JP4730693B2 - ディスクブレーキ用パッドクリップ - Google Patents

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本発明は、二輪車、四輪車等の車両用制動装置として用いられるディスクブレーキ装置に用いられるパッドクリップに関する
従来、車両用ディスクブレーキ装置に用いられるパッドクリップは、図7に示すように、ディスクブレーキ装置におけるサポート2に形成された凹凸形状に沿って配置される板バネであった。パッドクリップ1をこのような形態とする理由としては、ブレーキパッド5が図示しないロータの半径方向に移動することを抑える作用と、ブレーキパッド5がロータを挟み込む方向へ移動することを可能とする作用との双方を実現し、かつパッドクリップ1自体が保持部であるサポート2から脱落することを防止するためである。
このため、従来のパッドクリップ1は、サポート2に形成された凸部3を、コ字状に形成されたコ字状部1aで狭持し、パッドクリップ1の装着安定性を向上させるようにしている。このような構成のパッドクリップ1については、例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−207822号公報
特許文献1に開示されているような構成のパッドクリップを用いることによれば、ブレーキパッドを安定して保持することができ、走行時のラトル音や制動時のクロンク音等も抑制することができる。
しかし、特許文献1に開示されているような構成のパッドクリップを用いるディスクブレーキ装置では、パッドクリップの装着、およびブレーキパッドの装着の作業性に課題が残る。具体的には、特許文献1に開示されているような構成のパッドクリップを用いるディスクブレーキ装置では、パッドクリップを装着した後にブレーキパッドを装着するという手順で取り付け作業が成される。しかしこの場合、パッドクリップにおける凸部とブレーキパッドとが干渉することを避けるため、ブレーキパッドの装着は、サポートの横方向(図7においては図面手前方向)からスライドさせるようにして成される。この動作は、いわば3次元的な動きとなるため、作業性が悪いと言わざるを得ない。また、サポートに対するパッドクリップの装着も、その作業が煩雑であり、自動化が困難であった。
また、板部材によって形成される従来のパッドクリップは、材料費が高い上にその形状やサイズに起因する板取性によっても無駄が生じていた。
そこで本発明では、材料費を低減し、ブレーキパッド装着までの作業性、およびパッドクリップ自体の装着性を向上させることのできるディスクブレーキ用パッドクリップを提供することを目的とする
上記目的を達成するための本発明に係るディスクブレーキ用パッドクリップは、サポートに形成された凹部を固定部としてブレーキパッドをロータの半径方向内側へ押圧するパッドクリップであって、インナ側ブレーキパッド、およびアウタ側ブレーキパッドをそれぞれ押圧する一対のクリップ部を有し、前記クリップ部は、前記ブレーキパッドに当接する支持片と、前記支持片の端部から延設された線条を折り曲げて前記支持片との間に前記ブレーキパッドの一部を挟み込むように配置したパッド押え片と、前記サポートに形成された凹部に当接してパッドクリップ全体の抜け止めを図る固定片と、前記パッド押え片と前記固定片とを側面視にて袈裟懸け状に連結する連結片とから成り、前記一対のクリップ部を単一の線条バネにより形成し、前記パッド押え片に生ずる捻れおよび/または前記連結片、その他の片に生ずる撓みにより前記ブレーキパッドに対する押圧力を生じさせることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するディスクブレーキ用パッドクリップでは、前記一対のクリップ部の間に配置された線条バネを折り曲げ形成し、前記クリップ部を前記ブレーキパッドのスライド方向へ移動可能とさせる撓み代を設けるようにしても良い。パッドクリップをこのような構成とすることにより、撓み代を撓ませるだけでパッドクリップの着脱を行うことが可能となり、パッドクリップの着脱容易性を格段に向上させることができる。
さらに、上記のような特徴を有するディスクブレーキ用パッドクリップでは、前記ブレーキパッドには貫通孔を形成し、前記支持片を前記貫通孔に挿通させる構成とすると良い。パッドクリップの一点をブレーキパッドに形成した貫通孔に挿通させるようにしたことで、ブレーキパッドに対するパッドクリップの動きを規制することができ、ブレーキパッドの拘束安定性を向上させることができる。
上記のような構成のディスクブレーキ用パッドクリップによれば、材料費を低減し、ブレーキパッド装着までの作業性、およびパッドクリップ自体の装着性を向上させることができる。
以下、本発明のディスクブレーキ用パッドクリップに係る実施の形態について説明する。
