JP4730784B2 - 車載表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、画像表示を行う車載表示システムに関する。
近年、車両には、カーナビゲーションにおける経路案内の映像、テレビの映像、DVD(デジタルバーサタイルディスク)の再生映像等、様々な映像を提供するディスプレイを備えた車載表示システムが搭載されるようになっている。また、このような車載表示システムには、ユーザによるディスプレイの画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードが、ユーザの指等とディスプレイの画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付けるもの(モーションモード)や、ユーザの指等がディスプレイの画面に接触すると対応する操作を受け付けるもの(タッチモード)、更には、これらモーションモードとタッチモードとの切り替えが可能なものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−31799号公報
ところで、ディスプレイが取り外すことが可能な構造である場合、車両に固定された状態では、車両走行中の振動等のため、タッチモードにおいて、ユーザがディスプレイの画面における所望の位置に指等を接触させることは容易ではなく、モーションモードの方が扱いやすい。しかし、ディスプレイが取り外されて、ユーザが携帯している状態では、タッチモードにおいて、ユーザがディスプレイの画面における所望の位置に指等を接触させることは容易である一方、モーションモードでは、指等が画面に近づいただけで操作が受け付けられるため、ユーザが意図しない操作が受け付けられてしまう場合もあり、扱いづらい。このため、ユーザは、適宜モーションモードとタッチモードとを切り替える操作が必要となり、煩雑であった。
本発明の目的は、上述した問題を解決するものであり、煩雑な操作を必要とすることなく、適切な操作受付モードの設定が可能な車載表示システムを提供するものである。
本発明は、車両に搭載され、画像表示を行う車載表示システムであって、ディスプレイ部と、前記車両に設けられ、前記ディスプレイ部を装着して前記車両に固定する固定部と、前記固定部に対する前記ディスプレイ部の装着状態を検出する装着状態検出手段と、ユーザによる前記ディスプレイ部の画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードを、前記装着状態検出手段により検出された装着状態に応じて設定する操作受付モード設定手段と、前記操作受付モード設定手段により設定された操作受付モードにおいて、前記ユーザによる操作を受け付け、該操作に応じた所定の処理を行う処理手段とを有し、前記操作受付モード設定手段は、前記ディスプレイが前記固定部に装着されていることが検出された場合に、物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付ける第1の操作受付モードに設定し、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていないことが検出された場合に、物体が前記ディスプレイ部の画面に接触すると対応する操作を受け付ける第2の操作受付モードに設定することを有することを特徴とする。
この構成によれば、固定部に対するディスプレイ部の装着状態が得られ、ディスプレイ部が固定部に装着されて固定された状態と取り外された状態とで、ユーザによるディスプレイの画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードが異なるものとすることができる。このため、ユーザが、ディスプレイ部が固定された状態と取り外された状態との双方において、車載表示システムを扱いやすくすべく、操作受付モードを切り替えるための煩雑な操作を行わなくても、適切な操作受付モードが設定される。そして、ディスプレイ部の装着状態に応じて、物体とディスプレイ部の画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付ける操作受付モード(モーションモード)と、ディスプレイ部が取り外された状態では、物体が前記ディスプレイ部の画面に接触すると対応する操作を受け付ける操作受付モード(タッチモード)とのいずれかが設定されて、ユーザが扱いやすい操作受付モードとなる。
また、本発明の車載表示システムは、車両に搭載され、画像表示を行う車載表示システムであって、ディスプレイ部と、前記車両に設けられ、前記ディスプレイ部を装着して前記車両に固定する固定部と、前記固定部に対する前記ディスプレイ部の装着状態を検出する装着状態検出手段と、ユーザによる前記ディスプレイ部の画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードを、前記装着状態検出手段により検出された装着状態に応じて設定する操作受付モード設定手段と、前記操作受付モード設定手段により設定された操作受付モードにおいて、前記ユーザによる操作を受け付け、該操作に応じた所定の処理を行う処理手段と、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を有し、前記操作受付モード設定手段は、前記操作受付モードを、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていることが検出され、且つ、前記走行状態検出手段により前記車両が走行中であることが検出された場合に、物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付ける第1の操作受付モードに設定し、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていることが検出され、且つ、前記走行状態検出手段により前記車両が走行中でないことが検出された場合に、物体が前記ディスプレイ部の画面に接触すると対応する操作を受け付ける第2の操作受付モードに設定し、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていないことが検出された場合に、前記第2の操作受付モードに設定することを特徴とする。
