JP4729531B2 - 空間情報サービス用のサーバ装置 - Google Patents
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Description
また、近年、インターネットの爆発的な普及により、インターネット(WWW:World Wide Web)上で企業や個人により様々な情報サービスが展開され、例えば、各種の広告宣伝サービスやアンケート調査などもインターネット上で展開されているが、現状では、特定の固定サイト(コンテンツ)に上述したようなデジタル的な処理を利用してユーザ(端末)がアクセス(検索・参照)しない限り、その宣伝広告やアンケートなどがユーザに参照されることはない。
(1)所望の提供情報を関連付けた情報バブルを現実物理空間に仮想的に登録すべく現実物理空間における位置情報を含む空間範囲情報と上記の提供情報とを対応付けたバブルデータを管理する情報バブル管理部
(2)ユーザ端末の位置情報に基づく検索対象空間範囲情報を含むバブルデータの提供情報を上記の情報バブル管理部から抽出する抽出部
(3)この抽出部によって抽出された提供情報を上記ユーザ端末に提供する提供部
(4)少なくとも上記のバブルデータの位置情報を更新することにより上記情報バブルを現実物理空間において仮想的に移動させる情報バブル移動制御部
上述のごとく構成されたサーバ装置では、ユーザ端末の位置情報に基づく検索対象空間範囲情報を含む情報バブルに関連付けられた所望の提供情報をユーザ端末に提供することができる。つまり、現実物理空間においてユーザ端末が検索対象とする空間範囲に含まれる、あるいは、重複する部分(空間範囲)を有する情報バブルに関連付けられた情報がユーザ端末に空間検索結果として提供される。そして、これを前提として、上記の情報バブルは現実物理空間において浮遊(移動)するので、同じ情報をもつ(関連付けた)複数の情報バブルを複数の場所に固定的に登録する場合よりも少数の情報バブルで、同等の情報サービスを実現することができる。
また、上記の情報バブル管理部は、上記の提供部から上記の提供情報を受けたユーザ端末からのその提供情報についての更新情報に応じてその提供情報を更新する提供情報更新部をそなえていてもよい。このようにすれば、情報バブルに関連付けられた情報を不特定多数のユーザ端末によって更新してもらうことができる。
次に、本発明に関連する技術の空間情報サービス用の課金処理装置は、上述した空間情報サービス用の課金処理装置であって、次のような各部をそなえていることを特徴としている。
(2)上記のサービス形態において課金対象となりうる複数種類のサービス料金の種別に関する情報を記憶する料金種別情報記憶部
(3)複数種類の課金先に関する情報を記憶する課金先情報記憶部
(4)上記の各記憶部における各種情報を任意に組み合わせて、任意のサービス形態及び料金種別のサービス料金の課金先を設定する課金方針設定部
(5)この課金方針設定部による設定に従って該サービス料金の該課金先への課金処理を実施する課金処理部
上述のごとく構成された課金処理装置では、任意のサービス形態及び料金種別のサービス料金の課金先を設定して(課金方針設定過程)、その設定に従って上記のサービス料金の課金先への課金処理を実施する(課金処理過程)ことができるので、所望のサービス形態の所望のサービス料金を所望の課金先に課金する設定を柔軟に実施することができる。
また、上記の情報バブルは、乱数を用いて現実物理空間上をランダムに移動させるようにすることもできるので、上記情報バブルをより多くの不特定ユーザ端末に提供しうる機会を増やすことができる。従って、例えば広告情報サービスなどをより少ない登録費用で安価に実現することができる。
ここで、上述のごとく情報バブルを特定位置や初期登録位置に移動させる契機は、移動有効期限に関するデータの設定により、自由に設定できる。従って、より柔軟に各種情報サービスを実現することができる。
この場合、情報バブルは、提供情報の更新回数に関するデータの設定により、例えば、所定人数分の更新があった場合に、特定位置(初期登録位置)に移動させるように設定することもできる。従って、必要人数分の情報が集まったらその情報バブルを元の位置に戻すといった制御が可能になり、より有効にアンケート調査などを実施することができる。
なお、上記の空間範囲情報は、現実物理空間における緯度,経度,高度及びバブル径で規定すれば、容易に上記空間情報サービスを実現することが可能である。
(A)基本システム構成の説明
図1は本発明が適用される情報提供サービスシステムの一実施形態を示すブロック図で、この図1に示す情報提供サービスシステム(空間情報サービスシステム;以下、システムと略称することがある)9には、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)などのユーザ端末(携帯端末)に対して情報を提供するシステムであって、サービスセンタ19と、1台以上の携帯端末11とがそなえられるとともに、無線基地局(電波塔)10a,無線ネットワーク10,ゲートウェイサーバ13a,インターネット12,WEBサーバ13b及びDNS(Domain Name System)サーバ13cなどがそなえられている。
(1)携帯端末11(のアンテナ)が向けられた方向の所定距離範囲(あるいは、携帯端末11の現在位置を中心とする所定距離範囲)に存在する建物などに関する情報を携帯端末11に表示させるサービス(以下、サービス「1」と称することがある)。
つまり、前者のサービス「1」によると、ユーザは、例えば、携帯端末11を所望の方向に向けることで、その端末位置から100m(メートル)の範囲に存在するビルなどに関する情報を得ることができる。
さて、図1において、上記の無線ネットワーク10は、通信事業者が運用・管理している移動体通信システムであり、サービスセンタ19は、3次元空間(現実物理空間)における物体(例えば、建物,建物の各フロア,看板など現実に存在する物又は空間を移動する物)又は所望空間の緯度,経度,高度及び後述するバブル径からなる空間占有情報(空間範囲情報又は空間領域情報)と、その物体に関連する各種情報又はその各種情報に関連するURL(Uniform Resource Locator;ユニフォーム・リソース・ロケータ)とが対応付けられたバブルデータを保持するサーバを含むものである。
そして、無線基地局10aは、携帯端末11と無線ネットワーク10とに接続されて無線信号を送受信するものであり、ゲートウェイサーバ13aは、所望のURLを有するサーバが出力した信号のみを通過させるものであり、インターネット12は、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hyper Text Transfer Protocol;http)を通信プロトコルとして用いる多数のサーバが接続されて形成されたものである。
(A1)サービスセンタ19の詳細構成の説明
次に、上述したようなサービス「1」,「2」を実現するためのサービスセンタ19の構成について説明する。図2は上記のサービスセンタ19の構成例を示すブロック図で、この図2に示す構成は、下記の各部を有する1つのサーバ(サーバ装置)が、サービスセンタ19を構成する場合の例である。
なお、上記の「物体に関連する各種情報」とは、建物などに関連する施設情報であり、例えば、ビル,東京タワー及びそれらのビルなどにある店舗情報などや、公共輸送機関の駅情報などを含む。一方、「各種情報に関連するサービス情報」とは、その施設情報のサービス情報であり、例えば、企業ビルの自社製品情報,東京タワーの開館情報及びビル内のレストランや飲食店のメニュー,駅の時刻表情報などを含む。いずれの情報も、文字データに限らず、画像データや音声データなども含まれる。
一方、上記の「空間占有情報」は、建物のオーナーや企業,レストランなどが予め登録した建物などの物体が3次元空間で占有する空間範囲についての情報であって、図8では、緯度/経度/高度/バブル径が、それぞれ、A/X/0/3などといった形式で表されている。
さて、上述したサービスセンタ19は、前記のサービス「1」を提供するに当たり、携帯端末11から送信された位置情報と検索距離範囲とを受信すると、その位置情報を用いてユーザが指定する建物に対応するバブルデータを検索して、携帯端末11の位置から例えば北方向の100mにある複数のビルを検索し、それら複数のビルのそれぞれに対応する複数のURLを取得し、その複数のURLに対応するコンテンツを取得してそれぞれ携帯端末11に対して送信する。
より詳細に説明すると、サービスセンタ19は、上記の位置情報に基づいて、バブルデータを、検索ベクトルVを用いて検索するようになっている〔例えば、図12及び図13(a),図13(b)参照〕。この検索ベクトルVとは、携帯端末11の位置から建物,ビル,店舗,寺院などの検索対象物に向かうベクトルで、携帯端末11が検索対象とする空間範囲を規定する情報(検索対象空間範囲情報)に相当する。