まず、図2、図3を参照して本発明のディスクブレーキ用パッドクリップを装着するディスクブレーキ装置の構成について説明する。なお図2(A)は、ディスクブレーキ装置を図示しないロータのインナ側から見た場合の斜視図であり、図2(B)はディスクブレーキ装置をロータのアウタ側から見た場合の斜視図である。また、図3は、ブレーキパッドを装着したサポートの形態を示す斜視図である。
ディスクブレーキ装置100は、サポート10とキャリパ30、および図示しないロータとから構成される。前記サポート10は、図示しない車体ボディ等に固定され、前記キャリパ30、及び詳細を後述するブレーキパッド42(図3参照)を支持する基台である。当該サポート10は、取り付け部12とトルク受け部14(14a,14b),16(16a,16b)、サポートブリッジ部18及び補強部20から構成される。取り付け部12は、詳細を後述するロータの回入側と回出側とに位置することとなるトルク受け部を繋ぐ締結部材の役割と共に、車体ボディ等に固定するための固定材の役割も担い、固定部12aが形成されている。なお、図2に示す形態では固定部12aはネジ孔であるが、固定部12aは貫通孔等であっても良い。
前記トルク受け部14,16は、制動力を生じさせるブレーキパッド42を支持する箇所であり、ロータ主面との間に生ずる摩擦により連れ回りしようとするブレーキパッド42の動きを抑止する役割を担う。ブレーキパッド42はロータのインナ側とアウタ側の双方に配置するため、トルク受け部14,16もロータのインナ側とアウタ側の双方に設けられる。双方に配置されるトルク受け部14,16は、ロータを跨ぐようにして配置されるサポートブリッジ部18により一体に形成されている。そして、図2に示すディスクブレーキ装置100では、取り付け部12と直接的に接続されていないインナ側のトルク受け部16a,16bは、ロータの回入側トルク受け部16a(16b)と回出側トルク受け部16b(16a)とが補強部材20により連結されている。また、トルク受け部14,16を連結するサポートブリッジ部18形成部分には、詳細を後述するキャリパ30をスライドさせるためのガイドピン40を収容するガイド穴22(図3参照)が形成されている。
前記キャリパ30は本実施形態に係るディスクブレーキ装置100の場合、シリンダ部32、ツメ部34、ブリッジ部36、およびアーム部38とから成る。前記シリンダ部32は、内部に図示しないピストンを有し、作動油の流入により当該ピストンを押し出すことで、前記サポート10に支持されたブレーキパッド42を図示しないロータに押付ける役割を担う。前記ツメ部34は、前記シリンダ部の反力受けの役割を担い、ピストンの押し出しの反作用を受けてキャリパ30全体がアウタ側(シリンダ部側)にスライドする力を利用して、インナ側に配置されたブレーキパッド42をロータに押し付ける。前記ブリッジ部36は、ロータを跨いで前記シリンダ部32と前記ツメ部34とを一体に連結し、前記反作用の力を伝達する部位である。そして、前記アーム部38は、キャリパ30全体を前記サポート10に対してスライド可能に支持するための支持部であり、サポート10に形成されたガイド穴22に収容されるガイドピン40を装着可能に形成されている。
前記ブレーキパッド42は、プレッシャプレート44とライニング48とから構成されており、ライニング48の主面で図示しないロータを挟み込むことによりロータ主面との間に摩擦を生じさせる。プレッシャプレート44には、耳部46と呼ばれる凸部が形成されており、当該耳部46が前記サポート10のトルク受け部14,16に支持されることで、ブレーキパッド全体が保持される。
前記ロータは、車輪等の回転体に固定された回転板であり、一般的にはリング状に形成された摺動面を有し、当該摺動面がブレーキパッドにより狭持される。車輪と一体に回転するロータの動きが抑制されることにより、車輪自体の動きも抑制され、車体に制動が作用することとなる。
このような基本構成を有するディスクブレーキ装置において、本実施形態に係るパッドクリップ50は、前記サポート10と前記ブレーキパッド42との間に配置され、ブレーキパッド42をサポート10に対してロータを挟み込む方向に摺動自在となるように支持するという役割を担う。
本実施形態に係るパッドクリップの具体的構成について、図1を参照して説明する。本実施形態に係るパッドクリップ50は、折り曲げ形成された線条バネにより構成されている。具体的には、支持片54、パッド押え片56、連結片58、および固定片60から成るクリップ部52と、撓み代62とから構成されている。前記クリップ部52を構成する前記支持片54は、ブレーキパッド42におけるプレッシャプレート(本実施形態においては耳部46)44に形成された貫通孔46aに挿通され、ブレーキパッド42に対するパッドクリップ50の動きを規制する役割を担うバネ片である。前記パッド押え片56は、前記支持片54から延設された線条をU字状に折り曲げ形成したバネ片であり、プレッシャプレート44の耳部46上辺に当接することにより、前記支持片54との間にプレッシャプレート44の一部を挟み込む。