JP4727096B2 - シリンダ錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、新規なシリンダ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常シリンダ錠と称されるタンブラー錠は、ピンタンブラー錠、ディスクタンブラー錠、レバータンブラー(ロータリーディスクタンブラー)錠或いは磁石タンブラー錠等種々の型式のものがある。
【0003】
これら各種のシリンダ錠は、夫々の作動原理や構造は従来周知であるから、ここでは更に詳細な説明はしない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のシリンダ錠は、例えば上記した4種のシリンダ錠の内前3者は、内筒の軸線に沿って列設されたタンブラー群を合鍵の鍵溝に形成された傾斜端縁が押し分けていく構造であるから、傾斜端縁を確保するためにタンブラーの間隔を小さくすることができず、したがってタンブラーを多くすることができないので、鍵違いを多くすることができない、という原理的な不都合がある。
【0005】
この事情は、相互に隣接する磁石タンブラーの磁束の干渉を避けるため、磁石タンブラーの間隔を小さくできない、という磁石タンブラー錠においても同様である。
【0006】
また、機械的なタンブラー錠ではタンブラーの一部が鍵孔内に露出するので、所謂ピッキングによる不正解錠が可能であり、これは磁石タンブラー錠においても同様である。
【0007】
そこで、この発明は、鍵違いを従来のものと比較して格段に多くすることができると共に、所謂ピッキングを困難にする新規なシリンダ錠を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、内周面に母線に沿うタンブラー係止溝を形成した外筒と、この外筒と回転自在に嵌合する円筒体で、中心軸線に沿って延在する案内ブロックを内側に一体的に形成すると共に、この案内ブロックに中心軸線に沿って鍵孔を形成した内筒と、上記鍵孔を切断するようにして案内ブロックを鍵孔の厚さ方向に貫通し、中心軸線方向に沿って積層された複数の案内スリット群と、各案内スリットに摺動可能に案内された板状体で、中央部に鍵孔を遊動可能に包囲する鍵挿通孔を開口させ、この鍵挿通孔の合鍵本体部の側面に対向する開口端縁に、合鍵本体部の幅方向における形成位置及び突出量を違えて係合突起を突設すると共に、この係合突起が合鍵に近接する方向に付勢されたタンブラーの複数と、タンブラー及び合鍵の本体部側面の双方に垂直な揺動面への投影が平行4辺形となる4節回転機構であって、鍵孔の開口付近に配設され、上記揺動面に垂直な回動軸の回りを回動自在に支承された第1リンク、鍵孔の奥に配設され、第1リンクの回動軸と平行な回動軸の回りを回動自在に支承された第2リンク、これら第1及び第2リンクの自由端にリンク結合され、上記タンブラー群の全てにその付勢方向とは反対方向から係合する作動枠とを有するタンブラー駆動機構と、第1及び第2リンクの夫々に鍵孔と干渉する方向に突設され、揺動面への投影形状が略逆三角形の作動カムと、鍵孔に挿入されたときタンブラーの係合突起と整合する側面の部位に所定の深さの窪みを形成すると共に、作動カムと整合する部位に作動カムが嵌まり込む係合孔を形成した合鍵とを有し、合鍵を鍵孔に挿入するときその先端で第1リンクの作動カムを押動することによりタンブラー駆動機構を作動させて全タンブラーの係合突起を鍵孔から退避させ、合鍵を完全に鍵孔に挿入したとき、第1及び第2リンクの作動カムが合鍵の係合孔に嵌まり込んでタンブラーの係合突起が合鍵の窪みに係入し、タンブラーの両端がシアーラインに揃うようにしたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1において符号1は外筒を示し、この外筒1の内周面の、中心軸を挟んで相互に対称的な角度位置には、後述するタンブラー2のH字形の形状に対応して、夫々2条のタンブラー係止溝3、3が形成されている。
【0010】
上記外筒1の内側には、全体を符号4で示す内筒が回動可能に嵌合している。
図示の実施例における内筒4は、図2乃至図4に示すように、大体の形状が一端(左端)が閉じたカップ状の回転体である。
【0011】
そして、この内筒4の左端の外面にはキーガイド5が一体に突設されており、また、この左端を、図4に示すように、偏平な矩形の鍵孔6が貫通している。
【0012】
また、内筒4の内側には、図1に示すように、内筒の中心軸線に沿って延在する案内ブロック7が一体的に形成されている。
