JP2000209155A - 光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法 - Google Patents
光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法Info
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- JP2000209155A JP2000209155A JP11007165A JP716599A JP2000209155A JP 2000209155 A JP2000209155 A JP 2000209155A JP 11007165 A JP11007165 A JP 11007165A JP 716599 A JP716599 A JP 716599A JP 2000209155 A JP2000209155 A JP 2000209155A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光信号の波長の増加に伴う光波長監視制御装
置の規模増大を抑制する。 【解決手段】 波長の異なる複数の光信号の波長を監視
する光波長監視制御装置に、複数の光信号から分岐され
る複数の監視光が順番に透過し、複数の透過波長を有す
る光フィルタ手段9、10、11、12、13と、光フ
ィルタ手段を透過する毎に前記監視光の強度変化を監視
して光信号の波長ずれを求める波長監視手段14、1
5、17とを備える。
置の規模増大を抑制する。 【解決手段】 波長の異なる複数の光信号の波長を監視
する光波長監視制御装置に、複数の光信号から分岐され
る複数の監視光が順番に透過し、複数の透過波長を有す
る光フィルタ手段9、10、11、12、13と、光フ
ィルタ手段を透過する毎に前記監視光の強度変化を監視
して光信号の波長ずれを求める波長監視手段14、1
5、17とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数の異なる波長の光信
号について波長の変動を監視し、且つ波長を一定に制御
する光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波
長監視制御方法及び光波長多重光送信方法に関する。
号について波長の変動を監視し、且つ波長を一定に制御
する光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波
長監視制御方法及び光波長多重光送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の光伝送システムでは、伝送距離及
び容量拡大を行うため、光アンプを用いた波長分割多重
伝送システムが実用化されている。光信号の波長につい
ても容量拡大に伴い波長数が増加するので、波長間隔が
狭くなり波長の変動許容範囲が小さくなっている。この
ため、このシステム導入に伴い、光信号の波長多重数の
増加に対して高精度の制御の確保を容易にすることが必
要となる。
び容量拡大を行うため、光アンプを用いた波長分割多重
伝送システムが実用化されている。光信号の波長につい
ても容量拡大に伴い波長数が増加するので、波長間隔が
狭くなり波長の変動許容範囲が小さくなっている。この
ため、このシステム導入に伴い、光信号の波長多重数の
増加に対して高精度の制御の確保を容易にすることが必
要となる。
【0003】このような光伝送システムの技術として、
特開平10−75232号公報に記載されるものがあ
る。この公報に記載されている波長多重光伝送装置では
光信号の波長の安定化を行う際に、以下に説明するよう
に、波長安定化のために装置の小型化を図っている。
特開平10−75232号公報に記載されるものがあ
る。この公報に記載されている波長多重光伝送装置では
光信号の波長の安定化を行う際に、以下に説明するよう
に、波長安定化のために装置の小型化を図っている。
【0004】図12は上記公報に記載される波長多重光
伝送装置を示す図である。本図に示すように、複数の光
送信回路301、302は互いに異なる波長の光を送出
し、合波器303は複数の光送信回路301、302の
出力を合波し、分波器304は合波器303の出力を複
数に分岐する。分波器304には複数の光送信回路30
1、302に対応して複数の光バンドパスフィルタ30
5、306が設けられる。複数の光バンドパスフィルタ
305、306は分波器304の出力をスペクトル制限
する。複数の光バンドパスフィルタ305、306の後
段には複数の光電変換部307、308がそれぞれ設け
られる。複数の光電変換部307、308は複数の光バ
ンドパスフィルタ305、306からの光信号を電流信
号に変換する。誤差検出回路309、310、311、
312、313は複数の光電変換部307、308から
の電流信号を入力し、端子314、315から基準電圧
を入力して設定波長からの誤差を検出する。誤差検出回
路309〜313に含まれる複数の電流電圧回路30
9,310は複数の光電変換部307、308からの電
流信号を電圧信号に変換する。なお、波長制御回路31
8は誤差検出回路309〜313から誤差信号を、線路
316,317を経由して、入力し複数の光送信回路3
01、302の発信波長を制御する。このようにして、
複数の光バンドパスフィルタ305、306の数は波長
が多重される光信号の数と同数にでき、装置の小型化が
可能になるとのことである。
伝送装置を示す図である。本図に示すように、複数の光
送信回路301、302は互いに異なる波長の光を送出
し、合波器303は複数の光送信回路301、302の
出力を合波し、分波器304は合波器303の出力を複
数に分岐する。分波器304には複数の光送信回路30
1、302に対応して複数の光バンドパスフィルタ30
5、306が設けられる。複数の光バンドパスフィルタ
305、306は分波器304の出力をスペクトル制限
する。複数の光バンドパスフィルタ305、306の後
段には複数の光電変換部307、308がそれぞれ設け
られる。複数の光電変換部307、308は複数の光バ
ンドパスフィルタ305、306からの光信号を電流信
号に変換する。誤差検出回路309、310、311、
312、313は複数の光電変換部307、308から
の電流信号を入力し、端子314、315から基準電圧
を入力して設定波長からの誤差を検出する。誤差検出回
路309〜313に含まれる複数の電流電圧回路30
9,310は複数の光電変換部307、308からの電
流信号を電圧信号に変換する。なお、波長制御回路31
8は誤差検出回路309〜313から誤差信号を、線路
316,317を経由して、入力し複数の光送信回路3
01、302の発信波長を制御する。このようにして、
複数の光バンドパスフィルタ305、306の数は波長
が多重される光信号の数と同数にでき、装置の小型化が
可能になるとのことである。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記波
長多重光伝送装置では、複数の光信号の誤差を同時に並
列に検出している。このため、波長の多重数が増加した
場合に、光バンドパスフィルタ305、306だけでな
く光電変換素子307、308、誤差検出回路309〜
317の数も増加し、結果として、上記波長多重光伝送
装置では、監視系が大規模になり、装置の小型化がなお
不十分であるという問題がある。
長多重光伝送装置では、複数の光信号の誤差を同時に並
列に検出している。このため、波長の多重数が増加した
場合に、光バンドパスフィルタ305、306だけでな
く光電変換素子307、308、誤差検出回路309〜
317の数も増加し、結果として、上記波長多重光伝送
装置では、監視系が大規模になり、装置の小型化がなお
不十分であるという問題がある。
【0006】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、波長の増加に伴う監視系の規模増大を抑制すること
ができる光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、
光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法を提供す
ることを目的とする。
み、波長の増加に伴う監視系の規模増大を抑制すること
ができる光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、
光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、前記複数の光信号
から分岐される複数の監視光を順番に透過させ複数の透
過波長を有する光フィルタ手段と、前記光フィルタ手段
を透過した監視光の強度変化を透過毎に監視して波長ず
れを求める波長監視手段とを備えることを特徴とする光
波長監視制御装置を提供する。具体的には、前記光フィ
ルタ手段の透過特性が波長に対して周期性を有するにし
てもよく、さらに、前記波長監視手段は前記光フィルタ
手段の状態を変化させて透過波長を掃引させ且つ前記監
視光の強度が最大となる前記光フィルタ手段の状態変化
を監視したり、前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
の波長に対する透過率の変化に起因する前記透過監視光
の強度変化を監視したりして、前記監視光の波長ずれを
求める。また、前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
に対して前記複数の監視光を順番に透過させる制御を行
う。また、前記波長監視手段は前記光信号の波長ずれに
応じて前記光信号の波長を一定に制御する。この手段に
より、複数の監視光の波長を順番に探索することが可能
になる。
解決するために、波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、前記複数の光信号
から分岐される複数の監視光を順番に透過させ複数の透
過波長を有する光フィルタ手段と、前記光フィルタ手段
を透過した監視光の強度変化を透過毎に監視して波長ず
れを求める波長監視手段とを備えることを特徴とする光
波長監視制御装置を提供する。具体的には、前記光フィ
ルタ手段の透過特性が波長に対して周期性を有するにし
てもよく、さらに、前記波長監視手段は前記光フィルタ
手段の状態を変化させて透過波長を掃引させ且つ前記監
視光の強度が最大となる前記光フィルタ手段の状態変化
を監視したり、前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
の波長に対する透過率の変化に起因する前記透過監視光
の強度変化を監視したりして、前記監視光の波長ずれを
求める。また、前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
に対して前記複数の監視光を順番に透過させる制御を行
う。また、前記波長監視手段は前記光信号の波長ずれに
応じて前記光信号の波長を一定に制御する。この手段に
より、複数の監視光の波長を順番に探索することが可能
になる。
【0008】この手段により、複数の異なる波長の各監
視光に対して波長を順番に監視でき、波長の多重数の増
加に対しても同様に高精度に監視が可能であり光波長監
視制御装置の規模の増大を抑制できる。このため波長の
多重数の増加に対して光信号の波長を一定に制御するこ
とが有利となる。
視光に対して波長を順番に監視でき、波長の多重数の増
加に対しても同様に高精度に監視が可能であり光波長監
視制御装置の規模の増大を抑制できる。このため波長の
多重数の増加に対して光信号の波長を一定に制御するこ
