JP4728971B2 - 波長制御回路および波長多重光送信装置 - Google Patents
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Description
図5に、本発明の第1の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置100は、送出波長の異なるN個の光送信器102−1〜Nと、光送信器からの光信号を合波する波長合波器104と、合波した光信号を分岐する光カプラ106と、光カプラからの光信号を受光する受光器108と、受光器からの信号に基づいて各光送信器の波長を制御する波長制御手段110とを備えている。この波長制御手段110は、N個の光送信器102−1〜Nの送出波長をそれぞれ個別に制御することができる。
図8に、本発明の第2の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置200では、第1の実施形態に係る波長多重光送信装置100の受光器108の前段に光フィルタ202が挿入されている。この光フィルタ202は、そのFSRの自然数倍が波長合波器104の透過中心波長間隔に等しく、波長合波器の透過中心波長において最大の出力パワーが得られる特性を有している。このような光フィルタとしては、図2に示すような透過特性を有するエタロンフィルタや、図4に示すような透過特性を有するマッハツェンダフィルタなどが挙げられる。
図10に、本発明の第3の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置300では、第2の実施形態に係る波長多重光送信装置200において受光器108の前段に配置されていた光フィルタが波長合波器104の後段に配置されている。この場合、光フィルタ302は、波長安定化に使用されると同時に、通信に使用している信号光の波長スペクトルの整形にも使用される。
図12に、本発明の第4の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置400は、第2の実施形態に係る波長多重光送信装置200と同じ構成であるが、ここでは、光フィルタ202とは特性が異なる光フィルタ402が使用されている。この光フィルタ402は、図13に示すように、そのFSRの自然数倍が波長合波器104の透過中心波長間隔に等しく、波長合波器の透過中心波長において最小の出力パワーが得られる入出力特性を有する。
図17に、本発明の第5の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置500では、第1の実施形態に係る波長多重光送信装置100の光カプラ106に代えて、光フィルタ502が使用されている。この光フィルタ502は、そのFSRの自然数倍が波長合波器104の透過中心波長間隔に等しく、その出力ポート1は、通信用に使用され、出力ポート2は波長安定化用に使用される。出力ポート1については、図2に示すように、波長合波器104の透過中心波長において最大の光パワーが得られ、出力ポート2については、図13に示すように、波長合波器104の透過中心波長において最小の光パワーが得られる入出力特性とする。
図19に、本発明の第6の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置600では、第5の実施形態に係る波長多重光送信装置500の光フィルタを光カプラ106の後段に配置している。この場合、波長制御手段610において、受光器604に対して逐次最大値探索制御を行い、受光器606に対して逐次最小値探索制御を行うことで、N個の光送信器102−1〜Nの送出波長を安定化することができる。
図20に、本発明の第7の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置700は、第6の実施形態の波長多重光送信装置と同じ構成である。本実施形態では、波長制御手段710において、受光器704で得られる光パワーの値から受光器706で得られる光パワーの値を減じ、その値に対して逐次最大値探索制御を行う。減算は、光受光器の出力を電気的に減算してもよいし、受光器704および受光器706の受光した光パワーを一旦数値化した後に減算してもよい。
図22に、本発明の第8の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置800は、第3の実施形態の波長多重光送信装置300を、第5の実施形態の波長多重光送信装置500と組み合わせた構成としている。このような構成により、第3の実施形態で説明した波形整形と、第6の実施形態で説明した波長安定化を同時に行うことができる。具体的には、受光器804に対して逐次最大値探索制御を行い、受光器806に対しては、逐次最小値探索制御を行うことができる。
図23に、本発明の第9の実施形態による波長多重光送信装置の一例を示す。この波長多重光送信装置900は、第8の実施形態の波長多重光送信装置800と同じ構成である。本実施形態では、第3の実施形態で説明した波長整形と、第7の実施形態で説明した波長安定化を同時に行うことができる。具体的には、受光器904で得られた光パワーの値から受光器906で得られた光パワーの値を減じた値に対して逐次最大値探索制御を行うことができる。