【0013】
図示の実施例では、図2、図3及び図5に示すように、この案内ブロック7は偏平なブロック体であって、その他端部(図2及び図3で右端部)の側端縁に形成された係合リブ8を内筒4の他端部に形成された係合スリット9に係合させるようにして、矢印方向に沿って全体が内筒4中に挿入され、かつ一体的に結合されている。
【0014】
上記案内ブロック7には、図5に示すように、内筒4の中心軸線に沿い、かつキーガイドの鍵孔と整合する偏平な鍵孔6が形成されている。
【0015】
また、案内ブロック7には、図2及び図5に示すように、その長さ方向に沿う複数箇所(図示の実施例では7ヵ所)において、鍵孔6を切断するようにして案内ブロックを厚さ方向に貫通する複数(図示の実施例では7個)の案内スリット11、11が形成されている。
【0016】
このようにして案内ブロックの中心軸線に沿って積層するように形成された案内スリット群の夫々には、図1に示すように、前記タンブラー2が挿入され、図1において上下方向に摺動可能に案内されている。
【0017】
図示の実施例におけるタンブラー2は、例えば図1に示すように、全体の形状が略H字形の板状体であって、その中央部には、鍵孔6を包囲し、かつタンブラーが上下方向に少し遊動しても鍵孔と干渉しない大きさの鍵挿通孔12が開口している。
【0018】
そして、後述する合鍵の窪みが形成されている側面に対向する鍵挿通孔12の開口端縁には、合鍵方向に突出する係合突起13が一体に形成されている。
【0019】
一方、この発明によるシリンダ錠の合鍵14は、図6に示すように、その一方の側面にタンブラー2、2と同数(7個)の複数の窪み15、15が形成されている。
【0020】
これらの窪み15、15の合鍵の長さ方向における形成位置は、前記案内ブロック7における案内スリット11、11の鍵孔6の長さ方向における位置と整合するように設定されているが、合鍵本体部の幅方向の位置は、図示の実施例では5種類に設定できる。
【0021】
そのため、合鍵の本体部の側端縁に鍵溝を形成した従来のシリンダ錠と比較して、窪みの数を5倍にすることができ、その分鍵違いを格段に多くすることができる。
【0022】
これに対応して、上記各タンブラー2における係合突起13は、鍵挿通孔12の開口端縁に沿って、合鍵本体部の幅方向における形成位置を5種類に変化させて形成することができる。
【0023】
また、各係合突起13の突出量も、従来のシリンダ錠における鍵溝の深さと同様に、窪みの深さが0に対応するものも含めて、例えば4種類に変化させて設定することができる。
【0024】
この場合、図1で係合突起13を1mm短くし、一方、鍵挿通孔12を1mm上方に移動させれば、鍵挿通孔12内における係合突起13の突出量は見掛け上同じになる。
【0025】
しかしながら、この発明においては、重要なものは係合突起の先端(図1における下端)のタンブラー2の一端(例えば上端)からの距離であるから、此では係合突起の突出量はその先端のタンブラーの一端からの距離と定義する。
【0026】
このようにして、この発明によるシリンダ錠は、鍵違いの数を従来のものと比較して格段に多くすることができる。
【0027】
例えば上記したように係合突起13の形成位置及び突出量を変化させるとすれば、例えばタンブラー2を7枚用いる場合、合鍵本体部の長さ方向の1ヵ所において、深さが0ではない窪みに対応する係合突起が3種類、幅方向の位置違いが5ヵ所で15枚のタンブラーの種類があり、これに窪みが0のタンブラーの1枚を加えて16種類のタンブラーがあるから、鍵違いは、167=約2.68億通りとなる。
【0028】
更にまた、各タンブラー2は、圧縮コイルばねとしてのタンブラーばね16(図1参照)の弾力により、図1で下方、すなわち、係合突起13が合鍵14に近接する方向に付勢されている。
【0029】
ちなみに、これはこの発明の要旨ではないが、図示の実施例では内筒1内に案内ブロック7及び後述するタンブラー駆動機構を組込んだ後に、タンブラー2を組込む構造である。
【0030】
そのため、図2に示すように、内筒4には案内スリット11と整合する位置関係で、案内スリットと同数の挿入スリット17、17が内筒4を貫通するように形成されている。
【0031】
そして、タンブラー2を内筒の挿入スリット17及び後述する作動枠18(図1参照)を挿通させてから、案内ブロックの案内スリット11に挿入する。
【0032】