とが有利となる。
【0009】前記光フィルタ手段には前記複数の透過波
長を有するアレー導波路回折格子、ファブリーペロ干渉
計、又はマッハーツエンダ干渉計のいずれか1つが設け
られる。これらの回折格子、干渉計は複数の透過波長を
有し、透過波長を掃引したり、波長に対する透過率の変
化から監視光の波長を探索することが可能である。
長を有するアレー導波路回折格子、ファブリーペロ干渉
計、又はマッハーツエンダ干渉計のいずれか1つが設け
られる。これらの回折格子、干渉計は複数の透過波長を
有し、透過波長を掃引したり、波長に対する透過率の変
化から監視光の波長を探索することが可能である。
【0010】波長の異なる複数の光信号の波長を監視す
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチ手段と、前記光スイッチ手段の出力に
接続され、複数の透過波長を有し、温度変化により前記
複数の透過波長が掃引されるアレー導波路回折格子手段
と、前記アレー導波路回折格子を透過した透過監視光の
波長と前記透過波長とが一致するときのアレー導波路回
折格子手段の温度について温度変化を監視して前記光信
号の波長ずれを求める波長監視手段とを備えることを特
徴とする光波長監視制御装置を提供する。
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチ手段と、前記光スイッチ手段の出力に
接続され、複数の透過波長を有し、温度変化により前記
複数の透過波長が掃引されるアレー導波路回折格子手段
と、前記アレー導波路回折格子を透過した透過監視光の
波長と前記透過波長とが一致するときのアレー導波路回
折格子手段の温度について温度変化を監視して前記光信
号の波長ずれを求める波長監視手段とを備えることを特
徴とする光波長監視制御装置を提供する。
【0011】より詳細には、波長の異なる複数の光信号
の波長を監視する光波長監視制御装置において、前記複
数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し順番に
透過させ又は遮断する光スイッチと、前記光スイッチの
出力に接続され、複数の透過波長を有するアレー導波路
回折格子と、前記アレー導波路回折格子の温度を変化さ
せて前記複数の透過波長を掃引させるアレー導波路回折
格子温度調整回路と、前記アレー導波路回折格子を透過
した透過監視光を入力して前記透過波長と前記監視光の
波長とが一致するときに最大の光電流を出力するフォト
ダイオードと、前記光スイッチを制御し、前記アレー導
波路回折格子温度調整回路を制御し、前記フォトダイオ
ードの出力が最大になる時の前記アレー導波路回折格子
の温度について温度変化を監視して前記光信号の波長ず
れを求める波長監視部とを備えることを特徴とする光波
長監視制御装置を提供する。
の波長を監視する光波長監視制御装置において、前記複
数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し順番に
透過させ又は遮断する光スイッチと、前記光スイッチの
出力に接続され、複数の透過波長を有するアレー導波路
回折格子と、前記アレー導波路回折格子の温度を変化さ
せて前記複数の透過波長を掃引させるアレー導波路回折
格子温度調整回路と、前記アレー導波路回折格子を透過
した透過監視光を入力して前記透過波長と前記監視光の
波長とが一致するときに最大の光電流を出力するフォト
ダイオードと、前記光スイッチを制御し、前記アレー導
波路回折格子温度調整回路を制御し、前記フォトダイオ
ードの出力が最大になる時の前記アレー導波路回折格子
の温度について温度変化を監視して前記光信号の波長ず
れを求める波長監視部とを備えることを特徴とする光波
長監視制御装置を提供する。
【0012】この手段により、前記光スイッチと前記ア
レー導波路回折格子を用いることにより、複数の光信号
の波長ずれを順番に透過でき、前記アレー導波路回折格
子の透過波長を掃引でき、前記アレー導波路回折格子の
出力光を電気信号に変換するのに一つのフォトダイオー
ドだけで実現できるので、波長の多重数の増加に対して
監視系の規模の増大を抑制することができる。
レー導波路回折格子を用いることにより、複数の光信号
の波長ずれを順番に透過でき、前記アレー導波路回折格
子の透過波長を掃引でき、前記アレー導波路回折格子の
出力光を電気信号に変換するのに一つのフォトダイオー
ドだけで実現できるので、波長の多重数の増加に対して
監視系の規模の増大を抑制することができる。
【0013】前記アレー導波路回折格子にはその素子の
近傍に加熱、冷却を行うペルチェ素子が設けられ、前記
ペルチェ素子は前記アレー導波路回路格子の温度を変化
させる。なお、前記アレー導波路回折格子温度調整回路
から前記ペルチェ素子に流すペルチェ駆動電流を制御す
ることにより加熱、冷却の制御が可能になる。
近傍に加熱、冷却を行うペルチェ素子が設けられ、前記
ペルチェ素子は前記アレー導波路回路格子の温度を変化
させる。なお、前記アレー導波路回折格子温度調整回路
から前記ペルチェ素子に流すペルチェ駆動電流を制御す
ることにより加熱、冷却の制御が可能になる。
【0014】前記アレー導波路回折格子にはその素子の
近傍に温度検出素子が設けられ、前記温度検出素子は前
記アレー導波路回路格子の温度変化を求め前記波長監視
部に出力する。この手段により、前記波長監視部では前
記フォトダイオードの出力最大時に前記アレー導波路回
路格子の温度を監視することが可能になる。
近傍に温度検出素子が設けられ、前記温度検出素子は前
記アレー導波路回路格子の温度変化を求め前記波長監視
部に出力する。この手段により、前記波長監視部では前
記フォトダイオードの出力最大時に前記アレー導波路回
路格子の温度を監視することが可能になる。
【0015】前記波長監視部は前記フォトダイオードの
出力が最大になる時に前記アレー導波路回折格子の温度
と、前記温度について前記波長ずれが無い場合の初期温
度との差に前記アレー導波路回折格子の透過波長の温度
係数を乗算して前記光信号の波長のずれを求める。ま
た、前記波長監視部は前記アレー導波路回折格子の温度
と前記透過波長との関係を記憶し、前記フォトダイオー
ドの出力が最大になる時の前記アレー導波路回折格子の
温度に対して上記関係から求めた透過波長と、前記波長
ずれが無い場合の初期透過波長との差を前記監視光の波
長のずれとして求める。したがって、従来のように複数
の光信号の波長のずれを同時に並列に求めず、順番に一
つずつ求めるので、波長ずれを求める処理が簡単にな
る。特に、波長の多重数の増加に対して有利となる。
出力が最大になる時に前記アレー導波路回折格子の温度
と、前記温度について前記波長ずれが無い場合の初期温
度との差に前記アレー導波路回折格子の透過波長の温度
係数を乗算して前記光信号の波長のずれを求める。ま
た、前記波長監視部は前記アレー導波路回折格子の温度
と前記透過波長との関係を記憶し、前記フォトダイオー
ドの出力が最大になる時の前記アレー導波路回折格子の
温度に対して上記関係から求めた透過波長と、前記波長
ずれが無い場合の初期透過波長との差を前記監視光の波
長のずれとして求める。したがって、従来のように複数
の光信号の波長のずれを同時に並列に求めず、順番に一
つずつ求めるので、波長ずれを求める処理が簡単にな
る。特に、波長の多重数の増加に対して有利となる。
【0016】波長の異なる複数の光信号の波長を監視す
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチ手段と、前記光スイッチ手段の出力に
接続され、複数の透過波長を有するアレー導波路回折格
子手段と、前記アレー導波路回折格子を透過した透過監
視光について前記アレー導波路回折格子の波長に対する
透過率の変化に起因する強度変化を監視して前記光信号
の波長ずれを求める波長監視手段とを備えることを特徴
とする光波長監視制御装置を提供する。
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチ手段と、前記光スイッチ手段の出力に
接続され、複数の透過波長を有するアレー導波路回折格
子手段と、前記アレー導波路回折格子を透過した透過監
視光について前記アレー導波路回折格子の波長に対する
透過率の変化に起因する強度変化を監視して前記光信号
の波長ずれを求める波長監視手段とを備えることを特徴
とする光波長監視制御装置を提供する。
【0017】より詳細には、波長の異なる複数の光信号
の波長を監視する光波長監視制御装置において、前記複
数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し順番に
透過させ又は遮断する光スイッチと、前記光スイッチの
出力に接続され、複数の透過波長を有するアレー導波路
回折格子と、前記アレー導波路回折格子を透過した透過
監視光の強度を光電流として出力するフォトダイオード
と、前記光スイッチを制御し、前記アレー導波路回折格
子の波長に対する透過率の変化に起因する前記フォトダ
イオードの出力変化を監視して前記光信号の波長ずれを
求める波長監視部とを備えることを特徴とする光波長監
視制御装置を提供する。したがって、従来のように複数
の光信号の波長のずれを同時に並列に求めず、順番に一
つずつ求めるので、波長ずれを求める処理が簡単にな
る。特に、波長の多重数の増加に対して有利となる。さ
らに、何らかの理由でアレー導波路回折格子の温度を変
化させることが好ましくない場合に有利である。
の波長を監視する光波長監視制御装置において、前記複
数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し順番に
透過させ又は遮断する光スイッチと、前記光スイッチの
出力に接続され、複数の透過波長を有するアレー導波路
回折格子と、前記アレー導波路回折格子を透過した透過
監視光の強度を光電流として出力するフォトダイオード
と、前記光スイッチを制御し、前記アレー導波路回折格
子の波長に対する透過率の変化に起因する前記フォトダ
イオードの出力変化を監視して前記光信号の波長ずれを
求める波長監視部とを備えることを特徴とする光波長監
視制御装置を提供する。したがって、従来のように複数
の光信号の波長のずれを同時に並列に求めず、順番に一
つずつ求めるので、波長ずれを求める処理が簡単にな
る。特に、波長の多重数の増加に対して有利となる。さ
らに、何らかの理由でアレー導波路回折格子の温度を変
化させることが好ましくない場合に有利である。
【0018】波長の異なる複数の光信号の波長を監視す
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続さ
れ、複数の透過波長を有するファブリーペロ干渉計と、
前記ファブリーペロ干渉計の状態を変化させて前記複数
の透過波長を掃引させるファブリーペロ干渉計調整回路
と、前記ファブリーペロ干渉計を透過した透過監視光を
入力し前記透過波長と前記透過監視光の波長とが一致す
るときに最大の光電流を出力するフォトダイオードと、
前記光スイッチを制御し、前記ファブリーペロ干渉計調
整回路を制御し、前記フォトダイオードの出力が最大に
なる時における前記ファブリーペロ干渉計の状態変化監
視して前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを備
えることを特徴とする光波長監視制御装置を提供する。
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続さ
れ、複数の透過波長を有するファブリーペロ干渉計と、
前記ファブリーペロ干渉計の状態を変化させて前記複数
の透過波長を掃引させるファブリーペロ干渉計調整回路
と、前記ファブリーペロ干渉計を透過した透過監視光を
