアクセス権を設定しないようにする等のように、信頼度が閾値(信頼度を設定するためのスライドバーにて設定した数値)よりも高い利用者をソシオグラム上において容易に把握できるようになり、これら信用度に基づいてアクセス権を設定する際の操作性を向上できる。
また、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する情報共有設定方法によれば、権限利用者は、アクセス権の設定対象とする関係次数(距離)を適宜に指定(距離を設定するためのスライドバーにて数値を設定)することで、該指定した関係次数の範囲内のアクセス権の設定対象とする利用者のみを含むソシオグラムを表示させることができ、表示される利用者の対象を適宜に絞り込んだり、広げたりすることができるようになる。
また、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する情報共有設定方法によれば、ソシオグラムにノードとして表示されたアクセス権を有する各利用者のアクセス状況(設定者(本人)の情報への関係者のアクセス回数、システムへのログイン回数)が表示されるので、これらのアクセス状況を簡便に把握することができ、アクセス権の更新等における判断材料として、これらアクセス状況を資することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、設定者(コンテンツ作成者本人)にコンテンツへのアクセス権情報を設定させるためのアクセス権設定プログラムが出力する社会ネットワーク表示部(図8(a)左側上部)において、種々の可視化を行うことにより、当該コンテンツにアクセス権を設定する関係者を選択する際に設定者にヒントとなる情報を提供している。
詳しくは、表示されている各関係者が当該コンテンツに対して有するアクセス権を色分けて表示するアクセス権可視化と、人間関係種設定部(図8(a)右側上部)にて設定された人間関係種によりつながりが設定されている関係者の氏名を強調表示(例えば、反転表示)する人間関係種可視化と、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)の信頼度を設定するためのスライドバーにて設定された数値以上の信頼度でつながりが設定されている関係者の氏名を強調表示(例えば、反転表示)する信頼度可視化と、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)の距離を設定するためのスライドバーにて設定された数値以内の距離でつながりが設定されている関係者の氏名を強調表示(例えば、反転表示)する距離可視化と、関係者のアクセス状況(設定者(本人)の情報への関係者のアクセス回数、関係者のシステムへのログイン回数)を氏名と対応付けて出力するアクセス状況可視化と、からなる5種の可視化を、本実施例のアクセス権設定プログラムは、社会ネットワーク表示部(図8(a)左側上部)において行うことができる。
設定者は、当該コンテンツにアクセス権を設定する関係者を選択する際に、これら可視化によりヒントを得られることから出力することは好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、ひとつも出力しなくても、例えば、社会ネットワーク表示部(図8(a)左側上部)に表示されている氏名をひとつひとつ選択していくことによりアクセス権の設定は可能であるし、これら指標を適宜に組み合わせて出力するようにしても良いのは言うまでもない。この場合には、該当するステップや情報が不要となるため、アクセス管理サーバ1の各テーブルの記憶項目を低減できるとともに、これらを更新及び抽出する処理ステップも不要となることからアクセス管理サーバ1の処理負荷やプログラムの開発コストを軽減できるし、該当する操作部を削除できることからアクセス権情報の設定画面(図8(a)参照)の操作部の構成を簡素化できる。
また、前記実施例では、利用者が共有情報アクセス端末4から共有情報サーバ2にアクセスしたときに、図9(b)に示すように、当該利用者にアクセス可能とされているコンテンツか否かに関わらずコンテンツを出力する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、当該利用者にアクセス可能とされているコンテンツのみを出力するようにしても良いし、最近アクセス可能と設定されたコンテンツのみを出力するようにしても良いし、これらを1ページ内に混在させて出力するようにしても良い。このようにすれば、利用者は、アクセス可能とされたコンテンツに対して、容易にかつ直接にアクセスできるようになる。
また、前記実施例では、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)の信頼度を設定するためのスライドバーにて設定された数値以上の信頼度でつながりが設定されている関係者の氏名を強調表示(例えば、反転表示)したり、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)の距離を設定するためのスライドバーにて設定された数値以内の距離でつながりが設定されている関係者の氏名を強調表示(例えば、反転表示)したり、しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スライドバーではなく直接数値を入力させるように設定部を形成しても良い。
また、数値の閾値の設定だけでなく、上限値と下限値により数値の範囲を設定できるようにして、その範囲に該当する関係者の氏名を強調表示(例えば、反転表示)するようにしても良い。