なお、このとき、携帯端末11に提供する検索結果は、必ずしも、ヒットしたもの全てである必要はなく、例えば、検索ベクトルVと最初に交差する情報バブル〔つまり、ユーザの視界に最初に入るもの;図13(a)では建物C〕など、ヒットした情報バブルの中の一部のみに限定することもできる。また、サービスセンタ19は、例えば、ビルの内部にある店舗に相当する情報バブル(後述)に対応する情報(URL)を検索結果として選択して携帯端末11に対して送信するようにもできる。
そして、データベース15に、バブルデータが書き込まれると、バブルデータの空間占有情報のイメージ(情報バブル)が発生し、そのデータベース15から、バブルデータが消去されると、情報バブルが消滅するのと同等の効果を有する。
そして、抽出部40は、携帯端末11から送信された携帯端末11の緯度,経度,高度,方位及び傾斜角度を有する位置情報に基づいて、データベース15が保持する空間占有情報のうち上記検索ベクトルVと交差する(あるいは、検索ベクトルVを半径とする空間に含まれる)(つまり、携帯端末11の位置情報に基づく検索対象範囲情報を含む)特定空間占有情報に対応する特定URL(特定アドレス又は特定検索情報を意味する)を抽出するものである。
また、WEB情報出力部18bは、個人やレストランなどのコンテンツ(例えば図10参照)を保持するもので、本実施形態では、URL生成部(アドレス生成部)55と、メッセージ格納部56とを有している。
一方、メッセージ格納部56は、ユーザから入力(登録)されるメッセージを保持するものであって、例えばメモリからなる。そして、このメッセージが、バブルデータ(空間占有情報と、提供情報を得るためのURLとを対応付けられたもの)のうち空間占有情報と対応付けられて、メッセージ格納部56に書き込まれるようになっている。
即ち、上記のサービスセンタ19は、図3に示すように、データベース15と、ゲートウェイ部18aと同等の機能を有するゲートウェイサーバ13aと、WEB情報出力部18bと同等の機能を有するWEBサーバ13bと、DNS部18cと同等の機能を有するDNSサーバ13cと、メール送受信部18dと同等の機能を有するメールサーバ13dと、提供部41と同等の機能を有する検索サーバ13eとをそなえて構成してもよい。
次に、上記情報バブルの登録イメージについて説明する。
例えば、図6に示す4件の建物(Aビル,Bビル,Cスタジアム,Dタワー)に関する各種情報やサービス情報などを情報バブルとして登録する場合を想定する。なお、これら4件の建物の位置は、いずれも、同一経度を有し、異なる緯度を有するものとする。例えば、Aビルは緯度A−1〜A+1の範囲に位置し、Bビル,Cスタジアム,Dタワーの中心位置は、それぞれ、緯度B,C,Dと仮定する。また、これらの緯度,経度の単位は、ともに、゜(度),′(分),″(秒)であり、以下の説明でも同様である。
同様にして、これらの図8及び図7に示すように、Bビルの空間占有情報(B/X/0/2),Cスタジアムの空間占有情報(C/X/0/3),Dタワーの空間占有情報(D/X/0/4)と、それらの建物に関するコンテンツURLとをそれぞれ対応付けてバブル番号"5","8","9"のバブルデータとしてデータベース15に登録することにより、Bビル,Cスタジアム,Dタワーに相当する情報バブル"5","8","9"が登録されることになる。
このように、予めURLに対応付けてコンテンツ名称を登録しておけば、例えば、サービスセンタ19からは、URLではなく「コンテンツ名称」を携帯端末11に対して送信し、ユーザがその「コンテンツ名称」を携帯端末11の表示画面上においてクリック(選択操作)すると、その「コンテンツ名称」に対応するURLのコンテンツ(例えば図10に示すコンテンツ)が、サービスセンタ19(WEBサーバ13b又はWEB情報出力部18b)から携帯端末11に提供されるというシーケンスが可能となる。
なお、図11(a)〜図11(h)において、(A,B,C)は情報バブルの(x,y,z)座標により定義される中心位置を表す。即ち、図11(a)は、四角柱形状の情報バブルの中心位置が四角柱の底面の中心位置に設定されていることを表している。ここで、この図11(a)中に示すD,E及びFは、それぞれ、緯度幅,経度幅,高度幅を表し、例えば、20m,20m,10mなどという値であり、これらの幅データが、予めデータベース15に保持され、情報バブルを生成するときに考慮されるのである。
また、図11(b)には、球形状の情報バブルの中心位置が球の中心に設定されている様子が示されている。そして、情報バブルの検索に当たっては、携帯端末11の緯度,経度,高度を座標原点として、球を表す式と検索ベクトルVを表す式とを用いて、交差点の有無が検出される。
さらに、図11(c)には、楕円球形状の情報バブルの中心位置が楕円球の中心に設定されていることが示されている。ここで、原点(0,0,0)を中心位置とする長軸a,短軸bの楕円球は、(x/b)2+(y/b)2+(z/a)2=1で表される。
なお、情報バブルのどの位置を中心位置に設定するかは、任意に決めて統一して使用すればよい。
具体的には、図11(b)〜図11(g)に示す球又は楕円球の半径や長軸,短軸の大きさを変化させるのである。また、図11(a)に示す四角柱の空間占有情報は、閉じた領域のみならず、緯度Eと付された辺に平行な方向の広い範囲の領域に設定することもできる。加えて、一例として、図11(h)に示す円柱の空間占有情報についても、z方向の中心位置よりも上側に無限大に設定するようにもできる。
次に、上述した携帯端末11の詳細構成について説明する。図4は上記の携帯端末11の構成例を示すブロック図で、この図4に示す携帯端末11は、例えば、アンテナ11d,11e,検出部21,無線モジュール11f,制御モジュール11g,表示部11h,スピーカ11i,マイク11jなどをそなえて構成されている。
また、検出部21は、端末の緯度,経度,高度,方位及び傾斜角度を有する位置情報を検出するもので、本実施形態では、GPSモジュール(衛星情報受信部)11c,地磁気センサ11b,傾斜センサ11aを有して構成されている。
さらに、上記の地磁気センサ(方位センサ)11bは、地磁気を検出して方位を測定するためのもので、例えば、図示しないコイルを有し、そのコイルを貫く磁束の大きさにより、地磁気を測定するようになっている。ここで、方位の基準は、例えば携帯端末11の長軸方向(アンテナ11eの伸張方向)である。なお、この地磁気センサ11bによる方位の測定方法は公知である。
例えば図5に模式的に示すように、携帯端末11が、緯度A,経度B及び高度0の位置に置かれ、ビルQの方向に向けられているとする。この場合の傾斜角度は、携帯端末11の長軸方向が、水平面となす角度θ(θは0以上90以下の実数)である。
そして、サービスセンタ19は、それらの情報から前述した検索ベクトルVを生成し、その検索ベクトルVと交差する(あるいは、検索ベクトルVを半径とする空間に含まれる)情報バブルに対応するURLを抽出し、そのURLに対応するコンテンツ(提供情報)を携帯端末11に対して送信するのである。
この第2送信部22aは、検出部21にて検出された位置情報をサービスセンタ19に対して送信するものであり、第2受信部22bは、この第2送信部22aが送信した位置情報に対し、サービスセンタ19が送信した3次元空間における物体の緯度,経度,高度及びバブル径からなる空間占有情報のうち上記の検索ベクトルVと交差する(あるいは、検索ベクトルVを半径とする空間に含まれる)特定空間占有情報に対応する特定提供情報を受信するものである。なお、これらの第2送信部22a及び第2受信部22bは、それぞれ、無線回路からなる。
また、表示部(液晶ディスプレイなど)11hは、第2受信部22bにて受信した特定提供情報を表示するものであり、この機能は、ウィンドウディスプレイにより実現される。さらに、スピーカ11iは、音声を出力するものであり、マイク11jは、音声を入力するものである。
(A4)基本動作説明
以下、サービスセンタ19が携帯端末11の位置情報を基に、3次元空間に仮想的に登録された情報バブル(提供情報)を検索して、その情報をユーザ(携帯端末11)に対して提供する実際のサービス(空間情報サービス)について説明する。
一方、ユーザはサービス「2」を受けるに当たり、例えば、携帯端末11をレストランがあるビルの9階方向に向ける。そして、携帯端末11は、その状態で取得した携帯端末11の位置,姿勢に関する情報をサービスセンタ19に対して送信することで、サービスセンタ19からそのレストランに関するサービス情報を得る。このように、ユーザは特定のビル内の店舗についての情報を得ることもできる。