入力し前記透過波長と前記透過監視光の波長とが一致す
るときに最大の光電流を出力するフォトダイオードと、
前記光スイッチを制御し、前記ファブリーペロ干渉計調
整回路を制御し、前記フォトダイオードの出力が最大に
なる時における前記ファブリーペロ干渉計の状態変化監
視して前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを備
えることを特徴とする光波長監視制御装置を提供する。
【0019】具体的には、前記ファブリーペロ干渉計調
整回路は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミ
ラー間のキャビティのギャップを変えるために、前記対
向ミラーの温度を変化させたり、前記ファブリーペロ干
渉計調整回路は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する
対向ミラー間のキャビティのギャップを変えるために、
前記キャビティのギャップに充填されるピエゾ素子を機
械的に変えさせ、前記ファブリーペロ干渉計調整回路
は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミラー間
のキャビティの屈折率を変えるために、前記キャビティ
のギャップに充填される液晶の印加電圧を変化させるよ
うにしてもよい。
整回路は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミ
ラー間のキャビティのギャップを変えるために、前記対
向ミラーの温度を変化させたり、前記ファブリーペロ干
渉計調整回路は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する
対向ミラー間のキャビティのギャップを変えるために、
前記キャビティのギャップに充填されるピエゾ素子を機
械的に変えさせ、前記ファブリーペロ干渉計調整回路
は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミラー間
のキャビティの屈折率を変えるために、前記キャビティ
のギャップに充填される液晶の印加電圧を変化させるよ
うにしてもよい。
【0020】この手段により、前述のアレー導波路回路
格子だけでなく、ファブリーペロ干渉計でも本願の目的
が実現可能になる。
格子だけでなく、ファブリーペロ干渉計でも本願の目的
が実現可能になる。
【0021】波長の異なる複数の光信号の波長を監視す
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続さ
れ、複数の透過波長を有するファブリーペロ干渉計と、
前記ファブリーペロ干渉計を透過した透過監視光を光電
流として出力するフォトダイオードと、前記光スイッチ
を制御し、前記ファブリーペロ干渉計の波長に対する透
過率の変化に起因する前記フォトダイオードの出力変化
を監視し前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを
備えることを特徴とする光波長監視制御装置を提供す
る。
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続さ
れ、複数の透過波長を有するファブリーペロ干渉計と、
前記ファブリーペロ干渉計を透過した透過監視光を光電
流として出力するフォトダイオードと、前記光スイッチ
を制御し、前記ファブリーペロ干渉計の波長に対する透
過率の変化に起因する前記フォトダイオードの出力変化
を監視し前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを
備えることを特徴とする光波長監視制御装置を提供す
る。
【0022】この手段により何らかの理由でファブリー
ペロ干渉計の温度等を変化させることが好ましくない場
合に有利である。波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、前記複数の光信号
から分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又
は遮断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続
され、複数の透過波長を有するマッハーツエンダ干渉計
と、前記マッハーツエンダ干渉計の温度を変化させ前記
複数の透過波長を掃引させるマッハーツエンダ干渉計温
度調整回路と、前記マッハーツエンダ干渉計を透過した
透過監視光を入力し前記透過波長と前記監視光の波長が
一致するときに最大の光電流を出力するフォトダイオー
ドと、前記光スイッチを制御し、前記マッハーツエンダ
干渉計温度調整回路を制御し、前記フォトダイオードの
出力が最大になる時の前記マッハーツエンダ干渉計の温
度変化を監視して前記光信号の波長ずれを求める波長監
視部とを備えることを特徴とする光波長監視制御装置を
提供する。
ペロ干渉計の温度等を変化させることが好ましくない場
合に有利である。波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、前記複数の光信号
から分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又
は遮断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続
され、複数の透過波長を有するマッハーツエンダ干渉計
と、前記マッハーツエンダ干渉計の温度を変化させ前記
複数の透過波長を掃引させるマッハーツエンダ干渉計温
度調整回路と、前記マッハーツエンダ干渉計を透過した
透過監視光を入力し前記透過波長と前記監視光の波長が
一致するときに最大の光電流を出力するフォトダイオー
ドと、前記光スイッチを制御し、前記マッハーツエンダ
干渉計温度調整回路を制御し、前記フォトダイオードの
出力が最大になる時の前記マッハーツエンダ干渉計の温
度変化を監視して前記光信号の波長ずれを求める波長監
視部とを備えることを特徴とする光波長監視制御装置を
提供する。
【0023】この手段により、前述のアレー導波路回路
格子、ファブリーペロ干渉計だけでなく、マッハーツエ
ンダ干渉計でも本願の目的が実現可能になる。
格子、ファブリーペロ干渉計だけでなく、マッハーツエ
ンダ干渉計でも本願の目的が実現可能になる。
【0024】波長の異なる複数の光信号の波長を監視す
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続さ
れ、複数の透過波長を有するマッハーツエンダ干渉計
と、前記マッハーツエンダ干渉計の出力光を光電流とし
て出力するフォトダイオードと、前記光スイッチを制御
し、前記マッハーツエンダ干渉計の波長に対する透過率
の変化に起因する前記フォトダイオードの出力変化を監
視して前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを備
えることを特徴とする光波長監視制御装置を提供する。
る光波長監視制御装置において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を入力し順番に透過させ又は遮
断する光スイッチと、前記光スイッチの出力に接続さ
れ、複数の透過波長を有するマッハーツエンダ干渉計
と、前記マッハーツエンダ干渉計の出力光を光電流とし
て出力するフォトダイオードと、前記光スイッチを制御
し、前記マッハーツエンダ干渉計の波長に対する透過率
の変化に起因する前記フォトダイオードの出力変化を監
視して前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを備
えることを特徴とする光波長監視制御装置を提供する。
【0025】この手段により何らかの理由でマッハーツ
エンダ干渉計の温度を変化させることが好ましくない場
合に有利である。
エンダ干渉計の温度を変化させることが好ましくない場
合に有利である。
【0026】波長の異なる複数の光信号の波長を監視し
て波長を一定に制御する光波長多重光送信装置におい
て、前記複数の光信号を生成する複数の光送信手段と、
前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を順番に
透過させ、複数の透過波長を有する光フィルタ手段と、
前記光フィルタ手段を透過する毎に前記光フィルタ手段
を透過した前記透過監視光の強度変化を監視して前記光
信号の波長ずれを求め前記光信号の波長ずれに応じて前
記複数の光送信手段の各光出力について波長を一定に制
御する波長監視手段とを備えることを特徴とする光波長
多重光送信装置を提供する。具体的には、前記複数の光
送信手段の各々には光信号を生成するレーザーダイオー
ドが設けられ、前記波長ずれに応じて前記レーザーダイ
オードの温度を制御して前記複数の光信号の波長を一定
に制御したり、前記複数の光送信手段の各々には光信号
を生成するレーザーダイオードが設けられ、前記波長ず
れに応じて前記レーザーダイオードの注入電流を制御し
て前記複数の光信号の波長を一定に制御したり、前記複
数の光送信手段の各々には光変調信号を生成する半導体
型光変調器集積光源が設けられ、前記波長ずれに応じて
前記半導体型光変調器集積光源の温度を制御して前記複
数の光変調信号の波長を一定に制御したりしてもよい。
て波長を一定に制御する光波長多重光送信装置におい
て、前記複数の光信号を生成する複数の光送信手段と、
前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を順番に
透過させ、複数の透過波長を有する光フィルタ手段と、
前記光フィルタ手段を透過する毎に前記光フィルタ手段
を透過した前記透過監視光の強度変化を監視して前記光
信号の波長ずれを求め前記光信号の波長ずれに応じて前
記複数の光送信手段の各光出力について波長を一定に制
御する波長監視手段とを備えることを特徴とする光波長
多重光送信装置を提供する。具体的には、前記複数の光
送信手段の各々には光信号を生成するレーザーダイオー
ドが設けられ、前記波長ずれに応じて前記レーザーダイ
オードの温度を制御して前記複数の光信号の波長を一定
に制御したり、前記複数の光送信手段の各々には光信号
を生成するレーザーダイオードが設けられ、前記波長ず
れに応じて前記レーザーダイオードの注入電流を制御し
て前記複数の光信号の波長を一定に制御したり、前記複
数の光送信手段の各々には光変調信号を生成する半導体
型光変調器集積光源が設けられ、前記波長ずれに応じて
前記半導体型光変調器集積光源の温度を制御して前記複
数の光変調信号の波長を一定に制御したりしてもよい。
【0027】この手段により、波長の多重数の増加に対
して、高精度の波長制御を行える波長多重光送信装置を
低コストで提供することが可能になる。
して、高精度の波長制御を行える波長多重光送信装置を
低コストで提供することが可能になる。
【0028】波長の異なる複数の光信号の波長を監視す
る光波長監視制御方法において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を順番に透過させる透過工程
と、前記透過工程で透過した前記監視光の波長を探索す
る探索工程と、前記探索工程で探索した前記監視光の波
長の変化を監視して前記光信号の波長ずれを求める監視
工程とを含むことを特徴とする光波長監視制御方法を提
供する。さらに、前記光信号の波長ずれに応じて前記複
数の光信号の波長を一定に制御する制御工程を含むよう
にしてもよい。
る光波長監視制御方法において、前記複数の光信号から
分岐される複数の監視光を順番に透過させる透過工程
と、前記透過工程で透過した前記監視光の波長を探索す
