JP4729425B2 - 煙感知器 - Google Patents

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Description

この発明は、煙感知器に関する。
従来、火災感知器として、熱感知器や煙感知器が用いられている。煙感知器には、空気中に放電したイオン電流の変化により煙の有無を検出するイオン化式と、発光部および受光部を用いて煙粒子による減光あるいは散乱光を検出する減光式あるいは散乱光式の光電式などの種類がある。
このような煙感知器を用いる場合、煙以外にも湯気や塵埃等にも反応し、これらの誤報要因によって作動する場合もある。たとえば、火災感知器に監視区画を撮影するカメラ部を設けて、火災の状況を確認できるシステムが提案されている。
特開2004−334391号公報
煙感知器が作動し、火災信号を出力しても、必ず火災であるとはいえない。煙感知器が煙の存在によって作動したのか、その他の誤報要因として湯気や埃で作動したのかは、事後にその煙感知器を見ただけでは分からない。
そのため、煙感知器が正常動作によって発報したときに、煙の存在を事後に確認できることが求められている。
したがって、本発明では、煙感知器のラビリンス内に煙が流入したことが事後に分かることを目的とする。
この発明は、煙を検出するためのラビリンスとその内部に煙を検出するための発光素子と受光素子とを有する煙感知器であって、前記ラビリンス内を上から撮影できるように向くカメラと;煙の検出時に前記カメラによって前記ラビリンス内を撮影し画像を取り込むカメラ制御部と;を有していることを特徴とするものである。
煙感知器による煙検出時に、カメラによってラビリンス内を撮影することで、ラビリンス内に進入した煙を撮影して画像とすることができ、事後にこの画像から煙があったことを確認(証明)することができる。また、カメラが汚れにくく、確実にラビリンス内を撮影することができる。
実施の形態1
図1は、この発明を用いる第1の実施形態の煙感知器の断面図、図2は、この実施形態の煙感知器のブロック回路図である。
図1において、略円筒形状のケース5の内面側にプリント基板1が配置され、その回路部分を裏カバー3で覆うことで本体が形成され、ベース7に装着されている。
ケース5の中央下方には、円筒状のラビリンス(暗箱)4が、ケース5から突出するように配置されていて、その内部には、散乱光式(光電式)で煙を検出するための発光素子(LED)31および受光素子41が設けられている。ラビリンス4の外周壁は、詳細に示さないが、外光を遮断しながら、外気を流入させる迷路構造となる壁部材が組み合わされており、煙粒子は、ラビリンス4の外周からその内部に進入する。
そのラビリンス4の平面状の上面部分に、フック掛けされたホルダ72内にCCDカメラ71が設けられていて、そのCCDカメラ71はラビリンス4内の中央部分を上から撮影できるようになっている。このように、CCDカメラ71を下向きで、ラビリンス4内の上側に配置したので、汚れにくく、確実にラビリンス4内を撮影することができる。
つぎに、図2において、マイコン(マイクロコンピュータ)10は、煙感知器全体を制御するものであり、ROM20は、制御のためのプログラムや必要なデータ等が格納されているものであり、RAM21は、作業領域である。また、EEPROM22は、煙感知器の自己アドレス等の設定データを記憶するものである。
発光回路30は、マイコン10から発光制御パルスを受けたときに発光素子31に発光用の電流パルスを供給するものであり、増幅回路40は、受光素子41の出力レベルを所定のゲインで増幅するものである。なお、増幅回路40の増幅率を調整することによって感度を設定する。
送受信回路50は、マイコン10から図示しない受信機に火災信号または煙の物理量信号等の信号を送出する送信回路と、受信機からポーリング信号等の信号を受けマイコン10に転送する受信回路とを有するものである。また、確認灯51は、煙感知器が火災を検出したときに点灯するものであり、定電圧回路60は、マイコン10に定電圧を供給する回路である。
カメラ制御部70は、マイコン10によって起動され、CCDカメラ71を起動して画像データを取得するものである。また、メモリカード73は、カメラ制御部70が取得した画像データを記憶させるメモリである。
そして、上記のような回路構成に基づいて、マイコン10は、発光素子31を発光させたときの受光素子41からの煙粒子からの散乱光による出力に基づき火災を判別している。そして、火災と判別して送受信回路50を介して検出信号を出力するときに、カメラ制御部70にも信号出力する。カメラ制御部70は、CCDカメラ71を起動して画像データを取得するとともに、その画像データをメモリカード73に格納する。このメモリカード73は事後取り外されて、画像データを確認することで、検出信号発生時のラビリンス4の状況(煙の存在)を確認することができる。このとき、CCDカメラ71による画像取得のタイミングは、発光素子31の発光時でよいが、その発光量の制御と合わせ、カメラ制御部70によって発光素子31を発光させてもよい。
なお、画像データは、メモリカードに格納する方式でなくてもよく、外部に出力する方式でもよく、例えば、図示しない火災受信機に送信して火災受信機内のメモリに格納してもよい。
このように、第1の実施形態では、煙感知器による煙検出時に、CCDカメラ71によってラビリンス4内を撮影することで、ラビリンス4内に進入した煙を撮影して画像とすることができ、事後にこの画像から煙があったことを確認(証明)することができる。
さらに、画像をメモリカード73に保持し、事後にデータとして抜き出す、あるいは、メモリカード73自体を着脱として、画像をパソコン等に映出することができる。また、外部に送信して火災受信機等に格納しておけば、煙感知器の内部にメモリを設ける必要はない。