かかる状態で、例えば、ユーザが(3)「空間にメッセージをマッピングする」を選択したとすると、携帯端末11は、前述したように検出部21により各種情報(緯度,経度,高度,方位,傾斜角度)を取得して、メールアドレスに変換する(ステップA3)。
まず、ユーザ(例えば企業の担当者)が、東京のF社の本社前に、F社の企業プロファイルのバブルデータを設定する(ステップA10)。このバブルデータが設定される位置は、東経139゜46′01.4″で、北緯35゜40′46.1″で、高度15mで、バブル径100mである。そして、ユーザは、この企業プロファイルに対応して、メールアドレスを設ける。このアドレスは、例えばE13946014N3540461H1500B10000@gps.nifty.ne.jpとする。そして、ユーザは、このアドレスに宛てて、検索条件と企業プロファイルとをメールする。
これにより、ユーザが所定の範囲を示す値をメールアドレスとして、送信し、その範囲にある空間占有情報を含むバブルデータが、検索される。
ここで、例えば、バブル径が大きく設定されたバブルデータは検索されやすいが、バブル径が小さく設定されたバブルデータは検索されにくくなる。そのため、秘匿したい情報を有するバブルデータのバブル径は小さく、また、企業プロファイルなどのできるだけ多くのユーザに宣伝したい情報を有するバブルデータのバブル径は大きく設定するようにもできる。
次に、WEBサーバ13bは、指定された検索条件を用いてデータベース15を検索し、ヒットしたデータ(検索結果)を携帯端末11に対して送信(提供)する(ステップB2)。携帯端末11では、受信した検索結果が表示部11hに選択候補として表示される(ステップB3)。その表示例は、表示例B4のようになる。
また、このように、ユーザは、インターネット12における検索サービスのようなデジタル的な処理をせずに、自分の視界内の建物などについての所望の情報を、「この場所」や「あの場所」,「こちらの方向」などといった人間感覚を基本にしたアナログ的な感覚により検索できる。
加えて、このように、ユーザがバブル径の大きさを指定して検索するので、コンテンツプロバイダのようなシステム運用者は、企業宣伝という観点から、特定の空間範囲を、企業に販売できる。そして、その販売価格は、空間占有情報とバブル径とから算定することも可能である。
次に、上述した空間情報サービスシステム9を基本として、以下では、上記の情報バブルを現実物理空間において風船(バルーン)のように仮想的に移動させるサービス(バルーンメールサービスともいう)について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、「情報バブル」を「バルーン」と称する場合がある。
図17はバルーン登録のための機能に着目したサービスセンタ19の要部構成を示すブロック図で、この図17に示すサービスセンタ19は、サービス受付部101,位置情報入手・管理部102,メッセージ登録部103,条件設定部104,位置−URL対応付部105,バルーン移動部106などをそなえて構成されている。
また、上記の「ユーザ識別子」は、情報バブルの登録を行なったユーザを識別するための情報で、例えば、本空間情報サービスを利用するに当たって、ユーザが事前にユーザ登録手続を行なうことにより、サービスセンタ19から付与される。従って、ユーザは、本空間情報サービスを利用する場合には、与えられたユーザ識別子をサービスセンタ19に通知する必要がある。その通知時期は、例えば、サービスセンタ19にアクセスしたときでもよいし、携帯端末11の位置情報を送信するときでもよい。なお、この点は、後述する他の形態のサービスで使用する「ユーザ識別子」についても同様である。
ここで、図24に上記の条件データ15Dの一例を示す。この図24では、ユーザ識別子毎に各条件が設定されており、同じユーザが複数のコンテンツを登録した場合にはそれらを識別できるように、コンテンツ識別子もユーザ識別子毎に登録されている。
例えば図26に示すように、現在のバルーン位置がN(北緯)35°22′20″のときに、乱数発生部161が発生した乱数値が−20″であったとすると、この移動量計算部162は、新たなバルーン位置をN35°22′00″に変更することになる。なお、他の経度や高度,バブル径についても同様に更新することができる。
つまり、この場合のバルーン移動部106は、乱数発生部161によって発生した乱数に基づいてバルーン位置情報15Aを更新して、上記バルーンを現実物理空間においてランダムに移動させることで、所望のメッセージなどの提供情報を現実物理空間上であたかも風船(バルーンメール)のように浮遊させることができるようになっているのである。
そして、本実施形態では、上述した条件設定部104(バルーン振舞設定部)及びバルーン移動部106から成る部分で、少なくともデータベース15(情報バブル管理部39)におけるバルーン位置情報15Aを更新することによりそのバルーンを現実物理空間において仮想的に移動させるバルーン(情報バブル)移動制御部42(図2及び図17参照)としての機能が実現されているのである。
以下、上述のごとく構成されたサービスセンタ19のバルーン登録時の動作について、図18に示すシーケンス図(ステップC1〜C12)を参照しながら詳述する。
なお、本例は、バルーンの登録位置や登録メッセージ,バルーンの振舞設定などの情報を個別にサービスセンタ19に送信する場合の例であるが、これらの情報はまとめてサービスセンタ19に送信するようにしてもよい。つまり、上述した例では、サービスセンタ19において、バルーンの登録位置の入手(ステップC3)と登録メッセージの保存(ステップC6)と条件データ15Dの設定(ステップC8)とをシーケンシャルに実行しているが、それぞれ独立して(パラレルに)実行するようにしてもよい。
さて、次に、上述のごとくバルーンの登録が完了すると、サービスセンタ19では、条件データ15Dを監視しながら、乱数発生部161の発生する乱数を用いて定期的にバルーンの位置を更新することにより、バルーンの位置をランダムに更新してゆく(情報バブル移動過程;ステップC10〜C12)。この際、上記の条件データ15Dを満足する事象が発生したことが条件データ監視部164にて確認された場合は、バルーン位置更新部163によって、対応するバルーン位置情報15Aが例えば初期登録位置情報に更新されて、そのバルーンが初期登録位置に移動させられる。
次に、ここでは、登録したバルーンの状況(例えば、現在位置)をそのバルーンを登録したユーザが確認したい場合について説明する。図19はバルーンの状況確認機能に着目したサービスセンタ19の要部構成を示すブロック図で、この図19に示すように、サービスセンタ19は、上述したサービス受付部101に加えて、住所/地図情報データベース15E,バルーン検索部107,表現変換部108及び情報通知部109などをそなえて構成されている。
さらに、バルーン検索部107は、サービス受付部101にて受け付けられた携帯端末11からのサービス要求種別が「バルーン状況確認要求」であった場合に起動されて、携帯端末11から通知されるユーザ識別子を基にデータベース15のバルーン位置−コンテンツURLデータ15−1(図25参照)を参照(検索)して、そのユーザ識別子に該当するバルーン位置情報15Aを取得するためのものである。
そして、情報通知部(情報バブル現在位置提供部)109は、この表現変換部108によって得られた情報をバルーンの現在位置情報として、問い合わせ(バルーン状況確認要求)を行なった(バルーンを登録した本人の)携帯端末11に提供するためのものである。この機能は、例えば前述した提供部41(図2参照)の一機能として実現できる。
まず、バルーンを登録したユーザが、バルーンの現在位置を確認するために、携帯端末11を用いてサービスセンタ19にアクセスする(バルーン状況確認要求の送出;ステップD1)と、この要求がサービス受付部101にて受け付けられ処理される(ステップD2)。この場合、サービス要求種別は「バルーン状況確認要求」であるので、バルーン検索部107が起動されて、そのユーザ(携帯端末11)から通知されるユーザ識別子(ステップD3)に基づいて、本人が登録したバルーン位置情報15Aがデータベース15(バルーン位置−コンテンツURLデータ15−1)において検索されて取得される(ステップD4)。
なお、上述したバルーンの現在位置通知のための機能(バルーン検索部107,表現変換部108,情報通知部109)は、その通知が不要な場合には未実装にしてもよい。
次に、ここでは、他ユーザによって登録されたバルーンを検索したり、そのバルーンにメッセージを追記したりする場合について説明する。