この構成によれば、ディスプレイ部が固定部に装着されて固定された状態において、更に車両の走行状態を考慮して、走行中と停止中とで操作受付モードが異なるものとすることができる。
また、本発明の車載表示システムは、前記処理手段が、前記第1の操作受付モードにおいて、1つの前記物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になった場合と、複数の前記物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になった場合とで、異なる処理を行うようにしてもよい。
また、本発明の車載表示システムは、前記装着状態検出手段が、回路と、前記回路の導通を制御するものであって、前記ディスプレイ部が前記固定部に装着された状態と取り外された状態とで、オン、オフが切り替わるスイッチ部とを有するようにしてもよい。
この構成によれば、回路の導通状態によって、ディスプレイ部が固定部に装着されているか否かを的確に検出することができる。
本発明によれば、ディスプレイ部が固定された状態と取り外された状態とで、ユーザによるディスプレイ部の画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードが異なるものとなり、ユーザが操作受付モードを切り替えるための煩雑な操作を行わなくても、適切な操作受付モードが設定される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる車載表示システムの配置図(図1(a))及び正面図(図1(b))である。図1に示すように、車載表示システム10は、本体20と、車両のダッシュボード50の中央部(センターコンソール)に設けられ、本体を固定するクレードル40とにより構成される。この車載表示システム10では、ユーザによる本体20のディスプレイの画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードは、ユーザの指等とディスプレイの画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付けるもの(モーションモード)と、ユーザの指等がディスプレイの画面に接触すると対応する操作を受け付けるもの(タッチモード)との2種類であり、これらが切り替え可能となっている。
図2は、本体20の構成を示す図である。図2に示す本体20は、ナビゲーションユニット22と、再生ユニット24と、装着状態検出手段としての装着状態検出部28と、走行状態検出手段としての車速センサ29と、操作受付モード設定手段及び処理手段としての制御部30と、ディスプレイ32とにより構成される。これらのうち、ディスプレイ32は、接近及び接触検知部33を有する。
ナビゲーションユニット22は、車両位置の検出、目的地までの経路探索、経路誘導等の各種のナビゲーション処理を行う。また、ナビゲーションユニット22は、当該ナビゲーション処理に際して、地図画像や操作画面の画像等の各種の画像データ(ナビゲーション画像データ)を生成し、制御部30へ出力する。再生ユニット24は、DVD等の記録媒体25を装填し、当該記録媒体25に記録された各種データに基づく再生処理を行う。また、再生ユニット24は、当該再生処理に際して、様々な画像データ(再生画像データ)を生成し、制御部30へ出力する。
装着状態検出部28は、クレードル40に対する本体20の装着状態、具体的には、本体20がクレードル40に装着されていること、及び、本体20がクレードル40から取り外されたことを検出する。
この装着状態検出部28は、様々な構成が考えられる。図3は、装着状態検出部28の構成を示す図である。図3に示す装着状態検出部28は、電源37及び電流計38からなる回路と、当該回路の導通を制御するスイッチ35とにより構成される。スイッチ35は、突起36を有し、当該突起36の先端の方向に付勢されている。
本体20がクレードル40に装着された状態では、図3(a)に示すように、突起36の先端がクレードル40に当接している。この場合、クレードル40によって突起36が押圧されてスイッチ35はオフとなり、回路は導通しない。一方、本体20がクレードル40から取り外された状態では、図3(b)に示すように、突起36の先端がクレードル40に当接していないため、付勢力によってスイッチ35はオンとなり、回路が導通する。この時、電流計38は電流を検知する。従って、装着状態検出部28は、電流計38が電流を検知しない場合には、本体20がクレードル40に装着されていることを検出し、電流計38が電流を検知した場合には、本体20がクレードル40から取り外されたことを検出する。
なお、スイッチ部35の動作は、上述とは反対の動作であってもよい。すなわち、スイッチ部35は、本体20がクレードル40に装着された状態でオンとなって、回路を導通させ、本体20がクレードル40から取り外された状態でオフとなって、回路を非導通にさせるようにしてもよい。この場合、装着状態検出部28は、電流計38が電流を検知した場合には、本体20がクレードル40に装着されていることを検出し、電流計38が電流を検知しない場合には、本体20がクレードル40から取り外されたことを検出する。
再び、図2に戻って説明する。車速センサ29は、車載表示システム10が搭載されている車両の走行状態、具体的には車両の速度を検出する。