第6から第9の実施形態においては、第5の実施形態において説明した光フィルタ502の出力ポート1および出力ポート2の光パワーの両方を監視している。この場合、受光器1で得られる光パワーの値に光合波器の出力端から受光器1までの損失分を加算した値と、受光器2で得られる光パワーの値に光合波器の出力端から受光器2までの損失分を加算した値との和算を行い、光カプラ106の分岐比を考慮して波長多重光の全光パワーを推定することができる。このように、新たに受光器を追加することなく、通信に使用している波長多重光の全光パワーを得ることができ、波長多重光通信システムの管理運用に役立てることができる。
30 発振器
34 波長分波器
36−1〜N 乗算器
50 サーキュレータ
100 第1の実施形態による波長多重光送信装置
200 第2の実施形態による波長多重光送信装置
300 第3の実施形態による波長多重光送信装置
400 第4の実施形態による波長多重光送信装置
500 第5の実施形態による波長多重光送信装置
600 第6の実施形態による波長多重光送信装置
700 第7の実施形態による波長多重光送信装置
800 第8の実施形態による波長多重光送信装置
900 第9の実施形態による波長多重光送信装置
Claims (11)
- 複数の送出波長のそれぞれが可変可能な光送信手段と、
前記複数の送出波長に対して、基準となるスペクトル特性を与える光フィルタ手段と、
前記光フィルタ手段を介して、前記複数の送出波長の光を一度に受光する単一の受光手段と、
前記光送信手段の複数の送出波長について、前記単一の受光手段で得られる光パワーを基準に、各送出波長を逐次的に制御する波長制御手段と
を備えたことを特徴とする波長制御回路。 - 請求項1に記載の波長制御回路であって、
前記光フィルタ手段は、基準となるスペクトル特性として、各送出波長に対して光パワーの最大ピークを与え、
前記波長制御手段は、前記光送信手段の複数の送出波長について、前記単一の受光手段で得られる光パワーの最大値を基準として、各送出波長を逐次的に制御することを特徴とする波長制御回路。 - 請求項1に記載の波長制御回路であって、
前記光フィルタ手段は、基準となるスペクトル特性として、各送出波長に対して光パワーの最小ピークを与え、
前記波長制御手段は、前記光送信手段の複数の送出波長について、前記単一の受光手段で得られる光パワーの最小値を基準として、各送出波長を逐次的に制御することを特徴とする波長制御回路。 - 複数の送出波長のそれぞれが可変可能な光送信手段と、
前記複数の送出波長に対して、基準となるスペクトル特性を与える光フィルタ手段であって、第1の出力ポートと第2の出力ポートが逆のスペクトル特性を有する光フィルタ手段と、
前記第1の出力ポートを介して、前記複数の送出波長の光を一度に受光する第1の単一の受光手段と、
前記第2の出力ポートを介して、前記複数の送出波長の光を一度に受光する第2の単一の受光手段と、
前記光送信手段の複数の送出波長について、前記第1および第2の単一の受光手段で得られる光パワーを基準に、各送出波長を逐次的に制御する波長制御手段と
を備えたことを特徴とする波長制御回路。 - 請求項4に記載の波長制御回路であって、
前記波長制御手段は、前記光送信手段の複数の送出波長について、前記第1の単一の受光手段で得られる光パワーと前記第2の単一の受光手段で得られる光パワーとの差を基準に、各送出波長を逐次的に制御することを特徴とする波長制御回路。 - 請求項4に記載の波長制御回路であって、
前記光フィルタ手段は、基準となるスペクトル特性として、第1の出力ポートには各送出波長に対して光パワーの最大ピークを与え、第2の出力ポートには各波長に対して光パワーの最小ピークを与え、
前記波長制御手段は、前記光送信手段の複数の送出波長の一部について、前記第1の単一の受光手段で得られる光パワーの最大値を基準に、各送出波長を逐次的に制御し、前記光送信手段の複数の送出波長の一部について、前記第2の単一の受光手段で得られる光パワーの最小値を基準に、各送出波長を逐次的に制御することを特徴とする波長制御回路。 - 請求項6に記載の波長制御回路であって、
前記波長制御手段はさらに、前記光送信手段の複数の送出波長の一部について、前記第1の単一の受光手段で得られる光パワーと前記第2の単一の受光手段で得られる光パワーとの差を基準に、各送出波長を逐次的に制御することを特徴とする波長制御回路。 - 請求項1から7のいずれかに記載の波長制御回路であって、
前記光フィルタ手段は、各送出波長に対して、波形整形のためのスペクトル特性をさらに与えることを特徴とする波長制御回路。 - 請求項1から8のいずれかに記載の波長制御回路であって、
前記光フィルタ手段は、周期的なスペクトル特性を有する光フィルタ、波長合波器、またはこれらの組合せであることを特徴とする波長制御回路。 - 請求項1から8のいずれかに記載の波長制御回路であって、
前記光フィルタ手段は、エタロンフィルタ、マッハツェンダフィルタ、またはこれらの組合せであることを特徴とする波長制御回路。 - 請求項1から10のいずれかに記載の波長制御回路を備えたことを特徴とする波長多重光送信装置。
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