図21は他ユーザ登録バルーンの検索/メッセージ追記機能に着目したサービスセンタ19の要部構成を示すブロック図で、この図21に示すように、サービスセンタ19は、上述したサービス受付部101に加えて、位置情報・入手管理部110,検索条件設定部111,バルーン検索部112,情報通知部113,メッセージ追記部114及び条件データ更新部115などをそなえて構成されている。
例えば、ユーザが、前記のサービス「1」を利用する場合は、携帯端末11を中心とする指定半径(100mなど)内の空間に存在するバルーンが検索されて、そのバルーンに対応するコンテンツURL15Bが得られ、サービス「2」を利用する場合は、アンテナ伸張方向の指定距離内に存在するバルーンが前記検索ベクトルVを用いて検索されて、そのバルーンに対応するコンテンツURL15Bが得られることになる。
なお、上記の位置情報入手・管理部110は、例えば前述した第1受信部16(図2参照)の一機能として、上記の検索条件設定部111及びバルーン検索部112は、例えば前述した抽出部40の一機能として、上記の情報通知部113は、例えば前述した提供部41の一機能として、メッセージ追記部114(コンテンツ追記部141)及び条件データ更新部115は、例えば前述したWEB情報出力部18bの一機能として、それぞれ実現できる。
以下、上述のごとく構成されたサービスセンタ19の他ユーザ登録バルーンの検索/メッセージ追記動作について、図22に示すシーケンス図(ステップE1〜E13)を参照しながら詳述する。
なお、このとき「検索カテゴリ」を設定する場合もある。例えば、ユーザが意図的にバルーンのみを検索したい場合は、「検索カテゴリ」として「バルーン」を設定すればよいし、バルーン以外の建物などの情報バブルを検索したい場合はその旨を設定すればよい。換言すれば、「検索カテゴリ」を設定しなければ、ユーザは現実物理空間を浮遊しているバルーンを空間検索によりたまたまヒットしてしまうケースがあることになる。
このときのイメージを図28に示す。即ち、この図28では、或る携帯端末11が空間検索によりバルーン70をヒットし、そのバルーン70に対応するコンテンツ15Cに表示されているメッセージ(「癒しが流行っていますが、xxの曲いいですよ。」)に、メッセージ(「私の知っている曲では、xxxもリラックス出来てオススメです。」)を追記した場合のイメージを表している。なお、追記メッセージはバルーン70に含まれる小バルーンとして個別に登録されてもよい。
さて、以上のようなシステム9〔空間情報サービス(バルーンメールサービス)〕を利用すれば、例えば、次のような各種形態のサービスを実施することが可能である。
不特定多数の人間に、商品やサービスの広告を行ないたい場合に、その広告主が、広告情報(広告コンテンツ)を提供情報として関連付けたバルーン(広告バルーン)をサービスセンタ19に登録する。これにより、その広告バルーンは、上述したように現実物理空間上をランダムに移動してゆくので、固定された多数の情報バブルを各地に登録しなくても、少数の広告バブルの登録で大きな広告効果を得ることができる。従って、広告主にとってみれば、広告費用の削減を図ることができる。
例えば、商品やサービスの提供者(企業や店舗,個人など)が、その商品やサービスに関するアンケートをとりたい場合に、アンケートフォーム(コンテンツ)を提供情報として関連付けたバルーン(アンケートバルーン)をサービスセンタ19に登録する。このとき、例えば、100人分のアンケート結果が欲しいときには、上記の条件データ15Dの「追記人数上限値」を100人に設定しておく。
従って、固定された100人分のアンケート用の情報バブルを各地に登録しなくても、1つ(あるいは少数)のアンケートバルーンで、必要人数分のアンケート結果を得ることができる。この結果、上記提供者は、少額の費用で、商品やサービスのマーケティングに利用できる、多数のアンケート結果を不特定多数のユーザから容易に得ることができる。
(3)懸賞バルーンサービス
このサービスは、例えば、商品や金銭についての「当たり」といった情報(懸賞コンテンツ)を提供情報として関連付けたバルーン(懸賞バルーン)をサービスセンタ19に登録することにより、現実物理空間にその懸賞バルーンを浮遊させ、その懸賞バルーンを空間検索によりヒットさせたユーザに、その商品や金銭を提供するといったサービスである。
ただし、この場合、ユーザが、前述したサービス「1」で検索対象の径(距離)を数百メートルや数キロメートルなどの長距離(広範囲)に設定してしまうと、そのユーザを中心として半径数百メートルや数キロメートルの範囲内に懸賞バルーンが存在すればヒットできてしまうことになるので、例えば、サービス「2」において検索距離を数メートル〜数十メートル程度に限定する必要がある。
以上のように、バルーンを現実物理空間上を移動させるとともに、その振舞をユーザ(あるいは、サービスセンタ19)から自由に(任意に)設定することにより、広告バルーンサービス,アンケートバルーンサービス,懸賞バルーンサービスといった様々な形態の空間情報サービスを柔軟に実現することが可能である。
次に、以下では、上述した空間情報サービスシステム9を利用した他のサービス形態として、表示サービス及びコレクションサービスについて説明する。ただし、以下では、特に断らない限り、基本的に、バルーン(情報バブル)は移動しないもの〔つまり、項目(A)にて上述した基本システム構成を前提〕として説明する。
図29は上記の空間情報サービスシステム9を利用した表示サービスを説明するための図で、この図29には、バルーン70が或る指定エリア203(204)上に登録されると、所定の条件に従って、そのバルーン70にリンクされたメッセージなどの情報を街頭の電光掲示板201(202)などの表示システムに表示させるサービスイメージが示されている。
そして、サービスセンタ19は、例えば図30に示すように、このような指定エリア情報と、表示先識別子〔電光掲示板201(202)の識別子〕及びその電光掲示板201(202)への表示サービスを実施している企業や放送局など(以下、表示サービス企業と総称する)の名称とを対応付けたエリアデータ205を有しており、上記の指定エリア情報とバルーン70の登録位置情報とに基づいてバルーン70が指定エリア203(204)上に存在するか否かが判定される。
なお、電光掲示板201(202)へのメッセージの表示時期や表示回数などは、ユーザ又はサービスセンタ19によって指定できる。例えば、ユーザ指定の場合、ユーザがこの表示サービスを利用すべく携帯端末11を用いてサービスセンタ19にアクセスしてくると、サービスセンタ19は、図31に示すように、そのメッセージ入力欄211及び表示スケジュール入力欄212を有する入力フォーム(コンテンツ)を携帯端末11に提供する。
これにより、例えば、或る時期毎に表示先の電光掲示板を変えるような広告サービスを実施する場合、1個のバルーン70を巡回させれば済むので、広告費用を抑えることが可能になる。
次に、ここでは、上記の空間情報サービスシステム9を利用して、コンテンツコレクションやポイントコレクションなどのコレクションサービスをユーザに提供するサービス形態について説明する。なお、「コンテンツコレクション」サービスとは、例えば、動物などのキャラクターが表示されている所定数のバルーン(コンテンツ)を全て参照してコレクションすると、そのユーザに商品(景品)や賞金(商品券)などを提供するといったサービスを意味し、「ポイントコレクション」サービスとは、例えば、ユーザが特定のバルーン(コンテンツ)を参照するとポイントをユーザに与え、そのポイントに応じた商品や金銭(商品券)などをユーザに提供するといったサービスを意味する。
なお、上記の「累積結果(実績)」には、「コレクション種別」が「コンテンツコレクションサービス」の場合なら、ユーザがアクセス(収集)したコンテンツ名称や番号を累積した情報、「ポイントコレクションサービス」の場合なら、ユーザがアクセスしたコンテンツ毎に得られるポイントの累積値がそれぞれ格納される。
図41に、このときのサービスセンタ19から携帯端末11への送信データ(コレクション状況通知)227のフォーマット例を示す。この図41に示すように、本コレクション状況通知227には、例えば、送信宛先ヘッダ(電番情報やIPアドレス)228が設定されるとともに、ユーザが利用したコンテンツ数に応じた分のコンテンツ識別子229と累積結果(累積ポイント数又は収集コンテンツ名など)230とが設定され、これにより、本通知227が、上記送信宛先ヘッダ228に対応する携帯端末11などの所望の宛先端末に現在のコレクション状況が通知されるようになっている。
そして、上記のコレクション状況通知227を受けた携帯端末11では、例えば図42に模式的に示すように、ユーザが利用した「ポイントコレクション」サービス、又は、「コンテンツ(キャラクター)コレクション」サービス、もしくは、その両方についての現在のコレクション状況が表示部11hに表示される。これにより、ユーザは、現在のコレクション状況を適宜に確認することできる。