る探索工程と、前記探索工程で探索した前記監視光の波
長の変化を監視して前記光信号の波長ずれを求める監視
工程とを含むことを特徴とする光波長監視制御方法を提
供する。さらに、前記光信号の波長ずれに応じて前記複
数の光信号の波長を一定に制御する制御工程を含むよう
にしてもよい。
【0029】この手段により、複数の異なる波長の光出
力の波長監視を順番にでき、波長の多重数の増加に対し
ても波長の監視の方法が簡単になる。このため波長の多
重数の増加に対して光信号の波長を一定に制御すること
が有利となる。
力の波長監視を順番にでき、波長の多重数の増加に対し
ても波長の監視の方法が簡単になる。このため波長の多
重数の増加に対して光信号の波長を一定に制御すること
が有利となる。
【0030】波長の異なる複数の光信号の波長を監視し
て波長を一定に制御する光波長多重送信方法において、
前記複数の光信号を送信する送信工程と、前記複数の光
信号から分岐される複数の監視光を順番に透過させる透
過工程と、前記透過工程で透過した前記透過監視光の波
長を探索する探索工程と、前記探索工程で探索した前記
透過監視光の波長の変化を監視して前記光信号の波長ず
れを求め前記光信号の波長ずれに応じて前記複数の光信
号について波長を一定に制御する監視制御工程とを含む
ことを特徴とする光波長多重光送信方法を提供する。
て波長を一定に制御する光波長多重送信方法において、
前記複数の光信号を送信する送信工程と、前記複数の光
信号から分岐される複数の監視光を順番に透過させる透
過工程と、前記透過工程で透過した前記透過監視光の波
長を探索する探索工程と、前記探索工程で探索した前記
透過監視光の波長の変化を監視して前記光信号の波長ず
れを求め前記光信号の波長ずれに応じて前記複数の光信
号について波長を一定に制御する監視制御工程とを含む
ことを特徴とする光波長多重光送信方法を提供する。
【0031】この手段により、波長の多重数の増加に対
して、高精度の波長制御を行える波長多重光送信方法を
低コストで提供することが可能になる。
して、高精度の波長制御を行える波長多重光送信方法を
低コストで提供することが可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0033】図1は本発明に係る狭帯域型の波長多重光
送信装置の概略ブロックを示す図である。本図に示すよ
うに、狭帯域型の波長多重(NB−WDM)光送信装置
には、複数の異なる波長で波長間隔を狭くした光信号を
出力する多数の光送信器の一例として、光送信器1、
2、3、4が設けられる。光送信器1〜4の各々には、
後述するように、設定された波長の光信号を生成するレ
ーザーダイオード(LD)が設けられている。
送信装置の概略ブロックを示す図である。本図に示すよ
うに、狭帯域型の波長多重(NB−WDM)光送信装置
には、複数の異なる波長で波長間隔を狭くした光信号を
出力する多数の光送信器の一例として、光送信器1、
2、3、4が設けられる。光送信器1〜4の各々には、
後述するように、設定された波長の光信号を生成するレ
ーザーダイオード(LD)が設けられている。
【0034】さらに、狭帯域型の波長多重光送信装置に
は、光送信器1〜4の各々の光出力1A、2A、3A、
4Aについて、波長の監視、制御を行う光波長監視制御
装置が設けられる。ここに、光出力1A〜4Aの波長
を、それぞれ、λ1、λ2、λ3、λ4(λ1>λ2>
λ3>λ4)とする。
は、光送信器1〜4の各々の光出力1A、2A、3A、
4Aについて、波長の監視、制御を行う光波長監視制御
装置が設けられる。ここに、光出力1A〜4Aの波長
を、それぞれ、λ1、λ2、λ3、λ4(λ1>λ2>
λ3>λ4)とする。
【0035】光波長監視制御装置には、光送信器1〜4
の光出力1A〜4Aの各々から監視光1B、2B、3
B、4Bを分岐する光分岐器5、6、7、8が設けられ
る。ここに、監視光1B〜4Bの波長は光出力1A〜4
Aの波長と同一であり、それぞれ、λ1〜λ4である。
の光出力1A〜4Aの各々から監視光1B、2B、3
B、4Bを分岐する光分岐器5、6、7、8が設けられ
る。ここに、監視光1B〜4Bの波長は光出力1A〜4
Aの波長と同一であり、それぞれ、λ1〜λ4である。
【0036】光分岐器5〜8の分岐出力の各々には複数
の光スイッチ9、10、11、12が設けられる。複数
の光スイッチ9〜12は監視光1B〜4Bを順番に透過
させたり又は遮断したりする。なお、複数の光スイッチ
9、10、11、12はマトリックス形のスイッチであ
ってもよい。
の光スイッチ9、10、11、12が設けられる。複数
の光スイッチ9〜12は監視光1B〜4Bを順番に透過
させたり又は遮断したりする。なお、複数の光スイッチ
9、10、11、12はマトリックス形のスイッチであ
ってもよい。
【0037】複数の光スイッチ9〜12の出力にはアレ
ー導波路回折格子(AWG)13が設けられる。アレー
導波路回折格子13では複数の光スイッチ9〜12から
の監視光1B〜4Bが透過する光信号の透過波長λAWG
1、λAWG2、λAWG3、AWG4(λAWG1>λAWG2>λAWG3>A
WG4)が決められている。アレー導波路回折格子13の
内部の導波路温度を変えることにより透過波長λAWG1〜
AWG4は変化する。
ー導波路回折格子(AWG)13が設けられる。アレー
導波路回折格子13では複数の光スイッチ9〜12から
の監視光1B〜4Bが透過する光信号の透過波長λAWG
1、λAWG2、λAWG3、AWG4(λAWG1>λAWG2>λAWG3>A
WG4)が決められている。アレー導波路回折格子13の
内部の導波路温度を変えることにより透過波長λAWG1〜
AWG4は変化する。
【0038】アレー導波路回折格子温度調整回路14は
アレー導波路回折格子13の透過波長λAWG1〜AWG4を変
化させるためアレー導波路回折格子13温度変化を制御
する。
アレー導波路回折格子13の透過波長λAWG1〜AWG4を変
化させるためアレー導波路回折格子13温度変化を制御
する。
【0039】アレー導波路回折格子13の出力にはフォ
トダイオード15が一つ設けられ、フォトダイオード1
5はアレー導波路回折格子13の出力光を受光し、受光
した光強度に比例した大きさの電流を出力する。
トダイオード15が一つ設けられ、フォトダイオード1
5はアレー導波路回折格子13の出力光を受光し、受光
した光強度に比例した大きさの電流を出力する。
【0040】レーザーダイオード温度制御回路16は光
送信器1〜4の各々にLD温度制御信号を出力して光送
信器1〜4のレーザーダイオードの温度を変化させる。
なお、レーザーダイオードの温度制御を介してレーザー
ダイオードの光出力1A〜4Aの波長λ1〜λ4が制御
される。このため、レーザーダイオード温度制御回路1
6は光送信器1〜4の各レーザーダイオードの温度変化
に対する光出力1A〜4Aの波長変化の関係データを格
納している。なお、上記のレーザーダイオードの温度に
より波長を制御する代わり、レーザーダイオードへの注
入電流により波長を制御するようにしてもよい。
送信器1〜4の各々にLD温度制御信号を出力して光送
信器1〜4のレーザーダイオードの温度を変化させる。
なお、レーザーダイオードの温度制御を介してレーザー
ダイオードの光出力1A〜4Aの波長λ1〜λ4が制御
される。このため、レーザーダイオード温度制御回路1
6は光送信器1〜4の各レーザーダイオードの温度変化
に対する光出力1A〜4Aの波長変化の関係データを格
納している。なお、上記のレーザーダイオードの温度に
より波長を制御する代わり、レーザーダイオードへの注
入電流により波長を制御するようにしてもよい。
【0041】波長監視部17は複数の光スイッチ9〜1
2にぞれぞれ複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cを出
力し、アレー導波路回折格子温度調整回路14にAWG
温度制御信号を出力し、レーザーダイオード温度制御回
路16に波長誤差信号を出力する。さらに、波長監視部
17はアレー導波路回折格子温度調整回路14からAW
G温度情報を入力し、フォトダイオード15から光強度
監視情報を入力する。波長監視部17は、後述するよう
に、光強度監視情報に基づいて波長誤差を計算して波長
誤差信号をレーザーダイオード温度制御回路16に出力
する。
2にぞれぞれ複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cを出
力し、アレー導波路回折格子温度調整回路14にAWG
温度制御信号を出力し、レーザーダイオード温度制御回
路16に波長誤差信号を出力する。さらに、波長監視部
17はアレー導波路回折格子温度調整回路14からAW
G温度情報を入力し、フォトダイオード15から光強度
監視情報を入力する。波長監視部17は、後述するよう
に、光強度監視情報に基づいて波長誤差を計算して波長
誤差信号をレーザーダイオード温度制御回路16に出力
する。
【0042】図2は図1の光送信器1〜4の各々につい
て構成例を示す図である。本図に示すように、光送信器
1〜4の各々には、光出力1A〜4Aを形成するレーザ
ーダイオード20と、これを駆動するレーザーダイオー
ド駆動部30と、光出力1A〜4Aの強度を一定に保持
する出力電力一定回路40と、光出力1A〜4Aの波長
を調整するレーザーダイオード温度調整部50とが設け
られている。
て構成例を示す図である。本図に示すように、光送信器
1〜4の各々には、光出力1A〜4Aを形成するレーザ
ーダイオード20と、これを駆動するレーザーダイオー
ド駆動部30と、光出力1A〜4Aの強度を一定に保持
する出力電力一定回路40と、光出力1A〜4Aの波長
を調整するレーザーダイオード温度調整部50とが設け
られている。
【0043】さらに詳細には、レーザーダイオード20
には光出力1A〜4Aを形成するレーザーダイオード素
子200と、光出力1A〜4Aの強度を監視する光出力
強度監視部201と、レーザーダイオード素子200の
近傍にペルチェ素子202と、温度検出素子203とが
設けられている。
には光出力1A〜4Aを形成するレーザーダイオード素
子200と、光出力1A〜4Aの強度を監視する光出力
強度監視部201と、レーザーダイオード素子200の
近傍にペルチェ素子202と、温度検出素子203とが
設けられている。
【0044】レーザーダイオード素子200は、電気信
号を光信号に変換する素子であり、レーザーダイオード
駆動回路30からデータ駆動波形信号を入力すると、電
流がPN接合に注入されて発光する。発光の大部分は光
出力1A〜4Aとして出力され、発光の一部は強度監視
光として光出力監視部201に出力される。
号を光信号に変換する素子であり、レーザーダイオード
駆動回路30からデータ駆動波形信号を入力すると、電
流がPN接合に注入されて発光する。発光の大部分は光
出力1A〜4Aとして出力され、発光の一部は強度監視
光として光出力監視部201に出力される。
【0045】光出力強度監視部201は強度監視光によ
り光出力1A〜4Aの強度を監視する。すなわち、強度
監視光が光出力1A〜4Aの強度と比例関係にあるため
監視光の強度を監視することと光出力1A〜4Aの強度
を監視することとが等価になる。
り光出力1A〜4Aの強度を監視する。すなわち、強度
監視光が光出力1A〜4Aの強度と比例関係にあるため
監視光の強度を監視することと光出力1A〜4Aの強度
を監視することとが等価になる。
【0046】ペルチェ素子202は電流を流すと発熱・
吸熱を行い、電流の向きを逆にすることにより発熱・吸
熱が逆になる素子である。ペルチェ素子202はレーザ
ーダイオード温度調整部50からペルチェ駆動電流を入
力してレーザーダイオード素子200を加熱、冷却し温