制御部30は、ディスプレイ32に、ナビゲーションユニット22からのナビゲーション画像データに応じた画像や、再生ユニット24からの再生画像データに応じた画像を表示させる。また、制御部30は、装着状態検出部28によって検出された、クレードル40に対する本体20の装着状態と、車速センサ29によって検出された、車両の走行状態とに基づいて、操作受付モードを、モーションモード及びタッチモードのいずれかに設定する。
図4は、操作受付モードの設定動作を示すフローチャートである。制御部30は、装着状態検出部28に対して、クレードル40に対する本体20の装着状態の検出を指示する。装着状態検出部28は、この指示に従い、クレードル40に対する本体20の装着状態、具体的には、本体20がクレードル40に装着されていること、及び、本体20がクレードル40から取り外されたことのいずれかを検出する(S101)。検出結果は制御部30へ送られる。
制御部30は、装着状態検出部28による本体20の装着状態の検出結果を取得すると、当該検出結果に基づいて、本体20がクレードル40から取り外されたか否かを判定する(S102)。
本体20がクレードル40から取り外されていない場合、換言すれば、本体20がクレードル40に装着されている場合、制御部30は、車速センサ29に対して、車両の走行状態の検出を指示する。車速センサ29は、この指示に従って、車両の走行状態、具体的には、車両の速度を検出する(S103)。検出結果は制御部30へ送られる。
制御部30は、車速センサ29による車両の走行状態の検出結果を取得すると、当該検出結果に基づいて、車両が走行中であるか否かを判定する(S102)。
車両が走行中である場合、制御部30は、操作受付モードを、ユーザの指等とディスプレイの画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付けるモーションモードに設定する(S105)。一方、車両が走行中でない場合、制御部30は、操作受付モードを、ユーザの指等がディスプレイの画面に接触すると対応する操作を受け付けるタッチモードに設定する(S106)。また、S102において、本体20がクレードル40から取り外されたと判定した場合も、制御部30は、操作受付モードを、タッチモードに設定する(S106)。その後は、本体20の装着状態の検出(S101)以降の動作が繰り返される。設定された操作受付モードは、ディスプレイ32内の接近及び接触検知部33へ通知される。
このようにして、操作受付モードがモーションモードとタッチモードのいずれかに設定されると、そのモードに応じて、ユーザによるディスプレイ32の画面に対する操作が受け付けられ、更に、その操作に対応する処理が行われる。
図5は、ディスプレイ32の画面の構成を示す図である。図5に示すように、ディスプレイ32の画面60の表面には、線状の電極61が縦横に配列されている。ディスプレイ32内の接近及び接触検知部33は、ユーザの指等が画面60に接近した場合や接触した場合の電極61における静電容量の初期状態(画面の近傍に物体が存在しない状態)からの変化量を検知する。電極61における静電容量の初期状態からの変化量は、ユーザの指等が近づくほど大きくなる。
具体的には、操作受付モードがモーションモードである場合、接近及び接触検知部33は、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所があるか否かを判定する。電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所がある場合、接近及び接触検知部33は、ユーザの指等が画面60から所定距離以内であるとみなすことができる。図6は、ユーザの指70が画面60に対し、距離Lまで接近した状態を示す図であり、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図である。
ユーザの指等が画面60から所定距離以内である場合、接近及び接触検知部33は、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所の座標を制御部30へ出力する。電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所は、画面60においてユーザの指等が所定距離以内に近づいた位置に対応する。制御部30は、入力した、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所の座標を、ユーザの操作に対応する情報をして入力し、その操作に対応する処理を行う。例えば、図6では、画面60における「広域」と表示された位置が電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所に対応する。この場合、制御部30は、それまでディスプレイ32に表示されていた地図の画像よりも広域の地図の画像を表示させる処理を行う。
一方、操作受付モードがタッチモードである場合、接近及び接触検知部33は、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第2の値以上になった箇所があるか否かを判定する。この第2の値は、上述した第1の値よりも大きな値である。電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第2の値以上になった箇所がある場合、接近及び接触検知部33は、ユーザの指等が画面60に接触したとみなすことができる。図7は、ユーザの指70が画面60に接触した状態を示す図であり、図7(a)は正面図、図7(b)は側面図である。