また、前記実施例では、アクセス権情報の設定画面(図8(a)参照)において、アクセス権可視化と、人間関係種可視化と、信頼度可視化と、距離可視化と、アクセス状況可視化と、からなる5種の可視化を全て実施するとともに、これらを設定するための各種操作部、詳しくは、社会ネットワーク表示部(図8(a)左側上部)と、表示切替ボタン部(図8(a)左側中部)と、コンテンツ情報設定部(図8(a)左側下部)と、人間関係種設定部(図8(a)右側上部)と、人間関係分析指標設定部(図8(a)右側中部)と、設定ボタン部(図8(a)右側下部)を、全て1画面(図8(a)参照)に同時に出力する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの一部を出力しても良いし、適宜に組み合わせて出力しても良いし、複数画面に分けて出力しても良い。
例えば、最初に出力する画面は、社会ネットワーク表示部(図8(a)左側上部)と、コンテンツ情報設定部(図8(a)左側下部)と、人間関係種設定部(図8(a)右側上部)と、設定ボタン部(図8(a)右側下部)を、全て1画面(図8(a)参照)のみにしておき、人間関係種の選択と、氏名の直接選択のみで関係者を選択できるようにしておき、詳細な設定を所望する設定者にのみ、詳細設定ボタンが操作されたことを条件に、すべての設定部を表示する構成としても良い。このようにすれば、簡単な設定操作のみを所望する設定者には簡素な操作部を、また、詳細な設定操作を所望する設定者には詳細な操作部を提供することができる。
また、前記実施例では、アクセス管理サーバ1は、コンテンツの種別である分類(コンテンツ管理情報テーブル:図2(c)参照、コンテンツ構造情報テーブル:図2(d)参照、アクセス権設定ポリシーテーブル:図2(f)参照)という情報を記憶する構成としており、アクセス権設定プログラムは、この分類に基づいてコンテンツの構造情報である内包ブロックや許容アクセス種を特定して、アクセス権情報の設定画面(図8)のコンテンツ情報設定部(図8(a)左側下部)にアクセス制御場所とアクセス権を出力し、また、分類に基づいてアクセス権設定ポリシーを特定する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、分類に基づいて各設定部や内部処理を変更するようにしても良い。例えば、分類がブログの場合には、編集アクセス権は作成者のみに与えられるのが一般的であることから、編集アクセス権を選択可能に表示しない構成としておき、作成者のみに自動的に編集アクセス権を記憶するよう内部処理を構成しても良い。
また、前記実施例では、共有情報サーバ2のコンテンツにアクセスするときに、必ず認証を行う構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、認証を行わずにアクセスしてきた利用者、すなわち、アクセス管理サーバ1にて利用者IDを特定できない利用者に対しては、当該利用者を匿名利用者(ゲストユーザ)として特定するとともに、アクセス権が設定されていないコンテンツ(全体もしくは特定のブロック)に対してのみアクセス可能と判定するようにすれば良い。あるいは、アクセス権の設定プログラムにおいて、匿名利用者に対するアクセス権情報を設定できるようにしても良く、このような場合には、匿名利用者に対するアクセス権が設定されているコンテンツ(全体もしくは特定のブロック)に対してのみアクセス可能と判定するようにすれば良い。
また、前記実施例では、アクセス権の設定対象とする共有情報サーバ2のコンテンツに関するコンテンツ管理情報を、アクセス管理サーバ1のコンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に予め記憶する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、アクセス管理サーバ1が、設定者(本人)からアクセス権の設定を所望するコンテンツの実体アドレスを含むアクセス権の設定要求を受付けて、該受付けた実体アドレスに基づいて共有情報サーバ2にアクセスしてコンテンツの実体を取得し、取得したコンテンツの実体にコンテンツIDを付与するとともに、管理情報を抽出して、コンテンツ管理情報テーブル(図2(c)参照)に記憶するようにすれば、アクセス権情報の設定要求の1回目の受付時にコンテンツ管理情報を記憶できる。これにより、予めコンテンツ管理情報を記憶していないコンテンツに対してもアクセス権の設定が可能となる。
また、前記実施例では、アクセス管理サーバ1と共有情報サーバ2とを個別のサーバコンピュータとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、同一のサーバコンピュータ(配信サーバ)としても良い。このようにした場合には、本実施例のアクセス管理サーバ1が提供する各ステップを実行するための処理プログラムと、本実施例のアクセス管理サーバ1が共有情報管理端末3に対して配信する関係設定プログラムと、本実施例のアクセス管理サーバ1が共有情報管理端末3に対して配信するアクセス権設定プログラムと、本実施例のアクセス管理サーバ1が記憶している各種テーブル、を含む情報共有設定プログラムとしてまとめることができ、配信サーバにおいてこの情報共有設定プログラムを実行することで、配信サーバに請求項1〜請求項6の各方法を容易に実行させることができる。
本実施例における情報共有設定方法を提供するアクセス管理サーバを含む情報共有システムの全体像を示すブロック図である。 (a)〜(f)はアクセス管理サーバが記憶する各種データであり、(a)は利用者情報テーブル、(b)は人間関係情報テーブル、(c)はコンテンツ管理情報テーブル、(d)はコンテンツ構造情報テーブル、(e)はアクセス権情報テーブル、(f)はアクセス権設定ポリシーテーブルを示す図である。 人間関係情報の設定処理の流れを示すシーケンス図である。 アクセス管理情報の設定処理の流れを示すシーケンス図である。 アクセス管理処理の流れを示すシーケンス図である。 各種の付加情報を抽出する処理を示すフローチャートである。 (a)は網状に人間関係を可視化した人間関係情報設定ページであり、(b)は木状に人間関係を可視化した人間関係情報設定ページを示す図である。 (a)は網状に人間関係を可視化したアクセス管理情報設定ページであり、(b)は木状に可視化した人間関係情報を示す図である。 (a)はアクセス権をもつ利用者からみた共有情報の表示ページであり、(b)クセス権をもたない利用者からみた共有情報の表示ページを示す図である。