度を変化させ発光の中心波長を変化させる。
吸熱を行い、電流の向きを逆にすることにより発熱・吸
熱が逆になる素子である。ペルチェ素子202はレーザ
ーダイオード温度調整部50からペルチェ駆動電流を入
力してレーザーダイオード素子200を加熱、冷却し温
度を変化させ発光の中心波長を変化させる。
【0047】温度検出素子203はレーザーダイオード
素子200の周辺の温度を検出し、レーザーダイオード
温度調整部50にLD温度情報を出力する。
素子200の周辺の温度を検出し、レーザーダイオード
温度調整部50にLD温度情報を出力する。
【0048】次に、レーザーダイオード駆動部30は送
信すべきデータ信号を入力し、レーザーダイオード素子
200が発光できるようにデータ信号をデータ駆動波形
信号に変換する。
信すべきデータ信号を入力し、レーザーダイオード素子
200が発光できるようにデータ信号をデータ駆動波形
信号に変換する。
【0049】出力電力一定回路40は光出力強度監視部
201からの出力電力監視信号を監視し、光出力の強度
が一定値になるようにレーザーダイオード駆動部30の
出力であるデータ駆動波形信号を変化させる。この出力
電力一定信号により、例えば、レーザーダイオード駆動
部30では、レーザーダイオード素子200を駆動する
電流量として、データ駆動波形信号の波形振幅が変化す
る。
201からの出力電力監視信号を監視し、光出力の強度
が一定値になるようにレーザーダイオード駆動部30の
出力であるデータ駆動波形信号を変化させる。この出力
電力一定信号により、例えば、レーザーダイオード駆動
部30では、レーザーダイオード素子200を駆動する
電流量として、データ駆動波形信号の波形振幅が変化す
る。
【0050】レーザーダイオード温度調整部50は温度
検出素子203からのLD温度情報を監視して温度が一
定になるようにペルチェ素子202にLDペルチェ駆動
電流を出力する。なお、レーザーダイオード温度調整部
50は、レーザーダイオード温度制御回路16から新た
なLD温度制御信号を入力すると、新たな温度になるよ
うに温度検出素子203からのLD温度情報を監視して
ペルチェ素子202にLDペルチェ駆動電流を出力す
る。また、レーザーダイオード温度制御回路16は、後
述するように、複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cの
各々の周期毎にLD温度制御信号を更新してレーザーダ
イオード温度調整部50に出力する。
検出素子203からのLD温度情報を監視して温度が一
定になるようにペルチェ素子202にLDペルチェ駆動
電流を出力する。なお、レーザーダイオード温度調整部
50は、レーザーダイオード温度制御回路16から新た
なLD温度制御信号を入力すると、新たな温度になるよ
うに温度検出素子203からのLD温度情報を監視して
ペルチェ素子202にLDペルチェ駆動電流を出力す
る。また、レーザーダイオード温度制御回路16は、後
述するように、複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cの
各々の周期毎にLD温度制御信号を更新してレーザーダ
イオード温度調整部50に出力する。
【0051】なお、上記レーザーダイオード20に代わ
って、これを半導体型光変調器集積光源に置き換えても
よい。半導体型光変調器集積光源の温度を変えることに
より波長が変化するので、本発明の適用が可能なためで
ある。
って、これを半導体型光変調器集積光源に置き換えても
よい。半導体型光変調器集積光源の温度を変えることに
より波長が変化するので、本発明の適用が可能なためで
ある。
【0052】図3は図1のアレー導波路回折格子13の
構成例を示す図である。本図に示すように、アレー導波
路回折格子13にはアレー導波路回折格子素子130
と、この近傍にペルチェ素子131と、温度検出素子1
32とが設けられている。アレー導波路回折格子素子1
30は、長さが異なる多数の導波路、回折格子、スラブ
導波路等からなり、一般的には、N波多重した光信号が
入力されるとNポートに分波して出力される。また反対
にN波の光信号がNポートから入力されると1ポートに
合波して出力される。アレー導波路回折格子素子130
は石英でできており、屈折率に温度特性を持っているた
め、導波路を透過する透過波長も温度によって変化する
特性を有する。
構成例を示す図である。本図に示すように、アレー導波
路回折格子13にはアレー導波路回折格子素子130
と、この近傍にペルチェ素子131と、温度検出素子1
32とが設けられている。アレー導波路回折格子素子1
30は、長さが異なる多数の導波路、回折格子、スラブ
導波路等からなり、一般的には、N波多重した光信号が
入力されるとNポートに分波して出力される。また反対
にN波の光信号がNポートから入力されると1ポートに
合波して出力される。アレー導波路回折格子素子130
は石英でできており、屈折率に温度特性を持っているた
め、導波路を透過する透過波長も温度によって変化する
特性を有する。
【0053】アレー導波路回折格子素子130と複数の
光スイッチ9〜12とを組み合わせることにより可変波
長フィルタの機能が実現される。この機能は多数の入力
光から任意の一つの入力光を選択することを容易にする
ので、波長の多重数の増加に対して有利にはたらく。
光スイッチ9〜12とを組み合わせることにより可変波
長フィルタの機能が実現される。この機能は多数の入力
光から任意の一つの入力光を選択することを容易にする
ので、波長の多重数の増加に対して有利にはたらく。
【0054】ペルチェ素子131はアレー導波路回折格
子温度調整回路14からペルチェ駆動電流を入力してア
レー導波路回折格子素子130を加熱、冷却し、アレー
導波路回折格子素子130の温度を変化させ屈折率を変
化させる。これにより、アレー導波路回折格子素子13
0では透過する光信号の透過波長λAWG1〜AWG4を一括し
て変化させることが可能になる。
子温度調整回路14からペルチェ駆動電流を入力してア
レー導波路回折格子素子130を加熱、冷却し、アレー
導波路回折格子素子130の温度を変化させ屈折率を変
化させる。これにより、アレー導波路回折格子素子13
0では透過する光信号の透過波長λAWG1〜AWG4を一括し
て変化させることが可能になる。
【0055】温度検出素子132はアレー導波路回折格
子素子130の周辺の温度を検出し、これをAWG温度
情報として波長監視部17に出力する。
子素子130の周辺の温度を検出し、これをAWG温度
情報として波長監視部17に出力する。
【0056】図4は波長監視部17の動作例を説明する
タイムチャートである。本図に示すように、波長監視部
17が複数の光スイッチ9〜12に出力する複数の光ス
イッチ制御信号1C〜4Cの各々は一定周期の持続時間
(Δt)の矩形波であり、これらの矩形波は互いに重な
らないように矩形波の部分が時間的にずれて形成され
る。なお、この周期はアレー導波路回折格子13の温度
変化の時間遅れが無視できる程度に設定される。
タイムチャートである。本図に示すように、波長監視部
17が複数の光スイッチ9〜12に出力する複数の光ス
イッチ制御信号1C〜4Cの各々は一定周期の持続時間
(Δt)の矩形波であり、これらの矩形波は互いに重な
らないように矩形波の部分が時間的にずれて形成され
る。なお、この周期はアレー導波路回折格子13の温度
変化の時間遅れが無視できる程度に設定される。
【0057】複数の光スイッチ9〜12の各々は、複数
の光スイッチ制御信号1C〜4Cの各々の矩形波につい
て持続時間中に監視光1B〜4Bの各々を透過させ、且
つ複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cの各々の矩形波
について矩形波の持続時間外で監視光1B〜4Bの各々
を遮断する。このため、複数の光スイッチ制御信号1C
〜4Cによりアレー導波路回折格子13には監視光1B
〜4Bが順番に一つずつ入力される。
の光スイッチ制御信号1C〜4Cの各々の矩形波につい
て持続時間中に監視光1B〜4Bの各々を透過させ、且
つ複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cの各々の矩形波
について矩形波の持続時間外で監視光1B〜4Bの各々
を遮断する。このため、複数の光スイッチ制御信号1C
〜4Cによりアレー導波路回折格子13には監視光1B
〜4Bが順番に一つずつ入力される。
【0058】次に、波長監視部17がアレー導波路回折
格子温度調整回路14に出力するAWG温度制御信号は
複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cの各矩形波につい
て持続時間(Δt)中に上昇し持続時間外で下降する鋸
波形の電圧信号である。この電圧信号はV0を中心にし
て振幅ΔVで振動変化させる。
格子温度調整回路14に出力するAWG温度制御信号は
複数の光スイッチ制御信号1C〜4Cの各矩形波につい
て持続時間(Δt)中に上昇し持続時間外で下降する鋸
波形の電圧信号である。この電圧信号はV0を中心にし
て振幅ΔVで振動変化させる。
【0059】さらに、AWG温度制御信号の電圧信号は
AWG温度調整回路14で上記電圧信号と類似波形の鋸
状の電流信号に変換されて、アレー導波路回折格子13
に出力するAWGペルチェ駆動電流に形成される。上記
電圧信号の電圧V0に対応してこの電流信号は電流I0
を中心にして振幅ΔIで振動変化する。複数の光スイッ
チ制御信号の持続時間(Δt)中ではAWGペルチェ駆
動電流によりアレー導波路回折格子素子130を加熱
し、次の複数の光スイッチ制御信号について持続時間
(Δt)開始までに冷却し加熱前の状態に戻る。なお、
この加熱、冷却はこれと逆に冷却、加熱にしてもよい。
AWG温度調整回路14で上記電圧信号と類似波形の鋸
状の電流信号に変換されて、アレー導波路回折格子13
に出力するAWGペルチェ駆動電流に形成される。上記
電圧信号の電圧V0に対応してこの電流信号は電流I0
を中心にして振幅ΔIで振動変化する。複数の光スイッ
チ制御信号の持続時間(Δt)中ではAWGペルチェ駆
動電流によりアレー導波路回折格子素子130を加熱
し、次の複数の光スイッチ制御信号について持続時間
(Δt)開始までに冷却し加熱前の状態に戻る。なお、
この加熱、冷却はこれと逆に冷却、加熱にしてもよい。
【0060】次に、アレー導波路回折格子13から波長
監視部17に出力されるAWG温度情報はアレー導波路
回折格子素子130の温度変化の情報である。この情報
はAWGペルチェ駆動電流に起因してアレー導波路回折
格子素子130の加熱、冷却によって生じる。このAW
G温度情報では、アレー導波路回折格子素子130の温
度はAWG温度制御信号と同様の鋸状の信号波形にな
り、温度T0を中心に振幅ΔTで振動変化する。
監視部17に出力されるAWG温度情報はアレー導波路
回折格子素子130の温度変化の情報である。この情報
はAWGペルチェ駆動電流に起因してアレー導波路回折
格子素子130の加熱、冷却によって生じる。このAW
G温度情報では、アレー導波路回折格子素子130の温
度はAWG温度制御信号と同様の鋸状の信号波形にな
り、温度T0を中心に振幅ΔTで振動変化する。
【0061】図5はアレー導波路回折格子13のAWG
透過波長λAWG1〜AWG4と監視光1B〜4Bの波長λ1〜
λ4との関係例を説明する図である。本図に示すよう
に、一例として、監視光1Bが複数の光スイッチ9で透
過し、監視光2B〜4Bが光スイッチ10〜12で遮断
されている場合に、アレー導波路回折格子素子130の
温度変化により、透過波長λAWG1〜AWG4の各々は波長λ
1〜λ4の各々の短波長側から長波長側に一括して掃引
され、その後折り返される。図中の監視光1Bの波長λ