ユーザの指等が画面60に接触した場合、接近及び接触検知部33は、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第2の値以上になった箇所の座標を制御部30へ出力する。電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第2の値以上になった箇所は、画面60においてユーザの指等が接触した位置に対応する。制御部30は、入力した、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第2の値以上になった箇所の座標を、ユーザの操作に対応する情報をして入力し、その操作に対応する処理を行う。例えば、図7では、画面60における「広域」と表示された位置が電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第2の値以上になった箇所に対応する。この場合、制御部30は、それまでディスプレイ32に表示されていた地図の画像よりも広域の地図の画像を表示させる処理を行う。
なお、操作受付モードがモーションモードである場合、制御部30は、図8(a)に示すように、ユーザの1本の指70と画面60とが所定距離以内になった場合と、図8(b)に示すように、ユーザの2本の指70及び71と画面60とが所定距離以内になった場合とで、異なる処理を行うようにしてもよい。
この場合、接近及び接触検知部33は、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所があるか否かを判定する。例えば、図8(a)の状態では、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所は1つであり、図8(b)の状態では2つである。接近及び接触検知部33は、図8(a)の状態では、ユーザの1本の指70が画面60から所定距離以内であるとみなすことができ、図8(b)の状態では、ユーザの2本の指70及び71が画面60から所定距離以内であるとみなすことができる。電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所がある場合、接近及び接触検知部33は、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所の数を制御部30へ出力する。
制御部30は、入力した、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所の数を、ユーザの操作に対応する情報として入力し、その操作に対応する処理を行う。例えば、図8(a)の状態では、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所は1つであり、一方、図8(b)の状態では、電極61において静電容量の初期状態からの変化量が第1の値以上になった箇所は2つである。この場合、制御部30は、図8(a)の状態では、それまでディスプレイ32に表示されていた地図の画像よりも広域の地図の画像を表示させる処理を行い、図8(b)の状態では、それまでディスプレイ32に表示されていた地図の画像よりも詳細な地図の画像を表示させる処理を行う。
このように、本実施形態の車載表示システム10は、ディスプレイ32を含む本体20がクレードル40に装着され、且つ、車両が走行中の場合には、操作受付モードをモーションモードに設定し、本体20がクレードル40に装着され、且つ、車両が走行中でない場合や、本体20がクレードル40から取り外された場合には、操作受付モードをタッチモードに設定する。そして、車載表示システム10は、設定した操作受付モードにおいて、ユーザによる操作を受け付け、該操作に応じた処理を行う。
本体20がクレードル40に装着され、車両に固定された状態では、車両走行中の場合、振動等のために、タッチモードにおいて、ユーザがディスプレイ32の画面における所望の位置に指等を接触させることは容易ではないが、このような場合には、上述したように操作受付モードがモーションモードに設定されることにより、ユーザにとって扱いやすくすることができる。一方、本体20がクレードル40から取り外されて、ユーザが携帯している状態では、モーションモードにおいて、指等が画面に近づいただけで操作が受け付けられるため、ユーザが意図しない操作が受け付けられてしまう場合もあり、扱いづらいが、このような場合には、上述したように操作受付モードがタッチモードに設定されることにより、ユーザにとって扱いやすくすることができる。また、本体20がクレードル40に装着され、車両に固定された状態であっても、車両が停止中の場合には、振動等が発生しないため、操作受付モードがタッチモードに設定されるようにすることで、モーションモードの場合のように、ユーザが意図しない操作が受け付けられてしまうことを抑制し、よりユーザにとって扱いやすくすることができる。
なお、上述した実施形態では、車両に固定された状態では、車両走行中の場合にモーションモードが設定され、走行中でない場合には、タッチモードが設定されるようにしたが、車両に固定された状態では、一律にモーションモードに設定されるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ディスプレイ32の画面60に対するユーザの指等の接近や接触を検知するために、画面60の表面に線状の電極61を縦横に配列させたが、画面60の外縁部に、当該画面の直上を進行する赤外線を照射する照射部と、当該赤外線を検知する検知部とを対向配置させてもよい。この場合には、検知部が対向する照射部からの赤外線を検知することができなかった場合に、ユーザの指等が画面に、接近あるいは接触したと判断されることになる。あるいは、画面60をディスプレイ32の内側から照光するための発光部と、当該発光部から出射し、画面60の外側で反射した光を受ける受光部とをディスプレイ32内に規則的に多数配置し、発光部から出射され、ユーザの指等により反射した光が受光部によって受光された場合に、その受光量に基づいて、ユーザの指等が画面60に接近したか、及び、画面60に接触したかが判断されるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ナビゲーションユニット22や再生ユニット24を有する本体20がクレードル40に装着されたり、取り外されたりする場合について説明したが、ナビゲーションユニット22、再生ユニット24及び車速センサ29をクレードル40の側に接続しておき、制御部30及び装着状態検出部28を備えたディスプレイ32のみがクレードル40に装着されたり、取り外されたりする場合についても同様に、本発明を適用することができる。この場合には、本体20とクレードル40に、互いに接続可能なコネクタを配置することにより、本体20がクレードル40に装着されたときに、当該コネクタを介して、ナビゲーションユニット22又は再生ユニット24と本体20の制御部30との間で、画像データが送受される。