なお、図1に示すタンブラーばね16を組込むため、図2に示すように、挿入スリット17の中央部は大きく開口して付番しないばね通し開口が形成されており、このばね通し開口から内筒内にタンブラーばね16を挿入する。
【0033】
そして、タンブラーばね16の先端をタンブラー2に形成された付番しないばね掛け突起に係合させると共に、タンブラーばね16が弾力により内筒4外に突出しないように、タンブラーばねの外端を断面コ字形のばね押え枠19で係止する。
【0034】
なお、ばね押え枠19は、内筒の内周面の母線に沿って、例えば図2或いは図3の右端から内筒内に挿入する。
【0035】
他方、図1において、内筒4内の案内ブロック7より上方における空間にはタンブラー駆動機構21が配設されている。
【0036】
このタンブラー駆動機構21は、図7乃至図9に示す作動枠18を介してタンブラー群を上下動させるもので、図8に示すように、タンブラー2及び合鍵14の本体部側面の双方に垂直な揺動面への投影が平行4辺形となる4節回転機構である。
【0037】
上記作動枠18は、断面が偏平なコ字形で、その底面の大部分を切り欠いた(図8参照)矩形の枠体で、この枠部に、タンブラー2の側端縁に形成された段部を引っ掛けるようにして(図1参照)、タンブラー群を担持すると共に、タンブラー群にその付勢方向とは反対方向から係合する。
【0038】
また、この作動枠18は、鍵孔の開口付近に配設された第1リンク22、鍵孔6の奥に配設された第2リンク23の夫々自由端(図8で右端)にリンク結合されている。
【0039】
上記第1及び第2リンク22、23は、図7乃至図9に示すように、作動枠18の幅方向(図7で上下方向)の寸法とほぼ同じ長さの偏平なブロック体で、その自由端において側方に突出するように形成された支軸24を、作動枠18の側面に開口した付番しない支軸孔に回動自在に嵌合させることにより、作動枠18にリンク結合されている。
【0040】
また、第1及び第2リンク22、23には、その支持端(図8で左端)を長さ方向(作動枠18の幅方向)に貫通する第1枢軸孔25(図7参照)が形成されている。
【0041】
そして、この第1枢軸孔25及び内筒4を貫通する前記揺動面に垂直な第2枢軸孔26(図3参照)を共通に挿通する図示しない枢軸ピンにより、第1及び第2リンク22、23は回動自在に支承されている。
【0042】
更にまた、図7乃至図9に示すように、第1及び第2リンク22、23の図8における下面、換言すれば鍵孔6側の面には、前記揺動面への投影形状が略逆三角形のブロック体である作動カム27が一体に突設されている。
【0043】
これに対応して、図6に示すように、合鍵14の本体部の先端部と基端部には、合鍵14を鍵孔6に完全に挿入したとき上記作動カム27が嵌まり込む係合孔28が形成されている。
【0044】
上記のように構成されたこの発明によるシリンダ上におけるタンブラー2、2の装填の態様は種々考えられるが、図示の実施例では、図1及び図10に示すように、作動枠18と係合するタンブラー2の側端縁における段部の位置を違え、かつ係合突起13の鍵挿通孔12内における長さを同じにして、合鍵挿入前には係合突起13の先端が鍵孔6の底面に整合するように装填してある。
【0045】
このとき、図10に示すように、第1リンク22の作動カム27が鍵孔6内に突出している。
【0046】
ちなみに、第1及び第2リンクの作動カム27との干渉を避けるため、図2に示すように、案内ブロック7の前後が矩形に切り欠かれている。
【0047】
施解錠のため鍵孔6に合鍵14を挿入すると、図11に示すように、合鍵の先端により第1リンクの作動カム27が内方に押動され、そのため第1リンク22が図11で反時計方向に回動する。
【0048】
前記したように第1リンクは4節回転機構の一部をなすから(図7乃至図9参照)、この第1リンクの回動に連動して第2リンク23も反時計方向に回動し、作動枠18と共に全タンブラー2、2が図11で上方に移動して係合突起13、13が鍵孔から退避して更なる合鍵の挿入が可能となる。
【0049】
そして、合鍵14を完全に鍵孔中に挿入すると、図12に示すように、第1及び第2リンクの作動カム27が合鍵14の係合孔28と整合してこれに嵌まり込む結果、作動枠18が合鍵方向に移動して、各タンブラーの係合突起13が対応する合鍵の窪み15(図6参照)に係入する。
【0050】
鍵孔に挿入された合鍵が正規のものであれば、図12に示すように、全タンブラーの両端がシアーラインに揃うので、内筒4は外筒1に対して相対的に回動可能となる。換言すれば、このシリンダ錠が解錠される。
【0051】