1’は波長λ1からΔλx1だけずれているとする。
透過波長λAWG1〜AWG4と監視光1B〜4Bの波長λ1〜
λ4との関係例を説明する図である。本図に示すよう
に、一例として、監視光1Bが複数の光スイッチ9で透
過し、監視光2B〜4Bが光スイッチ10〜12で遮断
されている場合に、アレー導波路回折格子素子130の
温度変化により、透過波長λAWG1〜AWG4の各々は波長λ
1〜λ4の各々の短波長側から長波長側に一括して掃引
され、その後折り返される。図中の監視光1Bの波長λ
1’は波長λ1からΔλx1だけずれているとする。
【0062】図4に戻り、透過波長λAWG1〜AWG4が一括
に掃引され、この掃引により監視光1B〜4Bの波長λ
1〜λ4が順番に探索される。フォトダイオード15か
ら波長監視部17への光強度監視情報において、一括し
て掃引される透過波長λAWG1〜AWG4の各々と監視光1B
〜4Bの波長λ1〜λ4の各々とが一致すると、前述の
ように、フォトダイオード15の出力電流が最大とな
る。この時のアレー導波路回折格子13の温度がAWG
温度情報により得られる。予め、監視光1B〜4Bの波
長λ1〜λ4のずれが無い場合で上記出力電流最大時に
アレー導波路回折格子13の温度が初期温度T01、T
02、T03、T04として記憶される。
に掃引され、この掃引により監視光1B〜4Bの波長λ
1〜λ4が順番に探索される。フォトダイオード15か
ら波長監視部17への光強度監視情報において、一括し
て掃引される透過波長λAWG1〜AWG4の各々と監視光1B
〜4Bの波長λ1〜λ4の各々とが一致すると、前述の
ように、フォトダイオード15の出力電流が最大とな
る。この時のアレー導波路回折格子13の温度がAWG
温度情報により得られる。予め、監視光1B〜4Bの波
長λ1〜λ4のずれが無い場合で上記出力電流最大時に
アレー導波路回折格子13の温度が初期温度T01、T
02、T03、T04として記憶される。
【0063】図6は監視光による光信号の波長ずれΔλ
xの大きさを計算するための例を説明する図である。例
えば、本図に示すように、光スイッチ9が透過状態にあ
り、監視光1Bの波長λ1に変動が無い場合には、光強
度監視情報のフォトダイオード15の出力が点線のよう
になる。この場合、アレー導波路回折格子13の透過波
長λAWG1と監視光1Bの波長λ1とが一致するアレー導
波路回折格子素子130の温度はT01である。
xの大きさを計算するための例を説明する図である。例
えば、本図に示すように、光スイッチ9が透過状態にあ
り、監視光1Bの波長λ1に変動が無い場合には、光強
度監視情報のフォトダイオード15の出力が点線のよう
になる。この場合、アレー導波路回折格子13の透過波
長λAWG1と監視光1Bの波長λ1とが一致するアレー導
波路回折格子素子130の温度はT01である。
【0064】光スイッチ9が透過状態にあり、監視光1
Bの波長λ1に変動がある場合には、光強度監視情報の
フォトダイオード15の出力が実線のようになる。この
場合、アレー導波路回折格子13の透過波長λAWG1と監
視光1の波長λ1’(図5参照)とが一致するアレー導
波路回折格子素子130の温度をT1とすると、監視光
1Bにより光信号の波長ずれΔλx1は、 Δλx1=λ1’−λ1=α(T1−T01) として得られる。ここに、αはアレー導波路回折格子素
子130について単位温度当たりの透過波長の変化を表
す温度係数(Å/°c)である。
Bの波長λ1に変動がある場合には、光強度監視情報の
フォトダイオード15の出力が実線のようになる。この
場合、アレー導波路回折格子13の透過波長λAWG1と監
視光1の波長λ1’(図5参照)とが一致するアレー導
波路回折格子素子130の温度をT1とすると、監視光
1Bにより光信号の波長ずれΔλx1は、 Δλx1=λ1’−λ1=α(T1−T01) として得られる。ここに、αはアレー導波路回折格子素
子130について単位温度当たりの透過波長の変化を表
す温度係数(Å/°c)である。
【0065】同様にして、監視光2B、3B、4Bによ
る光信号の波長ずれΔλx2、Δλx3、Δλx4は、 Δλx2=λ2’−λ2=α(T2−T02) Δλx3=λ3’−λ3=α(T3−T03) Δλx4=λ4’−λ4=α(T4−T04) として順番に得られる。以上の波長ずれは繰り返し求め
られる。したがって、本実施の形態では従来のように監
視光1B、2B、3B、4Bによる光信号の波長ずれを
同時に並列に求めず、波長のずれを1つずつ求めるの
で、波長ずれ処理が容易になる。また、波長の多重数の
増加に対して有利になる。
る光信号の波長ずれΔλx2、Δλx3、Δλx4は、 Δλx2=λ2’−λ2=α(T2−T02) Δλx3=λ3’−λ3=α(T3−T03) Δλx4=λ4’−λ4=α(T4−T04) として順番に得られる。以上の波長ずれは繰り返し求め
られる。したがって、本実施の形態では従来のように監
視光1B、2B、3B、4Bによる光信号の波長ずれを
同時に並列に求めず、波長のずれを1つずつ求めるの
で、波長ずれ処理が容易になる。また、波長の多重数の
増加に対して有利になる。
【0066】図7はアレー導波路回折格子13の温度と
透過波長との関係例を示す図である。上記温度係数を用
いる方式に代わり、本図に示すように、アレー導波路回
折格子素子130の温度と透過波長との関係を直接求め
て予め記憶しておく。アレー導波路回折格子素子130
の温度を変化させたとき、どの温度でフォトダイオード
15に入射する監視光1B〜4Bの光強度が最大となる
かを監視する。この監視で得られた温度と上記の記憶さ
れた関係とから上記光強度が最大となるアレー導波路回
折格子素子130の温度T1(T2、T3、T4)に対
する透過波長λAWG1(λAWG2〜AWG4)が求められる。こ
のようにして、透過波長透過波長λAWG1(λAWG2〜AWG
4)の変化から監視光1B(2B〜4B)による光信号
の波長ずれΔλx1(Δλx2、Δλx3、Δλx4)
を求めることが可能になる。
透過波長との関係例を示す図である。上記温度係数を用
いる方式に代わり、本図に示すように、アレー導波路回
折格子素子130の温度と透過波長との関係を直接求め
て予め記憶しておく。アレー導波路回折格子素子130
の温度を変化させたとき、どの温度でフォトダイオード
15に入射する監視光1B〜4Bの光強度が最大となる
かを監視する。この監視で得られた温度と上記の記憶さ
れた関係とから上記光強度が最大となるアレー導波路回
折格子素子130の温度T1(T2、T3、T4)に対
する透過波長λAWG1(λAWG2〜AWG4)が求められる。こ
のようにして、透過波長透過波長λAWG1(λAWG2〜AWG
4)の変化から監視光1B(2B〜4B)による光信号
の波長ずれΔλx1(Δλx2、Δλx3、Δλx4)
を求めることが可能になる。
【0067】したがって、本実施の形態によれば、波長
の多重数が増加しても、分岐器5〜8、光スイッチ9〜
12の数が増加するがこれらの小型化への影響は小さ
く、また、アレー導波路回折格子13についても波長の
多重数の増加に対する影響は小さい。すなわち光波長監
視制御装置の構成が簡単でもあり、波長の多重数が増加
しても構成の変更は小さい。また、波長の多重数の増加
に対しても波長のずれの精度をそのまま高精度に維持す
ることができる。
の多重数が増加しても、分岐器5〜8、光スイッチ9〜
12の数が増加するがこれらの小型化への影響は小さ
く、また、アレー導波路回折格子13についても波長の
多重数の増加に対する影響は小さい。すなわち光波長監
視制御装置の構成が簡単でもあり、波長の多重数が増加
しても構成の変更は小さい。また、波長の多重数の増加
に対しても波長のずれの精度をそのまま高精度に維持す
ることができる。
【0068】次に、波長監視部17は監視光1B〜4B
の各々に対して順番に波長λ1〜λ4の波長ずれΔλx
1〜Δλx4を求め、これを波長誤差信号としてレーザ
ーダイオード温度制御回路16に順番に出力する。
の各々に対して順番に波長λ1〜λ4の波長ずれΔλx
1〜Δλx4を求め、これを波長誤差信号としてレーザ
ーダイオード温度制御回路16に順番に出力する。
【0069】前述のように、レーザーダイオード温度制
御回路16から光送信器1〜4にはLD温度制御信号が
出力され、光送信器1〜4の光信号1A〜4Aについて
波長λ1〜λ4の補正が行われる。
御回路16から光送信器1〜4にはLD温度制御信号が
出力され、光送信器1〜4の光信号1A〜4Aについて
波長λ1〜λ4の補正が行われる。
【0070】このように、波長の多重数の増加に対して
も規模の増大を抑制できる光波長監視制御装置を波長多
重光送信装置に内蔵することにより、低コストで高精度
な波長制御を確保することが可能になる。
も規模の増大を抑制できる光波長監視制御装置を波長多
重光送信装置に内蔵することにより、低コストで高精度
な波長制御を確保することが可能になる。
【0071】次に他の実施例について説明する。
【0072】図8は図1の変形例を説明する図である。
本図において、図1と異なる構成はアレー導波路回折格
子温度調整回路14を削除したことである。すなわち、
アレー導波路回折格子13の透過波長は固定して使用さ
れる。
本図において、図1と異なる構成はアレー導波路回折格
子温度調整回路14を削除したことである。すなわち、
アレー導波路回折格子13の透過波長は固定して使用さ
れる。
【0073】図9はアレー導波路回折格子13の透過波
長の設定例を説明する図である。本図に示すように、ア
レー導波路回折格子13のAWG透過波長λAWG1〜AWG4
は、一例として、監視光1B〜4Bの波長λ1〜λ4に
対して短波長側に設定される。長波長側に設定されても
よい。波長監視部17では、アレー導波路回折格子13
の各透過波長λAWG1〜AWG4に対する通過域において波長
に対する透過率変化を利用して本実施の形態では監視光
1B〜4Bに対するフォトダイオード15の出力電流の
変化ΔI01(I02、I03、I04)が監視光1B
〜4Bの強度変化として求められる。これらの出力電流
の変化から監視光1B〜4Bに対して波長λ1〜λ4波
長の波長ずれΔλx1、Δλx2、Δλx3、Δλx4
が求められる。何らかの理由でアレー導波路回折格子1
3の温度を変えることが好ましくない場合に有利であ
る。
長の設定例を説明する図である。本図に示すように、ア
レー導波路回折格子13のAWG透過波長λAWG1〜AWG4
は、一例として、監視光1B〜4Bの波長λ1〜λ4に
対して短波長側に設定される。長波長側に設定されても
よい。波長監視部17では、アレー導波路回折格子13
の各透過波長λAWG1〜AWG4に対する通過域において波長
に対する透過率変化を利用して本実施の形態では監視光
1B〜4Bに対するフォトダイオード15の出力電流の
変化ΔI01(I02、I03、I04)が監視光1B
〜4Bの強度変化として求められる。これらの出力電流
の変化から監視光1B〜4Bに対して波長λ1〜λ4波
長の波長ずれΔλx1、Δλx2、Δλx3、Δλx4
が求められる。何らかの理由でアレー導波路回折格子1
3の温度を変えることが好ましくない場合に有利であ
る。
【0074】図10は図1の狭帯域型の波長多重光送信装
置にファブリーペロ干渉計13Aが設けられる例の概略
ブロックを示す図である。本図に示すように、図1のア
レー導波路回折格子13、アレー導波路回折格子温度調
整回路14に代わり、ファブリーペロ干渉計13Aと、
これを駆動して透過波長を変化させるファブリーペロ干
渉計駆動調整回路14Aとが設けられる。
置にファブリーペロ干渉計13Aが設けられる例の概略
ブロックを示す図である。本図に示すように、図1のア
レー導波路回折格子13、アレー導波路回折格子温度調