前記連結片58は、前記パッド押え片56と詳細を後述する固定片60とを側面視(図1(B)参照)にて袈裟懸け状(斜め)に連結するバネ片である。前記固定片60は、前記連結片58から延設されたバネ片であり、詳細を後述するサポート10のトルク受け部14,16における溝部28に嵌め込まれることで、当該溝部28の上辺を押圧(トルク受け部14,16をロータの円周方向(図1中上方向)へ押圧)し、パッドクリップ50の抜け止めを図る役割を担う。また、前記撓み代62は、ロータのインナ側とアウタ側の双方に配置される一対のクリップ部52を連結するバネ片であり、当該撓み代62を撓ませることにより、対を成すクリップ部52の配置間隔を一時的に拡縮することが可能となる。
このような構成のパッドクリップ50によれば、前記クリップ部52におけるパッド押え片56と連結片58との間の捻れ、および連結片58自体の撓みから生ずる反力により、パッド押え片56に図1(B)中下方向の力を、固定片60に図1(B)中上方向の力をそれぞれ生じさせる。この力の作用により、ブレーキパッド42はロータの半径方向内側へ押圧されることとなる。
上記のような構成のパッドクリップ50を装着するディスクブレーキ装置100は、サポート10におけるトルク受け部14,16の形状を以下のようなものとすることが望ましい。
すなわち、トルク受け部14,16は、ブレーキパッド42の耳部46を下側から支持する段差部24と、制動時に作用するロータ回出方向の力を受ける壁部26、および前記壁部26に対して凹状に形成された溝部28とから成る形状である。
上記構成のパッドクリップ50を採用するにあたり、トルク受け部14,16の形状をこのようなものとすることによれば、従来のトルク受け部に必要とされていた凸部を排除することができる。このため、ブレーキパッドを配置する際、図1又は図3中上側から挿入することができ、パッドクリップの装着も同一方向から行うことができるようになる。
また、上記構成のパッドクリップ50によれば、パッドクリップ50に対してブレーキパッド42を装着した後、ブレーキパッド42の装着と同時にパッドクリップ50の装着固定を行うことも可能となる。
さらに、図1(A)に詳細を示すように、トルク受け部14a(14b),16a(16b)の間に設けられたサポートブリッジ部18は、トルク受け部14a,16aに対して凹状となるように凹部18aが形成されているため、撓み代62を矢印A,Bの方向へ撓ませることにより、固定片60の配置位置も矢印A,Bの方向へスライドさせることができ、図1(A)手前方向から溝部28に嵌入させることができる。よって、トルク受け部14,16に対してブレーキパッドを配置した後、撓み代62を撓ませた状態でパッドクリップ50を配置し、撓み代62を開放することで、ブレーキパッド42の耳部46に形成された貫通孔46aに支持片54を挿通させ、トルク受け部14,16に形成された溝部28に固定片60を嵌入させることが可能となる。このようにブレーキパッド42の装着作業、およびパッドクリップ50の装着作業が簡略化され、2次元的な動作(図1(B)では上方向からの動作)のみで各装着作業が可能となることにより、これらの作業を自動化することも可能となる。
上記のような構成のパッドクリップ50によれば、材料を線条バネとしていることより、板バネを使用したパッドクリップに比べて材料費を大幅に低減できる。また、1本の線条材を折り曲げ形成して構成されるため、材料に無駄が無い。
また、固定片60を溝部28に嵌入して固定すると共に、パッド押え片56や支持片54をブレーキパッド42に当接させ、線条バネの弾性力によりブレーキパッド42を押圧することとなるため、ブレーキパッド42に対して安定した拘束力を付与することが可能となる。
なお、ブレーキパッド42に対してより大きな拘束力を付与したい場合には、パッドクリップ50の形態を、図4に示すようなものとしても良い。ここで、図4(A)は、ブレーキパッド42をサポートに配置し、パッドクリップ50を固定していない状態を示す図であり、図1(B)と同一方向から見た場合の例を示すものである。このように、支持片54と連結片58との間の成す角θを取り付け状態のパッドクリップ50に比べて大きくとるのである。そして、この状態から連結片を矢印Cで示す方向へ回動させ、固定片60を溝部28へ嵌入させることにより、図4(B)で示す状態となる。この状態では、パッド押え片56がブレーキパッド42を図中下側へ押圧する力(矢印D)と、固定片60が溝部28の上辺を図中上側へ押圧する力(矢印F)に加え、パッド押え片56あるいはパッド押え片56と連結片58との間に生じた捻れを戻そうとする力が生ずることとなる。このため、支持片54は、矢印Eで示す方向へ押付けられることとなり、制動時におけるクロンク音抑制効果を奏することとなる。