実施の形態2
図3は、別の発明を用いる第2の実施形態の煙感知器の断面図、図4は、この実施形態の煙感知器のブロック回路図である。
図3は図1と同様の構成であり、異なる構成として、ラビリンス4にCCDカメラ71が設けられておらず、シャッター81が設けられている点である。
ラビリンス4の上面部分に、シャッター81が用意されていて、そのシャッター81を移動させる(下方へ動かす)とラビリンス4の下面との間で空間が封じられるようになっている。このシャッター81の大きさは、ラビリンス4内での発光素子31および受光素子41、さらに外周壁を避けた内側に、なるべく大きい円筒状に形成される。
なお、ラビリンス4の内部を十分大きく封鎖する場合には、図示しないラビリンス4の外周壁の隙間を封鎖してもよく、このとき、複数のシャッター部材が必要になる。
図4は図2と同様であるが、異なるブロックとして、カメラ制御部70およびCCDカメラ71の代わりに、シャッター制御部80およびシャッター81が設けられている。そして、第1の実施形態と同様、マイコン10は、火災信号を出力時に、シャッター制御部80にも信号出力する。シャッター制御部80は、シャッター81を移動させ、ラビリンス4内に封止された空間Sを形成し、検出信号発生時の煙の痕跡を残すようになっている。すなわち、誤報でなく煙を検出している場合には、煙粒子は流出しないので、シャッター80による空間S内に煙の成分が残される。
このように、第2の実施形態では、煙感知器による煙検出時に、煙の成分をラビリンス4内に閉じ込めることにより、事後に煙があったことを確認(証明)することができる。さらに、シャッター81は、ラビリンス4の各外周壁の間、または、外周壁の内側を封鎖することができる。
実施の形態3
図5は、別の発明を用いる第3の実施形態の煙感知器の断面図、図6は、この実施形態の煙感知器のブロック回路図である。
図5は図1と同様の構成であり、異なる構成として、ラビリンス4にCCDカメラ71が設けられておらず、シリンダ91が設けられている点である。
ラビリンス4の上面部分に、シリンダ91が用意されていて、その吸引口92がラビリンス4内につながっている。そして、シリンダ91内のピストン93を移動させる(上方へ動かす)とラビリンス4内の煙を吸い、シリンダ91内に蓄えられる。なお、シリンダ91内の煙は吸引口92から逆流して排出されにくいが、蓄えた煙を確実に保持するため、吸引口92を封じることが好ましい。
また、このように、シリンダ91の吸引口92を、ラビリンス4内の上側に配置したので、汚れが着きにくく、吸引時に塵埃等を吸い込むおそれはない。
図6は図2と同様であるが、異なるブロックとして、カメラ制御部70およびCCDカメラ71の代わりに、シリンダ制御部90およびシリンダ91が設けられている。そして、第1の実施形態と同様、マイコン10は、火災信号を出力時に、シリンダ制御部90にも信号出力する。シリンダ制御部90は、シリンダ91内のピストン93を移動させ、ラビリンス4内の煙を吸い、火災信号発生時の煙の成分を痕跡として残すようになっている。
このように、第3の実施形態では、煙感知器による煙検出時に、煙の成分をシリンダ91に吸引して閉じ込めることにより、事後に煙があったことを確認(証明)することができる。さらに、シリンダ91の吸引口92を封じることで、拡散による希釈を防止できる。
実施の形態4
図7は、別の発明を用いる第4の実施形態の煙感知器の断面図である。
図7は図1と同様の構成であり、異なる構成として、ラビリンス4にCCDカメラ71が設けられておらず、粘着シート96が設けられている点である。
ラビリンス4の上面部分に、粘着シート96が貼付されていて、煙流入時には一部の煙粒子を捕らえるようになっている。このように、ラビリンス4内の上側に配置したので、汚れにくく、長期にわたり使用することができる。
煙の検出信号を出力することは、上記各実施形態と同様であるが、この第4の実施形態では、常時粘着シート96がラビリンス4内に晒されていることになる。そのため、粘着シート96に煙粒子が付着していても、検出信号発生時とは限らない。しかし、通常状態では煙は浮遊しておらず、検出信号に基づいて粘着シート96を確認するときに、煙粒子がなければ、その他の誤報要因であったことは理解でき、煙粒子があれば、煙が流入したことがあるということはいえる。とくに環境によって煙が流入する可能性がない場所に設置されるのであれば、煙の痕跡を残すのに、粘着シート96でも有効である。
このように、第4の実施形態では、ラビリンス4内に煙が進入すれば、粘着シート96に煙が付着するので、いつ入ったかは特定できないが、事後に煙が入ったことを確認(証明)することができる。
この発明を用いる第1の実施形態の煙感知器の断面図。 図1の煙感知器のブロック回路図。 別の発明を用いる第2の実施形態の煙感知器の断面図。 図3の煙感知器のブロック回路図。 別の発明を用いる第3の実施形態の煙感知器の断面図。 図5の煙感知器のブロック回路図。 別の発明を用いる第4の実施形態の煙感知器の断面図。
符号の説明
4 ラビリンス
71 CCDカメラ
81 シャッター
91 ピストン
96 粘着シート

Claims (1)

  1. 煙を検出するためのラビリンスとその内部に煙を検出するための発光素子と受光素子とを有する煙感知器であって、
    前記ラビリンス内を上から撮影できるように向くカメラと;
    煙の検出時に前記カメラによって前記ラビリンス内を撮影し画像を取り込むカメラ制御部と;
    を有していることを特徴とする煙感知器。
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