符号の説明
1 アクセス管理サーバ
2 共有情報サーバ
3 共有情報管理端末
4 共有情報アクセス端末
5 インターネット網
101 制御部
102 記憶部
103 通信部
201 制御部
202 記憶部
203 通信部
301 制御部
302 記憶部
303 通信部
304 入出力部
401 制御部
402 記憶部
403 通信部
404 入出力部

Claims (7)

  1. 複数の利用者にて共有したい情報を含む共有情報コンテンツをコンピュータネットワークを介して配信する配信サーバにおいて、該共有情報コンテンツへのアクセス権を設定する情報共有設定方法であって、
    前記共有情報コンテンツへのアクセス権を設定する権限を有する権限利用者と、当該利用者以外の他の利用者との人間関係を特定可能な人間関係情報を取得する人間関係情報取得ステップと、
    該人間関係情報取得ステップにて取得した人間関係情報に基づいて、前記権限利用者と他の利用者との人間関係を、目視確認可能なソシオグラムを作成するソシオグラム作成ステップと、
    該ソシオグラム作成ステップにて作成されたソシオグラムが表示されるソシオグラム表示部と、前記共有情報コンテンツへの各利用者のアクセス権の設定内容を受付けるための設定受付け部とを少なくとも有するアクセス権設定ページを出力して、前記権限利用者からアクセス権の設定内容を受付けるアクセス権設定受付けステップと、
    該アクセス権設定受付けステップにて受付けた各利用者のアクセス権の設定内容並びに当該利用者を特定可能な利用者特定情報を含む設定情報を、当該共有情報コンテンツを特定可能なコンテンツ特定情報に対応付けて記憶することでアクセス権を設定するアクセス権設定ステップと、
    前記共有情報コンテンツへのアクセスがあったときに、当該アクセスしてきた利用者の利用者特定情報を取得するとともに、当該共有情報コンテンツのコンテンツ特定情報に対応付けて記憶されている設定情報を取得し、該取得した利用者特定情報と設定情報とに基づいて、当該共有情報コンテンツの該利用者への配信の可否を判定する判定ステップと、
    該判定ステップにおいて配信可と判定されたことを条件に、前記アクセスがあった共有情報コンテンツを配信することを特徴とする情報共有設定方法。
  2. 前記ソシオグラム作成ステップにおいては、設定対象の共有情報コンテンツのコンテンツ特定情報に対応付けて記憶されている設定情報に基づいて、他の各利用者のアクセス権の有無を目視確認可能とされたソシオグラムを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報共有設定方法。
  3. 前記人間関係情報取得ステップにおいて取得する人間関係情報は、当該人間関係の関係種別を特定可能な情報を含み、
    前記権限利用者から、ソシオグラムに表示する表示対象の人間関係の関係種別の指定を受付ける関係種別受付けステップを含み、
    前記ソシオグラム作成ステップにおいては、前記関係種別受付けステップにて指定を受付けた関係種別の他の利用者のみを含むソシオグラムを作成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報共有設定方法。
  4. 前記人間関係情報取得ステップにおいて取得する人間関係情報は、当該人間関係における各利用者の信用度に関する信用度情報を含み、
    前記権限利用者から、ソシオグラムに表示する表示対象の人間関係における信用度の閾値の指定を受付ける信用度閾値受付けステップを含み、
    前記ソシオグラム作成ステップにおいては、前記信用度閾値受付けステップにて指定を受付けた信用度の閾値よりも信用度の高い利用者のみを含むソシオグラムを作成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報共有設定方法。
  5. 前記権限利用者から、ソシオグラムに表示する表示対象の人間関係における関係次数の指定を受付ける関係次数受付けステップを含み、
    前記ソシオグラム作成ステップにおいては、前記関係次数受付けステップにて指定を受付けた関係次数の範囲内の利用者のみを含むソシオグラムを作成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報共有設定方法。
  6. 前記共有情報コンテンツへのアクセス権を有する各利用者のアクセス状況を、当該利用者の利用者特定情報に対応付けて記憶するアクセス状況記憶ステップを含み、
    前記ソシオグラム作成ステップにおいては、設定対象の共有情報コンテンツへのアクセス権の有する各利用者の利用者特定情報に対応付けて前記アクセス状況記憶ステップにて記憶されているアクセス状況を特定し、該特定したアクセス状況を目視確認可能とされたソシオグラムを作成することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報共有設定方法。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の各ステップを前記配信サーバにおいて実行させるための情報共有設定プログラム。
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