上記実施形態に示したパッドクリップ50は、装着容易性を考慮し、一対のクリップ部52の間に撓み代62を設ける構成とした。しかしながら本発明に係るパッドクリップ50は図5に示すように撓み代を無くし、固定片60によりクリップ部52を連結するようにしても良い。このような構成とした場合であっても、ブレーキパッド42の装着性、パッドクリップ50による拘束力安定性に変わりは無いからである。なお、撓み代を設けないパッドクリップ50を用いてブレーキパッド42の装着支持を行う場合には、以下のようにすれば良い。
すなわち、ブレーキパッド42のプレッシャプレート44に形成された貫通孔46aに支持片54を挿通させると共に、パッド押え片56をブレーキパッド42の上辺に当接させ、ブレーキパッド42に対してパッドクリップ50を取り付ける。ここで、ブレーキパッド42をサポート10(図3参照)に挿入する。この際、パッドクリップ50の連結片58をパッド押え片56側へ撓ませることで、固定片60とパッド押え片56との間の距離を短くすることができる。この状態でブレーキパッド42の耳部46をサポート10の段差部24に配置し、撓ませた連結片58を開放することで、固定片60が壁部26に形成された溝部28に嵌入され、ブレーキパッド42、およびパッドクリップ50の装着が成される。
また、上記実施形態では、ブレーキパッド42の耳部46には、貫通孔46aを設け、当該貫通孔46aにパッドクリップ50の支持片54を挿通させる旨記載した。しかしながら、前記貫通孔46aに替えて、図6に示すような溝46bをブレーキパッド42の耳部46に形成し、当該溝46bに前記支持片54を嵌入させるようにしても良い。すなわち、支持片54とパッド押え片56との間にブレーキパッド42の一部が介入し、ロータの半径方向(図6中下側あるいは上側)に向けて押圧された連結片58の作用を受けた際に、パッドクリップ50全体が回動しないような配置形態とされていれば、支持片54とパッド押え片56との配置関係の詳細は問わないで良い。
発明に係るパッドクリップの構成、パッドクリップを固定するサポートの構成、およびブレーキパッドの構成を示す部分拡大図である。 パッドクリップを装着するディスクブレーキ装置の構成を示す斜視図である。 サポートに対してブレーキパッドを装着した様子を示す斜視図である。 ブレーキパッドの拘束力を高めたパッドクリップの構成例を示す図である。 撓み代を排除したパッドクリップの例を示す図である。 ブレーキパッドに対する支持部の固定手段の他の例を示す図である。 従来のパッドクリップの構成、およびサポートの構成を示す図である。
符号の説明
10………サポート、12………取り付け部、12a………固定部、14(14a,14b)………トルク受け部、16(16a,16b)………トルク受け部、18………サポートブリッジ部、18a………凹部、20………補強部材、22………ガイド穴、24………段差部、26………壁部、28………溝部、30………キャリパ、32………シリンダ部、34………ツメ部、36………ブリッジ部、38………アーム部、40………ガイドピン、50………パッドクリップ、52………クリップ部、54………支持片、56………パッド押え片、58………連結片、60………固定片、62………撓み代、100………ディスクブレーキ装置。

Claims (3)

  1. サポートに形成された凹部を固定部としてブレーキパッドをロータの半径方向内側へ押圧するパッドクリップであって、
    インナ側ブレーキパッド、およびアウタ側ブレーキパッドをそれぞれ押圧する一対のクリップ部を有し、
    前記クリップ部は、前記ブレーキパッドに当接する支持片と、前記支持片の端部から延設された線条を折り曲げて前記支持片との間に前記ブレーキパッドの一部を挟み込むように配置したパッド押え片と、前記サポートに形成された凹部に当接してパッドクリップ全体の抜け止めを図る固定片と、前記パッド押え片と前記固定片とを側面視にて袈裟懸け状に連結する連結片とから成り、
    前記一対のクリップ部を単一の線条バネにより形成し、前記パッド押え片に生ずる捻れおよび/または前記連結片、その他の片に生ずる撓みにより前記ブレーキパッドに対する押圧力を生じさせることを特徴とするディスクブレーキ用パッドクリップ。
  2. 前記一対のクリップ部の間に配置された線条バネを折り曲げ形成し、前記クリップ部を前記ブレーキパッドのスライド方向へ移動可能とさせる撓み代を設けたことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ用パッドクリップ。
  3. 前記ブレーキパッドには貫通孔を形成し、前記支持片を前記貫通孔に挿通させる構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスクブレーキ用パッドクリップ。
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