(C2.1)「コンテンツ(キャラクター)コレクション」サービスの具体例の説明
例えば、動物園において、その運営者や管理者などが、動物を収容している檻などの収容施設や収容動物を説明する看板など毎に、その動物キャラクター(例えば、「きりん」,「ぞう」,「ライオン」などのキャラクター)を表示したコンテンツ(キャラクターコンテンツ;コンテンツURL15B)とリンクするバルーン(以下、キャラクターバルーンという)を登録しておく。
ここで、その入園者が正しい方法で実際に「キャラクターコレクション」を行なった者か否かの認証は、サービスセンタ19に、そのユーザのユーザ識別子を用いて、図40により上述した「累積結果(実績)」の問い合わせ行なって、その情報をサービスセンタ19から景品交換所に設置された端末(携帯端末でもよい)で受けて(このときのデータフォーマットは図41に示すものと同じでもよいし異なっていてもよい)、相互に比較(照合)することで行なえばよい。
以上のような「キャラクターコレクション」サービスを実施することで、動物園にとっては集客効果が期待でき、ユーザにとっては景品や記念品がもらえるので、双方に利点がある。また、本サービスの利用促進、ひいては、携帯端末11の普及にも大きく寄与する。
(C2.2)「ポイントコレクション」サービスの具体例の説明
例えば、デパートなどの商品販売店舗において、その店舗責任者などが、店舗入口やフロア入口などに相当する店舗内の空間位置に、獲得ポイントを表示したコンテンツ(ポイントコンテンツ)とリンクするゲート(ポイント)バルーンを登録しておく。
なお、このポイント獲得は、上記のように手動で行なってもよいし、例えば、前記のサービス「1」で検索距離を数十cm(センチメートル)〜1m程度に設定しておき、ユーザが入店したときにその検索対象空間範囲とゲートバルーンとが接することで自動的に上記ポイントコンテンツへのアクセスが行なわれて、ポイントが獲得できるようにしてもよい。
このように、本「ポイントコレクション」サービスにおいても、店舗にとっては集客効果が期待でき、顧客にとっては商品や景品,記念品,商品券などがもらえるので、双方に利点がある。また、この場合も、本サービスの利用促進、ひいては、携帯端末11の普及にも大きく寄与するものと思われる。
また、上述した例は、各コレクションサービスの実施対象が動物園あるいは商品販売店舗の場合であるが、勿論、遊園地などの各種アミューズメント施設や、テーマパーク,各種イベント会場などであってもよい。
さて、上述したような空間情報サービスシステム9では、サービスの利用促進が期待できる反面、携帯端末11によるコンテンツへのアクセス(利用)頻度が通常の場合よりも非常に多くなることが予想されるので、それに比例して、例えば図43に模式的に示すように、ユーザ(携帯端末11)がネットワーク〔通信キャリア(通信事業者)〕10′側に支払う(1)(図中では丸付き数字)データ(パケット)通信料金(以下、パケット料金ともいう)やコンテンツプロバイダ242(以下、単に、「プロバイダ242」という)などに支払う(2)(図中では丸付き数字)コンテンツ利用料金(有料の場合)が大幅に増大することになる。
A.端末機種:携帯端末11の機種情報(例えば、メーカ情報や機種番号,製造番号など)
B.端末能力:例えば、携帯端末11のデータ通信速度やメモリ容量などの端末能力を表す情報
C.端末登録エリア:携帯端末11の登録エリア(購入エリア)に関する情報
D.電話番号:携帯端末11の電話番号
E.ユーザID:携帯端末11のユーザを識別するための情報
F.サービス加入時期:携帯端末11の購入によりそのユーザがサービス(音声,データ通信)に加入者した時期
G.年齢:携帯端末11のユーザの年齢に関する情報
H.性別:携帯端末11の性別に関する情報
I.職種等:携帯端末11のユーザの職業や職種などに関する情報(1.子供,2.学生,3.老人,4.会社員,5.自営業など)
J.端末利用エリア:現在、携帯端末11が使用されているエリアに関する情報
K.データ通信利用額:携帯端末11によるデータ通信利用額(月額でもよいし累計額でもよい)に関する情報(1.1000円未満,2.3000円未満,3.3000円以上など)
L.移動形態:携帯端末11の現在の移動形態に関する情報〔高速移動(車両乗車中など),低速移動(歩行中など)〕
(2)コンテンツ属性リスト452
A.バルーン径:登録バルーン(情報バブル)の大きさ(半径)に関する情報
B.情報カテゴリ:バルーンに関連付けられるコンテンツ(URL)の情報カテゴリ(種類)に関する情報
C.バルーン登録エリア内/外:バルーンに対する携帯端末11のアクセス位置(現在位置)がバルーンの登録エリア内(1.)及びエリア外(2.)のいずれであるかを示す情報
D.バルーンアクセス回数:携帯端末11からのバルーン(コンテンツ)の参照回数(つまり、バルーンヒット率)に関する情報
E.バルーン利用時間帯:バルーン(コンテンツ)が利用(参照)される時間帯に関する情報
F.バルーン登録期間:バルーン(コンテンツ)の登録期間に関する情報
(3)コンテンツプロバイダ属性リスト
A.ビジネス情報サイト:プロバイダ242がビジネス情報サイトを運営(提供)するプロバイダであることを示す情報
B.店舗広告サイト:プロバイダ242が店舗広告サイトを運営(提供)するプロバイダであることを示す情報
C.企業広告サイト:プロバイダ242が企業広告サイトを運営(提供)するプロバイダであることを示す情報
D.公共施設案内サイト:プロバイダ242が或る公共施設の案内のためのサイトを運営(提供)するプロバイダであることを示す情報
E.観光案内サイト:プロバイダ242が或る地域の観光案内のためのサイトを運営(提供)するプロバイダであることを示す情報
なお、以上の各リスト451〜453は、属性リスト生成部48Aによって生成される。ただし、端末・加入者属性リスト451における各情報は、通常、通信キャリア10′側(端末・加入者管理センタ240)で管理されているので、端末・加入者管理センタ240から受け取る必要がある。
具体的には、例えば、バルーン番号"1"のバルーン(コンテンツ)が野球やサッカーなどの中継放送(ストリーミングビデオ配信)を実施する放送局などのコンテンツ(中継放送サイト)であり、その中継放送バルーンを競技場に登録しておいた場合、その中継放送バルーンに競技場の外からアクセスしたユーザに対しては上記のコンテンツ利用料がそのユーザに課金されることになるのである。なお、この場合、競技場内からユーザが中継放送バルーンにアクセスした場合は、例えば、競技場への入場料を支払っているため無料にするといった設定も可能である。
同様に、図48に示す「コンテンツ利用料」に関する課金方針データ482のバルーン番号"1"〜"3"のレコードは、それぞれ、次のような課金方針を意味する。
・バルーン番号"3"のレコード:掲示板バルーンへのバルーン(コンテンツ)登録は、バルーンサイズ((2)−A)が所定サイズ(例えば、3m)以下で登録期間((2)(図中では丸付き数字)−F)が所定期間(例えば、1週間)以内なら、そのコンテンツ登録料((4)−B)は無料(課金先指定無し)である。
・バルーン番号"1"のレコード:上記の中継放送バルーンへのアクセス時間(バルーン利用時間帯;(2)(図中では丸付き数字)−E)が、例えば、18:00〜21:00の間であれば、そのときのユーザ(携帯端末11)のパケット通信料((4)(図中では丸付き数字)−A;従量)はスポンサーなどの企業((5)(図中では丸付き数字)−F)に課金する(スポンサーがユーザのパケット通信料を肩代わりする)。
・バルーン番号"3"のレコード:掲示板バルーンへアクセスしたときのユーザ(携帯端末11)のパケット通信料((4)−A;従量)はそのユーザ((5)(図中では丸付き数字)−A)から徴収する。
なお、日時や時間帯によって同じバルーンについての課金先を変えるような設定を行なう場合は、1つのバルーン(番号)に対して複数のレコードを登録し、無効(不要)になったレコードを削除する方式をとってもよい。例えば、上記の課金方針管理部(課金方針設定部)49は、新たに日時や時間帯に関する属性指定されたレコード(以下、時間レコードという)を登録する際に、既に同じバルーン番号に対して時間レコードが存在するかをチェックし、時間レコードがなければ新規時間レコードを新規登録(あるいは、上書き)し、既に時間レコードが存在していれば新規時間レコードを追加登録して複数の時間レコードを登録するようにしてもよい。
また、上記の課金システム43は、課金サーバ43aと課金ログデータベース43bとを有して成り、課金サーバ43aによって、例えば図51に模式的に示すように、サービス利用者データ491(電番,ユーザIDなど),サービス提供(登録)者データ492(提供者IDなど),通信時間データ493(開始/終了時間),パケット数データ494,正常終了識別子495などの各種データから成る課金ログ490を課金ログデータベース43bに記録するためのものである。