整回路14に代わり、ファブリーペロ干渉計13Aと、
これを駆動して透過波長を変化させるファブリーペロ干
渉計駆動調整回路14Aとが設けられる。
【0075】ファブリーペロ干渉計13Aは2枚のミラ
ーを平行に対向し、干渉計としたものであり、複数の周
期的な透過波長を有し、透過波長は、ミラー間のキャビ
ティのギャップ、屈折率を変えたりすることで、変化す
る。
ーを平行に対向し、干渉計としたものであり、複数の周
期的な透過波長を有し、透過波長は、ミラー間のキャビ
ティのギャップ、屈折率を変えたりすることで、変化す
る。
【0076】ファブリーペロ干渉計13Aのキャビティ
のギャップをファブリーペロ干渉計調整回路14Aで制
御する例として、ミラーの温度を直接変えてキャビティ
のギャップを変えることがあげられる。この場合にはミ
ラーの厚さを大きくしておくと、キャビティのギャップ
の温度制御に有利である。
のギャップをファブリーペロ干渉計調整回路14Aで制
御する例として、ミラーの温度を直接変えてキャビティ
のギャップを変えることがあげられる。この場合にはミ
ラーの厚さを大きくしておくと、キャビティのギャップ
の温度制御に有利である。
【0077】さらに、ファブリーペロ干渉計13Aのキ
ャビティのギャップをピエゾ素子で機械的に変化させる
ことも可能である。
ャビティのギャップをピエゾ素子で機械的に変化させる
ことも可能である。
【0078】さらに、ファブリーペロ干渉計13Aの屈
折率を、キャビティに液晶を充填して電圧印加により、
変化させることも可能である。
折率を、キャビティに液晶を充填して電圧印加により、
変化させることも可能である。
【0079】なお、ファブリーペロ干渉計調整回路で
は、上記ミラーの温度変化の場合には加熱用駆動電流、
ピエゾ素子、液晶に対してはそれぞれの駆動電流が出力
される。
は、上記ミラーの温度変化の場合には加熱用駆動電流、
ピエゾ素子、液晶に対してはそれぞれの駆動電流が出力
される。
【0080】4入力4出力の光スイッチ9、10、11、
12に代わり、4入力1出力の光スイッチであってもよ
い。小型のファブリーペロ干渉計に対して有利である。
12に代わり、4入力1出力の光スイッチであってもよ
い。小型のファブリーペロ干渉計に対して有利である。
【0081】図11は図1の狭帯域型の波長多重光送信
装置にマッハーツエンダ干渉計13Bが設けられる例の
概略ブロックを示す図である。本図に示すように、図1
の複数の光スイッチ9、10、11、12、アレー導波
路回折格子13、アレー導波路回折格子温度調整回路1
4に代わり、4入力1出力の光スイッチ9A、光スイッチ
9Aに出力に接続されるマッハーツエンダ干渉計13B
と、マッハーツエンダ干渉計13Bの透過波長を変化さ
せる調整を行うマッハーツエンダ干渉計調整回路14B
とが設けられる。マッハーツエンダ干渉計13Bは一つ
の導波路を二つに分け、これらの導波路の長さが異なる
ようにし、さらにこれらの導波路を一つにした干渉計で
あり、複数の周期的な透過波長を有する。導波路の屈折
率が温度で変化するので、温度を変えることにより複数
の透過波長を変化することが可能である。
装置にマッハーツエンダ干渉計13Bが設けられる例の
概略ブロックを示す図である。本図に示すように、図1
の複数の光スイッチ9、10、11、12、アレー導波
路回折格子13、アレー導波路回折格子温度調整回路1
4に代わり、4入力1出力の光スイッチ9A、光スイッチ
9Aに出力に接続されるマッハーツエンダ干渉計13B
と、マッハーツエンダ干渉計13Bの透過波長を変化さ
せる調整を行うマッハーツエンダ干渉計調整回路14B
とが設けられる。マッハーツエンダ干渉計13Bは一つ
の導波路を二つに分け、これらの導波路の長さが異なる
ようにし、さらにこれらの導波路を一つにした干渉計で
あり、複数の周期的な透過波長を有する。導波路の屈折
率が温度で変化するので、温度を変えることにより複数
の透過波長を変化することが可能である。
【0082】このようにして、ファブリーペロ干渉計1
3A、マッハーツエンダ干渉計13Bは、アレー導波路
回折格子13と同様の作用効果を得ることができる。
3A、マッハーツエンダ干渉計13Bは、アレー導波路
回折格子13と同様の作用効果を得ることができる。
【0083】なお、ファブリーペロ干渉計13A、マッ
ハーツエンダ干渉計13Bでは、固定の透過波長を用
い、図9のように、波長に対する透過率の変化を利用し
て波長ずれが求められるようにしてもよい。
ハーツエンダ干渉計13Bでは、固定の透過波長を用
い、図9のように、波長に対する透過率の変化を利用し
て波長ずれが求められるようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光スイッチとアレー導波路回折格子等を用いて、透過波
長の掃引、波長に対する透過率の変化から、監視光の波
長を順番に探索して波長ずれを求めるので、波長の多重
数の増加に対しても光波長監視制御装置の規模増大の抑
制が可能であり、波長ずれの精度を高精度に維持するこ
とができる。波長の多重数の増加に対しても、高精度の
波長制御を行える波長多重光送信装置を低コストで提供
することができる。
光スイッチとアレー導波路回折格子等を用いて、透過波
長の掃引、波長に対する透過率の変化から、監視光の波
長を順番に探索して波長ずれを求めるので、波長の多重
数の増加に対しても光波長監視制御装置の規模増大の抑
制が可能であり、波長ずれの精度を高精度に維持するこ
とができる。波長の多重数の増加に対しても、高精度の
波長制御を行える波長多重光送信装置を低コストで提供
することができる。
【図1】本発明に係る狭帯域型の波長多重光送信装置の
概略ブロックを示す図である。
概略ブロックを示す図である。
【図2】図1の光送信器1〜4の各々について構成例を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1のアレー導波路回折格子13の構成例を示
す図である。
す図である。
【図4】波長監視部17の動作例を説明するタイムチャ
ートである。
ートである。
【図5】アレー導波路回折格子13のAWG透過波長λ
AWG1〜AWG4と監視光1B〜4Bの波長λ1〜λ4との関
係例を説明する図である。
AWG1〜AWG4と監視光1B〜4Bの波長λ1〜λ4との関
係例を説明する図である。
【図6】監視光による光信号の波長ずれの大きさを計算
するための例を説明する図である。
するための例を説明する図である。
【図7】アレー導波路回折格子13の温度と透過波長と
の関係例を示す図である。
の関係例を示す図である。
【図8】図1の変形例を説明する図である。
【図9】アレー導波路回折格子13の透過波長の設定例
を説明する図である。
を説明する図である。
【図10】図1の狭帯域型の波長多重光送信装置にファ
ブリーペロ干渉計13Aが設けられる例の概略ブロック
を示す図である。
ブリーペロ干渉計13Aが設けられる例の概略ブロック
を示す図である。
【図11】図1の狭帯域型の波長多重光送信装置にマッ
ハーツエンダ干渉計13Bが設けられる例の概略ブロッ
クを示す図である。
ハーツエンダ干渉計13Bが設けられる例の概略ブロッ
クを示す図である。
【図12】上記公報に記載される波長多重光伝送装置を
示す図である。
示す図である。
1、2、3、4…光送信器 5、6、7、8…光分岐器 9、10、11、12…光スイッチ 9A…光スイッチ 13…アレー導波路回折格子 13A…ファブリーペロ干渉計 13B…ファブリーペロ干渉計 14…アレー導波路回折格子温度調整回路 14A…ファブリーペロ干渉計調整回路 14B…ファブリーペロ干渉計温度調整回路 15…フォトダイオード 16…レーザーダイオード温度制御回路 17…波長監視部 20…レーザーダイオード 30…レーザーダイオード駆動部 40…出力電力一定回路 50…レーザーダイオード温度調整部 130…アレー導波路回折格子素子 131…ペルチェ素子 132…温度検出素子 200…レーザーダイオード素子 201…光出力強度監視部 202…ペルチェ素子 203…温度検出素子 1A、2A、3A、4A…光出力 1B、2B、3B、4B…監視光 1C、2C、3C、4C…光スイッチ制御信号
Claims (29)
- 【請求項1】 波長の異なる複数の光信号の波長を監視
する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を順番に
透過させ、複数の透過波長を有する光フィルタ手段と、 前記光フィルタ手段を透過した透過監視光の強度変化を
透過毎に監視して前記光信号の波長ずれを求める波長監
視手段とを備えることを特徴とする光波長監視制御装
置。 - 【請求項2】 前記光フィルタ手段の透過特性が波長に
対して周期性を有することを特徴とする、請求項1に記
載の光波長監視制御装置。 - 【請求項3】 前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
の状態を変化させて透過波長を掃引させ且つ前記透過監
視光の強度が最大となる前記光フィルタ手段の状態変化
を監視して前記光信号の波長ずれを求めることを特徴と
する、請求項1に記載の光波長監視制御装置。 - 【請求項4】 前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
の波長に対する透過率の変化に起因する前記透過監視光
の強度変化を監視し、前記光信号の波長ずれを求めるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の光波長監視制御装
置。 - 【請求項5】 前記波長監視手段は前記光フィルタ手段
に対して前記複数の監視光を順番に透過させる制御を行
うことを特徴とする、請求項1に記載の光波長監視制御
装置。 - 【請求項6】 前記波長監視手段は前記光信号の波長ず
れに応じて前記光信号の波長を一定に制御することを特
徴とする、請求項1に記載の光波長監視制御装置。 - 【請求項7】 前記光フィルタ手段には前記複数の透過
波長を有するアレー導波路回折格子、ファブリーペロ干
渉計、又はマッハーツエンダ干渉計のいずれか1つが設
けられることを特徴とする、請求項1に記載の光波長監
視制御装置。 - 【請求項8】 波長の異なる複数の光信号の波長を監視
する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチ手段と、 前記光スイッチ手段の出力に接続され、複数の透過波長
を有し、温度変化により前記複数の透過波長が掃引され
るアレー導波路回折格子手段と、 前記アレー導波路回折格子を透過した透過監視光の波長
と前記透過波長とが一致するときのアレー導波路回折格
子手段の温度について温度変化を監視して前記光信号の
波長ずれを求める波長監視手段とを備えることを特徴と
する光波長監視制御装置。 - 【請求項9】 波長の異なる複数の光信号の波長を監視
する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチと、 前記光スイッチの出力に接続され、複数の透過波長を有
するアレー導波路回折格子と、 前記アレー導波路回折格子の温度を変化させて前記複数
の透過波長を掃引させるアレー導波路回折格子温度調整
回路と、 前記アレー導波路回折格子を透過した透過監視光を入力
し前記透過波長と前記透過監視光の波長とが一致すると
きに最大の光電流を出力するフォトダイオードと、 前記光スイッチを制御し、前記アレー導波路回折格子温
度調整回路を制御し、前記フォトダイオードの出力が最
大になる時の前記アレー導波路回折格子の温度について
温度変化を監視して前記光信号の波長ずれを求める波長
監視部とを備えることを特徴とする光波長監視制御装
置。 - 【請求項10】 前記アレー導波路回折格子にはその素