解錠操作後合鍵を鍵孔から引抜くと、図12から明らかなように、合鍵の係合孔28に落込んでいる作動カム27の右側の傾斜縁と、係合孔28の右側の開口端縁との間に生じる楔作用により、第1及び第2リンク22、23は同時に反時計方向に回動する。
【0052】
その結果、図11に示すように、再び作動枠18が上昇し、全タンブラーの係合突起13が鍵孔6から退避するので、合鍵を抜くことが可能になり、やがて図10に示す施錠状態に戻る。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明は、タンブラーの係合突起を合鍵の幅方向の位置を違えて形成するようにしたから、その分タンブラーの種類が増大し、従来のシリンダ錠と比較して鍵違いを格段に多くすることができる。
【0054】
また、タンブラーを鍵の側端縁に形成された鍵溝の斜面で駆動するのではなく、リンク機構をなすタンブラー駆動機構により動かすようにしたので、タンブラーの間隔を図示のものより更に小さくしてその分タンブラーの数を多くすることができ、鍵違いを更に多くすることができる。
【0055】
更にまた、鍵孔の入口を作動カムが塞ぐ構造なので、ピッキング工具を鍵孔内に挿入しての所謂ピッキングが不可能である、等種々の効果を奏する。
ちなみに、作動カムを押上げて鍵孔内部にピッキング工具を挿入すると、今度はタンブラーの位置調整ができない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるシリンダ錠の線図的拡大断面図。
【図2】内筒及び案内ブロックを展開して示す平面図。
【図3】内筒及び案内ブロックを展開して示す側面図。
【図4】内筒の正面図。
【図5】案内ブロックの正面図。
【図6】合鍵の平面図。
【図7】タンブラー駆動機構の平面図。
【図8】タンブラー駆動機構の側面図。
【図9】タンブラー駆動機構の正面図。
【図10】この発明のシリンダ錠の作動を説明するための内筒の線図的拡大縦断面図で、施錠状態を示す。
【図11】図10と同様の内筒の線図的拡大縦断面図で、合鍵挿入途中を示す。
【図12】図10と同様の内筒の線図的拡大縦断面図で、合鍵を完全に挿入した状態を示す。
【符号の説明】
1 外筒
2 タンブラー
3 タンブラー係止溝
4 内筒
6 鍵孔
7 案内ブロック
11 案内スリット
12 鍵挿通孔
13 係合突起
14 合鍵
15 窪み
18 作動枠
21 タンブラー駆動機構
22 第1リンク
23 第2リンク
27 作動カム
28 係合孔

Claims (1)

  1. 内周面に母線に沿うタンブラー係止溝を形成した外筒と、この外筒と回転自在に嵌合する円筒体で、中心軸線に沿って延在する案内ブロックを内側に一体的に形成すると共に、この案内ブロックに中心軸線に沿って鍵孔を形成した内筒と、上記鍵孔を切断するようにして案内ブロックを鍵孔の厚さ方向に貫通し、中心軸線方向に沿って積層された複数の案内スリット群と、各案内スリットに摺動可能に案内された板状体で、中央部に鍵孔を遊動可能に包囲する鍵挿通孔を開口させ、この鍵挿通孔の合鍵本体部の側面に対向する開口端縁に、合鍵本体部の幅方向における形成位置及び突出量を違えて係合突起を突設すると共に、この係合突起が合鍵に近接する方向に付勢されたタンブラーの複数と、タンブラー及び合鍵の本体部側面の双方に垂直な揺動面への投影が平行4辺形となる4節回転機構であって、鍵孔の開口付近に配設され、上記揺動面に垂直な回動軸の回りを回動自在に支承された第1リンク、鍵孔の奥に配設され、第1リンクの回動軸と平行な回動軸の回りを回動自在に支承された第2リンク、これら第1及び第2リンクの自由端にリンク結合され、上記タンブラー群の全てにその付勢方向とは反対方向から係合する作動枠とを有するタンブラー駆動機構と、第1及び第2リンクの夫々に鍵孔と干渉する方向に突設され、揺動面への投影形状が略逆三角形の作動カムと、鍵孔に挿入されたときタンブラーの係合突起と整合する側面の部位に所定の深さの窪みを形成すると共に、作動カムと整合する部位に作動カムが嵌まり込む係合孔を形成した合鍵とを有し、合鍵を鍵孔に挿入するときその先端で第1リンクの作動カムを押動することによりタンブラー駆動機構を作動させて全タンブラーの係合突起を鍵孔から退避させ、合鍵を完全に鍵孔に挿入したとき、第1及び第2リンクの作動カムが合鍵の係合孔に嵌まり込んでタンブラーの係合突起が合鍵の窪みに係入し、タンブラーの両端がシアーラインに揃うようにしたことを特徴とするシリンダ錠。
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