さらに、課金明細書生成システム44は、上記の課金ログデータベース43bに記録された課金ログ490に基づいて、コンテンツ利用料,コンテンツ登録料,パケット通信料などの各種サービス利用料を携帯端末11のユーザやサービス提供者毎に集計し、上記のバルーン位置−コンテンツURL−課金方針データ15−2〔課金方針データ480(481〜483)〕に基づいて、集計したサービス利用料を指定の課金先に請求するための課金明細書を生成するためのものである。
つまり、これらの課金システム43及び課金明細書生成システム44は、上述した課金方針管理部49による課金方針の設定に従って、コンテンツ利用料,コンテンツ登録料,パケット通信料などの各種サービス料金の課金先への課金処理を実施する課金処理部として機能するのである。
以下、上述のごとく構成されたシステム19aの動作について詳述する。
(D1)コンテンツ登録者250が料金設定する場合
まず、図53に示すように、サービスセンタ19aでは、料金設定メニュー生成部48Bが端末・加入者属性リスト451,コンテンツ属性リスト452,コンテンツプロバイダ属性リスト453,課金リスト460(対象課金リスト461,課金者リスト462)を参照して、料金設定メニュー470(コンテンツ利用料設定メニュー471,コンテンツ登録料設定メニュー472,パケット通信料設定メニュー473)を生成する(ステップH1)。
これにより、サービスセンタ19aにおいて、「観光案内サイトに17:00〜22:00の時間帯にアクセスした携帯端末11のユーザ(学生)の「コンテンツ利用料(例えば、200円/回)」は広告企業(F社)が肩代わりする」サービスの課金設定が完了する。
なお、上述した例では、徴収料金(課金)の額をコンテンツ登録者250が指定しているが、プロバイダ242が予め設定しおく場合もある。例えば、グルメ専用サイトを運営するプロバイダ242に、コンテンツ登録者250が自店舗情報(店舗バルーン)を、予めグルメ専用サイト(プロバイダ242)が決めたバルーンサイズに応じた月額あるいは年額料金で、登録するような場合である。
登録料金メニュー部50は、通知された指定情報に基づいて予め決められてデータベース15に保持されている「コンテンツ登録料金」に関する課金方針データ482(図48参照)を参照し(ステップH12)、その指定情報に応じた課金金額とその課金先とをそれぞれ例えば図56(C)に示す登録料金確認メニュー461b及び図56(D)に示す課金者リスト462を提示することによりコンテンツ登録者250に確認を促す(登録料金確認;ステップH13)。
次に、以下では、コンテンツ登録料金が予めプロバイダ242によって決められているサイト(例えば、渋谷に登録された掲示板バルーン)にメッセージ(バルーン)を登録する場合の動作について説明する。
携帯端末11のユーザは、その「コンテンツ登録料」を確認して、その料金で良ければ、その旨(OK)をサービスセンタ19a(登録料金メニュー部50)に返信し(ステップJ10)、登録料金メニュー部50は、そのOK通知を受けることにより、プロバイダ242にバルーン登録処理を実行するよう依頼する(ステップJ11)。
すると、バルーン位置−コンテンツURL管理部51は、これらのバルーン位置情報15A及びコンテンツURL15Bをデータベース15に対応付けて登録することにより、上記掲示板サイトへのメッセージ(バルーン)の登録を行なったのち(ステップJ15)、登録完了の旨を携帯端末11に通知する(ステップJ16)。
次に、ここでは、上述したステップJ3において、例えば、コンテンツ登録者250が駅付近に新聞やニュースのビジネス情報サイト(ビジネス情報バルーン)を登録したい場合に、そのバルーンサイズと登録期間に応じたコンテンツ登録料をコンテンツ登録者250から徴収する課金設定を、プロバイダ242が行なう場合のメニュー選択操作について説明する。
さらに、プロバイダ242は、図57(D)に示すように、課金者リスト462において、「B.コンテンツ登録者」を選択する。そして、以上の選択結果をサービスセンタ19aの課金方針管理部49に送付する(図54に示すステップJ4)ことで、「コンテンツ登録料」に関する課金方針データ482(図48参照)が生成され、これがデータベース15に登録される(図54に示すステップJ5)ことで、「駅付近に新聞やニュースのビジネス情報サイト(ビジネス情報バルーン)を登録したコンテンツ登録者250から1日当たり1000円のコンテンツ登録料を徴収する」サービスの課金設定が完了する。
(D5)通信キャリア10′と或る企業251(図44参照)との間の契約により、携帯端末11の「パケット通信料」を特定企業が肩代わりする場合
次に、通信キャリア10′と或る企業251(例えば、F社)との間の契約により、或る時刻表サービスコンテンツ(バルーン)(特定プロバイダの運営サイトに限らない)にアクセスした携帯端末11がそのF社製の最新機種であれば、その携帯端末11の「パケット通信料」の一部をF社251が肩代わりする課金設定(メニュー選択操作)について説明する。なお、この場合のメニュー選択操作は、F社251(端末252)が行なってもよいし、F社251の依頼によりプロバイダ242が行なってもよいが、以下では、前者の場合について説明する。
そして、F社251(端末252)は、例えば図58(A)に示すように、端末・加入者属性リスト451において、「A.端末機種」の子メニューから「1.FJ001」(例えば、F社製の最新端末機種を表す)を選択し、図58(B)に示すように、コンテンツ属性リスト452において、「B.情報カテゴリ」の子メニューから「2.時刻表」を選択する。
次に、上述したような課金設定がサービスセンタ19aにおいて行なわれた後のサービス利用時の動作について、図59に示すシーケンス図(ステップK1〜K22)を参照しながら詳述する。
まず、例えば、携帯端末11のユーザ(サービス利用者)が、その携帯端末11を用いて空間検索サービス(サービスセンタ19a)にアクセスすると(ステップK1)、サービスセンタ19aは、その端末11に対して位置情報(緯度,経度,高度など)の送信を要求する(ステップK2)。端末11は、これを受けて検出部21(図4参照)で検出した位置情報をサービスセンタ19aに通知する(ステップK3)。
従って、上述したように、例えば、携帯端末11が空間情報サービスを利用する際のコンテンツ利用料金やパケット通信料金の課金先を、一定の条件(サービス形態)のもとに携帯端末11以外の課金先(企業251やプロバイダ242、場合によっては通信キャリア10′)などに設定することも可能となり、空間情報サービス(空間検索サービス)の利用によるユーザの経済的負担を軽減することが可能になる。特に、上述したような空間検索サービスでは、ユーザの利用機会が大幅に増えることが予想されるので、このように、サービス形態に応じて課金先を任意に設定できることは、非常に有効である。
しかも、上述した例では、端末・加入者属性リスト451,コンテンツ属性リスト452,コンテンツプロバイダ属性リスト453における各種属性情報の任意の組み合わせ(同じリスト内の属性情報の組み合わせでもよいし、異なるリストの属性情報の組み合わせでもよい。また、1つでもよい)により、様々なサービス形態に応じた課金設定をきめ細かく行なうことができるので、課金設定の柔軟性がさらに向上する。
このようにバルーンを移動させる場合は、携帯端末11による空間検索サービスの利用機会がさらに多くなることが予想されるので、上述のように携帯端末11のコンテンツ利用料やパケット通信料を設定により携帯端末11のユーザ以外に課金できることは非常に有効である。
そして、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
例えば、前述した携帯端末11の検出部21は、携帯端末11に対して外付けにすることもでき、この場合でも、検出部21は、検出対象物体の緯度,経度,高度,方位及び傾斜角度を有する位置情報を検出することができる。さらに、検出対象物体の位置情報は、緯度,経度,高度,方位及び傾斜角度に限定されるものでもない。
さらに、上述したURLの代わりに、URI(Uniform Resource Identifier,ユニフォーム・リソース・アイデンティファイア)や、URN(Uniform Resource Name,ユニフォーム・リソース・ネーム)をアドレスとして使用することもできる。よく知られているように、「URI」は「http」を用いたインターネット12の資源に対して統一的に付与された名称であって、例えば、インターネット12の資源であるコンピュータ名を表すIPアドレスである。