子の近傍に加熱、冷却を行うペルチェ素子が設けられ、
前記ペルチェ素子は前記アレー導波路回路格子の温度を
変化させることを特徴とする、請求項9に記載の光波長
監視制御装置。 - 【請求項11】 前記アレー導波路回折格子にはその素
子の近傍に温度検出素子が設けられ、前記温度検出素子
は前記アレー導波路回路格子の温度変化を求め前記波長
監視部に出力することを特徴とする、請求項9に記載の
光波長監視制御装置。 - 【請求項12】 前記波長監視部は、前記フォトダイオ
ードの出力が最大になる時に前記アレー導波路回折格子
の温度と、前記温度について前記波長ずれが無い場合の
初期温度との差に前記アレー導波路回折格子の透過波長
の温度係数を乗算して前記光信号の波長のずれを求める
ことを特徴とする、請求項9に記載の光波長監視制御装
置。 - 【請求項13】 前記波長監視部は、前記アレー導波路
回折格子の温度と前記透過波長との関係を記憶し、前記
フォトダイオードの出力が最大になる時の前記アレー導
波路回折格子の温度に対して上記関係から求めた透過波
長と、前記波長ずれが無い場合の初期透過波長との差を
前記光信号の波長のずれとして求めることを特徴とす
る、請求項9に記載の光波長監視制御装置。 - 【請求項14】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチ手段と、 前記光スイッチ手段の出力に接続され、複数の透過波長
を有するアレー導波路回折格子手段と、 前記アレー導波路回折格子を透過する透過監視光につい
て前記アレー導波路回折格子の波長に対する透過率の変
化に起因する強度変化を監視して前記光信号の波長ずれ
を求める波長監視手段とを備えることを特徴とする光波
長監視制御装置。 - 【請求項15】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチと、 前記光スイッチの出力に接続され、複数の透過波長を有
するアレー導波路回折格子と、 前記アレー導波路回折格子を透過する透過監視光の強度
を光電流として出力するフォトダイオードと、 前記光スイッチを制御し前記アレー導波路回折格子の波
長に対する透過率の変化に起因する前記フォトダイオー
ドの出力変化を監視して前記光信号の波長ずれを求める
波長監視部とを備えることを特徴とする光波長監視制御
装置。 - 【請求項16】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチと、 前記光スイッチの出力に接続され、複数の透過波長を有
するファブリーペロ干渉計と、 前記ファブリーペロ干渉計の状態を変化させて前記複数
の透過波長を掃引させるファブリーペロ干渉計調整回路
と、 前記ファブリーペロ干渉計を透過した透過監視光を入力
し且つ前記透過波長と前記透過監視光の波長とが一致す
るときに最大の光電流を出力するフォトダイオードと、 前記光スイッチを制御し、前記ファブリーペロ干渉計調
整回路を制御し、前記フォトダイオードの出力が最大に
なる時における前記ファブリーペロ干渉計の状態変化を
監視して前記光信号の波長ずれを求める波長監視部とを
備えることを特徴とする光波長監視制御装置。 - 【請求項17】 前記ファブリーペロ干渉計調整回路
は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミラー間
のキャビティのギャップを変えるために前記対向ミラー
の温度を変化させることを特徴とする、請求項16に記
載の光波長監視制御装置。 - 【請求項18】 前記ファブリーペロ干渉計調整回路
は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミラー間
のキャビティのギャップにを変えるために前記キャビテ
ィのギャップを構成するピエゾ素子を機械的に変化させ
ることを特徴とする、請求項16に記載の光波長監視制
御装置。 - 【請求項19】 前記ファブリーペロ干渉計調整回路
は、前記ファブリーペロ干渉計を構成する対向ミラー間
のキャビティの屈折率を変えるために前記キャビティの
ギャップに充填される液晶の印加電圧を変化させること
を特徴とする、請求項16に記載の光波長監視制御装
置。 - 【請求項20】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチと、 前記光スイッチの出力に接続され、複数の透過波長を有
するファブリーペロ干渉計と、 前記ファブリーペロ干渉計を透過する透過監視光を光電
流として出力するフォトダイオードと、 前記光スイッチを制御し、前記ファブリーペロ干渉計の
波長に対する透過率の変化に起因する前記フォトダイオ
ードの出力変化を監視して前記光信号の波長ずれを求め
る波長監視部とを備えることを特徴とする光波長監視制
御装置。 - 【請求項21】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチと、 前記光スイッチの出力に接続され、複数の透過波長を有
するマッハーツエンダ干渉計と、 前記マッハーツエンダ干渉計の温度を変化させ前記複数
の透過波長を掃引させるマッハーツエンダ干渉計温度調
整回路と、 前記マッハーツエンダ干渉計を透過した透過監視光を入
力し且つ前記透過波長と前記透過監視光の波長が一致す
るときに最大の光電流を出力するフォトダイオードと、 前記光スイッチを制御し、前記マッハーツエンダ干渉計
温度調整回路を制御し、前記フォトダイオードの出力が
最大になる時の前記マッハーツエンダ干渉計の温度変化
を監視して前記光信号の波長ずれを求める波長監視部と
を備えることを特徴とする光波長監視制御装置。 - 【請求項22】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御装置において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を入力し
順番に透過させ又は遮断する光スイッチと、 前記光スイッチの出力に接続され、複数の透過波長を有
するマッハーツエンダ干渉計と、 前記マッハーツエンダ干渉計を透過する透過監視光を光
電流として出力するフォトダイオードと、 前記光スイッチを制御し、前記マッハーツエンダ干渉計
の波長に対する透過率の変化に起因する前記フォトダイ
オードの出力変化を監視して前記光信号の波長ずれを求
める波長監視部とを備えることを特徴とする光波長監視
制御装置。 - 【請求項23】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視して波長を一定に制御する光波長多重光送信装置にお
いて、 前記複数の光信号を送信する複数の光送信手段と、前記
複数の光信号から分岐される複数の監視光を順番に透過
させ、複数の透過波長を有する光フィルタ手段と、 前記光フィルタ手段を透過した透過監視光の強度変化を
透過毎に監視して前記光信号の波長ずれを求め前記光信
号の波長ずれに応じて前記複数の光送信手段の各光出力
について波長を一定に制御する波長監視手段とを備える
ことを特徴とする光波長多重光送信装置。 - 【請求項24】 前記複数の光送信手段の各々には光信
号を生成するレーザーダイオードが設けられ、前記波長
ずれに応じて前記レーザーダイオードの温度を制御して
前記複数の光信号の波長を一定に制御することを特徴と
する、請求項23に記載の光波長多重光送信装置。 - 【請求項25】 前記複数の光送信手段の各々には光信
号を生成するレーザーダイオードが設けられ、前記波長
ずれに応じて前記レーザーダイオードの注入電流を制御
して前記複数の光信号の波長を一定に制御することを特
徴とする、請求項23に記載の光波長多重光送信装置。 - 【請求項26】 前記複数の光送信手段の各々には光変
調信号を生成する半導体型光変調器集積光源が設けら
れ、前記波長ずれに応じて前記半導体型光変調器集積光
源の温度を制御して前記複数の光変調信号の波長を一定
に制御することを特徴とする、請求項23に記載の光波
長多重光送信装置。 - 【請求項27】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視する光波長監視制御方法において、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を順番に
透過させる透過工程と、 前記透過工程で透過した透過監視光の波長を探索する探
索工程と、 前記探索工程で探索した前記透過監視光の波長の変化を
監視して前記光信号の波長ずれを求める監視工程とを含
むことを特徴とする光波長監視制御方法。 - 【請求項28】 さらに、前記光信号の波長ずれに応じ
て前記複数の光信号の波長を一定に制御する制御工程を
含むことを特徴とする、請求項27に記載の光波長監視
制御方法。 - 【請求項29】 波長の異なる複数の光信号の波長を監
視して波長を一定に制御する光波長多重光送信方法にお
いて、 前記複数の光信号を送信する送信工程と、 前記複数の光信号から分岐される複数の監視光を順番に
透過させる透過工程と、 前記透過工程で透過した透過監視光の波長を探索する探
索工程と、 前記探索工程で探索した前記透過監視光の波長の変化を
監視して前記光信号の波長ずれを求め前記光信号の波長
ずれに応じて前記複数の光信号の波長を一定に制御する
監視制御工程とを含むことを特徴とする光波長多重光送
信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007165A JP2000209155A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007165A JP2000209155A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000209155A true JP2000209155A (ja) | 2000-07-28 |
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ID=11658478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11007165A Pending JP2000209155A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 光波長監視制御装置、光波長多重光送信装置、光波長監視制御方法及び光波長多重光送信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000209155A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002103937A1 (fr) * | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Fujitsu Limited | Systeme et appareil de telecommunication par fibre optique |
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JP2014078915A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Fujitsu Ltd | 光伝送システム、光伝送装置の検査方法、および光伝送装置の検査プログラム |
-
1999
- 1999-01-14 JP JP11007165A patent/JP2000209155A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021105 |