以上、説明したように、本発明に係る車載表示システムは、煩雑な操作を必要とすることなく、適切な操作受付モードの設定が可能であり、車載表示システムとして有用である。
車載表示システムの配置図及び正面図である。 本体の構成を示す図である。 装着状態検出部の構成を示す図である。 操作受付モードの設定動作を示すフローチャートである。 ディスプレイの画面の構成を示す図である。 ユーザの指が画面に接近した第1の状態を示す図である。 ユーザの指が画面に接触した状態を示す図である。 ユーザの指が画面に接近した第2の状態を示す図である。
符号の説明
10 車載表示システム
20 本体
22 ナビゲーションユニット
24 再生ユニット
28 装着状態検出部
30 制御部
31 車速センサ
33 接近及び接触検知部
32 ディスプレイ
40 クレードル
50 ダッシュボード
60 画面
61 電極
70 指

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、画像表示を行う車載表示システムであって、
    ディスプレイ部と、
    前記車両に設けられ、前記ディスプレイ部を装着して前記車両に固定する固定部と、
    前記固定部に対する前記ディスプレイ部の装着状態を検出する装着状態検出手段と、
    ユーザによる前記ディスプレイ部の画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードを、前記装着状態検出手段により検出された装着状態に応じて設定する操作受付モード設定手段と、
    前記操作受付モード設定手段により設定された操作受付モードにおいて、前記ユーザによる操作を受け付け、該操作に応じた所定の処理を行う処理手段とを有し、
    前記操作受付モード設定手段は、前記ディスプレイが前記固定部に装着されていることが検出された場合に、物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付ける第1の操作受付モードに設定し、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていないことが検出された場合に、物体が前記ディスプレイ部の画面に接触すると対応する操作を受け付ける第2の操作受付モードに設定することを特徴とする車載表示システム。
  2. 車両に搭載され、画像表示を行う車載表示システムであって、
    ディスプレイ部と、
    前記車両に設けられ、前記ディスプレイ部を装着して前記車両に固定する固定部と、
    前記固定部に対する前記ディスプレイ部の装着状態を検出する装着状態検出手段と、
    ユーザによる前記ディスプレイ部の画面に対するどのような操作を受け付けるかを表す操作受付モードを、前記装着状態検出手段により検出された装着状態に応じて設定する操作受付モード設定手段と、
    前記操作受付モード設定手段により設定された操作受付モードにおいて、前記ユーザによる操作を受け付け、該操作に応じた所定の処理を行う処理手段と、
    前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段とを有し、
    前記操作受付モード設定手段は、前記操作受付モードを、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていることが検出され、且つ、前記走行状態検出手段により前記車両が走行中であることが検出された場合に、物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になると対応する操作を受け付ける第1の操作受付モードに設定し、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていることが検出され、且つ、前記走行状態検出手段により前記車両が走行中でないことが検出された場合に、物体が前記ディスプレイ部の画面に接触すると対応する操作を受け付ける第2の操作受付モードに設定し、前記装着状態検出手段により前記ディスプレイが前記固定部に装着されていないことが検出された場合に、前記第2の操作受付モードに設定することを特徴とする車載表示システム。
  3. 前記処理手段は、前記第1の操作受付モードにおいて、1つの前記物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になった場合と、複数の前記物体と前記ディスプレイ部の画面とが所定距離以内になった場合とで、異なる処理を行うことを特徴とする請求項又はに記載の車載表示システム。
  4. 前記装着状態検出手段は、
    回路と、
    前記回路の導通を制御するものであって、前記ディスプレイ部が前記固定部に装着された状態と取り外された状態とで、オン、オフが切り替わるスイッチ部とを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の車載表示システム。
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