また、携帯端末11は、無線ネットワーク10にて、システム運用者との加入者契約や広告などに基づき無料でサービスセンタ19にアクセスできる。
また、検索条件は、例えば、ユーザが指定した検索対象物の前後にも、造形物や自然物があれば、それらも含めて表示し、且つ、その表示数を限定して一覧を表示するようにもできる。
そこで、例えば図60に示すように、公共施設や観光案内などのユーザによって勝手に内容が書き換えられては困るようなコンテンツ(バルーン)には、書き込み禁止を表す情報(パーミッションフラグ484)を設定しておく。これにより、パーミッションフラグ484(「有り」)の設定されているコンテンツについては、ユーザによる書き込みが禁止されて、コンテンツ内容の保護を図ることが可能になる。
(F)付記
(付記1) 所望の提供情報を関連付けた情報バブルを現実物理空間に仮想的に登録すべく該現実物理空間における位置情報を含む空間範囲情報と該提供情報とを対応付けたバブルデータを管理する情報バブル管理部と、
ユーザ端末の位置情報に基づく検索対象空間範囲情報を含むバブルデータの提供情報を該情報バブル管理部から抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された提供情報を該ユーザ端末に提供する提供部とをそなえるとともに、
少なくとも該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該現実物理空間において仮想的に移動させる情報バブル移動制御部をそなえたことを特徴とする、空間情報サービス用のサーバ装置。
該情報バブルの該現実物理空間における振舞を規定する振舞データを設定する情報バブル振舞設定部と、
該情報バブル振舞設定部によって設定された該振舞データに基づいて該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該振舞データに従って移動させる情報バブル移動部とをそなえていることを特徴とする、付記1記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
該振舞データとして該バブルデータの位置情報に関する乱数を発生する乱数発生部をそなえるとともに、
該情報バブル移動部が、
該乱数発生部で発生した乱数によって該バブルデータの位置情報をランダムに更新することにより、該情報バブルを該現実物理空間においてランダムに移動させる第1情報バブル位置更新部をそなえていることを特徴とする、付記2記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
該振舞データとして、該情報バブルを該現実物理空間の特定位置に移動させる時期に関する条件データを設定する条件設定部をそなえるとともに、
該情報バブル移動部が、
該条件データによって規定される時期に、該バブルデータの位置情報を該特定位置の位置情報に更新することにより、該情報バブルを該現実物理空間の該特定位置に移動させる第2情報バブル位置更新部をそなえていることを特徴とする、付記2又は付記3に記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
該特定位置として該情報バブルの初期登録位置を設定するように構成されたことを特徴とする、付記4記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
(付記6) 該条件設定部が、
該条件データとして、該情報バブルの移動有効期限に関するデータを設定するように構成されたことを特徴とする、付記4又は付記5に記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
該提供情報を受けたユーザ端末からの該提供情報についての更新情報に応じて該提供情報を更新する提供情報更新部をそなえていることを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
(付記8) 該情報バブル管理部が、
該提供情報を受けたユーザ端末からの該提供情報についての更新情報に応じて該提供情報を更新する提供情報更新部をそなえていることを特徴とする、付記4〜6のいずれか1項に記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
該条件データとして、該提供情報更新部による該提供情報の更新回数に関するデータを設定するように構成されたことを特徴とする、付記8記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
(付記10) 該情報バブル管理部が、
該バブルデータの位置情報を該現実物理空間での地理的表現形式に変換する情報バブル位置表現変換部をそなえるとともに、
該提供部が、
該情報バブル位置表現変換部による変換後の情報を、該情報バブルの該現実物理空間における現在位置情報として該情報バブルを登録したユーザ端末に提供する情報バブル現在位置提供部をそなえていることを特徴とする、付記1〜9のいずれか1項に記載の空間情報サービス用のサーバ装置。
(付記12) 所望の提供情報を関連付けた情報バブルを現実物理空間に仮想的に登録すべく該現実物理空間における位置情報を含む空間範囲情報と該提供情報とを対応付けたバブルデータを登録する情報バブル登録過程と、
少なくとも該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該現実物理空間において仮想的に移動させる情報バブル移動過程と
ユーザ端末の位置情報に基づく検索対象空間範囲情報を含むバブルデータの提供情報を抽出する抽出過程と、
該抽出過程で抽出された提供情報を該ユーザ端末に提供する提供過程とを有することを特徴とする、空間情報サービスの提供方法。
(付記14) 該情報バブル移動過程において、該情報バブルの移動開始から一定期間経過後に、該バブルデータの位置情報を特定の位置情報に更新することにより、該情報バブルを該現実物理空間の特定位置に移動させることを特徴とする、付記12又は付記13に記載の空間情報サービスの提供方法。
(付記17) 該空間範囲情報が、該現実物理空間における緯度,経度,高度及びバブル径で規定されることを特徴とする、付記12〜16のいずれか1項に記載の空間情報サービスの提供方法。
該空間情報サービスのサービス形態を規定しうる複数種類の属性情報を記憶する属性情報記憶部と、
該サービス形態において課金対象となりうる複数種類のサービス料金の種別に関する情報を記憶する料金種別情報記憶部と、
複数種類の課金先に関する情報を記憶する課金先情報記憶部と、
上記の各記憶部における各種情報を任意に組み合わせて、任意のサービス形態及び料金種別のサービス料金の課金先を設定する課金方針設定部と、
該課金方針設定部による設定に従って該サービス料金の該課金先への課金処理を実施する課金処理部とをそなえたことを特徴とする、空間情報サービス用の課金処理装置。
該ユーザ端末及び該ユーザ端末のユーザに関する属性情報を記憶していることを特徴とする、付記18記載の空間情報サービス用の課金処理装置。
(付記20) 該属性情報記憶部が、
該提供情報に関する属性情報を記憶していることを特徴とする、付記18又は19に記載の空間情報サービス用の課金処理装置。
該提供情報の登録者に関する属性情報を記憶していることを特徴とする、付記18〜20のいずれか1項に記載の空間情報サービス用の課金処理装置。
(付記22) 該料金種別情報記憶部が、
該サービス料金に関する情報として、該ユーザ端末が該提供情報を受けたときの該提供情報の利用料金及び通信料金並びに該提供情報の登録料金に関する情報を記憶していることを特徴とする、付記18〜21のいずれか1項に記載の空間情報サービス用の課金処理装置。
該空間情報サービスのサービス形態を規定しうる複数種類の属性情報と、該サービス形態において課金対象となりうる複数種類のサービス料金の種別に関する情報と、複数種類の課金先に関する情報とを任意に組み合わせて、任意のサービス形態及び料金種別のサービス料金の課金先を設定する課金方針設定過程と、
該課金方針設定過程による設定に従って該サービス料金の該課金先への課金処理を実施する課金処理過程とを有することを特徴とする、空間情報サービス用の課金方法。
(付記25) 該属性情報が、該提供情報に関する属性情報であることを特徴とする、付記23又は24に記載の空間情報サービス用の課金方法。
(付記26) 該属性情報が、該提供情報の登録者に関する属性情報であることを特徴とする、付記23〜25のいずれか1項に記載の空間情報サービス用の課金方法。
10 無線ネットワーク
10a 基地局
10′ ネットワーク〔通信キャリア(通信事業者)〕
11 携帯端末(サービス利用者)
11a 傾斜センサ
11b 地磁気センサ
11c GPSモジュール
11d,11e アンテナ
11f 無線モジュール
11g 制御モジュール
11h 表示部
11i スピーカ
11j マイク
12 インターネット
13a ゲートウェイサーバ
13b WEBサーバ
13c DNSサーバ
13d メールサーバ
13e 検索サーバ
15 データベース
15A 位置情報(バルーン位置情報)
15B コンテンツURL
15C コンテンツ
15D 条件データ
15E 住所/地図情報データベース
15−1 バルーン位置−コンテンツURLデータ
15−2 バルーン位置−コンテンツURL−課金方針データ
16 第1受信部
17 第1送信部
18 サーバ(サーバ装置)
18a ゲートウェイ部
18b WEB情報出力部
18c DNS部
18d メール送受信部
19,19a サービスセンタ
21 検出部
22a 第2送信部
22b 第2受信部
23 音声案内部
39 情報バブル管理部
40 抽出部
41 提供部
42 情報バブル移動制御部
43 課金システム(課金処理部)
44 課金明細書生成システム(課金処理部)
45 属性リスト記憶部(属性情報記憶部)
46 課金リスト記憶部(料金種別情報記憶部,課金先情報記憶部)
47 料金設定メニュー記憶部
48A 属性リスト生成部
48B 料金設定メニュー生成部
49 課金方針管理部(課金方針設定部)
50 登録料金メニュー部
51 バルーン位置−URL管理部
52,52′ バルーン登録窓口部
53 課金処理装置
55 URL生成部
56 メッセージ格納部
60 送信データ(本人登録バルーン状況確認結果)
61,209,228 送信宛先ヘッダ
62,229 コンテンツ識別子
63 現在位置情報
70 バルーン(情報バブル)
101 サービス受付部
102,110 位置情報入手・管理部
103 メッセージ登録部
104 条件設定部
105 位置−URL対応付部
106 バルーン移動部
107,112 バルーン検索部
108 表現変換部
109,113 情報通知部
111 検索条件設定部
114 メッセージ追記部
115 条件データ更新部
131 コンテンツ登録部
141 コンテンツ追記部
151 コンテンツURL対応付部
161 乱数発生部
162 移動量計算部
163 バルーン位置更新部
163A 第1情報バブル位置更新部
163B 第2情報バブル位置更新部
164 条件データ監視部
201,202 電光掲示板(表示システム)
203,204 指定エリア
205 エリアデータ
206 登録メッセージ(コンテンツ)データ
207 スケジュールデータ
208 送信データ
210 表示先識別子
211 登録メッセージ内容
221〜223 入力欄
224 登録条件データ
226 コレクションデータ
230 累積結果
240 端末・加入者管理センタ
241 端末・加入者データベース
242 コンテンツプロバイダ
243 アプリケーションサーバ
244 コンテンツデータベース
245 端末・加入者登録部
250 端末(コンテンツ登録者)
251 企業(F社)
252 端末
450 属性リスト
451 端末・加入者属性リスト
452 コンテンツ属性リスト
453 コンテンツプロバイダ属性リスト
460 課金リスト
461 対象課金リスト
461a 料金入力メニュー
461b 登録料金確認メニュー
462 課金者(課金先)リスト
470 料金設定メニュー
471 コンテンツ利用料設定メニュー
472 コンテンツ登録料設定メニュー
473 パケット通信料設定メニュー
480 課金方針データ
481 課金方針データ(コンテンツ利用料)
482 課金方針データ(コンテンツ登録料)
483 課金方針データ(パケット通信料)
484 パーミッションフラグ
490 課金ログ
491 サービス利用者データ
492 サービス提供(登録)者データ
493 通信時間データ
494 パケット数データ
495 正常終了識別子
501 バルーン登録位置メニュー
502 コンテンツ登録メニュー
Claims (6)
- 所望の提供情報を関連付けた情報バブルを現実物理空間に仮想的に登録すべく、該現実物理空間における位置情報を含む空間範囲情報と該提供情報とを対応付けたバブルデータを管理する情報バブル管理部と、
ユーザ端末の位置情報に基づく検索対象空間範囲情報により規定される空間範囲の少なくとも一部と重複する前記位置情報を含むバブルデータと対応付けられた提供情報を該情報バブル管理部から抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された提供情報を該ユーザ端末に提供する提供部と、
該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該現実物理空間において仮想的に移動させる情報バブル移動制御部と、
をそなえるとともに、
該情報バブル移動制御部が、
該情報バブルの該現実物理空間における振舞を規定する振舞データを設定する情報バブル振舞設定部と、
該情報バブル振舞設定部によって設定された該振舞データに基づいて該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該振舞データに従って移動させる情報バブル移動部とをそなえ、
該情報バブル振舞設定部が、
該振舞データとして該バブルデータの位置情報に関する乱数を発生する乱数発生部をそなえ、
該情報バブル移動部が、
該乱数発生部で発生した乱数によって該バブルデータの位置情報をランダムに更新することにより、該情報バブルを該現実物理空間においてランダムに移動させる第1情報バブル位置更新部をそなえたことを特徴とする、空間情報サービス用のサーバ装置。 - 該情報バブル振舞設定部が、
該振舞データとして、該情報バブルを該現実物理空間の特定位置に移動させる時期に関する条件データを設定する条件設定部をそなえ、
該情報バブル移動部が、
該条件データによって規定される時期に、該バブルデータの位置情報を該特定位置の位置情報に更新することにより、該情報バブルを該現実物理空間の該特定位置に移動させる第2情報バブル位置更新部をそなえることを特徴とする、請求項1記載の空間情報サービス用のサーバ装置。 - 該条件設定部が、
該条件データとして、該情報バブルの移動有効期限に関するデータを設定することを特徴とする、請求項2記載の空間情報サービス用のサーバ装置。 - 該情報バブル管理部が、
該提供情報を受けたユーザ端末からの該提供情報についての更新情報に応じて該提供情報を更新する提供情報更新部をそなえることを特徴とする、請求項2記載の空間情報サービス用のサーバ装置。 - 該条件設定部が、
該条件データとして、該提供情報更新部による該提供情報の更新回数に関するデータを設定することを特徴とする、請求項4記載の空間情報サービス用のサーバ装置。 - 所望の提供情報を関連付けた情報バブルを現実物理空間に仮想的に登録すべく、該現実物理空間における位置情報を含む空間範囲情報と該提供情報とを対応付けたバブルデータを管理する情報バブル管理部と、
ユーザ端末の位置情報に基づく検索対象空間範囲情報により規定される空間範囲の少なくとも一部と重複する前記位置情報を含むバブルデータと対応付けられた提供情報を該情報バブル管理部から抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された提供情報を該ユーザ端末に提供する提供部と、
該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該現実物理空間において仮想的に移動させる情報バブル移動制御部と、
をそなえるとともに、
該情報バブル管理部が、
該提供情報を受けたユーザ端末からの該提供情報についての更新情報に応じて該提供情報を更新する提供情報更新部をそなえ、
該情報バブル移動制御部が、
該情報バブルの該現実物理空間における振舞を規定する振舞データを設定する情報バブル振舞設定部と、
該情報バブル振舞設定部によって設定された該振舞データに基づいて該バブルデータの位置情報を更新することにより該情報バブルを該振舞データに従って移動させる情報バブル移動部とをそなえ、
該情報バブル振舞設定部が、
該振舞データとして、該情報バブルを該現実物理空間の特定位置に移動させる時期に関する条件データを設定する条件設定部をそなえ、
該情報バブル移動部が、
該条件データによって規定される時期に、該バブルデータの位置情報を該特定位置の位置情報に更新することにより、該情報バブルを該現実物理空間の該特定位置に移動させる第2情報バブル位置更新部をそなえ、
該条件設定部が、
該条件データとして、該提供情報更新部による該提供情報の更新回数に関するデータを設定することを特徴とする、空間情報サービス用のサーバ装置。
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